鬼飛山手前の岩場からパノラマ
米田白山の仲良し岩からの眺め(眼下に木曽川)
日付 | 2024年03月03日(日) | ||
天気 | 快晴(春霞) | ||
山域 | 美濃 | ||
場所 |
鬼飛山 :岐阜県加茂郡川辺町中川辺
米田白山:岐阜県美濃加茂市下米田町則光
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距離 |
鬼飛山 :05.8km (内 1.6km車道)
米田白山:03.9km (内 1.2km車道)
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累積標高 |
鬼飛山 :+443 -443m
米田白山:+258 -258m
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時間 |
鬼飛山 :1時間55分
米田白山:1時間15分
|
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人数 | 単独 | ||
撮影枚数 |
0675枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4) 0000枚 (Panasonic DMC-GM1) 0000枚 (Panasonic DC-TX2) |
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登山難度 (A:安易~E:高度) |
鬼飛山 :A
米田白山:B(岩場注意)
|
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展望 (A:良い~E:なし) |
鬼飛山 :B
米田白山:B
|
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見どころ | なし | ||
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値、赤字は実積) | |||
鬼飛山・大谷山・八坂山 | |||
06:55 | 118m | 0.0km | 大谷公園駐車場 出発 |
07:25 (00:30) |
290.8m
|
1.0km | 鬼飛山 |
07:35 (00:10) | 210m | 1.6km | 賑済寺(しんさいじ) |
07:50 (00:15) | 120m | 2.8km | 山楠公園(やまくすこうえん) |
08:00 (00:10) | 118m | 3.7km | 大谷山登山口(大谷公園駐車場) |
08:20 (00:20) | 215m | 4.4km | 大谷山(秋葉神社) |
08:30 (00:10) | 225m | 5.1km | 八坂山 |
08:47 (00:17) | 130m | 5.6km | 毘沙門天 |
08:50 (00:03) | 118m | 5.8km | 大谷公園駐車場 到着 |
米田白山 | |||
09:10 | 133m | 0.0km | さくらの森第三駐車場 出発 |
09:20 (00:10) | 110m | 0.8km | 馬串山ルート登山口 |
09:35 (00:15) | 248m | 1.5km | 白山展望台(3分休憩) |
09:45 (00:10) | 273.7m | 1.7km | 米田白山 |
10:00 (00:15) | 259m | 2.5km | 仲良し岩展望台 |
10:20 (00:20) | 135m | 3.5km | さくらの森第一駐車場(下山) |
10:25 (00:05) | 133m | 3.9km | さくらの森第三駐車場 到着 |
Garmin Connectt[鬼飛山]
Garmin Connectt[米田白山]
写真リンク: https://photos.app.goo.gl/GDA79KRRPYe22ZRXA
まずは「鬼飛山」へ登ります。 登山口は、国道41号線のバイパスから降りた近くにある「大谷公園」前の駐車場です。 自宅から下道で1時間ほどと見て5時半すぎに出発しました。 41号線を北上しますが予定より若干遅れ、駐車場に7時前に到着しました。
【鬼飛山・大谷山・八坂山】
駐車場
大谷山・八坂山案内図
ここから「大谷山」や「八坂山」への道もありますが、まずは小川を越えた「鬼飛山」へ向かいます。 道路を横切り大谷公園を素通りすると、階段を降りて行きます。
川辺の里山案内
河原に登山口の標識があらわれると、右手の飛び石(コンクリート製のU字溝)を渡り尾根の末端に到着しました。
大谷公園
公園を通る
川辺へ降りる
下へ
ここから山頂までは上りが続きました。 この日の朝方は冷え込んでおり、ところどころに霜柱が見られます。 序盤は急斜面となっており、滑らないようにつづら折れに登って行きました。
ここから登る
途中、イワカガミコースを経由しますが、まだ花の時期には早すぎます。
イワカガミコースへ
程なくして傾斜が緩むと後方に八坂山が見えてきました。
八坂山
手前にピークに到着します。 ここから右に見える山頂へ向かって少し降りると、南からのコースと出会いました。
手前のピークに到着
右の山頂へ
ここで左から登山道と合流
右に折れますが、下から登山者の方が登ってくるのが確認できます。 右手が絶壁となると鬼飛岩と書かれた標識がありますが、ここが名前の由来となった鬼が大谷山へ飛び越えたと伝えられる場所でした。
鬼飛岩
一刀石
岩の多い尾根を進んでいくと、再度急登となりガレ場にある展望地に到着しました。
第一見晴台
南側の展望
米田白山方面
山頂手前の岩場から東側の展望
ここで展望を眺めていると、先程の登山者の方が先行していきました。 山の同定を済ませたところで、更に上へ登っていきます。
上へ向かう
上にも先程の展望台と同様の場所があり、鬼門岩を通り過ぎると山頂まではすぐでした
第二見晴台
鬼門岩
北側の展望
傾斜が緩むと雑木林となり、イワカガミの群生地を過ぎると山頂に到着しました。
平坦に道に
イワカガミ群生
山頂へ
鬼飛山山頂
山頂は展望もなく標識がなければ通過しそうなところでした。 山頂を通り過ぎると下山に掛かります。
下山開始
平坦な道をしばらく進むと、左下に東屋が見えてきました。 ここは展望所となっていますが、切り開かれた方角が悪くあまりよい眺めとは言えません。
展望所
展望所からの眺め
ここから左下へと降りる道となります。 禅石との分岐があるので、直進して寄っていきます。
小さな祠のある神社を通り過ぎると下に大きな岩が見えてきますが、それが禅石でした。
愛宕神社
道はここで左に折返し、先程の分岐方面へと戻っていきます。
左へ進む
斜面を横切る形で付けられており、広く歩きやすい道が続きます。
ここで先程の道と合流
途中、卒塔婆のある広場を通過すると呆気なく賑済寺の境内に到着しました。
お寺へ
境内に到着
白隠禅師
本堂を通り過ぎる
本殿の脇を通り抜けると、ここからは車道を歩いて駐車場へ戻ります。
ここから舗装路を歩く
国道のバイパスを上から通り抜けると、左に折れて脇を歩いていきます。
バイパス路の横を歩く
500mほど歩くと、左に多数の車が止まる公園が見えてきました。
山楠公園
その公園の中を通り抜けると、バイパス横の階段を登り最短距離で駐車場へ向かいました。
右上へ
ここを登る
バイパイから階段を降りて次の分岐で標識に従い左に折れると、出発地点の大谷公園に到着しました。
またバイパス沿いに
階段を降りる
ここで左へ
左上の大谷公園へ
ここからは駐車場脇にある、大谷山八十八ヶ所の標識に従って階段を登っていきます。
大谷山八十八ヶ所入口
ここから大谷山までは石仏が一定間隔で置かれているので、それを見ながら歩いていきます。
第一番
左へ
直登
つづら折れに登っていくと真新しい東屋が見えてきました。
展望所の東屋
まだそれほど登っていませんが、眼科に公園やバイパスなどがよく見えます。
展望所から
ここから尾根沿いに登山道が最短距離で抜けていますが、折角なので八十八ヶ所巡りのコースで向かいました。
ここからは尾根沿いに進む
つづら折れの道へ
第二十五番
石仏めぐりの道は細かく刻まれているので終始傾斜は緩めです。
斜面を上へ
第三十六番
第四十六番
尾根の上部に到着しますが、ここも二回ほど折り返しなかなか到着しません…。 そして大谷山を通り越した形で合流するので、少し左へ戻ると山頂に到着しました。
崩壊寸前
山頂には休憩所?の東屋とピークに神社の奥宮が置かれていました。
大谷山(奥に鬼飛山)
秋葉神社(奥宮)
ここも展望はないので、先程の分岐方面まで戻り八十八ヶ所巡りを続けます。
第五十六番
北尾根沿い石仏を見ながら歩いていくと、左下へ降りる道となりました。
鞍部へ降りる
15mほど降りると峠となっており、八十八ヶ所のコースは駐車場方面へと戻るようです。
鞍部に到着
ここは反対側の「八坂山」を目指し登っていきました。
反対側を登る
急登を登っていくとすぐに傾斜は緩み、左に集落への分岐が現れます。
緩斜面を進む
右へ
そのまま直進していきますが、道は右のピークを巻いて山頂へ延びています。 そして前方が明るく見えてくると、山頂付近に到着しました。
呆気なく山頂へ
山頂は平坦でピークがどこか分かりません。
城跡?
左に折れると「八坂山」の標識がありますが、ここも展望は望めません。
八坂山
裏手に道が続いているので10mほど進むと、ベンチが置かれた展望地に到着しました。
奥に展望地
八坂山からの展望1
八坂山からの展望2
こで北側の景色を眺めたところで先程の道まで戻り、東に降りるコースに入っていきました。
ここから下へ
少し降りると石碑や東屋のある展望所に到着しました。
展望所に到着
東屋の横に小さな祠がありますが、ここが御嶽神社のようでした。
周囲は伐採され180度見渡せます。
麓の様子
八坂山展望台からパノラマ(右端に鬼飛山)
ここで道は二手に分岐していますが、右の鉄パイプの手すりのある階段を降りていきます。
下山路を確認
階段を降りていくと、岩場があらわれその上に石仏が並んでいました。
下山路にも石仏
ここを通り過ぎると緩やかなトラバース道となり、一度折り返した先でまた八十八ヶ所巡礼の道と合流しました。
トラバース
掘れた道
第八十六番へ
まずは駐車場のすぐ上に位置する八十五番などの石仏を見ていきます。
第八十五番
手前に戻り「第八十六番」の分岐で斜面を下っていくと、前方に神社の境内が見えてきて「毘沙門尊天」に到着しました。
第八十六番
ここには八十六から八十八のでの石仏が置かれており、途中は端折りましたが一周したことになります…。
第八十八番
毘沙門尊天はこの日の午後にお祭りがあるらしく、境内は掃除する人で賑わっています。 ここで安全を祈願し、長い階段を降りていくと、歩道沿いに駐車場まではすぐでした。
毘沙門尊天
この日は祭り
駐車場へ
【米田白山】
次に向かうのは東の飛騨川をはさみ対峙する「米田白山」です。 カーナビの誘導に従い県道371号線を南下し、左の青柳大橋を渡ると前方に登る米田白山が近づきます。 道沿いに左にカーブし少し登ったところに、予定していた「第3駐車場」に到着しました。
第3駐車場に止める
広い駐車場には2台しか止まっておらず、適当に駐車すると出発しました。 まずは歩道を走ってきた南方面へ向かい歩いていきました。
歩道を降りていく
途中、左に尾根沿い分岐した道へ入ると、そのまま尾根の末端へと向かいます。
尾根の横を進む
尾根の末端は右の「馬串山」との鞍部となっています。 「馬串山」も登れるようですが、割愛しここから白山へ登っていきました。
馬串山コース登山口
標識に従って登山道へ入ると、緩い上りで尾根沿いの道となります。
尾根沿いに進む
暫く雑木林の中を進んでいくと、前方が明るくなり鉄塔間の切り開きに出てきました。
明るくなる
電線路の切り開き
ここから本格的な上りとなりますが、標高はそれほどないのですぐに直線路となりました。
登りに
直線に
道は相変わらず雑木林を進んでいきますが、右手に切り開かれた展望所が2箇所ほどありました。
雑木林となる
右手に切り開き
切り開きから展望
左に向かう道となると唐突に東屋のある展望台に到着しました。
白山展望台
東屋の横が板張りの広場となっており、南から西方面の景色が望めました。
米田白山展望台からパノラマ
西側の展望
景色を眺め終わり、北に延びる広い道を歩いていきました。
広い道に
すぐに先程のマップに記載されていた西からのコース分岐に到着しますが、そのまま直進して山頂方面へ向かいました。
コース分岐
程なくして山頂コースとの分岐があらわれます。 ここは当然山頂へ向かいますが、ここからのコースは岩場が出てきて楽しめます。
頂上へ
岩場
岩を越え先程の分岐と合流すると、電波反射板が見えてきました。
岩の上からの眺め
電波反射板
この辺りから多数の方とすれ違いますが、里山ということもあり子供も楽しめるようでした。 反射板の奥が広場となっており、ここが山頂です。
米田白山
東西に切り開きがあり、遠くまで望めました。
東側の眺め
西側の眺め
山頂を後にして更に北へ向かいます。 ここからのコースも岩場を巡るコースがあるので、迂回せずにそちらを歩いていきました。
岩場を経由し
岩場は絶好の展望台
近くの納古山と地質が同じなのか多くの岩が連なっており、その上は多くの人で踏まれているので安定しており比較的安全でした。
岩の上を進む
白山神社コース分岐
その後も岩場が続きますが、どの岩からの眺めもよいので中々進みません。
岩の上にベンチ
タイタニック岩・・・
絶壁
岩場を通り過ぎるとまた平坦な尾根が続きます。 そして左手に下山予定の分岐(鉄塔巡視路)があらわれますが、ここは先の鉄塔方面へ向かいます。
岩場を越える
左に下山分岐(直進する)
仲良し岩てんぼう台まで
右の展望岩を通り過ぎると、たくさんのケルンが積まれた鉄塔に到着しました。
平坦な道が続く
見晴らし岩
鉄塔に到着
ここから少し進んだところの右に「仲良し岩展望台」と書かれた標識がぶら下がっているので、そちらへ向かい最後の展望を眺めていきました。
更に奥へ
仲良し岩展望台
眼下に木曽川
うっすらと木曽御嶽山
最後に春霞?に霞む木曽御嶽山を見たところで、先程の下山分岐へ戻ります。
下山開始
ここは巡視路なので階段なども整備されており、急な坂もありません。
よく整備されている
下に鉄塔が見えてくると急な坂となり、そこを降りると鉄塔脇を通り過ぎます。
鉄塔方面へ
一気に降りる
そして傾斜が緩み左にカーブすると、球技場から子供の声援が聞こえてきました。
緩やかな下りに
下に球技場
そして下山開始から20分ほどで、第一駐車場に到着します。
第一駐車場に到着
最後も車道脇の歩道を歩いて第三駐車場に戻っていきました。
第二駐車場はガラガラ
第3駐車場に無事到着
特にありません。
【次回】
週末に愛知県と静岡県の県境の山を登ってきたので、そのときの記録を掲載します。
展望岩から釈迦岳を望む
釈迦岳(栃谷山)西峰から熊野灘を望む
日付 | 2024年02月24日(土) | ||
天気 | 曇り時々晴(風強く) | ||
山域 | 南伊勢 | ||
場所 | 三重県度会郡南伊勢町河内 | ||
距離 |
19.3km (内 8.7km車道)
|
||
累積標高 | +1426 -1426m | ||
時間 |
7時間15分
|
||
人数 | 単独 | ||
撮影枚数 |
0793枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4) 0000枚 (Panasonic DMC-GM1) 0149枚 (Panasonic DC-TX2) |
||
登山難度 (A:安易~E:高度) |
D(距離長め)
|
||
展望 (A:良い~E:なし) |
B
|
||
見どころ | なし | ||
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値、赤字は実積) | |||
06:40 | 35m | 0.0km | 河内トンネル西口 出発 |
08:05 (01:25) |
388.1m
|
3.4km | 四等三角点(点名:東河内) |
08:30 (00:25) |
437m
|
4.4km | 林道出合(437m付近) |
09:00 (00:30) |
682m
|
5.9km | 686m付近 |
10:30 (01:30) | 784.1m | 8.6km | 釈迦岳 |
10:55 (00:25) | 733m | 9.2km | 釈迦岳西峰 昼食休憩 |
11:15 (00:20) | 733m | 9.3km | 釈迦岳西峰 出発 |
12:05 (00:50) | 606m | 11.0km | 電波塔付近 |
12:25 (00:20) | 528m | 12.2km | 藤阪峠 |
13:40 (01:15) | 30m | 18.1km | 県道入口 |
13:55 (00:15) | 35m | 19.3km | 河内トンネル西口 到着 |
Garmin Connectt
写真リンク: https://photos.app.goo.gl/9BNqDKW4xpvUAhWS6
以前、今回登った「釈迦岳」の東にある「倭ノ姫山」に「高山」経由で登っています。 その時から計画していた南の河内からの周回コースで歩くことにしました。
駐車地に悩んでいましたが、河内隧道(トンネル)の西口に止められそうなところがあるので、まずはそこへ向かいます。
自宅から2時間弱と見て、4時半過ぎに出発しました。 高速道路は混雑もなく1時間半ほどで紀勢大河内インターに到着します。 更にここから30分ほどの河内地区にたどり着くと、予定していたトンネル手前の路肩に停めていきました。
河内隧道西口に駐車
出発の準備を整えると、北側の斜面から登り始めます。
北側の斜面へ
鹿が多いのか声を上げて逃げていく中を、斜め上に向かって登っていきました。
斜め上へ登る
足場の悪い急登ですが、程なくして伐採地に出て林道に出合います。
林道に合流
暫くは林道歩きとなりますが、思っていたほど林道は使われてはいないようでした。
林道を奥へ
河内集落
程なくして林道が尾根を乗越す現場に到着します。 切り通しとなっていますが、幸い尾根の上に林道が上がっていました。
ここから尾根へ
尾根に乗ると一部伐採されており、歩きやすくなっています。
伐採地
アセビ
尾根の右側(東)を見ると、朝焼けに染まった稜線の奥に白くなった「釈迦岳」が見えていました。(この日の前日からの雨は、標高の高いところでは雪となっていたようです。)
釈迦岳は雪景色
日を浴びて
ここからは平坦な稜線を歩いていきます。
尾根沿いに作業道あり
尾根沿いに作業道と思われる踏み跡が続いており、下草もなく歩きやすいところが続きます。
所々に巨木
暫くは高低差の無い尾根
標高150m付近で登りとなりますが、踏み跡が斜めについており難なく尾根に合流しました。
標高150m付近
尾根に合流
右斜面が植林となると、境界沿いに付けられた広い道を歩いていきます。
右に植林
広い道が続く
標高200mから再度上りとなります。 明確な道がつついているのでそこを歩いていきますが、岩などがありスリップ注意です。
250mへの登り
尾根に岩
274mピークに到着すると、ここで気持ち左へ折れて斜面を下っていきました。
274mピーク(左へ)
ここは風が強いのか倒木があるので、それを避けて歩いていきます。
倒木の左から
再度登りとなると尾根は右へ曲がっいきます。 ここも左手に植林が続いているので、その境を進んでいきました。
ここから登りに
右に折れる
左が植林に
作業道が続いていますが岩が多くなり、右手の獣道を登っていきます。
岩の多い尾根
次第に尾根の幅が広がり幹の細い灌木が多くなります。
三角点ピークへ最後の登り
尾根が広がる
灌木が多く
右方向はヤブっぽくなり、左手の植林が比較的歩きやすいのでそちらへ向かうと四等三角点の「東河内」に到着しました。
左へ
三角点ピークに到着
ここで小休止してから、北東に続く破線路へ向かいます。
北東へ向かう
破線路は作業道が続いていますがあまり歩かれていないのか、思っていたほど歩きやすい道ではありません。 しかし、それなりに見どころはあり、巨木や岩場などが続きます。
ここにも巨木
岩場
良い雰囲気に
地図の林道が近づいてきますが、伐採後に放置されているのか灌木などが生い茂り歩きづらい道となってきます。
細い道に
灌木を避けながら進む
灌木などを避けながら進んでいくと、植林が多くなり唐突に林道に出合いました。
植林に
尾根沿いの林道を歩く
林道は地図通り尾根沿いに続いているので、尾根歩きは諦め林道を進んでいきます。
石垣のような堆積層
「道方山」からの稜線が近づくと、傾斜が強まり林道はつづら折れについています。
林道はつづら折れに
当初はここを直登しようと思っていましたが、尾根沿いの古い道は寸断されていました。
破線路は分断されて
傾斜が緩むと地図通り林道は右へ離れていくので、適当なところで左の尾根に登っていきます。
ここで左の尾根へ
尾根を進んでいくと、境界稜線に出合いました。 稜線沿いに薄い踏み跡とテープが点々とついているので、それらを頼りに北西に向かって歩いていきます。
稜線に到着
標高が670mを越えたところで、地面に粉のような雪が目立ち始めます。
雪が残る
次第に稜線が広がりどこでも歩けそうになります。 ここは迷いそうなところで、方角を確認しながら歩いていきました。
686m付近で広い稜線に
踏み跡を進む
686m地点の南側を通っていきますが、ここから先は複雑な地形となります。 とは言え、明確な踏み跡やテープが付いているので、それらを辿って進んでいきました。
686mの南を通る
粉雪で白く
この辺りは複雑な地形(テープあり)
459m地点の西にある700mピークに登りだすと岩場があらわれます。
大きな岩があらわれる
岩場の右を巻いていきますが、その横から上に登れそうなので岩へ向かいました。
岩の上へ
岩には登った形跡もあり難なく登ります。 上部は平坦となっており、天然の展望台となっていました。
岩の上は展望台
ここはこの日一番の展望地で、向かう「釈迦岳」が近くに見えていました。
釈迦岳を望む
展望岩からパノラマ
また眼下に歩いてきた尾根と、その先に熊野灘を望むことができました。
熊野灘を望む
迷岳方面
大台ケ原
ここからもいくつもの小ピークがあり、その右斜面をトラバースしていきます。
次第に雪が多く
トラバースするが滑りやすく
尾根に復帰
ピークを通過し下りとなると前方に釈迦岳が近くに見えてきました。
尾根沿いは軽いヤブ
山頂が見えてくる
鞍部付近で岩が多くなりますが、危険な箇所などはありませんでした。
大きな岩
岩が多くなる
獅子ヶ岳方面
稜線が北西に向かうと左が切れ落ちたところが出てきました。 岩が突き出ており、絶好の展望地となっていました。
岩場の崖から
稜線の岩場から展望
左斜面に崖が続く
平坦地を進む
稜線からの展望2
暫くは平坦地が続きますが、右側が植林となると山頂への登りとなります。
また雪が
右に植林
尾根沿いはヤブが出ているので、植林との間の作業道を登っていきます。
植林の中をトラバース
登りは長くは続かず程なくして傾斜が緩みました。
広い尾根に
山頂付近
そして前方に植林が見えてくると、そこが釈迦岳の山頂でした。
釈迦岳山頂
ここまで登山者(人)は見かけませんでしたが、丁度「藤越峠」からと思われる2名の女性登山者の方が登ってこられました。
藤坂峠へ
山頂に石積み
山頂は展望も無いので写真だけ撮り西峰へと向かいます。
右へ
テープに従い西尾根を降りていくと、途中の岩の上から西方面が望めます。
山頂西の岩場から展望(右から局ヶ岳・三峰山など)台高山脈
ここからの下りは急斜面となっており、岩に雪が積もって滑りそうです…。 慎重に降りていくと「のぞき岩」と書かれた標識があらわれました。
滑りやすい斜面に気をつけて
のぞき岩へ登る
標識左の岩に登れるようになっているので、雪に注意して登ります。 ここからは向かう「西峰」が右に見えており、稜線からも見えていた熊野灘も見ることができます。
のぞき岩から西峰
のぞき岩からの展望
展望を楽しんだところで、岩を降りて更に西へ向かいます。
鞍部付近
鞍部から西峰の登りとなりますが、標高差は大したことはありません。
西峰へ登る
西峰に到着すると大きな岩が目立ちますが、山頂は更に進んだ目立たないところにあります。
西峰には大岩
西峰に到着
ここも展望がありませんが、5mほど南に岩場の断崖があり180度の展望が得られました。
釈迦岳西峰から熊野灘を望む
山頂を仰ぐ
神前湾を望む
この日は北風が強く寒かったのですが、ここで陽を浴びながら昼食休憩としていきました。 休憩後は冷えてきたので早々に下山を再開します。
一気に下る
西峰から分かりづらい南尾根を慎重に降りていくと、先程までの雪が嘘のようになくなります。
標高が落ち雪がなくなる
ここから藤坂峠へ向かいますが、稜線には幾つか小ピークがあります。
623m手前
623mピークから先は次第に踏み跡が濃くなっていきました。
ここで左へ
30分ほどで遠くに
前方に電波塔が見えてくると、下山予定の南尾根のピークが近づきます。
前方に電波塔
ここから登りに
鞍部からの登りは右に道が続いており、そこを進んでいくと灌木の茂るピークに到着しました。
右斜面を進む
分岐ピークに到着
典型的な伐採後に放置されたところで、南尾根の分岐を確認しますがヤブっぽい感じです。
電波塔方面
時間にも余裕があるのでサブ案として考えていた「藤坂峠」経由で下山することにします。 灌木の間にある切り開きを頼りに西へ降りていくと、程なくして広い道に出てきました。
広い道に出る
そのまま進むと、電波塔施設の脇の作業道に繋がっていました。
電波塔の敷地を迂回して進む
手前の電波塔を通り過ぎると車道へと合流し、そこからは更に先の電波塔へ向かいます。
舗装路へ出る
先の電波塔の脇を通ると舗装路に出合い、ここから暫くは車道あるきで降りていきました。(不用意にショートカットすると崖になっています)
この先で車道へ
下に藤坂峠
浅間山
つづら折れの車道を歩いていくと、ゲートがあらわれます。 ここは歩きであれば境目から乗り越えられるので、その先の道を更に降りていきました。
落石の多い道
峠までは通る車は少ないようで、落石などが散乱しており車の通り抜けは難しそうです。
車の通行は困難
藤坂峠に到着
そして電波塔から20分ほどで「藤坂峠」に到着しました。
大紀町方面
ここは南北に県道が繋がっていますが、走る車(バイクも)はありません。
ここから長い車道歩き
道沿いのガードレールからは熊野灘が望めますが、ここが最後の展望地となりました。
藤坂峠付近からの眺め
下の集落に下山するまで6km近くの道のりですが、車道あるきにも慣れてきているのでそれほど苦にはなりませんでした。 下山までの間、道沿いに何体かのお地蔵さまが祀られています。
お地蔵様
程なくして当初予定していた尾根が前方に見えてきると、峠から10分ほどで合流します。
車道は左へカーブしているので、ここでショートカットしていきました。
ここで尾根沿いに進む
尾根沿いには古い作業道が続いていますが、木の枝などが張り出し邪魔します。
古い道がある
左斜面の道を進む
左下に先程の道が見えてくると、適当なところで車道に降ります。
道なりに進み左下の車道へ降りる
ここを降りてきた
車道には起点からの距離が書かれており、峠に7.5kmの標識がありました。 ショートカットしたこともあり、ここで5.5kmと書かれていました。
先程の地点から更に1km進むと、今度は右カーブにショートカット地点があらわれます。
4.5km地点でまた尾根へ
ここも尾根沿いを進みますが、今度は林道跡に出てきます。
廃林道に出るが
林道跡は三等三角点ピークの西斜面を進んでいます。 次第にヤブが多くなりますが、低いシダが中心なので車道合流までなんとか歩いていけました。
林道はヤブに覆われ
車道に出る
すぐに次のショートカット地点に到着しますが、ここから先は良い道とは言えませんでした。
また尾根へ
ここも右斜面に古い林道が幾つかありますが、どれもシダのヤブに飲まれ始めていました。
シダのヤブ
ヤブが途切れる気配がないので、早々に諦めて左の車道に急斜面を降りていきます。
ヤブを嫌って降りてきた
ここから先はショートカットできるところもないので、ダラダラと車道を歩いていきます。
ここからは車道歩きに
お地蔵様
集落が近づいたところで、尾根の乗越しに出合います。
尾根の乗越に到着
ここで左へ向かうと、尾根沿いから外れて標高を落としていきました。
ここまでの道は路肩注意
左手に集落が見えてくると、途中から車道脇が伐採されて景色を見ながら降りていけます。
歩いてきた稜線を見る
空き地に太陽電池パネルが多い
そして峠から1時間15分ほどで、県道の始点?に到着しました。
最後まで道沿いに
道の始点
ここからは河内川に掛かる橋を渡り、河内集落の中を歩いて駐車地へ帰っていきました。
橋を渡り駐車地へ戻る
特にありません。
【次回】
膝の調子が悪いので、週末に岐阜の低山に登ってきました。
大谷山から枇杷倉山・小白山・野伏ヶ岳など
下山途中に九頭竜湖と平家岳を望む
日付 | 2024年02月17日(土) | ||
天気 | 曇り時々晴 | ||
山域 | 九頭竜周辺 | ||
場所 | 福井県大野市長野 | ||
距離 |
8.7km
|
||
累積標高 | +928 -793m | ||
時間 |
9時間50分
|
||
人数 | 12名 | ||
撮影枚数 |
0564枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4) 0000枚 (Panasonic DMC-GM1) 0033枚 (Panasonic DC-TX2) |
||
登山難度 (A:安易~E:高度) |
C
|
||
展望 (A:良い~E:なし) |
B
|
||
見どころ | 巨木や枯木 | ||
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値、赤字は実積) | |||
07:00 | 500m | 0.0km | ふるさとの碑 出発 |
07:15 (00:15) |
533m
|
0.9km |
登り口
|
08:55 (01:40) |
920m
|
1.8km | 稜線925mピーク(15分休憩) |
10:00 (01:05) |
992m
|
2.8km | 992m |
11:45 (01:45) | 1067m | 4.3km | 1067m |
12:25 (00:45) | 1160.8m | 5.1km | 大谷山 昼食休憩 |
13:50 (01:25) | 1160.8m | 5.1km | 大谷山 出発 |
15:35 (01:45) | 936m | 6.7km | 林道出合 |
16:00 (00:25) | 872m | 7.3km | 林道分岐(尾根沿い下山) |
16:30 (00:30) | 735m | 8.0km | 下の林道合流 |
16:50 (00:20) | 620m | 8.7km | 箱ケ瀬隧道南口 到着 |
Garmin Connectt
写真リンク: https://photos.app.goo.gl/Hc8EPZjYLn5yr6M26
6時に九頭竜湖の道の駅に集合となっていますが、自宅から2時間は掛からないだろうと4時に起きて出発します。 高速道路は朝からスキー場へ向かう車が列をなしていますが、混雑はしていないため予定通り1時間ほどで白鳥インターに到着しました。 ここから九頭竜湖を目指しますが、前日の予報が外れたようで峠にある越美トンネルまで氷点下となることはなく凍結などはしていませんでした。
トンネルを抜けると雪が見られはじめますが、路肩の雪はほとんど溶けており、斜面の残雪も3月末といった感じでした…。 そして予定通り6時前には道の駅に到着し、全員が揃ったところで分乗して九頭竜ダム近くのふるさとの碑で出発の準備をはじめました。
朝は晴れている
500mほど東の林道入口までは国道を歩くので、スノーシューはザックに背負い一列に歩いていきます。
向かう尾根
右カーブで左の雪に覆われた林道へ入っていきますが、ここも雪は少なく雪解け水が道を流れていました。
橋を渡って林道へ
林道を100mほど進んだところで、右手の斜面に取り付きます。
ここから尾根に乗る
ここも末端は雪が少なくつぼ足で登っていきます。
植林の下は雪が少なく
雪の少ない斜面
序盤は植林帯を登って行きますが、古い作業道はヤブが出始めており、歩けないことはありませんが鬱陶しいです。
序盤は少しヤブっぽく
次第に雪が多く
しかし、それを我慢して急登を登っていくと次第に雪が多くなり、途中の数少ない平坦地?でスノーシューを履いていきました。
ここからスノーシューで進む
そこから先はよい雰囲気で雪道が続き、出発から2時間ほどで稜線に到着しました。
稜線手前はよい雰囲気
稜線に合流
稜線からは下に九頭竜湖をはさみ、平家岳など以前登った山が見えていました。
平家岳方面
ここからは稜線歩きで快適な雪道が続くはずです。
ここから稜線歩き
三等三角点(狗背谷)ピーク
下に九頭竜湖
暫くは雪も固くスノーシューを満喫できますが、尾根が狭まり始めると雪が少なくなり枝などが張り出してきました。
ここまで快適な稜線歩き
次第に雪が少なく
例年であればこの時期は厳冬期で雪はもっと積もっていることでしょう。
雪が無い…
地面がむき出しのところが多くなり、そこから張り出したヤブを避けながら進んでいきます。
ヤブ尾根に
それらを我慢して歩いていくと、992mピーク付近で再度雪が多くなります。
ここまで来ると雪が続く
晴れ間が覗く
ピークから少し下ってところで、左下から林道が横切っています。
地図に無い林道
ここも雪が多い時だと存在に気が付かないところでしょう。 ここから少し登ると左手に稜線が近づいてきました。
主稜線が見えてくる
標高1000m付近まで登ると平坦な尾根となり、前方に主稜線のピークが近くに見えています。
1000m付近
雲に霞む
目の前に主稜線
40mほどは急斜面ですが、そこを登ると左からの主稜線と合流しました。
登る
合流地点のピークには、根上がりしたヒノキの大木があり、上がってきた尾根から見るとハート型の穴が空いていました。
ハート型の木の根
ここからは複雑な地形となり、向かう方向を確認しながら進んでいきます。
尾根を下るが
初っ端から東寄りに降りてしまい、右にある尾根に向かってトラバースして復帰します。
右の尾根にトラバース
2方向に分岐する尾根の左を通っていきますが、ここに別の機に寄生されたかのように生えている枯木を見かけます。
枯木から別の木が生えて
鞍部に到着すると雪のない時期は池となっているのか、水たまりがあります。
鞍部から1067mピークへ
ここから山頂に向かって登り返しますが、ここに来て雪の量も増えて景色を眺めながら快適に歩いていけました。
荒島岳
屏風山・御伊勢山など
山頂へ最後の登り
ブナに寄生されて
前方左にピークが見えてくると傾斜が弱まり、ブナの多い林となります。
緩やかな登りに
山頂台地に到着
山頂手前が休憩にはよいところですが、山頂も展望がよいとのことなのでそちらへ向かいます。
穏やかな山頂部
ブナの疎林
そして出発から5時間半ほどで、小屋跡のある大谷山の山頂に到着しました。
山頂に小屋跡
山頂からは白山方面の展望が見られますが、この日は生憎の雲で白山は見ることができませんでした。
枇杷倉山・小白山・野伏ヶ岳など
枇杷倉山・小白山・野伏ヶ岳など
白山の雲の中
山頂到着が遅くなりましたが、いつものように雪のテーブルで長めの食事としていきます。 1時間半ほど休憩し、予定通り南尾根を降りていきます。
下山開始(南へ)ここからも複雑な地形は続き、一旦南に降り次のピークで東へ折れて尾根沿いに進みます。
東へ向かう
暫くは高低差の少ない尾根ですが、小ピークが連続しました。 そのピークごとに巨木が残っており、見どころの一つです。
ここにも巨木
また、ヤブも比較的少なく展望にも恵まれているので中々先へ進みません…。
臼本山・徳平山・赤樽山など
平家岳方面(下に九頭竜湖)
北側の展望
中央に芦倉山など
途中、南に降りることろで1061m方面へ向かいかけますが、ここはすぐに復帰して予定コースを降りていきました。
ヤブが多くなる
途中の小ピークで南に降りるところもGPSなどで確認しますが、この辺りから雪が少なくヤブが現れはじめました。
南に転じて植林沿いに降りる
南に降りると次のピークで尾根は東へ曲がっているのでそちらへ降りていきました。
東へ
すると細尾根となりヤブの通過に苦労します。 程なくして左下に林道が見えてきますが、林道までの間は崖となっているので、折りやすいところを求めて尾根を下っていきました。
結局、手前にあったリボンのついた斜面が降りるには一番良い場所で、尾根を外れて林道へ降りていきますが、最後は1.5mほどの段差で軟着陸とは行きませんでした。
林道に降りる
無事林道に降りますが、最後の方が降りるまで時間がかかります。 ここから暫くは林道の雪の上を歩いていきます。 林道は所々が崩れており、最近は利用されていないような感じでした。
落石現場
下に箱ケ瀬橋
右にカーブしたところで、林道は西へ降りています。 ここは左に曲がり、尾根をショートカットで降りていきました。
ここで左の尾根でショートカット
標高850m辺りまで降りると雪は数センチといったところで、地肌が見え始めます。 適当なところでスノーシューを脱ぎ、つぼ足で降りていきました。
ここでスノーシューを脱ぐ
つぼ足で下へ
690m地点に向けて尾根を降りていきますが、ここも複雑な地形に加えてヤブが出ており嫌なところでした。
次第に雪は少なく
幸い距離は大したこと無く、程なくして林道カーブに合流しました。 ここから箱ヶ瀬隧道上までは林道が続いています。
最後は林道を歩く
林道を西へ進むと箱ヶ瀬隧道手前で左に分岐があらわれます。 ここで左に降りていきますが、下に見える国道まで続いてはいません…。 最後は、雪の無い斜面を降りていくと無事国道に出てきました。
県道へ降りる
ここで帰りの車を待ち、暗くなる前には道の駅に戻って行きました。
暗くなる前に下山
特にありません。
【次回】
雪が少いので、海の見える山へ登ってきました。
滝ヶ洞山手前から猪臥山を眺める
No.15鉄塔からの眺め(前穂高岳・焼岳・霞沢岳など)
日付 | 2024年02月10日(土) | ||
天気 | 曇り時々晴 | ||
山域 | 飛騨山地 | ||
場所 | 岐阜県高山市清見町夏厩 | ||
距離 |
12.2km
|
||
累積標高 | +1127 -1127m | ||
時間 |
8時間00分
|
||
人数 | 単独 | ||
撮影枚数 |
0680枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4) 0000枚 (Panasonic DMC-GM1) 0000枚 (Panasonic DC-TX2) |
||
登山難度 (A:安易~E:高度) |
C
|
||
展望 (A:良い~E:なし) |
C(鉄塔から北アルプスの展望)
|
||
見どころ | なし | ||
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値、赤字は実積) | |||
07:00 | 937m | 0.0km | 国道158号線路肩 出発 |
07:50 (00:50) |
1106m
|
1.1km |
1106m地点
|
08:50 (01:00) |
1249.2m
|
2.3km | 滝ヶ洞山 |
09:40 (00:50) |
1233m
|
3.4km | 1233m地点 |
10:10 (00:30) | 1230m | 4.1km | 鉄塔出合 |
11:10 (01:00) | 1226.0m | 5.6km | 三等三角点(点名:牧ヶ洞) 昼食 |
11:25 (00:15) | 1226.0m | 5.6km | 三等三角点(点名:牧ヶ洞) 出発 |
12:05 (00:40) | 1000m | 7.1km | 小鳥峠 |
13:25 (01:20) | 1320.5m | 8.9km | 漆洞山 |
13:45 (00:20) | 1263m | 9.4km | 1263m地点 |
14:30 (00:45) | 1060m | 10.8km | 伐採地出合 |
14:55 (00:25) | 921m | 11.7km | 林道上立渡線入口下山 |
15:00 (00:05) | 937m | 12.2km | 国道158号線路肩 到着 |
Garmin Connectt
写真リンク: https://photos.app.goo.gl/TziJnAcZTNwrrmaZ8
高山の姉の家に向かうことになったので、近くの山へ登ることにしました。 幾つかの候補から、あまり登山の対象とされていない「滝ヶ洞山」と「漆原山」へ向かいます。
登山口は「滝ヶ洞山」の北にある国道158号線の旧道とし、15分ほどで到着するので朝6時半すぎに出発しました。
今年は飛騨も雪が少なく駐車地に苦労するだろうと思っていましたが、国道沿いの駐車予定地から少し進んだ路肩の破線路内に止めることが出来ました。
路肩に駐車
ここから下山予定の伐採地が見えますが、ここも雪は少なく地肌が見えています…。
下山予定の伐採地を確認(雪が少ない…)
早速準備しますが、路肩脇から雪なので早速スノーシューを装着します。
車から直接雪の上へ
雪は予想に反して固くは無く10cmほど沈み込みます。 雪に埋もれた林道を2回ほど横切ると、予定していた尾根に合流します。
林道を横切る
予定の尾根を進む
尾根は急登というわけではありませんが、雪が少なく笹ヤブなどが出ていて邪魔でした。
リボンが付いている
程なくして左斜面が伐採地となっているところに到着します。 朝は生憎の天気で、鈍よりと雲が立ち込めていました。
ガスで煙る
伐採地は雪斜面
左の伐採地にある林道を歩けば楽なのでしょうが、意味がなくなるので尾根沿いを進んでいきます。
雪が柔らかく苦労する
柔らかい雪と笹薮など手間取りながら尾根を進んでいきますが、それほど時間が取られているわけではありません。
雪が少なく笹ヤブに
尾根沿いには鹿と思われる足跡が続いており、山頂まで断続的にありました。
足跡は鹿のもの?
