[登山] 北アルプス 大天井岳日帰り登山 [登山]
今回も予定通り、北アルプス南東部の「大天井岳(おてんしょだけ)」へ一ノ沢からピストンで縦走しました。 梅雨の晴れ間で朝から日差しが照りつけ、前回同様、暑い中での登山となりましたが、期待通りの展望が見られ満足の行く登山となりました。
関連リンク2010年10月2日 [登山] 北アルプス 常念岳~蝶ヶ岳日帰り周回縦走
日付 | 2011年6月4日(土) | |
天気 | 晴れ | |
場所 | 長野県松本市安曇 | |
距離(推定) | 24.2Km | |
累積標高(推定) | +1998m -1998m | |
時間 | 9時間45分 | |
人数 | 1名 | |
撮影枚数 | 370枚+153枚(NEX-5) | |
登山難度 (A:安易~E:高度) | B(距離長し、残雪) | |
概略 | 常念小屋までは雪渓など注意。 それ以降の大天井岳までの稜線 とそこからの眺めは素晴らしい。 穂高・槍ヶ岳や北部の山々を見な がらの縦走は言う事なし。 | |
行程・標高・時刻(赤字は地図から算出) | ||
05:55 | 1230m | 一ノ沢駐車場 出発 |
06:10 (00:15) | 1323m | 一ノ沢登山口 |
08:30 (02:20) | 2466m | 常念乗越 |
09:10 (00:40) | 2702m | 横通岳付近 |
10:05 (00:55) | 2748m | 東天井岳付近 |
11:00 (00:55) | 2922m | 大天井岳 昼食休憩 |
11:45 (00:45) | 2922m | 大天井岳 出発 |
12:20 (00:35) | 2748m | 東天井岳付近 |
13:10 (00:50) | 2767m | 横通岳 |
13:40 (00:30) | 2455m | 常念小屋 (5分休憩) |
15:20 (01:40) | 1323m | 一ノ沢登山口 |
15:40 (00:20) | 1230m | 一ノ沢駐車場点 到着 |
GPS実績図(緑色が予定、赤色が実績) ※一ノ沢から常念乗越までの間で誤差大。
ルートラボ(テスト公開)
6時半の登山開始に間に合うように、今回も3時過ぎに出発しました。 伊那市付近を通過時は、鈍よりとした雲があり心配しましたが、長野自動車道へと入り松本へと出ると低い雲は残っていますが、青空が出ておりまずまずの天気です。
豊科ICで一般道へ出ると、県道495号線を西に向かって進んで行きます。 前方には「常念岳」や今から登る「横通岳」などが見えていました。(下写真)
県道25号線に右折して、「常念岳登山口」の看板に従って左折するとゴルフ場を通過して奥へと進んで行きます。 分岐が沢山ありますが、看板とカーナビに従って行きます。 ゲートが開いている一ノ沢林道へ入ると、後は駐車場まで一本道でした。(下写真)
この先にも路上駐車できるところはありますが、迷惑になるのでここに駐車して言ったほうが良いでしょう。 駐車場には既に10台近くの車が止まっており、準備中にも続々と入って来ていました。
出発の準備を整えると登山口へ向かって舗装された林道をテクテクと歩いていきます。 林道からは向かう「横通岳」が見えていました。(下写真)
1Kmほど歩くと登山口の施設(登山相談所・トイレ・水場)が見えてきました。(下写真)
この日は、先週登山を行わなかったからか体が固かったので、ここでよくほぐしてから出発しました。 まずは歩きやすい樹林帯の道を緩やかに登っていきます。 しばらく進むと「山の神」の鳥居と社が祀ってありました。(下写真)
ここから先も、明るくて気持ちの良い樹林帯を進んでいきます。 その途中に色々な花が咲いていました。(下写真)
