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[登山] 岐阜県 曽良山と笠原富士・深山周回 [登山]

 今回は、岐阜県の「曽良山(そらやま)」と、「笠原富士」「深山」をそれぞれ周回で歩いてきました。 前日の大雨が上がったばかりで、朝方は雲が多めでしたがそのおかげで空気が澄み渡り、遠くの山を望むことが出来ました。

細野城跡から木曽御嶽山方面

かさはら潮見の森の展望台からパノラマ(木曽御嶽山・恵那山など)

岐阜県
曽良山と笠原富士・深山周回
日付 2023年11月11日(土)
天気 曇のち晴れ
山域
土岐
場所 曽良山 :岐阜県土岐市曽木町
笠原富士:岐阜県多治見市笠原町
距離 曽良山 :7.6km (内車道3.6km)
笠原富士:5.7km
累積標高 曽良山 :+473 -473m
笠原富士:+405 -405m
時間
曽良山 :2時間15分
笠原富士:2時間00分
人数 単独
撮影枚数
0558枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0000枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
曽良山 :B
笠原富士:C(深山付近道迷い注意)
展望
(A:良い~E:なし)
曽良山 :C
笠原富士:B
見どころ 曽良山 :師岩、細野城址
笠原富士:浅間神社、展望台
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値)
曽良山
07:15 428m 0.0km 曽木公園 出発
07:35 (00:20)
480m
1.5km
林道登山口
08:00 (00:25)
712.4m
2.6km 曽良山 (5分休憩)
08:15 (00:15) 630m 3.4km 師岩 (10分滞在)
09:00 (00:45) 433m 5.2km 白鳥神社(中馬街道)
09:10 (00:10) 398m 6.1km 大草(集落出合)
09:30 (00:20) 428m 7.6km 曽木公園 到着
笠原富士・深山
09:50 307m 0.0km 不動の滝付近 出発
10:30 (00:40) 431m 2.0km 笠原富士(浅間神社)
10:40 (00:10) 471.9m 2.5km 展望台(三角点) 10分滞在
11:00 (00:20) 413m 3.5km 大洞池
11:20 (00:20) 512m 4.2km 深山
11:50 (00:30) 307m 5.7km 不動の滝付近 到着

Garmin Connectt(曽良山)

Garmin Connectt(笠原富士・深山)

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)[曽良山]
20231111Amap.jpg

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)[笠原富士・深山]
20231111Bmap.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/u57pZpMH3jhpNGtS8

 この週末はあまり良い天気とはなりそうもないので、大雨後となりますが午後に掛けて回復しそうな土曜日に近場の山へ向かうことにしました。 はじめに登る山は岐阜県と愛知県の県境にある「曽良山(そらやま)/鶴岡山/西山」とし、自宅から1時間ほどと見て6時過ぎに出発しました。

【曽良山】

 日の出もすっかり遅くなり、雲が出ているので6時でも暗めでした。 東海環状自動車道の土岐南多治見インターチェンジで降りると、県道19号線で南下していきました。 途中工事中で片道の場所もありますが、比較的広い道で対向車もいなかったので7時過ぎには曽木公園に到着します。

 曽木公園にも駐車場がありますが、この時期は紅葉祭りの準備で止められません。 事前にわかっていたことなので、予定通り眼の前にあるバーデンパーク SOGIの駐車場に駐車して出発の準備を整えます。

曽木公園前のバーデンパーク SOGIに駐車

 この日は雨上がりの朝といった感じで、道などはまだ濡れています。 早速出発しますが、朝の散歩なのか公園を歩いている人がいました。

朝の曽木公園

 公園西側の車道で右に折れると、標識に従い歩いていきます。

分岐で右へ

 公園をすぎたところに、帰路歩く予定の「中馬街道」の説明が掲示されているので読んでいきます。

中馬街道説明文

 国道の下をくぐると民家の間を進んでいきますが、至る所に「曽良山登山」の目立つ標識があるので迷うことはありません。

国道の下をくぐる

随所に標識があるので迷わない

左へ

 次第に道の両側が畑となり未舗装路となります。

ここから林道へ

 林道をつづら折れで登っていくと、程なくして林道の左手に登山口が見えてきました。

林道を奥へ

ここから登山道

 登山口からは手すり代わりなのか、ロープの張られた整備された道が続きます。

整備された道

 次第に傾斜が強まりますが、よく歩かれた道で階段状に踏み跡が続いています。

ザレた道を進む

 県境稜線までの間に地図通り何度か林道を横切りますが、林道は荒れておりこれを歩いて登るのは困難でしょう。

何度か林道を横切る

 途中で獣の気配がしますが、ところどころに掘り返された跡が見られたのでイノシシでしょうか?