雲が降りてきた
鹿の足跡の固まった雪を踏みながら歩いていくと、1090m付近から伐採地はなくなり雑木林の中を歩いていきます。
木々の間を抜ける
ここまで来ると枝に針のような細かい霧氷が付き始めていました。
僅かに霧氷
細い幹が邪魔に
そのまま奥へ進んでいくと、また左斜面が伐採地となり雪の斜面が広がります。
1106mピークから左の伐採斜面を進む
右の植林との間を進む
鹿もウロウロと
雪の斜面
伐採地の脇を歩き上部を通過すると、1150mピークに到着しました。
伐採地の上部を通る
1150mピークで左へ
ここで左に折れると右斜面が植林となります。 鹿はこの中をトラバースしていますが、先のことを考えて尾根沿いを進んでいきます。
右斜面をトラバース
登りに
ここに来てようやく雪の量が増えてきました。
雪が多くなる
植林の中をあるくようになると作業道の名残か、尾根沿いにテープが続いていました。
ピンクテープが続く
少し前から明るくなってきていましたが、木々の間から日が差し込み始めます。
陽が差し込む
気がつくと上空は晴れ間となっています。 「滝ヶ洞山」の上りとなると、左の樹木の間から雲海の上に猪臥山などが見えていました。
雲海と猪臥山(左)
三ヶ辻山(左)、右に土倉山
滝ヶ洞山の手前から笹が多くなり、その上に積もった雪を踏み抜きながら登るので苦労します。
滝ヶ洞山手前
そして出発から2時間ほどで「滝ヶ洞山」の山頂に到着します。
滝ヶ洞山
三角点の標識などは見当たらず、完全に雪の下に埋もれています…。 展望はありませんが、東側の木々の間からわずかに北アルプスの山々が見えていました。
木々の間から北アルプス
笠ヶ岳
小休止の後は東尾根へ進みます。 そたらを確認すると笹などが茂るヤブとなっていますが、その先は歩けそうなので踏みつけながら突破していきました。
東尾根はヤブ
この辺りから南側が霧氷の良い雰囲気となっており、近くの山(火山?)も見えていました。
南方面が少しだけ見えて
霧氷(上空は青空)
歩きやすい尾根ならよい所ですが、相変わらず笹が多く簡単には進めません。
左の植林との間を進む
ここから先は標高差もあまりない稜線歩きとなります。 左側がところどころで切れているので、景色を眺めながら歩いていきました。
猪臥山
籾糠山
三ヶ辻山方面
下りになると幾分歩きやすくなりますが、ヤブの下から笹もあらわれ素直に進むことは出来ません。
下りに
笹が邪魔に
鞍部からの登り
鞍部から登り返すと、T字尾根となりここで右に折れていきました。
T字尾根は右へ
その先も笹の多いところが続き、1233mピーク手前からは笹の下の空洞を踏み抜き難儀します…。
笹の多い尾根が続く
1233mピーク手前
1233mピークにたどり着くと、南側が明るく綺麗な霧氷が見られました。
1233mピーク(左手前へ)
この辺りも良い霧氷
ここで左に折れると鉄塔のある尾根を進んでいきます。 しかし、間のピーク付近は笹が多く中々進みません。
笹の登りに
平坦な尾根が続く
平坦な尾根となるとヤブも落ちつきます。 そして鉄塔手前のピークに到着すると、左手から広い道と合流しました。
鉄塔手前ピークで道?があらわれ
少し進むと巡視路の標識があらわれ、巡視路のジャンクションとなっていました。
巡視路分岐(No.15へ)
巡視路は笹も刈られており、歩きやすい道が続きます。
巡視路にヤブはない
そして前方が明るくなるとNo.15鉄塔に到着しました。
No.15鉄塔に到着
猪臥山方面
ここはこのコース一番の展望地となっており、右に高山市街地とその奥に北アルプスが見えています。
鉄塔から北アルプス(右から乗鞍岳・焼岳・前穂高岳など)
左から前穂高岳・焼岳・霞沢岳など
笠ヶ岳と僅かに槍ヶ岳
猪臥山
乗鞍岳
三ヶ辻山
ここで展望を眺めながら暫く休憩していきます。 休憩後は、そのまま尾根を降りていきますが、先程までの明確な道ではなくなります。
鉄塔から先に巡視路はない…
とは言え、道が無いわけではなく作業道と思われる道が続いており、ヤブなどはほとんどありません。 少し降りたところで地図にある林道と出合いました。
林道
林道は西に開けており、ここまで見えなかった白山方面が望めますが、残念ながら雲に覆われ確認できませんでした。
林道からの展望
御前岳・栗ヶ岳・猿ヶ馬場山など
奥三方岳
林道の右にある斜面に登り返し尾根の続きを進みます。 この尾根沿いには巡視路の広い切り開きがあり、歩きやすい道が続きます。
尾根に復帰(巡視路)
道なりに進む
1211mピーク手前で右に折れ、1202m方面に標高を維持したまま歩いていきます。
No.13へ
うさぎの足跡
1202mピークへ
程なくして1202mピークに到着すると、巡視路はここで右に折れ下にある鉄塔に向かっています。
1202mピークは分岐(左へ)
ここで左に別れますが、峠に向かって作業道と思われる道が続いていました。
巡視路から外れるが道はある
北西に向かう尾根で三角点へ向かいますが、右が切れて景色が見えており気持ちの良い尾根でした。
三角点ピークへ登る
傾斜が緩むと三角点ピークが前方に見えてきます。
傾斜が緩む
前方に三角点ピークが近づく
ピークまでは平坦な尾根となっており、大きく登ることもなく手前の分岐点に到着しました。 ここで左に向かうと峠方面ですが、ここは直進し三角点へ向かいます。
ピーク手前の分岐点(直進する)
50mほど進むと、右手に広場があらわれ三角点標識が雪の上に出ていました。
三角点ピークに到着
周囲の雪を堀って三角点を探しますが結局見つかりません…。
三角点を探すが見つからず
ここで木々の間から北アルプス方面が見えていたので、倒木の上に座り込み昼食休憩としていきました。 短めの休憩後は先程の分岐まで戻り、北にある小鳥峠へ向かいました。
下り始めたところで雪が掘られた水場があらわれます。 この穴はイノシシが掘ったようで、夏場はヌタ場なのでしょうか?
猪の仕業?
そのイノシシと思われるラッセル跡が尾根沿いに続いていますが、その跡にはパワーを感じます…。
ラッセル跡
休憩までは陽も差し込んで天気が良かったのですが、いつの間にか一面雲に覆われ始めています。
曇ってきた
尾根沿いは小鳥峠までは作業道が続いており、ヤブも無く快適に降りていきました。
ヤブも無く順調に下っていく
唐突に林道終点と出合いますが、そのまま尾根を下り続けます。
林道終点
更に尾根を下る
選考するイノシシや鹿それにうさぎなどの足跡をたどると、1090mピーク付近に到着しました。
先行する足跡を追う
テープに従って左に下る
ここで左に折れテープを頼りに降りていくと、小鳥峠の国道と合流しました。
峠が近づき車の音が
車道が見えてくる
小鳥峠の車道は当然ながら綺麗に除雪されているので、スノーシューのまま足早に横切っていきました。
小鳥峠1
小鳥峠2
対岸にお地蔵様が祀られており、その左奥にピンクテープが見えたのでそちらに向かって登り返します。
小鳥峠のお地蔵様
尾根に向かう
ピンク紐あり
緩やかな登りを進んでいくと、尾根の大木にテープで印がついています。
境界尾根に乗る
ここで左に折れると尾根沿いに右奥へと登っていきました。
尾根沿いに右へ
尾根が広がると南からの広い道と合流しました。
広い道?に
2mほどの幅で木々やヤブが刈られており、歩きやすい道が上部へ伸びていました。
どこからかまた獣の跡
ここも獣の足跡が続いており、それを追って登っていくと唐突に電柱があらわれます。
電柱が
地面に配線されているのか電柱に架線は張られていませんが、その後も電柱が一定間隔であらわれます。
1100m付近
また電柱
この道はこの電柱の整備用の道のようです。
高山市方面
峠が標高1000mでそこから200mほど上がったところで、左手に山頂が見えてきました。
1200m付近
左に山頂
その山頂から伸びる右の稜線に合流すると、アンテナが張られた電柱があらわれここが道の終点のようです。
1250m稜線
電柱の正体?が判明したところで、左の山頂に向かって最後の登りにかかります。
道はここまで
道はなくなりますが笹などのヤブは雪に押さえつけられており、人が通らないわけでは無いようでそれなりに歩けました。
稜線を進む
笹が多く
山頂手前で傾斜が強まりますが、前半のヤブの登りに比べれば大したことはありません。
山頂はすぐそこ
そして峠から1時間半弱で、「漆洞山」に到着しました。
木々に覆われた山頂
ここの山頂も木々に覆われ展望はありません。 天気も下り坂となっているので、早々に下山を開始します。
下山は西へ向かう
下山は西へ向かい、次の尾根分岐で南へ下っていきます。
境界標識とテープあり
その南尾根が問題で、植林ですが笹が多く右斜面の少ないところを歩いていきました。
南西へ向かうが笹薮
ヤブの薄い右斜面を進む
植林帯を通り過ぎると尾根幅が細くなり、ヤブも落ち着きます。
1263mピーク付近
ここから尾根は複雑に分岐しているので、GPSで確認しながら降りていきました。
ここで左に(道が現れる)
途中からテープがあらわれ、作業道とおもわれる道があらわれ楽になります。 ここまでも雪がちらつくことはありましたが、この辺りから本格的に雪が降り出します。
雪が降ってきた
1154m手前で南の979mの鉄塔へ向かい、作業道から分かれ左の斜面を降りていきました。
ここで南(左下)へ向かう
ここから一度伐採したのか細い幹が多くなり難儀します。
それらを避けながら進んで行くと、国道から見えていた広い伐採地に出てきました。
1080m付近で伐採地に出る
天気が良ければ遠くの山も見えたかもしれませんが、この時間は往路に通った伐採地などが近くに見えていました。
中央に越ヶ谷(左の伐採斜面は往路のコース
伐採地からは歩きやすくなるかと思いこのコースにしましたが、雪が少なく笹があらわれていたのと、放置された倒木なども多く仕方なく林道を歩いていきます。
林道を進む
木にはしごが付けられ
雪の多い所を選んで降りていくと、鉄塔に到着しました。
下の国道に自分の車
鉄塔(978m)に到着(そこまではヤブ)
最後は鉄塔から降りる予定でしたが、ここも笹が出ており迂回して降りていきます。
すぐ下に国道があるが倒木で行けづ
下山予定地点には林道が西から来ていますが、崖となっているので軟着陸できる箇所を選んで降ります。
最後はここを降りてきた
林道 上立波線
無事に国道に出合うとここでスノーシューを脱ぎ500mほど離れた駐車地へと戻っていきました。
特にありません。
【次回】
週末にやぶこぎネットのスノー衆に酸化したので、その時の山行を掲載します。
上谷山から白山方面のパノラマ
県境稜線手前の霧氷樹林
日付 | 2024年02月03日(土) | ||
天気 | 曇のち快晴 | ||
山域 | 江越国境 | ||
場所 | 福井県南条郡南越前町橋立 | ||
距離 |
12.6km
|
||
累積標高 | +1236 -1236m | ||
時間 |
6時間35分
|
||
人数 | 単独 | ||
撮影枚数 |
0639枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4) 0000枚 (Panasonic DMC-GM1) 0260枚 (Panasonic DC-TX2) |
||
登山難度 (A:安易~E:高度) |
C(県境滑落注意)
|
||
展望 (A:良い~E:なし) |
A
|
||
見どころ | 霧氷 | ||
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値、赤字は実積) | |||
06:50 | 235m | 0.0km | 橋立駐車地 出発 |
07:50 (01:00) |
560m
|
0.9km |
主尾根合流
|
08:30 (00:40) |
774m
|
2.3km | 774m地点 |
09:00 (00:30) |
881m
|
3.4km | 881m地点 |
09:20 (00:20) | 941m | 4.2km | 941m地点 |
10:00 (00:40) | 1082m | 5.0km | 1082m県境合流 |
10:40 (00:40) | 1196.7m | 6.2km | 上谷山 昼食休憩 |
11:20 (00:40) | 1196.7m | 6.4km | 上谷山 出発 |
11:30 (00:10) | 1168m | 6.8km | 1168m下山分岐 |
12:05 (00:35) | 1037.1m | 8.6km | 手倉山(三角点付近) |
12:40 (00:35) | 726m | 10.4km | 726m地点 |
13:20 (00:40) | 310m | 12.1km | 貯水設備(林道終点) |
13:25 (00:10) | 235m | 12.6km | 橋立駐車地 到着 |
Garmin Connectt
写真リンク: https://photos.app.goo.gl/UKLAg4U5aNMA8vNJ8
二年前の2022年に「船ヶ洞山」から周回で「上谷山」へ向かいましたが、登りの尾根で雪が深いのと体調も万全ではなかったため、県境から1.7kmほど手前で鉄塔尾根で下山しています。
一時期低下していた体力も付いてきて、体調も問題ないのでこのタイミングで登ることにします。 とは言え前回の二の舞いも嫌なので、一般コースの周回で向かうことにしました。
登山口は前回の宇津尾から更に置くへ行った橋立とし、自宅から2時間ほどと見て5時前には出発しました。 1月末の大雪では通行止めとなっていた北陸道も雪は少なくなっており、刀根PA付近でようやく見られ始めました。
明るくなり始めた頃に今庄インターに到着します。 今庄付近は雪も多く残っていますが、2年前に比べれば少なく見えます。 国道を南下し広瀬ダムへの県道を左折すると、集落の間を抜けていきますが、ここも雪は少なく路肩の雪は10cm程度でした。
程なくして橋立付近に到着します。 駐車予定の路肩は十分な広さがあり、ここに止めて出発の準備をはじめました。
駐車地付近
朝は曇り空ですが、これは想定内で問題ありません。
朝は曇り空
準備が整った所で、スノーシューを手に持ち予定の尾根に続く林道を登っていきます。
南無妙法蓮華経妙文石碑
登り口(林道)を見る
林道は綺麗に除雪されており、奥の小屋まで続いているようです。 その手前に電波塔が見えてきて、その脇から尾根に向かいます。
携帯電波塔(ここで左へ)
早速スノーシューを装着し林の中に入っていくと、思ったよりも雪は少なく地表も見えていました。 段々になった斜面を登り予定之尾根の末端に到着します。
ここから尾根を直登
積雪量は少なくヤブが気になりますが、ここからは急登が続くのでヒールリフターを利かせて登っていきます。
尾根の末端はヤブ多い
傾斜が落ち着く
暫くすると傾斜が緩みますが、それに合わせて灌木が生い茂るヤブとなります。
灌木のヤブ
それらを右に左に避けながら進んでいくと、次第に尾根が広がり積雪量も多くなってきました。
尾根が広くなる
雪が多くなる
ふと後ろを振り向くと、山の高さが目線と同じになっていました。 そして出発から1時間ほどで、主稜線に合流します。
主尾根に合流
ここで北の尾根末端からと思われる作業道と出合いました。
ここから傾斜の緩い尾根歩き
作業道は掘れた道となっており、尾根沿いに南へ向かっていました。
掘れた作業道がある
この辺りでは思ったよりも雪は少な目ですが、カチカチに固まっておりツボ足でも歩いていけそうです。
歩きやすい道が続く
傾斜も緩く変化の無い道が続きますが、雪歩きとしてはテンポよく歩いていけました。
ブナも見られ出す
774m付近
774m付近を過ぎると、唐突に林道があらわれます。
林道?
広い切り開きが尾根沿いに続いており、邪魔な枝などもなく硬い雪質も相まってペースが早まり助かります。
尾根沿いに林道が続く(右に植林)
左手に帰路に歩く予定の「手倉山」が近くに見えてきますが、白い霧氷に覆われていました。
手倉山方面は霧氷
一方、右手には黒っぽい植林が目立ち始め面白みはありません。
平坦な道が続く
地形図通りの広い尾根を進んで行きますが、林道が続きます。
881mピーク
941mピークに向けて次第に細尾根となると、林道は右斜面を進んでいきます。 すると右方面の展望が見られだし、近くの山が見えてきました。
ホノケ山が見える
右手に前回歩いた鉄塔尾根
林道を進む
次第に植生も変わり積雪量も多くなり始めました。 木々に霧氷が見られだすと、それに合わせたかのように青空が覗き始めます。
霧氷が見られ出す
晴れ間
前方に県境稜線が近づいてくると、そちらも一面の霧氷に覆われていました。
県境稜線が近づく
ここからも林道で
稜線を仰ぐ
気がつくと周囲は綺麗な霧氷に覆われていました。
綺麗な霧氷を見ながら
県境に向かって傾斜も強まり、後方に白山なども見えてきます。
白山方面が見える
後方の展望が開ける
上空の雲は流れており、青空に白い霧氷が映えています。
一面白く
このまま進むと林道は右の尾根へと向かっているので、適当なところで左上の尾根に登り返します。
林道を外れて尾根に乗る
青空に霧氷が映える
稜線への最後の登りですが、久しぶりの綺麗な景色に疲れも感じません。
稜線へ最後の登り
快晴に
県境手前まで来ると、展望が開けます。 白山方面に掛けて雲ひとつない天気となり、足を止め暫く景色を眺めていきました。
白山アップ
最後の登りから後ろの景色
白山・別山など
大日山などアップ
鯖江市方面
県境付近は、木々が多く霧氷の重みで枝が垂れ邪魔です。
県境稜線に到着
南側の展望(琵琶湖も見える)
ここで左に折れると、前回下山した分岐からの続きとなります。 霧氷は花が咲いたかのように、枝一面についており山頂まで何度も足が止まります…。
花が咲いたように
暫くは灌木が多く霧氷のついた枝に苦労しますが、その間を縫うように歩いていきます。
歩く隙間が無く
山頂までは2箇所ほどの小ピークがありますが、木々は無いのでよい展望地となっていました。
木々の無いピーク
上谷山が近くに
山頂へ最後の斜面を登っていきますが、後方の西側も展望が広がってきており中々進みません。
西の栃ノ木峠方面を望む
敦賀方面
太陽が眩しく
そして出発から4時間ほどで「上谷山」に到着しました。 360度遮るもののない展望で、暫く眺めていきます。
上谷山からパノラマ(北・東)
上谷山からパノラマ(南・西)
左千方・金糞岳・横山岳など
琵琶湖アップ
下山開始
再度、白山アップ
能郷白山
山頂で休憩をとも思っていましたが、思ったよりも風があるので500mほど北へ移動したところで休憩していきました。
休憩地からパノラマ
休憩に選んだ場所は山頂北のピーク東斜面で、小さな雪庇で風が弱まっています。 ここで早めの昼食とし、白山などの展望を眺めていきます。
下に下山分岐(中央のピーク)
福井市方面
中央奥に北アルプス(奥穂高岳など)、左は
能郷白山
30分ほど休憩したところで、西にある下山分岐へと降りていきました。 急斜面の下りとなっていますが滑っても大したことにはなりません。 ここを何度か折り返しながら降りていくと、1168mピークの登りとなります。
降りてきた
1168m分岐ピークへ登り返す
分岐ピークの南側に雪庇が張り出していますが、大したことは無く程なくしてピーク上に到着しました。
分岐ピークに到着
右は三国岳へ
ここで左に折れると下山ですが、三国岳への分岐でもあります。 ここで尾根から三国岳へ向かうスノーシュー跡があり、この日初めて見る人の形跡でした。
三国岳方面にスノーショー跡
三国岳へはまた次の機会とし、今回は下山を開始します。 尾根に入ると驚いたことに団体の登山者の方とすれ違い、その後も「手倉山」まで10名以上の方を見かけました。
下山尾根を進む
スノーシューやツボ足の跡を遡って尾根を下りますが、暫くは綺麗な霧氷を眺めながら歩いていきます。
左下に往路の尾根
霧氷を見ながら歩く
1069m手前の鞍部では左に折れて登り返しますが、ここも無数の足跡が残っています。
無数の足跡(1069m手前の鞍部)
1069m付近
1069m付近も素晴らしい霧氷が見られました。
巨木の霧氷
そして県境分岐から30分ほどで「手倉山」に到着しました。 ここで三角点を探しますが、雑木林の雪の下に隠れて探すことは出来ません…。
手倉山三角点付近
ここまでは緩やかな下りでしたが、「手倉山」から暫くは急斜面となります。
手倉山から下りに
尾根は複雑に分岐しており足跡があるので迷いませんが、方角を確認しながら進んでいきます。
倒木の下に岩
波打った雪の上を歩く
岩がむき出し
美濃俣丸方面の展望
景色を眺めながら足早で下山すると、手倉山から30分ほどで726m付近まで降りてきました。 この辺りから植林が見られだし、往路と同様の掘れた作業道があらわれました。
726m付近で左手に植林
作業道が出てくる
結局この作業道は林道出合いまで続いており、古いものと新しいものが並行して続いていました。
掘れた作業道を歩く
標高が落ちるのに従い次第に雪が少なくなり、倒木などもあるためスノーシューが邪魔となりはじめました。
スノーシューが邪魔になりだし
適当なところでスノーシューを外してザックに背負うと、半分滑りながらも作業道の上の足跡の上を辿っていきました。
田畑が見えてくる
末端近くまで降りると植林があらわれます。
植林に突入
植林帯の中は雪が殆どなくなっており、笹薮などもあらわれました。
雪が少なく
前方に広場が見えてきたので、笹薮を突っ切って行くと除水設備の上に到着しました。
最後は笹薮
ここで右端を降りていきますが、上からは見えない階段が中央にありました…。
階段がある
林道に降り立つと駐車地まで戻っていきます。
林道で降りる
林道を降りていくと、三角屋根の浄水設備が見えてきました。
浄水場に到着(車は登山者のもの)
ここに登山者のものと思われる車が8台置かれており、15台ほどは止められそうでした。
広野浄水場
そして県道に出ると、100mほど先の駐車地に戻っていきました。
車道に出る(奥は美濃俣丸)
【反省点】
特にありません。
【次回】
週末に岐阜県高山の低山に登ってきたので、その記録を掲載します。
御池岳(丸山)から霧氷の眺め
山頂直下で霧氷の中を歩く
日付 | 2024年01月28日(日) | ||
天気 | 晴れのち曇 | ||
山域 |
鈴鹿
|
||
場所 | 三重県いなべ市藤原町坂本 | ||
距離 |
13.4km (内車道1.4km)
|
||
累積標高 | +1428 -1428m | ||
時間 |
7時間45分
|
||
人数 | 単独 | ||
撮影枚数 |
0351枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4) 0000枚 (Panasonic DMC-GM1) 0030枚 (Panasonic DC-TX2) |
||
登山難度 (A:安易~E:高度) |
C(雪山)
|
||
展望 (A:良い~E:なし) |
B(当日はガス多い)
|
||
見どころ | 霧氷 | ||
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値、赤字は実積) | |||
06:50 | 178m | 0.0km | 藤原簡易パーキング 出発 |
07:00 (00:10) |
210m
|
0.7km |
巡視路入口
|
09:10 (02:10) |
1007m
|
4.2km | 白瀬峠 |
09:45 (00:35) |
865m
|
5.1km | 真の谷出合 |
11:30 (01:45) | 1175m | 5.8km | 展望地 昼食休憩 |
11:50 (00:20) | 1175m | 5.8km | 展望地 出発 |
12:00 (00:10) | 1241m | 6.1km | 奥の平 |
12:10 (00:10) | 1247m | 6.5km | 御池岳(丸山)山頂 5分滞在 |
12:40 (00:30) | 950m | 7.8km | カタクリ峠 |
13:10 (00:30) | 1054m | 8.8km | 冷川岳 |
13:15 (00:05) | 1007m | 9.2km | 白瀬峠 (5分休憩) |
14:25 (01:10) | 210m | 12.7km | 巡視路入口 |
14:35 (00:10) | 178m | 13.4km | 藤原簡易パーキング 到着 |
Garmin Connectt
xxx
写真リンク: https://photos.app.goo.gl/EBiE6BYDaFJyJ5t29
※何度も歩いているコースなので、写真中心で掲載します。
当初は土曜日に本格的な雪山を計画していましたが、仕事疲れが残っていたので日曜日にスノーシューなどの装備点検を兼ねて近場の雪山へ向かうことにしました。
登山口は何時もの藤原簡易パーキングとし、自宅を6時前に出発しました。 数日前の大雪の影響も、ここ数日の天気で溶けています。 それでも藤原の近くまで来ると、路肩に雪が見られ始めます。
そしてパーキングには、予定より早く6時40分頃に到着しますが、日の出前にも関わらず多数の車が止まっていました。 見るとどの車も登山者のもののようで、出発の準備をしている人も数名います。
日の出前に出発
早速準備を整え、スノーシューをザックにくくりつけて出発します。 暫くは国道脇の歩道を歩いていきますが、人の踏み跡は途中まででその先は車に気をつけながら車道横を歩いていきました。
10分ほどで、木和田尾の巡視路の入り口に到着します。 巡視路コースには、前日までの踏み跡に加えて先行する方の足跡もあり迷うことはありません。
日の出
日の出を見たところで、雪に覆われた巡視路を登っていきました。
下から雪
踏み跡は途中までは巡視路を辿り、鉄塔の下で右にトラバースしショートカットしていきます。 次の鉄塔も手前で左へ向かい、鉄塔のすぐ上で尾根に乗りました。
尾根に乗る
ここからは尾根沿いのよく踏まれた道を歩いていきます。 暫くは積雪量も10cm以下で、夏道よりも速いペースで歩いていきました。
鉄塔付近からよく踏まれた雪道に
巡視路コース分岐
次第に晴れてくる
2つ目の鉄塔から
つぼ足で進む
頭陀ヶ平との分岐に到着すると積雪量も増えますが、相変わらず白瀬峠方面には良い道が続いています。
ここで右へ
この時間、雲も無くなり青空が覗きだして良い感じです。
この時間は良い天気に
途中にある急登など柔らかい雪で難儀したので、スノーシューを履いていきます。 それでも30分と掛からず白瀬峠に到着すると、ここからは踏み跡の無いいつものコースで真の谷へ降りていきました。
白瀬峠から真の谷へ
バージンスノーをラッセル
赤テープがありますが、歩きやすいところをトラバースで降りていきました。
風紋
斜面の木々の間からは、向かう御池岳のテーブルランドの霧氷が見えてきます。
御池岳は霧氷ランド
20分ほどで真の谷に降り立ちますが、付近に人の気配はなく谷を流れる水音がわずかに聞こえるだけでした。
真の谷
以前は無かった?
