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[登山] 三重県 浄眼寺から桝形山・鉢ヶ峰・観音岳・堀坂山と寺院巡り [登山]

 今回は、三重県の「桝形山」から「堀坂山」へ浄眼寺から周回で歩いてきました。 通過した「桝形山」「観音岳」「堀坂山」などからは、眼下に町並みと伊勢湾が望めました。 また、帰路に散策した「横滝寺」や「瑞巌寺」も雰囲気がよく、楽しみながら巡ることが出来ました。

桝形山から鉢ヶ峰や堀坂山など

堀坂山からの展望

三重県
浄眼寺から桝形山・鉢ヶ峰・観音岳・堀坂山と寺院巡り
日付 2023年11月19日(日)
天気 晴れ
山域
伊勢
場所 三重県松阪市大阿坂町
距離 21.1km
累積標高 +1474 -1474m
時間
6時間55分
人数 単独
撮影枚数
0895枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0000枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
C(距離長い)
展望
(A:良い~E:なし)
B
見どころ 各城跡、横滝寺、瑞巌寺
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値、赤字は実積)
06:40 49m 0.0km 浄眼寺駐車場 出発
07:20 (00:40)
312.3m
2.2km
桝形山 5分滞在
08:15 (00:55)
420m
4.2km 鉢ヶ峰
08:55 (00:40) 508m 6.1km 日川富士
09:00 (00:05) 460m 6.2km 日川峠
09:20 (00:20) 605.5m 7.0km 観音岳
09:50 (00:30) 468m 8.5km 堀坂峠
10:20 (00:30) 757.2m 9.6km 堀坂山 昼食休憩
10:40 (00:20) 757.2m 9.6km 堀坂山 出発
10:50 (00:10) 680m 10.2km 雌岳
11:40 (00:50) 151m 12.9km 森林公園
12:00 (00:20) 199m 14.3km 横滝寺
12:20 (00:20) 127m 15.5km 瑞巌寺
13:20 (01:00) 76m 20.4km 高城跡
13:35 (00:30) 49m 21.1km 浄眼寺駐車場 到着

Garmin Connectt

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)
20231119map.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/n5r1HZmdFPh8RHjS8

 このところ土曜日の天気が思わしくないので、中々遠くに行けません。 今回も土曜日はあまりよい天気とは言えないので、日曜日に天気が回復したところで近くの山へ向かうことにしました。
 そこで松阪牛で有名な三重県松阪市にある「枡形山(ますがたやま)」へ向かいますが、気温も高くなり天気も良さそうなので、南にある「堀坂山(ほっさかやま)」まで縦走で歩くことにしました。

 登山口は、「阿坂城跡」へのハイキングコース入口にもなっている「浄眼寺(じょうげんじ)」です。 高速で松坂の手前にある一志嬉野インターへ向かいました。 自宅から1時間ほどと見て、5時半に出発します。 予定通り高速を降りると県道を67号・58号と南へ向かいます。 途中から細い道となりますが、カーナビに従い右の農道を曲がっていきました。 集落の中に入ると、前方にお寺が見えてきて、右手に駐車場がありました。
 しかし、この時間空いているだろうと思っていた駐車場はほぼ満車で無理やり奥へ止めて出発の準備を始めます。(帰りにわかったことですが、路肩に何箇所か駐車できる所と、新たにお寺の駐車場が出来ていました)

浄眼寺

 出発の前にハイキングコースを確認し、駐車場横の舗装路を北へ登っていきます。

ハイキングコースマップ

阿坂城跡説明文

駐車場横からスタート

堀坂山までの道程

 暫くはコンクリート舗装の歩道が続いており、落ち葉なども無く綺麗にされていました。

暫くは舗装路

 大きく曲がり尾根の右斜面を進むと舗装路は途切れますが、広い道が城跡まで続いていました。

ここから未舗装路に

掘れた道を進む

 途中、日の出を眺め終わった方たちなのか、軽装の方が下山してきました。 先程の駐車場には10台ほどの車が止まっていましたが、「桝形山」までの間に8組16名の方を見かけます…。

朝日が差し込む

 城跡までは1km以上ありますが、見どころは「大杉」だけのようです。

大杉を見る

大杉?