特にコマヤマタカバミは、登山道の脇に白く可憐な花を沢山咲かせていました。(朝は蕾のが多かったのですが・・・) 細い沢沿いに登山道が付いているので、途中に「古池」と看板が掛かった池がありました。(下写真)
次第に道は細くなり、石が点在して歩きづらくなって来ました。 登山道が一ノ沢沿いになると、左に沢を見ながら進んでいきます。(下写真)
大滝と書かれた看板の立つ休憩の適所へ到着しますが、どこかに滝があるのでしょうか?(よく分かりませんでした・・・)(下写真)
この辺りから沢が広がり、木々の間から常念岳が見えてきました。(下写真)
更に奥へ進むと、「烏帽子沢」と書かれた看板の場所に到着しました。 ここで看板の矢印を真に受けて沢の奥へと進み掛けますが、どう見ても人の歩いた形跡が無いので後ろを振り返ると、沢を対岸に渡る橋があります・・・。(下写真)
橋を渡って一ノ沢沿いに復帰すると、この辺りから植生が変わり笹の間を抜ける明るい道を進んで行きます。(下写真)
地図上で笠原と書かれた手前と思われるところで、それまでは登山道に一切無かった雪が行くてを阻んでいました。 ここからは、雪渓の上を歩いて進む事になります。(下写真)
先行する方たちも、どこから取り付いて良いのか迷っているようです。 ここは踏み抜かないように前方の雪の上をよく見て、厚みの有りそうな場所を選んで渡って行きました。 すると橋が掛かっており、ここが笠原で間違いないようです。(下写真)
この先にも雪渓があり、そこへは藪を超えていかないといけそうもありません。(下写真)
帰路に解ったのですが、丸太橋を渡ってその先の赤テープが付いていた小さな沢道を進むと、上部の雪渓にたどり着けます。 そうとも知らず、薮道にも慣れてきているので、藪をかき分けて雪渓の末端に取り付きます。
ここから500m以上は雪渓の上を歩いていきます。 目印を頼りに雪渓の上を歩いていきますが、ツボ足ではグリップが効かず効率が悪いため、早めに軽アイゼン(6本歯)を装着しました。(下写真)
今回もここまで数人の登山者を抜いてきましたが、雪渓の先にはまだ2名ほどの人影が見えていました。 雪渓を一気に登って行くと、左に最終水場があり先はまだありますがロープで進入禁止となっています。 ここから先は夏道を登ることになりました。(下写真)
ここから先、岩場を登るとすぐに落石注意の看板がある細いトラバースを経て、その先からは雪のつづら折れの道となっていました。 また、常念小屋の方と思われる方達が、途中の木をチェーンソーで切ったり、登山道の脇にロープを設置したり整備を行っていました。 その脇を通していただき、最後の急登を「常念乗越」へと登っていきます。(下写真)
雪の急登となっていますが、小屋の方が足場を階段状に切ったり、雪のトラバース道も削って通りやすくしてあるので、アイゼン無しでも問題ありませんでした。(ピッケルは装備)
次第に前方が明るくなってきて、左手の林の奥から「常念岳」が間近に聳え立つのが見えてきました。(下写真)
そして乗越手前の雪の急斜面を登って行くと、視界が開け「常念乗越」へ到着しました。(下写真)
左手に目をやると、すぐそこに「常念岳」が見えますが400m近い標高差があるので、少なくとも往復1時間は掛かるでしょうか。(下写真)
穂高や槍ヶ岳の展望も素晴らしいのですが、残念ながらここからはその全体が良く見えません。(下写真)
ここからが本番となるため、休憩なしで「横通岳」へと向かい急な登りへ取り付きます。(下写真)
まずは雪の樹林帯へ入って行きます。 道が分かりづらく、下山者の足跡がありましたが、あまりあてにできそうもありません。 樹林を避けて東の稜線沿いへ出ますが、その先はハイマツ帯となりヤブコギとなります。 左に登山道がありそうなので、ハイマツをかき分けて何とか復帰しました。(下写真)
樹林帯を抜けると雪は無くなり、ハイマツとガレ場の登りとなりました。(下写真)
