SSブログ

[登山] 岐阜県 唐堀山 [登山]

 今回は、岐阜県と富山県の県境にある「唐堀山」に登ってきました。 前日までの雨が止み天気は回復していましたが、まだ残暑が続き朝から蒸し暑い中の登山となりました。 しかし、標高の上がった山頂部では涼しい風も吹いており、ブナ林の新緑や北アルプスの眺めを見ながら歩くことが出来ました。

上部鉄塔から北アルプス(薬師岳や劔岳など)の眺め

山頂の北西にある鉄塔から白木峰

岐阜県
唐堀山
日付 2024年09月14日(土)
天気 晴れ
山域 飛越国境
場所
富山県富山市加賀沢
距離
9.0km
累積標高
+999 -999m
時間
4時間15分
人数 単独
撮影枚数
0240枚 (PENTAX WG-90)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0061枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
B
展望
(A:良い~E:なし)
C
見どころ ブナ林
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値、赤字は実積)
06:05 250m 0.0km
国道360号駐車地 出発
06:20 (00:15)
265m 0.9km
唐堀トンネル登山口
07:05 (00:45) 651m 2.2km 初めの鉄塔出合
07:50 (00:45) 905m 2.9km 905m
08:30 (00:40) 1159.4m 3.8km 唐堀山
08:45 (00:15) 1102m 4.5km 北西の鉄塔
09:00 (00:15) 1159.4m 5.1km 唐堀山
09:20 (00:20) 905m 6.0km 905m
09:35 (00:15) 651m 6.7km 初めの鉄塔出合
10:05 (00:30) 265m 8.0km 唐堀トンネル登山口
10:15 (00:10) 250m 9.0km 国道360号駐車地 到着

Garmin Connect

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)
20240914.jpg

写真リンク:https://photos.app.goo.gl/EhXQMCFYNPiG3ro86

【説明】

 暑い日が続いているので、前日から避暑がてら高山市に来ています。 そこで以前から計画していた近場?の「唐堀山」に登ることにしました。

 登山口は山奥とは言え、宮川の下流域ということもありずいぶん標高が下がり250mほどしかありません。 そのため暑くなるだろうと早めの出発で計画し、6時頃からの登山開始で計画しました。 5時頃に出発すると、古川から河合方面へと国道471号線を走っていきます。 向かう方向が北東となり国道360号線に変わった道をしばらく走ると、富山県との県境付近にある「飛越トンネル」に入って行きました。

 今回の登山口はまさにこのトンネル内にあり、途中左手(北西)にある非常口を確認していきます。 トンネルを通過し少し進んだ右側の路側が広くなるので、ここに転回し駐車していきました。

 早速準備を整え先程のトンネルへ右側の歩道を歩いて戻っていきました。 加賀沢橋を渡りますが、ここの中間付近が県境となっておりまた岐阜県側へと戻ることになります。 渡り切ると先程の飛越トンネルへと入っていきます。

 トンネルの中は明るく照らされており、車の往来も多いので閉塞感などはありません。 広い歩道を500mほど入ったところで、確認した非常口を開けて外へ出ていきます。

 出口からは下に葉色に塗られたはしごが降りており、それを慎重に降りていきます。 降りたところは今のバイパス路ができる前は車道だったハズですが、今は草に埋もれており人一人が何とか歩ける道となっていました。

 JRの鉄橋が見えるのでそちらへ草を分けながら歩いていくと、鉄橋の下をくぐったところで道が途切れています。 左手に鉄道施設があり、そちらに折り返すように道が続いています。 そこから谷をトラバースするように巡視路の階段がついているので入っていきました。

 朝方は前日までの雨は止んでおり青空が出てきていますが、水蒸気が多く霧がかっています。 そのためか気温の割に蒸し暑くなり、汗が吹き出していきました。 こんなことも有ろうかと今回も空調服を持ってきているので、途中で着ていきます。

 この周辺も熊の生息地なので熊鈴を鳴らしながら、谷の奥へ向かっていきました。 雪崩防止の柵などがあり、これらの点検路も兼ねているようです。草に覆われ分かりづらい道を何度か通過していくと前方に堰堤が見えてきます。

 この堰堤を通過すると標高を上げてつづら折れの道を登っていきました。 左の稜線上に切り開きが見えてくると、道が分岐しており左に折れると鉄塔へ向かっているようです。 ここはそのまま尾根沿いを進んでいきます。

 尾根の左斜面を通る道となると、はじめの鉄塔まではすぐでした。 鉄塔に到着しますが、まだ標高が低く目の前の山に遮られ展望はよくありません。 更に尾根を進んでいきますが、傾斜の強いところもありプラスチック階段なども壊れています…。

 程なくして2つ目と3つ目の鉄塔を通過しますが、矢張りどちらも手前の山で展望は限られていました。 3つ目の鉄塔からは前方に次の鉄塔が見えており、そこまでは切り開かれた眺めのよい道となります。 右手を見ると、遠くに北アルプスが薄っすらと見えてきました。

