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[登山] 岐阜県 木平コースで籾糠山 [登山]

 今回も、涼しいところを目指して岐阜県の「籾糠山」に登ってきました。 以前登ったのは2012年の同じ時期でしたが、今回はその時に歩いていない「木平(きだいら)」からの周回で登ってきました。 山頂からは北アルプスを望め、湿原地ではモウセンゴケなどが見られ充実した登山となりました。

右から木曽御嶽山・猪臥山・乗鞍岳・尾崎山・北アルプスなど

木平湿原(茶色がモウセンゴケ)

岐阜県
木平コースで籾糠山
日付 2024年08月10日(土)
天気 晴れ
山域 北飛騨
場所
岐阜県飛騨市河合町天生
距離
8.4km
累積標高
+592 -592m
時間
3時間35分
人数 単独
撮影枚数
0444枚 (PENTAX WG-90)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0172枚 (Panasonic DMC-GM1)
0000枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
B(クマ注意)
展望
(A:良い~E:なし)
B
見どころ 天生湿原、木平湿原
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値、赤字は実積)
06:50 1289m 0.0km
天生峠駐車場 出発
07:20 (00:30)
1375m 1.5km
カラ谷分岐
07:50 (00:30) 1596m 2.6km 木平湿原
08:15 (00:25) 1520m 3.5km 木平分岐
08:30 (00:15) 1627m 3.9km 籾糠分岐
08:50 (00:20) 1744.2m 4.7km 籾糠山 休憩
09:10 (00:20) 1744.2m 4.7km 籾糠山 出発
09:20 (00:10) 1627m 5.4km 籾糠分岐
09:50 (00:30) 1375m 6.9km カラ谷分岐
10:20 (00:30) 1289m 8.4km 天生峠駐車場 到着

Garmin Connect

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)
20240810.jpg

写真リンク:https://photos.app.goo.gl/JWTAT6z1UtfpUJby8

【説明】※以前のコースと一部ダブっているので、その部分の詳細は割愛します。

 今回も事前に高山市に滞在し、朝イチ(5時)に出発しました。 県道478号線で下小鳥ダムを抜けて最短距離で向かいました。 この道はダムの管理用に設備されており走りやすいのですが、通行止めの時期が多いこともあり、往路では1台だけすれ違いました。

 国道360号線と出会うと左折し天生峠へ標高を上げていきますが、この道は狭く交通量も多くなるので注意が必要です。(数台すれ違いましたが、すれ違うには微妙な幅でした)

 そして予定通り7時前には到着しますが、この時点では1台駐車していただけでした…。(同日にもう一台登山者の車も入ってきています) 今回の山行は短めなので、最低装備ですぐに出発しました。

 しかし入口は低めのロープで閉ざされていますが、入場制限されているわけでは無いのでロープを跨いで入っていきます。 入口には協力金(500円)の徴収所がありますが、当然まだ空いていないので今回もポストの中に500円硬貨を入れて出発していきました。

 ここから天生湿原までは、よく整備された道ですが緩い上りが続きます。 この周辺はクマが多く、朝一番で静まり返った道を鈴の音を響かせながら周囲を警戒しつつ歩いていきました。

 一旦下りとなり小川を越えると湿原手前で柵があらわれます。 柵の扉へ開けて中へ入ると、天生湿原に到着しました。 ここからは指示に従い左へ進むと、木道を湿原を廻り込むように歩いていきます。

 前回も同じ時期でしたが、この時期の湿原はアザミやヒヨドリバナが多く見られ、花畑といった感じではありません。 それでも白く点々とシラヒゲソウなどが見られ、それなりに楽しませてくれました。

 湿原を奥へ進むと周回コースとカラ谷との分岐に到着し、ここで再度柵を通りカラ谷へと向かいます。 すこし下ると湿地帯となり、沢山のシラヒゲソウとマルバダケブキが見られます。

 更に奥へ進むと鬱蒼とした樹林帯となり、木平コースとの分岐に到着しました。 ここで今回始めてとなる左の木平へと向かいますが、すぐに長い上りとなります。 急斜面というわけではありませんが、階段状の道が500mほど続きます。

 上りが続きますが気持ちの良い道で、まだ歩き始めたばかりなのでそれほど疲れも感じません。 そして分岐から15分ほどで傾斜が緩むと、明るく開けた「木平湿原」に到着しました。 湿原には茶色い部分がありよく見るとこれが食虫植物の「モウセンゴケ」でした。 周囲にハエなどの虫が飛んでおり、モウセンゴケには囚われた虫の死骸などが見られます…。

