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[登山] 愛知県 桑谷キャンプ場から桑谷山・遠望峰山・聖山周回 [登山]

 今回は、雪の予報もあったので近場の愛知県岡崎市にある「桑谷山」「遠望峰山」「聖山」を周回で登ってきました。 今回も海の近くの山ということで、風は強めでしたがそれほど寒くは無く、3箇所ほどある展望地からは渥美半島などを眺めることができました。

遠望峰山展望地から渥美湾を望む(奥に渥美半島)

勝善寺への林道から遠望峰山を望む

桑谷展望園地から渥美湾を望む

 

愛知県
桑谷キャンプ場から桑谷山・遠望峰山・聖山周回
日付 2023年12月23日(土)
天気 晴れ
山域
三河
場所 愛知県岡崎市桑谷町
距離 13.7km
累積標高 +845 -845m
時間
3時間55分
人数 単独
撮影枚数
0499枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0191枚 (Panasonic DMC-GM1)
0000枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
B
展望
(A:良い~E:なし)
B
見どころ 展望園地、勝善寺、聖山のお皿様
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値、赤字は実積)
07:15 130m 0.0km 桑谷キャンプ駐車場 出発
08:00 (00:45)
435.5m
2.6km
桑谷山(一等三角点)
08:30 (00:30)
412m
4.0km 遠望峰山(地理院山頂)
08:50 (00:20) 443m 4.9km 遠望峰山
09:10 (00:20) 338m 6.0km 聖山
10:00 (00:50) 210m 8.9km 勝善寺
10:40 (00:40) 412m 11.7km
桑谷展望園地 10分滞在
11:10 (00:30) 130m 13.7km 桑谷キャンプ駐車場 到着

Garmin Connectt

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)
20231223map.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/ygnyZdaFKRxF3g1Z7

 当初は静岡県まで行こうかと思っていましたが、前日が忘年会なのと雪が降る予報もあったので、近場の山へ向かうことにしました。 そこで、以前登った「五井山」から続く稜線上にある「桑谷山(くわがいやま)」と「遠望峰山」それに「聖山」を周回で歩くことにします。
 登山口は北側にある「桑谷キャンプ場」の駐車場とし、自宅から1時間ほどと見て6時過ぎに出発しました。 東名高速の「岡崎インター」で降りると、カーナビに従い桑谷へと向かいます。 桑谷の町内を過ぎたところで、左に「桑谷キャンプ場」の標識があるので左折し細い道を進みます。

キャンプ場の分岐(左に入る)

 100mほど進むと左に駐車場が見えて来るので、駐車していきました。

桑谷キャンプ場の駐車場

 駐車場にはすでに3台の車が停車していますが、人の姿はありませんでした。 今回は昼までには戻る予定なので、出発の準備を整えたところで先程の分岐へと歩いて戻りました。

こちらはキャンプ場方面

来た方向を戻る

 分岐で左に折れると、前方に見える貯水池へ向かいました。

南の貯水池方面へ

 貯水池は「竜ヶ谷池」という名前で、記念の石碑が立っています。

竜ヶ谷池に

竜ヶ谷池

 ここを通り過ぎてしばらくすると、右に採石場の道と分かれます。

左へ

 その先も左に木工所?などがありますが、そこを過ぎると静かな林道となりました。

林道 桑谷蒲郡線

 少しずつ標高を上げて行き左カーブを曲がったところに、「桑谷山」の登山口がありました。

カーブの先に登山口

桑谷山登山口(右へ)

 コンクリート舗装の道を進んでいくと、地道となり道は次第に細くなっていきました。

地道に

 このコースは元々鉄塔の巡視路らしく、標識がありよく整備された道でした。

登山道らしくなる

小川を渡り右上へ

 医師は多めですがそれほど歩きづらいと言うこともなく、程なくして右に巡視路との分岐に到着しました。

右に巡視路分岐(直進する)

 ここは右に巡視路を見送ると直進し、ガレた坂を登っていきました。

ガレた道に

 周囲が植林となると前方の稜線に向けて急登を登っていきます。

植林を進む

上部に稜線

 そして出発して40分ほどで稜線の分岐に到着しました。

左の桑谷山へ

 ここで左の「桑谷山」へと向かうと「電波塔」があらわれフェンス横を歩いていきます。

登山道を進む

電波塔との柵横を進む

 その先で2つ目の建物が見えてきますが、上部がドーム状となっており航空機関係のレーダーでしょうか?