ここから奥ノ平へ登り返しとなりますが、この日の雪は柔らかく序盤の急登で苦労しました。
御池岳に向かい登り返す
フカフカの雪に苦労する
尾根に乗ると前方に見える稜線へ標高を上げていきます。
尾根に乗る
このコースは歩く人がほとんどいないのか、新旧含め足跡などはありません。
雲が流れてきた
主尾根と合流すると傾斜が弱まります。 しかし、相変わらず柔らかい雪で、傾斜を緩くするためつづら折れに登っていきます。
尾根に小さな雪庇
体力的にも落ちてきていることもありますが、急ぐ必要も無いので景色を眺めながら休憩を多めに登っていきました。
景色が見えてくる
真の谷から1時間半ほど登り返したところで、休憩予定地の展望地に到着します。 東側の風の影響が少ないところで景色を見ながら昼食休憩としていきます。
到着直後はガスに覆われていましたが、休憩に合わせたかのようにガスが晴れて景色が見られました。
奥ノ平手前の展望地からの眺め
藤原岳方面
それほど寒くはありませんが、短め休憩後は奥の平まで一気に登っていきます。
展望地から先は傾斜も緩みますが、ガスでホワイトアウト寸前です…。
奥ノ平へ
主稜線に到着すると、いつものことですが立派な霧氷が見られました。
稜線の木々は霧氷の塊
奥ノ平の霧氷
ここで東から上ってこられた登山者を見かけます。 この先どうしようか迷っていましたが、奥の平から山頂方面にはしっかりした踏み跡が付いており、ホワイトアウト寸前のこの天候でも問題なく行けそうです。
奥の平
先程の登山者を追い越すと、踏み固められた足跡を辿り山頂へ向かいます。
霧氷の林を進む
途中から雲が流れて青空が見えてきました。 すると今までガスの中でよく見えていなかった霧氷が、白く輝き綺麗に見えてきます。
雲が流れ明るくなる
山頂手前
標高差も無いので程なくして山頂に到着すると、4名ほどの方がいました。 山頂からはタイミングよくガスが途切れて、養老山地などが見えていました。
御池岳(丸山)から養老山地を望む
御池岳(丸山)から霧氷を眺める
休憩後はフカフカの雪の上をカタクリ峠へと適当に降りていきます。
霧氷の林
カタクリ峠へ降りていく
10分ほどで鞍部の真の谷からの道と合流します。 ここから少し登りとなりますが、相変わらず登山道には沢山の踏み跡があり、カタクリ峠へは直ぐに到着しました。
登山道に合流
カタクリ峠には多くの足跡
カタクリ峠からは「冷川岳」経由に「白瀬峠」へ戻りますが、このコースも多くの人の往来で楽に歩くことが出来ました。
白瀬峠へ向かう
冷川岳
白瀬峠へ下る
白瀬峠からは往路のコースで引き返します。
白瀬峠
白瀬峠からの道も朝の時点より踏み跡がしっかりしており、途中で不要となったスノーシューを担ぐと足早に降りていきました。
最後まで歩きやすい道
下山の鉄塔から養老山・池田山など
奥に白い恵那山
最後の鉄塔までは順調に降りてこられますが、そこから下では雪が溶け出し滑ります。
無事下山(雪はくさり)
最後は慎重に降りていくと、山頂から2時間半ほどで無事に駐車地に辿り着きました。
【反省点】
特にありません。
【次回】
土曜日にまた雪山に登ってきたので、その時の記事を掲載します。
907mピーク手前伐採地から東側のパノラマ(三峰山など)
929mピーク手前からマスガタ山(右)と桧塚・水無山(左)など
日付 | 2024年01月14日(日) | ||
天気 | 快晴 | ||
山域 |
伊勢
|
||
場所 | 三重県松阪市飯高町森 | ||
距離 |
20.8km (内車道9.8km)
|
||
累積標高 | +1133 -1133m | ||
時間 |
6時間25分
|
||
人数 | 単独 | ||
撮影枚数 |
0697枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4) 0000枚 (Panasonic DMC-GM1) 0052枚 (Panasonic DC-TX2) |
||
登山難度 (A:安易~E:高度) |
C
|
||
展望 (A:良い~E:なし) |
C
|
||
見どころ | 蓮ダム | ||
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値、赤字は実積) | |||
07:10 | 250m | 0.0km | 巡視路入口駐車地 出発 |
07:30 (00:20) |
410m
|
0.4km |
No.5鉄塔
|
07:50 (00:20) |
534.5m
|
1.1km | 高山/三等三角点(森) |
08:20 (00:30) |
630m
|
2.3km | 津本山 |
08:45 (00:25) | 691m | 3.4km | 鍋倉のクボ |
09:20 (00:35) | 893.9m | 4.7km | フナクボ山/三等三角点(乙栗子) |
09:50 (00:30) | 887m | 6.1km | 青田裏山 |
10:30 (00:40) | 913m | 7.4km | 929m付近 昼食休憩 |
10:45 (00:15) | 913m | 7.4km | 929m付近 出発 |
11:05 (00:20) | 955.5m | 8.1km | マスガタ山 |
11:25 (00:20) | 883m | 9.6km | アマネ山 |
11:45 (00:20) | 617m | 10.5km | 加杖坂峠 |
11:55 (00:10) | 550m | 11.0km | 加杖坂トンネル東口(車道歩き) |
13:25 (01:30) | 318m | 20.0km | 蓮ダム |
13:35 (00:10) | 250m | 20.8km | 巡視路入口駐車地 到着 |
Garmin Connectt
写真リンク: https://photos.app.goo.gl/9raNPAetGTCbEcYi6
前日から冬型の天気となり、日本海側を中心に雪となっています。 当初はそちらの雪山を計画していましたが、朝方の交通が心配で急遽以前から予定していた雪の影響が少ない山へ向かうことにしました。
幾つもの案から、三重県の台高山脈の東の外れにある蓮(はちす)ダムにより作られた奥香肌湖の北側にある尾根を縦走することにしました。
登山口は、尾根の東側の鉄塔巡視路の入口とし、自宅から2時間ほどと見て5時過ぎに出発しました。 伊勢自動車道を南下しますが、年始の参拝も一段落し伊勢方面に向かう車も少なめでした。
高速を松坂インターで降りると、国道166号線を香肌方面へと向かいます。 まだ日の出前で道は空いており、1時間ほどで蓮ダムとの分岐に到着しました。 ここで左に折れると、迷岳周辺の特徴的な山が見えてきます。
蓮ダムの手前にある別荘地の上部付近で、右にある巡視路口の駐車余地に車を止めていきました。
左の路肩に止める
早速出発の準備をすると巡視路の標識に従って、林道を歩いていきます。 林道はすぐに右の枯れた沢を通過していきますが、今は橋(多分鉄板か?)は除かれ車は通れないようになっていました。
巡視路口からスタート
奥へ
No.5へ向かう
水の無い沢を渡る
ここからは急な尾根を直登していきますが、巡視路の標識は見当たりません。 林道が新しく作られたときに巡視路も寸断されたようで、暫く林道を歩いていくと林道斜面の上に黄色の標識が見えてきました。
右上へショートカット
林道の上に巡視路の標識
崖状の斜面を無理やり登ると巡視路と思われる薄い踏み跡に合流しました。
上へ
そこからも林道をショートカットしながら上へと向かいます。
左へ折れて上へ
その後も、ピンクのビニール紐やロープを頼りに植林の急斜面を登っていきます。
ロープを頼りに
つづら折れに登る
急斜面が続きますが鉄塔までの距離は大したことは無く、程なくして傾斜が緩むと前方に見えてきました。
ビニール紐を辿る
鉄塔が見えてくる
鉄塔は木々に覆われ展望は見られません。 鉄塔の脇に明確な踏み跡が続いているので、それをたどり奥へ歩いていきました。
鉄塔の横を通り奥へ
稜線が近づくと右にあるNo.6鉄塔への標識があらわれます。
No.6鉄塔方面へ
そちらへ進むとすぐに右から広い作業道と出合いました。 ここが地図に書かれた破線路のようで、左に折れて進んでいきます。
破線の作業道に出る(ここで左へ)
道は植林の作業道となっていますが、倒木などが多く避けながら歩いていきました。
倒木の多い作業道に
日が差し込む
暫くトラバースで歩いていくと、次第に右上の稜線が近づきます。 そして稜線と合流したところで、予定通り左の三角点ピークへ向かいます。
稜線に合流
左のピークへ
尾根は二重稜線となっており、東の尾根を歩いていきますが、古い道は崩れており歩きづらくなっています。 そして分岐から5分ほどで、ピークにある電波塔に到着しました。
電波塔に到着
山頂は電波塔の設置で削られていますが、更に奥に盛り土が残っておりそこに三角点があります。
三角点
高山
併設の施設
ここから先程の分岐へ戻りますが、設備の電源として電柱が敷設されています。 その脇に整備を兼ねた道が作られており、それを辿って西方面へ向かいました。
電柱方面へ
こちらのほうが良い道
先程の尾根よりははるかに歩きやすい道ですが、暫く進むと崩壊地の手前で左のダム方面へと下っています…。
広い道に
崩壊地手前で左下へ(戻る)
仕方が無いので少し戻り、分岐へ向かいました。 分岐からは稜線沿いに先程の作業道の続きがありますが、左の崩壊地の影響などで道が削られあまり良い道ではありません。
尾根に合流
道が悪いところは尾根沿いに進むと、崩壊地を通過したところで本来の作業道となります。
広い作業道に
左下に蓮ダム
倒木などはありますが、道なりに進んでいくと次第に荒れた道となってきました。
暫くは良い道を進む
次第に荒れた道に
すぐ右の尾根を進みますが、枝などが張り出しており避けながら進むことになります。
尾根沿いを進む
幸いその様なところは長くは続かず、程なくして広い林道に出合います。
唐突に林道が
林道は最近利用された形跡はありませんが、人が通るには十分でした。
林道を進む
暫く稜線沿いの林道を歩いていきますが、それも左に逸れていきます。 適当なところで右の尾根沿いを歩いていきますが、歩く人や獣は少ないようでヤブが多めでした。
林道は左下に(右の尾根に戻る)
尾根沿いはヤブ
木々の間を抜けるように歩いていくと、630mピークに到着します。
木々の間を進む
630mピークに到着
ピークには標識が転がっており、昔あった集落の名前と思われる「津本山」と書かれていました。
津本山
ここからも左斜面に作業道と思われる踏み跡が残っています。
左に作業道
そこを歩いていきますが、次第に灌木が煩くなります。
灌木のヤブ
尾根が広がるとヤブもなくなり、程なくして「鍋倉の頭」と書かれたところに到着します。
植林となり下草も少なく
鍋倉の頭
地図で確認すると小ピークとなっていますが、顕著な山頂と言うわけではありません。 また、ヤブが出てきたので堪らずに左に向かうと林道と出合いました。
またヤブが(左に逃げる)
左に行くと林道があらわれる
林道との境のヤブの少ないところを歩いていくと、前方が明るく見えてきました。
歩きやすくなる
伐採跡(幼木が)
右側が伐採されており、そこに幼木が植えられ獣避けの網で仕切られています。 網沿いに進んでいくと、右手のピーク方向に踏み跡がありました。
右のピーク方面へ
そこを入っていくと「鍋倉のクボ」に到着しました。(標識はありません)
南東方面
鍋倉のクボ
ここからは下草も無くなり、広い稜線を進みます。
気持ち右へ
緩やかな登り
暫くは緩い登りを進んでいくと、左から林道と合流しました。
左から林道と出合う
林道があらわれると人や獣も尾根沿いの古い道は利用しないのか、またヤブが出できました。
林道の横を進む
次第にヤブが濃く
全身困難(左の林道へ)
再度ヤブで前進が困難となり、左の林道に逃げていきました…。
ここからは林道を歩く
植林の間を歩いていくと、広く伐採されたところに到着します。 この辺りまで来ると標高も高くなり、日陰などには薄っすらと雪が残っていました。
前日の雪が薄っすらと
フナクボ山手前の伐採地
林道を進んでいくと分岐があり、ここで右の山頂方面へ向かいます。
右へ
前方にピークが見えてきますが、林道は右へ回り込んでいるので手前の斜面に取り付きました。
前方のピークへ
この先にもヤブがあるので右へ迂回しながら登っていくと、三角点のある「フナクボ山」に到着しました。
ヤブを迂回し
フナクボ山の三角点
山頂は植林に覆われ展望はありません。 西に踏み跡があるので進んでいくと、山名の由来となったと思われる船底の形をした斜面が見られます。
西へ降りる
西の稜線で伐採地となり、迷岳方面の展望が広がっていました。
伐採地から迷岳方面を望む
ここで工程の中盤といったところで、後半は広い尾根を北西へと向っていきます。
稜線を進む
広い尾根を降りていく
左が広葉樹の二次林となると、地面に雪が白く見えてきます。
左手は雪で白く
左斜面は二次林
857mピーク手前で破線の古い林道があらわれると、右をトラバースして行きました。
857mピーク手前で右へ
林道跡を進みピークを右から巻く
そこを通過すると真新しい林道と合流し、また伐採地に出てきました。
青田裏山手前で林道に合流(左へ)
林道は左に折れて二重山稜の尾根沿いを登っていきます。 ここは伐採された斜面を直進し、ショートカットしていきました。
林道をショートカット(直進する)
上部の林道に出ますが、そこから山頂方面は濃いヤブで歩けそうもありません。 ここからは林道を歩いて、887m地点へと向かいました。
結局林道に出る
887mピーク南は展望地
幸い?林道はピークを通過していました。
林道はピークへ
ピークへ向かう
「青田裏山」山頂の887m付近のは苔むしたピークですが、林道造成で標識などは見当たりません。
青田裏山(標識などは無い)
林道を西へ向かう
山頂から西に林道が通っていたのでそちらへ向かいますが、結局先程の林道と出合います。
すぐ下に轍のある林道
林道を歩く
林道を歩いていくと、前方に電波設備と電柱が見えてきました。
雨量計設備
そこは左下に見えていた舗装林道との合流点で、雨量観測所が置かれています。
青田雨量観測所
舗装路に出る
林道は地図通り左斜面を蛇行して三角点ピークのマスガタ山方面へ向かっています。 これを歩いても行けますが、907mピークや929mピークを通過するのでここで尾根沿いに復帰しました。
右の尾根を907mピークへ
ヤブは多いですが作業道に踏み跡もあり、歩くのには支障ありません。
右に伐採地
907mピーク手前で右斜面が伐採地となっており、東方面の展望地となっていました。
伐採地からパノラマ
907m手前の伐採地から三峰山を望む
伊勢方面
ここからは明確な作業道となり、程なくして907mピークに到着します。
907mピーク
907mピーク付近からは左斜面が自然林となり、ブナなどもかろうじて残っていました。
ブナ林
その後も歩きやすい作業道が続きますが、929mピークとの鞍部付近は右斜面が切れ込んでいます。
右斜面が切れ込む
929mピーク手前から左斜面が伐採され、台高山脈の「桧塚」などが雪を被って白く見えていました。
929mピーク手前から桧塚・水無山・国見山な縺
伐採地は広範囲に及んでおり、稜線直下まで林道が切り開かれ929mピークの先へと続いていました。
伐採地の林道
左斜面が伐採されて
右にマスガタ山
929mピーク
929mピークを通り過ぎると、下に見える林道へ降りていきます。
下の林道へ
林道へ降りる途中でお腹が空いてきたので昼食休憩としていきました。 景色を眺めながら短めの休憩を取り終えると、林道へショートカットしていきます。
林道を左へ
下の林道へショートカット
林道の末端は崖となっており降りられません…。 少し手前で左斜面が降りられそうなので、無理やり林道と出合いました。 左の「マスガタ山」に林道が分岐しているので、そちらへ向かいます。
左のマスガタ山へ
そのまま林道を山頂の北側から回り込むように登っていきました。
林道を辿り上へ
右奥に倶留尊山
林道から右上の尾根に乗ると、作業道が山頂まで通っていました。
林道から尾根に乗る
山頂へ登る
マスガタ山の山頂は、これまでに無く標識が立ち並んでいます…。
マスガタ山は標識が多い
三角点
ここから次の目的地となる883mピークの「アマネ山」までは、林道が縦横に通りっていました。
マスガタ山の直下に林道
尾根を真西へ歩いていきますが、結局は地図に記載された林道を歩いていきました。
右の急斜面との境を進む
林道に出る
アマネ山までは林道歩き
林道で883mピーク手前まで来ますが、尾根沿いはヤブが濃く歩けそうもありません。
北の展望
そのまま林道を歩いていくと、右に分岐が登っているのでそこから向かいます。
右のアマネ山へ
右斜面はどこもヤブが続いていたので、結局山頂直下まで林道で登り、最後はヤブの少ないところをピークへ向かいます。
右の尾根は濃いヤブ
山頂直下から登る
山頂は植林とヤブに覆われ、その一角に山名標識がぶら下がっていました。
アマネ山(ヤブの中で展望なし)
北道を戻り林道に合流すると、ここからは予定通り「加杖坂峠」へと下山します。
林道まで戻りそのまま下へ
幸い林道から下の南斜面は広範囲が植林となっており、縦横に林道が走っています。
この辺りは全林植林
林道脇の伐採林が気になりますが、それ以外は歩きやすい作業道(獣道?)が下へ続いています。
苔むした斜面を下る
縦横に林道
標高670mまで降りてくると林道が現れ、そこを歩いていけます。
林道に出る
尾根沿いの道を直進
その後は林道を外れますが、明確な踏み跡が付いており「加杖坂峠」へと続いていました。
林道から外れ作業道を進む
峠部分は崖なので、手前で右下へ降りて難なく峠の林道と出合いました。
加杖坂峠(左裏に下山)
峠付近は伐採地となっており、カヤトなどが広がっています。
加杖坂峠からマスガタ山方面
ここからは林道で降りていきますが、トンネルまでは最短距離でショートカットしていきます。
林道を降りていく
ショートカットして車道へ
加杖坂トンネルの東口に出合うと、ここからは長い車道歩きとなりました。
加杖坂トンネル
ここから長い車道歩き
9km以上あり2時間弱は掛かりそうです…。 それは予定通りなので黙々と歩いていきますが、ダムなど見どころもあるので飽きはきません。
青田発電所分岐(右から降りて来た)
幸い車道を走る車は少ないので危険は感じません。
ダム湖の端に
深山橋
辻堂橋を望む
不動尊
ダム湖のシンボルとも言える「辻堂橋」を通過すると、奥に蓮ダムが見えてきます。
辻堂橋
水量は少ない
また朝登った「高山」の電波塔も左に見えてきて、出発地が近づいていることが分かります。
中央奥に高山の電波塔
そして今まで何度か通過していますが、まともに見ていなかった蓮ダムを眺めながら歩いていきます。
蓮ダム1
蓮ダム2
周辺マップ
蓮ダム3
展望台
ダムを過ぎると一気に標高を落として、駐車地の巡視路口まで降りていきます。
500mほどで駐車地
そして「加杖坂トンネル」から1時間40分ほどで、駐車地に無事到着しました。
【反省点】
特にありません。
【次回】
終日は雨なので久しぶりに休養となります。 まだ計画できていませんが、そろそろ雪山へ登りたいと思っています。
No.120鉄塔から大谷山・滝谷山など
雁又山から濃尾平野を望む
日付 | 2024年01月07日(日) | ||
天気 | 晴れ時々雨 | ||
山域 |
美濃
|
||
場所 | 岐阜県揖斐郡大野町大字松山 | ||
距離 |
15.7km (内車道5.8km)
|
||
累積標高 | +973 -973m | ||
時間 |
4時間45分
|
||
人数 | 単独 | ||
撮影枚数 |
0671枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4) 0194枚 (Panasonic DMC-GM1) 0000枚 (Panasonic DC-TX2) |
||
登山難度 (A:安易~E:高度) |
C
|
||
展望 (A:良い~E:なし) |
C
|
||
見どころ | 各展望地 | ||
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値、赤字は実積) | |||
07:15 | 27m | 0.0km | 松山水辺公園駐車場 出発 |
07:30 (00:15) |
33m
|
1.2km |
尾根入口
|
07:40 (00:10) |
114.5m
|
1.6km | 三等三角点(点名:清水) |
08:05 (00:25) |
223m
|
2.7km | 権現山 |
08:20 (00:15) | 190m | 3.3km | No.122鉄塔 (5分滞在) |
08:35 (00:15) | 255m | 4.0km | 四等三角点(点名:小野) |
09:00 (00:25) | 119m | 5.3km | 牛洞坂 |
09:20 (00:20) | 228.9m | 6.2km | 野村山(三角点:小洞) |
09:30 (00:10) | 188m | 6.6km | 野村坂 |
09:50 (00:20) | 356m | 7.3km | 大谷山 |
10:05 (00:15) | 398.1m | 8.3km | 滝谷山 |
10:30 (00:25) | 430m | 9.4km | 雁又山 |
10:35 (00:05) | 360m | 9.6km | 鉄塔巡視路(下山分岐) |
11:10 (00:35) | 87m | 11.0km | 金尾滝公園(下山) |
12:00 (00:50) | 25m | 15.7km | 松山水辺公園駐車場 到着 |
Garmin Connectt
写真リンク: https://photos.app.goo.gl/9fFUSim9AaLT4HnE8
近場ということで、自宅から1時間ほどと見て朝6時に出発します。 揖斐川沿いの右岸を走り、去年開通した大野神戸ICの架橋を通過したところで左岸へ渡りました。
右に降りられる2つ目の分岐で堤防を降りると、そのまま北に向かって走らせます。 集落沿いの道に入ると左に「斎場」の標識があるところで左折しました。 程なくして右に大きな駐車場(松山水辺公園の駐車場)が見えてきたので、そこに駐車していきます。
朝焼けの中スタート
広い駐車場ですが、利用する人はおらず帰りも自分の一台だけでした。 早速準備を整えると、南に向かって歩道を歩いていきます。
暫くは車道歩き
この日は朝方まで雨が降っていましたが、この時間は晴れており日差しが届いていました。
朝は良い天気
松山の集落に入ると神社や寺院がありますが、何れも見ただけで通過していきます。
白山神社
常光寺
登り口は、国土地理院の地図に破線で参道と思われるものが書かれた尾根の末端からです。 その付近で右に折れると、獣避け柵の扉がありました。
ここで右へ
扉を開き中へ
扉はチェーンで巻きつけるタイプなので、それを開けて中へ入りますが、右の入口に気が付かず奥へ向かおうとしてしまいました…。 扉へ戻ると入ってすぐ右手に草に覆われた入口がありました。
分かりづらい入口
林の中を進むと、参道と思われる石階段が続いていました。
石段を登る
とは言え、今は利用する人もほとんどいないようで、階段の石積みは崩れてきていました。 また倒木などもあるので、迂回して登っていきます。
右上に
妙見古道の道標
少しのぼってところで尾根沿に直線で登る道となります。
階段跡
程なくして前方に石灯籠が見えてくると、そこが神社跡でした。
石灯籠
神社跡は見る影もなく、石碑などが散乱していました。
?
神社跡
両側は狛犬跡か?
奥には寺院跡と思われる本殿と思われる残骸がありますが、数十年は経っていそうです。
本殿跡?
ここまでは参道を歩いてきましたが、この先も古い道が残っています。
道跡を進む
それらを利用し標高を少し上げると、広場に到着しました。
三角点ピークは広場
ここに三等三角点がありますが、木々に覆われ展望は皆無です。
三等三角点(清水)
更に道は北へ向かって伸びているので、そこを歩いていきました。
尾根沿いに道
古い道が続きますが、所々木々に埋もれ始めていました。
道なりに進む
突然先程の神社跡にもありましたが、何脚もの椅子があらわれます…。 特に展望とか見られるところではないのが謎です…。
椅子…
ここにも椅子
植林を抜けると明るい二次林となりました。 シダが茂っていますが、獣道などの踏み跡はあるので問題はありません。
シダの中を進む
平坦な尾根を進んでいくと、前方に「権現山」が近づいてきます。
所々が伐採されている
前方に権現山が近づく
「権現山」への登りとなると、急斜面ではありませんが落ち葉などで滑りやすいので、つづら折れに進みます。
斜面を登る
左の樹林越しに池田山
この辺りで10頭弱の鹿を見かけます。 こちらの姿を見て一斉に逃げていきますが、この様な里山にも多くいるとは驚きでした。
一旦、平坦に
傾斜が強くなる
「権現山」手前の急斜面を登り切ると、植林となり左の八丈岩方面からの踏み跡と合流します。
山頂が見えて
権現山付近は人の手が随分と入った感じで、ここにも昔は山城があったのかも知れません。
権現山に到着
右に折れると221mピークへ進みます。 その221mピークに到着すると、ここで左に折れ北方面へ向かっていきました。
221m地点で左へ
50mほどの下りとなり踏み跡に従って降りていくと、名も無い峠に到着しました。
斜面を降りていく
破線の峠道と合流
ここが地図の破線部分で、今も利用されているのか両側に道が分岐していました。
更に直進する
ここを直進して軽く登り返すと前方が明るくなり、鉄塔に到着しました。
No.122鉄塔
ここがNo.122鉄塔で、南東から西まで見通せます。
鉄塔からの眺め(中央に百々ヶ峰、左に恵那山)
No.122鉄塔から池田山と国見岳(右奥)
「池田山」の右奥には「国見岳」が雪をかぶって見えていますが、まだ雪は少なめのようでした。
国見岳アップ
景色を堪能したところで、更に尾根を登っていきます。 ここからは巡視路となっており、明確な道が続いていました。
ここからは巡視路に
No.121方面へ
広い道
途中でNo.121鉄塔は子尾根にあるので分岐しており、そこからはNo.120鉄塔へ向かいます。
No.120へ向かう
鉄塔手前のピークに四等三角点があるので、そこを通過します。
四等三角点(小野)
三角点から少し進むと右が明るくなり、そちらへ向かうとNo.120鉄塔に到着しました。
No.120鉄塔分岐
No.120鉄塔
ここからは先程通った「権現山」や、今から向かう「大谷山」や「滝谷山」が近くに見えていました。
左下に権現山
東側の眺め(大谷山・滝谷山)
また樹林越しに濃尾平野も広がっており、遠くに名古屋のビル群も確認できます。
左に岐阜市街地、右に名古屋市街地
ここでNo.119鉄塔に降りかけますが、降りる尾根はこちらで無いことに気が付き戻ります。
No.119鉄塔に降りかけるが
先程のNo.120鉄塔の左下に踏み跡があり、そちらから降りていくと途中の木に標識がありました。
No.120鉄塔の左下へ
黄色標識に矢印が…
そのNo.119鉄塔は左の尾根にありますが、途中そちらからの道が合流するのでどちらからでも来られたようです。
No.119鉄塔が見えるが右へ
植林となり作業道を利用した道を歩き左にカーブして行くと、尾根の右斜面に明確な踏み跡が続いていました。
尾根に乗る
尾根の右斜面を進む
そのまま踏み跡を辿って降りていくと、掘れた道となり右下に林道が見えてきました。
左へ
掘れた道に
右下に車道があるが降りられず
林道と水平に古い道があり、それを辿って北側へ歩いていくと標識の付近で林道と出合います。
道を辿り北へ
道路出合
標識の左に出てきた
この林道は冬季通行止めとなっています。 この時間は林道の路面は濡れており、ポツポツと雨粒が落ちてきていました。
この時間雨が降って
通り雨でたいしたことないので、そのまま登山を続けます。
峠に戻るように登っていくと、左手に祠が見えてきました。
ここからは遊歩道に
ここからは一般の遊歩道が整備されているので、それを辿って「大谷山」へ向かいます。 「とりで跡コース」と名付けられた道を進んでいきますが、階段なども整備されており歩きやすい道が続きました。
階段を登る
左の階段に
程なくして尾根に乗りますが、先程からの小雨が降り続いていました。
尾根に乗る
遊歩道を進む
右から別コースの道と合流すると、道幅も広がります。
歩きやすい道
周囲は城跡と思われる堀切のような斜面も見られますが、標識などはありません。
堀切?
程なくして分岐に到着しますが、ここは直進しますがその道も右下へ降りています。
分岐
左上の尾根沿いにてミアととテープがあるので、ここを登っていきました。
下らずに左上に進む
三角点ピークへ
尾根沿いの道を登っていくと「野村山」に到着しました。
野村山
四等三角点
山頂の展望は無いのでそのまま直進していくと、先程の道が登ってきており出合います。
遊歩道に合流
遊歩像のよい道を進んでいくと、東屋のある広場に到着しました。
前方が明るくなる
東屋のある展望地に到着
東屋の前からは南東方面が伐採されており、低い雲が立ち込めていますが遠くに「恵那山」なども見えていました。
低い雲が立ち込める
恵那山アップ
金華山と右に岐阜のビル群
花立峠 宝篋印塔
展望を眺めたところで、すぐ下にある峠に降りていきます。
三面観音?
