[登山] 岐阜県 和良岳縦走と堂塚山周回 [登山]
今回は、岐阜県郡上にある「和良岳」と「堂塚山」に登ってきました。 「和良岳」は地元の山でよく登られており、歩きやすい道が続きます。 一方「堂塚山」は山名が地図にも載らず登る人は限定されますが、里山として作業道が多く楽しく歩くことができました。
和良岳山頂
堂塚山山頂
日付 | 2024年06月15日(土) | ||
天気 | 晴れ | ||
山域 | 美濃 | ||
場所 |
和良岳:岐阜県郡上市和良町下洞
堂塚山:岐阜県郡上市和良町土京 |
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距離 |
和良岳:6.4km
堂塚山:5.1km |
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累積標高 |
和良岳:+472 -472m
堂塚山:+494 -494m |
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時間 |
和良岳:2時間05分
堂塚山:2時間25分 |
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人数 | 単独 | ||
撮影枚数 |
0415枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4) 0000枚 (Panasonic DMC-GM1) 0000枚 (Panasonic DC-TX2) |
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登山難度 (A:安易~E:高度) |
和良岳:B
堂塚山:D(下山時は一部ヤブ) |
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展望 (A:良い~E:なし) |
和良岳:D
堂塚山:E |
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見どころ | なし | ||
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値、赤字は実積) | |||
和良岳 | |||
06:15 | 363m | 0.0km | 市営駐車場 出発 |
06:20 (00:05) |
338m
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0.5km | 古地方登山口 |
07:05 (00:45) | 715.7m | 1.6km | 和良岳 |
07:40 (00:35) | 616m | 2.8km | 横谷林道登山口 |
08:20 (00:40) | 363m | 6.4km | 市営駐車場 到着 |
堂塚岳 | |||
08:35 | 490m | 0.0km | 黒落林道駐車地 出発 |
08:50 (00:15) | 540m | 0.9km | 林道分岐 |
09:35 (00:45) | 832m | 2.0km | 境界稜線合流 |
09:50 (00:15) | 885.3m | 2.6km | 堂塚山 (5分休憩) |
10:20 (00:30) | 730m | 3.5km | 下山分岐 |
10:50 (00:30) | 540m | 4.2km | 林道分岐 |
11:00 (00:10) | 490m | 5.1km | 黒落谷林道駐車地 到着 |
Garmin Connect【和良岳】
Garmin Connect【堂塚山】
写真リンク:https://photos.app.goo.gl/yC38tuzR6uc2VpKT6
【説明】
■和良岳
今回は岐阜県さの美濃の山ですが、飛騨からほど近い「和良岳」と近くの「堂塚山」にそれぞれ登ることにしました。
「和良岳」は以前登った「大洞山」や「東洞岳」の近くにあり、整備された登山道があります。 今回は通常コースのピストンでは短いので、手前の集落の登山口から登り始め、奥の林道登山口まで縦走し林道で戻る予定で計画しました。
和良の集落へは東海北陸道の郡上八幡インターを降りて30分ほどの到着予定です。 自宅から1時間半ほどと見て5時に出発しました。
