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[登山] 長野県 入登山神社から汗馬山・亀沢山・見晴山周回縦走 [登山]

 今年の初登りは、その名も「入登山神社(にゅうとうざんじんじゃ)」に初詣してから、奥宮を経由して「汗馬山(かんばやま)」と「亀沢山(かめざわやま)」、そして「見晴山」を縦走し神社へと周回で下山しました。 初登りにふさわしく、晴れ渡った青空と素晴らしい展望が見られ、満足の行く登山となりました。

前亀沢山からのパノラマ(伊那谷と中央・南アルプス)

長野県
入登山神社から
汗馬山・亀沢山・見晴山周回縦走
日付2015年1月10日(土)
天気晴れ
山域下條山脈
場所長野県下伊那郡下條村陽皐
距離10.1Km
累積標高+1111m -1111m
時間6時間30分
人数1名
撮影枚数734枚 (FUJIFILM FinePix XP200)
000枚 (SONY DSC-TX300V)
142枚 (Panasonic DMC-GM1)
登山難度
(A:安易~E:高度)

B(ところにより深雪)

概略 。
行程・標高・距離・時刻(赤字はGPSの実績)
07:15747m0.0Km入登山ふれあい公園 出発
07:25 (00:20)777m0.2Km入登山神社
07:40 (01:15)862m0.9Km林道終点
08:45 (01:05)1164m2.2Km奥宮
09:20 (00:35)1255m3.6Km汗馬山
09:55 (01:35)1347m3.9Km前亀沢山(休憩10分)
10:20 (00:25)1358m4.3Km亀沢山
10:35 (00:15)1347m4.6Km前亀沢山
11:20 (00:45)1240m5.8Km大ブナ
11:50 (00:45)1290m6.7Km見晴山分岐 昼食休憩
12:15 (00:25)1290m6.7Km見晴山分岐 出発
12:35 (00:20)1267m7.3Km見晴山(休憩10分)
13:35 (01:00)779m9.5Km林道合流
13:45 (00:10)747m10.1Km入登山ふれあい公園 到着

ルートラボ

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)
20150110_map.jpg

 今回の山は年始に登る予定でした。 しかし、三が日は冬型の天気となり、雪が降ったため山の上は兎も角、麓の登山口まで行けるか不安となり延期としてしまいました。 4日から仕事となり、その後も忙しくなりタイミングがないまま結局一週間遅れの10日に今年初つ登りの機会が訪れました。

 入登山神社(にゅうとうざんじんじゃ)は2年前から存在は知っていましたが、どうせなら登山と初詣をセットでと思っていました。 神社は名前の通り「登山」の安全祈願や通常の厄除けや家内安全に加えて、標高が777mと言うことから、スポーツやギャンブルの必勝祈願をお祈りする神社として有名なようです。

 登山口までは、自宅から2時間と掛からないので、5時過ぎに出発しました。 山連休初日でスキー客の多い中央高速道を走り「飯田山本IC」で降ります。 そこから三遠南信(さんえんなんしん)自動車道(無料)を南下し次の「天竜峡IC」(終点)で降りて国道151号船を南下します。
 暫く進み「下條村(しもじょうむら)役場」を通り過ぎた先で、カーナビの指示に従いサークルKの坂道上の信号を右折して入登山神社へと向かいました。(標識もあります)
 集落を抜けて上りとなりますが、ここまで雪は全く見ることはありませんでした。 しかし、細い道に入ると日陰に雪が残っており、道路は一部がアイスバーンとなり慎重に走らせていきます。 右にふれあい公園が見えると、そこを右折し広い駐車場に止めました。  年明けから一週間以上たっているので、広い駐車場には一台も車は見当たらず、人影もまったくありません・・・。(下写真)

入登山ふれあい公園

 早速出発の準備をして行きますが、ここまで雪は少なめなのでスノーシューではなくワカンと軽アイゼンを持って行くことにしました。 公園のトイレに寄ってから、まずは初詣の為に入登山神社へと向かいます。(下写真)

入登山ふれあい公園 案内図

 参道を登って行くと、途中に奥宮までの道程を示す町石が立っています。(下写真)

