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[登山] 長野県 雪と展望の高ボッチ山~鉢伏山縦走スノーハイク [登山]

 今回は、霧ヶ峰から美ヶ原を縦走した時に「三峰山」から見て登ろうと思っていた「鉢伏山(はちぶせやま)」へ「高(たか)ボッチ山」から縦走して来ました。 高ボッチ山までは、天気も良く八ヶ岳から北アルプスまで展望を見ることが出来ました。 その後、次第に雲が湧き上がり鉢伏山ではガスに包まれましたが、その後天気は回復し終日アルプスなどの山々を見ながら、スノーハイクを楽しむことが出来ました。

高ボッチ山からのパノラマ(中央アルプス・御嶽山、乗鞍岳・北アルプス、鉢伏山など)

長野県
雪と展望の
高ボッチ山~鉢伏山縦走
日付2015年2月7日(土)
天気晴れ時々曇り
山域
場所長野県塩尻市大字片丘
距離20.1Km (内林道 9.0Km)
累積標高+1325m -1325m
時間7時間45分
人数1名
撮影枚数756枚 (FUJIFILM FinePix XP200)
000枚 (SONY DSC-TX300V)
226枚 (Panasonic DMC-GM1)
登山難度
(A:安易~E:高度)

B(危険箇所なし、距離長い)

概略
行程・標高・距離・時刻(赤字はGPSの実績)
06:501005m0.0Kmアスティかたおか駐車場 出発
07:15 (00:25)1173m1.1Km登山口
07:55 (00:40)1522m2.6Km高ボッチ牧場末端 5分休憩
08:30 (00:35)1664.8m4.1Km高ボッチ山 15分休憩
09:25 (00:55)1634m6.3Km横峰
09:55 (00:30)1610m7.8Km牛伏寺分岐
10:45 (00:50)1814m9.9Km鉢伏山荘
11:05 (00:20)1928m10.4Km鉢伏山
11:15 (00:10)1857m10.8Km鉢伏山中腹 昼食休憩
11:35 (00:20)1857m10.8Km鉢伏山中腹 出発
12:15 (00:40)1610m13.1Km牛伏寺分岐
12:50 (00:35)1609m14.8Km横峰付近 10分休憩
13:35 (00:45)1645m16.3Km高ボッチ高原 アルプス展望台
14:00 (00:25)1522m17.7Km高ボッチ牧場末端
14:35 (00:35)1005m20.1Kmアスティかたおか駐車場 到着

ルートラボ

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)
20150207_map.jpg

 週末の土曜日は天気が期待出来ました。 奥美濃の山も予定していましたが、以前から登ってみたかった「鉢伏山」へ向かうことにします。 夏季は車で向かえば20分で山頂へと行けますが、この時期は林道も通行止めとなり、一番近い「牛伏寺(ごふくじ)」からのコースでも、それなりに時間は掛かるようです。
 今回は高ボッチ山と一度聞けば忘れられない山名の山も登りたかったので、雪山初心者コースとなる「ホテル アスティかたおか」からの登山道から登り、稜線沿いに鉢伏山に向かうことにしました。

  今回の登山口はホテルの駐車場となるため、事前に電話で許可を得てから向かいました。 自宅から2時間強で到着するので、4時半前に出発します。 中央高速と長野高速を乗り継いで「塩尻IC」で降りると、「東山山麓広域農道」へ入り北アルプスの展望を見ながら北上します。 アスティかたおかの看板に従い右折すると、細い道を登っていきます。
 ここまで麓でもそれなりに雪が見られますが、道にはまったく雪もありません。 しかし、ここからは所々凍結路となっており、万が一を考えてスタッドレスで来ていたのが幸いします。
 つづら折れの道で標高を上げて登って行くと、最後のカーブに駐車場(未舗装)があるので、そこに止めていきました。(下写真)

下の駐車場

 まだ日の出前ですが、十分明るく北アルプスの上部に朝日が差し始めていました。(下写真)

展望台から月と北アルプス(ここで標高1000m...)

