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[登山] 静岡県 千葉山と城山・高尾山・高根山縦走登山 [登山]

 年の瀬も迫ってきていますが、今回は2013年の締めくくりとして、静岡県の「千葉山(ちばさん)」と、藤枝市の「城山(しろやま/じょうやま)」から「高尾山(たかおさん)」と「高根山(たかねさん)」を縦走しました。
 抜けるような青空の元、誰もいない山を巡ることが出来ました。 また、お寺や神社など名所廻りも出来て、最後にふさわしい山行となりました。

高根山からの展望(千葉山:中央奥、城山:左2つのピーク鞍部、高尾山:左)

静岡県
千葉山と城山・高尾山・高根山
縦走登山
日付2013年12月29日(日)
天気快晴(午後風強く)
場所① 静岡県島田市相賀 ~ 千葉
② 静岡県藤枝市滝沢 ~ 瀬戸ノ谷
距離① 06.9Km
② 16.4Km
累積標高① +0638m -0405m
② +1393m -1061m
時間① 02時間05分
② 05時間30分
人数1名
撮影枚数806枚 (FUJIFILM FinePix XP200)
018枚 (SONY DSC-TX300V)
091枚 (Panasonic DMC-GM1)
000枚 (NEX-5)
登山難度
(A:安易~E:高度)
① A(ハイキングコース)
② B(距離長い)
概略 
行程・標高・距離・時刻(赤字はGPSの実績)
① 千葉山
08:0078m0.0Km千葉山登山口 出発
08:20 (00:20)295.9m1.1Km295.9三角点
09:00 (00:40)315m4.0Kmどうだん原
09:15 (00:15)376m4.8Kmペンションどうだん
09:37 (00:22)490m5.7Km奥ノ院(周辺散策)
09:47 (00:10)496m6.1Km千葉山山頂
10:00 (00:13)355m6.7Km智満寺
10:05 (00:05)308m6.9Km智満寺駐車場(車で移動)
② 城山・高尾山・高根山
10:45100m0.0Km滝口
11:25 (00:40)380.5m2.1Km城山
12:35 (01:10)600m6.1Km中里コース合流
12:45 (00:10)675m6.6Km高尾山 昼食休憩
13:00 (00:15)675m6.7Km高尾山 出発
13:40 (00:40)423m9.2Km鼻崎の大杉
14:15 (00:35)720m11.3Km高根白山神社(7分散策)
14:40 (00:25)871m12.1Km高根山山頂 休憩
15:00 (00:20)871m12.1Km高根山山頂 出発
15:20 (00:20)689m12.9Km芋穴所のマルカシ
15:40 (00:20)486m14.0Km車道出合
15:50 (00:10)406m14.9Km宇嶺の滝 (10分見学)
16:20 (00:30)423m16.4Km鼻崎の大杉(車合流)

ルートラボ①

ルートラボ②

実績コース①(緑色は予定、赤色が実績)
20131229A_map.jpg

実績コース②(緑色は予定、赤色が実績)
20131229B_map.jpg

※年末で時間がないので、今回は写真中心でお送りします。

 当初は近場の山へ行く予定でしたが、雪の量が多く天気も悪い予報となったので、天気が期待できる静岡県の山へ行くことにしました。 しかし、前回の山域で雪は堪能しているのと、じっくりと歩きたいと思い暖かな低山へ登ることにしました。

① 千葉山(智満寺:ちまんじ)

 自宅から登山口までは、2時間弱と見て5時半に出発しました。 今回も登り口と降り口が違うため同乗者と二人で向かいます。 予定より遅れて8時前に到着しますが、当初駐車を予定していた所が工事中の為、新東名の高架下を越えた先に駐車して行きます。(下写真)

高架近くの駐車地

 準備をして早速登山口のある高速の高架下へと向かいました。 工事現場の中にある登山口と思われる階段を見つけると、千葉山ハイキングコースの看板がありました。(下写真)

高架下は工事中・・・

ここからスタート

 まずは階段を登って行くと、広場となっていて供養塔が立っていました。(下写真)

