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ヘトヘトの蕎麦粒山 [登山]

 本日、予定通り『蕎麦粒山』へ登ってきました。
旧登山道を登ってしまいヤブの真っ只中に入ってしまい大変な目に遭いました。

行程
 2009年5月15日(金曜日) 天候:晴(朝方は薄曇) 微風
 距離:14.5Km 累積標高:+1450m -1450m 所要時間:7時間30分
 人数:1名

 07:25 駐車地出発 → 08:15 崩壊林道終点 → 08:40 登山開始 → 11:10 1180mピーク →
 12:00 蕎麦粒山頂上(食事休憩) → 12:30 下山開始 → 13:10 1180mピーク →
 14:00 登山口(五蛇池山分岐) → 15:00 駐車地到着

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※青線:往路、赤線:復路

 自宅より揖斐川沿いをひたすら北へ向かい、目的地である本巣市広瀬の大谷林道奥にある駐車地へ到着したのがほぼ予定通りの7時20分でした。
 駐車地では、名古屋ナンバーと神戸ナンバーの車が止まっているが人影は見えません。
早速準備をして崩壊した林道を奥へと入っていきます。しばらくすると、林道が完全に土砂に押し流されていますが、人が通れるようにはなっています(下写真:左)

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 この崩壊は林道のS字部分の上から土砂が流れていて、その後を直登できるようにロープがありますが、往路は無視し先に進み帰りに利用することにします。
 1時間ほど元林道(上写真:右)を歩くと林道終点が見えてきますが、どこが林道だったのか今となってはさっぱり分かりません。[わーい(嬉しい顔)]
問題はここからでした、登り口らしきテープを探したのですが見つかりません。ガイドブックには林道終点から少し入ったところの左岸にあるはずですが見渡してもそれらしき後がありません。
 20分程あたりを探しましたが見つからない為、取りあえず尾根に乗ればなんとかなるだろうと登りはじめます。いきなりの急登となりますが、ガイドブック通りなので気にせず尾根を目指してひたすら登ります。
 30分ほど登ったところでようやく尾根の下部に取り付きましたが、噂どおりの激ヤブです。尾根沿いに鮮明な足跡はなく、薄い後があるのでそれに沿って登っていきますが、シャクナゲや笹が行く手を阻みます。(下写真)

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 「これは思ったよりも手強いな」と思いつつひたすら高度を上げていきますが、中々前に進むことが出来ずに右往左往しつつ前に進めそうな場所を探しながら登ります。途中で行く予定だった「五蛇池山」をパチリ(下写真)

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 結局1070m付近でようやく状態の良い本来の登山道へ合流しました。この登山道が非常に良い道なので今までの苦労はなんだったのかと自分にあきれてしまいました。結局ガイドブック(9年前の)の登山道は廃道らしいです。
(降りにこの登山道を歩いて分かったのですが、全体を通してヤブは皆無で、危険箇所も極僅かでした。)

 本来の登山道ではペースが3倍以上に上がり一気に1180mのピークに到着しました。しかし、予定していた時間を大幅に遅れなんと登山口から2時間半ほど掛かってしまいました。
 このピークからは目的の「蕎麦粒山」が良く見えます。(下写真)

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  この時点で時間と気力がないため、予定の「五蛇池山」は無理と判断し少しペースを落として行きます。
ピークから90度左に折れ「蕎麦粒山」と向かいます。ここからが色々と噂されていたヤブ(主に笹)となっていましたがいまさら驚くほどの密度ではありませんでした。[ふらふら]
 途中で真新しい万歩計の落し物があります、先行者の落し物かもしれないのでポケットに入れて山頂を目指すとしばらくして下山中の方とばったり会います。万歩計にお名前が書いてあったので尋ねるとご本人でした。(気がついて探しながらだったようで、良かった良かった)
 しばらくお話してから、お別れし進みます。

 1時間強登ると「蕎麦粒山」の山頂に到着しました。ここは写真を見て頂ければ分かりますがハエや羽虫が多く食事をするにはあまり良い場所ではありませんが、完全にガス欠状態なのであきらめて食事とします。
 その前後に撮った写真をたっぷり載せますが、ハエが邪魔です。[たらーっ(汗)]

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右端に白山、中央が冠山、左の白い花はタムシバ

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夜叉ヶ池方面(左:三国岳、右:三周ヶ岳)

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琵琶湖

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右:五蛇池山、奥右:小津権現山、奥中央:花房山、奥左:雷倉

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ズーム 左:白山、右:別山

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ズーム 冠山

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南方面(中央奥に伊吹山、左奥に揖斐川が見える)

 さて休憩もそこそこに下山ですが、さすがに道が良い?だけあってあっという間に降りていけます。途中で先の万歩計の方と再び遭い10分ほどお話をしましたが、1時間20分ほどで登山口に到着しました。(下写真)

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 ここからは長い元林道を歩くことになりますが、ヤブは無いので安心です。[わーい(嬉しい顔)]
結局トータルで7時間半も掛かってしまいました。(疲れました[あせあせ(飛び散る汗)])

 今回の反省点は、
 ・「古いガイドブックの記述を鵜呑みにするな」ですね。

登山経路はともかく、ヤブの状態や交通状態など数年で変わる可能性がありますね。

※五蛇池山は冬にリベンジしたいと思います。


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コメント 2

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joyclimb

古いガイドブックの登山道には要注意ですね。
by joyclimb (2009-11-30 21:07) 

おど

joyclimbさん、コメントありがとうございます。
この時の経験は、その後の登山で活きているので無駄ではないと思っています。 ちなみに「蕎麦粒山」と「五蛇池山」は、2~3月頃の残雪期に行こうかと考えています。

by おど (2009-12-01 08:13) 

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