 早速出発の準備をして、ホテル左脇の登山口へと向かいます。(下写真)

ホテル アスティかたおか

 ここから高ボッチ山までは、初心者コースということなので、スノーシューをザックに取り付け、チェーンアイゼンを持っていきます。 バス置き場の裏手の登山口に入ると、雪が見られ出します。(下写真)

左手かに登山口

 雪道となると、自分より先行する方がいるようで、足跡が残っていました。 それに加えて、スキーやスノーシューなど、前日までの踏み跡でよい具合に圧雪され、歩きやすい道となっています。(下写真)

よく踏まれた雪道を進む

 次第に傾斜がついてくると、滑りやすく効率が悪いので、途中でチェーンアイゼンを装着します。 広い道を登って行き、林道と合流すると、その先で正規?の登山口となっていました。(下写真)

ここが登山口?

 ここまで1Kmほどきており、ここから山頂までは3Kmと標識が出ています。 急登となりますが、階段状に踏跡が付いているので、それほど問題とはなりません。(下写真)

急登となる

 明確な踏跡を追って登って行きこの日は必要ありませんが、所々に標識があるので迷うことはなさそうです。(下写真)

要所要所に標識

 出発して1時間ほど登ると、前方が明るくなってきました。 唐突に視界が開けると、牧場末端の雪原に到着したようです。(下写真)

牧場へ出る

 ここまで圧雪された道だったので、ツボ足で来ていますが、ここからは踏み跡を外すと膝まで踏み抜きます・・・。 ここからはアイゼンを仕舞いスノーシューを履いて行くことにしました。(下写真)

ここでスノーシューを履く

 スノーシューを履いて雪道を歩いていきます。 踏み跡の無い所は10cmほど沈み込みますが、大したことはありません。 少し登り後ろを振り返ると、北アルプスなどの大展望が望めます。(下写真)

後方に絶景が広がる(北アルプス)

 暫く久しぶりの北アルプスの展望を堪能していくと、その後は気分よく山頂へと向かいました。 前方に電波塔が見えてきて、山頂との標高差(距離も)はそれほどなさそうです。(下写真)

高ボッチ山の電波塔が見えて来る

 更に登って行くと、左手に白い雪をまとった「鉢伏山」が見えてきました。(下写真)

鉢伏山(右)方面

 途中、牧場の有刺鉄線が行く手を阻みますが、上中下とある線の内、下の線が切られて下を潜って通過しています。 ザックを引っ掛けないよう腹ばいになり通過します。(下写真)

牧場への有刺鉄線

 この日はそれほど気温は低くなっていませんが(氷点下5度ほど)、朝早いので雪質に問題なくサラサラの状態で、比較的歩きやすくなっていました。(下写真)

フカフカの雪

 先行者も、牧場に入った所でスノーシューを履いた様で、その後が残っていますが、山頂へは向かわずにアルプス展望台方面へと向かっていました。(その後も姿を見ることはありませんでした・・・。)

先行者のスノーシュー(それ以外は前日以前のもの)

 高ボッチ高原の広い台地が見えてきます。 足跡などは、遊歩道沿いに進んでいますが、山頂まで最短距離となるよう牧場の柵へ向かって進んでいきました。(下写真)

広い高ボッチ高原

山頂へ

 柵は1.5m近くの高さがあると思いますが、雪で10cmほどしか出ていません。 そこを跨いで高みへと向かいます。(下写真)

ここまで高ボッチ牧場

 古い踏み跡を辿りますが、ひとたび外れるとひざ高までハマります。 そして出発から1時間40分ほどで高ボッチ山の山頂に到着しました。(下写真)

高ボッチ山山頂

 山頂からは期待していた富士山は、甲府盆地に湧いた雲に邪魔されて見えていません・・・。 しかし、その雲の上に八ヶ岳や南アルプスが、中央アルプスから北アルプスまでは晴れた青空の下に見えていました。(下写真)

眼下の諏訪湖(左:八ヶ岳、右:南アルプス)

木曽御嶽山(噴煙が多く)

乗鞍岳(左に鉢盛山と烏帽子岳)

北アルプス南部(左から穂高連峰、槍ヶ岳、常念岳、大天井岳、燕岳など)

