[登山] 福井県 大谷山(スノー衆2024パート1) [登山]
今回は、毎年恒例のやぶこぎネットのスノー衆に参加してきました。 福井県九頭竜湖の北に位置する「大谷山」に西側の九頭竜ダムから箱ケ瀬隧道へ縦走で登りました。 当日は微妙な天気でしたが、山頂到着時には雲も流れそれなりの展望が望めました。
大谷山から枇杷倉山・小白山・野伏ヶ岳など
下山途中に九頭竜湖と平家岳を望む
日付 | 2024年02月17日(土) | ||
天気 | 曇り時々晴 | ||
山域 | 九頭竜周辺 | ||
場所 | 福井県大野市長野 | ||
距離 |
8.7km
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累積標高 | +928 -793m | ||
時間 |
9時間50分
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人数 | 12名 | ||
撮影枚数 |
0564枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4) 0000枚 (Panasonic DMC-GM1) 0033枚 (Panasonic DC-TX2) |
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登山難度 (A:安易~E:高度) |
C
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展望 (A:良い~E:なし) |
B
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見どころ | 巨木や枯木 | ||
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値、赤字は実積) | |||
07:00 | 500m | 0.0km | ふるさとの碑 出発 |
07:15 (00:15) |
533m
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0.9km |
登り口
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08:55 (01:40) |
920m
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1.8km | 稜線925mピーク(15分休憩) |
10:00 (01:05) |
992m
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2.8km | 992m |
11:45 (01:45) | 1067m | 4.3km | 1067m |
12:25 (00:45) | 1160.8m | 5.1km | 大谷山 昼食休憩 |
13:50 (01:25) | 1160.8m | 5.1km | 大谷山 出発 |
15:35 (01:45) | 936m | 6.7km | 林道出合 |
16:00 (00:25) | 872m | 7.3km | 林道分岐(尾根沿い下山) |
16:30 (00:30) | 735m | 8.0km | 下の林道合流 |
16:50 (00:20) | 620m | 8.7km | 箱ケ瀬隧道南口 到着 |
Garmin Connectt
写真リンク: https://photos.app.goo.gl/Hc8EPZjYLn5yr6M26
6時に九頭竜湖の道の駅に集合となっていますが、自宅から2時間は掛からないだろうと4時に起きて出発します。 高速道路は朝からスキー場へ向かう車が列をなしていますが、混雑はしていないため予定通り1時間ほどで白鳥インターに到着しました。 ここから九頭竜湖を目指しますが、前日の予報が外れたようで峠にある越美トンネルまで氷点下となることはなく凍結などはしていませんでした。
トンネルを抜けると雪が見られはじめますが、路肩の雪はほとんど溶けており、斜面の残雪も3月末といった感じでした…。 そして予定通り6時前には道の駅に到着し、全員が揃ったところで分乗して九頭竜ダム近くのふるさとの碑で出発の準備をはじめました。
朝は晴れている
500mほど東の林道入口までは国道を歩くので、スノーシューはザックに背負い一列に歩いていきます。
向かう尾根
右カーブで左の雪に覆われた林道へ入っていきますが、ここも雪は少なく雪解け水が道を流れていました。
橋を渡って林道へ
林道を100mほど進んだところで、右手の斜面に取り付きます。
ここから尾根に乗る
ここも末端は雪が少なくつぼ足で登っていきます。
植林の下は雪が少なく
雪の少ない斜面
序盤は植林帯を登って行きますが、古い作業道はヤブが出始めており、歩けないことはありませんが鬱陶しいです。
序盤は少しヤブっぽく
次第に雪が多く
しかし、それを我慢して急登を登っていくと次第に雪が多くなり、途中の数少ない平坦地?でスノーシューを履いていきました。
ここからスノーシューで進む
そこから先はよい雰囲気で雪道が続き、出発から2時間ほどで稜線に到着しました。
稜線手前はよい雰囲気
稜線に合流
稜線からは下に九頭竜湖をはさみ、平家岳など以前登った山が見えていました。
