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[登山] 石川県 久しぶりの白山釈迦岳周回 [登山]

 今回は、「白山」の釈迦新道の通行止めが久しぶり解除されたので、「白山釈迦岳」に周回で歩いてきました。 朝方は高曇りの天気でしたが、遠方はよく見え紅葉や景色を眺めながら歩くことが出来ました。

釈迦岳前峰手前から眼下に紅葉

左に白山釈迦岳と右奥に福井市街地(勝山も)

石川県
久しぶりの白山釈迦岳周回
日付 2023年10月14日(土)
天気 晴れのち曇り
山域
白山
場所 石川県白山市白峰
距離 19.4km
累積標高 +2250 -1823m
時間
8時間30分 (駐車場までバス移動で+30分)
人数 単独
撮影枚数
0588枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0000枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
C(標高差大)
展望
(A:良い~E:なし)
A
見どころ 展望
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値)
06:10 830m 0.0km 市ノ瀬駐車場 出発
06:35 (00:25)
1000m
1.6km
越前禅定道分岐(林道出合)
07:05 (00:30)
1119m
3.7km 湯の谷林道登山口
09:00 (01:55)
2020m
7.2km 白山釈迦岳前峰
11:05 (02:05)
2500m
11.0km 七倉山分岐 昼食休憩
11:30 (00:25) 2500m 11.0km 七倉山分岐 出発
12:40 (01:10) 2448m 14.4km 白山室堂 休憩
12:50 (00:10) 2448m
14.5km
白山室堂 出発
13:50 (01:00) 1690m
17.8km
別当坂分岐
14:30 (00:40) 1265m 19.4km 別当出合(バス乗車 14:40出発)
15:00 (00:30) 830m - 市ノ瀬駐車場 到着

Garmin Connectt

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)
20231014map.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/RJoPcMn4c6t3ZGEg9

※以前も歩いたコースなので、写真中心で掲載します。

 最後に「釈迦岳」へ登ったのは11年前の2012年ですが、その後また登ろうと思っていましたが、2017年から林道崩落のため5年以上も通行止めとなっていました…。 それが今年春に開通されたので、紅葉の時期にと計画していました。 とは言え、当初は先週予定していた「仙丈ヶ岳」へ向かうつもりでしたが、また登れなくなる恐れもあるのでこちらを優先します。

 自宅から市ノ瀬まで2時間半ほどと見て、3時半頃に出発しました。 東海北陸道の白鳥インターで降りて、九頭竜湖の横を走っていきますが、ここもあと少し(今年10月28日)で九頭竜インターが開通し、勝山までの30~40分ほどの道のりの時間短縮が図れそうです。

 とは言え、その開通前の切り替え工事が行われているため、この日は通行止めで勝原インターも利用できないので、そのまま下道を走り予定より少し遅れて市ノ瀬の駐車場に到着しました。

市ノ瀬駐車場を出発

 駐車場はこの時期ともなると空いており、余裕で駐車していけました。 準備が整ったところで駐車場の奥へ向かい、橋を渡って林道を別当出合方面へ歩いていきました。

駐車場の奥へ

車道に出る

巨大堰堤

 橋を渡りしばらく進むと、左手に釈迦新道へと続く入口が見えてきました。

ここから林道をショートカット

 この道は林道をショートカットするもので、15分ほどで林道に再度出合います。

緩斜面を進む

放置重機

ここから林道への登りに

 ここまでは同じルートで以前も来ており、そのときは今回と逆コースとなる「白山禅定道」で室堂へ向かいました。

林道出合(白山禅定道分岐)

