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[登山] 岐阜県 権現山・野村山・大谷山・滝谷山・雁又山縦走 [登山]

 今回は、日曜日しか休みが無いので近場の低山を周回で歩いてきました。 岐阜県大野町にある「権現山」から「野村山」「大谷山」「滝谷山」「雁又山」と縦走し、下山は鉄塔巡視路を利用して金尾滝公園に下山しました。
 冬型で雲が流れて時雨れた天気となりましたが、晴れ間も覗き各展望地からは遠くの山も望むことが出来ました。

No.120鉄塔から大谷山・滝谷山など

雁又山から濃尾平野を望む

岐阜県
権現山・野村山・大谷山・滝谷山・雁又山縦走
日付 2024年01月07日(日)
天気 晴れ時々雨
山域
美濃
場所 岐阜県揖斐郡大野町大字松山
距離
15.7km (内車道5.8km)
累積標高 +973 -973m
時間
4時間45分
人数 単独
撮影枚数
0671枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0194枚 (Panasonic DMC-GM1)
0000枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
C
展望
(A:良い~E:なし)
C
見どころ 各展望地
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値、赤字は実積)
07:15 27m 0.0km 松山水辺公園駐車場 出発
07:30 (00:15)
33m
1.2km
尾根入口
07:40 (00:10)
114.5m
1.6km 三等三角点(点名:清水)
08:05 (00:25)
223m
2.7km 権現山
08:20 (00:15) 190m 3.3km No.122鉄塔 (5分滞在)
08:35 (00:15) 255m 4.0km 四等三角点(点名:小野)
09:00 (00:25) 119m 5.3km 牛洞坂
09:20 (00:20) 228.9m 6.2km 野村山(三角点:小洞)
09:30 (00:10) 188m 6.6km 野村坂
09:50 (00:20) 356m 7.3km 大谷山
10:05 (00:15) 398.1m 8.3km 滝谷山
10:30 (00:25) 430m 9.4km 雁又山
10:35 (00:05) 360m 9.6km 鉄塔巡視路(下山分岐)
11:10 (00:35) 87m 11.0km 金尾滝公園(下山)
12:00 (00:50) 25m 15.7km 松山水辺公園駐車場 到着

Garmin Connectt

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)
20240107map.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/9fFUSim9AaLT4HnE8

 近場ということで、自宅から1時間ほどと見て朝6時に出発します。 揖斐川沿いの右岸を走り、去年開通した大野神戸ICの架橋を通過したところで左岸へ渡りました。
 右に降りられる2つ目の分岐で堤防を降りると、そのまま北に向かって走らせます。 集落沿いの道に入ると左に「斎場」の標識があるところで左折しました。 程なくして右に大きな駐車場(松山水辺公園の駐車場)が見えてきたので、そこに駐車していきます。

朝焼けの中スタート

 広い駐車場ですが、利用する人はおらず帰りも自分の一台だけでした。 早速準備を整えると、南に向かって歩道を歩いていきます。

暫くは車道歩き

 この日は朝方まで雨が降っていましたが、この時間は晴れており日差しが届いていました。

朝は良い天気

 松山の集落に入ると神社や寺院がありますが、何れも見ただけで通過していきます。

白山神社

常光寺

 登り口は、国土地理院の地図に破線で参道と思われるものが書かれた尾根の末端からです。 その付近で右に折れると、獣避け柵の扉がありました。

ここで右へ

扉を開き中へ

 扉はチェーンで巻きつけるタイプなので、それを開けて中へ入りますが、右の入口に気が付かず奥へ向かおうとしてしまいました…。 扉へ戻ると入ってすぐ右手に草に覆われた入口がありました。

分かりづらい入口

 林の中を進むと、参道と思われる石階段が続いていました。

石段を登る

 とは言え、今は利用する人もほとんどいないようで、階段の石積みは崩れてきていました。 また倒木などもあるので、迂回して登っていきます。

右上に

妙見古道の道標

 少しのぼってところで尾根沿に直線で登る道となります。

階段跡

 程なくして前方に石灯籠が見えてくると、そこが神社跡でした。

石灯籠

 神社跡は見る影もなく、石碑などが散乱していました。


神社跡

両側は狛犬跡か?