北アルプス北部(左から立山連峰、蓮華岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、白馬岳など)

 広く邪魔するもののない山頂からは、360度の展望が広がります。 向かう「鉢伏山」も見えていますが、霧ヶ峰方面から雲が湧きだしていました。(下写真)

目指す鉢伏山(雲の中)と、右に三峰山

高ボッチ山からパノラマ(西側)

 到着時は見えていなかった富士山ですが、雲が晴れてきて僅かにその姿を現し始めていました。(下写真)

薄っすらと富士山(中央)が見えてきた(写真では識別困難)

 15分ほど休憩(写真撮影)した所で、予定通り鉢伏山へと向かうことにします。 北方面へ向かいますが、途中雪の穴に嵌り込み、何度か腰まで沈みかけます。
 休憩所を経由して林道へと向かいますが、北斜面からの展望が良さそうなので、手前の尾根を降りて行きました。(下写真)

休憩所

アルプス展望台方面

 下に林道が見えているので、そちらへと斜面をトラバース気味に降りていきます。 手前の尾根沿いに降りて行き、林道に合流すると意外なことに人の足跡がありました。(下写真)

林道へ向かう

林道合流(人の足跡が残る)

 当日の足跡では無く数日前のものですが、ツボ足で歩いており、10cm以上は沈んでいました・・・。 ここからは林道歩きとなりますが、スノーシューでは沈み込みは5cm程度でそれほど大変な道ではありません。
 程なく林道の分岐に到着すると、左に「崖ノ湯温泉6Km」と書かれた看板がありました。 ここは非常用の下山口となるので、いざとなればここからの下山となる予定でした。 足跡は、そちらから来ているようで、右手にある展望台へも寄っていました。(下写真)

崖ノ湯温泉分岐(右に展望台)

 この分岐付近には、高ボッチ山荘が立っていたようですが、2009年に焼失したそうです・・・。 その広場からは、富士山方面の展望が広がっており、先ほどよりハッキリと見えていました。(下写真)

高ボッチ山荘跡?

ここからも富士山が見える

 林道を直進して横峰方面に向かいますが、そちらにも足跡が向かっています。(下写真)

横峰へ向かう

 暫く進むと前方に横峰と思われるピークが見えてきました。 どこから取り付くのかわからないため、手前の斜面から向かいます。 しかし、すこし早すぎたようで一度登り返してピークへと登ることになりました。 山頂には標識などは見当たりませんが、高ボッチ山や鉢伏山が見えていました。(下写真)

横峰から高ボッチを振り返る

横峰から鉢伏山を望む

 再度林道へと戻るため、斜面を適当に下って行き合流します。 しかし足跡は無く、ここからは動物の足跡を辿りながら黙々と歩いて行きました。(下写真)

人気のない林道を歩く

 左に北アルプスを見ながら、陽射しの中を歩いていきます。(下写真)

林道をアルプスを眺めながら歩く

 何度か上下しながら30分ほど歩くと、右カーブの手前に差し掛かります。 そこには古いスキー跡や足跡と、真新しいスキー跡がありました。(下写真)

牛伏寺分岐(鉢伏山登山口)

 ここも当初登り口として予定していた牛伏寺(ごふくじ)からの登山道が合流しており、エスケープルートとして利用できます。(下写真)

数日前のスキー跡?

 林道へは向かわずに、鉢伏山と書かれた標識に従いショートカットして登っていきます。 程なく林道に合流すると、ここからはスキー跡の固く締まった跡を利用して楽していきます。
 先ほどの分岐からは登り基調となるため、ペース配分に気をつけながら黙々と進んでいきます。 朝方は無風でしたが、風が強くなり雲が多くなって来ました。 幸い上空は、まだ抜けるような青空が広がっていました。(下写真)

まだ天気は良い

 標高が一気に上がり、後ろに高ボッチ山が見えてきますが、そちら方面から雲が湧きだしています…。(下写真)

雲が湧き出す

中央アルプス(左に高ボッチ山)

 つづら折れの道を登り、前方に鉢伏山周辺の白い峰が見えてきました。(下写真)