以前はここを登ったが

 今回はまず「釈迦岳」を目指すので、左に折れると長い林道歩きとなります。

長い林道歩き

釈迦岳方面

?1

白峰神社

 途中、秋の花などを愛でながら歩いていくと、コンクリート製のトンネルが見えてきました。

トンネルをくぐる

 ここが崩落現場ということで、土砂を撤去した後と仮設の橋が掛けられていました。

崩落地に新しい橋

崩落現場

 橋を渡り左に折れると右カーブの先に登山口が見えてきます。 ここで今から登る登山者の方を見かけますが先に取り付きます。

釈迦新道登山口

 ここからは長い登りで、暫くは展望も限られるので面白いところではありません…。

坂を登る

登山道に湧き水

 とは言え、ところどころで紅葉した木々が見られました。

仄かに紅葉

西の尾根と同じ高さに

ブナ林に

 黙々と登っていくと、はじめの水場に到着します。 ここで先行する登山者の方を追い抜きますが、更に登りが続きました。

水飲み場

 

 その後も傾斜が緩むところはありますが、ほとんどのところは一定角度の登りとなります。 1666m付近を通過するとつづら折れの道で標高が上がり、笹が多くなると次第に展望が開いてきました。

別山が見える

あと1.7km

エゾリンドウ

 

 標高1750m付近まで来ると、周囲の景色を眺めながら歩くことになります。

前方に釈迦岳前峰

黄葉

 

 ここで早足の方に抜かれますが、先は長いので一定速度で登っていきました。 前方に釈迦岳が近づいてくると、その斜面を何度も往復しながら登って行きました。

ピークが近づく

?2

下に僅かな紅葉

つづら折れに登る

白山釈迦岳の山頂が近くに

深い笹に切り開かれた道

下に歩いてきた道

 そして出発から2時間50分ほどで、「釈迦岳前峰」に到着します。

釈迦岳前峰

 前峰からは360度の展望が得られ、近くに白山釈迦岳の山頂も見えています。 ここで暫く休憩し、景色を眺めていきました。

西に白山釈迦岳の山頂

湯ノ谷

大汝峰方面

別山が大きく

 上空はまだ雲に覆われているので写真ではパッとしませんが、北の日本海側は晴れているので気持ちの良い展望でした。 山頂へは直下をトラバースしていきますが、その途中に鮮やかに紅葉した木々などを見ることが出来ました。

鮮やかな紅葉

 笹の間を歩いて行くと、山頂の西側にある池の脇を通っていきます。

笹の間を進む

右に山頂分岐(今回は無視)

池の横を進む

 

 山頂の肩を通り抜けると、ここから大きく下ることになります。

肩を乗り越え

 

 ここからが紅葉を楽しみにしていたところですが、一週間前に雪が降った影響なのかくすんだ色の木々が多いです…。 それでもナナカマドなどは良い色合いのものもあり、目を楽しませてくれました。

左の七倉山へ

ナナカマドは良い色合い

 左右に遮るものはなく展望もよいので、気持ちよく歩いていけました。

鞍部へ降りていく

白山釈迦岳裏手の紅葉(奥に別山)

後ろを振り返る

左の山腹へ

 鞍部までは楽々歩いていけますが、水場を過ぎるとその後はまた長い登りになりました。

上の水場

水の流れあり

登りに

 ここまで登ると豪雪地帯なだけに森林限界を越えており、遮るものはありません。

湯の谷の様子

ハクサンフウロ

 気がつくと後方の「白山釈迦岳」が遠くに見えていました。

白山釈迦岳を見返す

2109mピークを巻く

 ここから標高差の少ない稜線歩きとなります。 花の時期は周囲一面のお花畑ですが、空きも終盤ともなると辛うじて枯れ残ったものがある程度でした。

?3

ガレ場

 ガレ場に到着しますが、ここで左の登山道分岐に気が付かず直進していきます…。

注意して進むが…

 途中からルートミスに気が付きましたが、踏み跡があるのでそのまま進んでいきました。

ルートミス

この辺りで左下へ

 50mほど進み左下に登山道が見えたところで、笹をこいでそちらへ復帰します。

登山道合流

 前方に見えていた急斜面に取り付くと、つづら折れで一気に登っていきます。

左に折れて急斜面へ

奥に小松方面と日本海

右奥に福井市街地

 上部で傾斜が緩むと左にトラバースする道となり、そのまま歩いていくと前方に「七倉山」が見えてきました。

左をトラバース

残雪

左へ進む

シラタマノキ

前方に七倉山(2402m付近)