 薬師岳や北ノ俣岳が見えているようですが、相変わらず水蒸気が多いのか霞んでいます…。 そして鉄塔手前まで来たところで邪魔な木々が伐採されており、左手に尖った形の「剱岳」が確認できました。 それらを眺めながら鉄塔まで向かいますが、この辺りも傾斜のキツイところです。

 鉄塔に到着すると展望はここまでで、ここから先は右の尾根に入り樹林帯を進んでいきました。 黙々と上を目指して行きますが、標高が上がったためか涼しい風が吹いてきます。 尾根の左斜面をトラバースする道となると、山頂まではすぐでした。

 左の景色(南西方面)を眺めながら歩いていくと、山頂からの尾根と合流し右に折れます。 次第に傾斜が緩み笹薮の中に切り開かれた道を進んでいくと、唐突に三角点が見えてきました。 笹に覆われ展望は無いので写真だけ撮り更に奥へと進んでいきます。

 すぐに分岐が現れますが、ここは右の北方向へ向かいました。 三角点ピークからは平坦な道が続いており、360度笹に覆われどこを歩いているのか分かりません。 程なくして左に分岐が現れますが、そちらのすぐ近くには鉄塔が見えています。 右に向かうと左に切り開かれた道があらわれそちらを覗くとコンクリートで覆われたヘリポートに到着しました。

 コンクリートの上は草もなく笹はありませんが、周囲は笹や低木に覆われており展望は思わしくありません…。 北西に白木峰が僅かに望めますが、そちら方面に先ほどの分岐から続く鉄塔が立っていました。 その鉄塔へ展望が無いか巡視路を歩いて確認しに行きますが、展望はそれほど変わりませんでした。

 ヘリポートは休憩には良いのですが、コンクリートで日差しが強いので北西にある鉄塔へ向かいます。 北へ伸びる道を降りていくと、左へ折れて鉄塔に到着しました。 この鉄塔も思ったような展望はありませんが、西に白木峰が先程よりはよく見えます。

 山頂周辺からの展望は望めないのが分かったので、鉄塔下で少し休憩し下山を開始しました。 このコース、下りは登り返しがほとんど無いので気が楽です。 急斜面は足元に注意し、傾斜が緩いところは一気に駆け下りていきました。 4つ目の鉄塔まで戻ると再度北アルプス方面を見ていきますが、天気は下り坂で雲に覆われ始めていました。

 その後も順調に下山していきますが、尾根から谷に下る所で下の鉄塔の様子を見に行きます。 右の尾根沿いに向かう道に入りますが、こちらは歩く人も少ないためか草が多めです。 少し下ると鉄塔が見えてきますが、ここも思ったような展望は無く、下に向かう道がありますが途中で無くなるかもしれないので素直に谷へ降りる道へ戻りました。

 何度かつづら折れで降りて行き堰堤を通り過ぎると、列車の音やトンネルから響き渡る車やバイクの音が大きくなってきました。 そして山頂から1時間ほどでJRの橋脚下に到着します。 ここの斜面からは湧き水がこんこんと流れているので、顔を洗ってさっぱりしていきます。 そしてハシゴを登りトンネルに入ると、歩道を歩いて駐車地に戻っていきました。 

【写真】

駐車地からトンネルへ

宮川を越える(飛越国境)

飛越トンネルへ

トンネルの中

非常ドアを開けて

下へ

トンネルの下へ

草の茂る道へ

JRの高架下をくぐる

登山口

巡視路を進む

谷の奥へ

堰堤を越える

斜面を上へ

雪崩防止柵

陽が差し込む

左に折り返す

尾根の右斜面を進む

左斜面に変わる

鉄塔が見えて

はじめの鉄塔

展望はよくない

ここからは尾根沿いの道に

木々の間から展望

次の鉄塔

遠くが見え始める

すぐ上に3つ目の鉄塔

更に上へ

奥に北アルプス(右から北ノ俣岳と薬師岳)

広い道に

鉄塔下から伐採地に

劔岳

鉄塔からの眺め(北アルプス方面)

上部の鉄塔に到着

南側の展望

鉄塔巡視路とブナ林

植林に

尾根の左斜面をトラバース

左側が開ける

南からの尾根に乗る

右へ折れ

唐堀山山頂(三角点)

三等三角点

分岐が多く方角を確認して進む

ヘリポートに到着

奥に白木峰

北西の鉄塔

北西の鉄塔に到着

左から前白木と白木峰

右が白木峰(なんとなく登山道が見える)

下山時の鉄塔からの眺め

鉄塔からの景色2

下の鉄塔への巡視路へ

尾根を少し降りる

下に鉄塔が見えて

鉄塔から下に巡視路

歩いてきた尾根を見上げる

線路が見えてくる

冷たい湧き水

トンネルへ戻る

駐車地へ

【反省点】

 特にありません。

【次回】

 いいい


nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 5

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。