奥宮までの十四丁目

手前の鳥居を通り境内へと入ると、御手洗場や社務所が見えてきました。(下写真)

境内1

 この辺りから後ろを振り向くと、すでに750m以上の標高があるので南アルプスの山々が綺麗に見えています。(下写真)

後ろを振り向くと南アルプスの展望

境内2

入登山神社の説明

十五丁と777mの標識

 石段を本堂へと登り、今年一年の登山の安全と健康をお願いしていきます。(下写真)

本堂

境内3

 祈願し終わった所で、登山の開始となります。 本堂の左から奥宮への参道が続いているので、そちらを奥へと入って行きました。(下写真)

左手から奥宮へ向かう

十六丁

暫く参道を歩く

 広い枯れ葉の上を歩いて行くと、程なく林道と合流しました。(下写真)

林道出合

 ここまで神社横の林道で車でも来られるようですが、この先雪が多くなり車の轍後も消えていきます。 林道を歩いて行くと、右手に「亀沢山」への登山道が見えてきました。(下写真)

亀沢山登山口(ここは無視)

 ここが正規の登山道となりますが、今回は奥宮にも寄りたいと思っているので、林道終点まで歩いていきます。 暫く歩いて行くと堰堤手前で林道が途切れていました。(下写真)

林道終点

 道はありませんが、道跡は対岸(右岸) へと続いています。 沢へと降りて対岸へと渡ると、参道が尾根の末端へと折り返していました。(下写真)

沢を渡り右岸に

荒れた参道を進む

 上へ登ると二十九丁の道標が立っており、沢沿いの高巻き道が奥へと続いていました。(下写真)

二十九丁

なんと書いてあるのか?

三十二丁

 沢を高巻いていくと5mほどの滑滝が見えてきて、その先で沢の中へと道が続いています。 沢に滑り落ちないよう慎重に通過して沢に合流しました。(下写真)

滑滝の横を通過

沢の中の道を進む

 右へ左へと歩き易い所を進んでいくと、左右に尾根が見えてきました。 予定では左手の尾根に取り付くことになっていたので、末端から尾根へと乗ります。(下写真)

左の尾根に乗ってしまう

 赤テープも幾つかあり、石積みの道も続いています。 斜面は雪が氷付き、滑って来たのでここで軽アイゼン(チェーンアイゼン)を履いて行きました。(下写真)

テープがある…

石積みの道もある

 しかし、道に先ほどまであった町石がなくなり、踏跡も薄くなったので不審に思いGPSで現在位置を確認します。 すると、途中から左の谷に入っていて、左ではなく右手の尾根が予定していた尾根だと分かります…。
 この尾根沿いでも、目的の山へは登れますが、そうすると奥宮をパスすることになります。 今回のコースは、距離も時間もあまり掛からないので、沢へと折り直して右の尾根へと登り返すことにしました。 沢へと降りると、右尾根にも赤テープが見られます。(下写真)

沢に戻って右手の尾根に乗る(赤テープへ)

 テープへと登って行くと、安全のためのトラロープも付けられており、この道で間違い無さそうです。 ここまで25分ほど余計な時間を掛けてしまいましたが、その内5分はアイゼンを履いていたので、仕方ないでしょう。(下写真)

トラロープが沢山

 尾根をつづら折れに登る道となり、途中の岩の間に古い石像も見られました。(下写真)

はっきりした踏み跡に

文化十四(西暦1817年)が読み取れるが

 そして途中に町石も見られだし、一安心できました。(下写真)

三十七丁

三十八丁

 上部に向かうと傾斜が緩み登りやすくなりました。(下写真)

緩やかな尾根道に

 調子よく町石を見ながら奥宮へと一気に登ります。(下写真)

四十一丁

四十二丁

四十四丁

四十五丁

 奥宮手前で樹林が刈られた展望地がありました。 展望地からは、中央アルプスや伊那谷(いなたに)などが見えています。(下写真)

展望地からの眺め1

霧ヶ峰方面アップ

飯田市街地と奥に蓼科山

 元のコースへ戻り、ひと登りで前方に鳥居が見えてきました。(下写真)

