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[登山] 岐阜県 鬼飛山・大谷山・八坂山と米田白山 [登山]

 今回は、膝の調子が思わしくなかったため、近場の低山に登ります。 幾つかの候補から天気の心配の無い岐阜県の「鬼飛山」と「米田白山」に登ってきました。 どちらの山も山頂付近からの眺めがよく、風もなく気持ちよく歩くことが出来ました。

鬼飛山手前の岩場からパノラマ

米田白山の仲良し岩からの眺め(眼下に木曽川)

岐阜県
鬼飛山・大谷山・八坂山と米田白山
日付 2024年03月03日(日)
天気 快晴(春霞)
山域 美濃
場所
鬼飛山 :岐阜県加茂郡川辺町中川辺
米田白山:岐阜県美濃加茂市下米田町則光
距離
鬼飛山 :05.8km (内 1.6km車道)
米田白山:03.9km (内 1.2km車道)
累積標高
鬼飛山 :+443 -443m
米田白山:+258 -258m
時間
鬼飛山 :1時間55分
米田白山:1時間15分
人数 単独
撮影枚数
0675枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0000枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
鬼飛山 :A
米田白山:B(岩場注意)
展望
(A:良い~E:なし)
鬼飛山 :B
米田白山:B
見どころ なし
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値、赤字は実積)
鬼飛山・大谷山・八坂山
06:55 118m 0.0km 大谷公園駐車場 出発
07:25 (00:30)
290.8m
1.0km 鬼飛山
07:35 (00:10) 210m 1.6km 賑済寺(しんさいじ)
07:50 (00:15) 120m 2.8km 山楠公園(やまくすこうえん)
08:00 (00:10) 118m 3.7km 大谷山登山口(大谷公園駐車場)
08:20 (00:20) 215m 4.4km 大谷山(秋葉神社)
08:30 (00:10) 225m 5.1km 八坂山
08:47 (00:17) 130m 5.6km 毘沙門天
08:50 (00:03) 118m 5.8km 大谷公園駐車場 到着
米田白山
09:10 133m 0.0km さくらの森第三駐車場 出発
09:20 (00:10) 110m 0.8km 馬串山ルート登山口
09:35 (00:15) 248m 1.5km 白山展望台(3分休憩)
09:45 (00:10) 273.7m 1.7km 米田白山
10:00 (00:15) 259m 2.5km 仲良し岩展望台
10:20 (00:20) 135m 3.5km さくらの森第一駐車場(下山)
10:25 (00:05) 133m 3.9km さくらの森第三駐車場 到着

Garmin Connectt[鬼飛山]

Garmin Connectt[米田白山]

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)[鬼飛山]
20240303Amap.jpg

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)[米田白山]
20240303Bmap.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/GDA79KRRPYe22ZRXA

 まずは「鬼飛山」へ登ります。 登山口は、国道41号線のバイパスから降りた近くにある「大谷公園」前の駐車場です。 自宅から下道で1時間ほどと見て5時半すぎに出発しました。 41号線を北上しますが予定より若干遅れ、駐車場に7時前に到着しました。

【鬼飛山・大谷山・八坂山】

駐車場

大谷山・八坂山案内図

 ここから「大谷山」や「八坂山」への道もありますが、まずは小川を越えた「鬼飛山」へ向かいます。 道路を横切り大谷公園を素通りすると、階段を降りて行きます。

川辺の里山案内

 河原に登山口の標識があらわれると、右手の飛び石(コンクリート製のU字溝)を渡り尾根の末端に到着しました。

大谷公園

公園を通る

川辺へ降りる

下へ

 ここから山頂までは上りが続きました。 この日の朝方は冷え込んでおり、ところどころに霜柱が見られます。 序盤は急斜面となっており、滑らないようにつづら折れに登って行きました。

ここから登る

 途中、イワカガミコースを経由しますが、まだ花の時期には早すぎます。

イワカガミコースへ

 程なくして傾斜が緩むと後方に八坂山が見えてきました。

八坂山

 手前にピークに到着します。 ここから右に見える山頂へ向かって少し降りると、南からのコースと出会いました。

手前のピークに到着

右の山頂へ

ここで左から登山道と合流

 右に折れますが、下から登山者の方が登ってくるのが確認できます。 右手が絶壁となると鬼飛岩と書かれた標識がありますが、ここが名前の由来となった鬼が大谷山へ飛び越えたと伝えられる場所でした。

鬼飛岩

一刀石

 岩の多い尾根を進んでいくと、再度急登となりガレ場にある展望地に到着しました。

 