林道を登る

 更に登り後ろを振り向くと、高ボッチ山より高みに来ていました。(下写真)

高ボッチ山より高く

 右奥に鉢伏山の山頂部が近くに見えてきますが、すでに雲に覆われそこに突入することになります。(下写真)

雲に覆われる鉢伏山

 黙々と登って行くと、視線を感じたのでそちらをみると鹿がこちの様子をじっとうかがっています。 目が合うと驚いたのか、踵(きびす)を返し走り去って行きました。(下写真)

逃げた鹿(中央左上)

 ここまで登ると傾斜が緩み、右奥のガスの中に小屋(鉢伏山荘)がボンヤリと見えてきました。(下写真)

鉢伏山荘(中央右)が見える

 そちらへと雪で埋もれた林道を歩き向かいます。(古いスキー跡も向かっていました) 次第に強い風に流されたガスが立ち込め、周りが真っ白となっていきます。(下写真)

ガスで覆われ…

 林道の右は崖となっており、ガードレールは雪で埋もれて意味を成さないので、ガスで見難く成った道を慎重に歩いて行きます。 左カーブを曲がりきると、林道終点となり前方に山荘が見えてきました。(下写真)

鉢伏山荘

 その脇を通りすぎると登山口と書かれた標識があります。 しかし、道が不明瞭なので、それを無視し山頂へと直登しました。(下写真)

鉢伏山登山道だが

山頂方面

 ガスで前方が良く見えません。 風で時々ボンヤリと見える山頂方面へと動物の足跡を辿り登っていきます。(下写真)

ガスで先が見えないが適当に登る

 廃屋?の脇を通り過ぎ、急斜面へと取り付きます。 その途中、ふっとガスが一瞬晴れると前方にキツネの姿が見えました。 逆風の中、キツネも雪で音も立てずに近づいてきた人に気が付き急いで逃げていきます。 山の中では初めてのキツネだったので、感動しました。 生憎の天候ですが、こんな事もあるので捨てたものではありません。

 大きな石版?の横を通り過ぎると、平坦となり、前方に微かに 山頂標識らしきものが見えてきました。(下写真)

山頂標識が見える

 そのまま向かうと確かに山頂標識でしたが、広い山頂部にぽつんと建っているので、雪のない時期でも展望はあまり無いのでしょう。(下写真)

山頂(展望なし…)

 展望台と書かれた標識がありますが、期待できそうもありません。 先ほどよりは明るくなってきていますが、風が強く長いは出来ません。 奥に神社?があるのはわかっていたので、そちらに向かうと奥にボンヤリと鳥居が見えています。(下写真)

展望台があるが

 そちらに向かうと、風で飛ばされているからか、石で出来た祠が雪にも埋もれずに佇んでいました。(下写真)

鉢伏権現

石の祠

 ここで待っていても展望は期待できそうもないと思い、先ほどの廃屋?まで戻ることにしました。 下りは強気で下りていくと、程なく窓が壊れた廃屋風の建物に到着しました。 ここまで降りると山頂部で風が妨げられ、更に建物の脇で風を避けながら昼食休憩としました。(下写真)

長い氷柱(ここで休憩)

 信州だからと言うわけではありませんが、カップのたぬき蕎麦を食べていきます。 食事中に上空が明るくなり、陽が射してきました。 先ほどまでま白一色でしたが、気が付くと山荘や北アルプスなどが見えていました・・・。(下写真)

ガスが晴れてくる

 山頂を後にして先に食事休憩を取ればよかったと後悔しますが、時すでに遅しです。 山頂へ登り返す気力はありますが、この日まだ見ていない美ヶ原でもと、北方面へ向かうことにしました。(下写真)

北方面へ向かう

山頂方面も晴れている(張り出す雪庇)

 建物の右手から廻りこんでそちらに向かいます。 所々で深みにハマりながらそちらに向かうと、踏跡がありどうもこの辺りが正規のルートだったようです・・・。 斜面手前に到着すると、思った通り美ヶ原方面の展望が望めました。(下写真)

三峰山(中央)

美ヶ原方面

鉢伏山の北からパノラマ

三峰山アップ

 また、北アルプス方面も、光の関係で朝方よりもハッキリと望めます。(下写真)