すぐ下に峠
1分ほどで広い峠に到着しますが、すぐに次の遊歩道(こならコース)を登り返していきます。
車道に出る
こならコースを進む
標識には「大谷山」まで30分と書かれていますが、そこまでの時間は掛からないでしょう。
大谷山まで30分
尾根までは急登となっていますが、階段が整備されています。
尾根までは急登
一段一段尾根沿いまで登ると、景色が望めますが雨が降っているようです…。
遠くは雨
小雨の中を歩いていきますが、この辺りから登山者(ハイキング?)をする方の姿を見かけました。
よく歩かれた道に
細かい雨がポツポツとしていますが、上空を望むと青空が覗いてきました。
晴れてきた
急登を登ると左右に分岐があらわれます。
急登に
ここで右に折れると運動公園への下山路です。 ここで左に進んで登っていくと、山頂手前の大谷山展望台に到着しました。
左に折れると城跡探索コースに
山頂への直線路
最後は急登
山頂手前に展望台
展望台からは、眼下に大野町が見えており奥に濃尾平野が一望できます。
展望台から大野町を望む(雨が降っている)
野村城跡
展望台の裏手が山頂となっており、その右手に次の「滝谷山」へは50分と書かれた標識がありました。
大谷山
滝谷山へ
滝谷山までの標高差は大したこと有りません。
東尾根を進む
鞍部付近
東尾根を進んでいくと、ピークを一つ越えていきます。
ピークへの急登
階段を登るとベンチの置かれたピークに到着します。
ピークに木のベンチ
そのまま直進して行くと、前方に滝谷山が見えてきました。
標識
左に滝谷山
右手が二次林となり、日差しの中の明るい尾根を歩いていきました。
明るい尾根を進む
特に急登などは無く「滝谷山」に到着しました。
滝谷山に到着
滝谷山山頂
ここも南側が伐採されており、大谷山同様に濃尾平野が望めますが先程までの雨雲は消えていました。
滝谷山からの眺め
ここで右に折れると「滝まわりコース」との分岐にとうちゃくしました。
滝まわりコース分岐(通行止め)
しかし、この下山コースは通行止めとなっており利用は出来ません。
昨年から通行止めに
何れにせよ「雁又山」まで向かうので、そのまま尾根沿いを登っていきました。
尾根を直進
程なくして「滝谷山」の東のピーク(滝谷山の最高点)に到着しますが、椅子と机?が置かれた展望地となっていました。
展望地に到着
東から北側の展望が広がっており、天気が良ければ木曽御嶽山も見えそうです。
滝谷山の東展望地から北側の眺め
ピークを通過すると緩い下りとなりますが、その先は「雁又山」へと登り返していきます。
下りに
足元に気をつけて
「雁又山」に近づくと、右に採石場が見えてきました。
下に採掘場が見える(中央に百々ヶ峰)
山頂手前に到着すると、ここも南側が伐採されており天気も回復し遠くまで望めました。
山頂手前
雁又山からの展望1
岐阜市ビル群
雁又山からの展望2
後ろの「雁又山」からは90度右に折れて尾根を下っていきます。
雁又山山頂
右に折れて下山尾根へ
こちらにも踏み跡がありますが、先程よりは不鮮明となります。
尾根の右へ
植林の作業道を降りていくと、鉄塔に出合いました。
テープの付いた道を進む
鉄塔出合
ここで右に折れると巡視路が下っています。
ここからは巡視路を歩く
暫くは斜面をトラバースして行きます。
斜面をトラバース
ロープがあるが
踏み跡に従い降りていくと、はじめの鉄塔から10分ほどで次の鉄塔に到着しました。
鉄塔から石山方面
次の鉄塔へ
ここからも次の鉄塔を目指して右の巡視路を降りていきます。
右へ
ここからは階段が付けられており、急な斜面を一気に下っていきました。
巡視路の階段
傾斜が緩むとつづら折れとなり、その後はトラバースで斜面を進みます。
つづら折れに降りる
302へ
途中、倒木で踏み跡が薄くなりますが、そこを越えると前方の鉄塔に向かって軽く登っていきます。
倒木を避けて進む
鉄塔へ登り返す
右上へ
先程の標識からここが302鉄塔だと分かります。
次の鉄塔
鉄塔からは下に303鉄塔が見えていますが、巡視路は谷に向かっています。
まだ鉄塔は続く
一旦降りる道に
緩斜面の谷沿いの道となり、50m以上一気に標高を落とします。
緩斜面の谷間を降りる
左へ
途中からは作業道と思われる掘られた道と合流します。
作業道となる
ここを降りていきますが、巡視路の標識で303鉄塔へと曲がります。
303分岐で右上へ
30mほどの登り返しとなりますが、踏み跡とテープがあるのでそれらを頼りに進みます。
テープを追って
標識に従って
鉄塔のある尾根の斜面に到着し、斜面を登ると303鉄塔に到着しました。
鉄塔へ登る
303鉄塔
鉄塔からの眺め
ここからは踏み跡が濃くなり、すぐ下に見える公園に降りていきました。
ここからは良い道に
ここの巡視路は階段も整備されており、踏み跡も明確です。
長い階段
下に公園の敷地が見えてくると、仮設トイレの前の巡視路口に到着しました。
下に公園
公園に到着
奥の金尾滝へ
水音が気になっていたので、巡視路口から右に曲がると「金尾滝」に到着します。
公園伐採地
金尾滝
滝は人工的なもので石造りで作られています。 折角なので公園の様子を散策してから、車道で駐車地へ戻っていきます。
金尾滝公園
散策コース案内(綺麗なので再度)
滝まわりコース起点
林道を南へ
説明文
林道を南へ進んで行きますが、県道と出合うまで車や人影は見られませんでした。
獣避け柵の扉を開けて先へ
幾つかの史跡を通る
県道に出るとそれなりに車が行き交うので、注意して歩いていきます。
車道を進む(歩道あり)
戻る途中に「野古墳」があるので寄っていきました。
野古墳群の駐車場
モタレ古墳
登越古墳
最後は農道の直線路を西へ歩いて駐車場に戻っていきました。
農道を歩いて駐車場へ
【反省点】
特にありません。
【次回】
本日(日曜日)に三重県の蓮ダム付近の山に登ってきたので、その時の記録を掲載予定です。
毛無山休憩地から富士山を望む
金山手前から南アルプス方面(赤石岳・悪沢岳など)
日付 | 2023年12月29日(金) | ||
天気 | 快晴 | ||
山域 |
天子山地
|
||
場所 | 山梨県南巨摩郡身延町湯之奥 | ||
距離 |
21.1km (内林道10.9km)
|
||
累積標高 | +1878 -1878m | ||
時間 |
8時間05分
|
||
人数 | 単独 | ||
撮影枚数 |
0490枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4) 0119枚 (Panasonic DMC-GM1) 0000枚 (Panasonic DC-TX2) |
||
登山難度 (A:安易~E:高度) |
C
|
||
展望 (A:良い~E:なし) |
A
|
||
見どころ | 富士山の展望、下部温泉 | ||
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値、赤字は実積) | |||
06:55 | 433m | 0.0km | 湯之奥駐車地 出発 |
07:25 (00:30) |
591m
|
1.7km |
尾根末端
|
08:05 (00:40) |
924m
|
2.5km | 924m地点 |
09:05 (01:00) |
1418m
|
3.8km | 1418m地点 |
10:15 (01:10) | 1844m | 5.0km | 登山道合流(稜線) |
10:35 (00:20) | 1945.4m | 5.9km | 毛無山(三角点) 10分滞在 |
10:55 (00:20) | 1964m | 6.5km | 毛無山最高点 |
11:05 (00:10) | 1940m | 6.9km | 毛無山 昼食休憩 |
11:20 (00:15) | 1940m | 6.9km | 毛無山 出発 |
12:00 (00:40) | 1504m | 9.0km | 地蔵峠 |
12:15 (00:15) | 1596m | 9.5km | 金山 |
12:45 (00:30) | 1605m | 10.5km | 雪見ヶ岳 |
13:00 (00:15) | 1410m | 11.2km | 稜線林道分岐 |
13:20 (00:20) | 1241m | 11.8km | 湯之奥猪之頭トンネル西口(林道歩き) |
15:00 (01:40) | 433m | 21.1km | 湯之奥駐車地 到着 |
Garmin Connectt
写真リンク: https://photos.app.goo.gl/YeKUEvaMiXmsnvZJ6
2023年最後は富士山を見たいと思い、以前から計画していた「毛無山」へ西の山梨県側から登ってきました。 登山口(駐車地)は周回を考え湯之奥の手前とし、7時に到着するよう4時過ぎに出発しました。
新東名高速を2時間ほど走ったところの新清水ジャンクションで、中部横断自動車道に入ります。 左手に南アルプス前衛峰などを見ながら走らせると、30分ほどで下部温泉早川インターに到着しました。 ここで降りると下部温泉の標識に従い右に2回折れていきました。 川沿いを進み右にホテルの建物が見えてきたところで、橋を渡り温泉街に入っていきました。
温泉街と川との境にある細い道を走っていくと、程なくして湯之奥手前の駐車予定地に到着しました。 ここで出発の準備を整えていきますが、川向うにある下山予定の尾根の様子を見ていきます。
準備が整ったところで、車道の先にある湯之奥集落へ向かっていきました。 坂を登りカーブの先に集落が見えてきました。
駐車地から湯之奥集落へ向かう
ここで林道は左に蛇行しながら急坂を登っていきますが、ここはそのまま石畳の道を直進していきました。
石畳の道を進む
石畳の坂を登ると左手に藁葺き屋根の建物が見えてきます。 それが国指定文化財ととなっている「門西家住宅」でした。
門西家住宅の説明
中に入れるわけでもなさそうなので説明文を読み、更に奥へ石畳を進んでいきます。
更に奥へ
林に到着すると左手に階段があり、神社の鳥居が見えています。
湯之奥群生ウラジロガシの説明
石段を登り神社へ
折角なので階段を登り参拝していきました。
鳥居をくぐる
先程の階段横に歩道があるのでそちらへ降りると、そのまま坂道を登っていきました。
神社の横の道を進む
程なくして先程分岐した林道と出合いました。
林道に出る
ここから暫くは林道歩きとなります。 広い川の橋を渡りますが、ここからは毛無山の西にある1904mピークが望めました。
湯之奥橋から1904mピークを望む
この辺りでは金の採掘が行われていたようですが、今はその名残もありません。
湯之奥金山
暫く林道を進む
川の脇から右に折れると坂を登り標高を稼ぎます。 標高が上がると林道からは木々が邪魔ですが、南アルプスが見えてきました。
林道から南アルプスの山
出発から30分ほどで林道ゲートに到着しました。 ピストンであれぱ、カーブの脇に駐車余地があるのでここに止められます。
林道ゲートに到着
冬季通行止め
ゲートは閉まっている
ゲートの横を通り抜けると、左斜面に坂道があるのでそこを登ります。
ここから尾根沿いに
上部はコンクリート舗装されており、その先にコンクリートの重し?があります。 ザレた斜面で歩きづらいですが、鹿と思われる足跡がありそれを辿って登っていきました。
尾根はコンクリート舗装
その先も古い道が付いていますが、それらは無視し直登していきました。
左上の尾根沿いに
そして10分と掛からず林道の続きに出合います。
上の林道に出る
ここからもカーブミラーの裏側から尾根を登っていきます。
ここから尾根に復帰
暫くは植林を登っていきますが、一定角度の登りが続いていました。
一定傾斜で登る
所々に大きな岩がありますが、テープやビニールの印があるのでそれを目指して登っていきました。
尾根沿いに印
窯跡?
924m付近で傾斜が緩みますが、それも一時的でまた一定傾斜で登っていきます。
二次林に
924m上部で傾斜が緩む
また植林に
倒木
標高1250m付近からはまた二次林となり、1330m付近には大木も見られます。
1330m付近に大木
1418m手前から岩が多くなり傾斜も緩みました。
1418m手前から岩が多く
1418m付近
その後も一定角度の傾斜が続きます。
1618.9m三角点ピークと同じ高さに
1600m付近からは植生が変わり針葉樹林となります。
植生が変わる(暫く平坦に)
1700m付近からは日当たりの良い尾根となります。
標高差あと100mほど
眼下に富士川など
最後の急登を登っていくと1800m付近で傾斜が弱まり、尾根の末端から2時間50分ほどで県境稜線にある登山道と合流しました。
最後の急登
県境稜線はもうすぐ
登山道と合流
ここから先は緩い傾斜となり、山頂までの標高差はそれほどもありません。
ここから稜線歩き
ここまで雪などは全く見られませんでしたが、稜線には霧氷が落ちた跡がいたるところで見られました。
地面に霧氷の落ちた跡
富士山が見られ出す
ここも白く
程なくして朝霧高原との分岐に到着すると、ここからは人の足跡なども多く見られます。
朝霧高原分岐
そして出発から3時間40分で、一等三角点のある「毛無山」の山頂に到着しました。
一等三角点
毛無山山頂に到着
山頂は東側の展望が切り開かれており、綺麗な「富士山」を眺めることが出来ました。
富士山アップ
伊豆半島方面
木々に霧氷
ここで休憩しても良いのですが、まずは最高点に向かいました。 ここから最高点までは東側の展望が開けており、富士山などを眺めながら歩いていきました。
南側の展望
稜線から下に雪見ヶ岳
そして10分ほどで毛無山の最高点に到着します。 ここは以前も来ていますが、展望も無く相変わらず何もありません…。
最高点に到着
ここまでの間に休憩適地が至るところにあるので、眺めもよく風の弱いところを探しながら戻っていきました。
山頂へ戻る
富士川の奥に駿河湾
富士山がよく見えるところに座り込み、昼食休憩としていきます。 以前も見た記憶がありますが、この日もパラグライダーが上空を旋回していました。
富士山を見ながら休憩
短めの休憩後は、山頂を通り過ぎ「雪見ヶ岳」方面へ降りていきます。
北岳や間ノ岳を望む
往路の尾根との分岐に到着すると、ここで左に直角にまがり急な斜面を降りました。
往路の分岐で左へ
ここも以前歩いたことがあるはずですが、あまり記憶には無く道なりにつづら折れで下っていきます。
次第に急登に
灌木の間を降りる
分岐から15分ほどで右に湯之奥方面へと降りる分岐(地蔵峠)に到着します。 ここで降りるのが登山道としては最短コースとなりますが、この時点では予定している周回コースを辿るため更に県境を降りていきました。
湯之奥分岐
地蔵峠の説明
富士山が見える
広い尾根を降りていくと、数分で以前麓方面に降りた分岐に到着しました。
麓分岐(旧地蔵峠)
ここから先は今回初めて歩くことになります。
ここから初めて歩く
道は相変わらずよく踏まれていますが、細尾根が多く見られ始めました。
脆い尾根道
細尾根を進む
暫くは右(西)側が切れた尾根を進むと、金山(1596m)手前で右手が明るくなりました。
1596m手前で平坦に
西斜面が地図に記載のない崩壊地の崖となっており、そこからは南アルプスの山々がよく望めました。
左から赤石岳・悪沢岳など
赤石岳・悪沢岳アップ
右から北岳・間ノ岳・農鳥岳・塩見岳など
そこから少し進んでところで「金山」のピークに到着しました。
金山
ここから「雪見ヶ岳」へ向かいますが、ピークまでは100mの上り下りとなります。
雪見ヶ岳(右)へ向かう
とは言え急斜面ではなく、西側の急斜面に気をつけながら降りていきます。
右は急斜面
1497mへ下る
1497mの鞍部を通り過ぎると、笹が目立ってきました。
笹が目立つ
次第に急登となり細尾根などを通過すると、傾斜が緩み前方に山頂が見えてきました。
急登に
ここも細尾根
南アルプスの展望
傾斜が緩む
「雪見ヶ岳」の山頂は広く、東の立ち枯れた木々の間から富士山が望めます。
雪見ヶ岳山頂
山頂から富士山
熊森山方面へ
山頂で水分補給を行うと、南に続く笹道を進んでいきました。
左に富士山方面
笹道を下る
この辺りは樹林の密度が少なく、左右に景色を眺めながら標高を落としていきます。
右に展望
前方に「熊森山」が近づいてくると次第に傾斜が緩み、トンネル分岐に到着しました。
トンネル分岐付近
トンネル分岐に到着
予定ではここから「熊森山」に登り返すつもりでしたが、この時点で13時となり日の入りまで3時間半を切っています…。 計画したコースは「熊森山」「五宗山」「入ヶ岳」と続き、途中から道も無いので10時間ほど掛かる予定です…。 元々もう少し日の長い時期用の計画なので、今回は諦めてトンネルの西口へ下山し林道歩きで戻ることにしました。
下山分岐から富士山
西に続く道を降りていくと、一旦右に折れ尾根を回り込むように南側へ回っていきました。
西側に下山開始
まずは右へ
左に折り返す
登山道の標識
尾根の南に出たところで、傾斜の緩い谷をつづら折れで降りていきました。
少しずつ降りる
谷沿いに降りる
谷の中に入るとガレた斜面となり注意して降りていきます。 そして谷の左斜面に辿り着くと、トラバースで歩いていくと前方に林道が見えてきました。
ガレた道
谷の左斜面へ
前方に林道
最後は踏み跡を辿りトンネル出口付近に到着しました。
トンネル出口にでる
湯之奥猪之頭トンネル
トンネルの左に登山口
トンネル出口のゲートは閉じており、バイクなども通るのは無理でしょう。 ここからは長い林道歩きとなります。(標識に林道起点まで9.7kmと書かれていました)
ここから長い林道歩き
早足で1時間半以上は掛かるので、景色を眺めながら歩いていきました。
中央右奥に毛無山
谷の奥に鳳凰三山
何箇所かショートカット出来そうなところがありますが、状況が掴めないのでここは素直に林道を歩いていきます。
標高を落とし折り返す
林道から南アルプスの展望
藤の木橋
林道終点の半分ほどで本来の毛無山登山口に到着します。 ここにもゲートがあり、掲示板を確認すると開く時期が違うようです。
毛無山登山口に到着
ゲート(振り返る)
前方に往路に取り付いた尾根が見えてきました。 その尾根と合流しますが、ここも足が疲れてきたのでショートカットは諦めて林道で降りていきます。
往路の尾根に到着
そして湯之奥橋を渡り集落手前からは、往路の神社の道を降り集落の間を降りていきます。
この日は夕方まで快晴に(湯之奥橋から)
帰りに門西家
そしてトンネル西口から1時間40分ほどで、駐車地に無事到着しました。
【反省点】
特にありません。
【次回】
岐阜県の低山に登る予定です。
遠望峰山展望地から渥美湾を望む(奥に渥美半島)
勝善寺への林道から遠望峰山を望む
桑谷展望園地から渥美湾を望む
日付 | 2023年12月23日(土) | ||
天気 | 晴れ | ||
山域 |
三河
|
||
場所 | 愛知県岡崎市桑谷町 | ||
距離 | 13.7km | ||
累積標高 | +845 -845m | ||
時間 |
3時間55分
|
||
人数 | 単独 | ||
撮影枚数 |
0499枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4) 0191枚 (Panasonic DMC-GM1) 0000枚 (Panasonic DC-TX2) |
||
登山難度 (A:安易~E:高度) |
B
|
||
展望 (A:良い~E:なし) |
B
|
||
見どころ | 展望園地、勝善寺、聖山のお皿様 | ||
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値、赤字は実積) | |||
07:15 | 130m | 0.0km | 桑谷キャンプ駐車場 出発 |
08:00 (00:45) |
435.5m
|
2.6km |
桑谷山(一等三角点)
|
08:30 (00:30) |
412m
|
4.0km | 遠望峰山(地理院山頂) |
08:50 (00:20) | 443m | 4.9km | 遠望峰山 |
09:10 (00:20) | 338m | 6.0km | 聖山 |
10:00 (00:50) | 210m | 8.9km | 勝善寺 |
10:40 (00:40) | 412m | 11.7km |
桑谷展望園地 10分滞在
|
11:10 (00:30) | 130m | 13.7km | 桑谷キャンプ駐車場 到着 |
Garmin Connectt
写真リンク: https://photos.app.goo.gl/ygnyZdaFKRxF3g1Z7
当初は静岡県まで行こうかと思っていましたが、前日が忘年会なのと雪が降る予報もあったので、近場の山へ向かうことにしました。 そこで、以前登った「五井山」から続く稜線上にある「桑谷山(くわがいやま)」と「遠望峰山」それに「聖山」を周回で歩くことにします。
登山口は北側にある「桑谷キャンプ場」の駐車場とし、自宅から1時間ほどと見て6時過ぎに出発しました。 東名高速の「岡崎インター」で降りると、カーナビに従い桑谷へと向かいます。 桑谷の町内を過ぎたところで、左に「桑谷キャンプ場」の標識があるので左折し細い道を進みます。
キャンプ場の分岐(左に入る)
100mほど進むと左に駐車場が見えて来るので、駐車していきました。
桑谷キャンプ場の駐車場
駐車場にはすでに3台の車が停車していますが、人の姿はありませんでした。 今回は昼までには戻る予定なので、出発の準備を整えたところで先程の分岐へと歩いて戻りました。
こちらはキャンプ場方面
来た方向を戻る
分岐で左に折れると、前方に見える貯水池へ向かいました。
貯水池は「竜ヶ谷池」という名前で、記念の石碑が立っています。
竜ヶ谷池に
竜ヶ谷池
ここを通り過ぎてしばらくすると、右に採石場の道と分かれます。
左へ
その先も左に木工所?などがありますが、そこを過ぎると静かな林道となりました。
林道 桑谷蒲郡線
少しずつ標高を上げて行き左カーブを曲がったところに、「桑谷山」の登山口がありました。
カーブの先に登山口
桑谷山登山口(右へ)
コンクリート舗装の道を進んでいくと、地道となり道は次第に細くなっていきました。
地道に
このコースは元々鉄塔の巡視路らしく、標識がありよく整備された道でした。
登山道らしくなる
小川を渡り右上へ
医師は多めですがそれほど歩きづらいと言うこともなく、程なくして右に巡視路との分岐に到着しました。
右に巡視路分岐(直進する)
ここは右に巡視路を見送ると直進し、ガレた坂を登っていきました。
ガレた道に
周囲が植林となると前方の稜線に向けて急登を登っていきます。
植林を進む
上部に稜線
そして出発して40分ほどで稜線の分岐に到着しました。
左の桑谷山へ
ここで左の「桑谷山」へと向かうと「電波塔」があらわれフェンス横を歩いていきます。
登山道を進む
電波塔との柵横を進む
その先で2つ目の建物が見えてきますが、上部がドーム状となっており航空機関係のレーダーでしょうか?
電波ドーム
ここもフェンス伝いに進んでいくと、「桑谷山」の山頂に到着しました。
桑谷山に到着
山頂は林とレーダードームに遮られ展望は全くありませんが、一等三角点が置かれていました。
一等三角点
ここからは時計回りで南西にある「遠望峰山」に向かいます。 先程の稜線分岐まで戻り、そこからは車道沿いにはやしの中を歩いていきました。
絶景?
幹に手書きで
変化のない二次林の灌木が続きますが、所々が植林となっていました。
灌木の間を進む
標識を見て右へ
道路と並行に進む
踏み跡を辿っていくとT字分岐に到着しました。
分岐に(右へ寄る)
右に濃い踏み跡があるので向かうと、「最明山」と書かれた山頂標識のある広場に出てきました。
最明山
近くに登頂記念の標識などもあり、お寺などの奥の宮となっているようです。 先程の分岐に戻りそのまま直進していくと、車道に出てきました。(途中右に分岐がありますが、そちらが正解だったようです)
車道に出る
ここで右に折れると、暫くは舗装路を歩いていきます。 幸いこの道路は土砂崩れで車両通行止めとなっているので、車の心配はありません。
右へ進む
ガードレール沿いに歩いていくと、途切れた部分に登山道を示す標識が立っていました。
右に遠望峰山への登山道
ここで復帰すると暫くは平坦な植林の中を歩いていきました。
道沿いに赤ペンキ
その一角の木に標識がぶら下がっており、そこが「遠望峰山」の山頂となっています。
遠望峰山(国土地理院)
ここは国土地理院の地図に書かれた山頂で、顕著なピークでは無く当然展望はありません。 写真だけ撮りそのまま直進して通過すると、分岐に「貴嶺宮」と書かれた標識があります。
こちらに降りるが
本来であればそのまま直進すれば車道に出るようですが、気になったので右の分岐を歩いていきます。
林道に出る
少し下ると林道に出てきました。 周囲に標識など見当たらないので、諦めて本来のコースに復帰します。
左へ進む
ここは遠望峰線
左に折れ復帰するため林道を登り返します。 暫くすると左上に建物が見えてきて、テープと踏み跡のある斜面がありました。
この上に予定コースの車道があるので、斜面を登りガードレールをまたいで復帰します。
左斜面を登りショートカット
ガードレールを越えて
復帰地点の目の前には、「遠望峰山」に続く登山道の入り口があるので入っていきます。
道路の向こうに遠望峰山の登山口
林の中は急登で、山頂に向かって一気に登っていきました。
急登に
途中、右から遊歩道と合流すると、呆気なく「遠望峰山」の山頂に到着しました。
遊歩道と合流
野坂峠方面分岐
遠望峰山山頂(最高点)
山頂は何らかの施設跡が残っていますが、今は土台のコンクリートが残っている程度です。 展望はないので、東の「展望台」へ歩いていきます。
展望台方面へ
東へ向かう
暫くするとかやとの茂る広場に出てきました。 ここが展望台跡で、ここもコンクリート舗装がその名残を留めている程度でした。
展望台跡
ここから展望を望む
南側が切り開かれておりベンチなどが置かれています。 眼下には竹島や大島などが見えており、奥には渥美半島もよく見ていました。
大島と奥に渥美半島
展望を楽しんだところで南にある「聖山」を目指します。 東に踏み跡がつづいているのでそちらへ向かうと、駐車場跡に出てきます。
展望地の近くに駐車場跡
その南東側に踏み跡が続いているので、そちらを下ると急斜面となります。
踏み跡を東へ
ここにはトラロープがつけられており、それを掴みながら降りていくと車道と合流しました。
下の道路へ補助ロープ
道路に出る(展望台の標識あり)
入り口には「展望台」の標識があります。 左に進むとガードレール越しに「聖山登山口」の標識があるので、跨いで入っていきました。
聖山登山口
はっきりとした踏み跡があり、途中に標識も立っています。
はっっきりした道を進む
標識もある
次第に細尾根となりケルンが積まれた展望のあるピークを過ぎると、10分ほどで「聖山」に到着しました。
両側にロープ
ケルンの積まれたピーク
東側に僅かな展望
聖山山頂
山頂は木々に覆われ展望はありません。 ここで南東方向にロープの付けられた踏み跡があるので降りていきます。
南東方面に道
すると山頂直下にある「聖山のお皿様」と呼ばれる岩が祀られていました。
聖山のお皿様
ここから下にある林道に降りていきます。 幾つかの候補となる尾根を見ていきますが、予定していた少し戻った細尾根あたりで東の尾根を下ります。
林道へ降りる
暫くは枝がうるさい二次林ですが、その下に植林が見えてきました。
植林に
植林は間伐されており下草はありません。 尾根沿いに降りていきシダなどのヤブを迂回して進むと、林道と合流します。
尾根沿いに降りていくが
しかし、最後の最後で獣避けのフェンスに邪魔され、越えるのに苦労しました…。
フェンスが行く手を阻む
ここから北東にある「勝善寺」までは林道歩きとなります。
フェンスは途切れること無く
車両などの通行は無く、10分ほど進むと車両通行止めとなっていました。
車両通行止めに
徒歩で通行はできるようなのでそのまま進むと、再度バリケードが出てきて工事現場に到着しました。
通行止め
幸い工事は行われておらず、通過に支障はありません。
路肩を工事中
下から進む
その後も林道を歩いていきますが、幾つかある分岐はすべて直進していきます。
林道分岐(直進)
通行止めの区間を通り過ぎたところで、右から別の林道と合流します。
通行止区間を通り過ぎ
ここからは車の往来も可能となりますが、出会ったのは一台だけでした…。
ここまで林道 向郷線
ここまで林道を100m以上は降りてきましたが、ここからは登り返しとなります。
登りに
前方が明るくなり一面がみかん畑となります。
ここからの展望は素晴らしく、奥に渥美湾や五井山それに先程までの「遠望峰山」などが見えていました。
みかん畑からの展望
遠望峰山を望む
みかん畑を通り過ぎると、左手に「勝善寺」の石段が見えてきました。
勝善寺に到着
地図には下からここまで石段が書かれていますが、史跡に指定されており古いもののようです。
勝善寺参道石段の説明
勝善寺参道石段
石段を登ると、お参りしていきます。
勝善寺
勝善寺の鐘つき堂
勝善寺梵鐘の説明
一通り見たところで、更に林道を東へ歩いていきます。
更に東へ
暫くすると傾斜が強まり、つづら折れの道となると稜線の車道(スカイライン)と合流します。
ここは直進(右)
竹千代の道(地図の破線路)
スカイラインの下をくぐる
車道の下をくぐったところで、左に歩いていきます。
左へ
桑谷展望園地へ向かう
スカイラインは道路崩壊のため通行止めとなっていました。 ここを右に進むと程なくして桑谷展望園地の駐車場に到着しました。
スカイラインは通行止め
直進する
駐車場の奥から遊歩道に
車も停まっておりスカイライン以外でもここまで来られるようです。 トイレの横に遊歩道が続いているので、そこから登っていきました。
ここを登る
あと330m
整備された遊歩道を歩いていくと、駐車場から6分ほどで展望園地に到着します。
展望園地に到着
広場の中央に展望台があるので登ります。
桑谷山系散策案内
展望台に登る
展望台からは南方面の展望が優れ、渥美湾などがよく見えていました。
渥美湾を望む
アップで
五井山方面
反対の北側には名古屋方面の展望も見えていましたが、この日は雲が多く遠望は効きませんでした。
名古屋方面
雲が多く遠望は利かない
10分ほど休憩しながら眺めた後は、下山を開始します。 桑谷キャンプ場へ戻りますが、標識が多いので迷うことはありません。
標識に従い進む
標識を辿り林の中を降りていくと、幾つかの分岐を経由して林道に出合います。
あと1780m
別コースと合流
林道を渡る
林道を横切り更に降りていくと、石段などもあり2箇所ほど「お地蔵様」が祀られていました。
古い石段がある
野辺地蔵由来
お地蔵様
石が敷かれた道を降りていくと、鉄塔に出合います。
鉄塔出合
ロープで区切られた道を順調に降りていき、植林を大きく蛇行すると林道と合流しました。
あと790m
小川を渡る
ここで林道に出る
ここまで来ると駐車場も近くで、左にキャンプ場を見ながら歩いていきます。
キャンプ場に到着
キャンプ場の横を通る
人工池の坂口池を通過すると、展望園地から15分ほどでキャンプ場の駐車場に無事到着しました。
坂口池の石碑
坂口池
【反省点】
特にありません。
【次回】
年内最後の予定ですが、富士山を見に山梨県の山へ向かう予定です。
定ノ鼻の手前から神前湾のパノラマ
方座浦のピークから朝日を望む
定ノ鼻からの眺め
日付 | 2023年12月17日(日) | ||
天気 | 晴れ | ||
山域 |
南伊勢
|
||
場所 | 三重県度会郡南伊勢町方座浦 | ||
距離 | 9.7km | ||
累積標高 | +989 -989m | ||
時間 |
5時間10分
|
||
人数 | 単独 | ||
撮影枚数 |
0499枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4) 0191枚 (Panasonic DMC-GM1) 0000枚 (Panasonic DC-TX2) |
||
登山難度 (A:安易~E:高度) |
C(滑落注意)
|
||
展望 (A:良い~E:なし) |
C
|
||
見どころ | 飛島池、飛島神社 | ||
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値、赤字は実積) | |||
07:00 | 169m | 0.0km | 林道峠 出発 |
07:10 (00:10) |
150m
|
0.6km |
方座浦のピーク (5分滞在)
|
07:35 (00:25) |
158m
|
1.3km | 三等三角点(点名:池浜) |
08:25 (00:50) | 125m | 3.1km | 125mピーク |
09:05 (00:30) | 45m | 4.1km | 定ノ鼻付近 |
10:05 (01:00) | 0m | 6.3km | 方座浦(湾) |
10:35 (00:30) | 158m | 7.2km | 三等三角点(点名:池浜) |
11:05 (00:30) | 3m | 8.0km | 飛島神社 昼食休憩 |
11:35 (00:30) | 3m | 8.6km | 飛島神社 出発 |
11:55 (00:20) | 150m | 9.1km | 方座浦のピーク |
12:10 (00:15) | 169m | 9.7km | 林道峠 到着 |
Garmin Connectt
写真リンク: https://photos.app.goo.gl/qJAC7N4e8DuJi6XP8
寒くなってきたので、今年も海に近い山へ向かうことにしました。 とは言え、今回の山は大したこと無く、半島の先へ向かうことにしました。
登山口は、以前登った「天神山」の西にある方座浦の林道です。 自宅から2時間弱の到着予定で、5時すぎに出発しました。 紀勢自動車道を走り紀勢大内山インターで降りると、ほぼ予定通り6時半過ぎには方座浦に到着しました。
方座浦の港前の道路から、狭い防波堤の間を通ると民家の間を抜けていきます。 右に折れ林道に入ると坂を登って行きます。 次第に細い道となり、舗装路ですが波打った道を慎重に走らせます。
程なくして右に整地された駐車地が見えてきたので、ここに駐車し出発の準備をはじめました。 駐車地の横のシダの茂みに踏み跡がありますが、西側も見ていきます。
入り口
電波塔跡への道
反対側にも駐車地があり、ここからも踏み跡があるので尾根に入っていきました。
反対側にも駐車地
尾根沿いにはっきりとした道が続いており、等間隔に電柱が立っています。
尾根沿いに電柱
今回のコースは駐車地点が最高地点で、少しずつ降りていきました。 程なくしてはじめのピークに到着しますが、ここの杭に「→定ノ鼻」と手書きで書かれていました。
はじめのピークで右へ
右に進むと切り開かれた展望所に到着します。 ここが今回唯一のピークの展望地なので、暫く海や朝日などを眺めていきました。
方座浦(右奥に天神山)
朝日
目指す三角点峰
展望地は岩場の上にありますが、ここからはその下を慎重に降りて木々の間を通っていきます。 程なくして明確な道となり、尾根沿いを歩いていきます、
明確な道に
大きな木も
暫くは変化のない道が続きますが、登りに転じると三角点ピークまではすぐでした。 三角点ピークには手製の標識が掲げられており「方座浦の頭」と書かれています。
三等三角点(点名:池浜)
帰路はここから「飛島池」へ降りる予定なので右の様子を確認し、そのまま直進し先へ進んでいきます。
三角点から直進
ここからも変化のない道が続きますが、途中に方座浦の湾へ降りる分岐にテープで印が付いていました。
変化のない道を進む
右に方座浦への分岐
分岐を通り過ぎると88m地点の登りとなります。 その先は半島のくびれ部分にあたり、次第に波音が大きくなっていきます。
見江島方面
所々に展望地があらわれ、左の絶壁からすぐ下に海が見えていました。
絶壁に
細尾根を足元に注意して進んでいきますが、半島の一番狭い所はガレており、いつかは波に削られ分断されるのでしょうか。
間を進む
一番狭い部分に
細い部分を木にしが見ながら追加すると、次第に広い尾根も戻っていきます。
下をくぐるように進む
音瀬ノ鼻
左の斜面が緩斜面となってきて、枝の先にシダの茂る広場が見えてきました。 そちらへ向かうと展望地となっており、北側の景色も望めます。
左斜面に平坦地
神前湾と国見岳・釈迦岳・道方山など
眼の前には神前湾が望め、はまち養殖場に集まる鳥の群れが見えていました。
はまち養殖場
東方面
神前湾のパマラマ
展望を楽しみ尾根に戻ると、更に先端へ向かいます。 先端付近はT字路となっており、まずは右下へ向かうことにします。
右へ向かう
左側は絶壁となっており、油断は禁物です。 下へ降りる所まで来ますが、その先はガレた細尾根となっており通貨には危険が伴います。
下は海
南側はここまでとし、先程のT字分岐へ登り返し戻ります。 分岐からはそのまま反対側へ降りていくと、先端付近の岩場が見えてきました。
先端付近に
見た感じ岩場に降りられそうですが、脆い地面となっていたので、ここも少し手前で引き返します・・・。
定ノ鼻からの眺め
先端への冒険はここまでとして、予定通り88mピーク奥の分岐まで戻っていきました。
きれいな海
分岐まで戻ると左の尾根へ向かいます。
左の方座浦へ降りる
ここも左手は崖となっていますが、右斜面はどこでも降りられそうでした。
左斜面は崖
尾根の末端が近づいたところで、テープがあるので右に折れて下っていきます。
海岸が見えてくる
ここも末端の手前で右に降りると道の跡が残っており、最後は踏み跡を辿りゴミが散乱する湾に降ります。
湾の奥
湾の奥はコンクリートで護岸整備されており、何らかの設備があったのでしょうか?
