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[登山] 忍野八海から杓子山・二十曲峠・石割山・大平山周回 [登山]

 今回は、富士山を見たかったので忍野八海(おしのはっかい)から、周辺の山(「高座山(たかざすやま)」「杓子山(しゃくしやま)」「鹿留山(ししどめやま)」「石割山(いしわりやま)」「大平山(おおひらやま)」など)を周回コースで登りました。 朝から気持ちの良い快晴となり、終始富士山を見ながら歩くことが出来ました。

杓子山からパノラマ

忍野八海から
杓子山・二十曲峠・石割山・大平山
周回縦走
日付2016年01月09日(土)
天気快晴のち晴(午後は雲多く)
山域富士山周辺
場所山梨県南都留郡忍野村忍草
距離26.0Km (内車道8.9Km)
累積標高+1700 -1700m
時間08時間20分
人数1名
撮影枚数1080枚 (FUJIFILM FinePix XP200)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0428枚 (Panasonic DMC-GM1)
登山難度
(A:安易~E:高度)
B(距離大)
展望
(A:良い~E:なし)
A(富士山、南アルプスの展望)
見どころ忍野八海、二十曲峠、富士山の展望
行程・標高・距離・時刻(赤字はGPSの実績)
07:40925m0.0Km忍野八海駐車場 出発
07:45 (00:05)926m0.4Km忍野八海(涌池)
08:30 (00:45)998m3.3Km鳥居地峠
09:05 (00:35)1304.4m5.1Km高座山
09:50 (00:45)1597.6m7.0Km杓子山 (15分滞在)
10:35 (00:45)1632.1m8.4Km鹿留山
10:55 (00:20)1432m9.3Kmタキ沢丿頭
11:10 (00:15)1232m10.2Km立丿塚峠
11:25 (00:15)1252.3m11.0Km楢尾山
11:45 (00:20)1270m12.4Km加瀬山付近 昼食休憩
12:00 (00:15)1270m12.4Km加瀬山付近 出発
12:25 (00:25)1151m13.9Km二十曲峠
13:05 (00:40)1413m15.1Km石割山 (10分滞在)
13:30 (00:25)1290m16.4Km平尾山
14:00 (00:30)1295.5m17.7Km大平山 (15分滞在)
14:40 (00:40)1162m19.2Km東海自然歩道下山分岐
14:55 (00:15)954m20.4Km別荘地へ下山
15:55 (01:00)926m25.3Km忍野八海(涌池)
16:00 (00:05)925m26.0Km忍野八海駐車場 到着

ルートラボ

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)
20160109_map.jpg

 今のところ周りの山は雪も少なく、今回も天気が期待できる太平洋側の山とします。 幾つかの候補の中から、すっかり馴染みとなった富士山周辺から選定する事にしました。
 今回は富士山の世界遺産構成資産として登録された「忍野八海(おしのはっかい)」から、周辺の山を周回で登ることにします。 新東名高速を利用して、御殿場ICから北上し山中湖を目指します。 出発が遅かったこともあり、すっかり明るくなった7時半過ぎに山中湖ICで降りると国道138号を走り忍野八海の標識で右折して戦車のある自衛隊駐屯地の脇を通り、予定していね「さかな公園」の駐車場へと向かいました。
 しかし、まだ駐車場は開いておらず、仕方なく忍野八海の有料駐車場へ向かいました。 ますの家前の広い駐車場を見つけると、そこに駐車して行きました。 因みに、この辺りの有料駐車場は一日300円です。(下写真)

駐車場はガラ空き

 準備をして行きますが、今回も雪の心配はありませんが、暖かい格好にして念の為にチェーンアイゼンを持って行きます。 到着時点で快晴で富士山が大きく見えていました。(下写真)

駐車場から富士山

 早速、忍野八海へと向かいますが、ストックを忘れたので引き返します・・・。 途中のトイレで用を済ませますが、暖房が入っており快適でした。 程なく忍野八海の中心地?に到着すると、池を見学していきます。(下写真)

忍野八海(涌池付近)

涌池説明文

 まだ気温が低いため、池の水(常時13度?)が湯気となり周りに漂っていました。(下写真)

涌池

忍野八海から富士山を望む

 名前の通り全部で8つの池がありますが、取り敢えず登山口へ向かい途中にあるモノだけ見ていきました。(下写真)