 稜線と合流すると左に折れ、緩い上りを進んでいきました。

稜線合流

緩い上りが続く

 程なくして「土塁」や「堀切」と書かれた標識があらわれ城跡に到着しました。

堀切

ここから城跡に

阿坂城跡の遺構マップ

 まずは手前にある「椎ノ木城跡」を見ていきますが、今となっては広場としか見えません…。

椎ノ木城跡に

矢頭山

椎ノ木城跡

 ここから一度坂を下り登り返すと前方に丘状の城跡が見えてきました。

坂を下る

前方に山頂が

 ここが「桝形山」の山頂となり、斜面にある階段を登ると石碑の立つ広場に到着しました。

山頂に

桝形山

 到着時、女性4人グループが太陽を背景に写真撮影中で、その横で周囲の景色を休憩がてら眺めていきます。

桝形山から津市方面

矢頭山(中央)と髯山(左)

目指す鉢ヶ峰・観音岳・堀坂山など

伊勢方面

 一通り見たところで堀坂方面の縦走を開始します。 階段を降りて南へ向かい、標識に従い左へ向かいます。

左へ

 斜面につけられた道を進み右下へ降りると、「堀坂」の標識を見て笹の間を進んでいきます。

道を進む

右の堀坂方面へ

 斜面をトラバースし進んでいくと、稜線沿いの道となりそこからは歩きやすい道が続いていました。

斜面をトラバース

尾根沿いの道に

 程なくして峠に到着しますが、名前を示す標識などは見当たりません。

無名峠に到着

 登り返しとなり少し進むと、前方に「鉢ヶ峰」と思われる山が見えてきました。

前方に鉢ヶ峰

 ここからは植林の中の作業道となり、大きく標高を落としていきます。

植林の作業道を進む

三十一町(どこから?)

大きく下る

 植林の中をつづら折れに降りていくと、枳峠(からたちとうげ)に到着します。

枳峠に到着

枳峠(からたちとうげ)の標識

 左右に明確な道がありますが、今は歩く人も少ないのか荒れていました。

峠は深く切れて

 向かいの尾根にテープを頼りに取り付きますが、ここから暫く急登が続いていました。

向かいの尾根を登る

ここから急登に

 足場はしっかりしていますが、脆いところもあるので確認しながら登っていきます。

ゆっくり進む

傾斜の緩んだ尾根を進む

 途中で登山者の方とすれ違いますが、「鉢ヶ峰」までピストンされた方でしょうか? 程なくして傾斜が緩みますが上りが続きます。

長い登り

山頂直下

 終始植林の中を歩いていくと、唐突に「鉢ヶ峰」の山頂に到着しました。

鉢ヶ峰に到着

 山頂は西側が僅かに切り開かれており、「矢頭山」などが望めました。

山頂標識

山頂から西方面の展望

 展望も限られるので、水分補給したところで南西方面へ降りていきます。(北側にもテープがあるので、間違えないように…)

南西へ降りる

 降りていくとすぐに植林となり、広い作業道を歩いていきます。

植林のよい道に

 作業道は歩きやすいようにつけられており、ピークなどは高低差なくトラバースしていきました。

ピークはトラバース

間伐跡を進む

四十九町

 途中のピークに「堀場山」の標識が掛けられていますが、どこから採取した名前でしょうか?

堀場山?

 左下の谷間との斜面の境界を進む道となり、雰囲気が明るくなります。

左斜面との境を進む

 広い道がつけられており、程なくして「日川峠」と「日川富士」との分岐に到着しました。

広い道に

日川富士分岐

 ここは稜線沿いに進むと「日川富士」に向かうので、そちらへ進んでいきました。

稜線沿いに進む

 急登があるかとも思っていましたが、呆気なく山頂に到着しました。 しかし、植林に覆われ展望はないので、少し戻ったところから右下の峠へ降りていきます。

呆気なく日川富士に

峠へ急降下

 急斜面を降りていくと岩場があらわれますが、大したことは無いのでスリップに注意して通過します。

下に岩場

 左手から先程の分岐と合流すると、日川峠に到着しました。

左から先程の道と合流

日川峠

 峠は変則四差路となっていますが、そのまま直進し花崗岩質のザレ場を通り過ぎていきます。

峠は複雑に分岐(直進)

峠の標識

 すぐに細尾根の登りとなりますが、右に迂回路があるのでそちらを登っていきました。

右に進む

東側の眺め

 「観音岳」の登りとなりますが、ここからも植林が続きました。

尾根を登る

五十九町

 