電波ドーム

 ここもフェンス伝いに進んでいくと、「桑谷山」の山頂に到着しました。

桑谷山に到着

 山頂は林とレーダードームに遮られ展望は全くありませんが、一等三角点が置かれていました。

一等三角点

 ここからは時計回りで南西にある「遠望峰山」に向かいます。 先程の稜線分岐まで戻り、そこからは車道沿いにはやしの中を歩いていきました。

絶景?

幹に手書きで

 変化のない二次林の灌木が続きますが、所々が植林となっていました。

灌木の間を進む

標識を見て右へ

道路と並行に進む

 踏み跡を辿っていくとT字分岐に到着しました。

分岐に(右へ寄る)

 右に濃い踏み跡があるので向かうと、「最明山」と書かれた山頂標識のある広場に出てきました。

最明山

 近くに登頂記念の標識などもあり、お寺などの奥の宮となっているようです。 先程の分岐に戻りそのまま直進していくと、車道に出てきました。(途中右に分岐がありますが、そちらが正解だったようです)

車道に出る

 ここで右に折れると、暫くは舗装路を歩いていきます。 幸いこの道路は土砂崩れで車両通行止めとなっているので、車の心配はありません。

右へ進む

 ガードレール沿いに歩いていくと、途切れた部分に登山道を示す標識が立っていました。

右に遠望峰山への登山道

 ここで復帰すると暫くは平坦な植林の中を歩いていきました。

道沿いに赤ペンキ

 その一角の木に標識がぶら下がっており、そこが「遠望峰山」の山頂となっています。

遠望峰山(国土地理院)

 ここは国土地理院の地図に書かれた山頂で、顕著なピークでは無く当然展望はありません。 写真だけ撮りそのまま直進して通過すると、分岐に「貴嶺宮」と書かれた標識があります。

こちらに降りるが

 本来であればそのまま直進すれば車道に出るようですが、気になったので右の分岐を歩いていきます。

林道に出る

 少し下ると林道に出てきました。 周囲に標識など見当たらないので、諦めて本来のコースに復帰します。

左へ進む

ここは遠望峰線

 左に折れ復帰するため林道を登り返します。 暫くすると左上に建物が見えてきて、テープと踏み跡のある斜面がありました。

ここで左へ

 この上に予定コースの車道があるので、斜面を登りガードレールをまたいで復帰します。

左斜面を登りショートカット

ガードレールを越えて

 復帰地点の目の前には、「遠望峰山」に続く登山道の入り口があるので入っていきます。

道路の向こうに遠望峰山の登山口

 林の中は急登で、山頂に向かって一気に登っていきました。

急登に

 途中、右から遊歩道と合流すると、呆気なく「遠望峰山」の山頂に到着しました。

遊歩道と合流

野坂峠方面分岐

遠望峰山山頂(最高点)

 山頂は何らかの施設跡が残っていますが、今は土台のコンクリートが残っている程度です。 展望はないので、東の「展望台」へ歩いていきます。

展望台方面へ

東へ向かう

 暫くするとかやとの茂る広場に出てきました。 ここが展望台跡で、ここもコンクリート舗装がその名残を留めている程度でした。

展望台跡

ここから展望を望む

 南側が切り開かれておりベンチなどが置かれています。 眼下には竹島や大島などが見えており、奥には渥美半島もよく見ていました。

大島と奥に渥美半島

 展望を楽しんだところで南にある「聖山」を目指します。 東に踏み跡がつづいているのでそちらへ向かうと、駐車場跡に出てきます。

展望地の近くに駐車場跡

 その南東側に踏み跡が続いているので、そちらを下ると急斜面となります。

踏み跡を東へ

 ここにはトラロープがつけられており、それを掴みながら降りていくと車道と合流しました。

下の道路へ補助ロープ

道路に出る(展望台の標識あり)