徐々に標高が上がるにつれて、展望が開けてきました。 後ろを振り返ってみると、遠くに「浅間山」や「八ヶ岳」や「南アルプス」、それに「富士山」などが見えていました。(下写真)
手前のピークを越えると、今から縦走する道の全容が見えてきました。(下写真)
「横通岳」は三角点があるので帰りに寄ることにして、取り敢えずトラバース道を進みます。 歩きやすい道が続きますが、途中からガレ場となるので足場に注意しながら岩を飛んで進んで行きました。(下写真)
「横通岳」を越えると、次に向かう「東天井岳」と登山道の様子が見えてきました。(下写真)
大天井岳への道(中央奥に「大天井岳」、手前右が「東天井岳」)
この手の景色が見たいがために登山をやっているような物なので、良い天気と歩きやすい道とで疲れも忘れ、ルンルン気分(死語?)で歩いていきます。(下写真)
ハイマツを抜けていくと、彼方此方に「廃道通行禁止」の看板が立ってロープが張られています。 山頂を巻くようにトラバースして行きますが、山頂直下から雪道となり、念のため手前でアイゼンを履いて行きます。(下写真)
登り始めが急斜面なので、ピッケルとアイゼンにキックステップで登っていきますが、冬からもっと深い雪の急斜面を経験しているので、問題とはなりません。
「東天井岳」直下の鞍部に辿り着くと、それまで邪魔していた手前の山がなくなり「大天井岳」の全景と、その奥にある西から北の北アルプスの山々が見えてきました。 また、この辺りからは「槍ヶ岳」が間近に見えます。(下写真)
大天井岳への稜線(左奥に「双六岳」「赤岳」「黒部五郎岳」「鷲羽岳」「水晶岳」など)
声がするのでそちらを見ると、2名の登山者が東天井岳のカールの雪渓を下に降りようとしているのが確認できました。 帰ってきてから地図で調べると、下の一ノ俣谷沿いに降りていくと、常念小屋からの下山路と合流するようですが・・・。(廃道ではないのか?)
ここまで登ると後は、緩やかに山頂まで登っていくだけとなります。 今回は思いのほか疲れが出ていますが、ここで気合を入れ直して最後の斜面を登っていきます。 小屋と山頂が近づいて来ると、山頂にいる沢山の人影が見えてきました。(下写真)
程なく「大天荘(だいてんそう)」へ到着しました。(下写真)
ここからの「槍ヶ岳」へもいつかは行ってみたいなと思いながら、山荘の右脇から山頂へと登っていきます。 丁度、山頂から登山者が5名降りて来たため、挨拶を交わしつつ誰もいなくなった頂上へ到着しました。(下写真)
「大天井岳」からの360度の展望は期待以上の素晴らしさで、午前中の澄んだ空の元で、期待していた「槍ヶ岳」や「穂高連峰」は元より、遠く「立山」や「劔岳」、それにまだ行ったことのない「白馬岳」や「鹿島槍ヶ岳」などが見えていました。(下写真)
高瀬ダム方面(左から「立山」「劔岳」「仙人山」「黒部別山」「針ノ木岳」「蓮華岳」など)
ここで予定通りの昼食休憩として、槍ヶ岳方面を眺めながらの食事としました。 この日は、朝から暖かく山頂での予想気温も高めの予報だったため、前回の「小河内岳」の時と同じように、上着は薄手の夏用シャツとベストだけでした。 しかし、思ったとおり気温が上がり、山頂での温度計は14度を指しています・・・。
風も、それほど強くはなく多少肌寒く感じる程度で、食事中も快適に過ごせました。 また、登ってからは登山者は誰も来ないため、一人でゆっくりと山頂からの景色を楽しめました。
休憩後は、往路を戻って行くことにします。 小屋まで戻ると、先ほどすれ違った方達が休憩していましたが、小屋(7月1日まで冬季避難小屋のみ)に宿泊していくのでしょうか?
また、この時間になって前方(常念方面)から単独の登山者が登ってきてすれ違いました。(この人も小屋泊?、それとも今から燕まで?)