北アルプスがハッキリと

 当初は時間があれば前鉢伏山にも寄る予定でしたが、手前から見るピークへはその奥の展望も十分に見えているので、特に向かう意味もなさそうです。(下写真)

前鉢伏山(左手前)

奥に妙高山・高妻山・雨飾山など

美ヶ原アップ(左に王ガ鼻と王ガ頭)

左に浅間山が覗く

 北方面の展望を堪能した所で、下山を開始することにしました。 往路はガスで道がわかりづらかったので林道歩きでしたが、晴れ渡った雪原を自由に歩いて行きました。(下写真)

山頂方面を望む

 前鉢伏山への分岐鞍部を通り、登り返して最短距離を降りていきます。(下写真)

前鉢伏山分岐

 するとこの日初めて見るスキーを履いた登山者?が登ってきていました。 挨拶を交わすと、一気に斜面を下りぬけ林道に合流しました。(下写真) 

山頂を振り返る

高ボッチ山方面

来た道を戻る

 ここからは自分の足跡と、先ほどの登山者のスキー跡を辿り、テンポ良く降りて行きました。 林道のカーブなどは、ショートカットして下りていくと、展望地から30分ほどで牛伏寺分岐に到着しました。
 案の定、先ほどの登山者は牛伏寺方面から登ってきているようです。 ここからは自分の足跡を辿り、林道を黙々と歩いていきます。 所々で、展望を見ながら歩いていきますが、流石に疲れが出てきました。(下写真)

雲が取れた八ヶ岳方面

 横峰との分岐を通り過ぎ、自分の足跡も無くなった風が弱い所で休憩していくことにします。 温かいココアを入れて、コンビニで買っておいたドーナツを食べて行きます。(下写真)

ここで休憩

 天気もすっかり回復し、陽射しも差し込んで気分は最高です。 気温を確認すると0度ほどですが、それほど寒くはありません。 元気も出た所で、高ボッチへと出発します。 途中で、行きに見た登山者の足跡が見られだしました。 どうも途中で引き返したようですが、ツボ足でひざ高まで沈み込んでおり、このまま向かうのは無謀だったでしょう…。
 その後は、高ボッチ山荘跡から富士山の展望を望みます。 この時間になって、朝方よりはハッキリと見えていました。(下写真)

再々度富士山の展望

 高ボッチ高原への登りとなり、林道は左へ巻いています。 ここは遊歩道と思われる所から、直登して向かうことにしました。 急斜面を回復した体力で登って行くと、後方に鉢伏山が見えていました。(下写真)

高ボッチ高原への登りから鉢伏山を望む

 前方に電波塔が近づいてきます。 その途中、行きにも見えていたアルプス展望台を経由します。(下写真)

アルプス展望台

 当日の物も含めて沢山の足跡(スノーシューやスキー跡も)が残っています。 山頂へは向かわず、ここからは牧場を経由して下山することにします。(下写真)

高ボッチ高原説明文

 電波塔脇を通り過ぎると、息にも通った牧場へと降りていきました。(下写真)

電波塔施設脇を通る

牧場を通り下山

 牧場に出ますが、朝の足跡は所々強い風で雪が飛ばされ埋まりかけています。 そこに真新しいスノーシュー跡とワカン跡が残っていました。 少なくとも自分以外で2人はこの日登っていたようです。
 北アルプスなどの最後の展望を眺めながら、牧場の雪原を降りて行きました。(下写真)

最後の展望

ワカンの跡も

 行きにスノーシューを履いた所を通過して、樹林帯の中も履いたままで降りていきます。 先行するスノーシューとワカンで、広く歩きやすくなった道を降りて行き、途中の防火帯と思われる斜面をショートカットして降りていきました。
 ここを降りた所でスノーシューはザックに付けて、チェーンアイゼンに履き替えます。 その後は、スピートを上げてアスティかたおかまで20分ほどで降りて行きました。