急登に

 林道終点と思われる広場に到着すると、右の斜面を登っていきます。

最後の林道出合

右へ巻いて

 前方にそれ以上高いところが見えてこなくなると、程なくして愛知県との県境稜線に到着しました。

稜線が見えてくる

稜線出合

 今回のコースはここまで登ると山頂までの標高差はありません。 物足りないですが、南に向かい穏やかな稜線を歩いていきます。

稜線沿いを山頂へ

緩やかな尾根を進む

 稜線到達地点から5分ほどで左右の分岐に到着します。 ここで左の「山頂」と書かれた方へ向かうと、呆気なく「曽良山」に到着しました。

分岐で左の山頂へ

曽良山山頂

案内図(記載のコースを歩いていく)

下山路を確認

 山頂は木々に覆われており、南西方面の僅かな隙間から「三国山」が見えていました。

山頂から三国山

 山頂を後にし、先程の分岐を左に折れて下山を始めます。

分岐まで戻り左へ

 とは言え、暫くは緩やかな道を進むことになります。

こちらでは鶴岡山に

双子岩

 

 3つほど小ピークを越えると、下山予定の「細野城址」へと向かう道との分岐があらわれます。

師岩分岐

 まず左下の「師岩」へ向かいます。

岩の下を進む

 分岐には50mと書かれていますが、実際には10mほどで右手に現れました。

右に師岩

 大きな一枚岩で、その上に立つと近くに「三国山」が、右奥には「伊吹山」なども見えていました。

師岩

師岩のいわれ

師岩からの展望

師岩から三国山など

右に伊吹山

 更に下には石切場跡があるので見ていきます。

石切場跡

石切場

 展望に満足したところで、分岐まで登り返して「細野城址」方面に降りていきます。

細野城址へ降りる

 落ち葉で滑りやすい斜面が続くので、慎重に降りて行きます。 途中、左の「石割」に寄っていきますが、程なくして「細野城」跡に到着しました。

石割 檀香梅

確かに割れている

坂を下る

土塁

細野城址

細野城跡の説明

 ここで2名の登山者の方が休憩中でした。 城跡は東側が伐採されており、「木曽御嶽山」など綺麗に見えていました。

細野城址から木曽御嶽山方面

木曽御嶽山アップ

 城跡を後にして下山を再開しますが、少し下った北斜面からも伊吹山方面の展望が広がっていました。

北側の展望地

一気に降りていく

細野城址付近から伊吹山方面(手前にゴルフ場)

 次第に急斜面が無くなり里山の雰囲気が強まります。

里が近づく

 植林の間を抜けていくと、車道が見えてきて城跡から5分ほどで登山口に到着しました。

道路が見えて

舗道出合

登山口

 ここで右に折れて舗装路を歩いていきます。 広い道と合流しますが、国道までの道が複雑なので地図を見ながら進んでいきました。

右へ

晴れてきた

あぜ道を進む

ここで右へ

左へ

 大きく遠回りをすること無く国道の歩道にたどり着くと、右の曽木方面に歩いていきます。

国道は歩道を歩く

 程なくして左に「白鳥神社」が見えてきますが、交通量も多いので慎重に渡ります。

白鳥神社に寄る

 まずは神社に寄っていくので長い石段を登っていきます。 本殿は今風の建物に改築されていますが、その中に祠がありました。

白鳥神社でお参り

 ここで参拝し右の道を進んでいきます。

右手へ

 中馬街道の標識があらわれ、ここから曽木まで旧街道を巡ります。

ここから中馬街道

広い道

ここにも標識


 同じような道が続きますが高低差はほとんど無く、樹林を抜けると集落に到着しました。

同じような道が続く

集落に出る

 民家の前を通り過ぎ、右に曲がり坂を降りていくと広い車道と合流しました。

車道で右へ

 右に曲がるとまた国道と出合います。 ここは車に注意して渡り、歩道を東へ歩いていきました。

また歩道歩きに

ここを上が正解

 右手の階段に中馬街道の標識がありますが、そのまま車道横の歩道を歩き右に曲がっていきます。

車道を右へ

 暫く進むとまた標識があらわれたので、ここからは左の旧道を歩いていきました。

中馬街道を進む

 中馬街道を進んでいくと、往路の道と合流し国道の下をくぐると公園に到着します。

石仏

六角石幢

 公園奥の紅葉はまだ早そうなので、歩道から眺めながら駐車地に戻っていきました。

曽木公園の紅葉1

曽木公園の紅葉2

【笠原富士・深山】

 ここから予定通り「笠原富士」へ向かいます。 通常公園の駐車場まで上って周回するようですが、ここからだと南東にある不動の滝から登ることにしました。
 国道363号線を西に走らせ、県道13号線の多治見方面の分岐で右折し山の中へ入っていきます。 工場が並ぶ道となると「不動の滝」の標識を見て左に曲がりました。 橋を渡ると片側だけ通行止めとなった道となりますが、奥へ進むと程なくして潮見公園の登山口に到着しました。 特に駐車場はありませんが、路肩に止めて出発します。