供養塔

 ここから一旦車道に出ると、向かいの斜面にハイキングコースの続きがあります。(下写真)

ハイキングコースを進む

 今回は、後半に長距離コースが控えているので、何時もより2割増ペースを上げて一気に登って行きました。(下写真)

一気に登る

山道となる

 暫く登ると、右手から別コースの道が合流します。 (下写真)

分岐

 その先で笹の斜面を登るプラスチック製の階段となりペースが落ちますが、後方の展望が開けます。(下写真)

笹原の階段

展望が開ける1

展望が開ける2

 ここを登り切ると広場に出て、南方向が切り払われて展望が望めました。(下写真)

295.9m三角点の広場

広場からの展望(大井川)

 展望を眺めた所で、来た道を左に90度曲がった尾根へと続く植林帯の道に入っていきます。 (下写真)

植林帯に入る

ハイキングコースの標識

 一旦下りとなりますが、その途中前方に千葉山の山頂が見えてきました。 また、右手奥には富士山も頭を覗かせています。(下写真)

千葉山(中央)を望む

富士山が

富士山アップ

 ここからは高低差の少ない稜線沿いの道となり、歩くスピードも上がります。(下写真)

歩きやすい道は続く

 時々左右の展望が開き、近くの山々が望めます。(下写真)

栗ヶ岳の茶の字

南東方面

 途中、古い参拝道の名残か掘り込まれた道を進んでいきます。(下写真)

掘り込まれた道を歩く

 二股に道が分かれていますが、より高みへとピークに向かいました。(左右どちらでも、すぐに合流します)

二股

 この日は冷え込んで氷点下の朝を迎えていました。 しかし、この時間ともなると日差しを受けると暖かく感じられます。(下写真)

日が差すと暖かい

相賀集落(左奥は経塚山)

 再度下からの道と合流しますが、千葉山へと向かい直進して行きます。(下写真)

三叉路

 所々でお地蔵様が置かれていました。(下写真)

お地蔵様

 出発して1時間ほどで「どうだん原」に到着しました。 この季節は、紅葉も終わり見るものはありませんが、ドウダンツツジの咲く季節には見どころの一つでしょう。(下写真)

どうだん原に到着

どうだん原からの眺め

 ここにはトイレもあるので、軽く休憩していきます。(下写真)

どうだん原(右手はトイレ)

 その先で林道と合流し、直進する後畑コースの標識がありますが、踏み跡は薄く道も荒れていました。(下写真)

後畑コースは荒れている

 その林道は通らずに、左上へと続くハイキングコースを進んでいきます。(下写真)

林道との分岐

 樹林帯となり、ピークの左斜面が落石注意となった所をトラバースしていきます。(下写真)

植林帯を進む

 ここにもお地蔵様がありますが、良く見ると番号が降られています。(下写真)

24番と書かれている

 程なく前方に建物が見えてきました。 道中にあるペンションの裏手に出てきたようです。(下写真)

ペンションの裏手に

 正面に廻ると年末で営業していないのか、静まり返っていました。(下写真)

ペンションどうだん(中にワンちゃんが)

 ペンションの脇からの眺めは素晴らしく、南方面がくまなく望めます。(下写真)

ペンションどうだんからの眺め1

ペンションどうだんからの眺め2

 この先に林道を渡る吊り橋がありますが、ロープが張られて通行止めとなっています・・・。 迂回路と書かれた林道左手の先に、ハイキングコースが続いていました。(下写真)

ここから復帰

吊り橋は通行止め(近々撤去か)

 ここから階段を登って行くと、展望台跡へ出てきました。 展望台は老朽化で撤去されて更地となっていますが、吊り橋も老朽化でしょうか。(下写真)

展望台跡(今は東屋とベンチだけ)

高山(右)と経塚山(左)を望む

歩いてきた尾根

伊豆半島も良く見える

 東屋裏手の水槽脇から、千葉山(智満寺:ちまんじ)へと向かいます。(下写真)