四十八丁

鳥居をくぐる

 ここをくぐると奥宮の建物が見えてきます。 標高1150mほどのピークに、この様な立派な拝殿が建っているとは意外ですが、これも昔の人の信仰心の現れでしょうか。(下写真)

四十九丁

五十丁(終点)

立派な奥宮

 奥宮で再度祈願してから、左奥から尾根の続きを登り「汗馬山」へと向かいます。(下写真)

ここも左手から奥の尾根に

 赤テープもついた良い道が続きます。 雪は若干多くなってきていますが、それほど積もっているわけでは無いので快適に歩いて行けます。(下写真)

尾根沿いに進む

 程なく尾根の分岐に到着しました。 ここで90度右(南西方面)へと向かいますが、左手のピーク方面が明るいので、展望が期待できるかもと少し寄り道をして行きます。(下写真)

尾根分岐(右へ)

左(東)のピーク方面に

 案の定、奥のピークではなく鞍部部分の北斜面が急斜面で展望が広がっていました。 90度ほどの隙間からは中央アルプスから南アルプスまでが見えています。(下写真)

展望地からの眺め1

南アルプス方面

 意外にも良い展望で、ここでも十分満足できそうです…。 先ほどのピークへと戻り、南西尾根を降りて行きます。 途中まで降りると、左から作業道と合流し、鞍部までは良い道を降りていけました。(下写真)

西尾根を降る(作業道あり)

 鞍部手前で急斜面を通過すると、峠状の道と合流しました。 左手は斜面を巻きながら南方面へと降りているようです。 一方右手は谷沿いの道となっているようです。(下写真)

鞍部は峠状になっている

左(南)に下りる道があるが

 ここは尾根沿いに進み「汗馬山」へと登ります。 雪が多くなり、登りとなるため足が鈍りますが、急登なのでツボ足で進むことにしました。(下写真)

汗馬山への急登に

 上部が見えるので我慢して登って行くと、そこからはなだらかな道となりますが、笹が多くなり短い間ですが藪こぎとなりました。(下写真)

山頂への緩やかな尾根

笹が多くなる

 笹で時々ひざ高まで埋もれますが、程なく山頂に到着しました。(下写真)

汗馬山(展望なし)

 展望は全くないので写真だけ撮ると、「亀沢山」へ向かうため北西尾根を進みます。(下写真)

西の尾根を向かう

 ここからは笹が多い尾根となり、ツボ足では膝ほど埋もれる事が多くなりました。 持ってきたワカンを履こうか悩みますが、笹が邪魔で歩きづらいことが予想されます…。 ここは暫く様子見として、ツボ足で歩いて行きました。
 ここまで植林や雑木林が多めでしたが、この辺りはシラビソなどが多くなり、薄い樹間越しに遠くの山が見えていました。(下写真)

良い天気(奥に見えるのは蛇峠山)

 笹が次第に多くなり、道に覆いかぶさってきます。 更に細尾根などもあり、笹に足を引っ掛けて転倒(転落)しないよう慎重に歩いていきます。(下写真)

笹道を進む

崖横を通る

 木々越しに目指す「亀沢山」が見えてきました。 しかし、亀沢山へは直接向かわず、手前にある前亀沢山へと向かいます。(下写真)

左に目指す亀沢山が見える

 降りから登りへと転じると雪に足を取られ始めました。 陽射しもあるので、雪も緩みだしたのか沈み込む量も増えている気がします・・・。(下写真)

笹で歩きづらく

急登が続く

 その後も我慢の急登が続きますが、次第に上部に明るい部分が見えてきました。 気合を入れて一気に登ると、前亀沢山に到着しました。(下写真)

前亀沢山に到着

 誰か正規のルートで登っているかとも思いましたが、少なくとも雪が降ってからは誰も訪れていないようです。(下写真)

あるのは動物の足跡だけ…

 亀沢山は展望がないのは知っていたので、暫くの間ここで展望を楽しんでいきます。(下写真)

前亀沢山からのパノラマ

伊那谷と下條集落を眼下に南アルプスの展望

南アルプス(塩見岳・赤石三山・聖岳・上河内岳など)

南アルプス(仙丈ヶ岳・北岳・間ノ岳など)