「東天井岳」をトラバースする道へと来ましたが、ここから上のピークへ登ろうかと思い道を探しますが、見当たりません。 どうにか行けないかとザレた斜面を登ろうとしますが、足場が脆く登るには相当な労力が必要となりそうでした。
山頂はすぐそこに見えていますが、ここは登ったことにして(笑)三角点もないので諦めました。(雪の斜面を登りつめればいけるのでしょうが、ここからは遠回りとなります・・・)
結局トラバースして、山頂への道がある「横通岳」へと向かいます。 時間があれば、「常念岳」へ登ろうかとも思っていましたが、この日の体調と気温の上昇、それに肝心の時間が足りないので、今回は諦めて「横通岳」への緩やかな斜面の道跡を辿って山頂へと向かいました。 しかし、思ったよりも楽に登れるため、気がつくと山頂手前の稜線にたどり着きました。(下写真)
岩場とハイマツを抜けて進んでいくと、ケルンと三角点のある「横通岳」の頂上へ到着しました。(下写真)
ここからも薄い道は続いており、尾根沿いに下って行くと登山道へ合流しました。 その途中で、常念小屋と「常念岳」が見えてきました。(下写真)
午後に入って予報通り雲が多くなってきましたが、まだ陽が射して暖かな陽気です。(帰ってから、この日の気温の傾向を見ると14時ぐらいが最高気温のようです) ここから先は、標高が低くなる一方なので注意が必要でしょう。
樹林帯の腐りだした雪に多少手間取りますが、小屋へ到着すると10名ほどの登山者が思い思いに休憩したり、宿泊の準備をしていました。 ここのベンチで座りながら、最後の休憩と水分補給をすると下山へと向かいます。(下写真)
下りなのでいつもの様に強気で斜面を下っていきますが、途中のステップが切ってある所では、崩すと登りの人には迷惑となるため、ステップが深くなるように踵で踏み固めながら降りていきます。
程なく、雪渓上部の最終水場へ到着しますが、ここで顔を洗ってさっぱりしてから喉を潤して行きました。 ここからは行きと同様、雪渓を踏み抜かないよう注意しながら、大胆にグリセードしながら一気に下って行きました。(雪が腐って思ったようには滑りませんが・・・)
雪渓の末端からは、登山道に復帰して跡はひたすら道を下って行くだけなので楽なはずです・・・。 しかし、この日は疲れが多く思ったように降りていけないため、無理せずに多少遅めに降りていきました。 また、道の途中から岩が多く、早足では思ったように降りていけません。
結局、乗越から1時40分で登山口に到着しました。 ここでトイレに寄り、水場でサッパリすると、駐車場へ向かって暑い車道を戻っていきました。
今回の反省点は、
・特にありません。
体調のせいか寝不足(よく寝れた方なのですが・・・)なのか、登り始めてすぐに疲れが出てきたので、体調を整えようかと思います。(めまいは相変わらずですが・・・)
次回は、また週末の天気は思わしくないようなので、鈴鹿の山へお花見(この時期、何が見られますかねぇ)へ行こうかと思っていますが、そろそろヒルに注意が必要でしょうか・・・。
今晩は。
コリャマタ、長丁場ですなぁ。
梅雨の貴重な晴れ間を美味く使いましたねぇ。
こういうのに出くわすと、まったく嬉しくなっちゃいます。
槍穂の写真を見ていると、わくわくしていきたくなります。
by 山子路爺 (2011-06-05 23:02)
いうことなしの登山、感無量とのことですね。
勿論夏山ですが、単独で槍のてっぺんに立ったのが信じられません。
いつも思うのですが、
登山の時の睡眠時間は4-5じかんはとっているのでしょうか
400m登って戻るのが1時間、さすがです(笑)
by ももこ (2011-06-06 01:34)
おはようございます。どの写真を見ても青空が綺麗ですね、良い天気に恵まれた登山となりましたね。それにしても目眩が気になります!!