水タンクの横から進む

 少し奥に入ると三叉路となり、右下は智満寺に、直進は後畑となっています。 暫くどちらに向かうか悩みますが、後畑(直進)へと進むと、右手に「奥ノ院」と書かれた標識がありました。(下写真)

智満寺と後畑との分岐

後畑方面の途中から奥ノ院へ

 そちらへ入って行くと、急登となり倒木も邪魔していますが、道はしっかりと続いています。(下写真)

急登となる

 程なく尾根道に出て、ここからは普通の登りとなりました。(下写真)

尾根道となる

 山頂に近づくのに従って、太い幹の杉の木が見られ出しました。 途中、大きな倒木が行く手を遮ります。(下写真)

巨木が多い(倒壊していた)

 そして、ここの見どころの一つとなる「十本杉」が現れました。(下写真)

つねたね杉

つねたね杉(上部)

 一つづつ見て回りますが、写真では中々大きさは伝わりません。(下写真)

雷杉

 奥ノ院の建物が立っているので、ここで参拝をして行きます。(下写真)

奥ノ院で参拝

 その後も残りの杉を見て回る周回コースを歩きますが、思ったよりも高低差があります・・・。(下写真)

開山杉

大杉

達磨杉

杉の配置図

もっそう杉

一本杉

一本杉(上部)

つねもろ杉

 ひと通り見たところで、山頂へ登ります。(下写真)

千葉山山頂

 ここから「智満寺」へと下りますが、その道中にも杉の木(既に倒木)がありす。 また、ここでこの日初めてとなる登山者?とすれ違いました。(下写真)

こもち杉は倒木

竹林を下山

 お寺へと下り、境内が見下ろせるところへと来ました。 このお寺の建物は古くからの物なのか、屋根は茅葺きとなっていました。 しかも、その茅に木が芽を出して生えています・・・。(下写真)

薬師堂の茅葺屋根(木が生えている)

 境内に降りて行くと、年の瀬にも関わらず参拝者がいました。(下写真)

境内の様子(本殿や鐘つき堂)

智満寺の十本杉

 仁王門をくぐって駐車場へと降りていきます。(下写真)

仁王門1

仁王門2

千葉山 智満寺

 駐車場には2時間後に合流予定としていた同乗者が待っています。(ほぼ予定通り)

② 城山・高尾山・高根山

 当初の計画では、ここから次の山の登山口まで歩いて下山予定でした。 しかし、出発が遅れたのと、もともと時間的(日が短い)には厳しい行程だったので、ズルをして車で向かいます。
 先ほど通過したペンションどうだんへと向かい、そこからは後畑へと狭い道(対向車がきて大変でした)を下ります。 県道81号線へ出ると、右折して滝沢へと向かいます。 ここも狭い峠道となっており、対向車のすれ違いに苦労しました。 しかし、登山口にセットしたカーナビの設定が失敗していて、最終目的地へと向かってしまいました。
 途中で気がついて、来た道を戻ります。 そして予定していた登山開始地点に到着すると、ザックを背負い出発しました。(下写真)

滝ノ谷川を渡った所からスタート

城山は超低山だが・・・

城山に向かって歩く

 車道を奥へと進むと、分岐で右手の狭い林道(作業道)へと入っていきます。(下写真)

作業道に

 すぐにつづら折れの道となり、茶畑の間を登って行きました。(下写真)

茶畑の間を進む

茶畑上部からの眺め(右端が千葉山)

 暫くは他ゃ畑を登っていきますが、当初予定していたコースを間違えて茶畑の末端へと入り込んでしまいます・・・。(下写真)

奥へ進む

 幸い展望は良いのですが、ここからは茶畑の端の樹林帯を登ることにしました。(下写真)

烏帽子型山(右)

びく石山(左)の右手に富士山が

富士山アップ2

 樹林帯は手入れされているのか、それほど荒れてはおらずすぐに尾根沿いに出てきました。(下写真)