菖蒲池

 池巡りの順路から外れ、東にある「鳥居地峠(とりいちとうげ)」へと歩いて行きました。(下写真)

後ろに富士を見ながら歩く

 予定していた川沿いの道は歩きやすそうではないので、仕方なく道路を歩きます。 前方に、はじめに登る「高座山」が見えてきました。(下写真)

向かう高座山

 トンネル手前で右折し、中学校の裏で左折して坂を登って行きました。(下写真)

ここを上がる(右にコート)

直進する

 そのまま直進して車道を進むと、傾斜が緩み暫くして車ゲートのある「鳥居地峠」が見えてきました。(下写真)

暫く車道を進む

鳥居地峠

 峠から先はゲートが閉まっており、その手前には既に5台ほど車が止められていました。 ここからは右の林道を歩くことになります。(下写真)

峠からは林道歩き

 暫くは良い道で奥にも駐車地があるので車が入っているかと思いましたが、途中から荒れた道となり車高の高い車でないとそこを擦りそうです。(下写真)

林道は荒れている

 カーブを2回曲がって行きます。 まだ林道は続きますが左手に看板が掛かっており、そこが登山口となっていました。(下写真)

林道途中で左の尾根に取り付く

 ここからは尾根沿いの道で、暫く登ると右側が明るくなりカヤトの斜面が見えてきます。(下写真)

カヤトの草原に

 尾根沿いに付けられた斜面を登って行くと、ここで初めて登山者を見かけます。 入れ替わりで展望が広がる所に到着しました。(下写真)

カヤトの展望地から富士山を望む

 前方には初めの予定地となる「高座山」も見えています。(下写真)

下山予定の尾根(中央手前)を見る(左に大平山)

高座山を仰ぐ

富士山アップ

 また富士山の右方向には、白い南アルプスの峰々も見えていました。(下写真)

南アルプス方面(左に毛無山)

 一旦、登り返しとなると歩きづらい急登となりました。(下写真)

高座山手前からパノラマ

不動湯分岐

高座山への急登

 ここは我慢して登っていきますが、細い砂状の土でグリップが効かず難儀します・・・。(下写真)

土の急斜面を登る

 一定のスピードで登って行くと、高座山に到着しました。 山頂は育った木々で余り展望はよくありません。(下写真)

高座山山頂(三角点)

山頂からの展望はあまり良くない

 山頂には先ほど見かけた登山者2名と単独女性の方がいました。 ここまで展望を見ながら歩いているので、すぐに山頂を後にして次の目的地(杓子山)へと向かいます。(下写真)

杓子山(中央)を目指す

 暫くは下りとなりますが、こちらは先ほど程の傾斜は無く助かります。 右下の樹間に忍野村の様子を見ながら歩いて行くと、傾斜が緩み岩場が出てきました。(下写真)

右下に忍野村

岩を越えて

 岩場と言っても大したことは無く、またいだり登ったりして通過して行きました。 途中、単独登山者を抜いていくと、前方に鉄塔が見えてきました。(下写真)

鉄塔

 鉄塔へと一度降りてその右手から、左に三ツ峠山や御坂黒岳などを見ながら登って行きます。(下写真)

鉄塔から三ツ峠山(右)と御坂黒岳(中央)、鬼ヶ岳(左)など

 その先も似たような道が続きますが、当分展望はありません。(下写真)

1369mピークへ

 1369mピークを通り過ぎると、再度下りとなりポンと林道に出てきました。 ここが「大権首(おおざす)峠」で、直下からここまでは林道歩きで来られるようです。(下写真)

大権首(おおざす)峠

 林道を奥に進むと向かいの斜面に「杓子山」の標識が立っていました。(下写真)

杓子山へ向かう

 ここから入り少し登ると右手にハンググライダーなどの離陸場があります。(下写真)

グライダー離陸台

 ここからの展望もよく、特に南アルプス方面がよく見えています。(下写真)

南アルプス方面

 ここに2名の登山者が写真を撮っていましたが、こちらが先行して登ることになりました。 ここから山頂までは250mほどの登りとなります・・・。(下写真)

長い登りとなる

 つづら折れとなり、左手の尾根に乗り換えて登って行きました。(下写真)

途中から左の尾根へトラバース

 標高が上がり、富士山に隠れていた山なども次第に見えてきました。(下写真)