中央アルプス

赤石三山(左)と聖岳(右)

 10分ほど展望を眺めた所で、亀沢山へと向かいます。(下写真)

亀沢山へ向かう(南の樹林へ)

 南に尾根が続いていますが、雑木林で笹も多く薄い跡が付いている程度です。(下写真)

ほぼ薮

 雪などによる倒木などをくぐりながら、笹漕ぎで山頂を目指します。(下写真)

笹薮を漕いで

 細尾根の鞍部を通過すると、笹が薄くなり道が広くなります。 最後の斜面を登って行くと、刈り払われた山頂に到着しました。(下写真)

亀沢山山頂(展望なし)

 山頂からはは枝越しに白い山が見えていますが、展望は皆無です。 ここも写真だけ撮り、前亀沢山へと戻ります。 往復30分ほどですが、山頂の三角点は雪に埋もれていたので向かった意味はあまりありません…。
 雪の状態と時間次第では、ここから正規のコース(北尾根)から下山も計画していましたが、予定通りトレッキングコースとして紹介されている極楽峠方面へと境界尾根を進むことにしました。(下写真) 

こちらが正規の登山道

トレッキングコース?へ

 こちらの道は更に笹が多く、標高と風の影響からか雪も多めに積もっていました。(下写真)

笹が覆う道を行く

 この辺りは三が日に雪が降ったのが最後の様で、笹に被さる雪は表面5cmほどの厚みで、その下は笹の葉で作られた空間となっています。 その為、雪の上に体重を乗 せると空洞まで30cmほど足が嵌り込み、一歩を踏み出す度に体力が奪われます。 この様な状態では、ワカンを付けても余り意味は無い(笹に引っかかり歩きづらくなります)ため、我慢してツボ足で歩 いて行きました。(下写真)

笹が濃くなる

 ピークを幾つか越えていく道となり下りは兎も角、登りでは息が切れてきました。 目的地までの距離は大したことは無いので、休憩を多めに入れながら進んでいきます。
 途中から林道沿いの道になることは分かっていましたが、その林道手前のピークへ登り右に折れると、尾根は下り基調となり一息つけました。(下写真)

ここで右に折れる

急斜面を下りる

 下った先で左手に林道が見えてきました。 ここで雪と体力次第で、尾根道は諦めるつもりでしたが、何とか歩いていけそうなので、引き続き尾根沿いの道を進みます。(下写真)

林道出合(左が林道へ)

 ここから先、有刺鉄線が張られた脇を通ることになりました。 今回は、ダブルストックで歩いてきましたが、笹や有刺鉄線にストック先の大きなバスケットが引っかかり、腕にも疲れが出てきそうです。(下写真)

有刺鉄線の脇を進む

 ここまで展望はまったくありませんでしたが、左の林道越しに恵那山方面の展望が見られました。(下写真)

大川入山・恩田大川入山と右奥に恵那山

 ピークを一つ越えた先で、「ブナの巨木」と書かれた綺麗な標識が現れました。 雪の中、矢印の指す方へ向かうと、確かに巨大なブナの木が立っていました。(下写真)

ブナの巨木へ

立派な枝振りのブナの巨木

 枝ぶりも見事で、パッと見ではとてもブナに見えません。 その手前にこのコースを紹介する標識が立っていますが、道の状態からは今は訪れる人も少ないようです。(下写真)

ここは下條山脈縦走コース

 分岐に戻り、尾根の続きを澄んでいきます。 左下には林道が見えているので、いざと慣ればいつでも復帰できそうです。 1294.2mピークへの登りは急斜面となりました。
 この辺りで、いつもに比べてどうも疲れが多いと思っていましたが、いつもは途中で食べているカロリー摂取を取っていないことに気が付きます…。 急騰手前の鞍部で暫く休憩がてら、栄養ゼリーで補給していきます。(下写真)

登り返しとなる

 斜面は思ったよりも雪が少なく、所々で土が露出していました。 その為、思ったよりは楽にピークへと登って行けます。 ピーク手前で右方面の展望が開けました。(下写真)

