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紅葉真っ盛りの荒島岳登山 [登山]

 延び延びになっていた『荒島岳』へ行ってきました。時期をずらしたおかけで紅葉が見ごろを迎えており、はっきりとしない天気でしたが満足した山行となりました。
 当初の予定では「下山コース」で登る予定でしたが、砂防ダム工事で通行止めとなっており通れないため、急遽「勝原コース」から登ることにしました。(※工事は、平成21年11月20日までと看板が出てましたが、その後にも工事が控えているかも知れないので土木事務所に確認した方が良いと思います)
 その為、登山開始が遅くなりましたが、ここ何回かの山行からすれば少ない高低差で短距離の行程となるため、問題とはなりませんでした。

荒島岳登山
勝原登山口~荒島岳~小荒島岳~中出登山口
日付2009年10月24日(土曜日)
場所福井県大野市
距離11.3Km (内、林道2.6Km)
累積標高+1352m -1325m
時間4時間05分
人数1名
行程・標高(赤字はGPSの実測)・時刻
09:40 350m勝原登山口 駐車場 出発
10:55 (01:15) 1174mシャクナゲ平
11:35 (00:40)1523.5m荒島岳 食事休憩
12:00 (00:25)1523.5m荒島岳 出発
12:35 (00:35) 1174mシャクナゲ平
12:50 (00:15)1186m小荒島岳
13:45 (00:55)372m中出 林道駐車場下


GPSの軌跡(黄色は予定、赤色は実測。天候のためか全体的に精度が悪いです)
091024_map.gif

  前日までの天気予報では快晴となっていたのですが、直前の予報であまり良くない予報となっていて、その通りに当日は朝から曇り空となっていました。
 「カドハラスキー場」の駐車場にある登山口にも、「下山登山道」の通行止めの看板がありました。(下写真)

 まずは、ゲレンデの間を抜けて砂利(石)の歩きにくい道を上がって行きます。途中から舗装された道となり、後ろを振り向くとススキの生えるゲレンデが見渡せました。(下写真)

 ゲレンデの上部まで登ると右へ曲がり、尾根へ取り付く急登の道となります。しばらくは急な登りを行くとリフト終点跡へと辿り着きました。
 ここからが本格的な山道となっています。 先へ進むと下山中の方から「この先にスズメバチがいるから注意して」と声をかけられました。 そう言えば登山口の看板の中に、”ゲレンデ終点から10分ほど登ったところにハチがたむろしている”と書かれていたのを思い出しました。
 耳をそばだてながら登山道を登っていくと、確かにハチの羽音が聞こえてきます。 ゆっくりと登っていくと4~5匹ほどの大きなハチが登山道の周りを飛び回っています。 しばらく観察をし威嚇の意思がないのを確認してから、刺激しないように通り過ぎました。
 問題なく通り過ぎると次第にまわりはブナ林となってきて、綺麗に色づいてきました。(下写真)

 また、高度が上がるにつれて木々の葉の色も濃くなっていきました。(下写真)

 次第に傾斜が緩み降下と再度の急登を登ると「シャクナゲ平」と呼ばれる分岐点へと到着しました。(下写真)

「シャクナゲ平」分岐点

「シャクナゲ平」の色づくナナカマド

 左へ折れると目的地の『荒島岳』となり、右に折れると『小荒島岳』へと向かいます。 左に折れると一旦鞍部へと降下して、その後岩場やクサリ場の急登となります。
 それらを登りきると目の前に『荒島岳』の山頂が見え始めました。(下写真)

 頂上に向かって進むとその山腹が綺麗に紅葉しているのが見えました。(下写真)

 最後の滑りやすい岩場を登りきると山頂に到着しました。(下写真)

 ここで遠くの山々を見ながらの昼食休憩としました。(下写真)

大野市の眺め

能郷白山方面(中央右奥)

展望(冠山方面)

荒島谷川(谷に砂防ダム工事のトラックが小さく見える)

白山と別山(左奥に霞む山)

勝山方面と小荒島岳(左手前の山)

 この日は天気はあまりよくありませんでしたが、風がなく蒸し暑く感じました。 頂上も標高が低いため寒くはなく居心地は良くゆっくりと休憩が取れました。(ほとんど疲れていませんでしたが・・・)

 休憩後は、頂上からの写真などを取ってから、予定通り「中出コース」へとゆっくり下山を開始しました。
「シャクナゲ平」までは行きと同じところを通ります。向かう途中、『小荒島岳』が良く見えました。(下写真)

 「シャクナゲ平」では、標識に従い分岐を直進します。 しばらく進むと目的の『小荒島岳』との分岐に到着しました。(下写真)

 そこから頂上までは1分と掛かりませんでした。(下写真)

『小荒島岳』頂上

『小荒島岳』から『荒島岳』を望む

 ひっそりと誰もいない『小荒島岳』の頂上から、しばらく周りの景色を眺めていました。 最後の景色を堪能し終わったら一気に下山を開始します。
 まずは、先ほどの分岐まで戻り後はひたすら高度を下げて行きます。 そして、『荒島岳』頂上から1時間半ほどで林道からの登山口へと到着しました。(下写真)

今回の反省点は、
 ・事前に登山道の通行確認をしないといけないと思いました。

次回は今のところ未定ですが、久しぶりに鈴鹿の山へ紅葉を見に行こうかと思っています。(天気次第で変更の可能性大)


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コメント 4

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山子路爺

こんにちは。
荒島岳は関東者にはなかなか行けない山ですネ。
きれいな紅葉ですネ。
by 山子路爺 (2009-10-25 14:35) 

joyclimb

シャクナゲ平付近の紅葉、とてもきれいです。
また、斜面に広がる紅葉もきれいですね!
by joyclimb (2009-10-25 18:46) 

おど

山子路爺さん、
荒島岳は、百名山だけあって各地からの登山者でいっぱいです。
 勝原の駐車場も色々なナンバーの車で満車状態でした。
by おど (2009-10-25 19:41) 

おど

joyclimbさん、
今回の紅葉は、去年から初めた登山で一番綺麗に見られました。
最近の、急な冷え込みのおかげかも知れませんが。
by おど (2009-10-25 19:53) 

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