by シラネアオイ (2011-06-06 06:07)
羨ましいぐらいの展望と青空景観独り占めの感じでしょうか
お疲れ様でした。
by g_g (2011-06-06 06:38)
おはようございます^^
登頂、おめでとうございます~~~ なんとも羨ましい~です。
まだ雪がかなり残っていますね。今年何とか、このあたり頑張りたいです。
お天気がいいのが何より素晴らしい。富士山まで見えたのですね。
by mimimomo (2011-06-06 06:46)
お疲れ様でした!絶景中の絶景ですね。
しかも頂上を独占したとか。気分も最高
だったに違いありません!帰り際の最後の
水場で顔を洗った時も最高だったろうな。
水のおみやげってとても重いけど、そのまま
飲んだり、コーヒーにしたり楽しめますね。
by ken_trekking (2011-06-06 08:06)
10時間近く歩かれて、運転して帰ってくる・・・凄すぎです。
実物をこの目で見てみたい・・・とは思いますが・・・無理だな(^^;;
by achami (2011-06-06 11:30)
梅雨の晴れ間で素晴らしい眺望が見られましたね。
槍穂、剣を見ながらの歩きは気持ち良さが伝わってきます。
雪渓の登りは疲れますが、下りは快適だったのでは・・・。
話は変わりますが、先日GPSを購入しました。たぶん、おどさんと同機種と思います。カシミールとの通信はうまく行きましたが、ルートラボに投稿するためには*.tcx形式にしないといけないようです。そのためtraining centerをインストールしましたが、デバイスを認識してくれません。なにかテクニックが必要でしょうか?お分かりであれば教えてください。
by tochimochi (2011-06-06 12:29)
山子路爺さん、コメントありがとうございます。
今回は久しぶりに疲れ果てました・・・。(苦笑) 登山中は兎も角、帰ってきてからも筋肉痛が出て今も違和感あります。 一週間休んだだけですが、登山をしないと体調悪くなる体になってました。(笑)
槍にもそろそろ登りたいのですが、花が咲き乱れたところを見たいので時期と天候を見計らってですね。
ももこさん、コメントありがとうございます。
感無量でした。 といっても、前回・前々回の登山も景色は良かったので、それと比較すれば多少といったところで、贅沢ですね。(笑) 登山前の睡眠時間ですが、最近は前々日によく寝ることにしています。 前日も早く(といっても出発の6時間前)に寝ますが、今だに興奮して寝付きが悪いです。(子供ですね・・・ 笑)
シラネアオイさん、コメントありがとうございます。
残雪に強い太陽の照りつけ、それに澄み渡った高い青空と、目には悪いのですが最高の天気ですね。 めまいは、メニエール症候群だと思います。
g_gさん、コメントありがとうございます。
この日はたくさんの登山者がいましたから独り占めと言うほどでは無いのでしょうが、大天井岳の頂上は誰もいない時間に登れてラッキーでした。
mimimomoさん、コメントありがとうございます。
雪は多そうに見えますが、稜線沿いの雪はほとんど溶けていますし、後は雪渓などに沢山のこっているだけですね。 この辺りでは、「燕岳」へ登りたいと思っています。
by おど (2011-06-06 12:47)
ken_trekkingさん、コメントありがとうございます。
穂高と槍の展望を見ながら歩けるところで、いいところですね。 暑いとは言え、まだ春山なので汗はそれほどかきませんでしたが、水場で顔を洗うのは最高の気分です。
achamiさん、コメントありがとうございます。
帰りはおもったよりも疲れませんでしたが、途中で一回は眠くなるので注意してます。(それを超えると、眠気は無くなりますね)
by おど (2011-06-06 12:50)
tochimochiさん、コメントありがとうございます。
梅雨の晴れ間と言うこともあって、スカっとは晴れませんでしたが、この時期としては満足いく天気になりましたね。 雪渓は登りも下りもそれほど疲れませんでした。 常念小屋でまえの、雪の急登は登山道沿いに行ったので、つづら折れの道で長く感じましたが・・・。