杓子山途中からの展望

九十九折に登る

 何度か折り返しながら登っていきますが、ここも滑りやすい斜面で難儀します。(下写真)

山頂への最後の急斜面

 次第に傾斜が強くなりますが、上部に遮るものが無くなって来ました。(下写真)

土の滑りやすい急斜面

 そして出発(忍野八海)から2時間ほどで、杓子山の山頂に到着しました。(下写真)

杓子山山頂に到着

杓子山山頂

 山頂からは360度(実際には鹿留山が邪魔ですが)の展望が広がっています。(下写真)

広く遮るもののない山頂

杓子山からパノラマ(富士山方面)

杓子山からパノラマ(奥多摩方面)

富士山、左に愛鷹山地と山中湖

向かう石割山(左)、奥に金時山など

箱根方面アップ

南アルプス方面

雪の少ない甲斐駒ケ岳(右)、鳳凰三山(中央左)など

右から仙丈ヶ岳・北岳・間ノ岳など

塩見岳(中央)、、蝙蝠岳(中央左)、小河内岳(左)など

悪沢岳(右)、赤石岳(左)など

聖岳(中央)、笊ヶ岳(中央左手前)、上河内岳(左)

近くに鹿留山(右奥)

北東方面(まだ行ったことのない山域)

奥多摩と奥秩父の山々(中央右:雲取山、中央左:大菩薩嶺、左:国師ヶ岳)

どの山も雪が無く…(右から黒岳・大菩薩嶺・破風山・甲武信ヶ岳・国師ヶ岳)

中央奥に薄く筑波山、右手前に陣場山・景信山

奥に筑波山(手前の街は埼玉?)

 まだ山頂に誰も到着していないので、ここぞとばかりに撮影に勤しみます。 満足し登山者が続々と到着し始めた所で、次に目指す「鹿留山」へと向いました。(下写真)

鹿留山へ向かう

 鹿留山はそれほど標高差はありません。 緩やかに下りて行き、展望の良い露岩を越えると徐々にピーク(子丿神:ねのかみ)が近づいてきました。(下写真)

露岩帯

子丿神手前の露岩からの眺め

前方に子丿神

 前方に見える子ノ神へと少し登るとピークに到着しました。  切り開きから後方の富士を再度見て少し下って行くと、休憩中の登山者と道標が見えてきました。(下写真)

二十曲峠分岐

 ここが二十曲峠への分岐点となっていました。 分岐はこのまま直進し、まずは鹿留山へと向います。(下写真)

鹿留山へ向かう

 下り気味に進んでいくと、ピークらしからぬ「鹿留山(ししどめやま)」 に到着しました。(下写真)

鹿留山山頂

 当初計画では、ここから一旦北方面に降りて、御正体山へと登り返して周回にしようかと計画しましたが、よく確認すると登り始めの忍野(940m)よりも低く(650m)まで下りていくため、累積標高差が2500mほどとなってしまいます・・・。
 このコースと御正体山は又の機会とし、今回は先ほどの分岐へと戻り二十曲峠へと向かうことにします。(下写真)

山頂の大木と富士山

 分岐から90度南へ下って行くと、急斜面の露岩帯となりロープなどが現れます。(下写真)

二十曲峠方面へ下る

こちらは急斜面

 結構な急斜面が続きますが、幸い晴れて天気も良いのでスリップなどの心配はありません。 富士山を見ながら、下りていくと長い露岩を通過した所で、普通の尾根となりました。(下写真)

富士山を見ながら下る

岩場を慎重に下り

この辺りは滑りやすい(下から撮影)

 緩やかになり、広い普通の尾根道となりました。(下写真)

尾根が広がり緩やかに

 長い植林帯の下りを降りて行きますが、特徴もなく変化に乏しい歩きが続きます。(下写真)

長い下り

変化の少ない道を進む

所々で富士山の展望

 気が付くと「立丿塚峠(たちんづかとうげ)」に到着しました。(下写真)

立丿塚峠

 ここで林道からの道と合流します。 その林道からの広い道が尾根沿いに続き、尾根のすぐ上のカヤトの斜面から富士山方面が見られるところがありました。 (下写真)

立丿塚峠付近から富士山の眺め

杓子山・鹿留山を振り返る

広い道となる

 また、反対の西方面には樹林越しに御正体山も近くに見えています。(下写真)

左手に御正体山(右手前に楢尾山)