無理矢理斜面を登る

 しかし、ここからが大変でした。 山頂へと向かう、尾根沿いは薮が濃く右手へと回り込みます。 倒木を避けながら進んでいくと、間伐された斜面から登っていけました。(下写真)

右手から廻り込んで植林帯を登る

 ここを一気に登ると平坦な山頂に出てきますが、展望は望めません・・・。(下写真)

山頂の様子

城山(三等三角点)

 見るものは無いのですぐに下山としますが、ここが今回一番の危険箇所でしょう。 急な斜面を降りていきますが、途中手がかりが少なくなるので左手の木の生えている方へと迂回します。(下写真)

ここを降りていく

急斜面を降りていく

 傾斜が緩みほっとすると、先ほど分岐したと思われる道に合流しました。(下写真)

作業道と合流

 ここから10mほどカヤに覆われた道を進みますが、その先は良い道となりました。(下写真)

カヤトを漕ぐ

作業道を歩いて行く

 ここからは作業道を歩いていきます。 前方に高尾山が見えてきますが、まだ距離はありそうです。(下写真)

高尾山が見えてきた

 暫く歩いて行くと、右手が開けた広場に出てきました。 ここには沢山のベンチが置かれていますが、何かの展望地なのでしょうか?(下写真)

ベンチ???

ベンチの置かれた展望地から

海を望む

 その先で林道と合流しました。 西からの「滝ノ谷」からのハイキングコースも合流しており、ここからの道は期待できそうです。(下写真)

展望地脇からハイキングコースとなる

 しかし、林道が伸びているためか尾根沿いの古い道へと向かう明確な道がないので、先の行程も長いので林道を歩くことにしました。(下写真)

ここから暫くは車道歩き

この日は抜けるような青空

 車道を歩いて行くと左右に分岐しています。 右は中里へと降りる道のようですが、こちらからもハイキングコースが合流しているみたいです。 ここは左の未舗装の林道を進み、尾根をつづら折れに登って行きました。(下写真)

ここで中里(陶芸センター)からの道と合流

 標高が上がり、右手の展望が開けてきます。(下写真)

所々で展望が開ける

 再度、下からの道と合流しますが、こちらが中里から「高尾山」へと向かう正規のルートのようです。(下写真)

ここも中里からの道(左下から)

 490mピークを通り過ぎ植林帯と茶畑を抜けると、高尾山の最後の登りとなります。(下写真)

茶畑の横を通る

植林帯の中を通る

茶畑から高尾山を望む

 茶畑の右から山腹に取り付きますが林道はここまでで、ここからは山道となっていました。(下写真)

山道となる

 しかし、ハイキングコースなのかテープが彼方此方に付いていて、踏み跡もしっかりしているので迷うことはありませんでした。 (下写真)

テープは一杯

標識が

 植林帯の急登に差し掛かると、踏み跡が一部不明呂となりますが、ここもテープを目指して進んでいきます。(下写真)

植林の急登

 そして右手の中里からの道との合流地点に出合いました。 この手前で間違え帽子のためか、ロープが目立つように通してあったので、こちらの道が一番利用されている様です。(下写真)

メインコースと合流

 こちらのコースは歩く人も多いのか、よく踏まれた道となります。(下写真)

よく踏まれた道となる

 暫く登ると、唐突に林道に合流します。(下写真)

林道出合

 左手に下からも見えていた電波塔が建っています。 その脇を通りすぎた右カーブの左手に、山頂へと向かう道標が立っていました。(下写真)

電波塔の脇を通る

ここから山頂に

 再度、山道に入るとすぐのところに「菩提山(ぼていやま)」との分岐がありました。 ここは右の高尾山山頂へと向かいます。(下写真)

山頂手前の分岐

 緩やかに登って行くと、前方が明るくなり「高尾山」の山頂に到着しました。(下写真)

高尾山山頂

 山頂にはベンチが点在していますが、植林のない北斜面は低い樹木の枝に邪魔されて、あまり展望はよくありません・・・。 しかし、目の前には目指す「高根山」と、丸太を三段積み上げた展望台?から「富士山」が望めました。(下写真)

木彫のフクロウが?