GPS買いましたか。 基本的な使い方は覚えてもらうとして、WEBへの持って行き方ですが、以下の様にしています。
0. Googleなどで"GPSBabel"と言うツールを探してダウンロードし事前にインストール。(但し、Windows用のみか?)
1. カシミール3Dに取り込み、必要に応じて加工。(標準でOK。別の方法もあり:後記)
2. トラックデータを選択して、右クリックで「トラックの操作」→「ファイルへ書き出し」を実行。(トラック一覧から、選択して「ファイルへ書き出し」でも可)
3. ファイル名の選択で、ファイルの種類に”GPX”を選択し名前を適当に付けて保存。(名前は、日付にすると後で便利ですね 例."20110604_大天井岳.GPX")
4. 0.でインストールしたGPSBabelを起動。
5. InputとOutput両方共Formatを"GPX XML"を選択。
6. Filtersボタンを押して、"Routes & Tracks"にだけチェックを入れて、右の"Simplity"にチェックし、"Limit To"の値を保存したいポイントにする。(GoogleMapの場合は300程度、ルートマップはまだ不明ですが、大天井岳の場合は800に設定)
7. OKで保存。
8. "Translation Option"で"Tracks"だけにチェック。
9. Inputの"File Name"に、3.で保存したファイル名を選択。
10. Outputの"File Name"に、適当な名前を設定する。(例."20110604_大天井岳_Up用.GPX")
11. WEB上の各種サービス上のインポート機能で、10.で保存したファイルを選択し保存。
この方法で、GPSのトラック(軌道)データの点数を間引きしたものがアップされます。 尚、同じGPS(GARMIN VISTA HCx)をお使いなら、「軌跡」の「設定」で記録方法を"自動"の"低"がオススメです。(これ以外では、データ量が多すぎて内部メモリがすぐに一杯になってしまいます。 但し、この場合もGPSのUSB接続方法を「メニュー設定」→「インターフェース」→「USB Mass Strage」を選択すると、コンピュータからUSBメモリとして見えるようになり、日付単位のファイルが保存されているので、それをコピーすればmicroSDカードに入る分は保証されています。 このファイルをカシミールに取り込む時は、「GPS各種ファイルを読む」で取り込んでください。)
※これ以外にも質問があればコメントにでも書いてください。 知りたい方が沢山いるようでしたら、別途ブログの記事としますよ。(笑)
by おど (2011-06-06 19:25)
併し残雪残る雪山をよくそんなに歩けますね。
途中にも良い所がありますね。景色を眺めながら歩くのも楽しいでしょう。
by 旅爺さん (2011-06-06 20:44)
ちょっと! 一の沢~常念乗越 登り2:20、下り01:40?
信じられません。 (@_@;) (笑)
展望にも恵まれ、良かったですね。 !(^^)!
下山時での配慮、立派ですね。 私も心がけていますが、疲れてくるとそんな余裕はなし。;; 同日、残雪の☂飾山へ行きましたが、疲労困憊(完敗)です。
by Jetstream777 (2011-06-06 21:06)
常念小屋も大天井岳も昨夏に訪れましたので、懐かしく記事を拝読しました。しかし、雪が残っていると全く違った風景になりますね。
それにしても、驚異的なペースに改めて脱帽ですよ。一ノ沢登山口から常念小屋まで2時間20分とは!!!私は、夏の歩き易い道で3時間掛かりましたが、それでも自分としては結構良いペースだったのですが…。こりゃ、このコースは私には無理そうです。あるいは、12時間くらい掛ければなんとかなるかなぁ…その考えはやっぱり危険かなぁ…。
by makiwarikun (2011-06-06 21:13)
言葉にならないほどの光景です~~
素晴らしい!