 展望を眺めながら暫く進むと、左手に分岐が見えてきました。(下写真)

左に分岐

 ここが少し西に離れた「楢尾山」への道だろうと、そちらへと向います。(下写真)

楢尾山へ

 こちらの道もカヤトが刈られ途中から先ほどの峠からの林道とも合流し、広い道となりました。 その林道が斜面手前で消えますが、踏み跡はそのままピークへと向かっています。(下写真)

林道終点から斜面を登る

 枝などを避けながら登って行くと、展望のない「楢尾山(ならおやま)」に到着しました。(下写真)

楢尾山山頂

三角点

 展望はありませんが落ち着いた感じで、ここで昼食をとも思いましたが、時間が少し早いのでもう少し後にします。 先ほどの分岐戻ると、「加瀬山」へと登っていきます。(下写真)

石割山が近くに

気持ちの良い道を進む

加瀬山への登り

 「加瀬山」はピークを通過すること無く、手前で90度左に折れていきます。(下写真)

加瀬山で90度左へ

 ここから先は、陽当りの良さそうな所を探しながら進んでいきます。 中々よい所がないので、樹林の薄そうな所を適当に選び、昼食休憩としていきました。(下写真)

この付近で昼休憩に

 休憩していると、この時間になって雲が出始めており、無風だった風も少し吹き出してきています。 短めの休憩後は、二十曲峠へと緩やかに下る道となりました。(下写真)
 

所々で分岐(右上から降りてきた)

1217m付近

 何箇所か分岐と出合いますが、道標に従って尾根沿いに真っ直ぐに進んでいきます。(下写真)

切り通し状の分岐に

 標高が下がると笹が多くなり初め、一部生い茂った所を通過しますが、人一人分は切り開かれているので問題とはなりません。(下写真)

この辺りから笹が生い茂る

 笹のピークを左に通過しますが、この辺りで展望がありそうなので踏み跡を見ていきます。 すると薄い切り開きが奥に続いており、そこに入ると2mほどで一畳ほど刈られた展望地に出てきました。(下写真)

ここを抜ける

笹の奥の展望地から富士山

 隠れた展望地から登山道へ戻り、傾斜の強まる道を一気に下りて行きます。 下に道路らしきものと車が見えてくると、二十曲峠に到着しました。(下写真)

下に車道が見える

 ここまでは下から車で登って来られます。 この日は休工中の道路工事を通り抜けて、2台の車が止まっていました。(下写真)

二十曲峠に到着

忍野高原 二十曲峠

 東に展望が開けて、富士八景の看板も立っています。 記述通り、富士山が綺麗に見られますが、その上部を高圧電線が通過しており、折角の景色を台無しにしています・・・。(下写真)

二十曲峠からの眺め

富士八景 二十曲峠

 一通り見たところで対岸の尾根に取り付きます。 少し登ると夫婦松の記念碑が建っており、その脇に並んだ松があるので、これの事でしょう?(下写真)

夫婦松?

夫婦松整備事業記念碑

 ここから「石割山」 までは、登り一辺倒です。 よく踏まれた道を歩いていきますが、朝の冷え込みで霜柱が出来ており、ザクザクと音を立てながら登ります。 前方に鉄塔が近づくと一旦傾斜が緩みますが、またその上に次の鉄塔が見えてきます。(下写真)

手前の鉄塔から石割山方面

稜線沿いに進む

左に御正体山を見ながら登る

獣防止柵?

登る人が多いのか抉れた道

 左の樹林が少なくなりそちらの様子を確認すると、電線下の木々が切られており、眺めが良くなっていました。 次の鉄塔に到着し、その脇から眺めを見ていきました。(下写真)

2番目の鉄塔に到着

鉄塔横からの眺め(右が杓子山と鹿留山)

電線が邪魔だが…

 上部には三番目の鉄塔が見えています、その鉄塔へと登り三ツ峠山方面の最後の眺めを見ていきます。(下写真)

三番目の鉄塔

鉄塔からの眺めはドコも良い

 そこから樹林を通過すると、前方に山頂直下の鉄塔が見えてきて、登山者の話し声が聞こえてきました。(下写真)

山頂の鉄塔へ(右手が山頂)

 その鉄塔へと斜面を登ると、鉄塔下でパーティーが昼食休憩でした。 ここから右の山頂へは一分と掛かりません。(下写真)