途中展望地が

 その先でピークと思われる所に到着しましす。 右に見晴山方面へと続く尾根がありますが、そろそろ昼食休憩を考えていたので、左に見える林道へと広い道を辿り、展望の良さそうな所で休憩することにしました。(下写真)

左手に林道が

 林道へ出ると、その先に中央アルプス方面が開けた所があったので、雪を固めてその上で休憩としていきます。(下写真)

林道展望地で昼食に

中央アルプス方面が見える(雪雲が)

 午後から岐阜方面は曇の予報でしたが、その雪雲が中央アルプスの西側まで吹き付けているのが見えます。 いつもの様に、おにぎりとカップ麺で早めの昼食としていきました。 朝の時点では気温は-6度でしたが、今はそこまでは低く無さそうです。 昼食後は、先ほどの分岐に戻り、北尾根を降りて行きました。(下写真)

戻って尾根伝いに下るが…

 しかし、降りて行くと先ほどの林道と合流します…。 余り意味はありませんでしたが、その先で再度尾根沿いに登る道を登って行きました。(下写真)

林道は極楽峠へと

 手前のピークへ登ると、唐突に「見晴山」の表紙が現れます。 その脇に石像がヒッソリと佇んでおり、昔はここも峠道となっていたのかも知れません。(下写真)

唐突に標識が

石像が佇む
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 また有刺鉄線が現れてきました。 その脇を歩いていきますが、気が付くと良い道となっており、沈み込みも無く快適に歩いて行けます。(下写真)

有刺鉄線が続く

登りはここまで

 途中、左側に少しだけ展望が開け南木曽岳(なぎそだけ)などが見えていました。(下写真)

南木曽岳方面(木曽御嶽山は雲の中)

富士見台

歩きやすい道に

 そして最後の目的地となる「見晴山」に到着しました。 この山は地図に山名は載っていませんし、明確なピークですらありません…。 地元の方が付けられた様で、名前の通り見晴らしの良い展望地となっていました。(下写真)

前方が開ける

見晴山

 ここからは、中央アルプスから南アルプスまで、余すこと無く見渡せます。(下写真)

見晴山からのパノラマ

見晴山の展望1

見晴山の展望2

下條村

陽が射した白い峰々

樹間から光岳(中央)と池口岳(右)

 陽射しもあり温かいので、ここで暫く景色を眺めながらゆっくりとしていきました。 満足した所で、予定通り東尾根で下山を初めます。(下写真)

西尾根を降る

 上部では、急斜面となっていますが、途中から右下に太い道が見えてきて、すぐにその道と合流しました。(下写真)

右手から良い道と合流(振り向いて撮影)

 驚いたことに、作業道なのか2mほどの広い道が尾根伝いに続いています。 何らかの踏み跡はあるだろうと、このコースを計画しましたが、ここまで良い道とは思いもよりませんでした。(下写真)

広い作業道が続く

 一部は掘られた道となり、古くから利用されている道のようです。(下写真)

昔からの道か?

 何の苦労もなく、一気に下り気が付くと雪が殆どありません…。(下写真)

日向では雪が消える

 このコースは途中尾根が複雑に分岐しているので、計画時点から注意しないと行けないと思っていましたが、ほぼ計画どおりのコース取りで作業道が続いています。(下写真)

複雑な尾根だが道沿いに進む

 その為、予定では一時間半から2時間は掛かるだろうと思っていた下山時間は大幅に短縮出来そうです。 一部、藪っぽい所もありますが、全体的によく踏まれた良い道が続きました。(下写真)

途中から南尾根へ

 また、細尾根かと思われたあたりでは、笹が刈り取られ道に集められており、最近誰かが作業のために整備しているようです。(下写真)

笹が集められている

笹が刈られた道

 幼木の間を抜ける道となり、ここで90度東に折り返します。(下写真)

ここで90度左に

この辺りは展望が見られる

植林されて3年ぐらいか

 その先で、最後となる展望が見られました。(下写真)

中央アルプス方面の最後の展望

 忠実に尾根沿いを進むと、植林帯も現れます。(下写真)

植林帯との境を進む

見晴山を望む

 赤テープも所々にありますが、余り信用すると痛い目に合うので、見た場所だけ覚えておき、基本的には尾根沿いに歩いていきます。(下写真)