海岸からの眺め
湾沿いに一周したいところですが、海岸沿いに道はなさそうなので尾根へ戻り、分岐へと引き返しました。 三角点へと登り返しますが、手前で右へ向かいトラバースで「飛島池」へ降りる尾根と合流しました。
三角点手前から右斜面をトラバース
尾根沿いの道を降りる
尾根沿いに踏み跡があるのでそこを降りていくと、予定していた左の分岐付近でテープに「←下る」と書かれていました。
ここで左へ折れ
暫くは歩きやすい道が続きますが、次第にシダや灌木のヤブとなってきました。
ピンクビニール紐を頼りに
ビニールテープの目印が多くなり、明確な踏み跡をたどり支部のトンネルなどをくぐると尾根の終端が見えてきました。
尾根の終端付近
飛島池が見えてくると鳥が行水などしている姿が確認できます。
飛島池が見えてくる
鳥を驚かせないようにそっと水辺に降り立ちますが、気がついた鳥が一斉に逃げていきます。
飛島池
水鳥が泳ぐ
池の様子を暫く眺めてから、海岸へ向かいます。
砂浜へ
砂浜に出ると目の前に「弁天島」などが見えていました。
弁天島
ここからは砂浜の端まで歩いていきます。 砂浜を歩いていくと、左の林の中に赤い建物が見えてきました。
林の中に赤い祠
神社があることを思い出し、そこへ向かうと鳥居がありその奥に赤い祠が建っていました。
飛島神社
木々で木陰があり周囲が石で囲われていたので、ここで昼食休憩としていきます。 この日は朝から冷たい風が吹いていましたが、日差しは暖かくそこまで寒くは感じません。
休憩が終わり先程の続きで砂浜を北へ向かいます。 弁天島近くの岩場に到着すると、コンクリートの階段が続いています。
階段がある
地図にはここから尾根沿いに破線路がありますが、階段の上部から尾根沿いは脆く崩れていて通れそうもありません。 無理にいけないこともなさそうですが、先程の神社へ戻り裏から尾根に戻ることにしました。
神社裏から登る
尾根の下部は下草のないところですが、上部に来るとシダのヤブが目立ちます。
シダが多いが獣道あり
このまま直登するのは大変そうなので、左にトラバースする獣道の跡を辿っていきました。
左に踏み跡
右上の尾根に近づく
これが正解でヤブに悩まされること無く尾根沿いの道と合流しました。 尾根沿いは電線コードが入っていると思われるチューブが続いており、その整備用の道が続いていました。
電線?
神社から150mほど登り返すと、分岐ピークに到着します。
電柱
ピークに着く
このピークでもう一度展望を眺めてから、北西の尾根を駐車地へ戻っていきます。
戻る
駐車地に到着
【反省点】
特にありません。
【次回】
週末は雪が舞いそうだったので、愛知県の低山に登ってきました。
柳島山から汾陽寺山方面を望む
下山鉄塔から東方面を望む
日付 | 2023年12月10日(日) | ||
天気 | 快晴 | ||
山域 |
美濃
|
||
場所 | 岐阜県関市武芸川町谷口 | ||
距離 | 11.4km | ||
累積標高 | +946 -946m | ||
時間 |
5時間10分
|
||
人数 | 単独 | ||
撮影枚数 |
0???枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4) 0000枚 (Panasonic DMC-GM1) 0000枚 (Panasonic DC-TX2) |
||
登山難度 (A:安易~E:高度) |
C(道迷い注意)
|
||
展望 (A:良い~E:なし) |
C(展望は鉄塔からのみ)
|
||
見どころ | 神社 | ||
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値、赤字は実積) | |||
07:00 | 139m | 0.0km | 武芸川中川原公園 出発 |
07:10 (00:10) |
157m
|
0.6km |
寺尾神社(参拝)
|
08:00 (00:50) |
468.7m
|
2.0km | 柳島山/秋葉山 (5分滞在) |
08:30 (00:30) | 318m | 3.1km | 亀坂峠 |
09:50 (01:20) | 474.7m | 5.7km | 四等三角点(点名:編笠嶽) |
10:10 (00:20) | 460m | 6.3km | 山県市境界 |
11:05 (00:55) | 519.5m | 8.5km | 汾陽寺山 |
11:40 (00:35) | 363m | 10.0km | 最終鉄塔 |
12:05 (00:25) | 170m | 11.1km | 春日神社 |
12:10 (00:05) | 139m | 11.4km | 武芸川中川原公園 到着 |
Garmin Connectt
写真リンク: https://photos.app.goo.gl/vfWFWxsSoAtvGJVV8
先週から風邪気味で、熱は大したことはありませんが喉の調子が悪いのであまり無理はできません。 それも落ち着いてきたので山へ向かうことにしました。 当初は遠くに行こうかと思っていましたが、諦めて近場の低山に登ることにしました。
向かう「汾陽寺山」ですが、以前東の「権現山」を加えて周回で歩いたことがありますが、今回は北の「柳島山」から周回で歩くことにしました。
開始はその「柳島山」の近くにある武芸川中川原公園の駐車場から出発することにします。 自宅から高速利用で1時間とかからないので、朝6時に出発します。 東海北陸道を北上し美濃インターで降りると、下道を板取川方面へ向かいます。
川沿いに出ると朝霧が出ていますが上空は良い天気で問題はありません。 カーナビに従い川沿いの道から左の橋を渡ると、細い道となると鹿の親子が道の真ん中に立ちすくんでいます…。
そこを超えて暫くすると、右手に「秋葉山 頂上公園」と書かれた標識があるのでそこを曲がり、少し入った所にある左の公園前の駐車場に停めていきました。
公園駐車場
準備を整えたところで出発します。
武芸川中川原公園
駐車場の前に標識があり西方面は「秋葉山」の登山口となっていますが、今回は右に折れ先程の分岐まで歩いて戻ります。
三角点は西方面
歩道を北へ向かい次の分岐でだりの橋を渡っていきます。
橋を渡り右に折れる
橋を渡り右の川沿いの道を歩いていきますが、近くに「柳島山」が見えていました。
頭上に柳島山(秋葉山)
朝霧が立ち込める
民家を通り過ぎると左に「寺尾神社」があらわれます。
寺尾神社へ(右に林道分岐)
ここは分岐となっていて、右に林道が別れています。 まずは神社に参拝するので、階段を登り寄っていきます。
階段を登る
参拝していく
参拝したところで先程の林道へ戻り、奥へ入っていきました。
林道を進む(左に神社)
林道には踏み跡はありますが、車が通れるような状態ではなく荒れてきています。
林道は廃道化が進んでいる
林道は傾斜を緩くするため大きく蛇行しています。 途中、左に踏み跡があり歩けそうなのでショートカットしていきます。
ここからショートカット
林道へ上がる
程なくして先の林道に復帰します。 右に折り返すところから取り付き付近なので、左斜面を確認しながら歩いていきます。
右カーブ(ここから取り付くのが正解?)
入り口を見失ったので戻ると、古い布の目印がありました。 階段状に跡もあるので、ここが登山口でしょう。
登山道入り口?
赤リボンを頼りに登っていきますが、途中から不明瞭となり右の尾根筋に向かいました。
リボンを頼りに登る
尾根沿いに合流すると踏み跡があるので、後は山頂まで直登していきます。
尾根沿いに進む
右に植林
一部シダなど茂ったところもありますが、踏み跡はしっかりとあり問題とはなりません。
シダの間を進む
上空が明るくなり開けた感じとなると、下草の無い道となりました。
明るくなる
よい道に
程なくして大きな標識が見えてくると、左から秋葉神社からの登山道と合流しました。
秋葉神社からのコースと合流
ここからはよく整備された道となり、道もつづら折れについていました。
よく整備されている
山頂が近づくと左斜面が伐採されたところに出てきます。
左斜面が伐採され
アンテナがありそのため伐採しているようです。 アンテナ付近からは目指す「汾陽寺山」やその右奥に「伊吹山」なども微かに望めます。
柳島山から汾陽寺山などを望む
アンテナ
そこからひと登りで「柳島山」の山頂に到着しました。
山頂に到着
山頂からは先程の伐採斜面のほかにも東西方向がわずかに切り開かれており、景色が望めます。
東側の眺め
山頂の様子
秋葉山の説明文
西側の様子
小休止したところで、汾陽寺山まで縦走の開始です。 南西尾根へはテープがあり、薄くですが踏み跡もあります。
南西の亀坂峠へ向かう
こちらは境界沿いとなっており、要所要所に赤い杭があるのでそれを目印に降りていきました。
切り開きを降りる
峠までは結構な下りで、幾つかのピークを超えて向かいました。 尾根の分岐があらわれますが、前回の反省を実践すべく地図を確認しながら進みますが、杭やテープが多いので余り練習にはなりません…。
高低差の無い尾根に
灌木が茂る
峠が近づくと右斜面が植林となり、そちらに誘われないように尾根沿いに降りていきます。
峠は南へ
柳島山から25分ほどでいかにも尾根という感じの鞍部に到着しました。
下に峠
亀坂峠に到着
ここが「亀坂峠」で、左右に道が分岐していますが踏み跡は薄めです。
峠から寺尾方面
この先も登り返して西の稜線を歩いていきます。
峠の先は倒木など多い
テープなどは無くなりますが、古い作業道と思われる道が残っており、左右から張り出した枝を避けながら進みます。
大きく登り返すこと無く歩いていくと、程なくして高圧鉄塔に淘汰着します。
上部に切り開き
鉄塔に到着
鉄塔からは左右に展望が開けており、目指す「汾陽寺山」なども近くに見えていました。
No.98鉄塔から相戸岳・北山・大洞など
中央左に柳島山
中央に汾陽寺山、左奥に権現山など
眺めを楽しみ満足したところで南西の巡視路を進んでいきます。
巡視路を進む
暫くは巡視路の良い道ですが、412m手前で左右に分岐していました。
落ち葉の道
巡視路分岐
とは言え直進する道もあるのでそこを進んでいきます。
更に登る
412mまで登ると、その後は大きな高低差の無い尾根を進んでいきました。
作業道に
右の尾根に
上下動を繰り返す
尾根沿いには作業道が続いており、ヤブなどは皆無でした。
植林を進む
西の菅谷と寺尾間の鞍部となる鞍部が近づくと、尾根の右斜面を降りていきました。
境界杭を見て右へ降りる
テープが現れそれを追って進んでいくと、鞍部の名もなき峠に到着しました。
テープを追って
名も無い峠に
左右に踏み跡が下っていますが、今は利用する人もほとんどいないでしょう。 ここからは三角点ピークへ向かって登り返しとなります。
ここまでヤブは皆無でしたが、ここからは枯れた灌木が邪魔します。 しかし、獣や人の通った跡が切り開かれているので、そこを登っていきました。
ヤブの急斜面に
北西からの尾根と合流すると傾斜が緩み、ヤブもなくなりはっきりした道を登っていきます。
北西からの尾根と合流(踏み跡がしっかりと
歩きやすい道を登る
程なくして平坦な道となると、三角点ピークに到着しました。
傾斜が緩む
三角点(点名:編笠嶽)に到着
四等三角点
展望などはないので少し休憩してから、西の市境界へ向かって歩いていきます。
市境界へ向かう
こちらにははっきりした道があり、ピークをトラバースして進んでいくと程なくして鉄塔に到着しました。
はっきりした道に
ピークは左から巻いて
鉄塔出合
この鉄塔からの展望はあまりなく、骨組みの間から僅かに望める程度です。
雷倉
西側の展望
東側の展望
ここまで来れば市境界の稜線までは僅かです。 巡視路を歩いていくと前方が明るくなり、市境界に到着しました。
南の巡視路へ
市境界に合流(左へ)
右の市境界沿いに巡視路が続いていますが、南東尾根へは踏み跡は薄めです…。
左へ降りる
左の植林に降りていかないように気をつけながら尾根沿いを降りていきます。
思ったよりも悪い道
傾斜が緩むと古い作業道があらわれますが、枝が邪魔で避けながら歩いていきます。
古い道が続く
明るい尾根道が続く
375m付近まで降りるとはっきりとした道となり、350mの鞍部まではすぐでした。
375m付近
鞍部から右上へ
鞍部には左右に踏み跡がありますが、あまり利用はされていないようです。 ここから「汾陽寺山」への登りとなり、この日一番の急登を進んでいきます。
この日一番の急登
50mほど登ると少し傾斜が緩みました。 ここで左へ向かいますが、伐採林の倒木が邪魔でした…。
左の斜面を登る
間伐された斜面
鞍部から20分ほど登ると、何とか稜線に辿り着きました。
ここまで登ると汾陽寺山まではすぐ
ここまで来れば「汾陽寺山」の山頂まで標高差はほとんどありません。
境界沿いを進む
次第にはっきりした道に
境界沿いを進んでいくと、以前汾陽寺山から汾陽寺へ降りた市境界の分岐に到着しました。
右から汾陽寺からの尾根と合流
そのまま直進して「汾陽寺山」へ向かいます。
石が多く
山頂間近
緩い上りを進んでいくと、出発から4時間ほどで「汾陽寺山」に到着しました。
汾陽寺山
三等三角点
山頂は相変わらず展望がないので、水分補給してから下山に入ります。
下山開始
山頂から北へ向かうと急斜面となりますが、道がつづら折れに付いているので危険はありません。
急斜面を降りる
傾斜が緩むと鉄塔に到着しました。
下山の鉄塔
鉄塔からは西から北方面がよく見えており、山の間から真っ白な「白山」も見えていました。
鉄塔から東側
奥に白山
右に相戸岳
権現山
巡視路を確認
登山道(巡視路)は更に続いているので、尾根沿いに降りていきます。
登山道で降りる
歩きやすい登山道を降りていくと、巡視路分岐があらわれます。 ここで車道へ降りて戻ることもできますが、このまま尾根沿いを降りていきます。
右にNo.166鉄塔(車道)分岐
尾根沿いを降りていきますが、作業道は続きます。
作業道が続く
下山尾根からの展望(東方面)
幾つかピークがありますが、大した登り返しはありません。
明確な道に
先程の分岐から15分進むと、この尾根最後の鉄塔に到着しました。
鉄塔に出る
鉄塔からは周囲に高い山がないので、東側の展望がよく見えていました。
権現山と左に天王山
下山最終鉄塔から東側を望む
尾根は更に北へ緩やかに続いています。 そちらに巡視路が続いているので向かいます。
更に尾根を下る
巡視路は左下の鉄塔に向かっているので、そのまま尾根沿いを進みます。
一定傾斜で下っていく
ピークを越えると雑木林となり、里山の雰囲気が強まります。
里山の雰囲気に
踏み跡が薄い道を降りていくと、標高が下がり右下からバイクなどの音が近くなってきます。
尾根は直線に
右に春日神社が近づいてくると、尾根は灌木で覆われ始めました。
灌木が多くなる
左前方に貯水槽と思われるコンクリートの構造物が見えてきました。 それを避けるよう右に踏み跡が続いているので、そちらへ向かいます。
貯水槽の右を進む
右に目印のテープがあり、細い踏み跡がヤブの間に切り開かれていました。
右斜面を下る
そちらを下っていくと、神社が近づきます。 そして神社の右裏から、本殿の横に到着しました。
ここへ降りてきた
ここで無事の下山を感謝し祈願していきました。
春日神社1
春日神社2
石階段を降りていきますが、滑りやすく危うく怪我しそうになりました…。 階段を降りると、小学校の校庭に降り立ちます。
小学校の校庭に
ここで左に折れると、駐車地の公園までは5分ほどでした。
イチョウの黄葉も終わり
公園に戻る
【反省点】
特にありません。
【次回】
雪の予報もあるので、その心配の無い三重県南部の海に近い山へ向かう予定です。
仙ヶ岳から北側のパノラマ
臼杵ヶ岳の展望岩からの眺め
日付 | 2023年11月26日(日) | ||
天気 | 曇のち快晴 | ||
山域 |
鈴鹿
|
||
場所 | 三重県亀山市安坂山町 | ||
距離 | 24.4km(内車道8.2km) | ||
累積標高 | +1902 -1902m | ||
時間 |
8時間50分
|
||
人数 | 単独 | ||
撮影枚数 |
1010枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4) 0000枚 (Panasonic DMC-GM1) 0000枚 (Panasonic DC-TX2) |
||
登山難度 (A:安易~E:高度) |
D(距離長い、道迷い注意)
|
||
展望 (A:良い~E:なし) |
B
|
||
見どころ | 景観 | ||
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値、赤字は実積) | |||
06:40 | 127m | 0.0km | 仙ヶ岳登山口駐車地 出発 |
07:35 (00:55) |
370m
|
3.8km |
白谷・南尾根分岐
|
09:10 (01:35) |
961m
|
7.0km | 仙ヶ岳 休憩 |
09:15 (00:05) | 961m | 7.0km | 仙ヶ岳 出発 |
10:10 (00:55) | 832m | 9.6km | 御所平最高点 |
10:45 (00:35) | 764m | 11.4km | 船石 昼食休憩 |
11:05 (00:20) | 764m | 11.5km | 船石 出発 |
11:30 (00:25) | 697m | 12.9km | 臼杵ヶ岳(展望岩往復) |
12:05 (00:35) | 495m | 14.7km | 安楽越 |
13:05 (01:00) | 635m | 16.3km | 霧ヶ岳 |
14:00 (00:55) | 382m | 17.3km | 火打谷出合 |
14:20 (00:20) | 298m | 18.0km | 林道出合 |
14:35 (00:15) | 271m | 19.8km | 林道小川分岐 |
15:10 (00:35) | 153m | 23.1km | 新東名高架下通過 |
15:30 (00:20) | 127m | 24.4km | 仙ヶ岳登山口駐車地 到着 |
Garmin Connectt
写真リンク: https://photos.app.goo.gl/cdc8vQZMMrbqKvHy6
※何度か歩いた道も多いので、写真中心で説明します。
土曜日の天気が悪いので、今回も日曜日に近場の山へ向かうことにしました。 ニュースなどで鈴鹿の紅葉が見頃だと知り、以前も何度か訪れたことのある「仙ヶ岳」に石水渓方面から周回で歩くことにしました。
登山口となる仙ヶ岳登山口までは1時間程度なので、5時半過ぎに出発します。 東名阪自動車道で鈴鹿インターまで走り、ここからは国道306号線を南下し、野登方面へ向かいます。
この辺りは久しぶりの道ですが、新名神の工事などで道路も拡張されており走りやすい道となっていました。
予定通り1時間ほどで東海自然歩道の仙ヶ岳登山口に到着しました。 そこから少し進んだ左手に駐車地があるので、そこに止めていきます。
駐車地から仙ヶ岳を望む
前日の雨などは上がっており上空に雲はありませんが、まだ湿った感じです。
駐車地のようす
準備中にいつものGPSを自宅に忘れたことに気が付きます。 記録はスマートウォッチで何とかなりますが、今回のコースの何箇所かの分岐で不安が残ります。 とは言え、よい機会なのでGPSなしで歩くことにして、先程通過した登山口へ戻っていきます。
ここは東海自然歩道
上に新名神高速
巨大な陸橋のたもとにバス停があり、ここが「仙ヶ岳登山口」となります。
仙ヶ岳登山口バス停
周辺案内図
ここで左に折れ坂を登っていくと、茶畑が広がっていました。 ここで左に曲がり茶畑の間を進んでいきます。
茶畑を進む
ちょうど日の出の時刻となり、陽に照らされた仙ヶ岳が綺麗に見えていました。
朝焼けと紅葉の仙ヶ岳と野登山
程なくして林に入ると、暫くは植林の中の暗い道を歩いていきました。
ここから林に
左へ
登山口から1.5kmほど歩いたところで林道終点に到着しました。 ここで破線の道と合流したので、そちらの様子を見に行きます。(堰堤手前で引き返しました)
左下に分岐
林道はまだ続いていますが、チェーンが張られており通行止めとなっていました。(落石など)
鬼ヶ牙
廃林道を進む
ここからも長い林道歩きとなりますが、途中に落石などもあり気は抜けません。
後方を望む
落石
コンクリート橋
左下からの沢の音が大きくなると林道終点も間近でした。 林道終点の広場からは、まず左下の「白雲の滝」を見ていきます。
林道終点
左に白谷道コース
奥に白雲の滝
白雲の滝
大きな滝ではありませんが、ここからの道はその滝を右から巻いて上に出てきます。 滝の先で右岸に渡り直すと、斜面をトラバースして進んでいきました。
左岸に取り付く
巻き道を進む
随所にテープや標識があるので迷うことはありません。
随所に標識
巻き道を進む
途中、鎖場やアルミ製のはしごなどが取り付けておりますが、大したことはありません。
鎖場
アルミハシゴを降りる
ハシゴ
登り返す
道は多少荒れていますが、歩く人は多いので危険箇所はありませんでした。
細い道
何度も渡渉
程なくして左に御所平との分岐があらわれます。
御所平分岐
窯跡
その後もテープに従って高巻いたりトラバースを繰り返していきました。 しかし、どこで間違えたのか左斜面のテープを追っていくと、植林の高巻きとなり沢からどんどん離れていきます。
高巻きに
道が悪いわけでも踏み跡が薄いわけでも無いのでそのまま登っていきますが、左に折り返していく当たりで尾根に乗る道だと分かりました。
左に折り返す…
ここまで来てしまったのと、沢沿いの道が荒れているからこの道があるのかも知れないと思い直して、そのままテープを追って登っていきます。
テープを追って直登する
途中の急斜面では、幹などに捕まりながら滑りやすい斜面を直登していきます。
滑りやすい尾根に
次第に傾斜が緩むと明確な尾根と合流しました。
傾斜が緩む
尾根出合
ここで右に折れると、尾根沿いを進んでいきます。
広い尾根に(右斜面は植林)
左手には後から歩く予定の御所平が近くに見えています。 暫くはその御所平と平行に尾根を登っていきました。
左隣りに御所平
途中のガレ場を通り過ぎると、広い植林の尾根となります。
ガレ場
ここからは明確な作業道が残っており、そこを高みに進んでいくと、唐突に一般登山道と合流しました。
明確な踏み跡に
ここが仙ヶ岳と御所谷の間にある尾根の合流点で、ここからは右にある「仙ヶ岳」の西峰へ登っていきました。
一般道に出合う
一部細尾根がありますが、何度も歩いた道で危険はありません。
細尾根の急登
手前のピークに到着すると視界が開け、南尾根の先に伊勢湾なども見えてきました。
展望が広がる
前方に山頂
南尾根を望む
伊勢湾
最後は展望を眺めながら進んでいくと、出発から2時間半で「仙ヶ岳」の山頂に到着しました。
仙ヶ岳山頂
この時間は山頂にはまだ誰もおらず、暫く周囲を眺めていきました。
仙ヶ岳からパノラマ(北側)
鎌ヶ岳と御在所岳
名古屋ビル群(上に恵那山)
四日市方面
南側のパノラマ
景色に満足したところで、来た道を戻り「御所平」へ向かいます。
目指す方角を望む
先程の分岐まで戻ると、更に先へと降りていきました。
先程の分岐を右へ
途中、少し前から鳴り響いていた鈴の音の主2名とすれ違います。
植林との境を進む
御所谷分岐からは、登りとなりますが距離は大したことはありません。
御所谷分岐
登りに
登り返して左へ
御所平の北端に到着しますが、ここからは高低差のない道を気持ちよく歩いていきました。
高低差の無い稜線に
右手に「サクラグチ」や「能登ヶ峰」などの稜線を見ながら歩いていきますが、こちらは紅葉が綺麗なところも見られます。
サクラグチ方面の紅葉
御所平を進む
ヨコネ
一方左手には眼下に鈴鹿市などの街が近くに見えており、奥には伊勢湾や知多半島なども望めます。
伊勢湾がよく見える
南へ
仙ヶ岳が遠くに
途中、まばらに紅葉したところを通過しますが、葉は落ちており終盤といった感じでした。
紅葉は僅かに
南を振り返る
最高点(水無)
能登ヶ峰付近の紅葉
御所平から伊勢湾を望む(下に新名神高速)
最高点を通過しますが、この辺りで4名ほどとすれ違います。 ここから県境沿いに東に鋭角に折れるところがありますが、この日は直進して様子を見ることにしました。
ここで左へ
直進すると暫くは灌木の眺めの良い斜面となりますが、こののままでは谷に降りてしまうので左の登山道に復帰するように左に曲がります。
左の植林へ
植林の中を下へ
植林となり左に意識しながら降りていきますが、GPSがないので曲がりきれないで予定より西に降りてきています。 降りていくと灌木があらわれますが、それらを迂回しながら左にトラバースしていきました。 それでも途中から灌木のヤブに突入したため、諦めて谷に降りていきます。
灌木の藪こぎ
谷にある沢の小さな流れを越えていきますが、ここも灌木が生い茂りかき分けて進んでいきます。 灌木を通り過ぎると見通しの良い谷となり、上流に見覚えのある登山道との合流点が見えてきました。
沢沿いを上流へ
ザレた砂地を進んで行くと、登山道と無事合流し右に折れていきます。
右上へ
尾根に再度登るとここからは尾根沿いを南に進んでいきました。
ここからまた尾根沿いに進む
程なくして岩場が見えてくると、そこが「大岩」の展望地です。
岩の右斜面を登る
大岩
大岩からの眺め
ここから更に南へ進むと「船石」に到着します。
船石
時刻は11時で昼には少し早いのですが、お腹が空いてきていたので船石の下で昼食休憩を取っていきます。
駐車地付近
これが船石?
展望を眺めながら食事していると、上空の雲が流れ晴れ間が出てきました。 昼食後は気持ちの良い晴れ間を見ながら「臼杵ヶ岳」へと向かいます。
臼杵ヶ岳へ
登りとなりますが、急登などは無く程なくして「臼杵ヶ岳」に到着しました。
登りに
臼杵ヶ岳に到着
ここも展望の良いところですが、標識に手書きで右に「展望岩5分」と書かれています。
仙ヶ岳と野登山
「展望岩」は記憶が無いので東に付いたテープを頼りに向かいました。
展望岩へ
少し降りることになりますが、数分後には切り開かれた岩の上に到着しました。
臼杵ヶ岳展望岩からの眺め
展望を得るために180度木々が伐採されており、展望は抜群です。
すぐ下に高速陸橋
展望岩からパノラマ
ここで昼食休憩にすればよかったと後悔しますが、景色を眺めたところで戻ります。 「臼杵ヶ岳」からは安楽峠へ降りていきますが、ここは2年ほど前にも逆コースで歩いているので覚えていました。
安楽峠へ
東海自然歩道と合流すると良い道となり、20分ほどで3代車が停車されている「安楽峠」に到着しました。
東海自然歩道と合流
安楽峠へ遊歩道を降りる
階段
安楽峠に到着
通常であれば、ここから東海自然歩道を東に降りて終了するところですが、今回は「霧ヶ岳」から東の尾根を見に行くことが目的の一つです。 道路の向かいにある登山道へ入ると「霧ヶ岳」へと向かいます。
ここから登山道へ
尾根沿いに
尾根を登り返すと右に折れ、左に高速道などを見ながら尾根沿いを進んでいきました。
右へ
前方に錐山
細尾根
大峠(451m地点)
大峠の鞍部を過ぎると悪路となりますが、ここも2年前に歩いたばかりなので状況は把握しています。
ここから悪路
西方面の展望
頼りないロープがつけられた岩場の細尾根となりますが、今回は登りなので以前程は怖くは感じません。
岩場を登る
岩場からの展望
細尾根を通過するとその先からは、特に危険箇所もなく歩いていけました。 「錐山」の方に到着しますが、ここで食事休憩中の登山者の方を見かけます。 左に折れ更に登ると狭いピークの「錐山」に到着しました。
錐山から能登ヶ峰とベンケイ
鈴鹿方面
「錐山」から南は一旦下りとなりますが、登り返しに転じると急登をゆっくりと登っていきます。
ここから登りに
ピーク手前から北斜面の展望が開けて、ここまで歩いた山々が確認できました。
歩いてきた山々を望む
登山道は「霧ヶ岳」の西を通過しますが、今回は「霧ヶ岳」の山頂を越えて東へ向かいます。
霧ヶ岳分岐
特徴のない「霧ヶ岳」を通過し南東の高低差の少ない稜線を進みます。
南東へ進む
南東の端にあるピークに到着しますが、ここからの道がわかりません。 南に折れた尾根を少し進みますが、これは明らかに南尾根で下っているので違います。 かと言って、ピークの東を見ると明確な尾根がありますが方角が微妙に違うので悩みました。
下山分岐付近
現在地も含めよく分からなかったので、東の尾根を下っていきます。
ここを降りるが
すこし降りると急斜面となり、右に獣の踏み跡などがあらわれました。 ここはそれを信じて?右に向かいますが、少し下で急斜面となり簡単には降りられそうもありません。
右へ向かってしまう
仕方がないので元の尾根に戻り、降りやすいところを確認しながら下に見える谷に降りていきました。 谷と出合うと傾斜が緩み一安心ですが、明らかに方角が違います…。
傾斜が緩む
幸いこの辺りは以前歩いたことのある「明星ヶ岳」の西に当たるところで、下山予定の林道の南西になるので大きな迂回にはなりません。 そのため復帰はあきらめ、降りた谷沿いを下ることにしました。 しばらくすると明確な古い作業道があらわれ、少なくとも人が歩ける道があったことは確実です。
古い道が現れる
帰宅後にわかったことですが、古い作業道と思ったところが火打谷の破線路だったようです。
火打谷を下る
明確な道には、大半は流されていますがテープなどもあらわれ安心して歩いていけます。
作業道跡
道跡を辿っていくと次第に広い道となり、林道終点と思われる場所に到着しました。
作業道跡を進む
広い道に
途中、小型の堰堤などもあったのでその為の林道と思われます。 そこを進むと程なくして舗装された林道と出合いました。
林道出合
ここが関町坂下と石水渓を繋ぐ林道で間違いはありません。 ここで左に折れると林道を北東へ歩いていきました。
ここから林道歩きに
多少不安もありましたが、15分ほどで以前尾根に取り付いたときの小川分岐に到着しました。
右に小川分岐
以前は尾根に登り返して「雨引山」へ向かいましたが、今回は林道歩きで「石水渓」へ戻ります。
石水渓方面へ
分岐から少し進んだところが、予定していた下山地点です。
この辺りが下山予定地点
ここまで緩い上りでしたが、ここからは下りに転じます。 長い林道歩きですが、標高的に紅葉が見頃となっており、それらを眺めながら歩いていきました。
紅葉が見頃
林道から仙ヶ岳
陽に照らされた紅葉
長い林道
小川分岐から35分ほどで、新名神高速の高架の下をくぐっていきます。
上に高速
陸橋は工事中
ここは林道 鈴鹿南線
その先の「石谷川」の橋を渡ると傾斜も緩み、20分ほどで無事に駐車地に戻ってきました。
石谷川を渡る
京道
紅葉を眺めながら戻る
亀山唯一の景観の地
右にキャンプ場
無事到着
駐車地から仙ヶ岳
何度か道迷いしたことでしょうか。 GPSに頼りすぎているが実感できたので、次回以降は最低限のナビで歩くことを心がけようと思います。
【次回】
風邪を引いて体調が悪いので、一週空けて富士山の見える山に登る予定です。(まだ体調は万全ではありませんが…)
桝形山から鉢ヶ峰や堀坂山など
堀坂山からの展望
日付 | 2023年11月19日(日) | ||
天気 | 晴れ | ||
山域 |
伊勢
|
||
場所 | 三重県松阪市大阿坂町 | ||
距離 | 21.1km | ||
累積標高 | +1474 -1474m | ||
時間 |
6時間55分
|
||
人数 | 単独 | ||
撮影枚数 |
0895枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4) 0000枚 (Panasonic DMC-GM1) 0000枚 (Panasonic DC-TX2) |
||
登山難度 (A:安易~E:高度) |
C(距離長い)
|
||
展望 (A:良い~E:なし) |
B
|
||
見どころ | 各城跡、横滝寺、瑞巌寺 | ||
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値、赤字は実積) | |||
06:40 | 49m | 0.0km | 浄眼寺駐車場 出発 |
07:20 (00:40) |
312.3m
|
2.2km |
桝形山 5分滞在
|
08:15 (00:55) |
420m
|
4.2km | 鉢ヶ峰 |
08:55 (00:40) | 508m | 6.1km | 日川富士 |
09:00 (00:05) | 460m | 6.2km | 日川峠 |
09:20 (00:20) | 605.5m | 7.0km | 観音岳 |
09:50 (00:30) | 468m | 8.5km | 堀坂峠 |
10:20 (00:30) | 757.2m | 9.6km | 堀坂山 昼食休憩 |
10:40 (00:20) | 757.2m | 9.6km | 堀坂山 出発 |
10:50 (00:10) | 680m | 10.2km | 雌岳 |
11:40 (00:50) | 151m | 12.9km | 森林公園 |
12:00 (00:20) | 199m | 14.3km | 横滝寺 |
12:20 (00:20) | 127m | 15.5km | 瑞巌寺 |
13:20 (01:00) | 76m | 20.4km | 高城跡 |
13:35 (00:30) | 49m | 21.1km | 浄眼寺駐車場 到着 |
Garmin Connectt
写真リンク: https://photos.app.goo.gl/n5r1HZmdFPh8RHjS8
このところ土曜日の天気が思わしくないので、中々遠くに行けません。 今回も土曜日はあまりよい天気とは言えないので、日曜日に天気が回復したところで近くの山へ向かうことにしました。
そこで松阪牛で有名な三重県松阪市にある「枡形山(ますがたやま)」へ向かいますが、気温も高くなり天気も良さそうなので、南にある「堀坂山(ほっさかやま)」まで縦走で歩くことにしました。
登山口は、「阿坂城跡」へのハイキングコース入口にもなっている「浄眼寺(じょうげんじ)」です。 高速で松坂の手前にある一志嬉野インターへ向かいました。 自宅から1時間ほどと見て、5時半に出発します。 予定通り高速を降りると県道を67号・58号と南へ向かいます。 途中から細い道となりますが、カーナビに従い右の農道を曲がっていきました。 集落の中に入ると、前方にお寺が見えてきて、右手に駐車場がありました。
しかし、この時間空いているだろうと思っていた駐車場はほぼ満車で無理やり奥へ止めて出発の準備を始めます。(帰りにわかったことですが、路肩に何箇所か駐車できる所と、新たにお寺の駐車場が出来ていました)
浄眼寺
出発の前にハイキングコースを確認し、駐車場横の舗装路を北へ登っていきます。
ハイキングコースマップ
阿坂城跡説明文
堀坂山までの道程
暫くはコンクリート舗装の歩道が続いており、落ち葉なども無く綺麗にされていました。
暫くは舗装路
大きく曲がり尾根の右斜面を進むと舗装路は途切れますが、広い道が城跡まで続いていました。
ここから未舗装路に
掘れた道を進む
途中、日の出を眺め終わった方たちなのか、軽装の方が下山してきました。 先程の駐車場には10台ほどの車が止まっていましたが、「桝形山」までの間に8組16名の方を見かけます…。
朝日が差し込む
城跡までは1km以上ありますが、見どころは「大杉」だけのようです。
大杉を見る
大杉?