御正体山との分岐

 そして鹿留山から2時間半ほどで、石割山の山頂に到着しました。(下写真)

石割山山頂(三角点)

 ここからの展望も素晴らしいものですが、午後に入って雲も多くなり、逆光の上に気温の上昇からか水蒸気も多く白く霞んでいました。(下写真)

富士山を望むが水蒸気で白く…

南アルプス方面も良く見えて

 しかし、山頂付近は赤土が結露し、それが日差しで解けた結果、粘土状の泥となっていて、靴にまとわり付きます。(下写真)

山頂の様子(茶色部分は泥)

鹿留山方面を望む

山中湖を見下ろす

 ここからは南方面の大平山へと向かうことになります。 西方面の富士見平へと降りる道もあるので、下山コースを間違えないよう道標で確認してから一気に下りて行きます。 しかし、こちらは歩く人も多い為か、泥の道が続き難儀します。(下写真)

泥の道を降りる

 なるべく泥を避けながら下りて行くと、次第に泥の箇所が少なくなります。 その変わり、左に笹が右に獣避け柵の間を抜けて行きました。(下写真)

柵沿いに下りていく

柵と笹の間の細い道

笹を抜けると明るい道に

 暗い笹の道を抜けると明るい道となり、左から東海自然歩道と合流しました。(下写真)

東海自然歩道と合流する

 東海自然歩道となると、よく整備された道となり、道幅も広く歩きやすくなりました。(下写真)

ここからは良い道に

平野分岐(振り向いて撮影)

 程なくカヤトが刈られ展望の良い「平尾山」に到着しました。(下写真)

平尾山

 前方には「大平山」と思われる山が近くな見えています。 しかし、そこまでの間に深い鞍部があり、東海自然ほどの特徴でもある長い木の階段が延々と続いていました。(下写真)

近くに大平山が見える

延々と続く木の階段…

忍野村分岐

 一段一段テンポよく下りて行きますが、この辺りで足の爪を痛めてしまいました・・・。 鞍部へと降りると、左に別荘地と車道が見えていますが、鉄条網で通れなくなっていました。(下写真)

今度は長い階段を登る

 別荘地のピーク(大窪山)を通過すると、その別荘地との間に防火帯と思われる伐採地が下へと延びていました。 そこから山中湖がよく見えていたので、景色を見ていきます。(下写真)

別荘地(左)との間に防火帯(奥は山中湖)

 再度下りとなり、左に別荘地との分岐を通過すると傾斜が緩み登りへと転じます。 前方に大平山が見えて来た所で、バイクなどのゲート代わりりポールが作られていました。(下写真)

下に別荘地への分岐(振り向いて撮影)

ここに来て登り返す

進入禁止ポール

前方に大平山と奥に富士山

 ここもカヤトの斜面となっており、階段を登ると電波塔が二本と東屋の建つ山頂に到着しました。(下写真)

大平山山頂

 山頂からは、東斜面の展望が広がり、富士山がすぐそこに大きく見えていました。(下写真)

山頂から見納めの富士山と山中湖

石割山(中央)と御正体山(左奥)

右から三国山・鉄砲木ノ頭・ヒモシ峰・高指山など

 ここで最後の休憩をした所で、鞍部へと下りて行きました。 そこから飯盛山へと最後の階段を登り、忍野村への分岐を2箇所ほど通過した所で、東海自然歩道の分岐から「花の都公園」方面へと下りて行きました。(下写真)

後は下山

またまた長い階段

まだ霜が残っている

また登り…

この辺りはカヤトが多い(大平山を見返す)

何箇所か忍野村への分岐がある

この階段は歩きづらく

ここで右の東海自然歩道へ

 右の下山路へ入るとここも階段を下りて行きます。 しかし、所々で壊れかけており、踏み外さないよう慎重に下りて行きました。(下写真)

緩やかな下りに

ここも階段だが下に行くに従って壊れている

 暫く下りていくと下が明るくなってきて、別荘地に到着しました。(下写真)

下が明るく

別荘地脇に下山

 これで下山しましたが、まだ長い歩きが続きます。 東海自然ほどの道標に従い、車道を歩いて田園地帯へと出てきました。(下写真)

田園地帯

前方の道を右に

 農道を右に登ってきた山々を見ながら歩きますが、前方に人だかりがあり何事かと思いました。(下写真)

奥に高座山(中央)と杓子山・鹿留山(右)

