[登山] 三重県 酷暑の桧塚周回 [登山]
今回は、三重県の台高山脈にある「桧塚(奥峰)」まで里川右岸尾根から周回で歩いてきました。 当日は35度以上の猛暑の予報で、朝から体感30度超えの気温となり予定していた「池木屋山」方面への周回は出来ませんでした。 しかし、「桧塚」周辺まで登ると心地よい風も吹いており、火照った体を休ませることが出来ました。
桧塚奥峰から桧塚を望む
崩壊地を通過
日付 | 2024年07月21日(日) | ||
天気 | 晴れ(高温) | ||
山域 | 台高山脈 | ||
場所 |
三重県松阪市飯高町蓮
|
||
距離 |
15.0km
|
||
累積標高 |
+1675 -1675m
|
||
時間 |
6時間55分
|
||
人数 | 単独 | ||
撮影枚数 |
0???枚 (PENTAX WG-90)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4) 0000枚 (Panasonic DMC-GM1) 0000枚 (Panasonic DC-TX2) |
||
登山難度 (A:安易~E:高度) |
D(下山ルート不鮮明、崩壊地通過注意)
|
||
展望 (A:良い~E:なし) |
A
|
||
見どころ | 展望 | ||
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値、赤字は実積) | |||
06:15 | 400m | 0.0km |
宮ノ谷出合駐車地 出発
|
06:30 (00:15)
|
405m | 1.4km |
林道分岐(廃村へ)
|
07:20 (00:50) | 690m | 2.7km | 上部林道合流 |
08:05 (00:45) | 884m | 4.0km | 尾根合流 |
09:05 (01:00) | 1212m | 5.1km | 稜線出合 |
09:45 (00:40) | 1402.2m | 6.1km | 桧塚 |
10:00 (00:15) | 1420m | 6.7km | 桧塚奥峰 |
10:15 (00:15) | 1401m | 7.4km | 桧塚 昼食休憩 |
10:50 (00:35) | 1401m | 7.4km | 桧塚 出発 |
11:40 (00:50) | 1000m | 9.0km | 崩壊地 |
11:55 (00:15) | 900m | 9.3km | 林道末端 |
12:35 (00:40) | 507m | 12.3km | ヌタハラ林道始点 |
13:10 (00:35) | 400m | 15.0km | 宮ノ谷出合駐車地 到着 |
Garmin Connect
写真リンク:https://photos.app.goo.gl/Z942xKgCn23EETga8
【説明】
「桧塚」へは何度か登っていますが、ヌタハラからは初めてとなります。 この日は猛暑の予報なのでなるべく早くから登れるように、6時の出発を計画し4時半前には出発しました。 ほぼ予定通り勢和多気インターで降りると、走り慣れた道を蓮ダムへ目指します。
1月に登った蓮ダム付近を通過し辻堂橋を渡ると、蓮川沿いに奥へと入っていきました。 以前駐車した絵馬小屋谷出合いを通過すると、ここから奥へは初めての道でした。 「池木屋山」の登山口となる「宮ノ谷」の分岐で、事前調査通り通行止めとなっており、ここで左折し橋を渡っていきます。 当初の予定では「池木屋山」付近まで周回だったので、橋から400mほどにある駐車場に停めていきました。
準備を整えると先ほどの端まで戻り通行止めの林道へ入っていきます。 暫く進むと再度通行止めとなっていますが、その先の工事現場は崩壊斜面からの土砂は無く、鉄製の落石防止柵が出来つつありました。
更に奥へ進むと左手に広場があり、ここが当初の駐車予定地です。 ここから分岐があり、右が廃村を経由した登山コートとなります。 右に折れると広場がありますが、その先の道は草に覆われていました。 民家跡は植林などで埋もれつつありますが、家電製品などが当時の暮らしを辛うじて留めていました。
踏み跡を進み、鉄製の橋を2回渡ると前方に登る予定の尾根が見えてきます。 尾根の末端に向かいますが、こちらをじっと眺めているカモシカがいて突然の訪問者を観察しているようです。
尾根の末端に到着しますが、作業道は左斜面に続いています。 暫くはそちらを進みますが、尾根筋から離れていくため途中で右上の獣道を利用して尾根沿いの作業道に復帰しました。 作業道は丈夫に向かって登っていますが、伐採林が邪魔でそれらを避けながら登ることになります。
次第に傾斜が強まりますが、作業道はつづら折れで登っていたのでそれを辿り上ります。 左に明るい場所に抜ける道があるのでそちらへ向かうと、伐採地に出ることが出来ました。 ここで尾根上に登りかけますが、灌木が邪魔なのですぐしたにある林道に降りることにしました。
林道はつづら折れに上部に延びており、これを辿って登っていきます。 左に向かうと地図の林道と出会いますが、ここまでの強い日差しで汗が吹き出します…。 予定では「池木屋山」まで周回するつもりでしたが、この暑さでは無理そうなので早々にピストンに切り替え桧塚周辺を散策することにしました。
林道を進んでいくと予定していた尾根末端に出会います。 しかし尾根は伐採されており強い日差しが照りつけていました。 ここも暑そうなので上部までは林道を歩くことにして、夫婦滝方面へ向かいます。 谷沿いの林道は日差しも遮られ沢からの涼しい風で火照った体も冷やされます。