稜線と合流すると左に折れ、緩い上りを進んでいきました。
稜線合流
緩い上りが続く
程なくして「土塁」や「堀切」と書かれた標識があらわれ城跡に到着しました。
堀切
ここから城跡に
阿坂城跡の遺構マップ
まずは手前にある「椎ノ木城跡」を見ていきますが、今となっては広場としか見えません…。
椎ノ木城跡に
矢頭山
椎ノ木城跡
ここから一度坂を下り登り返すと前方に丘状の城跡が見えてきました。
坂を下る
前方に山頂が
ここが「桝形山」の山頂となり、斜面にある階段を登ると石碑の立つ広場に到着しました。
山頂に
桝形山
到着時、女性4人グループが太陽を背景に写真撮影中で、その横で周囲の景色を休憩がてら眺めていきます。
桝形山から津市方面
矢頭山(中央)と髯山(左)
目指す鉢ヶ峰・観音岳・堀坂山など
伊勢方面
一通り見たところで堀坂方面の縦走を開始します。 階段を降りて南へ向かい、標識に従い左へ向かいます。
左へ
斜面につけられた道を進み右下へ降りると、「堀坂」の標識を見て笹の間を進んでいきます。
道を進む
右の堀坂方面へ
斜面をトラバースし進んでいくと、稜線沿いの道となりそこからは歩きやすい道が続いていました。
斜面をトラバース
尾根沿いの道に
程なくして峠に到着しますが、名前を示す標識などは見当たりません。
無名峠に到着
登り返しとなり少し進むと、前方に「鉢ヶ峰」と思われる山が見えてきました。
前方に鉢ヶ峰
ここからは植林の中の作業道となり、大きく標高を落としていきます。
植林の作業道を進む
三十一町(どこから?)
大きく下る
植林の中をつづら折れに降りていくと、枳峠(からたちとうげ)に到着します。
枳峠に到着
枳峠(からたちとうげ)の標識
左右に明確な道がありますが、今は歩く人も少ないのか荒れていました。
峠は深く切れて
向かいの尾根にテープを頼りに取り付きますが、ここから暫く急登が続いていました。
向かいの尾根を登る
ここから急登に
足場はしっかりしていますが、脆いところもあるので確認しながら登っていきます。
ゆっくり進む
傾斜の緩んだ尾根を進む
途中で登山者の方とすれ違いますが、「鉢ヶ峰」までピストンされた方でしょうか? 程なくして傾斜が緩みますが上りが続きます。
長い登り
山頂直下
終始植林の中を歩いていくと、唐突に「鉢ヶ峰」の山頂に到着しました。
鉢ヶ峰に到着
山頂は西側が僅かに切り開かれており、「矢頭山」などが望めました。
山頂標識
山頂から西方面の展望
展望も限られるので、水分補給したところで南西方面へ降りていきます。(北側にもテープがあるので、間違えないように…)
南西へ降りる
降りていくとすぐに植林となり、広い作業道を歩いていきます。
植林のよい道に
作業道は歩きやすいようにつけられており、ピークなどは高低差なくトラバースしていきました。
ピークはトラバース
間伐跡を進む
四十九町
途中のピークに「堀場山」の標識が掛けられていますが、どこから採取した名前でしょうか?
堀場山?
左下の谷間との斜面の境界を進む道となり、雰囲気が明るくなります。
左斜面との境を進む
広い道がつけられており、程なくして「日川峠」と「日川富士」との分岐に到着しました。
広い道に
日川富士分岐
ここは稜線沿いに進むと「日川富士」に向かうので、そちらへ進んでいきました。
稜線沿いに進む
急登があるかとも思っていましたが、呆気なく山頂に到着しました。 しかし、植林に覆われ展望はないので、少し戻ったところから右下の峠へ降りていきます。
呆気なく日川富士に
峠へ急降下
急斜面を降りていくと岩場があらわれますが、大したことは無いのでスリップに注意して通過します。
下に岩場
左手から先程の分岐と合流すると、日川峠に到着しました。
左から先程の道と合流
日川峠
峠は変則四差路となっていますが、そのまま直進し花崗岩質のザレ場を通り過ぎていきます。
峠は複雑に分岐(直進)
峠の標識
すぐに細尾根の登りとなりますが、右に迂回路があるのでそちらを登っていきました。
右に進む
東側の眺め
「観音岳」の登りとなりますが、ここからも植林が続きました。
尾根を登る
五十九町
尾根を進んでいくと破線の道と合流し、明確な踏み跡となりました。
破線の道と合流
左に
左から周回コースの尾根と合流します。 ここからは登山者の方を見かける機会が多くなりました。
ここまで来ると山頂は間近です。 右に折れ良い道を進んでいき、左に登り返すと「観音岳」の山頂に到着しました。
右斜面を進む
山頂からの眺めはよく、朝方あった雲もなくなっていました。
奥に伊勢湾を望む
堀坂山が間近に
観音岳からパノラマ
展望を楽しんだ所で、「堀坂峠」へと向かいました。 西の稜線を進んでいきますが、開かれた気持ちの良い道が続きます。
西の堀坂峠へ
創造の森分岐
明るい道を進む
ここから南の堀坂峠へ
峠前のピークは登ること無く、右から迂回し通り過ぎます。
ピークの右斜面を進む
その先は植林の作業道を降りていきますが、掘れた道で歩きづらいところでした。
植林の作業道に
掘れた道
左下に駐車場が見えてきたのでそちらへ降りていくと、「堀坂峠」に到着しました。
駐車場の横を通る
堀坂峠
しかし「観音岳」から「堀坂山」間は以前反対周りで歩いていますが、その時の記憶はまったくありません…。
左に登山口
峠からは反対側の斜面を登り鳥居をくぐると、登山道が尾根沿いに続いています。
鳥居をくぐって堀坂山へ
踏み跡を進む
尾根に取り付くと、右方向に西側の景色が望めますが、ここから先山頂まで展望はありませんでした。
尾根末端から展望
急登などはありませんが、ここも歩く人が多いので掘れた道が続いていました。
長い登りに
掘れた道を進む
途中、石像や岩場を登り展望はありませんが飽きることはありません。
石像
岩の間を進む
滑りやすい道に
山頂まで200mの標識があらわれると、前方に稜線が見えてきました。
稜線が近づく
その稜線の分岐に合流すると、左に折れて最後の登りを進んでいきました。
稜線合流(左に)
山頂へ
山頂が見えてくる
そして出発から3時間40分ほどで、「堀坂山」に到着しました。
堀坂山に到着
ここで少し早いですがこの先タイミングが無いので、展望を眺めながら昼食休憩としていきました。
堀坂山からの展望
堀坂山からの展望2
山頂の小屋
短めの昼食後は「森林公園」に向かって東尾根を降りていきます。
東へ向かう
小ピークが幾つかありますが、都度登り超えると「雌岳」に到着します。
分岐は直進
小ピークを登る
雌岳へ
直登で
上が見えてきた
「雌岳」の山頂にも石の祠があり石仏が祀られています。
雌岳の祠
展望は限られる
展望も無いので裏手に降りると下にも穴が掘られ何かが祀られているようです。
ピークの下にも祠?
ここで左に「森林公園」の標識があるので戻るように進むでいきました。 ちょうど登山者が登られてきており、すれ違うように岩の横を通過していきます。
岩の横を進む
少し進むとロープで直進は通行止めとなっており、右下に降りるよう促されます。
ここで右下へ
尾根の分岐を右に降りていくと、尾根沿いの道に復帰し次第に広い道となりました。
尾根沿いの道に
548m付近
下りに
548m付近を通過したところで、森林公園へは左の尾根を降りていきます。
ここで北斜面を降りる
序盤は緩斜面ですが次第に急斜面となり、慎重に降りていきました。
急斜面を下る(下から)
足元に注意
ここでも4名ほどの登山者の方とすれ違ったり追い抜いたりします。 そして傾斜が緩むと前方に林道が見えてきました。
林道出合
林道から登り口
ここまで降りると後は林道歩きとなります。 コンクリート舗装の道を降りていくと植林の伐採中のようで、チェーンソーの音が鳴り響いていました。
コンクリート舗装
舗装路と合流し左に降りていくと、登山口で県道と出合いました。
舗装路と合流
明るくなる
堀坂山登山口
車道出合
登山はここまでで、ここから駐車地までは長い車道歩きとなります。 右に向かい次の左折で森林公園へ向かいました。
左の森林公園へ
森林公園に入ると沢山の車が止まっており、アウトドア?の人気が伺えます。
森林公園を通る
そのまま車道を歩いていくと車の通る気配のない道となります。
長い車道歩きに
ここから「横滝寺」へ向かいますが、途中に「堀坂神社跡」や「展望台(寄ってはいません)」があります。
堀坂神社跡
堀坂神社跡の説明
見晴台登り口(無視)
森林公園から15分ほどで、左に「横滝寺」の階段が見えてきました。
横滝寺入り口(階段へ)
周囲には参拝する人もおり、自分も階段を登って参拝していきました。
本堂
銅鐘
横滝寺の文化財説明
お寺から車道の上部と合流し、更に北へ向かいます。
更に北へ
更に15分ほど歩くと東屋のある県道の分岐に到着しました。 ここで左に曲がり「瑞巌寺」へ向かいます。
県道分岐(左へ)
途中に三重塔がありますが小さなものでした。
三重塔
ここから坂を降りていくと「瑞巌寺」に到着します。
瑞巌寺に到着
お寺と言っても今は放置状態で管理者はいないようです。
瑞巌寺
石仏
裏手に庭園があるようなので、急ぐ必要もないので周遊していきます。
石造りアーチ橋
説明文
ここから日川峠へ行ける
太鼓橋
東に伸びる道路に出るとそこを歩いていきます。
東へ
途中、左手にため池(鏡池)があり階段があったので見ていきました。
周辺案内図(裏手が鏡池)
弁財天
鏡池
先程の道を更に進み鏡池の周囲を野割るように左に折れると、集落の中を歩いていきます。
左へ
右へ
集落を抜けると田畑が広がっており、ポカポカ陽気の天気で気持ちの良い散歩となりました。
景色を眺めながら歩く
高速道路の高架と合流すると左折し、ここから暫くは高速の脇道を歩いていきます。
高速横を歩く
程なくして左手に枳城跡が見えてきましたが、登山道?がわからないのでパスします。
枳城跡方面
その後は事前に調べていたルートで高架下を何度かくぐっていきましたが、「白米城(阿坂城のこと)」の入口付近で工事のため急遽迂回していきました。
ここで右へ
ここは直進
グラウンド横を通る
何度かくぐる
石仏
工事中
工事中…
白米城登山口分岐
標識の右にある未舗装を進むと柵があるので、これを開けて通過します。
柵を通る
貯水池の横を通り右下へ降りていくと、ここからも田畑のあぜ道を歩いていきました。
北へ
前方に木々に覆われた連なりが見えてきます。 その木々の中を進んでいくと、左手に神社が見えるので寄っていきます。
阿射加神社へ
阿射加神社
お参り
神社にお参りしたところで奥のため池の周囲を右から回り込み、ショートカットしていきます。
貯水池を周遊
池の北側に出て西へ進むと、右手の分岐に「浄眼寺」の標識がありました。
反対側から
そちらへ進むと右上に階段があり「ほりこし観音」と「高城跡」と書かれた標識がありました。 ここは事前に調査済みだったので、階段を上がり城跡へ向かいます。
階段を登り高城跡へ
階段を登り少し進むと、右手にお墓と小さな石塔などがありました。
ほりこし観音
ここを通り過ぎ道を更に奥へ進むと、広く掘られた「高城跡」に到着します。
高城跡
標識や説明文などはなく、堀などの跡が僅かに確認できる程度です。 周囲を見たところで、先程の階段の分岐まで戻り北へ歩いていきました。
ここは高速のすぐ近くでまた下をくぐっていくと、その先から道路は工事中で通行止めとなっていました。
高速下をくぐる
とは言え、ここは散策路となっているため右の崖下まで鉄パイプ製の簡易階段が設置されていました。
ここを降りる
階段へ
階段を恐る恐る降りていくと、「浄眼寺」まではすぐでした。
浄眼寺が見えてくる
駐車場に到着すると、朝一杯だった駐車場はともかく、周囲にも路上駐車を含めたくさんの車が止まっており、人気の高さに驚かされます…。
特にありません。
【次回】
週末に鈴鹿の山へ紅葉狩りに出かけたので、その先の記録を掲載します。
細野城跡から木曽御嶽山方面
かさはら潮見の森の展望台からパノラマ(木曽御嶽山・恵那山など)
日付 | 2023年11月11日(土) | ||
天気 | 曇のち晴れ | ||
山域 |
土岐
|
||
場所 | 曽良山 :岐阜県土岐市曽木町 笠原富士:岐阜県多治見市笠原町 |
||
距離 | 曽良山 :7.6km (内車道3.6km) 笠原富士:5.7km |
||
累積標高 | 曽良山 :+473 -473m 笠原富士:+405 -405m |
||
時間 |
曽良山 :2時間15分
笠原富士:2時間00分 |
||
人数 | 単独 | ||
撮影枚数 |
0558枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4) 0000枚 (Panasonic DMC-GM1) 0000枚 (Panasonic DC-TX2) |
||
登山難度 (A:安易~E:高度) |
曽良山 :B
笠原富士:C(深山付近道迷い注意) |
||
展望 (A:良い~E:なし) |
曽良山 :C
笠原富士:B |
||
見どころ | 曽良山 :師岩、細野城址 笠原富士:浅間神社、展望台 |
||
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値) | |||
曽良山 | |||
07:15 | 428m | 0.0km | 曽木公園 出発 |
07:35 (00:20) |
480m
|
1.5km |
林道登山口
|
08:00 (00:25) |
712.4m
|
2.6km | 曽良山 (5分休憩) |
08:15 (00:15) | 630m | 3.4km | 師岩 (10分滞在) |
09:00 (00:45) | 433m | 5.2km | 白鳥神社(中馬街道) |
09:10 (00:10) | 398m | 6.1km | 大草(集落出合) |
09:30 (00:20) | 428m | 7.6km | 曽木公園 到着 |
笠原富士・深山 | |||
09:50 | 307m | 0.0km | 不動の滝付近 出発 |
10:30 (00:40) | 431m | 2.0km | 笠原富士(浅間神社) |
10:40 (00:10) | 471.9m | 2.5km | 展望台(三角点) 10分滞在 |
11:00 (00:20) | 413m | 3.5km | 大洞池 |
11:20 (00:20) | 512m | 4.2km | 深山 |
11:50 (00:30) | 307m | 5.7km | 不動の滝付近 到着 |
Garmin Connectt(曽良山)
Garmin Connectt(笠原富士・深山)
写真リンク: https://photos.app.goo.gl/u57pZpMH3jhpNGtS8
この週末はあまり良い天気とはなりそうもないので、大雨後となりますが午後に掛けて回復しそうな土曜日に近場の山へ向かうことにしました。 はじめに登る山は岐阜県と愛知県の県境にある「曽良山(そらやま)/鶴岡山/西山」とし、自宅から1時間ほどと見て6時過ぎに出発しました。
【曽良山】
日の出もすっかり遅くなり、雲が出ているので6時でも暗めでした。 東海環状自動車道の土岐南多治見インターチェンジで降りると、県道19号線で南下していきました。 途中工事中で片道の場所もありますが、比較的広い道で対向車もいなかったので7時過ぎには曽木公園に到着します。
曽木公園にも駐車場がありますが、この時期は紅葉祭りの準備で止められません。 事前にわかっていたことなので、予定通り眼の前にあるバーデンパーク SOGIの駐車場に駐車して出発の準備を整えます。
曽木公園前のバーデンパーク SOGIに駐車
この日は雨上がりの朝といった感じで、道などはまだ濡れています。 早速出発しますが、朝の散歩なのか公園を歩いている人がいました。
朝の曽木公園
公園西側の車道で右に折れると、標識に従い歩いていきます。
分岐で右へ
公園をすぎたところに、帰路歩く予定の「中馬街道」の説明が掲示されているので読んでいきます。
中馬街道説明文
国道の下をくぐると民家の間を進んでいきますが、至る所に「曽良山登山」の目立つ標識があるので迷うことはありません。
国道の下をくぐる
随所に標識があるので迷わない
左へ
次第に道の両側が畑となり未舗装路となります。
ここから林道へ
林道をつづら折れで登っていくと、程なくして林道の左手に登山口が見えてきました。
林道を奥へ
ここから登山道
登山口からは手すり代わりなのか、ロープの張られた整備された道が続きます。
整備された道
次第に傾斜が強まりますが、よく歩かれた道で階段状に踏み跡が続いています。
ザレた道を進む
県境稜線までの間に地図通り何度か林道を横切りますが、林道は荒れておりこれを歩いて登るのは困難でしょう。
何度か林道を横切る
途中で獣の気配がしますが、ところどころに掘り返された跡が見られたのでイノシシでしょうか?
急登に
林道終点と思われる広場に到着すると、右の斜面を登っていきます。
最後の林道出合
右へ巻いて
前方にそれ以上高いところが見えてこなくなると、程なくして愛知県との県境稜線に到着しました。
稜線が見えてくる
稜線出合
今回のコースはここまで登ると山頂までの標高差はありません。 物足りないですが、南に向かい穏やかな稜線を歩いていきます。
稜線沿いを山頂へ
緩やかな尾根を進む
稜線到達地点から5分ほどで左右の分岐に到着します。 ここで左の「山頂」と書かれた方へ向かうと、呆気なく「曽良山」に到着しました。
分岐で左の山頂へ
曽良山山頂
案内図(記載のコースを歩いていく)
下山路を確認
山頂は木々に覆われており、南西方面の僅かな隙間から「三国山」が見えていました。
山頂から三国山
山頂を後にし、先程の分岐を左に折れて下山を始めます。
分岐まで戻り左へ
とは言え、暫くは緩やかな道を進むことになります。
こちらでは鶴岡山に
双子岩
3つほど小ピークを越えると、下山予定の「細野城址」へと向かう道との分岐があらわれます。
師岩分岐
まず左下の「師岩」へ向かいます。
岩の下を進む
分岐には50mと書かれていますが、実際には10mほどで右手に現れました。
大きな一枚岩で、その上に立つと近くに「三国山」が、右奥には「伊吹山」なども見えていました。
師岩
師岩のいわれ
師岩からの展望
師岩から三国山など
右に伊吹山
更に下には石切場跡があるので見ていきます。
石切場跡
石切場
展望に満足したところで、分岐まで登り返して「細野城址」方面に降りていきます。
細野城址へ降りる
落ち葉で滑りやすい斜面が続くので、慎重に降りて行きます。 途中、左の「石割」に寄っていきますが、程なくして「細野城」跡に到着しました。
石割 檀香梅
確かに割れている
坂を下る
土塁
細野城址
ここで2名の登山者の方が休憩中でした。 城跡は東側が伐採されており、「木曽御嶽山」など綺麗に見えていました。
細野城址から木曽御嶽山方面
木曽御嶽山アップ
城跡を後にして下山を再開しますが、少し下った北斜面からも伊吹山方面の展望が広がっていました。
北側の展望地
一気に降りていく
細野城址付近から伊吹山方面(手前にゴルフ場)
次第に急斜面が無くなり里山の雰囲気が強まります。
里が近づく
植林の間を抜けていくと、車道が見えてきて城跡から5分ほどで登山口に到着しました。
道路が見えて
舗道出合
登山口
ここで右に折れて舗装路を歩いていきます。 広い道と合流しますが、国道までの道が複雑なので地図を見ながら進んでいきました。
右へ
晴れてきた
あぜ道を進む
ここで右へ
左へ
大きく遠回りをすること無く国道の歩道にたどり着くと、右の曽木方面に歩いていきます。
国道は歩道を歩く
程なくして左に「白鳥神社」が見えてきますが、交通量も多いので慎重に渡ります。
白鳥神社に寄る
まずは神社に寄っていくので長い石段を登っていきます。 本殿は今風の建物に改築されていますが、その中に祠がありました。
白鳥神社でお参り
ここで参拝し右の道を進んでいきます。
右手へ
中馬街道の標識があらわれ、ここから曽木まで旧街道を巡ります。
ここから中馬街道
広い道
ここにも標識
池
同じような道が続きますが高低差はほとんど無く、樹林を抜けると集落に到着しました。
同じような道が続く
集落に出る
民家の前を通り過ぎ、右に曲がり坂を降りていくと広い車道と合流しました。
車道で右へ
右に曲がるとまた国道と出合います。 ここは車に注意して渡り、歩道を東へ歩いていきました。
また歩道歩きに
ここを上が正解
右手の階段に中馬街道の標識がありますが、そのまま車道横の歩道を歩き右に曲がっていきます。
車道を右へ
暫く進むとまた標識があらわれたので、ここからは左の旧道を歩いていきました。
中馬街道を進む
中馬街道を進んでいくと、往路の道と合流し国道の下をくぐると公園に到着します。
石仏
六角石幢
公園奥の紅葉はまだ早そうなので、歩道から眺めながら駐車地に戻っていきました。
曽木公園の紅葉1
曽木公園の紅葉2
【笠原富士・深山】
ここから予定通り「笠原富士」へ向かいます。 通常公園の駐車場まで上って周回するようですが、ここからだと南東にある不動の滝から登ることにしました。
国道363号線を西に走らせ、県道13号線の多治見方面の分岐で右折し山の中へ入っていきます。 工場が並ぶ道となると「不動の滝」の標識を見て左に曲がりました。 橋を渡ると片側だけ通行止めとなった道となりますが、奥へ進むと程なくして潮見公園の登山口に到着しました。 特に駐車場はありませんが、路肩に止めて出発します。
駐車地付近の紅葉
不動の滝の近くに
車道の左に階段があり、ここが潮見公園の登り口となります。
ここを左へ
潮見公園へ向かう
紅葉を見ながら登ると、植林の薄暗い道に入っていきました。
奥へ進む
下に廃屋
沢沿いの道となり、奥で小川を渡ると本格的な登りとなりました。
沢沿いに進む
ここで右へ
遊歩道にはプラスチックの階段があり、急な上りですがゆっくり進んでいけます。
プラスチック階段
急登に
管理棟へ
100mほど登ると傾斜が緩み、公園に到着しました。
傾斜が緩む
整備された斜面に
不動の滝入り口
公園に到着
公園には遊具がたくさんありましたが、この時間はまだ誰も遊ぶ子供は見当たりません…。
誰もいない…
ここで行き先に悩みますが、予定通り反時計回りに浅間神社へ向かいます。
さくらの園方面へ
暫くは広い道を進んでいきますが林に入ると山道となり、橋を渡り右折するとトイレに到着しました。
広い道
山道に
橋を渡って右へ
左上へ
紅葉が良い色合いに
トイレに到着
ここからも予定通り進もうとしますが、神社方面への道が分かりません…。 仕方がないので管理棟方面へ向かいますが、帰宅後調べると右手に歩道があったようです。
ここを進む
さくらの園
右に広い駐車場が見えてくると、展望台は近くです。
広い駐車場
柄を登ると左の展望台に舗装路が続いていますが、ここは先に右の浅間神社へ向かいました。
右へ
北方面へ
広い遊歩道の右に浅間神社の表紙があるので、そちらへ進み下っていきます。
浅間神社へ向かう
鳥居をくぐり林の中を進んでいくと、3分ほどで浅間神社に到着しました。
鳥居
林の中を進む
浅間神社に到着
展望でもあるかと思っていましたが、植林に覆われており展望はありません。 参拝し来た道をもどり展望台へ向かいます。
富士方面の登山道
東屋
車道と合流し、左に駐車場と管理棟を越えると展望台が見えてきました。
展望台が見えてきた
階段を登りますが展望台の前に三角点を確認していきます。 三角点は珍しいことに柵に覆われ触れません…。
檻の中に三角点
そして展望台の階段を登ると、名古屋の市街地や中央アルプスなど360度の展望が得られました。
三国山が近くに(左に曽良山)
木曽御嶽山(左)と恵那山(右)
中央アルプス
北側の展望(下に管理棟)
木曽御嶽山アップ
展望台からパノラマ
名古屋ビル群
伊吹山方面
標高の割に周囲に高い山がないので展望の良いところでした。 満足した所で、南の「深山」へ向かいます。
南へ向かう
階段を降りる
左から舗装路と出合いますが、車は通行止めとなっているようで落ち葉に覆われていました。
舗装路に出合う
ここは遊歩道?
歩道は稜線沿いに付けられているので、そのまま歩いていきました。
大洞池まで300m
道の終点となる広場に到着すると、「大洞池」が見えてきました。
広場に到着
大洞池(人工池)
ここから「深山」まで登山道はありません。 池の南側のテープの付いた林に入ると、斜面を適当に登っていきます。
ここから入る
テープがあるが…
見かけたテープは地図の破線路のようです。 ここは遠回りになるので斜面を直登して行きました。
獣道をたどる
獣道などを辿りながら歩いていくと、明確な踏み跡と合流しました。
踏み跡に合流
深山手前の鞍部を越えると、その先で適当に右上へ登っていきます。
鞍部を越える
右上の山頂へ
程なくしてパラシュートが掛けられた「深山」山頂に到着しました。
山頂にパラシュート
周囲は雑木林で覆われており、展望はありません。 小休止してから来た道を戻ります。
途中までは踏み跡を戻る
途中の分岐テープのあるところで、右に折れて大洞池の北へ降りていきました。
破線路分岐
古い道へ
古い作業道と思われる道がありますが、灌木などに覆われ始めていました。
適当に進む
枝を避けながら北へ進むと、植林の斜面となります。 ここを谷へと下っていくと、沢音が近づき対岸に遊歩道が見えてきました。
斜面を下る
谷に降りる
無事に用歩道と合流すると、貯水池まではすぐでした。
遊歩道に合流
薄暗い植林が続きますが、道はよく整備されており問題はありません。
薄暗い中を進む
程なくして前方があかるくなると、貯水池が見えてきました。
前方が明るく
貯水池
ここは右から周回し、階段を降りと堰堤の前に到着しました。
池の外周を進む
不動の滝へ
階段を降りる
堰堤にはこの地区の産業であるタイルで作られた絵があります。
堰堤にタイル絵
堰堤
堰堤前の道を進み登り返すと、車道終点に無事到着しました。
車道を戻る
深山山頂から30分ほどで、100mほど先にある車に到着します。
特にありません。
【次回】
寒いので雪山とも思いましたが、まだ雪が少ないので三重県の低山に登る予定です。
キビウ峠から竜頭山方面
新豊根ダム方面からみどり湖を望む
日付 | 2023年11月03日(木) | ||
天気 | 晴れ | ||
山域 |
奥三河
|
||
場所 | 愛知県北設楽郡豊根村古真立 | ||
距離 | 17.4km (内林道 10.8km) | ||
累積標高 | +1950 -1950m | ||
時間 |
6時間25分
|
||
人数 | 単独 | ||
撮影枚数 |
0558枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4) 0000枚 (Panasonic DMC-GM1) 0000枚 (Panasonic DC-TX2) |
||
登山難度 (A:安易~E:高度) |
D(滑落注意)
|
||
展望 (A:良い~E:なし) |
C
|
||
見どころ | なし | ||
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値) | |||
07:20 | 477m | 0.0km | 新豊根ダム手前 出発 |
07:40 (00:20) |
479m
|
1.4km |
入川トンネル入口(新豊根ダム)
|
08:05 (00:25) |
355m
|
4.1km | 離山登山口 |
09:30 (01:25) | 917.1m | 5.9km | 離山(三角点) |
10:15 (00:45) | 903m | 7.8km | 903mピーク |
11:00 (00:45) | 770m | 8.6km | 豊富林道出合 |
11:35 (00:35) | 771m | 10.9km | 分地峠 |
12:15 (00:40) | 1018m | 13.5km | キビウ峠 昼食休憩 |
12:35 (00:20) | 1018m | 13.5km | キビウ峠 出発 |
12:50 (00:15) | 948m | 14.7km | キビウ峠反射板 |
13:30 (00:40) | 510m | 16.6km | 田鹿(熊野神社)下山 |
13:45 (00:15) | 477m | 17.4km | 新豊根ダム手前 到着 |
Garmin Connectt
実績コース(緑色は予定、赤色が実績)※開始500m分データ欠落
写真リンク: https://photos.app.goo.gl/VDUTxTBW7kHiCJi3A
「離山」へは以前から計画していますが、愛知県とはいえ奥まったところにあるため後回しとなっていました。 また、苦労して向かう割にはそれほど時間が掛からないので、北にある「分地峠」と時間があればその先の「キビウ峠」へ向かうことにしました。
登山口となる新豊根ダムへ向かいますが、事前に道路状況を調べるとダムの手前で通行止めとなっているようです。 しかし、歩いて通れそうなので何れにしても周回コースなので、通行止め手前まで行くことにしした、
自宅から2時間ほど掛かりますが、日の出も遅くなったので5時すぎに出発しました。 鳳来寺インターへ向かいますが、連休初日で高速も下道も交通量は多めでした。 それでもほぼ予定通り7時前に豊根村に到着すると、みどり湖の周囲を走らせ通行止め現場の手前に到着しました。
ここまで2日後にマラソン大会が開かれ、周辺道が通行止めになると案内されており、この日に来て正解でした…。 そのマラソン大会の折り返し地点の先が通行止めとなっており、ここでUターンして路肩に止めていきました。
マラソンコースの折り返し地点(帰路撮影)
ここから通行止め(帰路撮影)
準備していると車が一台Uターンし、同じように登山される二人組が到着します。 それを横目に、一足先にダムへと向かいました。 途中、斜面が崩落した現場の横を通りますが、車が通れないほどではありません。(ダムの関係者のためでしょう)
崩壊現場
来年の5月まで工事…
右に湖を見ながら歩いていきますが、鮮やかなところもありますが紅葉には少し早いようでした。
みどり湖
新豊根ダム
ダムの横まで来ると左に分岐がありますが、東屋の先にトイレが見えたのでそちらへ寄ってから歩いていきました。
分岐を左へ
ここから先はゲートがあり長い間通行止めとなっている県道です。
大入りトンネルへ
ゲートの先にトンネルがありますが、中は照明も無く暗いので、小型懐中電灯を取り出して照らしながら歩いていきました。
大入トンネルは真っ暗・・・
中間地点辺り
暗い中を進みますが、対岸の出口が見え風も吹いているので圧迫感はありません。 程なくしてトンネルを抜けますが、その先も思ったよりもよい道が続きました。
トンネルを抜けて
ここは右下へ
所々で崩れているが
この日もこの時期としては暖かく、狂い咲きしたツツジも見られます。
季節外れのツツジ
「庚申沢橋」を通過すると登山口も近くですが、この橋が落ちたらその登山口も使えなくなるでしょう。(当分崩れそうもありませんが)
庚申沢橋
橋の先にゲート
出発から45分ほどで、落石防止柵に設けられた離山登山口に到着しました。(元々は巡視路?)