高根山

山頂からの富士山

 ここで遅めの昼食休憩としていきますが、冷たい風が強く吹き付けるので風の弱い所を探します。 しかし、山頂は風の通り道なのか防げそうもないので、日の当たるベンチで暖かいカップそばとおにぎりを食べて行きました。
 すっかり冷えてしまいましたが、一旦下山を開始します。 下山は「高根山」の登山口となる「鼻崎(はなさき)の大杉」のある蔵田へ向かいました。 すぐ下で、先ほどの林道と平行に歩いていきます。(下写真)

林道と平行に歩く

 結局は、林道に出て暫くはそこを歩いて行きました。(下写真)

ここからは林道を歩く

 すぐの所で、右手の未舗装路に入っていくようコースの標識が立っていました。(下写真)

ここで右に入る

 左手に高根山が見えて来て、654mピークを過ぎるとその北斜面が最近伐採されたのか、展望地となっていました。(下写真)

高根山(左)が見えてきた

伐採跡の展望地1

伐採跡の展望地2(目の前に高根山)

大無間山アップ

 林道からハイキングコースへと入っていきますが、すぐ下で再度林道に出合い少し戻ってから右手の尾根道を降りて行きました。(下写真)

左の林道を進んでも行けるが・・・

先ほどの林道に合流

少し戻って右に降りる

 尾根道は思っていたよりも歩き易く、末端(ロープと標識がありました)の左斜面を降りる急斜面もあっという間で林道へと降りてきて拍子抜けでした。(下写真)

思ったよりも歩きやすい道で下山

車道に合流

 ここから車道を300mほど下ると「鼻崎の大杉」が見えてきます。 遠目にもそれと分かる大きな木で、近くで見ると圧巻です。(下写真)

鼻崎の大杉

鼻崎の大杉説明文

 大杉の左手が「高根山」の白山神社への登り口となっています。(下写真)

ここから登り始める(右奥が山頂)

 少し登り下を見下ろすと、大杉の大きさが際立ちます。(下写真)

大杉を見下ろす

 車道を歩いていきますが、この道は東海自然歩道となっています。 古い道が尾根沿いについていますが、余り歩かれていないようなので、ここもパスして神社までは車道を進みました。(下写真)

ここは東海自然歩道

車道をひたすら登る

 途中、2箇所のカーブが展望地となっていて、集落と遠くの山々が望めました。(下写真)

途中の展望地から集落を見下ろす

 また、東海自然歩道だからか公衆トイレもありましたが使用禁止となっています・・・。 ここに後で向かう「芋穴所(いもあなど)のマルカシ」の説明があります。(下写真)

トイレがあるが使用禁止・・・

芋穴所のマルカシ説明文

 そのすぐ上で道は分岐しており、右手へ進むとそのマルカシへと行けるようです。(下写真)

こちらがマルカシ方面

 ここは神社へと向かい、直進していきました。 程なく高根白山神社に到着しますが、その手前に山頂へと向かう道が続いています。(下写真)

神社へと向かう

 まずは手水舎(ちょうずや)で手を清めていきますが、柄杓が凍りかけて冷たかったです・・・。(下写真)

高根神社の杉説明文

高根白山神社

 ここでも参拝をして行きますが、その後は裏手の斜面上にある杉を見ていきました。(杉への標識はありません)

高根神社の杉

 先ほどの手水舎の先にある登山道へ戻り、ここから山頂へと向かいます。(下写真)

山頂へ

東海自然歩道の案内図

 ここからも一気に登っていきますが、ここに来ての急登はさすがに疲れます・・・。 右上に電波塔と思われる建物が見えてくると、山頂は間近です。(下写真)

山頂は間近

無線中継所

 無線中継所の脇を通り左手へと進むと、南斜面が切り開かれた山頂に到着しました。(下写真)

NTT中継所の脇を通り山頂へ

高根山山頂

 ここからの眺めは素晴らしく、この日登った山々や過去に登った山などが一望出来ました。(下写真)