 入り口には「展望台」の標識があります。 左に進むとガードレール越しに「聖山登山口」の標識があるので、跨いで入っていきました。

聖山登山口

 はっきりとした踏み跡があり、途中に標識も立っています。

はっっきりした道を進む

標識もある

 次第に細尾根となりケルンが積まれた展望のあるピークを過ぎると、10分ほどで「聖山」に到着しました。

両側にロープ

ケルンの積まれたピーク

東側に僅かな展望

聖山山頂

 山頂は木々に覆われ展望はありません。 ここで南東方向にロープの付けられた踏み跡があるので降りていきます。

南東方面に道

 すると山頂直下にある「聖山のお皿様」と呼ばれる岩が祀られていました。

聖山のお皿様

 ここから下にある林道に降りていきます。 幾つかの候補となる尾根を見ていきますが、予定していた少し戻った細尾根あたりで東の尾根を下ります。

林道へ降りる

 暫くは枝がうるさい二次林ですが、その下に植林が見えてきました。

植林に

 植林は間伐されており下草はありません。 尾根沿いに降りていきシダなどのヤブを迂回して進むと、林道と合流します。

尾根沿いに降りていくが

 しかし、最後の最後で獣避けのフェンスに邪魔され、越えるのに苦労しました…。

フェンスが行く手を阻む

 ここから北東にある「勝善寺」までは林道歩きとなります。

フェンスは途切れること無く

 車両などの通行は無く、10分ほど進むと車両通行止めとなっていました。

車両通行止めに

 徒歩で通行はできるようなのでそのまま進むと、再度バリケードが出てきて工事現場に到着しました。

通行止め

 幸い工事は行われておらず、通過に支障はありません。

路肩を工事中

下から進む

 その後も林道を歩いていきますが、幾つかある分岐はすべて直進していきます。

林道分岐(直進)

 通行止めの区間を通り過ぎたところで、右から別の林道と合流します。

通行止区間を通り過ぎ

 ここからは車の往来も可能となりますが、出会ったのは一台だけでした…。

ここまで林道 向郷線

 ここまで林道を100m以上は降りてきましたが、ここからは登り返しとなります。

登りに

 前方が明るくなり一面がみかん畑となります。

みかん畑

 ここからの展望は素晴らしく、奥に渥美湾や五井山それに先程までの「遠望峰山」などが見えていました。

みかん畑からの展望

遠望峰山を望む

 みかん畑を通り過ぎると、左手に「勝善寺」の石段が見えてきました。

勝善寺に到着

 地図には下からここまで石段が書かれていますが、史跡に指定されており古いもののようです。

勝善寺参道石段の説明

勝善寺参道石段

 石段を登ると、お参りしていきます。

勝善寺

勝善寺の鐘つき堂

勝善寺梵鐘の説明

 一通り見たところで、更に林道を東へ歩いていきます。

更に東へ

 暫くすると傾斜が強まり、つづら折れの道となると稜線の車道(スカイライン)と合流します。

ここは直進(右)

竹千代の道(地図の破線路)

スカイラインの下をくぐる

 車道の下をくぐったところで、左に歩いていきます。

左へ

桑谷展望園地へ向かう

 スカイラインは道路崩壊のため通行止めとなっていました。 ここを右に進むと程なくして桑谷展望園地の駐車場に到着しました。

スカイラインは通行止め

直進する

駐車場の奥から遊歩道に

 車も停まっておりスカイライン以外でもここまで来られるようです。 トイレの横に遊歩道が続いているので、そこから登っていきました。

ここを登る

あと330m

 整備された遊歩道を歩いていくと、駐車場から6分ほどで展望園地に到着します。

展望園地に到着

 広場の中央に展望台があるので登ります。

桑谷山系散策案内

展望台に登る

 展望台からは南方面の展望が優れ、渥美湾などがよく見えていました。

渥美湾を望む

アップで

五井山方面

 反対の北側には名古屋方面の展望も見えていましたが、この日は雲が多く遠望は効きませんでした。

名古屋方面

雲が多く遠望は利かない

 10分ほど休憩しながら眺めた後は、下山を開始します。 桑谷キャンプ場へ戻りますが、標識が多いので迷うことはありません。

桑谷キャンプ場へ戻る

標識に従い進む

 標識を辿り林の中を降りていくと、幾つかの分岐を経由して林道に出合います。

あと1780m

別コースと合流

林道を渡る

 林道を横切り更に降りていくと、石段などもあり2箇所ほど「お地蔵様」が祀られていました。

古い石段がある

野辺地蔵由来

お地蔵様

 石が敷かれた道を降りていくと、鉄塔に出合います。

鉄塔出合

 ロープで区切られた道を順調に降りていき、植林を大きく蛇行すると林道と合流しました。

あと790m

小川を渡る

ここで林道に出る

 ここまで来ると駐車場も近くで、左にキャンプ場を見ながら歩いていきます。

キャンプ場に到着

キャンプ場の横を通る

 人工池の坂口池を通過すると、展望園地から15分ほどでキャンプ場の駐車場に無事到着しました。

坂口池の石碑

坂口池

駐車場まですぐ

【反省点】
 特にありません。

【次回】
 年内最後の予定ですが、富士山を見に山梨県の山へ向かう予定です。


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