 無事駐車場に戻ると、疲れた体と汗を落とすため、ホテルの温泉(500円)に寄り、帰路に着きました。

今回の反省点は、
・特にありませんが、寝不足のためか体調がいまいちで、本調子が出ませんでした。

 次回ですが、天気次第で岐阜の雪山か、静岡の雪の(少)ない山のどちらかになる予定です。


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コメントの受付は締め切りました
mimimomo

こんにちは^^
一時、お日様が隠れたとはいえおおむね良好なお天気で良い登山日和でしたね。
富士山もしっかり見えたようで、それでもカメラにはしっかり写らないのですよね。
高ボッチは以前計画しようと調べましたが、公共機関の利用ではなかなか難しくやめました。
by mimimomo (2015-02-09 14:23) 

g_g

概ね天気も良く展望もえられ、写真を見ていると素晴らしいスノー
トレックだったようですね。雪質は如何だったのでしょうか・・・

by g_g (2015-02-09 16:22) 

nousagi

真っ白な雪原がず~っと続いている風景がいいですね。
ずっと前に、観光でこの辺りに行きましたが
お隣と言っても、高ボッチ山と鉢伏山、
けっこう離れてますよね。
離れているうちに入らないのかな・・・。(^^;)
山の天気、ガスったり晴れたり。
いろんな表情を見せてくれますね。
by nousagi (2015-02-09 16:35) 

おど

mimimomoさん、コメントありがとうございます。
 一時はガスが出てガッカリ気味でしたが、その後元の晴れ間が覗いて天正ん上がりました。(笑) 高ボッチ山からの富士山、楽しみにしていたので残念でした。

g_gさん、コメントありがとうございます。
 雪質は記録にもかいた有りますが、最高でしたよ。(スキーの方にはかもしれませんが) さらさらだったので、重くはなくこれだけの距離歩くことが出来ました。

nousagiさん、コメントありがとうございます。
 真っ白な景色が良いですね。 その変わり、日焼けや雪目には注意ですが・・・。 両山間は結構離れていますが、雪とはいえ林道だったので歩けました。

by おど (2015-02-10 12:50) 

よしころん

このあたりまではおどさん結構近いのですね~
アルプスを見渡せて気持ちのよい山歩きだったことでしょう♪
それにしてもこの時期にこれだけの標高差と距離を日帰りで歩けるおどさんはいまさらながらやはりスゴイ! (*_*)

by よしころん (2015-02-12 09:15) 

ひろたん

比較的お天気で良かったですね^^
展望も良くて、さすがおど様の歩きですね。
途中で断念しそうです。
凄い!
by ひろたん (2015-02-14 09:47) 

tochimochi

高ボッチ山、名前だけは知ってましたが、広々としたいいところですね。
それに雪が多いですね~、展望もすばらしい。
しかしいくらスノーシューとはいえ、20kを歩ききるのはさすがです(@@)


by tochimochi (2015-02-16 22:50) 

OJJ

これが雪の高ボッチですか、さすがに展望で売る場所、良い雰囲気ですね~雪のこんな場所でもおどさんは20キロ超ですか・・唖然)
諏訪湖の花火大会の日に沢山の写真家が場所取りをしてバズーカを並べていたのを思い出しました。
by OJJ (2015-02-18 10:48) 

おど

よしころんさん、コメントありがとうございます。
 近いと言えば近いですが、自宅からは200Km近くありますからねぇ・・・。(笑) この辺りは、北アルプスに平行に走っているので、展望は抜群です。

ひろたんさん、コメントありがとうございます。
 天気が大きく崩れることはなかったので良かったです。 しかし、山頂でガスになるとは予想していなかったので、山の天気は難しいです。

tochimochiさん、コメントありがとうございます。
 高ボッチ山方面は、霧ヶ峰や美ヶ原から見えるので、以前から気にはなっていました。 実際歩いてみると、車の通らないこの時期は静かでイイトコロです。

OJJさん、コメントありがとうございます。
 林道が続いているので、20Kmでも何とか歩けますね。 これが柔らかい樹林帯の雪の道だと思うと、とても歩けないと思います。
 花火大会ですか、諏訪湖が眼前に広がっているので、上から見る花火の眺めは良さそうですね。

by おど (2015-02-18 12:30) 

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