第一見晴台

南側の展望

米田白山方面

奥に納古山

山頂手前の岩場から東側の展望

 ここで展望を眺めていると、先程の登山者の方が先行していきました。 山の同定を済ませたところで、更に上へ登っていきます。

上へ向かう

 上にも先程の展望台と同様の場所があり、鬼門岩を通り過ぎると山頂まではすぐでした

第二見晴台

鬼門岩

北側の展望

 傾斜が緩むと雑木林となり、イワカガミの群生地を過ぎると山頂に到着しました。

平坦に道に

イワカガミ群生

山頂へ

鬼飛山山頂

 山頂は展望もなく標識がなければ通過しそうなところでした。 山頂を通り過ぎると下山に掛かります。

下山開始

 平坦な道をしばらく進むと、左下に東屋が見えてきました。 ここは展望所となっていますが、切り開かれた方角が悪くあまりよい眺めとは言えません。

展望所

展望所からの眺め

 ここから左下へと降りる道となります。 禅石との分岐があるので、直進して寄っていきます。

禅石へ向かう

 小さな祠のある神社を通り過ぎると下に大きな岩が見えてきますが、それが禅石でした。

愛宕神社

禅石

 道はここで左に折返し、先程の分岐方面へと戻っていきます。

左へ進む

 斜面を横切る形で付けられており、広く歩きやすい道が続きます。

ここで先程の道と合流

 途中、卒塔婆のある広場を通過すると呆気なく賑済寺の境内に到着しました。

お寺へ

境内に到着

白隠禅師

本堂を通り過ぎる

 本殿の脇を通り抜けると、ここからは車道を歩いて駐車場へ戻ります。

ここから舗装路を歩く

 国道のバイパスを上から通り抜けると、左に折れて脇を歩いていきます。

バイパス路の横を歩く

 500mほど歩くと、左に多数の車が止まる公園が見えてきました。

山楠公園

 その公園の中を通り抜けると、バイパス横の階段を登り最短距離で駐車場へ向かいました。

右上へ

ここを登る

 バイパイから階段を降りて次の分岐で標識に従い左に折れると、出発地点の大谷公園に到着しました。

またバイパス沿いに

階段を降りる

ここで左へ

左上の大谷公園へ

 ここからは駐車場脇にある、大谷山八十八ヶ所の標識に従って階段を登っていきます。

大谷山八十八ヶ所入口

 ここから大谷山までは石仏が一定間隔で置かれているので、それを見ながら歩いていきます。

第一番

左へ

直登

 つづら折れに登っていくと真新しい東屋が見えてきました。

展望所の東屋

 まだそれほど登っていませんが、眼科に公園やバイパスなどがよく見えます。

展望所から

 ここから尾根沿いに登山道が最短距離で抜けていますが、折角なので八十八ヶ所巡りのコースで向かいました。

ここからは尾根沿いに進む

つづら折れの道へ

第二十五番

 石仏めぐりの道は細かく刻まれているので終始傾斜は緩めです。

斜面を上へ

第三十六番

第四十六番

 尾根の上部に到着しますが、ここも二回ほど折り返しなかなか到着しません…。 そして大谷山を通り越した形で合流するので、少し左へ戻ると山頂に到着しました。

崩壊寸前

 山頂には休憩所?の東屋とピークに神社の奥宮が置かれていました。

大谷山(奥に鬼飛山)

秋葉神社(奥宮)

 ここも展望はないので、先程の分岐方面まで戻り八十八ヶ所巡りを続けます。

第五十六番

 北尾根沿い石仏を見ながら歩いていくと、左下へ降りる道となりました。

鞍部へ降りる

 15mほど降りると峠となっており、八十八ヶ所のコースは駐車場方面へと戻るようです。

鞍部に到着

 ここは反対側の「八坂山」を目指し登っていきました。

反対側を登る

 急登を登っていくとすぐに傾斜は緩み、左に集落への分岐が現れます。

緩斜面を進む

右へ

 そのまま直進していきますが、道は右のピークを巻いて山頂へ延びています。 そして前方が明るく見えてくると、山頂付近に到着しました。

呆気なく山頂へ

 山頂は平坦でピークがどこか分かりません。

城跡?

 左に折れると「八坂山」の標識がありますが、ここも展望は望めません。

八坂山

 裏手に道が続いているので10mほど進むと、ベンチが置かれた展望地に到着しました。

奥に展望地

八坂山からの展望1

八坂山からの展望2

 こで北側の景色を眺めたところで先程の道まで戻り、東に降りるコースに入っていきました。

ここから下へ

 少し降りると石碑や東屋のある展望所に到着しました。

展望所に到着

 東屋の横に小さな祠がありますが、ここが御嶽神社のようでした。

御嶽神社

 周囲は伐採され180度見渡せます。

麓の様子

八坂山展望台からパノラマ(右端に鬼飛山)