テープは所々にある

下山も終盤に

 下山間近となると、下に沢も見えてきて生活音も聞こえてきました。 右手に下山予定の尾根も見えてくると、その尾根目掛けて降下していきます。(下写真)

右に見える尾根へ下山する

最後まで広い尾根道

 尾根末端からは間伐跡となり、踏み跡はハッキリとしません。 その斜面を適当に降りて行くと、林道と出合いました。(下写真)

間伐跡を降る

林道に合流(右の斜面から降りてきた)

 当初予定していた下山点とは違いますが、ほぼ予定通りの場所でした。 林道を歩いて朝走ってきた車道に出ます。 相変わらず凍結路となっていましたが、安全を見てチェーンアイゼンは履いたままなので、氷の上も問題なく歩いて行けます。(下写真)

車道に合流(まだアイスバーン状態…)

 そして下山開始からわずか1時間足らずで、駐車場に無事到着しました。(下写真)

駐車場から下山尾根を望む(快晴に)

 その後、早く下山出来たこともあり、ゆっくりと温泉(秋桜の湯)に浸かってから帰路につきました。

今回の反省点は、
・特にありません。

 次回ですが、明日(1/14[水曜日])に休みを取って山に行こうかと思っています。(静岡方面の予定)


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コメントの受付は締め切りました
nousagi

アルプスの見える山っていいですね。
お得感があります。(笑)
連ちゃんですね。
どこへ登られたのでしょう。
by nousagi (2015-01-14 14:29) 

g_g

長野県と書いてありましたが、意外と雪が少なかったんですね。
アルプスなどが見える展望歩き甲斐がありそうです。
by g_g (2015-01-14 15:28) 

joyclimb

見晴山、伊那谷から南アルプス・中央アルプスが一望できる良い山ですね。
by joyclimb (2015-01-14 22:34) 

makiwarikun

「入登山神社」とは、まさに山に登る者にとって初詣したくなる名前ですね。しかも標高777mとは出来すぎです。しかし、神社の説明で「スリーセブンの地にあり勝運にも恵まれる」とは、ちょっと商魂が逞しすぎるような気が…(パチンコ好きが藁にもすがる気持ちで行くのだろうなぁ)。
by makiwarikun (2015-01-15 08:35) 

山子路爺

「あるのは動物の足跡だけ」……静かな山は良いですねぇ。

今年もよろしくお願いします。

by 山子路爺 (2015-01-15 11:28) 

OJJ

有るんですね~入登山神社!道中に777m標識まで・・笑)
白雪を抱いたこの時期のアルプスはホントに神々しいですね~
by OJJ (2015-01-17 11:19) 

ひろたん

アルプスと聞くと行きたいなんて思ってしまう^^
777と見た時にこれはなんて考えてしまいました。

けもの道みたいな登山道かな。足跡がね。
以外に雪がすくないうようなこれからですね。
by ひろたん (2015-01-17 13:31) 

おど

皆さん、NICE!とコメントありがとうございます。 今回も返信が遅くなり申し訳ありません。

nousagiさん、
 アルプス、良く見えて良かったです。 次の記事は先ほどアップしたので、御覧ください。

g_gさん、
 長野県も北部と南部では大きく違いますね。 この辺りは、比較的雪が少ないようで、20cm以上積もることは少ないとか。

joyclimbさん、
 伊那谷を南から眺められるいいところでした。

makiwarikunさん、
 この神社、縁起がいいので参拝者もそれなりに多いようです。 しかし、この日は初詣も終わり神主もいなく閑散としていましたねぇ。

山子路爺さん、
 年始早々静かな山旅になりました。 結局、神社に戻るまで誰とも合いませんでしたよ・・・。

OJJさん、
 珍しい名前の神社ですよね。 他にもあるのか分かりませんが、登山者なら一度は参拝しておきたい所です。

ひろたんさん、
 前半は作業道と登山道の金剛でしたが、下山路は完全に作業道でした。 元々、何かを山行にしたわけではなく現地で降りてみて確認でしたから。(笑)

by おど (2015-01-17 19:43) 

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