[登山] 静岡県 竜爪山周回登山 [登山]
今回は、当初の予定を変更して静岡県の「竜爪山(りゅうそうざん)」へ行ってきました。 登り始めを南部の「川合山」からとしましたが、途中通行禁止となっていたので、急遽「則沢(そくさわ)」から登ることにしました。 しかし、正規ルートから登らず苦労して登山道へと上がり、「竜爪山」「欅立山(けやきたてやま)」「高山(たかやま)」と縦走しました。
この日は天気もよく、お目当ての「富士山」や南アルプスなどの展望も見られ、充実した登山となりました。
日付 | 2014年03月08日(土) | ||
天気 | 晴れ | ||
山域 | 身延山地 | ||
場所 | 川合山:静岡県静岡市葵区南沼上 竜爪山:静岡県静岡市葵区北沼上 | ||
距離 | 川合山:04.3Km(復路の車道含む) 竜爪山:17.1Km | ||
累積標高 | 川合山:+0213m -0213m 竜爪山:+1564m -1611m | ||
時間 | 川合山:01時間00分 竜爪山:06時間45分 | ||
人数 | 1名 | ||
撮影枚数 | 549枚 (FUJIFILM FinePix XP200) 015枚 (SONY DSC-TX300V) 053枚 (Panasonic DMC-GM1) | ||
登山難度 (A:安易~E:高度) | B(則沢からの尾根ルートは危険) | ||
概略 | 。 | ||
行程・標高・距離・時刻(赤字はGPSの実績) | |||
川合山 | |||
06:37 | 14m | 0.0Km | 川合山登山口 出発 |
06:48 (00:11) | 110m | 0.3Km | 川合山展望台 |
07:07 (00:19) | 80m | 1.6Km | 中坂峠 |
07:11 (00:04) | 115m | 2.0Km | 立入禁止看板 |
07:16 (00:05) | 80m | 2.4Km | 中坂峠 |
07:35 (00:19) | 14m | 4.3Km | 川合山登山口 到着 |
竜爪山 | |||
08:00 | 175m | 0.0Km | 則沢登山口 出発 |
09:00 (01:00) | 577m | 1.6Km | No.59鉄塔 |
10:20 (01:20) | 1041m | 4.5Km | 文殊岳 休憩 |
10:35 (00:15) | 1041m | 4.5Km | 文殊岳 出発 |
10:45 (00:10) | 1051m | 5.1Km | 薬師岳 |
11:10 (00:25) | 755m | 6.0Km | 穂積神社 |
11:30 (00:20) | 848m | 6.6Km | P848分岐 |
11:45 (00:15) | 888.8m | 7.5Km | 欅立山 昼食休憩 |
12:05 (00:20) | 888.8m | 7.5Km | 欅立山 出発 |
12:20 (00:15) | 848m | 8.6Km | P848分岐 |
13:10 (00:50) | 836.2m | 11.1Km | 高山 |
14:05 (00:55) | 420m | 13.2Km | 上部農道 |
14:50 (00:45) | 115m | 17.1Km | 則沢登山口 到着 |
ルートラボ【川合山】
ルートラボ【竜爪山】
当初は、長野県の「鉢盛山」へ登る予定でしたが、低温(マイナス15℃)以下の予想気温に加えて、直前で微妙な天気予報となってきたので、又の機会に延期としました。
急遽代案を考えますが、近場の天気予報もあまりよく無いので、冬型の時は必ず晴れる静岡方面に向かうことにします。 しかし、静岡県内も先の大雪で普段はほとんど降らない山間部にも雪が残っているようです。 そこで比較的平野に近く雪も大したこと無さそうな「竜爪山」に向かうことにしました。
今回予定したコースは、以前「竜爪山」から「真富士山(まふじやま)」まで縦走したときから考えていたものを、直前で距離も有り、周回出来るように調整したものです。
予定距離は24Km以上あるため、6時半頃からの登り始めに間に合うように4時頃に出発しました。 今回も同乗者が一緒に向かってくれるので、無理に周回コースとする必要はありませんが、計画通り行くことにします。
第二東名を通り「新静岡IC」で降りて、一般道を登山口となる「南沼上」の団地へと向かいます。 GPSの誘導に従い奥へ進むと、川合山遊歩道の入り口に到着しました。 脇に車を停めて、出発の準備をしていきます。(下写真)
ここから川合山までは、同乗者も一緒に登っていきます。 遊歩道を一気に登ると、すぐに展望が広がりました。(下写真)
右手に曲がるとその先は薄暗い竹林となっており、暫くはそこを登って行きました。(下写真)
程なく分岐となり標識に「川合山展望台→」と書かれているので、右へ登っていきます。(下写真)