離山登山口
入り口から左に入ると、右に踏み跡が続いており、柵との間を進んでいくと小屋の建つ植林帯となりました。
右の落石防止柵との間を進む
尾根の末端に小屋
ここからはまた左右にトラバースしていきますが、濃い踏み跡もあり問題はありません。
左に向かう
つづら折れに登る
植林の上部で明確な尾根道となりました。 末端付近は岩がありますが、その先は細尾根取りますが安定した道が続きます。
ここから尾根沿いを登る
細尾根に
植林の上りとなると右にトラバースして行きました。
植林の斜面を進む
左斜面を進む
その先から涸れた沢となり、ガレた道を登っていきます。
涸れ沢の中に
上部で右に向かい右の尾根に取り付きました。
右の尾根に向かう
ここで涸れ沢の上部に向かいますが、沢との合流点で初めて「登山道」の標識があらわれます。 ここからが1つ目となる核心部となる長いトラバースが始まりました。
ここからトラバースに
とは言え最近整備されたようで、踏み跡沿いにトラロープが掛けられていました。
ここはロープいらない
途中、岩がむき出しの斜面にミヤマシャジンと思われる花が咲いていますが、これもこの所の暑さで開花したのでしょうか?
ミヤマシャジン?
急斜面のトラバースを慎重に進み、傾斜が緩んだところで右の尾根に取り付きました。
次第によい道に
ここで右に
序盤はキノルがむき出しの道ですが、次第に傾斜が強まり足元が不安定なザレた斜面となります。
急登に
林の中を登る
ここからザレた急登
履いてきた登山靴のソールの底がツルツルなので、慎重に登っていきます。
750m付近で傾斜が緩む
850m付近の急登
ピーク手前で左にトラバースしますが、これも長くは続きません。
左にトラバース
再度急斜面となりますが、ここまで来れば山頂も近いので気を抜かずに黙々と登ります、
最後の急登
程なくして最高点となる手前のピークに到着しますが、何も無いのでそのまま山頂へ降りていきます。
手前のピーク
少し下り山頂へ
そして登山口から1時間25分程で三角点のある山頂に到着します。
めり込む三角点
ここで少し休んでいきますが、奥に左右に分岐がありこの先向かうコースを確認して行きました。 分岐の右は南の県境方面への稜線で、左が予定の北方面にの林道へ向かうコースです。
南の稜線への道
休憩後は、左に向かい降りていきますが、テープと明確な踏み跡が続いていました。
北の稜線への道(こちらへ)
テープに標識
降りていく
植林の作業道を降りていくと、二重山稜があらわれ奥の尾根に向かいました。
尾根を乗り換え
ここからは幾つものピークが連なるので、何度か上下動を繰り替えていきました。
鞍部へ
左へ向かう
標高790m付近まで降りて
灌木の藪
903mへ長い登り
903mピークは大きく登り返すことになりますが、ここも踏み跡があり迷うことはありません。
左の尾根に向かう
尾根の右斜面を進む
前方に903mピーク
903mピークの境界標識
903mピークまでは危険箇所も無く時間も対して掛かっていません。
903mピークの分岐で左奥へ進む
問題はこの先で、地図には無い細尾根が待ち受けていました。 ピークから左の急斜面を降りていきますが、途中から不安定な岩場が現れます。
急斜面を下る
木の根を掴みながら降りていきますが、脆い岩なので足場を確認しながら慎重に通過します。
ここから慎重に
脆い尾根が続く(下から見返す)
ここが2つ目の核心部ですが、幸い距離は長くはありません。 無事に通過すると植林となり、そこからは明確な踏み跡の付く尾根を進んでいきました。
右下に佐久間湖
安全な尾根に
広い斜面に
852mとの鞍部に
852mピーク手前で左の尾根に向かいますが、作業道があらわれ左下に林道が見えてきます。
852mピーク手前で左に
はっきりとした道に
左下に植林と林道
程なくして鉄塔巡視路の標識があらわれますが、ここは事前に下山候補としていた道です。
巡視路分岐
そのまま直進すると鉄塔があらわれますが、期待していたような展望は彫らずこの先の下山路の状態もわからないので、先程の分岐まで戻ります。
鉄塔出合(戻る)
巡視路分岐で右に折れると、先程見えた林道へ降りていきます。
少し戻り尾根を下る
林道と合流する前に左下に階段が見えたので、そちらに向かい難なく林道に降り立ちます。
巡視路の階段
林道と合流
この林道は「豊富線」で、ここから「分地峠」までは予定通り林道を歩いていきます。
ここは林道 豊富線
距離はありますが全線舗装されているためそれほど時間は掛かりません。 また、この標高は丁度紅葉の時期となっており、林道脇の斜面など綺麗な紅葉が見られました。
林道から紅葉
右から破線路と合流
林道を進む
分地峠が近づくと、キビウ峠からの948mピークが見えてきました、 事前の調査ではピークには何も無いはずですが、大きな反射板が見えています。
948mピークに反射板が
下山予定の反射板を望む
途中何箇所も林道工事の完成標識が立っていますが、去年開通したものも見られます。
開通したばかり?
みどり湖が見える
林道に降りてから35分ほどで、分地峠に到着しました。 当初はここから下山とも思っていましたが、道が悪いとの情報もあったのと時間に余裕があるので「キビウ峠」へと向かいました。(峠道は巡視路を兼ねており、確認した標識に真新しいテープがあったので整備されているかもしれません)
分地峠付近
そのまま直進していくと工事中の斜面を通過しました。 奥からは重機の音も聞こえてきており、工事中のようです。
工事中
その工事現場で作業されている方に確認し、通していただきます。 更に進むと大きくカーブするところに到着しました。
深い右カーブ
ここでカーブ先の斜面に作業道らしきものがあったので、確認すると尾根をショートカットできそうです。
右の尾根に取り付く
踏み跡を進む
踏み跡を辿り尾根に合流すると、明確な踏み跡が登っています。
尾根を登る(踏み跡あり)
尾根沿いの急登を進むと難なく林道の先と出合いました。
ショートカット
ここで登ると「キビウ峠」まではすぐでした。
紅葉2
林道を進むと左側が開け、程なくして「キビウ峠」に到着しました。
キビウ峠が見えてくる
キビウ峠の手前の分岐に「キビウ峠反射板」と書かれた標識が立っています。
キビウ峠反射板
この脇が広場となっており休憩適地なので、ここで昼食休憩としていきました。
峠の南側はカヤトの斜面となっており、伐採を間逃れた木々が綺麗に紅葉していました。
紅葉2
短めの休憩後は、林道を反射板へと向かいます。
地図には広い道が948mピークの西まで延びていますが、950mピーク手前で終点となります…。 ここにトラックなど数台の車が止まっており、ちょうど昼休憩中で車の中で休憩されている方もいました。
右に道が続いていますが、林道脇が崩れたのか細尾根となっており、その右斜面を通るよう指示されていました。
林道終点で右へ
崩れた斜面を通過すると、林道に復帰します。
作業道あり
踏み跡が奥へ続いており、先程のトラックなどの方の通った跡でしょう。
広い道に
林道は右斜面を進んでいますが、そちらは崩れているようです。 尾根沿いに踏み跡があるので、そちらへ進み程なくして反射板が見えてきました。
左の尾根沿いに進む
迷うこと無く
反射板は工事中
反射板はまさに工事中ですが、ハンモックや地面に寝そべり工事関係者の方が休憩中でした。
南アルプス深南部の山々
大岩山(中央)・小岩山(右)など
日本ヶ塚山
休憩の邪魔とならないよう、急いで写真だけ撮り下山予定の尾根を降りていきました。(見晴らしは良かったです)
下山尾根を下る
尾根沿いにテープが続いており、降りていけそうです。 すぐに細尾根となりますが、右斜面は植林で傾斜もそれほどきつくはないので怖くは感じません。
細尾根もあるが、右斜面は緩め
その先も植林が続き急斜面などはありません。
ピンクの印が続く
標高850m付近
標高850mを過ぎてしばらくすると、突然放置された車が見えてきました。
突然廃車が現れる
帰宅後調べると車種は「スバル サンバートライ」で、1989年以降製造されてもののようです。 窓ガラスなども割れておらず原型をとどめていますが、そもそも周囲に林道などは見当たりません。 考えられるのは、先程通って来た林道が近くまで開通していて、その後土砂崩れなので廃道となったのでしょうか?
いつ廃棄されたのか?
いままでも良い道でしたが、ここから下は広い作業道が付けられており、安心して降りていけました。
尾根沿いを降りる
破線路に近づくと、右下にテープが見えてきました。 ここまで来ると傾斜も弱まり、どこへでも歩けそうなので、倒木を避けながらテープに向かって降りていきました。
尾根から外れ右斜面を降りる
印を追う
前方に電柱が見えてくると、破線路と思われる掘れた峠道と合流します。
電柱を見て右へ
ここで右に曲がり明確な道を降りていきます。
破線の峠道に合流
しかし、この道は荒れており倒木が邪魔していました。
倒木で歩き辛く
倒木帯を通り抜けると倒木は無くなり、尾根沿いに進んでいきます。
掘れた道となる
尾根沿いの道
少し下るとビニール紐で囲まれた分岐に到着しました。 その手前から左下に神社の鳥居などが見えていたので、ここで左に折れ寄っていきます。
ビニール紐で囲まれて
巡視路標識
神社の奥の宮?
神社は綺麗に整備されており、林業作業の休憩所も併設されていました。
何が祀られているのか
先程の分岐に戻ると更に歩きやすくなった道を降りていきます。
神社が見えてくる
下に神社の建物が見えてくると左斜面を降りて寄っていきました。
道は神社の右を通る
熊野神社
ここも参拝する人がいるのか、境内は掃除されており綺麗でした。
下にみどり湖
最後は長い階段を降りて、朝車で走った車道に出合います。
階段を降りる
立派なイチョウの木が
無事下山
こま犬の説明文
ここから駐車地までは1.2kmほどで、陽に照らされた鮮やかな紅葉を見ながら戻っていきました。
給水所…
ミドリ湖の紅葉
特にありません。
【次回】
天気がいまいちなので、土曜日に近場の低山に登ってきました。
展望岩から左からダイラの頭・ヨコネ・ザラノ・鍋尻山
狗留孫山から伊勢湾を望む
日付 | 2023年10月29日(日) | ||
天気 | 晴れ | ||
山域 |
鈴鹿
|
||
場所 | 岐阜県大垣市上石津町細野 | ||
距離 | 10.5km | ||
累積標高 | +1060 -1060m | ||
時間 |
8時間25分(内オフ会2時間50分)
|
||
人数 | 単独、帰路は同行者あり | ||
撮影枚数 |
0437枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4) 0000枚 (Panasonic DMC-GM1) 0105枚 (Panasonic DC-TX2) |
||
登山難度 (A:安易~E:高度) |
C(随所で滑落注意)
|
||
展望 (A:良い~E:なし) |
C
|
||
見どころ | なし | ||
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値) | |||
06:30 | 230m | 0.0km | 烏帽子岳林間広場 出発 |
06:45 (00:15) |
372m
|
0.8km |
県境出合(細野里山遊歩道)
|
08:10 (01:25) |
721m
|
3.1km | 古田コース分岐 |
08:15 (00:05) | 772m | 3.4km | 狗留孫山 滞在 |
08:25 (00:10) | 772m | 3.5km | 狗留孫山 出発 |
08:55 (00:30) | 864.8m | 4.9km | 烏帽子岳 |
10:00 (00:15) | 818m | 7.1km | ショートカット分岐 |
10:30 (00:15) | 528m | 7.9km | 阿蘇谷出合 |
10:50 (00:20) | 584m | 8.1km | ダイラ(オフ会場) 休憩 |
13:40 (02:50) | 584m | 8.2km | ダイラ(オフ会場) 出発 |
15:00 (01:20) | 240m | 10.5km | 時山登山口 到着(車移動) |
15:20 (00:20) | 230m | 14.4km | 烏帽子岳林間広場 到着 |
Garmin Connectt
写真リンク: https://photos.app.goo.gl/3Am5XJhgxK6GXevW8
やぶこぎネット恒例の秋のオフ会に参加します。 場所は鈴鹿北部のダイラですが、何度も訪れているのでコースに悩みました。
幾つかの案から、東の烏帽子岳から登り周回を計画しますが、普通の登山道では面白みにかけるので、細野の登山口から県境尾根を「狗留孫山」へ登ることにします。
細野登山口(烏帽子岳林間広場)まで自宅から1時間20分ほどと見て、5時過ぎに出発します。 西に向けて車を走らせますが、偶然この日のこの時間は半年ぶりの月食で、晴れた空には4分の1ほど欠けた月が見えています。 ほぼ予定通り登山口に到着するとすでに2台の車が止まっており、登山者の方が出発していきます。
ここでトイレなどに寄り準備を整えたところで、林道を南へ向かいました。
綺麗なトイレ
烏帽子岳林間広場・登山道案内図
200mほどで左に橋があるので、ここを渡ってゲートを通過していきます。
林道を奥へ
ここで左へ
ゲートから先は思いの外よい道で、軽トラックと思われる轍が残っていました。 暫くは林道を進んでいきますが、緩斜面が続きます。
ゲートを開けて
林道を進む
車の通った跡
ゲートから1kmほど進むと、県境尾根に到着しました。 ここには以外にも「細野里山遊歩道」と東側の「古田遊歩道」と書かれた標識があり、県境沿いによい道が続いています。
細野里山遊歩道
古田遊歩道
遊歩道を進む
作業道と思われる道を歩いていきますが、次第に県境から外れ西斜面を進みます。
朝日が差し込む
よい道が続く
幾つかの小ピークを巻いて進んでいきますが、次第に道が荒れてきて斜面が流され通行不能となりました。
植林に
斜面が崩れている
左斜面は急斜面なので、少し戻って県境沿いを歩くことにします。 尾根までは急斜面で、枝の張り出した中をかがみながら進みます。
尾根に乗る
程なくして県境に復帰するとよい道がありますが、それ以外にも斜面に作業道と思われる道が通っていました。
県境沿いに進む
テープに踏み跡はある
前方に大木
暫く進むと地図に破線で書かれた峠に差し掛かります。 手前の細尾根を通過しますが、左右にあるであろう峠道はよく分かりません。
細尾根
峠付近?
ここまでは比較的平坦な道でしたが、ここから植林の急登となりました。
ここから本格的な登りに
足元が不安定な斜面が続いており、テープはありますが灌木などで行く手が遮られることもありました。
急登に
長い登り
急登となってから標高差200mを登ると傾斜が緩みますが、行く手をシャクナゲなどの藪が阻みます。
傾斜が緩む
シャクナゲを避けて右斜面に
ここは右に植林帯があるのでそちらから迂回すると、植林の先が明るく見えてきました。
植林の中を進む
そして出発から1時間40分ほどで、「狗留孫山」へと登る古田からの登山道と合流しました。
登山道合流
その先も登りは続きますが良い道なので、5分ほどで狗留孫山からの稜線に合流しました。
稜線に出る
ここで右に折れ登っていきますが、ここまでくれば急登なども無く5分ほどで狗留孫山の反射板に到着しました。
山頂が近くに
狗留孫山の反射板に到着
ここで間近に見える「藤原岳」と「御池岳」を眺めていきました。
狗留孫山反射板からパノラマ
左に藤原岳と中央に御池岳など
狗留孫山から伊勢湾を望む
鍋尻山
景色に満足したところで、「烏帽子岳」へ向かいます。 この道は何度か歩いていますが、歩く人が一定数いる割に藪など多いところです…。(この日も二人組の登山者とすれ違いました)
山頂から左に
巡視路を進む
紅葉には早い
プラスチック階段を降りる
鞍部手前から養老山方面
半分?
灌木の藪
20分ほどで「烏帽子岳」への斜面となりますが、、大きな急登なども無く烏帽子岳の西峰に到着します。 ここで右に折れ暫く稜線を進むと、「烏帽子岳」の山頂に到着しました。
烏帽子岳の登りに
山頂間近
西峰に到着
東へ
山頂には4名ほどの登山者が休憩中でした。 東側の展望を眺めたところで、時間も限られるので「三国岳」方面へと向かいます。
烏帽子岳から御池岳方面
烏帽子岳から伊勢湾を望む
烏帽子岳からの展望
名古屋市街地
先程の西峰を通過し、踏み跡を辿って降りていきますが、ガレ場が現れ慎重に降りていきました。
時山方面へ
ガレ場の下で山腹を巻く巡視路と合流すると、本来の道と合流して一気に降りていきました。 途中、岩場の展望地があるのでここで休憩していきます。
尾根沿いを降りる
岩場に到着
烏帽子岳から霊仙山(左)と伊吹山(中央奥)
左からダイラの頭・ヨコネ・ザラノ・鍋尻山
左に屏風山、その奥に雪を被った白山
ここからは何度か歩いている稜線を進みますが、相変わらず分かりづらいコースでした…。
稜線歩きに
バンガロー村分岐
岩尾根は迂回
鉄塔が見えて
降りる予定の鉄塔尾根を確認
鉄塔を通過しその先も何度か小ピークを通過していきます。
上下動を繰り返して
三国岳が近くに
斜面に気をつけ
ピークへ登る
広いピーク
三国岳手前のピークからは、予定通り北尾根を下ることにします。
予定尾根を下る
結構急斜面ですが、上部は作業道と思われる道がありそれほど危険はありません。
道跡はある
歩きやすい尾根に
途中、右の尾根に入りそうになりますが、すぐに気が付き少し登り返して復帰しました。
次第に緩やかな尾根に
テープあり
標高650mまで降りると平坦な尾根となりますが、変わりに灌木の藪が出始めました。
灌木の間を進む
それでもテープや踏み跡が続いており、谷へ降りる予定の尾根で左に折れていきました。
下山尾根付近
左斜面を降りる
期待していたような踏み跡は無く、灌木の間を歩きやすいところを選んで降りていきました。 程なくして灌木を抜けると、鉄塔間の伐採地に出てきました。
右下に巡視路
ダイラが近くに
最近伐採された形跡があり、巡視路へと難なく降り立ちます。
巡視路と合流
ここから谷まで急斜面ですが、左の巡視路の先は階段となっており無事に阿蘇谷へと降りていきました。
左下に降りる
階段を降りる
阿蘇谷へ
降りた先で登山者と鉢合わせます。 初めは気が付きませんでしたが、よく見るとこの日オフ会に参加するため遠路はるばる来た知り合いの方でした。 ここから会場までは250mほどで、ゆっくり向かい15分ほどで到着しました。
ダイラ近く
ここからは何時ものようにオフ会に2時間50分ほど参加していきました。
オフ会場
帰路は車に載せていただくことにして時山へ下山します。 下山コースは主に尾根沿いと阿蘇谷コースがありますが、参加者の方と阿蘇谷コースで降りることにしました。
下山は阿蘇谷を時山へ
このコースは昔2回ほど歩いていますが久しぶりでした。 当時も台風などの影響で荒れていましたが、その先よりはましになっていますがテープも少なく何度かコースを外れます…。
荒れた道
下に橋
ワサビ田跡
それでも巡視路を兼ねているのでそれなりに整備されており、廃林道まで降りると後は普通の歩きとなりました。
整備された道に
この先で廃林道へ
そして1時間20分ほどで時山の駐車地に到着すると、ご一緒した方に烏帽子岳の駐車場まで送っていただきました。
時山に下山
橋を渡り駐車場
特にありません。
【次回】
祝日に愛知県の低山に登ってきたので、その時の記録を掲載します。
笙ノ峰からパノラマ(左に又剣山、中央から右に大峰山脈)
歩いてきた尾根と大台ケ原を望む
日付 | 2023年10月22日(日) | ||
天気 | 晴れ | ||
山域 |
台高山脈
|
||
場所 | 奈良県吉野郡上北山村大字小橡 | ||
距離 | 17.5km | ||
累積標高 | +1968 -1968m | ||
時間 |
8時間15分
|
||
人数 | 単独 | ||
撮影枚数 |
0817枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4) 0216枚 (Panasonic DMC-GM1) 0000枚 (Panasonic DC-TX2) |
||
登山難度 (A:安易~E:高度) |
D(木和田から小処林道まで斜面崩壊注意)
|
||
展望 (A:良い~E:なし) |
A
|
||
見どころ | 展望、紅葉 | ||
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値) | |||
06:15 | 343m | 0.0km | 水分神社駐車地 出発 |
06:30 (00:15) |
372m
|
1.8km |
木和田登山口
|
08:15 (01:45) |
1053m
|
5.3km | 小処林道出合 |
09:00 (00:45) | 1317.1m | 7.1km | 笙ノ峰 休憩 |
09:15 (00:15) | 1317.1m | 7.1km | 笙ノ峰 出発 |
10:20 (01:05) | 1280m | 9.4km | 1320m展望地 (10分滞在) |
10:35 (00:15) | 1295m | 9.7km | 1290m付近 昼食休憩 |
10:50 (00:15) | 1295m | 9.7km | 1290m付近 出発 |
11:00 (00:10) | 1290m | 10.0km | 五郎兵衛平 |
11:30 (00:30) | 1305m | 10.8km | 丸塚山 |
12:00 (00:30) | 1377.4m | 11.8km | 又剣山 休憩 |
12:15 (00:15) | 1377.4m | 11.9km | 又剣山 出発 |
12:30 (00:15) | 1160m | 12.6km | 又剣山登山口(林道) |
12:40 (00:10) | 1150m | 13.0km | 林道下山分岐 |
13:05 (00:25) | 1058m | 13.9km | ゼイロ山 |
13:55 (00:50) | 760m | 15.9km | 760m下山分岐 |
14:20 (00:25) | 360m | 17.0km | 大平瀬下山 |
14:30 (00:10) | 343m | 17.5km | 水分神社駐車地 到着 |
Garmin Connectt
写真リンク: https://photos.app.goo.gl/BMN5FqgLqFysLXU49
何度か訪れている大台ヶ原の南部から西側に見る「竜口尾根」を、いつか歩いてみたいと思っていました。 自宅から遠いので中々行く機会が訪れませんでしたが、紀勢自動車道が尾鷲まで、その先の熊野尾鷲自動車道も熊野大泊まで開通して状況が変わります。 熊野から北上する道も整備され、名古屋から3時間を切るようなので往路はこちらから向かうことにしました。
自宅を3時すぎに出発し、まずは尾鷲まで向かいました。 順調に高速道路を走り、尾鷲北から先は初めて通る道でした。 2時間ほどで自動車専用道の終点となる「熊野大泊」で降りると、国道42号線を右折しその後は国道309号線に入っていきます。 向かう「上北山」までは50分ほど掛かり、小処温泉の看板を見て右折して橋を渡り奥へ向かいました。 川沿いの集落の間を抜けると、左手に神社が見えてきたので、その前の駐車地に停めていきます。
水分神社前に駐車
水分神社
準備を整えると登山口のある「木和田」に、更に奥へと歩いていきます。
林道 橡谷西ノ谷線分岐(左へ)
周囲は山に囲まれここまでの道のりは長いですが、意外と人は多いようで住宅地なども整備されていました。
意外と住宅地が多い
車道を10分ほど歩くと、川の対岸に登山口となる尾根が見えてきました。
木和田に到着(奥の橋を渡る)
唯一掛かる橋を渡り対岸の民家(空き家)の脇を進むと、登山口となる階段がありました。
橋を渡る
通行不可能・・・
空き家の横を通る
登山口
尾根沿いにしっかりとした道が続いていますが、あまり歩かれた形跡はありません…。
尾根沿いの道を進む
尾根から一旦左斜面をトラバースしますが、少し先で折り返して再度尾根に乗りました。
ここで左へ
登り返してまた尾根に乗る
このまま尾根沿いに歩ければよいのですが、道は左斜面に向かっており長いトラバースの始まりです。
ここから長いトラバース道に
周囲は植林されており、シダなども茂っていました。
標識あり
奥へ入ると次第に石が多くなり、その先で斜面の崩落地に到着します。
石が多くなる
斜面が削れて
斜面の状態は微妙で歩けないことはなさそうですが、むき出しの岩に水が流れて滑りそうなのでここは慎重に一度降りて下から回り込んでいきました。
それでも登り返しは大変で、幹などを手がかりにして登山道に復帰します。
下から登り返す
また良い道に
その後も沢を通過するたびに斜面が流れていますが、はじめほど際どくは無いので足元に注意して通過していきました。
道はまた崩壊
この程度なら通過可能
西に大きく張り出した尾根を迂回していくと、その尾根との合流地点で広い道と出合いました。
広い道に
作業道と思われる広い道を歩いていくと、尾根の末端から電波用のケーブルが上がっています。 また、植林を守る金網などもありますが、灌木が茂り行く手を阻みます。
電波ケーブルか?
尾根沿いに林道跡
暫くは金網との間を進む
少し進むと道を横切るように、谷から作業用モノレールが尾根の上部に上がっていました。
モノレールが横切る
この辺りは広く植林されており、人の手も入っています。
この辺りは整備された跡が
しかし、その後は先程同様荒れてきて、慎重に通過するところもありました。
前方に崩落地
ここも何とか通れる
木々の間からの眺め
変化の少ないトラバースも小処林道が近づくと変わってきます。 標識が多く見られだし、最後まで気は抜けませんが道も整備されたものとなっていきます。
久しぶりに標識が
山火防止
標識が転がる
植林が大雨などで流されたのか、倒木などが周囲に転がる異様な雰囲気の中を進んでいくと出発から2時間ほどで小処林道に出合いました。
倒木の交じる崩落地
後ろを振り返ると上に巻き道…
上部の落石防止網を手がかりに歩く
そして登山口から2時間ほどで、小処林道との合流地点に到着しました。
ここで左下の林道に
通行不可能では無く困難…
林道までの斜面は大きく削られ、登山標識はバラバラに損壊しています。 2mほどの段差を降りると、ここから暫くはこの林道を歩いていきました。
真新しい林道に降りる(壊された標識)
大台ヶ原方面
林道下にカモシカ
右カーブを曲がると前方に伐採された丸太と重機が見えてきました。
伐採中
ここまでは車で来られそうですが、先程の集積場で駐車場所がなさそうでした。 チェーンがあり車も歩行者も通行止めとなっています。
ここから通行止め?
仕方がないので、右の尾根に登り歩いていきますが、踏み跡などは薄く左から林道が迫っており歩くのも一苦労です。
尾根を歩くが
結局150mほど先に登山口が作られており、ここから踏み跡を進んでいきます。
結局ここから登山道に
しかし、その道も林道の脇を通っており一部は削り取られ尾根の中を進むしかありません。
道はあるが林道沿いで意味無し
尾根沿いを進む
放置重機
尾根からの眺め
小ピークの脇を通り過ぎると左下に林道が近づきます。 この辺りを整備中らしく、工事中の重機が止まっていました。
林道の工事現場
ここから林道を外れる
林道はそのまま左へ曲がっていきますが、登山道は笙ノ峰に直登していきます。 ここで林道と分かれるかと思っていましたが、少し登ると左から林道が折り返して来ており、登山道脇で終点となっていました。
結局林道終点で尾根に取り付くのが正解か
ここで踏み跡を見失いますが、尾根沿いに登っていきました。 上部が明るく見えてくると、ザレた展望地に到着しました。
初めて竜口尾根を望む
ここで初めて竜口尾根が見えていました。 また、周囲は自然林となっており、気持ちの良いところでした。
ここから雰囲気のよい尾根道に
尾根沿いを進むと、先程見落とした登山道と合流します。 この道は「笙ノ峰」を迂回し「逆峠」へと向かっています。 適当な所で右斜面に登ると、「笙ノ峰」へ一気に登っていきました。
登山道は大台ヶ原(逆峠)へ(右上に登る)
笙ノ峰への尾根に
笙ノ峰の最後の斜面
山頂茶家で急斜面となりますが南斜面が開けており、景色を眺めながら登ると山頂に到着しました。
笙ノ峰に到着
山頂の北側は木々に覆われていますが、南斜面からは「大峰山脈」南部や目指す「又剣山」などが望めました。
大峰山脈方面
左に又剣山、その右手に高代山と荒谷山など
左から天狗岳・大日岳・釈迦ヶ岳・孔雀岳・
熊野灘方面を望む
笙ノ峰からパノラマ(左に又剣山、中央から右に大峰山脈)
ここで10分ほど景色を眺めながら休憩していきます。 その後は南東方面に降りていきますが、ここまで来ると「又剣山」まで標高差はありません。
東へ進む
肝心の紅葉はまだ早いようで、赤く染まったものは余り多くはありません。
紅葉
紅葉2
大台ヶ原ドライブウェイに車も見える
1322mピークまで小ピークを幾つか越えていきますが、見晴らしの良い尾根が続いています。
見晴らしの良い尾根が続く
1322m手前の鞍部から木々の少ない雰囲気のよいところとなりました。
雰囲気のよい尾根に
展望地からの眺め
1322mピークに到着しますが、ここからも大峰山脈がよく見えています。
崩壊斜面が見える
ピークから先の尾根沿いは藪っぽくなっており、踏み跡を確認しながら通過します。
幾つかのピークを持つ竜口尾根
藪っぽい尾根となる
200mほどの藪を越えると竜口尾根との分岐が近づきます。
竜口尾根との合流地付近
鮮やかな紅葉
テープを追ってつづら折れに登ると、南の尾根と合流しました。
右斜面を登る
大木
弥山・八剣山・明星ヶ岳など
ここからは竜口尾根を南に歩いていきます。
暫くは広い尾根を進む
暫くは広い尾根ですが、すぐに下りとなりなります。
下りに
ここから「又剣山」までが核心部となっており、岩のピークを幾つも越えていきました。
登り返しに
ピークを越えて
細尾根を進む
細尾根などもありますが、ハッキリとした踏み跡やテープなどもあり、間違えなければ危険なところはありません。
この辺りは基本的に右斜面を通る
気がつくと1320mピークに到着しています。 ここからは北に越えてきた鋭いピークなどが見えていました。
1320mピーク付近から展望
後ろに越えてきた鋭角なピーク2つ
1320mピークに竜口尾根の標識
ピークにある「竜口尾根」の標識を見て尾根は南西に曲がっていきますが、南東にある展望地に寄っていきます。
南東の展望地に
展望地まではテープが付けられており、程なくして露岩の展望地に到着します。
少し降りる
岩場の展望地
ここからは北側の展望が望め、東ノ川越しに大蛇ぐらが近くに見えていました。
大蛇ぐら(右上に大勢の人)
下を見る
1320mピークに戻ると、南斜面を適当に降りていきます。
1320mから南西方面へ進む
この辺りでまだ10時半でしたが、朝早かったこととこの先も登り返しが結構あるので、ここで昼食休憩としていきます。
景色を眺めながら昼食に
良い天気に
上空には雲もなく風も弱くポカポカ日和です。 ザックが軽くなったところで、テープを辿り更に降りていきます。
鞍部へ降りる
明確な道に(登り返す)
先程の1320mピークまではピストンで歩く人も多いので、この辺りはテープも多くしっかりした踏み跡も付いています。
ここから五兵衛平
「五兵衛平」を越えると細尾根を越え、1206m鞍部へと降りていきました。
細尾根に
ここから下りに
この降りるところもつづら折れの道やテープなどが多く、比較的安全に通過できます。
大きく下る
特別保護地区
右へ登る
1206mからの登りは岩尾根となっていますが、右からの迂回で通過します。
岩尾根は右から迂回
丸塚山の登り
右から廻り込む
「丸塚山」の最後の登りは急登で、登り詰めた岩の上から北方面が見えていました。
丸塚山の最後は直登
中央に滝?