 ここまで来ると急登などは無くなります。

分岐への最後の登り

 途中、逆コースの周回と思われる方とすれ違うと、「七倉の辻」に到着しました。

四塚山

振り返る

七倉ノ辻

 少し前からお腹が空いていたので、ここで昼食休憩としていきます。 休憩中は風が強めですが日差しもあり、寒い感じではありませんでした。
 休憩後は、時間次第でピストンも考えていましたが予定通り「室堂」へ向けて出発します。

室堂へ

大汝峰へ向かう

 ここから大汝峰へ向けて急登となりますが、休憩を取ったことでそれほどきつくは感じません。

御手水鉢

凍っている…

大汝峰方面から七倉山(中央)と四塚山(左

登っていく

 傾斜が緩んだところで左手に展望地があるので暫く景色を眺めていきました。

下に火の御子峰

北アルプス方面

高い山には雪

富山方面

右の大汝峰の巻き道へ

 右手に大汝峰の巻き道が見えてくると、分岐標識の手前でそちらへ折れていきました。

右へ

奥に歩いてきた尾根

 この辺りが工程の折り返し地点となり、下に歩いてきた「白山釈迦岳」なども見えています。

下に白山釈迦岳

トラバース道

 大汝峰を通り過ぎると前方に「御宝庫」の鋭利なピークが見えてきました。

大汝峰

前方に御宝庫

 左から大汝峰山頂との分岐と合流すると、右に折れ千蛇ヶ池の脇を通り最短距離で室堂へ降りていきました。

大汝峰分岐

今回は室堂近道へ

千蛇ヶ池の万年雪と真新しい雪

室堂が見えてきた

 途中、ハイマツの中に雪が残っています…。

雪の上を歩く

 山頂からの道と合流すると、石畳の道を下り室堂のベンチで休憩していきました。

石畳を進む

室堂から御前峰を望む

 10分ほど休憩した所で、下山を開始します。 ここから暫くは1ヶ月半前にも歩いた道を、観光新道へと降りていきました。

1ヶ月半前に歩いた道を進む

 エコーラインの分岐を通過し、砂防新道との分岐も直進していきます。

直進で

 ここから下にある「殿ヶ池ヒュッテ」までは、展望のよい道を降りていきました。

一気に下る

別山を望む(下に甚之助ヒュッテ)

下に殿ヶ池ヒュッテ

マツムシソウ

 少し下るとまた紅葉が見られ始めます。

紅葉が見られ出す

 「殿ヶ池ヒュッテ」に到着しますが、ここはそのまま通過して行きました。 この日はこの辺りの標高が一番の紅葉の見頃となっていたようです。

殿ヶ池ヒュッテ(スルー)

七ツ坂付近の紅葉

エゾリンドウ2

 その後も下り道を進み「越前禅定道」との分岐で疲れも出ていたので予定を変更し、「別当出合」へ降りていきました。

別当出合分岐付近

 分岐から下は石の多い道となり、整備されていますが足元に注意が必要でした。

ここから急斜面の下りに

 一気に降りていくと工事車両の作業音が大きくなってきました。 工事の作業道脇を通り過ぎると、最後はつづら折れの道を降りていきます。

20分ほどで中間地点通過

つづら折れに下る

水の流れる登山道

 そして室堂から1時間40分ほどで、別当出合のバス停に到着しました。

観光新道登山口に到着

別当出合に到着

 ここからはサブ案として考えていたシャトルバス(800円)で、市ノ瀬に戻って行きました。

バス停へ

【反省点】

 特にありません。

【次回】
 「大台ヶ原」南西部の山へ登る予定です。


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