駐車地付近の紅葉

不動の滝の近くに

 車道の左に階段があり、ここが潮見公園の登り口となります。

ここを左へ

潮見公園へ向かう

 紅葉を見ながら登ると、植林の薄暗い道に入っていきました。

奥へ進む

下に廃屋

 沢沿いの道となり、奥で小川を渡ると本格的な登りとなりました。

沢沿いに進む

ここで右へ

 遊歩道にはプラスチックの階段があり、急な上りですがゆっくり進んでいけます。

プラスチック階段

急登に

管理棟へ

 100mほど登ると傾斜が緩み、公園に到着しました。

傾斜が緩む

整備された斜面に

不動の滝入り口

公園に到着

 公園には遊具がたくさんありましたが、この時間はまだ誰も遊ぶ子供は見当たりません…。

誰もいない…

 ここで行き先に悩みますが、予定通り反時計回りに浅間神社へ向かいます。

さくらの園方面へ

 暫くは広い道を進んでいきますが林に入ると山道となり、橋を渡り右折するとトイレに到着しました。

広い道

山道に

橋を渡って右へ

左上へ

紅葉が良い色合いに

トイレに到着

 ここからも予定通り進もうとしますが、神社方面への道が分かりません…。 仕方がないので管理棟方面へ向かいますが、帰宅後調べると右手に歩道があったようです。

ここを進む

さくらの園

 右に広い駐車場が見えてくると、展望台は近くです。

広い駐車場

 柄を登ると左の展望台に舗装路が続いていますが、ここは先に右の浅間神社へ向かいました。

右へ

北方面へ

 広い遊歩道の右に浅間神社の表紙があるので、そちらへ進み下っていきます。

浅間神社へ向かう

 鳥居をくぐり林の中を進んでいくと、3分ほどで浅間神社に到着しました。

鳥居

林の中を進む

浅間神社に到着

 展望でもあるかと思っていましたが、植林に覆われており展望はありません。 参拝し来た道をもどり展望台へ向かいます。

富士方面の登山道

東屋

 車道と合流し、左に駐車場と管理棟を越えると展望台が見えてきました。

展望台が見えてきた

 階段を登りますが展望台の前に三角点を確認していきます。 三角点は珍しいことに柵に覆われ触れません…。

檻の中に三角点

 そして展望台の階段を登ると、名古屋の市街地や中央アルプスなど360度の展望が得られました。

三国山が近くに(左に曽良山)

木曽御嶽山(左)と恵那山(右)

中央アルプス

北側の展望(下に管理棟)

木曽御嶽山アップ

展望台からパノラマ

名古屋ビル群

伊吹山方面

 標高の割に周囲に高い山がないので展望の良いところでした。 満足した所で、南の「深山」へ向かいます。

南へ向かう

階段を降りる

 左から舗装路と出合いますが、車は通行止めとなっているようで落ち葉に覆われていました。

舗装路に出合う

ここは遊歩道?

 歩道は稜線沿いに付けられているので、そのまま歩いていきました。

大洞池まで300m

 道の終点となる広場に到着すると、「大洞池」が見えてきました。

広場に到着

大洞池(人工池)

 ここから「深山」まで登山道はありません。 池の南側のテープの付いた林に入ると、斜面を適当に登っていきます。

ここから入る

テープがあるが…

 見かけたテープは地図の破線路のようです。 ここは遠回りになるので斜面を直登して行きました。

獣道をたどる

 獣道などを辿りながら歩いていくと、明確な踏み跡と合流しました。

踏み跡に合流

 深山手前の鞍部を越えると、その先で適当に右上へ登っていきます。

鞍部を越える

右上の山頂へ

 程なくしてパラシュートが掛けられた「深山」山頂に到着しました。

山頂にパラシュート

 周囲は雑木林で覆われており、展望はありません。 小休止してから来た道を戻ります。

途中までは踏み跡を戻る

 途中の分岐テープのあるところで、右に折れて大洞池の北へ降りていきました。

破線路分岐

古い道へ

 古い作業道と思われる道がありますが、灌木などに覆われ始めていました。

適当に進む

 枝を避けながら北へ進むと、植林の斜面となります。 ここを谷へと下っていくと、沢音が近づき対岸に遊歩道が見えてきました。

斜面を下る

谷に降りる

 無事に用歩道と合流すると、貯水池まではすぐでした。

遊歩道に合流

 薄暗い植林が続きますが、道はよく整備されており問題はありません。

薄暗い中を進む

 程なくして前方があかるくなると、貯水池が見えてきました。

前方が明るく

貯水池

 ここは右から周回し、階段を降りと堰堤の前に到着しました。

池の外周を進む

不動の滝へ

階段を降りる

 堰堤にはこの地区の産業であるタイルで作られた絵があります。

堰堤にタイル絵

堰堤

 堰堤前の道を進み登り返すと、車道終点に無事到着しました。

車道を戻る

 深山山頂から30分ほどで、100mほど先にある車に到着します。

【反省点】

 特にありません。

【次回】
 寒いので雪山とも思いましたが、まだ雪が少ないので三重県の低山に登る予定です。


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