笙ノ峰(右)
ここが山頂と言うわけでは無く、更に登ると展望の無い「丸塚山」に到着しました。
更に上へ
丸塚山
「丸塚山」からの下りは急斜面ですが、ロープが張られ安全に降りていけます。
一気に降りて
下にロープ
この先2・3のピークを登り返すと、「又剣山」の登りとなります。
幾つもの小ピークを乗り越える
ここは直登(ロープあり)
キッコウハグマ
又剣山への登りに
次第に歩きやすい尾根となり傾斜も弱まってきます。
広い尾根に
傾斜が緩む
疎林となると右前方に山頂が見えてきました。
右に山頂
左から廻り込むように登っていくと、ケルンのある山頂の東側に到着しました。
手前のピークに到着
ここから西に20mほどで三角点のある山頂があり、そこまでの間は木々も少なく展望地となっています。
山頂のようす
又剣山三角点
三角点からは西に大峰山脈が望めますし、東のピークからは歩いてきた稜線と「大台ヶ原」が近くに望めました。
歩いてきた尾根と大台ケ原を望む
大台ヶ原が大きく
大蛇ぐら2
又剣山からパノラマ
ここからは林道の登山口へ下山します。 三角点から西へ降りていくと、明確な踏み跡となり標識などもあらわれます。
西尾根を降りる
穏やかな尾根に
標識
暫く降りていくとテープが沢山ついた所に出て、ここで右下に戻るように降りていきました。
ここで右下へ
苔むした斜面を通過すると、下に林道が近づいてきました。
苔むした斜面を降りる
下に林道が見え
そのまま林道沿いに降りていくと、崩壊した階段となり林道の登山口に到着しました。
最後は荒れた階段
又剣山登山口
このまま右に林道を降りて言っても下山は可能ですが、ここは林道を左(南)へ向かいます。
林道を進む
林道を300mほど進みカーブミラーのある所で右の尾根を降りていきました。
カーブミラーのあるカーブで右下へ
最後の展望
カーブミラーの下に小屋がありますが、これは林業用のモノレールの始点となります。
モノレール小屋
その中を通り抜けて尾根を降りていきますが、尾根沿いにモノレールの軌道があるのでその脇を進んで行きました。
レール沿いを進む
モノレールは放置されてから数年経っているようで、左右から枝などが延びてきていました。 そのため、時にはそれらを払いながら歩いていきますが、藪というほどではありません。
歩きやすいところ
モノレール小屋から20分ほどで、ゼイロ山の上りとなりました。 モノレールも山頂へ左斜面を通っていますが、灌木が茂っていたので尾根沿いを進んでいきました。
モノレールは山頂直下まで延びている
程なくして「ゼイロ山」の山頂に到着しますが、展望などはありません。
ゼイロ山
ここから先は以外にも踏み跡が続いており、藪は次第に薄くなっていきました。
反対側に踏み跡あり
モノレールの終点を通り過ぎますが、その先から植林となり作業道を歩いていきます。
植林に
こちらのほうが歩きやすい?
踏み跡が続く
標高790mまで降りてくると、再度モノレールがあらわれました。
790m付近で再度モノレール
そのままモノレールが続くかと思いましたが、すぐに右(北)の尾根に降りていました。
モノレールの先も踏み跡あり
モノレールは無くなりますが、明確な道が続きます。
明確な道に
この尾根沿いの道は普通の作業道とは違い、歩きやすいように木製の階段が付けられていました。
階段が作られている
間伐跡
何もない776mピークを通り過ぎます。
776mピーク
良い道が続きますが、里が近づいたためか獣避けの金網も現れます。
金網の横を進む
里山の雰囲気となる
広い道となり右の尾根に作業道が降りていますが、下山予定の尾根の手前だったので戻ります。
この尾根ではない
予定していた尾根を確認すると尾根沿いに金網が付けられていますが、上部が藪っぽいので降りていくか迷いました。
網のある尾根を降りる
しかし、尾根の左につづら折れの作業道があり、少し降りると尾根沿いの道と合流しました。
左につづら折れの道
尾根を進む
少し登り返したところが最後の展望地となっています。
登り返した後は長い下りに
奥に辻堂山
ここから暫くは急斜面の下りとなります。
暫くは急斜面の下り
とは言え、ここも明確な踏み跡が続いており問題はありません。
傾斜が緩むと歩きやすい道に
広い尾根
その先も急斜面や岩場がありますが、そのようなところには整備された階段が付けられていました。
ここにも階段が作られている(振り返り見る
急なところも歩きやすく
岩の間を降りる(上を振り向く)
標高400m付近まで降りてくると右からは川の水音が、左下には民家が見えてきました。
右から川音
橡谷(下に林道)
最後まで尾根を直進
尾根の末端に到着
そのまま尾根を直進していくと、尾根の末端にある大平瀬集落に到着しました。
右に出口
林道を左に向かい「大平瀬橋」を渡ると、無事に水分神社の駐車地に到着しました。
大平瀬橋
駐車地は近く
水分神社
特にありません。
【次回】
週末にやぶこぎネットのオフ会に参加して来たので、その時の山行を掲載します。
釈迦岳前峰手前から眼下に紅葉
左に白山釈迦岳と右奥に福井市街地(勝山も)
日付 | 2023年10月14日(土) | ||
天気 | 晴れのち曇り | ||
山域 |
白山
|
||
場所 | 石川県白山市白峰 | ||
距離 | 19.4km | ||
累積標高 | +2250 -1823m | ||
時間 |
8時間30分 (駐車場までバス移動で+30分)
|
||
人数 | 単独 | ||
撮影枚数 |
0588枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4) 0000枚 (Panasonic DMC-GM1) 0000枚 (Panasonic DC-TX2) |
||
登山難度 (A:安易~E:高度) |
C(標高差大)
|
||
展望 (A:良い~E:なし) |
A
|
||
見どころ | 展望 | ||
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値) | |||
06:10 | 830m | 0.0km | 市ノ瀬駐車場 出発 |
06:35 (00:25) |
1000m
|
1.6km |
越前禅定道分岐(林道出合)
|
07:05 (00:30) |
1119m
|
3.7km | 湯の谷林道登山口 |
09:00 (01:55) |
2020m
|
7.2km | 白山釈迦岳前峰 |
11:05 (02:05) |
2500m
|
11.0km | 七倉山分岐 昼食休憩 |
11:30 (00:25) | 2500m | 11.0km | 七倉山分岐 出発 |
12:40 (01:10) | 2448m | 14.4km | 白山室堂 休憩 |
12:50 (00:10) | 2448m |
14.5km
|
白山室堂 出発 |
13:50 (01:00) | 1690m |
17.8km
|
別当坂分岐 |
14:30 (00:40) | 1265m | 19.4km | 別当出合(バス乗車 14:40出発) |
15:00 (00:30) | 830m | - | 市ノ瀬駐車場 到着 |
Garmin Connectt
写真リンク: https://photos.app.goo.gl/RJoPcMn4c6t3ZGEg9
※以前も歩いたコースなので、写真中心で掲載します。
最後に「釈迦岳」へ登ったのは11年前の2012年ですが、その後また登ろうと思っていましたが、2017年から林道崩落のため5年以上も通行止めとなっていました…。 それが今年春に開通されたので、紅葉の時期にと計画していました。 とは言え、当初は先週予定していた「仙丈ヶ岳」へ向かうつもりでしたが、また登れなくなる恐れもあるのでこちらを優先します。
自宅から市ノ瀬まで2時間半ほどと見て、3時半頃に出発しました。 東海北陸道の白鳥インターで降りて、九頭竜湖の横を走っていきますが、ここもあと少し(今年10月28日)で九頭竜インターが開通し、勝山までの30~40分ほどの道のりの時間短縮が図れそうです。
とは言え、その開通前の切り替え工事が行われているため、この日は通行止めで勝原インターも利用できないので、そのまま下道を走り予定より少し遅れて市ノ瀬の駐車場に到着しました。
市ノ瀬駐車場を出発
駐車場はこの時期ともなると空いており、余裕で駐車していけました。 準備が整ったところで駐車場の奥へ向かい、橋を渡って林道を別当出合方面へ歩いていきました。
駐車場の奥へ
車道に出る
巨大堰堤
橋を渡りしばらく進むと、左手に釈迦新道へと続く入口が見えてきました。
ここから林道をショートカット
この道は林道をショートカットするもので、15分ほどで林道に再度出合います。
緩斜面を進む
放置重機
ここから林道への登りに
ここまでは同じルートで以前も来ており、そのときは今回と逆コースとなる「白山禅定道」で室堂へ向かいました。
林道出合(白山禅定道分岐)
以前はここを登ったが
今回はまず「釈迦岳」を目指すので、左に折れると長い林道歩きとなります。
長い林道歩き
釈迦岳方面
?1
白峰神社
途中、秋の花などを愛でながら歩いていくと、コンクリート製のトンネルが見えてきました。
トンネルをくぐる
ここが崩落現場ということで、土砂を撤去した後と仮設の橋が掛けられていました。
崩落地に新しい橋
崩落現場
橋を渡り左に折れると右カーブの先に登山口が見えてきます。 ここで今から登る登山者の方を見かけますが先に取り付きます。
釈迦新道登山口
ここからは長い登りで、暫くは展望も限られるので面白いところではありません…。
坂を登る
登山道に湧き水
とは言え、ところどころで紅葉した木々が見られました。
仄かに紅葉
西の尾根と同じ高さに
ブナ林に
黙々と登っていくと、はじめの水場に到着します。 ここで先行する登山者の方を追い抜きますが、更に登りが続きました。
水飲み場
その後も傾斜が緩むところはありますが、ほとんどのところは一定角度の登りとなります。 1666m付近を通過するとつづら折れの道で標高が上がり、笹が多くなると次第に展望が開いてきました。
別山が見える
あと1.7km
エゾリンドウ
標高1750m付近まで来ると、周囲の景色を眺めながら歩くことになります。
前方に釈迦岳前峰
黄葉
ここで早足の方に抜かれますが、先は長いので一定速度で登っていきました。 前方に釈迦岳が近づいてくると、その斜面を何度も往復しながら登って行きました。
ピークが近づく
?2
下に僅かな紅葉
つづら折れに登る
白山釈迦岳の山頂が近くに
深い笹に切り開かれた道
下に歩いてきた道
そして出発から2時間50分ほどで、「釈迦岳前峰」に到着します。
釈迦岳前峰
前峰からは360度の展望が得られ、近くに白山釈迦岳の山頂も見えています。 ここで暫く休憩し、景色を眺めていきました。
西に白山釈迦岳の山頂
湯ノ谷
大汝峰方面
別山が大きく
上空はまだ雲に覆われているので写真ではパッとしませんが、北の日本海側は晴れているので気持ちの良い展望でした。 山頂へは直下をトラバースしていきますが、その途中に鮮やかに紅葉した木々などを見ることが出来ました。
鮮やかな紅葉
笹の間を歩いて行くと、山頂の西側にある池の脇を通っていきます。
笹の間を進む
右に山頂分岐(今回は無視)
池の横を進む
山頂の肩を通り抜けると、ここから大きく下ることになります。
肩を乗り越え
ここからが紅葉を楽しみにしていたところですが、一週間前に雪が降った影響なのかくすんだ色の木々が多いです…。 それでもナナカマドなどは良い色合いのものもあり、目を楽しませてくれました。
左の七倉山へ
ナナカマドは良い色合い
左右に遮るものはなく展望もよいので、気持ちよく歩いていけました。
鞍部へ降りていく
白山釈迦岳裏手の紅葉(奥に別山)
後ろを振り返る
左の山腹へ
鞍部までは楽々歩いていけますが、水場を過ぎるとその後はまた長い登りになりました。
上の水場
水の流れあり
登りに
ここまで登ると豪雪地帯なだけに森林限界を越えており、遮るものはありません。
湯の谷の様子
ハクサンフウロ
気がつくと後方の「白山釈迦岳」が遠くに見えていました。
白山釈迦岳を見返す
2109mピークを巻く
ここから標高差の少ない稜線歩きとなります。 花の時期は周囲一面のお花畑ですが、空きも終盤ともなると辛うじて枯れ残ったものがある程度でした。
?3
ガレ場
ガレ場に到着しますが、ここで左の登山道分岐に気が付かず直進していきます…。
注意して進むが…
途中からルートミスに気が付きましたが、踏み跡があるのでそのまま進んでいきました。
ルートミス
この辺りで左下へ
50mほど進み左下に登山道が見えたところで、笹をこいでそちらへ復帰します。
登山道合流
前方に見えていた急斜面に取り付くと、つづら折れで一気に登っていきます。
左に折れて急斜面へ
奥に小松方面と日本海
右奥に福井市街地
上部で傾斜が緩むと左にトラバースする道となり、そのまま歩いていくと前方に「七倉山」が見えてきました。
左をトラバース
残雪
左へ進む
シラタマノキ
前方に七倉山(2402m付近)
ここまで来ると急登などは無くなります。
分岐への最後の登り
途中、逆コースの周回と思われる方とすれ違うと、「七倉の辻」に到着しました。
四塚山
振り返る
七倉ノ辻
少し前からお腹が空いていたので、ここで昼食休憩としていきます。 休憩中は風が強めですが日差しもあり、寒い感じではありませんでした。
休憩後は、時間次第でピストンも考えていましたが予定通り「室堂」へ向けて出発します。
室堂へ
大汝峰へ向かう
ここから大汝峰へ向けて急登となりますが、休憩を取ったことでそれほどきつくは感じません。
御手水鉢
凍っている…
大汝峰方面から七倉山(中央)と四塚山(左
登っていく
傾斜が緩んだところで左手に展望地があるので暫く景色を眺めていきました。
下に火の御子峰
北アルプス方面
高い山には雪
富山方面
右の大汝峰の巻き道へ
右手に大汝峰の巻き道が見えてくると、分岐標識の手前でそちらへ折れていきました。
右へ
奥に歩いてきた尾根
この辺りが工程の折り返し地点となり、下に歩いてきた「白山釈迦岳」なども見えています。
下に白山釈迦岳
トラバース道
大汝峰を通り過ぎると前方に「御宝庫」の鋭利なピークが見えてきました。
大汝峰
前方に御宝庫
左から大汝峰山頂との分岐と合流すると、右に折れ千蛇ヶ池の脇を通り最短距離で室堂へ降りていきました。
今回は室堂近道へ
千蛇ヶ池の万年雪と真新しい雪
室堂が見えてきた
途中、ハイマツの中に雪が残っています…。
雪の上を歩く
山頂からの道と合流すると、石畳の道を下り室堂のベンチで休憩していきました。
石畳を進む
室堂から御前峰を望む
10分ほど休憩した所で、下山を開始します。 ここから暫くは1ヶ月半前にも歩いた道を、観光新道へと降りていきました。
1ヶ月半前に歩いた道を進む
エコーラインの分岐を通過し、砂防新道との分岐も直進していきます。
直進で
ここから下にある「殿ヶ池ヒュッテ」までは、展望のよい道を降りていきました。
一気に下る
別山を望む(下に甚之助ヒュッテ)
下に殿ヶ池ヒュッテ
マツムシソウ
少し下るとまた紅葉が見られ始めます。
紅葉が見られ出す
「殿ヶ池ヒュッテ」に到着しますが、ここはそのまま通過して行きました。 この日はこの辺りの標高が一番の紅葉の見頃となっていたようです。
殿ヶ池ヒュッテ(スルー)
七ツ坂付近の紅葉
エゾリンドウ2
その後も下り道を進み「越前禅定道」との分岐で疲れも出ていたので予定を変更し、「別当出合」へ降りていきました。
別当出合分岐付近
分岐から下は石の多い道となり、整備されていますが足元に注意が必要でした。
ここから急斜面の下りに
一気に降りていくと工事車両の作業音が大きくなってきました。 工事の作業道脇を通り過ぎると、最後はつづら折れの道を降りていきます。
20分ほどで中間地点通過
つづら折れに下る
水の流れる登山道
そして室堂から1時間40分ほどで、別当出合のバス停に到着しました。
観光新道登山口に到着
別当出合に到着
ここからはサブ案として考えていたシャトルバス(800円)で、市ノ瀬に戻って行きました。
バス停へ
特にありません。
【次回】
「大台ヶ原」南西部の山へ登る予定です。
鶴形山の鉄塔から「母野洞」と「片知山」(右奥)を望む
片知山反射板から冠雪した木曽御嶽山を望む
日付 | 2023年10月07日(土) | ||
天気 | 晴れ | ||
山域 |
美濃
|
||
場所 | 岐阜県美濃市須原 | ||
距離 | 16.8km | ||
累積標高 | +1680 -1680m | ||
時間 |
7時間55分
|
||
人数 | 単独 | ||
撮影枚数 |
0693枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4) 0000枚 (Panasonic DMC-GM1) 0154枚 (Panasonic DC-TX2) |
||
登山難度 (A:安易~E:高度) |
C(バリエーションコース)
|
||
展望 (A:良い~E:なし) |
C(鉄塔や電波反射板からのみ)
|
||
見どころ | 洲原神社、鶴形山の神社跡 | ||
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値) | |||
06:15 | 98m | 0.0km | 洲原神社 出発(神社へ参拝) |
06:25 (00:10) |
107m
|
0.6km |
鶴形山登山口
|
07:00 (00:35) |
260m
|
1.4km | 奥御前神社跡 |
07:15 (00:15) |
357.1m
|
1.8km | 鶴形山 |
08:05 (00:50) |
504m
|
3.6km | 高山 |
08:35 (00:35) | 493m | 4.7km | 鉄塔(馬瀬二北岐阜線 No.73) |
08:55 (00:20) | 613.6m | 5.2km | 母野洞 |
09:30 (00:35) | 646m |
6.6km
|
鉄塔(No.194) 15分滞在 |
10:20 (00:50) | 763m |
8.3km
|
片知山反射板 |
10:30 (00:10) | 765m | 8.6km | 坂山神社コース合流 |
10:55 (00:25) | 966m | 9.2km | 片知山 5分休憩 |
11:20 (00:25) | 763m | 10.2km | 片知山反射板 昼食休憩 |
11:45 (00:25) | 763m | 10.2km | 片知山反射板 出発 |
12:10 (00:25) | 646m | 11.8km | 鉄塔(No.194) 休憩 |
12:25 (00:15) | 646m | 11.8km | 鉄塔(No.194) 出発 |
13:10 (00:45) | 613.6m | 13.5km | 母野洞 |
13:20 (00:10) | 489m | 14.0km | 鉄塔(馬瀬二北岐阜線 No.71) |
13:50 (00:30) | 115m | 15.2km | 母野駅 |
14:10 (00:20) | 98m | 16.8km | 洲原神社 到着 |
Garmin Connectt
写真リンク: https://photos.app.goo.gl/wXLbA4EM95Qscrvv9
当初は、南アルプスの「仙丈ヶ岳」へ向かう予定でしたが、予想される気温と風速を確認すると氷点下で10m以上の強風が予想されたので急遽予定を変更しました。
それでなくとも疲れも溜まっていたので、長距離移動はせずに近場の山で検討します。 そこで以前歩いた美濃市にある「高山」の近くにある「鶴形山」から「母野洞」を周回することを計画し、体調次第で「片知山」まで縦走する予定で出発します。
鶴形山登山口近くにある洲原神社が出発地点となりますが、そこまでは高速利用で50分と掛かりません。 そのため5時に起きてゆっくり出発しました。 予定通り、美濃インターに6時前に到着すると、国道156号線を北上していきました。
この道は高速開通前から何度も通りっており、15分ほどで須原神社に到着しました。 右手前に駐車場があるので、坂を下り急カーブで駐車場に停めていきます。 早速準備を整えますが、まずは神社へ安全祈願していきました。
鶴形山登山道説明
境内へ
洲原神社
登山の安全を参拝
神の岩
参拝後は、神社横の国道を北へ向かい登山道の標識に従い左へ曲がります。
神社横を進む
ここを左へ
民家の脇を通ると線路に出合います。 ここを左に折れ信号のない踏切を左右を確認して渡ります。
長良川鉄道の線路
須原踏切を渡る
渡ったところに標識があるので、線路沿いを南へ戻っていきました。
左へ
程なくして道は右に折れ雑木林に入っていきます。
ここで右へ
林の手前に用水路があり勢いよく水が流れていました。
用水路を渡る
鬱蒼と茂る林に入ると消えかかった木の標識があり、左へ向かうよう矢印が書かれています。
ここが登山口
左へ
雑木林の中を進んでいくと、前方に巨大な岩があらわれますが自然に空いたのか穴があいています。
岩門
ここをくぐり抜けますが、道は更に奥へと続いていました。
くぐる
トラバース
斜面をトラバースする道を進んで行くと、右手に「忠魂碑」が見えてきました。
忠魂碑
忠魂碑の説明
鶴形山の説明
ここでようやく右の斜面に取り付き、「忠魂碑」の裏手を登っていきました。
本格的な登りに
尾根を登る
本格的な登りとなりますが、道は遊歩道の扱いでつづら折れで作られており急登などはありません。 しばらく登ると石垣が見えてきて、神社跡に到着しました。
石垣
ここから直登コースと滝コースに分かれますが、折角なので滝を見ていきます。
滝経由で進む
分岐からは奥に滝らしきものが見えますが、そこまでの道は少し荒れています。
道は荒れている
左の端を渡り登っていくと、前方に洞窟状の広場が見えてきますが、ここが不動の滝でした。
橋を渡る
不動の滝の説明
滝の水量は少なく、滴る程度でした。
不動明王?
滝を見たところで少し戻り、遊歩道の続きを歩いていきます。
岩の横を通り過ぎて上へ進むと、先程の神社からの直登コースと合流します。
上へ進む
ピークが近づきますが、ここは右から巻くように登っていくと、左に「別山神社跡」の標識があらわれました。
ピークを巻いて
左に別山神社跡
ここで左に向かうとピークに石垣が積まれており、ここが神社跡のようです。
ここにも石垣
大御前神社跡及び別山神社跡の説明
ピークからは南側に僅かに切り開きがあり、長良川が見えていました。
長良川が見える
先程の分岐に戻り遊歩道を西へ向かいます。 ここからは尾根沿いは進まず、左斜面をトラバースして進んでいきました。
左の谷を廻り込む
トラバースした先に分岐標識があらわれますが、山頂までは整備されていないと記載されています…。
頂上分岐(左へ)
分岐の日取り手にはベンチなども置かれ整備されており、木々の間から下の町並みが望めます。
奥御前神社跡
奥御前神社跡からの眺め
ここからは本格的な登山道となりますが、整備されていないと書かれていましたが、テープや踏み跡もあり問題ありませんでした。
山頂へは急登
尾根を直登していくと途中傾斜が緩むこともありますが、ピーク手前で右の山頂へ向かいます。
山頂への最後の登り
右へ進む
「鶴形山」の山頂に到着しますが、標識が無いと山頂とわからないようなところでした。
鶴形山山頂(展望なし)
植林に囲まれて展望も無いので、先程の道を少し戻り東へ直進していきます。
東へ進む
すると視界が開け、鉄塔に出合いました。
鉄塔出合
鉄塔からは左右の眺めがよく、目指す「母野洞」も近くに見えていました。
近くに古城山
母野洞、その右に片知山、更に右奥に瓢ヶ岳
ここからは巡視路を歩くことになります。 鉄塔を越えて更に東に進んでいくと、雑木林の中に道が続いていました。
巡視路を進む
尾根沿いを進んでいきますが、巡視路ということもあり藪などもなく歩きやすい道が続いています。
踏み跡を進む
途中のピークで左に分岐が現れますが、右手にテープがありそちらへ降りていきます。
ここで右へ
テープを追って降りていく
その後は迷うようなところもなく、傾斜の緩い登りが続きます。
鞍部に
鞍部の様子
植林となる
左手は二次林
長い登りに
途中、細尾根となり左手に岩場があらわれました。
左に岩場
その上に立つと僅かながら南側の展望が得られます。
岩場からの展望(右に高山の肩)
いくつものピークがありますが、そのほとんどでトラバースする道が付いていました。
道が続く
ここは右斜面をトラバース
広い尾根に
397mの峠方面との分岐に差し掛かりますが、ここは左にトラバースする道があるのでそちらを歩いていきました。
左斜面に道
その先のピークは以前歩いたコース(六角堂方面)との合流地点で、分岐標識があります。
南へ
分岐手前ピークは右へ
六角堂分岐
ここから「高山」への登りとなりますが、結構な急登で足場も悪いので慎重に歩いていきます。
高山へは急登
そして「鶴形山」から50分ほどで、「高山」の山頂に到着しました。
高山山頂
山頂標識
山頂からは微妙な展望となっており、高くなった木々の上から東方面を望むことが出来ます。
高山からの眺め
左奥に恵那山
奥に名古屋ビル群、手前に松鞍山
ここで小休止し、先程の分岐まで戻っていきます。 下りも注意して降りていくと先程の分岐ピークで左斜面に踏み跡が続いています。
分岐ピークから397mへ降りる
途中、左から作業道があらわれ、その後は良い道が続きます。
397m手前
397mの鞍部に到着しますが、木漏れ日が明るく落ち着く場所でした。
397m地点(左右に峠道)
ここからは更に明確な道が尾根沿いに続いていました。
左に明確な作業道
作業道は一部荒れていますが、その先で巡視路と合流すると広い道となります。
作業道は次第に荒れて
No.73鉄塔へ向かいますが、巡視路なので整備された道が続いていました。
鉄塔分岐(No.73へ)
程なくしてNo.73鉄塔に到着しますが、展望などはないのでそのまま通過していきました。
No.73鉄塔
展望なし
この先もNo.72鉄塔へ向かう道が続いています。
途中までNo.72鉄塔方面へ
途中に岩場があり、その上から南方面の景色が望めました。
岩場の上へ
岩場からの展望
上りとなるとプラスチック階段となり、登っていくとNo.72鉄塔との分岐標識があらわれました。
プラスチック階段(巡視路)
No.72鉄塔分岐(No.71方面へ)
ここは直進しNo.71鉄塔方面に向かいます。 ここまで来ると「母野洞」までそれほど標高差はありません。
傾斜が緩む
平坦な道を進みピーク手前で左のトラバース道を進むと、斜面の西側で直登する道が分岐しており、そこを登ると「母野洞」の山頂に到着しました。
母野洞手前で左斜面を進む
母野洞
予定より遅めの到着ですが、それでもまだ9時前です。 予備コースとして考えていた「片知山」まで縦走することにしました。 北の尾根を適当に降りて行きますが、すぐに先程トラバースした道と合流しました。
北に向かうと先程の踏み跡の先へ
明確な道が続いており、横に古い掘れた道もあらわれました。
掘れた道を並走
道があるかと思っていましたが、里山だけにその心配はなさそうです。
歩きやすい道に
592m付近で西側の展望
592mピークを通り過ぎると、急な下りとなりました。
鉄塔手前で急な下りに
降りていくと前方に鉄塔があらわれ、灌木の藪を通り鉄塔下に出てきました。
鉄塔手前から展望
上にNo.194鉄塔
ここがNo.418鉄塔で、前方のピークにNo.194鉄塔が近くに見えていました。
No.418鉄塔から東側の展望
ここからはこの鉄塔の巡視路となり、広く良い道が続いていました。
北へ切り開きの道
笹が出始める
植林の中を進んでいくと、鞍部付近で分岐標識があらわれます。
鉄塔標識(417へ)
ここはNo.417鉄塔方面の巡視路を登り右斜面をトラバースしていきます。
登りに(木の階段)
前方が明るく見えて来ると、林道終点に出ました。
林道終点に出る
No.194鉄塔への標識
左カーブに崩壊気味の登り口にテープがあり、そこから上部へ登っていきました。
笹の中の道を進む
植林ですが笹で覆われており、踏み跡は隠れていますが巡視路のプラスチック階段があり道は間違っていなさそうです。
ここは巡視路
そのまま巡視路を登っていくとNo.194鉄塔に到着しました。
鉄塔出合
鉄塔は左右に切り開かれており、このコース一番の展望地でした。
左右に切り開き
鉄塔から東側の展望
東側には木曽御嶽山が、前日降ったと思われる雪を被った姿で見えていました。
木曽御嶽山
鉄塔から西側の展望
伊吹山アップ
北東方面
一通り展望を眺めた所で、更に北へ向かいます。
ここからも踏み跡は続く
こちらにも踏み跡があり、笹が茂っていますが問題とはなりません。
笹が多くなる
704mピーク先からは右斜面が植林となり、境界沿いに作業道と思われる踏み跡が付いています。
右に植林
734mピークで右手の620m方面に降りる尾根に作業道があるので注意が必要です。
右の尾根に迷い込まないように
こちらの地味な尾根が正解(734m付近)
暗い林となり一時的に下草が無くなりますが長くは付きません。
一時的に下草がなくなる
登りに転じる
踏み跡を辿って進んでいくと、唐突に良い道と出合います。 横を見ると「上田反射板」と書かれた標識がありますが、ここはそちらと反対の西方面へ向かいます。
上田反射板分岐(西へ)
上田反射板方面
程なくして前方が明るくなり、広く刈られた片知山反射板に到着しました。
片知山反射板
南西方面と東方面が刈られており、木曽御嶽山もよく見えていました。
中央左にNo.194鉄塔
ここは後でゆっくりすることとし、更に先へ進みます。
作業道を進む
ここからも反射板の作業道として整備された道で、最近間伐されたばかりとおもわれる植林に出合います。
最近伐採されたばかり?
鞍部で反射板の作業道の分岐となりますが、そのまま北の尾根に取り付きます。
作業道はここまで
こちらの斜面には踏み跡は続いており、程なくして赤テープの付いた坂山神社からの登山道と合流します。(登山道の下山路は分かりませんでした)
大きな岩は右から迂回
登山道?と合流
膝下の笹が茂っていますが、明確な踏み跡やテープが付いており迷うことはありません。
笹の中に踏み跡
しかし、途中から邪魔な枝が伐採されており、登山道の行く手を阻み始めました。
岩の間の道が塞がれて・・・
テープを追って登山道に復帰
至るところに倒木があり、その都度迂回することになり体力を消耗します・・・。
倒木が多くて登りは大変
登山道合流地点から標高差200m以上の長い登りが続きますが、最後の登りなので黙々と進みます。
登りが続く
そして「母野洞」から2時間ほどで、「片知山」に到着しました。
片知山山頂
三等三角点
「片知山」からの展望は無いので休憩だけしてから、来た道を戻っていきます。 20分ほどで片知山反射板まで戻ると、ここで昼食休憩としていきました。
「木曽御嶽山」の見えるところに座りますが、山頂に掛かっていた雲もなくなり綺麗に見えていました。
木曽御嶽山も晴れきて
木曽御嶽山アップ
25分ほどの休憩で南下を再開します。 更に25分ほどで、No.194鉄塔に到着しました。 ここで最後?の展望を楽しみながら、長めの休憩タイムとしていきました。
中央に権現山、奥に鈴鹿の霊仙山など
ここから東の林道へ降りるのですが、勘違いしてNo.192鉄塔方面へ降りてしまいました。 標高差50mほど降りてから気が付きましたが、後から考えるとNo.193鉄塔から550m付近にあった分岐へトラバース出来たかも知れません…。
間違えてNo.192方面へ
結局、鉄塔まで登り返し往路に歩いた巡視路を降り、林道から尾根沿いに復帰します。
木尾方面
そして「片知山」から2時間10分ほどで「母野洞」に到着しました。
母野洞まで戻る
ここからは予定通り東尾根で母野駅へ降りていきます。
東尾根へ進む
暫くは薄い踏み跡ですが、巡視路と合流し明確な道となります。
鉄塔へ
はっきりした踏み跡を進む
そして山頂から10分ほどで、No.71鉄塔に到着します。
鉄塔出合
展望無し、直進せずに右下へ
樹林に覆われ展望はありません。 踏み跡はNo.70鉄塔へ降りているようで直進していますが、ここは右下の急斜面を降りていきました。 とは言え、ハッキリとした道が続いており、古い掘られた道が続いていました。
尾根の左斜面を進む
掘れた道がある
植林の作業道に
333m地点を通過すると、灌木の間にはっきりした道が現れました。
雑木林の中に道
切り開かれている
灌木のトンネルを通り抜けると、最後の鉄塔に到着しました。
鉄塔に出る
ここも展望は無く、巡視路は左右に分岐しています。 それに惑わされないよう東に続く道を進むと、広い尾根となりました。
右のリボンの先へ
広い尾根に
テープや踏み跡はあるので迷うことはありません。 尾根は次第に細くなり、尾根の末端が近いことがわかります。
細尾根には明確な踏み跡
下から子供の元気な声が聞こえてくると、左下に屋根が見えてきました。
下に屋根
左斜面は急登なので、右へつづら折れで降りる道で下っていきました。 先程見えた屋根はお堂のものでしたが、戸は閉まっており鍵もかけられ中は見られません。
お堂に到着(右奥に線路が見える)
石の階段を降りて駅へ
お堂のすぐ先に線路があり、その先に母野駅がありました。
左右を確認して駅へ
母野駅
母野駅からは隣の須原へ向かいますが、電車だと遠回りとなるので国道を歩いて戻りました。
歩道歩きで須原へ
歩道は途中までしか無く、往来の激しい国道を慎重に歩いていきます。 トンネルの中は狭く人が歩いていると間違いなく車に接触されそうです…。 ここは手前で左へ折れて、旧道のトンネルへ向かいました。
須原トンネル手前で左へ
須原隧道
旧道を走る車はなく、「母野洞」から1時間で洲原神社の駐車場に無事到着しました。
左奥が洲原神社
【反省点】
特にありません。
【次回】
週末に「白山」に紅葉を見に行ってきたので、その時の記録を掲載します。