 ここからは緩やかな1607mピークを通過し、そこからはカラ谷へと降りていきます。 ピークを過ぎた辺りから南側の展望が広がり、「栗ヶ岳」や「御前岳」などの「籾糠山」から連なる稜線が見えていました。

 程なくして小川沿いを通りカラ谷分岐に到着しました。 ここからは以前も歩いたところで、西側の稜線へ上り「籾糠山」へと向かっていきます。 ここの上りは序盤は急ですが次第に傾斜が弱まり、ブナ林の気持ちの良いところが続きます。

 平坦な道を進んでいくと下山予定の分岐に到着しました。 ここで左へ折れ「籾糠山」へと向かいますが、標高差はほとんどなく手前の小ピークもトラバースして抜けていきます。

 左手に東側が見えてくると「籾糠山」への最後の上りとなります。 急斜面ですが、ここも階段などが整備されているので一歩一歩登っていきました。 そして出発から2時間で「籾糠山」の山頂に到着します。

 以前登ったときは午後で雲が湧いており北アルプスなど見えませんでしたが、今回はガスが立ち上り始めで何とか北アルプスや「乗鞍岳」、それに前回登った「木曽御嶽山」などを見渡すことが出来ました。 暫くは山頂の岩の上から休憩がてら展望を眺めていきます。

 20分ほど滞在し下山を開始しますが、ガスが立ち上り始めており北アルプスなども一部は隠れ始めていました。 2名の登山者とすれ違い下山を開始すると、分岐までは10分ほどで降りてきます。 ここからは予定通り西の尾根沿いに降りていきますが、緩斜面が続くのと道もよく整備されているので、往路のカラ谷分岐まで30分ほどで到着しました。

 ここまで降りれば後は湿原を眺めて駐車場まで戻るだけです。 湿原へ向かう途中から登山者も多く見られるようになり、クマの心配もなくなります…。 そして下山開始から1時間10分ほどで、無事に駐車場へ戻ってきました。

おまけ
 下山後の帰宅時に下小鳥ダムの道路上でクマの横を通り抜けます…。(斜面から降りてきて道路を渡ろうとしていたようです) やはりこの周辺はクマが多いので、注意が必要です。

【写真】

天生峠駐車場のトイレ

周辺地図

500円の協力金

受付終了中

湿原までは高低差の少ない良い道

木々の中で涼しく

東側の展望(奥に薄っすらと北アルプス)

湿原は430m先

緩い上りに

小川を越えて

この先に湿原

往路は左へ(一方通行)

天生湿原に到着

天生湿原1

カラ谷方面(左)へ

ヒヨドリバナ

天生湿原2

天生湿原3

Google

カラ谷方面へ

柵の外へ

少し降りると湿地

シラヒゲソウ

マルバダケブキ

小川を通る

左の木平湿原へ

こから長い上りに

カニコウモリ

5分ほどで一旦傾斜が緩む

左上にピークが見えてくる

大きなブナ

木平への上り

笹は刈られて

鬱蒼とした樹林

木平湿原に到着

モウセンゴケ

木平湿原1

木平湿原2

分岐へ

笹の中の道に

1607mピーク付近

御前岳方面が見える

籾糠山が近くに

カラ谷に降りていく

沢沿いに

沢をまたいで

木平分岐(籾糠山へ)

?1

また沢を渡り

緩い上りが続く

稜線分岐

南へ向かう

平坦な道に

山頂直下の休憩地

ブナ林を進む

最後の上り

灌木の先に山頂

籾糠山山頂

山頂からの展望1

右から木曽御嶽山・猪臥山・乗鞍岳・尾崎山

北東方面(金剛堂山・水無山など)

北方面(人形山・三ヶ辻山など)

猿ヶ馬場山

木曽御嶽山アップ

北アルプスアップ

下小鳥ダム湖

雲が流れてくる

下山前の展望

アカモノ

ホツツジ

右端に御前岳、中央に栗ヶ岳

御前岳・栗ヶ岳

下山は直進する

緩やかな下りが続く

つづら折れに下る

ミズバショウ群生地分岐(今回は無視)

ブナの巨木群

涸れ沢を越えて

カツラ門分岐

カツラ巨木

天生湿原に到着(左へ)

天生湿原3

木道を進む

天生湿原4

シラヒゲソウ群生

アザミも多い

ワレモコウ

タマゴタケ

無事下山

駐車場の様子

【反省点】

 特にありません。

【次回】

 いいい


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