SSブログ

[登山] 滋賀県 鈴鹿 犬上川ダムから黒谷・天狗堂・サンヤリ周回 [登山]

 今回は、久しぶりに鈴鹿の山へ向かいます。 以前から計画していた犬上川ダムから天狗堂などの周回を実施しましたが、天狗堂やその後の尾根からは、近くに御池岳や琵琶湖を眺めながらゆっくりと歩くことが出来ました。

天狗堂の展望岩から御池岳と藤原岳など
展望岩から御池岳と藤原岳

下山鉄塔手前から琵琶湖方面
鉄塔手前の伐採地から琵琶湖方面の展望

滋賀県
鈴鹿 犬上川ダムから黒谷・天狗堂・サンヤリ周回
日付 2023年03月19日(日)
天気 快晴
山域
鈴鹿
場所 滋賀県
距離 15.7km
累積標高 +1345 -1345m
時間
06時間25分
人数 単独
撮影枚数
0592枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0094枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
C(県境からサンヤリ間以外は作業道)
展望
(A:良い~E:なし)
C
見どころ  
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値)
06:35 270m 0.0km 一ノ渡瀬橋駐車地 出発
07:25 (00:50)
545m
1.8km 545m鉄塔
08:05 (00:40) 685.1m 3.3km 三等三角点(黒谷)
08:20 (00:15) 700m 4.1km 県境稜線出合
09:30 (01:10) 988m 6.8km 天狗堂 (10分休憩)
10:05 (00:35) 958.1m 8.0km サンヤリ (5分休憩)
11:15 (01:10) 825m 10.0km 下山鉄塔手前 昼食休憩
11:40 (00:25) 825m 10.0km 下山鉄塔手前 出発
12:10 (00:30) 400m 11.3km 林道下山
12:30 (00:20) 284m 13.4km 林道分岐(祠)
13:00 (00:30) 270m 15.7km 一ノ渡瀬橋駐車地 到着

Garmin Connectt

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)
20230319_map.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/NpT81hSV2Qya9X4C8

※登山道のある部分(境界沿い)は以前も歩いたことがあるので、詳細は割愛します。

 花粉も少なくなり?体調も元に戻りましたが、疲れが溜まっています…。 そこで近場の鈴鹿の山の、以前から計画していたルートへ向かうことにしました。
 出発は御池岳の南西にある犬上川ダムの近くからとします。 途中、近江側の林道の冬季通行止めが解除されているのが前提で、ネットの道路情報では解除されているようです。

 自宅から下道で2時間弱ほどと見て5時頃に出発しました。 石榑トンネルを抜けて滋賀県川へ入りますが、朝は冷え込んでおり谷間は薄いガスで覆われていました。 政所で県道34号線に入ると細い道を北上し蛭谷へと向かいました。 君ヶ畑との分岐を直進し、一旦標高を上げて峠を越え暫く下ると右折してダムへと向かっていきました。
 分岐の標識に通行止めの電光掲示板で表示されていますが、一部のことだろうとそのまま奥へ入っていきます。 10分ほど進むと予定の尾根が右に見えてきて程なくして駐車予定の橋(一ノ渡瀬橋)が見えてきました。

一ノ渡瀬橋近くに駐車
一ノ渡瀬橋近くに駐車

 橋の手前の路肩に止め準備を整え出発しました。 当初予定していた尾根は林道を入ったところですが、すぐ横の斜面が植林で登りやすそうなので、少し戻ったところから取り付きました。

ここから尾根に取り付く
ここから尾根に取り付く

 獣の跡をたどり尾根に取り付きますが、暫くは急登となりました。

急登に
急登に

 次第に傾斜が弱まり明確な作業道となりますが、一部石の多いところもあり滑らないよう歩きやすいところを登っていきました。

傾斜が緩む
傾斜が緩む

岩を避けながら進む
岩を避けながら進む

 標高450m付近まで来ると平坦な道が続きます。 そこからは作業道なども現れますが、一部藪が出始めています。 514m付近を通り暫く進むと明確な巡視路と合流し、545m付近で伐採された鉄塔展望地に到着しました。

作業道を進む
作業道を進む

植林の作業道に
植林の作業道に

灌木の藪・・・
灌木の藪・・・

514mを越えて
514mを越えて

獣道を進む
獣道を進む

 鉄塔付近からは北側の展望が開けており、目指す「滝谷山」も近くに見えていました。

鉄塔伐採地に到着(右にサンヤリ)
鉄塔伐採地に到着(右にサンヤリ)

北側の展望
北側の展望

 ここからは巡視路を進んでいきます。 大きな高低差は無く歩きやすい道が続きますが、残念ながら植林が多めで面白くはありません。 しかし、一部で二次林なども残っており、良い雰囲気の場所もありました。