平家岳方面
ここからは稜線歩きで快適な雪道が続くはずです。
ここから稜線歩き
三等三角点(狗背谷)ピーク
下に九頭竜湖
暫くは雪も固くスノーシューを満喫できますが、尾根が狭まり始めると雪が少なくなり枝などが張り出してきました。
ここまで快適な稜線歩き
次第に雪が少なく
例年であればこの時期は厳冬期で雪はもっと積もっていることでしょう。
雪が無い…
地面がむき出しのところが多くなり、そこから張り出したヤブを避けながら進んでいきます。
ヤブ尾根に
それらを我慢して歩いていくと、992mピーク付近で再度雪が多くなります。
ここまで来ると雪が続く
晴れ間が覗く
ピークから少し下ってところで、左下から林道が横切っています。
地図に無い林道
ここも雪が多い時だと存在に気が付かないところでしょう。 ここから少し登ると左手に稜線が近づいてきました。
主稜線が見えてくる
標高1000m付近まで登ると平坦な尾根となり、前方に主稜線のピークが近くに見えています。
1000m付近
雲に霞む
目の前に主稜線
40mほどは急斜面ですが、そこを登ると左からの主稜線と合流しました。
登る
合流地点のピークには、根上がりしたヒノキの大木があり、上がってきた尾根から見るとハート型の穴が空いていました。
ハート型の木の根
ここからは複雑な地形となり、向かう方向を確認しながら進んでいきます。
尾根を下るが
初っ端から東寄りに降りてしまい、右にある尾根に向かってトラバースして復帰します。
右の尾根にトラバース
2方向に分岐する尾根の左を通っていきますが、ここに別の機に寄生されたかのように生えている枯木を見かけます。
枯木から別の木が生えて
鞍部に到着すると雪のない時期は池となっているのか、水たまりがあります。
鞍部から1067mピークへ
ここから山頂に向かって登り返しますが、ここに来て雪の量も増えて景色を眺めながら快適に歩いていけました。
荒島岳
屏風山・御伊勢山など
山頂へ最後の登り
ブナに寄生されて
前方左にピークが見えてくると傾斜が弱まり、ブナの多い林となります。
緩やかな登りに
山頂台地に到着
山頂手前が休憩にはよいところですが、山頂も展望がよいとのことなのでそちらへ向かいます。
穏やかな山頂部
ブナの疎林
そして出発から5時間半ほどで、小屋跡のある大谷山の山頂に到着しました。
山頂に小屋跡
山頂からは白山方面の展望が見られますが、この日は生憎の雲で白山は見ることができませんでした。
枇杷倉山・小白山・野伏ヶ岳など
枇杷倉山・小白山・野伏ヶ岳など
白山の雲の中
山頂到着が遅くなりましたが、いつものように雪のテーブルで長めの食事としていきます。 1時間半ほど休憩し、予定通り南尾根を降りていきます。
下山開始(南へ)ここからも複雑な地形は続き、一旦南に降り次のピークで東へ折れて尾根沿いに進みます。
東へ向かう
暫くは高低差の少ない尾根ですが、小ピークが連続しました。 そのピークごとに巨木が残っており、見どころの一つです。
ここにも巨木
また、ヤブも比較的少なく展望にも恵まれているので中々先へ進みません…。
臼本山・徳平山・赤樽山など
平家岳方面(下に九頭竜湖)
北側の展望
中央に芦倉山など
途中、南に降りることろで1061m方面へ向かいかけますが、ここはすぐに復帰して予定コースを降りていきました。
ヤブが多くなる
途中の小ピークで南に降りるところもGPSなどで確認しますが、この辺りから雪が少なくヤブが現れはじめました。
南に転じて植林沿いに降りる
南に降りると次のピークで尾根は東へ曲がっているのでそちらへ降りていきました。
東へ
すると細尾根となりヤブの通過に苦労します。 程なくして左下に林道が見えてきますが、林道までの間は崖となっているので、折りやすいところを求めて尾根を下っていきました。
結局、手前にあったリボンのついた斜面が降りるには一番良い場所で、尾根を外れて林道へ降りていきますが、最後は1.5mほどの段差で軟着陸とは行きませんでした。
林道に降りる
無事林道に降りますが、最後の方が降りるまで時間がかかります。 ここから暫くは林道の雪の上を歩いていきます。 林道は所々が崩れており、最近は利用されていないような感じでした。
落石現場
下に箱ケ瀬橋
右にカーブしたところで、林道は西へ降りています。 ここは左に曲がり、尾根をショートカットで降りていきました。
ここで左の尾根でショートカット
標高850m辺りまで降りると雪は数センチといったところで、地肌が見え始めます。 適当なところでスノーシューを脱ぎ、つぼ足で降りていきました。
ここでスノーシューを脱ぐ
つぼ足で下へ
690m地点に向けて尾根を降りていきますが、ここも複雑な地形に加えてヤブが出ており嫌なところでした。
次第に雪は少なく
幸い距離は大したこと無く、程なくして林道カーブに合流しました。 ここから箱ヶ瀬隧道上までは林道が続いています。
最後は林道を歩く
林道を西へ進むと箱ヶ瀬隧道手前で左に分岐があらわれます。 ここで左に降りていきますが、下に見える国道まで続いてはいません…。 最後は、雪の無い斜面を降りていくと無事国道に出てきました。
県道へ降りる
ここで帰りの車を待ち、暗くなる前には道の駅に戻って行きました。
暗くなる前に下山
特にありません。
【次回】
雪が少いので、海の見える山へ登ってきました。
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