 尾根を進んでいくと破線の道と合流し、明確な踏み跡となりました。

破線の道と合流

左に

 

左から周回コースの尾根と合流します。 ここからは登山者の方を見かける機会が多くなりました。

手前のピークに到着

 ここまで来ると山頂は間近です。 右に折れ良い道を進んでいき、左に登り返すと「観音岳」の山頂に到着しました。

右斜面を進む

 山頂からの眺めはよく、朝方あった雲もなくなっていました。

観音岳山頂

 

山頂から松坂方面

奥に伊勢湾を望む

堀坂山が間近に

観音岳からパノラマ

 

 展望を楽しんだ所で、「堀坂峠」へと向かいました。 西の稜線を進んでいきますが、開かれた気持ちの良い道が続きます。

西の堀坂峠へ

創造の森分岐

明るい道を進む

ここから南の堀坂峠へ

 

 峠前のピークは登ること無く、右から迂回し通り過ぎます。

降りていく

ピークの右斜面を進む

 その先は植林の作業道を降りていきますが、掘れた道で歩きづらいところでした。

植林の作業道に

掘れた道

 左下に駐車場が見えてきたのでそちらへ降りていくと、「堀坂峠」に到着しました。

駐車場の横を通る

堀坂峠

 しかし「観音岳」から「堀坂山」間は以前反対周りで歩いていますが、その時の記憶はまったくありません…。

左に登山口

 峠からは反対側の斜面を登り鳥居をくぐると、登山道が尾根沿いに続いています。

鳥居をくぐって堀坂山へ

踏み跡を進む

 尾根に取り付くと、右方向に西側の景色が望めますが、ここから先山頂まで展望はありませんでした。

尾根末端から展望

 急登などはありませんが、ここも歩く人が多いので掘れた道が続いていました。

長い登りに

掘れた道を進む

 途中、石像や岩場を登り展望はありませんが飽きることはありません。

石像

岩の間を進む

滑りやすい道に

 山頂まで200mの標識があらわれると、前方に稜線が見えてきました。

稜線が近づく

 その稜線の分岐に合流すると、左に折れて最後の登りを進んでいきました。

稜線合流(左に)

山頂へ

山頂が見えてくる

 そして出発から3時間40分ほどで、「堀坂山」に到着しました。

堀坂山に到着

山頂の石の祠

 ここで少し早いですがこの先タイミングが無いので、展望を眺めながら昼食休憩としていきました。

堀坂山からの展望

堀坂山からの展望2

山頂の小屋

 短めの昼食後は「森林公園」に向かって東尾根を降りていきます。

森林公園への標識

東へ向かう

 小ピークが幾つかありますが、都度登り超えると「雌岳」に到着します。

分岐は直進

小ピークを登る

雌岳へ

直登で

上が見えてきた

 「雌岳」の山頂にも石の祠があり石仏が祀られています。

雌岳の祠

展望は限られる

 展望も無いので裏手に降りると下にも穴が掘られ何かが祀られているようです。

ピークの下にも祠?

 ここで左に「森林公園」の標識があるので戻るように進むでいきました。 ちょうど登山者が登られてきており、すれ違うように岩の横を通過していきます。

岩の横を進む

 少し進むとロープで直進は通行止めとなっており、右下に降りるよう促されます。

ここで右下へ

 尾根の分岐を右に降りていくと、尾根沿いの道に復帰し次第に広い道となりました。

尾根沿いの道に

548m付近

下りに

 548m付近を通過したところで、森林公園へは左の尾根を降りていきます。

ここで北斜面を降りる

 序盤は緩斜面ですが次第に急斜面となり、慎重に降りていきました。

急斜面を下る(下から)

足元に注意

 ここでも4名ほどの登山者の方とすれ違ったり追い抜いたりします。 そして傾斜が緩むと前方に林道が見えてきました。

林道出合

林道から登り口

 ここまで降りると後は林道歩きとなります。 コンクリート舗装の道を降りていくと植林の伐採中のようで、チェーンソーの音が鳴り響いていました。

コンクリート舗装

 舗装路と合流し左に降りていくと、登山口で県道と出合いました。

舗装路と合流

明るくなる

堀坂山登山口

車道出合

 登山はここまでで、ここから駐車地までは長い車道歩きとなります。 右に向かい次の左折で森林公園へ向かいました。

左の森林公園へ

 森林公園に入ると沢山の車が止まっており、アウトドア?の人気が伺えます。

森林公園を通る

 そのまま車道を歩いていくと車の通る気配のない道となります。

長い車道歩きに

 ここから「横滝寺」へ向かいますが、途中に「堀坂神社跡」や「展望台(寄ってはいません)」があります。

堀坂神社跡

堀坂神社跡の説明

見晴台登り口(無視)