545m付近
545m付近

次の鉄塔は展望なし
次の鉄塔は展望なし

歩きやすい尾根に
歩きやすい尾根に

少しずつ標高を上げて
少しずつ標高を上げて

 この辺りから尾根が複雑に分岐していますが、明確な踏み跡と境界標識それにテープなども多く迷うことはありませんでした。 気がつくと三等三角点のある「黒谷山」の近くまで来ています。

細尾根を進む
細尾根を進む

 長い尾根で徐々に標高を上げていくと「黒谷山」に到着しました。 しかし、ここまで通ってきたピークと大差はなく、鬱蒼と植林に覆われていました。

三等三角点(黒谷)
三等三角点(黒谷)

 この先の尾根は君ヶ畑方面からピストンで登山者も訪れるので踏み跡が濃くなります。 南東に向かって緩やかに登っていくと境界にある登山道に到着しました。

ここからは明確な道
ここからは明確な道

明るい道を進む
明るい道を進む

天狗堂が見える
天狗堂が見える

登山道に合流
登山道に合流

 ここからは以前も来たことありますが、林道が多く迷いやすいところです…。

天狗堂へ向かう
天狗堂へ向かう

林道と平行に進む
林道と平行に進む

 標識も整備されているのでそれを確認しながら尾根を進んでいくと、程なくして君ヶ畑からの登山道と合流しました。

君ヶ畑分岐
君ヶ畑分岐

 ここから急な登りとなりますが、そのまま林道横の県境沿いを登っていきます。

登る
登る

獣避け柵の横を進む
獣避け柵の横を進む

南側の展望
南側の展望

左上へ
左上へ

 2つ目のピークで、再度君ヶ畑からの道と合流すると、前方に「天狗堂」が高く見えてきました。

君ヶ畑分岐2
君ヶ畑分岐2

天狗堂が近くに
天狗堂が近くに

 林道が途切れ次第に傾斜が強まってきます。

ここから登りに
ここから登りに

 標高850m付近からは岩場が現れますが、テープが落ちており一部コースを見失いかけました…。 左の岩の間を通り抜けますが、その先も相変わらず急登が続きます。

岩が多く
岩が多く

ここは左へ
ここは左へ

急登を進む
急登を進む

 岩尾根を通り過ぎると山頂まではすぐです。

天狗堂山頂
天狗堂山頂

 山頂部には展望が無いので奥の岩場へ向かいます。 途中、残雪も見られますが量は多くはありません。

残雪
残雪

 右に展望が見られるところがあり、藤原岳や銚子岳などが近くに見えます。

左から藤原岳・多志田山・草木・銚子岳など
左から藤原岳・多志田山・草木・銚子岳など

 山頂にある一展望岩に到着しますがここまで誰もおらず、岩の上からゆっくり御池岳などを眺めていきました。

展望岩に到着
展望岩に到着

天狗堂から御池岳(左)と藤原岳(右)
天狗堂から御池岳(左)と藤原岳(右)

 展望に満足したところで予定通り「サンヤリ」へ向かいます。

サンヤリ(中央左)へ向かう
サンヤリへ向かう

 ここも以前歩いていますが、ずいぶん昔のことでそのときに比べれば踏み跡やテープが多く明確です。

北尾根を進む
北尾根を進む

レスキューポイント
レスキューポイント

 以前は苦労したアセビなどの藪も、掻き分けた歩きやすい道があり助かります。

明確な踏み跡がある
明確な踏み跡がある

日本コバ
日本コバ

ここも踏み跡あり
ここも踏み跡あり

 一旦下り924mピークへ登り返しますが、大した標高差は無く加えてピークは左から巻くので楽できます。

登りに
登りに

 924mピークからは植林が多くなり、作業道を登っていくと「サンヤリ」に到着しました。

植林帯に
植林帯に

分岐から奥へ
分岐から奥へ

サンヤリ
サンヤリ

 「サンヤリ」は以前も来ているはずですがあまり記憶にありません。 それもそのハズで、植林に覆われパッとしませんでした。 山頂の近くまで谷が迫ってきており、そこに残雪が見られます。

谷間に残雪
谷間に残雪

 また、少し北へ降りると北側の展望が開けており、伊吹山の右遠くに雪を被った「能郷白山」が見えていました。

白い能郷白山と伊吹山(左)
白い能郷白山と伊吹山(左)

鈴ヶ岳・鈴北岳・御池岳など
鈴ヶ岳・鈴北岳・御池岳など

 「サンヤリ」までは「天狗堂」からのピストンでよく歩かれているようです。 ここから北方面もテープや踏み跡はありますが、少なく感じました。 とは言え、以前に比べれば植林も多くなり踏み跡も十分明確でした。