 奥には寺院跡と思われる本殿と思われる残骸がありますが、数十年は経っていそうです。

本殿跡?

 ここまでは参道を歩いてきましたが、この先も古い道が残っています。

道跡を進む

 それらを利用し標高を少し上げると、広場に到着しました。

三角点ピークは広場

 ここに三等三角点がありますが、木々に覆われ展望は皆無です。

三等三角点(清水)

 更に道は北へ向かって伸びているので、そこを歩いていきました。

尾根沿いに道

 古い道が続きますが、所々木々に埋もれ始めていました。

道なりに進む

 突然先程の神社跡にもありましたが、何脚もの椅子があらわれます…。 特に展望とか見られるところではないのが謎です…。

椅子…

ここにも椅子

 植林を抜けると明るい二次林となりました。 シダが茂っていますが、獣道などの踏み跡はあるので問題はありません。

シダの中を進む

 平坦な尾根を進んでいくと、前方に「権現山」が近づいてきます。

所々が伐採されている

前方に権現山が近づく

 「権現山」への登りとなると、急斜面ではありませんが落ち葉などで滑りやすいので、つづら折れに進みます。

斜面を登る

左の樹林越しに池田山

 この辺りで10頭弱の鹿を見かけます。 こちらの姿を見て一斉に逃げていきますが、この様な里山にも多くいるとは驚きでした。

一旦、平坦に

傾斜が強くなる

 「権現山」手前の急斜面を登り切ると、植林となり左の八丈岩方面からの踏み跡と合流します。

山頂が見えて

 権現山付近は人の手が随分と入った感じで、ここにも昔は山城があったのかも知れません。

権現山に到着

 右に折れると221mピークへ進みます。 その221mピークに到着すると、ここで左に折れ北方面へ向かっていきました。

221m地点で左へ

 50mほどの下りとなり踏み跡に従って降りていくと、名も無い峠に到着しました。

斜面を降りていく

破線の峠道と合流

 ここが地図の破線部分で、今も利用されているのか両側に道が分岐していました。

更に直進する

 ここを直進して軽く登り返すと前方が明るくなり、鉄塔に到着しました。

No.122鉄塔

 ここがNo.122鉄塔で、南東から西まで見通せます。

鉄塔からの眺め(中央に百々ヶ峰、左に恵那山)

No.122鉄塔から池田山と国見岳(右奥)

 「池田山」の右奥には「国見岳」が雪をかぶって見えていますが、まだ雪は少なめのようでした。

国見岳アップ

 景色を堪能したところで、更に尾根を登っていきます。 ここからは巡視路となっており、明確な道が続いていました。

ここからは巡視路に

No.121方面へ

広い道

 途中でNo.121鉄塔は子尾根にあるので分岐しており、そこからはNo.120鉄塔へ向かいます。

No.120へ向かう

 鉄塔手前のピークに四等三角点があるので、そこを通過します。

四等三角点(小野)

 三角点から少し進むと右が明るくなり、そちらへ向かうとNo.120鉄塔に到着しました。

No.120鉄塔分岐

No.120鉄塔

 ここからは先程通った「権現山」や、今から向かう「大谷山」や「滝谷山」が近くに見えていました。

左下に権現山

東側の眺め(大谷山・滝谷山)