それにしても目まいはあいかわらずとのこと。
大丈夫でしょうか。一度お医者様に相談されてはいかがでしょうか。。。
by よしころん (2011-06-06 21:56)
綺麗ですよね
いつまでもみてしまいました
常念岳は行ったことがないし大天井岳もいったことがありません
これから行くのに参考になりますね
けど日帰りはいつも尊敬です
憧れです
頑張りますね^^
by ひろたん (2011-06-06 23:03)
カシミールだけでもルートラボ用のファイルが作成できるのですね。
無事投稿できました。ありがとうございました。
by tochimochi (2011-06-06 23:23)
旅爺さん、コメントありがとうございます。
今回のコースでは、9割方夏道が出ていたので楽でした。 この時期は日に日に雪が溶けてなくなっていくので、6月下旬にはほとんどの道は普通に歩けると思いますよ。
Jetstream777さん、コメントありがとうございます。
今回ペースが上がりませんでした。 早いと言っていただけると心強いです。(苦笑) 下山時、疲れているのでダラダラと降りてしまいますが、それをやると後で筋肉痛が出ますね。
makiwarikunさん、コメントありがとうございます。
去年、一の沢から登られていたのですね。(記事読みました) 今回ザックを軽めにしたのですが、それでも序盤から疲れが出たので、もっと重量を掛けて負荷をかけた登山も行わないと駄目ですねぇ。
来週か再来週には黒戸尾根へ行きたいので、もっと体調を整えておきましょうね。
よしころんさん、コメントありがとうございます。
ほんとにこの景色を見ていると、口が緩んできますね。 めまいは登山中(運動中)は多少改善されるので、自然に治るのをひたすら待っていますが・・・。
ひろたんさん、コメントありがとうございます。
常念山脈は、関東方面からは比較的アクセスいいのですが、関西・東海からは大回りですが、名古屋からであれば2時間半から3時間で到着しますね。(走行距離220Km前後でした) 無理に日帰りする必要は無いのでしょうが、早く帰って家でユックリと静養したいので・・・。
tochimochiさん、コメントありがとうございます。
無事投稿できましたか。 また質問あれば言ってください。
by おど (2011-06-07 12:38)
もう北アルプスに行ったんですね
天気が良くて絶景ですね いいな
早く梅雨が明けて、アルプスに行きたいな
鈴鹿の山、今の時期はあまり登ったことがないのでわからないな
by tina (2011-06-07 20:35)
tinaさん、コメントありがとうございます。
今年2回目の北アルプスですね。 天気は快晴とは行きませんでしたが、強い日差しだったので、雲が多少合って助かりました。 今年の梅雨は長引きそうな気配なので、まだ暫くは雨が多そうですね。 今週末は、結局雨のようなのでどこへ行こうかまだ悩んでます。(鈴鹿にするつもりですが・・・)
by おど (2011-06-07 21:33)
北アルプスのゼブラ模様は最盛期のようですね。
しかし、速い・・・。
自分も、GPS貯金がもうすぐ目標に達しそうなんですが、カシミールでさえ使ったことは無く、凄く不安です。^^;
by のら人 (2011-06-07 21:37)
400m近い標高差の往復1時間、とても速いです!
自分の場合は400m登るのに約1時間かかります^^;
稜線上からの周囲の山々の眺め、雲海に浮から南アルプスなど、
とても素晴らしいです!
まだ登っていない山が青空のもとで見られると、登山意欲がわいてきますね。
by joyclimb (2011-06-08 00:56)
これだけの体力、脚力があれば、ほとんどの山が日帰り可能になりますよ。凄すぎます!それに経験豊富だし、怖い者無しですね。
しっかし綺麗な景色ですねえ・・・・・溜息、溜息、溜息です。何だかんだと言ってもうやっぱ槍は絵になりますね。他の山から槍・穂高が見えると嬉しくなりますよ。それも間近で見たらルンルン気分(エー!死語なんですか!バンバン使ってますが)ですよ。良い写真見せて頂きました!
by Terry (2011-06-08 16:12)
のら人さん、コメントありがとうございます。
雪もだいぶ溶けてきましたね。 GPSどんなの買う予定なのでしょうか?