前方に高圧鉄塔が見えてきて、その下にはベランダも置かれた展望地となっていました。(下写真)
展望台からは、富士山がチョコンと頭をだしていますが、その姿は真っ白です。(下写真)
ここで同乗者とは別れて、北方面へと進んでいきました。 程なく次の展望台に到着しますが、竹が伸びたためか展望はまったくありません・・・。(下写真)
ここからは一旦下って行くことになりますが、その途中の畑の上からは西方面の展望が広がっていました。(下写真)
遊歩道はそのまま農道へと出てきました。(下写真)
農道といっても舗装された普通の道です。 標識に従って、ここを真っ直ぐに進むと東屋のある「中坂峠」に到着しました。(下写真)
遊歩道はここまでで、事前に確認した地図でもこの先の状態が不明で不安でした。 しかし、舗装路はまだ続いており、奥まで進むことにします。(下写真)
カーブを曲がった奥へ進むと、突然舗装路が途切れてその先が「立入禁止」となっています・・・。(下写真)
乗り越えて行けないこともありませんが、不法侵入で面倒なことになるかも知れません・・・。 ここは諦めて迂回することにしますが、念の為に同乗者に連絡しておきます。 幸いまだ登山口にいるとのことなので、暫く待ってもらうことにして迂回路を探すことにしました。
先ほどの東屋の左横からすぐ下の道路へ道があるので、それを下っていきます。 その先は車道を降りて行きましたが、下の道路へ出ると、朝の交通量の多い時間帯にあたったのか、引っ切り無しに車が通っています。 また、この先も尾根沿いに道があるかわからないので、一旦車に戻ることにしました。
車道を登山口まで歩いて行き、車に到着した頃には出発から一時間経っていました。 心が折れそうになりますが、当初の予定を短縮してもうすこし奥から出発することにします。
カーナビと今回のコース地図を確認して、工程の半分ほど奥から尾根に乗ることにしました。 カーナビに従って、奥へと入って行くと平山集落を左折して、沢沿いに奥へと入って行きました。
バスも通る道となっていたので、強気で奥へと向かうと左手に広場とトイレの整備されたところがあるので、そこに駐車して行きました。
よくよく見ると「文殊岳登山口」となっていて、道白平ハイキングコースとして案内図も掲示されています。(後でガイドブックなどで確認すると、正規のルートでした) しかし、このルート通り登ると予定していた尾根道を通らないのが難点です・・・。(下写真)
文殊橋を渡り暫く進むと道が分岐しており、右手が本来のコースの様ですが、地図に示されている破線路から尾根に直接登ろうと思い、そのまま直進して林道へと入っていきます。(下写真)
奥に進むと右手に中部電力59番鉄塔の標識がありました。 ここが悩みどころでしたが、左方向の尾根に取りつきたいのでここも直進していきます。(下写真)
トボトボとあるいていくと、林道の終点に到着しました。(下写真)
踏跡は左から奥へと続いているのでそこを歩いていきます。 すこし進むと小さな沢に橋がかかっていますが、古い丸太橋で今にも折れそうです・・・。(下写真)
水量は少ないので下に降りて対岸へと渡りました。 地図にある点線の道を尾根まで進もうかと思っていましたが、廃道となっているのかそれらしき跡は見当たりません。 仕方がないので、作業道と思われる踏跡の続く右の尾根に取り付いてここを登ることにしました。(下写真)
尾根の上部へ登って行くと、作業小屋が見えてきました。(下写真)
更に上には、丸太搬送用のケーブル用の鉄骨がありますが、今は上に板をつけて休憩場(物置?)としているようです。(下写真)
ここからが今回の核心部でした。 次第に傾斜がきつくなり、上部を見ると岩場も出てきました。 下は腐葉土などで滑りやすいため、ずり落ちないように注意して登っていきます。 途中、樹林が少ない所は木の根につかまりながら、上へと登って行きました。(下写真)
久しぶりに緊張する場面を慎重に通り過ぎると、一旦尾根に出てきますが、その先には苔むした岩の急斜面が行く手を阻みます。(下写真)
後で地図で確認すると、ここは少し下から左手を回り込めば大丈夫だったようですが、そうとは知らず脆い岩場を三点支持で通り抜けて行きました。 その先は、木々も多くなり何とか登っていけました。(下写真)
尾根の上部に到着すると、少し戻ったところに鉄塔が立っているのでそちらへ戻ります。 すると、下の分岐でNo.59と書かれていた鉄塔に到着しました。(下写真)
結局、苦労して登ったのですが、はじめからNo.59の巡視路を利用すれば簡単に登れたようです・・・。 ここからは更に上の鉄塔へ巡視路が続いているのか、良い道となり踏み跡もしっかりしていました。(下写真)
テープが出だしたかと思うと、一般登山道に復帰したようです。(下写真)
ここからはトラバース道とピークに向かう道と別れます。 取り敢えずピークへと向かいますが、ピークには何もなく結局鞍部へと標高を落とします。(下写真)