高根山からの展望1(先日行った大日山:右、八高山:中央、菩提山:左手前)

高根山からの展望2(静岡市街地方面)

静岡市街地アップ

今日歩いた山が一望(千葉山:中央奥、城山:左2つのピーク鞍部、高尾山:左)

千葉山(中央奥)アップ

 到着が思ったよりも早かったので、ここで暫く休憩としていきました。 暖かいおしるこを入れて飲んでいきますが、ここは風も弱く暖かな日差しで眠たくなってきます。
 20分近く休憩したところで、予定通り「芋穴所のマルカシ」に向かって下山します。 まずは、西のピークへと向かいました。(下写真)

マルカシに向かう

 ピークへと登り返すと標識がっ建っており、右手の尾根へとと降りて行きました。(下写真)

ここで右へ降りていく

 急斜面となっていますが、道はしっかりと付いているのでそれほど危険ではありません。(下写真)

急斜面を降りていく

 傾斜が緩むと、前方右に欄干の様な手摺がついたところに出てきました。 何事かと思いましたが、下の林道の法面工事の後の様です。 ここは、唯一富士山が見える展望地となっていました。(下写真)

欄干の展望台

富士山の展望地

富士山アップ

 最後の展望を堪能した所で降りていきますが、すぐにマルカシに到着します。(下写真)

芋穴所のマルカシ

 芋穴所(いもあなど)とは何のことかと思っていましたが、調べると「芋穴」は冷蔵庫など無い昔に、芋などの保存食を山の斜面に開けた穴に保存する為の所の意味の様です。 とすると、このあたりに芋穴があったのでしょうか?

 マルカシから少し下ると、上からも見えていた林道に出合いました。 この林道が、神社手前にあった分岐道のようです。(下写真)

林道出合

 この道でも戻れますが、日の入りまでの時間は問題はないので、ここも予定通り「宇嶺の滝(うとうげのたき)」に向かって降りていきます。 林道を北に進んでいくと、右手に滝への標識が立っていました。(下写真)

右手から下山

 斜面を降りていきますが、ここも古い林業用の作業道なのか、歩きやすい道となっていて一気に下って行けます。(下写真)

斜面を降りていく

昔からの作業道か

 地図とは若干違うコース取りとなりますが、沢へと一気に下って行きました。(下写真)

ここから沢沿いに進む

 一旦、沢の左岸へ苔むした丸太橋で渡りますが、すぐに右岸へと渡渉して行きます。(下写真)

右岸に渡り返す(水量は少ないので問題なし)

 その後も、道は続きますが平坦な道となっていて、最後まで歩きやすい道が続きました。(下写真)

道は続くが歩きやすい

 車道が見えてくると、川を渡る橋が買っていますが、少し傾いており、おっかなびっくり渡っていきます。(下写真)

心細い橋を渡ると車道に

 ここまで来ると下山したもとおぜんですが、最後まで気は抜けません。 車道を右手に折れて降りて行くと400mほどで駐車場が見えてきました。(下写真)

ここからは車道を歩く

宇嶺の滝駐車場

 一台だけ車が止まっており、車の通行には支障が無いようです。(最近まで通行止めだったようですが・・・) この付近で滝に降りるものと思っていましたが、ここからの道は滝の上部の道となっています。
 駐車場から200mほど車道を下ると、立派な標識が立っていて、ここから滝へと下る遊歩道が整備されていました。(下写真)

藤枝観光案内図

宇嶺の滝入り口

周辺案内図

 遊歩道を降りて行くと、先ほどの車の人たちなのか子供の声が聞こえてきました。(下写真)

遊歩道を降りていく

 暫く降りて行くと、滝の展望台に到着しました。 その下に先ほどの車の家族連れが、滝を眺めています。 カメラを取り出して、撮影して行きますが時間も遅くなり暗めです・・・。(下写真)