joyclimbさん、コメントありがとうございます。
400mの登りと行っても、水平移動距離に左右されますからねぇ。 常念へはそれ程急登と言うわけでは無いので、登り40分下り20分で見ています。()下りは15分でもいけそうですが・・・)
雲海の上から、遠くの高い山が見えるのも綺麗で好きです。
Terryさん、コメントありがとうございます。
どんな山も日帰りはチョット言い過ぎですよ。(笑) 流石に、北アルプスや南アルプスの深い山では、一泊しないと中々難しいですね。
今週末は生憎の雨の予報ですが、また来週に期待してバンバン景色の良い山に登りたいですね。
by おど (2011-06-08 21:23)
こんばんは。
拙ブログにコメントをいただきありがとうございます。
白っぽいウェアを着ていらっしゃいませんでしたか(違っておりましたらごめんなさい)。燕から縦走されてきたのかな?と思って眺めておりました。
写真、どれも素敵ですね。同じ景色を見ているはずなのですがとっても新鮮でした。視点が違うのは面白いですね。
また訪問させていただきますね☆
by kana-cat (2011-06-08 21:43)
kana-catさん、ご訪問とコメントありがとうございます。
ウェアは、記事中にも書いてありますが、青白の薄手のシャツに袖なしのベスト(薄い灰色)でしたから、白っぽい服装で間違いありませんね。
燕岳までは余裕で行けたのでしょうが、自家用車なのでこの日もピストンでしたよ。 今後ともよろしくお願いします。
by おど (2011-06-09 12:34)
アンテナの生えている62かタッチパネルで悩んでいます。^^;
編集&ブログ用より、実際に道の無い山で衛星を拾うことが出来る物が望ましいです。どっちが良いのでしょうか?
by のら人 (2011-06-09 18:55)
大天井岳の頂上からの360度のパノラマ、すばらしいですね。私も数年前、夏の朝、ここからの眺望を楽しみました。
by テリー (2011-06-09 21:16)
ご無沙汰しております。。。
この時期泊りなら僕にも行けそうです^^
常念乗越から常念岳山頂まで往復1時間の見積もりとは、いかにポテンシャルが違うかわかりますね。。。
僕なら2時間弱はかかりそうです^^;
一度通ったことのあるルートですが、横通岳のトラバース道は気持ちがいいですよね♪
めまい、気になりますねぇ。
by fukusuke (2011-06-09 23:41)
車で行くと行った道を戻るのが辛いですね。
同じ所は通らないようにしてるんでしょうね?。
by 旅爺さん (2011-06-10 20:34)
のら人さん、コメントありがとうございます。
GPSは、軽量でコンパクトのほうが良いと思いますよ。 機能も重要ですが、頻繁に見ることになりかねないので(と言うより、遭難前に確認が基本ですね)すぐに出せる持ち方が基本だと思います。(ひとによって違うでしょうが、自分は専用ケースで、ベルトやザックの腰紐にぶら下げてます)
自分としては、藪山にも入るためタッチパネルは、壊れそうなで・・・。(冬の厚手の手袋とかの場合も不便そうですしね) 電波に関しては、2台とも触ったこと無いので分かりませんが、アンテナ付きの方が感度が良さそうに思えますが・・・。
テリーさん、コメントありがとうございます。
大天荘へお泊りになったのでしょうか。 しかし、大天井岳からの眺めは素晴らしいですね。
fukusukeさん、コメントありがとうございます。
この日は常念岳への日帰りの方が多かったようです。 お泊りの方もテントが多かったように思います。(皆さん重装備でしたね)
来年の夏の縦走は、今回通った所から槍ヶ岳へ行って高瀬ダム方面を周回しようかと計画していますが・・・。(来年の夏ですからまだまだ先ですね 笑)
旅爺さん、コメントありがとうございます。
新しく取り入れたルートラボの再生ボタンを押していただければ、コース取りがわかると思いますが、完全なピストンですよ。
by おど (2011-06-10 20:53)
ご返答ありがとうございました。
アンテナ付きですかね。でも軽量コンパクトを良しとするなら、おどさんと同じビスタですか。 安いものじゃないので、かなり迷います。(苦笑)
by のら人 (2011-06-12 14:33)
のら人さん、
こんな事を書いたからではないでしょうが、先日の登山でGPSを強打して液晶が壊れてしまいました・・・。(泣) 急遽、62SJをネットで購入しましたが、液晶も修理して山域によって使い分けようかと思っています。 安い買い物ではないのですが、GPSが壊れた時の精神的なショックと不安に比べれば安い買い物だと思っていますよ。(しかし、痛い出費ですが)
by おど (2011-06-13 07:21)