 ここで道は二手に分岐していますが、右の鉄パイプの手すりのある階段を降りていきます。

下山路を確認

 階段を降りていくと、岩場があらわれその上に石仏が並んでいました。

下山路にも石仏

 ここを通り過ぎると緩やかなトラバース道となり、一度折り返した先でまた八十八ヶ所巡礼の道と合流しました。

トラバース

掘れた道

第八十六番へ

 まずは駐車場のすぐ上に位置する八十五番などの石仏を見ていきます。

第八十五番

 手前に戻り「第八十六番」の分岐で斜面を下っていくと、前方に神社の境内が見えてきて「毘沙門尊天」に到着しました。

第八十六番

 ここには八十六から八十八のでの石仏が置かれており、途中は端折りましたが一周したことになります…。

第八十八番

 毘沙門尊天はこの日の午後にお祭りがあるらしく、境内は掃除する人で賑わっています。 ここで安全を祈願し、長い階段を降りていくと、歩道沿いに駐車場まではすぐでした。

毘沙門尊天

この日は祭り

駐車場へ

【米田白山】

 次に向かうのは東の飛騨川をはさみ対峙する「米田白山」です。 カーナビの誘導に従い県道371号線を南下し、左の青柳大橋を渡ると前方に登る米田白山が近づきます。 道沿いに左にカーブし少し登ったところに、予定していた「第3駐車場」に到着しました。

第3駐車場に止める

 広い駐車場には2台しか止まっておらず、適当に駐車すると出発しました。 まずは歩道を走ってきた南方面へ向かい歩いていきました。

歩道を降りていく

 途中、左に尾根沿い分岐した道へ入ると、そのまま尾根の末端へと向かいます。

尾根の横を進む

 尾根の末端は右の「馬串山」との鞍部となっています。 「馬串山」も登れるようですが、割愛しここから白山へ登っていきました。

馬串山コース登山口

 標識に従って登山道へ入ると、緩い上りで尾根沿いの道となります。

尾根沿いに進む

 暫く雑木林の中を進んでいくと、前方が明るくなり鉄塔間の切り開きに出てきました。

明るくなる

電線路の切り開き

 ここから本格的な上りとなりますが、標高はそれほどないのですぐに直線路となりました。

登りに

直線に

 道は相変わらず雑木林を進んでいきますが、右手に切り開かれた展望所が2箇所ほどありました。

雑木林となる

右手に切り開き

切り開きから展望

 左に向かう道となると唐突に東屋のある展望台に到着しました。

白山展望台

 東屋の横が板張りの広場となっており、南から西方面の景色が望めました。

米田白山展望台からパノラマ

西側の展望

下米田さくらの森コース

 景色を眺め終わり、北に延びる広い道を歩いていきました。

広い道に

 すぐに先程のマップに記載されていた西からのコース分岐に到着しますが、そのまま直進して山頂方面へ向かいました。

コース分岐

 程なくして山頂コースとの分岐があらわれます。 ここは当然山頂へ向かいますが、ここからのコースは岩場が出てきて楽しめます。

頂上へ

岩場

 岩を越え先程の分岐と合流すると、電波反射板が見えてきました。

岩の上からの眺め

電波反射板

 この辺りから多数の方とすれ違いますが、里山ということもあり子供も楽しめるようでした。 反射板の奥が広場となっており、ここが山頂です。

米田白山

 東西に切り開きがあり、遠くまで望めました。

東側の眺め

西側の眺め

 山頂を後にして更に北へ向かいます。 ここからのコースも岩場を巡るコースがあるので、迂回せずにそちらを歩いていきました。

岩場を経由し

岩場は絶好の展望台

 近くの納古山と地質が同じなのか多くの岩が連なっており、その上は多くの人で踏まれているので安定しており比較的安全でした。

岩の上を進む

白山神社コース分岐

 その後も岩場が続きますが、どの岩からの眺めもよいので中々進みません。

岩の上にベンチ

タイタニック岩・・・

絶壁

 岩場を通り過ぎるとまた平坦な尾根が続きます。 そして左手に下山予定の分岐(鉄塔巡視路)があらわれますが、ここは先の鉄塔方面へ向かいます。

岩場を越える

左に下山分岐(直進する)

仲良し岩てんぼう台まで

 右の展望岩を通り過ぎると、たくさんのケルンが積まれた鉄塔に到着しました。

平坦な道が続く

見晴らし岩

鉄塔に到着

 ここから少し進んだところの右に「仲良し岩展望台」と書かれた標識がぶら下がっているので、そちらへ向かい最後の展望を眺めていきました。

更に奥へ

仲良し岩展望台

眼下に木曽川

うっすらと木曽御嶽山

 最後に春霞?に霞む木曽御嶽山を見たところで、先程の下山分岐へ戻ります。

下山開始

 ここは巡視路なので階段なども整備されており、急な坂もありません。

よく整備されている

 下に鉄塔が見えてくると急な坂となり、そこを降りると鉄塔脇を通り過ぎます。

鉄塔方面へ

一気に降りる

 そして傾斜が緩み左にカーブすると、球技場から子供の声援が聞こえてきました。

緩やかな下りに

下に球技場

 そして下山開始から20分ほどで、第一駐車場に到着します。

第一駐車場に到着

 最後も車道脇の歩道を歩いて第三駐車場に戻っていきました。

第二駐車場はガラガラ

第3駐車場に無事到着

【反省点】

 特にありません。

【次回】
 週末に愛知県と静岡県の県境の山を登ってきたので、そのときの記録を掲載します。


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