夫婦滝の上部付近で広場に出ると、ここからは地図にない林道で822m付近へ登ってきました。 ここからの林道は草に覆われ始めていますが、獣などの踏み跡があるので問題とはなりません。 つづら折れに何度か曲がると上部で地図にある林道と出合いました。
尾根までまだ距離がありますが、斜面に取り付き適当に登っていきます。 古い作業道もありそれら伝い難なく尾根の登山道と合流しました。 ここからは1214mに向かい直登となりますが、テープやロープなどもあり緩斜面で休憩しながらゆっくりと登っていきます。
取り付きから50分ほどで道が左斜面をトラバースしていきます。 稜線までは標高差で100mほどありますが、1214m地点の西の鞍部に向かって登っていきました。 傾斜が緩み二重稜線となると、主稜線にある登山道に合流しました。
ここからは何度か歩いたコースです。 稜線では北西から涼しい風が吹き込み癒やされます。 桧塚への上りとなると展望の良い草地もあらわれ、景色を見ながら歩いていきました。 そして出発から3時間半ほどで「桧塚」に到着します。
「桧塚」の周辺は岩が点在していて木陰もあり涼しく、「桧塚奥峰」までピストンで歩いた後はここで休憩することにします。 その奥峰へ向かう途中、この日初めての登山者とすれ違いますが、到着した奥峰にはひとの姿も無くゆっくりと景色を眺めていけました。
ここから「ヒキウス平」へ向かうことも考えましたが、またの機会とし桧塚へ戻り早めに休憩を取っていきました。 元々涼を求めて来ているので、岩に座り昼食を摂りながら長め目の休憩を取っていきます。
休憩後はサブプランとして考えていた「桧塚」の南斜面を降りていくとコースで戻ることにします。 桧塚の南へ向かって適当に斜面降りていくと、尾根沿いで作業道と合流しました。 暫くは尾根沿いに降りていきますが、左にトラバースする道があるのでそれを見逃さないように注意しながら下ります。
1250m付近で左に広い作業道があるのでそちらへ向かいますが、この辺りで虫の大群(蚊柱?)に纏われつかれました。 それらから逃げるように作業道をトラバースしていきますが、速度を落とすと虫に囲われるので暫くは速度を落とすこと無く歩いていきました。
1200m付近で谷を渡ると道が不鮮明となりますが周囲は人の手の入った所でどこでも歩けます。 1100m付近まで適当に降りると傾斜が緩み植林帯となりました。 道は完全に見失っていますが、東に崩壊地があるのは知っていたので踏み跡を頼りにそちらに向かってトラバースしていきました。
崩壊地が近づくと明るく開けた斜面が見えてきました。 そちらの様子を確認しますが、上部には通り過ぎられるようなところはありません…。 少し下(1000m付近)に渡れそうな場所があるので、そこまで降りていき無事崩壊地の中に降り立ちました。
対岸の斜面に取り付くと、獣道を頼りに斜面を抜けて植林帯に入っていきます。 倒木などを跨ぎながら奥へ進むと、左上からの作業道と合流します。 この作業道は左下へ一直線に降りているのでこれを利用して降りていきます。 50mほど降り900m付近で前方が明るくなると、地図に記載された822mからの林道の終点に到着しました。
ここまで来れば後は林道を歩くだけです。 ショートカット出来そうなところは直進していきますが、ここまでそれほど歩いていないので大きく蛇行する林道をトボトボと歩き駐車地へと戻っていきました。
【写真】
宮の谷渓谷駐車場
蓮川を渡る
通行止め
また通行止
崩落現場(通行可能)
駐車を予定していたところ
林道 千石平線分岐(右へ)
Google
広場に
更に奥へ
手前の川を渡る
放置電化製品
二槽式洗濯機
里川を渡る
カモシカ
尾根末端
尾根の左側を登る
倒木帯を通り抜けると急登に
明るい部分を目指す
道がある
伐採地に出る
林道を歩く
ジギタリス
花アップ
迷岳方面
上へ
林道出合(前方が予定の尾根)
気温33度…
林道を進む
林道は荒れている
上部に崩壊地
林道終点(右上の道に)
尾根に登る
尾根の近くに(斜面を登る)
トラバースして上へ
植林帯からの眺め
尾根に合流
ここから急登に
つづら折れに
トラロープ沿いに進む
テープは多い
気持ちの良い自然林
標高1050m付近で一旦傾斜が緩む
1120m付近で左へトラバース
登山道のテープあり
稜線付近に出る
稜線沿いの道に
ブナ林
三峰山や局ヶ岳など
草地から迷岳(右)やナメラ山(左)
檜塚
奥峰へ
高見山(左)や倶留尊山(右奥)など
夏空の雰囲気
水無山・国見山など
桧塚奥峰
桧塚奥峰から桧塚を望む
左から日出ヶ岳・赤倉山・釈迦ヶ岳など
香肌の山々
明神岳方面
マナコ谷方面(露岩尾根)
下山尾根を降りていく
作業道に合流
作業道のトラバース道
沢沿いに
不明瞭な道
緩斜面に(1100m付近)
ここで下へ向かう
崩壊地に出る
崩壊地を通り過ぎる
無事通過
左下に作業道
前方が明るく
林道終点と合流
ここからは林道歩き
往路の道と合流
822mピーク近くの登山口
822mピーク
尾根沿いを降りる
最後の展望
下に林道
林道へ出る
ヌタハラ林道
ヌタハラ線
林道始点に到着(直進)
崖沿いに進む
左に里川右岸尾根
何が祀られ?
前方に駐車場が見えて(宮ノ谷)
【反省点】
特にありません。
【次回】
7月末から長期連休だったので、涼しい山(高い山)を選んで登ってきました。
コメント 0