 森林公園から15分ほどで、左に「横滝寺」の階段が見えてきました。

横滝寺入り口(階段へ)

 周囲には参拝する人もおり、自分も階段を登って参拝していきました。

本堂

銅鐘

横滝寺の文化財説明

 お寺から車道の上部と合流し、更に北へ向かいます。

更に北へ

 更に15分ほど歩くと東屋のある県道の分岐に到着しました。 ここで左に曲がり「瑞巌寺」へ向かいます。

県道分岐(左へ)

 途中に三重塔がありますが小さなものでした。

三重塔

 ここから坂を降りていくと「瑞巌寺」に到着します。

瑞巌寺に到着

 お寺と言っても今は放置状態で管理者はいないようです。

瑞巌寺

石仏

 裏手に庭園があるようなので、急ぐ必要もないので周遊していきます。

石造りアーチ橋

説明文

ここから日川峠へ行ける

太鼓橋

 東に伸びる道路に出るとそこを歩いていきます。

東へ

サザンカ

 途中、左手にため池(鏡池)があり階段があったので見ていきました。

周辺案内図(裏手が鏡池)

弁財天

鏡池

 先程の道を更に進み鏡池の周囲を野割るように左に折れると、集落の中を歩いていきます。

左へ

右へ

 集落を抜けると田畑が広がっており、ポカポカ陽気の天気で気持ちの良い散歩となりました。

景色を眺めながら歩く

 高速道路の高架と合流すると左折し、ここから暫くは高速の脇道を歩いていきます。

高速横を歩く

 程なくして左手に枳城跡が見えてきましたが、登山道?がわからないのでパスします。

枳城跡方面

 その後は事前に調べていたルートで高架下を何度かくぐっていきましたが、「白米城(阿坂城のこと)」の入口付近で工事のため急遽迂回していきました。

ここで右へ

ここは直進

グラウンド横を通る

何度かくぐる

石仏

工事中

工事中…

白米城登山口分岐

 標識の右にある未舗装を進むと柵があるので、これを開けて通過します。

柵を通る

 貯水池の横を通り右下へ降りていくと、ここからも田畑のあぜ道を歩いていきました。

北へ

 前方に木々に覆われた連なりが見えてきます。 その木々の中を進んでいくと、左手に神社が見えるので寄っていきます。

阿射加神社へ

阿射加神社

お参り

 神社にお参りしたところで奥のため池の周囲を右から回り込み、ショートカットしていきます。

貯水池を周遊

 池の北側に出て西へ進むと、右手の分岐に「浄眼寺」の標識がありました。

 

反対側から

ここで右の浄眼寺へ

 そちらへ進むと右上に階段があり「ほりこし観音」と「高城跡」と書かれた標識がありました。 ここは事前に調査済みだったので、階段を上がり城跡へ向かいます。

階段を登り高城跡へ

 階段を登り少し進むと、右手にお墓と小さな石塔などがありました。

ほりこし観音

 ここを通り過ぎ道を更に奥へ進むと、広く掘られた「高城跡」に到着します。

高城跡

 標識や説明文などはなく、堀などの跡が僅かに確認できる程度です。 周囲を見たところで、先程の階段の分岐まで戻り北へ歩いていきました。
 ここは高速のすぐ近くでまた下をくぐっていくと、その先から道路は工事中で通行止めとなっていました。

高速下をくぐる

 とは言え、ここは散策路となっているため右の崖下まで鉄パイプ製の簡易階段が設置されていました。

ここを降りる

階段へ

下から

 階段を恐る恐る降りていくと、「浄眼寺」まではすぐでした。

浄眼寺が見えてくる

 駐車場に到着すると、朝一杯だった駐車場はともかく、周囲にも路上駐車を含めたくさんの車が止まっており、人気の高さに驚かされます…。

【反省点】

 特にありません。

【次回】
 週末に鈴鹿の山へ紅葉狩りに出かけたので、その先の記録を掲載します。


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