倒木をくぐり抜け
倒木をくぐり抜け

 途中の尾根から先程はよく見えなかった北側の展望が広がっていました。

能郷白山アップ
能郷白山アップ

伊吹山アップ
伊吹山アップ

霊仙山アップ(左に金糞岳)
霊仙山アップ(左に金糞岳)

 高低差の少ない道となり、二次林など雰囲気のよい尾根を気持ちよく歩いていきます。

明るい尾根を進む
明るい尾根を進む

 832mピーク手前で細尾根となり、鞍部へは急斜面を降りていきます。

細尾根に
細尾根に

急な下り
急な下り

 鞍部から登り返しとなりますが、西側に踏み跡があり展望を見ながら進んでいきました。

832m手前からの展望
832m手前からの展望

 832mピークを越え844mピークへとアップダウンを繰り返します。

下りに
下りに

844mへ登り返す
844mへ登り返す

 844mピーク付近から西側が伐採されており、斜面に幼木が植えられ明るい雰囲気です。

鉄塔が見えてくる
鉄塔が見えてくる

鉄塔手前の伐採地から琵琶湖方面の展望
鉄塔手前の伐採地から琵琶湖方面の展望

琵琶湖アップ
琵琶湖アップ

 当初の予定ではもう少し奥へ向かってから下山予定でしたが、距離を短くし近くに見える鉄塔を辿り降りることにします。 その前に天気もよいのでここで展望を見ながら昼食休憩としていきます。

ここで休憩
ここで休憩

左からイブネ・雨乞岳・タイジョウ・カクレグラ・綿向山など
左からイブネ・雨乞岳・タイジョウ・カクレグラ・綿向山など

 ポカポカ陽気で風が心地よいので眠たくなりますが、日差しが強いので食事後は下山を始めました。(日焼けに弱いので・・・) 鉄塔との分岐まで向かうと、巡視路と思われる踏み跡が現れます。

鉄塔へ降りる
鉄塔へ降りる

 そこを進むと鉄塔に到着しますが、更に下の鉄塔へと巡視路を降りていきます。

鉄塔に出る
鉄塔に出る

植林に巡視路
植林に巡視路

 急斜面がありますが、植林の中をつづら折れて降りていきました。 その先も細尾根となりますが、左斜面に巡視路が続いており問題はありません。

巡視路を進む
巡視路を進む

 次の鉄塔に到着すると更に尾根沿いに向かって降りていきました。

次の鉄塔に出る
次の鉄塔に出る

尾根沿いの切り開きを降りる
尾根沿いの切り開きを降りる

 植林帯に入りますが、作業道などがあるので歩きやすい道が続きました。

植林帯に入る
植林帯に入る

右に植林
右に植林

 地図で確認して降りる予定だった尾根に差し掛かりますが、踏み跡が無いのでそのまま西の植林へと降りていきました。

予定尾根から外れて右へ
予定尾根から外れて右へ

植林の急斜面
植林の急斜面

 地図通り急斜面となっていきますが、下まで植林帯で作業道などが付いているので楽できます。

急斜面だが作業道がある
急斜面だが作業道がある

 下に林道が見えてきますが急斜面となっていそうなので、ここは獣跡を辿って軟着陸を試みます。

下に林道
下に林道

 そして下山開始から30分ほどで林道に無事降りてきました。

林道に出る
林道に出る

 林道は思ったよりも利用されているようで、真新しいタイヤ跡(バイクかも?)が残っています。

林道で下る
林道で下る

 少し降りると鉄塔巡視路や堰堤からの林道と合流しますが、ここは直進していきました。

林道分岐は直進
林道分岐は直進

 その先で橋を渡りカーブを進むと左から谷沿いの広い林道と合流します。

橋を渡る
橋を渡る

左から谷道と合流
左から谷道と合流

 合流地点には山の神様を祀っているのか祠が建っていました。

分岐に祠
分岐に祠

 ここからコンクリート舗装の良い道となり、川幅が広がるとダム湖が見えてきました。

舗装路を進む
舗装路を進む

川沿いに
川沿いに

 橋の手前で左折しダム沿いを駐車地に向かいます。

橋の手前の分岐を左へ
橋の手前の分岐を左へ

犬上川ダム
犬上川ダム

 途中、当初予定していた尾根の末端を確認しますが、切り立って登るのは難しそうです…。

駐車地が近くに
駐車地が近くに

 そして林道下山から50分ほどで、駐車地に無事到着しました。

【反省点】
 特にありませんでした。

【次回】
 週末は天気が悪くどこへも行けませんでしたが、休みを取って花見登山に言ってきたのでそのときの記録を掲載します。


nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 5

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。