鞍部には再度鉄塔が建っており、ここからは市街地方面が良く見えていました。(下写真)
ここまで来ると一般道なので立派な道標も立っていました。(下写真)
更に進むと、以前も利用した東海自然歩道と合流し一安心です。(下写真)
ここから先は一度歩いた道なので、何となく覚えていました。(下写真)
途中でまた鉄塔がありますが、周りが伐採地となっており、西側の展望が広がっており、暫く眺めていきます。(下写真)
ここから一気に登って行くと、途中でこの日初めてとなる単独登山者(後でわかりますが、三人組の遅れていた方)を抜いていきます。(下写真)
出発した登山口からの本来のコースと合流すると、山頂は間近でした。(下写真)
雪が出だしますが大したことはなく、カヤトのしげる斜面を登って行くと、開けた山頂に到着しました。(下写真)
ここで富士山などの展望を見ながら、軽く食事を(おにぎり2個)していきました。(下写真)
南アルプス(左から大無間山・茶臼山・上河内岳・聖岳・赤石岳・荒川岳・悪沢岳など)
15分ほど休憩した所で、隣の「薬師岳」へ向かいます。 こちらは北斜面となるためか、登山道には踏まれて硬くなった雪(氷)が沢山残っていたので、注意して歩いて行きました。(下写真)
この間、沢山の人が登って来られ山頂も含めて20人以上は見たでしょうか? 程なく薬師岳の山頂に到着しますが、こちらの方が標高が高いのですが、展望がまったくないので誰もいません・・・。(下写真)
山頂をスルーして少し下ると分岐があり、右下が目指す「穂積神社(ほずみじんじゃ)」方面となっています。 ここは以前来た時も富士山の展望がよく気に入っている場所です。(下写真)
ここから神社までは200mほどの下りとなりますが、ほとんどの道は階段となっていました。(下写真)
しかし、途中何箇所かで残雪があり、スリップに注意が必要でした。(一回滑りましたが、手すりを持っていたので問題ありませんでした)
その後も階段を降りていきますが、下からは子供連れなど沢山の方が登ってきていました。 傾斜が緩むと前方が開け、古い祠の広場へと出てきました。 ここから少し進むと、神社の大きな杉の木や本殿が見えてきます。(下写真)
驚いたことに自動販売機(電気が止まっていたようですが・・・)があり、駐車場には数台の車が止まっていました。 ここからが後半の歩きとなりここまで東海自然歩道を歩いてきましたが、この先「高山」方面に登山道があるか不安でした。(下写真)
しかし、車道を少し登った分岐に「高山・帆掛山(ほかけやま)」と書かれた登り口がありました。 「帆掛山」は初めて聞く名前で、どこかと思いましたが周辺図があり、予定コース上の948mピークの事のようです。(下写真)
ステップを登り、尾根に取り付くとそのピークへ向かって登っていきます。 思ったよりも歩きやすい道で、理由はあとで分かりますが、所々にある雪に先行する人の跡も付いています。(下写真)
「帆掛山」手前まで登ると分岐となっており、左手が888.8m、右手が「高山」と書かれています。 竜爪山に登る途中で時間があまるのが予想出来ていたので、この切りのいい?888.8mピークへ向かおうかと思っていたので、予定にありませんでしたが向かうことにします。(下写真)
先行することもこちらに向かった跡があります。 帰宅後にガイドブックを見ると888.8mピークは「欅立山(けやきたてやま)」という名前で、このコースが紹介されていました。(下写真)
途中、登山者とすれ違いますが、この方も穂積神社からのピストンでしょうか? 少し登り返すと分岐から15分ほどで山頂に到着しました。(下写真)
山頂には二人の登山者が休憩しており、富士山方面の展望が切り開かれて見えています。(下写真)
ここで富士山を眺めながら昼食休憩としていきます。 20分ほど休憩した所で、「帆掛山」の分岐へ戻り「高山」へと向かいます。(下写真)
登山道は尾根沿いに付いており、この道が歩けない場合はすぐ下で平行する林道歩きかと思っていただけに、気持よく歩けます。(下写真)
何度か上下動を取り返しながら徐々に降りていきます。 周辺案内にも書いてある、東方面の見晴台からは富士山などがよく見えていました。(下写真)
722mピークに出ると、西斜面が完全に伐採されて展望地となっていました。(下写真)
この日の天気も良く風もなく暖かな陽射しが照りつけて、暫くここで眠って行きたくなります・・・。(下写真)
伐採地の薄い踏み跡を辿って鞍部へと降りていきます。 右手から林道が近づいてきて、その脇を通る道となると左手の展望が開け、この日最後となる富士山などが見えてきました。(下写真)
ここで登山者を見かけましたが、林道を歩いて行ったのか見失います。 ここからは高山に向かって一気に登る道となりました。(下写真)