ほぼ予定通り郡上八幡インターで降りるると、国道256号線を東へ走っていきます。 この道は幅は広いのですが、郡上市街地から一気につづら折れで斜面を駆け上がる道で神経を使います。
堀越峠を過ぎると緩やかな下りとなり、程なくして和良町に入っていきます。 大きな集落が見えてくると、右手にある駐車予定地の市営駐車場に止めていきました。
準備を整え「和良岳」の南西にある登山口へと歩いていきました。 地図に記載の無い道が出来ており、500mほどで農機具倉庫横にある登山標識が見えてきました。
コンクリート製の階段を登ると標識は右上を示しており、そちらに草が刈られた登山道が続いていました。
右に折れると斜面を横切る形で登っていきます。 傾斜は急ですが階段状に踏み跡が付いているので、雪や雨でなければそれほど怖くはありません。
右から上がる尾根と合流すると、ここでようやく左に折れで尾根沿いに登っていきました。 この辺りで左に僅かな切り開きがあり、和良の集落が見下ろせます。
この日は朝から湿度が高く汗が吹き出し始めますが、尾根沿いには程よい風が吹いており助かりました。
「和良岳」まではそれほど距離はなく、出発から終始下の沢音が聞こえていました。 その後も尾根沿いの道が続きますが、幾つかの偽ピークを通過していきます。
そして登山口から45分ほどで、多くの標識や三角点のある山頂に到着しました。 山頂は植林となっており、近くの小学生の登頂記念の標識がたくさん立っています。
山頂は残念ながら樹林に覆われ展望は全くなく、休憩後は予定通り更に奥へと進んでいきました。 こちらの林道からの道にも標識が立っており、テープも多く迷うことはありません。
暫くは高低差の少ない道を進んでいきますが、程なくして最高点に到着します。 その後も植林が続きますが、右の尾根と分かれたところで急斜面の下りとなりました。
一部岩などが現れますが作業道はうまい具合に降りており、危険箇所などはありません。
傾斜が弱まると左側が明るくなり鉄塔に出合います。 ここからは巡視路として歩かれており、道もはっきりとしていきます。
少し北へ行った鞍部に祠が建っており、左右に峠道が降りていました。 ここで左へ降りるとショートカット出来ますが、ここは林道までもう少し直進することにします。
一旦登り返しとなりますが、林道までは距離はなく数分で林道出合に到着しました。 林道へは新しく道が付けられていますが、なにかの工事でも予定しているのでしょうか?
ここまで来れば下山下も同然です。 林道を左に降りていくと、鹿倉峠との分岐に到着しました。 ここで左下へ降りてカーブを曲がると、前方に集落が見えてきました。
その手前右手に明神神社があるので、ここへ寄っていきます。 参拝道の階段を降りていくと、林道をショートカットする形となり集落に到着しました。
その後は平坦な車道を景色を眺めながら駐車場へと戻っていきました。
■堂塚山
ほぼ予定通りに周回できたので次は「和良岳」の東にある黒落谷へと向かいます。 車移動で黒落谷入口に到着すると、「堂塚」の標識が立っています。
ここで細い林道(黒落林道)へ入りますが、思いの他荒れた道で途中のカーブではアスファルトが水害により波打っていました。
無理して奥へ入る必要も無いのですが、行けそうなので更に奥へ向かうと予定していた建物横の駐車地に到着しました。
早速準備を整え出発しますが、この時期はヒルがいそうなのでスパッツを着用し靴に忌避剤を散布してから出発します。
まずは林道歩きで奥の分岐を目指します。 林道は沢沿いに続いており、涼しく歩いていけました。 林道の右側に祠が見えてくると、その先が林道分岐となっていました。
ここで安全を祈願すると、左の林道へ入ったていきます。 通常はこのまま山頂へ向かう右の林道を奥まで入っていくようですが、道が悪いようなので尾根沿いに向かうことにします。
予定の尾根は末端部は急斜面となっており、簡単に取り付けそうもありません。 カーブを曲がり暫く進むと傾斜が緩み人の道はありませんが、獣道が登っています。
これを利用して斜面をつづら折れに登っていくと、尾根沿いに出ると踏み跡が付いていました。 ここからは尾根を登っていきますが、すぐに掘れた作業道と合流しました。
作業道は尾根の左斜面を降りており、もう少し林道を進めばこの作業道で楽に取り付けたようです…。