 また樹林越しに濃尾平野も広がっており、遠くに名古屋のビル群も確認できます。

左に岐阜市街地、右に名古屋市街地

 ここでNo.119鉄塔に降りかけますが、降りる尾根はこちらで無いことに気が付き戻ります。

No.119鉄塔に降りかけるが

 先程のNo.120鉄塔の左下に踏み跡があり、そちらから降りていくと途中の木に標識がありました。

No.120鉄塔の左下へ

黄色標識に矢印が…

 そのNo.119鉄塔は左の尾根にありますが、途中そちらからの道が合流するのでどちらからでも来られたようです。

No.119鉄塔が見えるが右へ

 植林となり作業道を利用した道を歩き左にカーブして行くと、尾根の右斜面に明確な踏み跡が続いていました。

尾根に乗る

尾根の右斜面を進む

 そのまま踏み跡を辿って降りていくと、掘れた道となり右下に林道が見えてきました。

左へ

掘れた道に

右下に車道があるが降りられず

 林道と水平に古い道があり、それを辿って北側へ歩いていくと標識の付近で林道と出合います。

道を辿り北へ

道路出合

標識の左に出てきた

 この林道は冬季通行止めとなっています。 この時間は林道の路面は濡れており、ポツポツと雨粒が落ちてきていました。

この時間雨が降って

 通り雨でたいしたことないので、そのまま登山を続けます。

牛洞坂の道は冬季通行止め

 峠に戻るように登っていくと、左手に祠が見えてきました。

ここからは遊歩道に

 ここからは一般の遊歩道が整備されているので、それを辿って「大谷山」へ向かいます。 「とりで跡コース」と名付けられた道を進んでいきますが、階段なども整備されており歩きやすい道が続きました。

コース案内(汚い…)

階段を登る

左の階段に

 程なくして尾根に乗りますが、先程からの小雨が降り続いていました。

尾根に乗る

遊歩道を進む

 右から別コースの道と合流すると、道幅も広がります。

歩きやすい道

 周囲は城跡と思われる堀切のような斜面も見られますが、標識などはありません。

堀切?

 程なくして分岐に到着しますが、ここは直進しますがその道も右下へ降りています。

分岐

 左上の尾根沿いにてミアととテープがあるので、ここを登っていきました。

下らずに左上に進む

三角点ピークへ

 尾根沿いの道を登っていくと「野村山」に到着しました。

野村山

四等三角点

 山頂の展望は無いのでそのまま直進していくと、先程の道が登ってきており出合います。

遊歩道に合流

 遊歩像のよい道を進んでいくと、東屋のある広場に到着しました。

前方が明るくなる

東屋のある展望地に到着

 東屋の前からは南東方面が伐採されており、低い雲が立ち込めていますが遠くに「恵那山」なども見えていました。

低い雲が立ち込める

恵那山アップ

金華山と右に岐阜のビル群

花立峠 宝篋印塔

 展望を眺めたところで、すぐ下にある峠に降りていきます。

三面観音?

すぐ下に峠

 1分ほどで広い峠に到着しますが、すぐに次の遊歩道(こならコース)を登り返していきます。

車道に出る

こならコースを進む

 標識には「大谷山」まで30分と書かれていますが、そこまでの時間は掛からないでしょう。

大谷山まで30分

 尾根までは急登となっていますが、階段が整備されています。

尾根までは急登

 一段一段尾根沿いまで登ると、景色が望めますが雨が降っているようです…。

遠くは雨

 小雨の中を歩いていきますが、この辺りから登山者(ハイキング?)をする方の姿を見かけました。

よく歩かれた道に

 細かい雨がポツポツとしていますが、上空を望むと青空が覗いてきました。

晴れてきた

 急登を登ると左右に分岐があらわれます。

急登に

 ここで右に折れると運動公園への下山路です。 ここで左に進んで登っていくと、山頂手前の大谷山展望台に到着しました。

左に折れると城跡探索コースに

山頂への直線路

最後は急登

山頂手前に展望台

 展望台からは、眼下に大野町が見えており奥に濃尾平野が一望できます。

展望台から大野町を望む(雨が降っている)

野村城跡

 展望台の裏手が山頂となっており、その右手に次の「滝谷山」へは50分と書かれた標識がありました。

大谷山

滝谷山へ

 滝谷山までの標高差は大したこと有りません。

東尾根を進む

鞍部付近

 東尾根を進んでいくと、ピークを一つ越えていきます。

ピークへの急登

 階段を登るとベンチの置かれたピークに到着します。

ピークに木のベンチ

 そのまま直進して行くと、前方に滝谷山が見えてきました。

標識

左に滝谷山

 右手が二次林となり、日差しの中の明るい尾根を歩いていきました。

明るい尾根を進む

 特に急登などは無く「滝谷山」に到着しました。

滝谷山に到着

滝谷山山頂

 ここも南側が伐採されており、大谷山同様に濃尾平野が望めますが先程までの雨雲は消えていました。

滝谷山からの眺め

 ここで右に折れると「滝まわりコース」との分岐にとうちゃくしました。

滝まわりコース分岐(通行止め)