途中で地図の点線路(トラバース道)との分岐に出ますが、当然山頂へと登っていきます。 こちらの登りも北斜面となるからか、標高が上がると残雪が見られ出します。 雪の上は踏抜きも多いので、それを嫌い雪のない右側から廻り込むように向かいました。(下写真)
展望の無い植林帯の中を登って行くと、前方に山頂が見えてきました。 しかし、山頂も木々に覆われ全く展望はありません。(下写真)
山頂直下に赤と白の高圧鉄塔が立っているので、そちらへ向かいます。 程なく鉄塔下に到着しますが、伐採地からの展望を見た後では今ひとつでした。(下写真)
ここから踏跡が不明となりますが、鉄塔に右へ行くよう標識が立っていたので、その通り右下へと向かいました。(下写真)
すぐ下で左手からの道と合流しそこを右に進むと、先ほどのトラバース道と合流しました。(下写真)
ここまで黄色い標識で導かれていますが、教育委員会が設置したもののようです。(下写真)
ここからは下山となりますが、どの道を降りるのか最後まで悩みました。 元々のコースでは、この尾根の末端まで歩く予定でしたが、途中からは林道沿いの車道となりあまり面白い道ではありません。 取り敢えず、途中までは稜線沿いに進むことにします。(下写真)
途中に峠なのか地図に東西両側に点線で書かれた道の近くまで降りてきましたが、それらしき道は見当たりません・・・。 少し先まで道が内科見ていきますが、それらしきものが無かったので、緑林帯の歩きやすそうな斜面から降りて行くことにしました。(下写真)
すぐ下に農道が通っているのは分かったてるので、斜面を降りていきますが、途中の茶畑からの道が合流し踏跡がハッキリして来ました。 道は左端を歩いているので、その通りに降りて行くと農道に出てきました。(下写真)
近くには人影もあり、畑仕事をされているようです。 しかし、この先に予定していた点線路は廃道となったのか、茶畑になっています・・・。 膝や足首などに 負担がかかりあまり嬉しくありませんが、仕方がないので農道の舗装路を降りて行くことにしました。(下写真)
軽トラックなども通行する中、下まで降りて行くと「穂積神社」へと向かう沢沿いの車道と合流しました。 事前に電話連絡して、この辺りで待って貰う予定でしたが車は見当たりません・・・。
最終的には、出発地点手前の酒楽分岐(平山バス停前)で待っている事にしておいたので、そこまで緩やかな下りを歩いて行きました。(下写真)
車道を15分ほど歩き平山バス停前の公園に到着すると、後は車が来るまで20分ほど待つことになりました・・・。(下写真)
今回の反省点は、
・十分に事前調査をしないで、ルートを決めたのが問題でした。 則沢からの登山道は、ある程度予想の範囲でしたが、危険を伴うコースだったので自制したほうが良かったかもしれません。
次回ですが、天気次第となりますが、今回延期した雪山に行きたいと思っています。
おはようございます!
今朝起きると又雪が積もっています!
今年は何時まで除雪をしなければならないんでしょうね!!
by シラネアオイ (2014-03-13 07:52)
2座目の距離けっこありますね、週1くらいで歩いてこそ
体力が持続するんでしょうか?羨ましい・・・
by g_g (2014-03-13 15:07)
日焼けしそうですが、晴れの日の登山はいいですね^^
文珠山山頂、富士山の展望が素晴らしいですね。
by joyclimb (2014-03-13 21:32)
シラネアオイさん、コメントありがとうございます。
今回は雪のほとんど無い山でしたが、北海道はまだまだ積りますね。
g_gさん、コメントありがとうございます。
当たり前ですが、体力は年齢とともに落ちてきますね。 それでも、今の調子で歩いていないと、体調崩しそうですが・・・。
joyclimbさん、コメントありがとうございます。
この日、日焼け余りしませんでした。 春霞が関係しているかとおもいますが、この時期は花粉症の方が嫌ですねぇ。
この山域は、どこからでも富士山の展望が良いので好きな所です。
by おど (2014-03-14 12:21)
富士山がいい感じ。
里山歩くもまた楽しですね。
by 山子路爺 (2014-03-14 14:01)
天気をにらみながら道を探してスリル満点の山歩き?意味がちょっと違うかもしれませんが。私なら確実に行方不明でしょうね~
by OJJ (2014-03-16 18:30)
山子路爺さん、コメントありがとうございます。
里山も好きなのでいいですよ。 静岡なら低山でも富士山が見えていいですね。
OJJさん、コメントありがとうございます。
登山口に数年前から行方不明になった方の捜索願いのビラがあったので、冗談では済まされませんね・・・。 尾根上部の傾斜が比較的緩いのを見越して登っているので、まったく地図なしで向かうのは危険ですね。
by おど (2014-03-16 23:43)