ここからは作業道を歩いていきますが、古いもので道には細い木々が目立ち枝などが張り出しているので迂回しながら歩いていきました。
それでも歩くには問題のない道が続きました。 前方に稜線が近づいてくると、幹は右斜面をトラバースしていきます。
途中道をロストし尾根沿いを直登していきましたが、濃いヤブが現れ難儀します。 右に逃げて下を見ると作業道が並行しています…。
そこまで降りると先程の道の続きとなっており、稜線まで快適に歩くことが出来ました。
ピークを迂回して行くと「堂塚山」方面の稜線に合流しました。 ここからは稜線伝いに進んでいきますが、暫くは植林の作業道がありました。
山頂手前のピークで少しヤブっぽいところが出てきますが大したことはありません。 そして山頂への登りとなると明確な踏み跡があらわれ、そこを登っていくと難なく山頂に到着しました。
山頂には三角点の他に、石が祀られていますが文字などは確認できませんでした。
ここまでクマに出会わないようにと鈴を鳴らし警戒していましたが、山頂の南側で林道工事をしているのか、チェーンソーや重機の大きな音が鳴り響いておりその心配はなさそうです…。
この山頂も樹木に覆われ展望が無いので、小休止後は下山を開始します。 当初は下山も往路のコースで戻るつもりでしたが、山頂から西側の尾根で林道分岐付近まで戻ることにします。
暫くは植林の中に登山者などの踏み跡があるので問題ありません。 しかし、右に林道終点との尾根分岐を通過後は踏み跡も薄くなりヤブとなっていきます。
幸い右斜面は植林が続いたため、ヤブの濃いところは右斜面をトラバースしていきました。 そして右に分かりづらい尾根との分岐付近に到着しますが、ヤブが邪魔で分岐が分かりません。 そのまま下へ降りると明るく開けた植林となりますが、少し行き過ぎていたので左斜面をトラバースして林道に向けて降りていきました。
次第にハッキリした尾根道となり、下まで作業道が続いています。 尾根の最後は地図では等高線が緩くなるので、楽に降りられるかと思っていましたが実際には結構急な斜面です…。
右斜面をつづら折れで慎重に降りていくと、林道分岐付近に降り立ちました。 ここまで来れば後は廃林道を戻り、無事に駐車地に到着しました。
【写真】
◆和良岳
市有駐車場
ここを左へ(前方に和良岳)
中央に登山口
登山口
和良集落を望む
登山口
急登に
植林を登る
二次林に
尾根の近くに
尾根に合流
尾根沿いを進む
傾斜が緩む
集落が見える
上りが続く
左に植林
一旦下る
左に
和良岳山頂
山頂の分岐標識
三等三角点
下山は林道へ
尾根沿いを奥へ
こちらは踏み跡薄い
北のピークを過ぎて
最高点からは左尾根へ進む
下りに
更に左尾根へ
大きな下りに
平坦な道に
峠へ降りていく
鉄塔手前
鉄塔へはヤブっぽく
鉄塔出合
鉄塔からの眺め
巡視路を進む
峠の祠
左に広い峠道(巡視路)
歩きやすい道に
前方に林道が見えてくる
真新しい道
林道出合
集落へ戻る
左へ
明神神社駐車場
明神神社
集落に出る
駐車場へ
◆堂塚山
駐車地付近のようす
林道を奥へ
浄水場
未舗装路に
右に祠
祀られている
通常コースは林道を直進
左の林道へ
ここを登ることに
尾根に出る
この上までは急登
作業道と合流
左下に作業道が
掘れた道を進む
暫くはヤブも無く
掘れた道が続く
尾根沿いは雑木林のヤブに
右斜面に良い道
歩きやすいところを選択
750m付近
斜面沿いに右へ
この辺りで作業道を見失う
下から作業道と合流
結局作業道を進む
ピークを大きく迂回し
鞍部に到着
ここからは尾根沿いを進む
軽いヤブを進む
途中のピークを下る
ここから明確な作業道に
山頂への上り
最後の急登
山頂手前
山頂の石柱
堂塚山
西へ下山開始
暫くは明確な踏み跡あり
境界標識沿いに下山
ヤブが濃くなる
古い作業道を進む
境界標識を目指し
右に植林
テープはあるがヤブに突入
ヤブを漕ぐ
ヤブは薄いところも
下山尾根を通過したので斜面を右に戻る
下山尾根に合流
テープがあらわれる
作業道を進む
下まで作業道で
右下に林道が見えるが
植林を降りていく
ここを降りてきた
無事下山(林道分岐)
【反省点】
特にありません。
【次回】
梅雨入りしましたが雨はまだ降らないようなので、毎年恒例の「恵那山」に登る予定です。
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