 しかし、この下山コースは通行止めとなっており利用は出来ません。

昨年から通行止めに

 何れにせよ「雁又山」まで向かうので、そのまま尾根沿いを登っていきました。

尾根を直進

 程なくして「滝谷山」の東のピーク(滝谷山の最高点)に到着しますが、椅子と机?が置かれた展望地となっていました。

展望地に到着

 東から北側の展望が広がっており、天気が良ければ木曽御嶽山も見えそうです。

滝谷山の東展望地から北側の眺め

 ピークを通過すると緩い下りとなりますが、その先は「雁又山」へと登り返していきます。

下りに

足元に気をつけて

 「雁又山」に近づくと、右に採石場が見えてきました。

下に採掘場が見える(中央に百々ヶ峰)

 山頂手前に到着すると、ここも南側が伐採されており天気も回復し遠くまで望めました。

山頂手前

雁又山からの展望1

岐阜市ビル群

雁又山からの展望2

 後ろの「雁又山」からは90度右に折れて尾根を下っていきます。

雁又山山頂

右に折れて下山尾根へ

 こちらにも踏み跡がありますが、先程よりは不鮮明となります。

尾根の右へ

 植林の作業道を降りていくと、鉄塔に出合いました。

テープの付いた道を進む

鉄塔出合

 ここで右に折れると巡視路が下っています。

ここからは巡視路を歩く

 暫くは斜面をトラバースして行きます。

斜面をトラバース

ロープがあるが

 踏み跡に従い降りていくと、はじめの鉄塔から10分ほどで次の鉄塔に到着しました。

鉄塔から石山方面

次の鉄塔へ

 ここからも次の鉄塔を目指して右の巡視路を降りていきます。

右へ

 ここからは階段が付けられており、急な斜面を一気に下っていきました。

巡視路の階段

 傾斜が緩むとつづら折れとなり、その後はトラバースで斜面を進みます。

つづら折れに降りる

302へ

 途中、倒木で踏み跡が薄くなりますが、そこを越えると前方の鉄塔に向かって軽く登っていきます。

倒木を避けて進む

鉄塔へ登り返す

右上へ

 先程の標識からここが302鉄塔だと分かります。

次の鉄塔

 鉄塔からは下に303鉄塔が見えていますが、巡視路は谷に向かっています。

まだ鉄塔は続く

一旦降りる道に

 緩斜面の谷沿いの道となり、50m以上一気に標高を落とします。

緩斜面の谷間を降りる

左へ

 途中からは作業道と思われる掘られた道と合流します。

作業道となる

 ここを降りていきますが、巡視路の標識で303鉄塔へと曲がります。

303分岐で右上へ

 30mほどの登り返しとなりますが、踏み跡とテープがあるのでそれらを頼りに進みます。

テープを追って

標識に従って

 鉄塔のある尾根の斜面に到着し、斜面を登ると303鉄塔に到着しました。

鉄塔へ登る

303鉄塔

鉄塔からの眺め

 ここからは踏み跡が濃くなり、すぐ下に見える公園に降りていきました。

ここからは良い道に

 ここの巡視路は階段も整備されており、踏み跡も明確です。

長い階段

 下に公園の敷地が見えてくると、仮設トイレの前の巡視路口に到着しました。

下に公園

公園に到着

奥の金尾滝へ

 水音が気になっていたので、巡視路口から右に曲がると「金尾滝」に到着します。

公園伐採地

金尾滝

 滝は人工的なもので石造りで作られています。 折角なので公園の様子を散策してから、車道で駐車地へ戻っていきます。

金尾滝公園

散策コース案内(綺麗なので再度)

滝まわりコース起点

林道を南へ

説明文

 林道を南へ進んで行きますが、県道と出合うまで車や人影は見られませんでした。

獣避け柵の扉を開けて先へ

幾つかの史跡を通る

 県道に出るとそれなりに車が行き交うので、注意して歩いていきます。

車道を進む(歩道あり)

 戻る途中に「野古墳」があるので寄っていきました。

野古墳群の駐車場

古墳を見ながら進む

モタレ古墳

登越古墳

 最後は農道の直線路を西へ歩いて駐車場に戻っていきました。

農道を歩いて駐車場へ

【反省点】
 特にありません。

【次回】
 本日(日曜日)に三重県の蓮ダム付近の山に登ってきたので、その時の記録を掲載予定です。


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