宇嶺の滝

 じっくりと見学した所で、迎えを頼んでおいた「鼻崎の大杉」まで戻ることにします。 車道に戻り、道を下っていきますが、その途中で二年前の台風の地すべりで崩壊した道を修復していました。(仮説の橋を掛けて通れますが、大工事の様です)

法面工事中

 そして日の入り20分前となった、16時20分に鼻崎の大杉付近で車と無事に合流することが出来ました。(下写真)

この日は終日快晴

 その後、帰省の渋滞で高速道路が混んでいるので、ゆっくりと温泉(瀬戸谷温泉ゆらく)に浸かり、食事を摂ってから帰りました。(結局は渋滞でしたが・・・)

今回の反省点は、
・特にありません。 予定通りに行動出来たと思います。

 これで今年最後の山行となり、急いで2013年度のまとめ記事を作らないと行けませんが、間に合わないかも・・・。 次回は、1月1日に「日の出登山」を予定しています。(多分、鈴鹿です)


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コメント 10

コメントの受付は締め切りました
旅爺さん

山の写真を見てると昔が思い出されて気持ちだけはまだ登りたいです。
今年は楽しい記事を沢山ありがとう御座いました。
良いお年をお迎えくださいね。
来年も宜しくお願い致します。
by 旅爺さん (2013-12-31 05:46) 

シラネアオイ

おはようございます!
今年一年有難うございました!
来年も宜しくお願いいたします!
佳い年をお迎え下さい!!
by シラネアオイ (2013-12-31 08:22) 

よしころん

静岡で千葉山とはいかに(笑)

どうぞよいお年をお迎えくださいませ。
来る年もどうぞよろしくお願いいたします♪
by よしころん (2013-12-31 09:16) 

ひろたん

こんにちは^^
今年も健脚でしたよね。
来年がまた楽しみです。もう予定が沢山入っているのでしょうね。

来年の健脚を見せてくださいね^^
ありがとう御座いました。
by ひろたん (2013-12-31 09:54) 

風詩

佳い年をお迎え下さい!!
来年も宜しくお願いいたします!
by 風詩 (2013-12-31 12:04) 

テリー

城山・高尾山を見て、あの人気の高尾山かと思いましたが、違いました。
同じような名前の山が二つも、並んでいるのですね。
よいお年をお迎えください。
来年もよろしく、お願いします。
by テリー (2013-12-31 16:46) 

おど

皆さん今年もご訪問頂きありがとうございました。 来年もよろしくお願い致します。

旅爺さん、コメントありがとうございます。
 来年も頑張ります。

シラネアオイさん、コメントありがとうございます。
 こちらこそおねがいいたします。

よしころんさん、コメントありがとうございます。
 千葉県には千葉山は無いみたいですねぇ。(笑) 名前の由来は分かりませんが、忘れない山名ではあります。

ひろたんさん、コメントありがとうございます。
 今年は大事をとって無理しませんでした。 来年は、膝の調子を見つつ行けるところへ登る予定です。

風詩さん、はじめまして。 コメントありがとうございます。
 来年もよろしくおねがいします。

by おど (2013-12-31 16:49) 

tochimochi

二つの山を一日で登るとはさすがですね。
さらに抜けるような青空で富士山もバッチリ、締めの山行としては最高でしたね。
佳いお年をお迎えください。
来年もよろしくお願いいたします。

by tochimochi (2013-12-31 17:48) 

おど

テリーさん、コメントありがとうございます。
 今回の山域を調査するときにも、ヒットするのは東京の高尾山ばかりでしたね。(笑) もっともあちらとは違い、誰とも合わない登山となりましたが・・・。

tochimochiさん、コメントありがとうございます。
 2つというか、3つというか、縦走したので幾つかのピークを通過しました。 富士山の展望は、あまり期待していなかったので、千葉山へ向かう途中で見れたのは予想外でした。

by おど (2013-12-31 20:44) 

joyclimb

千葉山の登山コース、展望がとても良いですね^^
澄んだ冬の景色、栗ヶ岳の茶の字、とても印象的です^^
by joyclimb (2014-01-02 00:47) 

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