 近づいて様子が見えてくると、三脚をセットしたカメラマンが富士山方面を狙っています。 太陽の向きと時間から、ダイヤモンド富士を狙っているとすぐに理解できました。(下写真)

ダイヤモンド富士見学の人だかり

 ここで時計を確認しますが、まだ見られるまでには30分ほど掛かりそうです。 ダイヤモンド富士は、またの樹会とし車へと戻ることにします。 車道脇の歩道を歩いて東海自然歩道を歩きますが、舗装路が続き足には辛い道が続きました。(下写真)

山中のハリモミ純林を歩く

ここで左折

歩道を進む

 ハリモミ純林を廻り込むように進むと、東海自然歩道の本道が途切れているようです・・・。 ここからは続く道を進みますが、GPSで駐車場の方角を確認して適当に歩いたため、一部遠回りとなってしまいました。(下写真)

東海自然歩道の標識はここま

 一部迷走してしまいましたが、忍野八海に再度到着します。 周辺は、朝とは打って変わって大勢の観光客の中、幾つかの池を巡ってから車へと戻りました。(池の写真は割愛します)

今回の反省点は、
・足の爪を痛めたことでしょうか? 登山前には、爪の長さを確認していきますが、この日は爪が長すぎた上に階段の下りが多く、爪に負担がか掛かってしまいました。(次回までには、切りそろえるつもりです)

 次回ですが、天気次第で滋賀方面の雪山か、静岡の低山のどちらかに行く予定です。


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joyclimb

杓子山から見る富士山のある景色、とてもいいですね。
1月上旬は冠雪した富士山が見たくなる時期ですね^^
by joyclimb (2016-01-13 21:45) 

g_g

富士山、何時もの年より冠雪が少なく感じますね。
約三分の一が車道歩きだとかなり足に負担がかかりませんか。
by g_g (2016-01-14 10:13) 

nousagi

遠出ですね。
天気がよくて、狙い通り、大きな富士山ですね。
しかも、この辺りから見る富士山は
スレンダーで美人に見えます。(笑)
by nousagi (2016-01-14 11:23) 

tochimochi

相変わらずの健脚ですね。
富士が裾野から見えるのは雄大ですね。
他の山々も展望がよくて・・・。
この頃は低山ばかりなのでこういう景色は憧れます。
by tochimochi (2016-01-14 22:54) 

OJJ

忍野八海から富士山を望む・・・これだけ富士山が望めたら素晴らしいですね~足の爪を痛められたとのこと、心配です。ま、おどさんですから軽いのでしょうが、私も何年かに一度は。
by OJJ (2016-01-16 09:15) 

ちぃ

良いお天気だったのですね(*^-^*)
どの富士も素晴らしいけど、忍野八海からの富士山美しいですね♪
石割山、登りたいなと迷いましたが茅ヶ岳に登りました、富士山きれいでした♪
by ちぃ (2016-01-16 12:55) 

ひろたん

お天気が良くて、富士山三昧ような・・・・
足の爪が痛いでしょう。
早くよくなりますように・・・
by ひろたん (2016-01-17 10:40) 

テリー

杓子山からの富士山の眺望が、すばらしいですね。なんとか、行ってみたい気がします。
by テリー (2016-01-17 19:17) 

山子路爺

チョットだけニアミス……私じゃなくて相棒が。
日付が少しだけ前後でしたが、石割山と忍野八海に行っていたようです。

by 山子路爺 (2016-01-20 16:21) 

おど

皆さん、NICE!とコメントありがとうございます。

joyclimbさん、
 冠雪した富士山、こちしは中々見られませんでした。 今回も、5月以降に見られる感じでしたね。

g_gさん、
 車道は、爪にも負荷が掛かります。 なるべく土の道がいいのですが、観光地はどこも舗装されています・・・。

nousagiさん、
 遠出ですが、いいかげん慣れました。(笑) こちら側から見る富士山は均整が取れていますね。

tochimochiさん、
 裾野に演習場がなければ、言うことなしですかね。

OJJさん、
 足の爪を痛めたのは久しぶりです。 距離が長くなると、どうしても負担が掛かりますからねぇ。

ちぃさん、
 天気は最高でした。 茅ヶ岳。 以前、奥にある金峰山・瑞牆山とどちらにするか悩みましたが、結局訪れていません。 計画はあるので、その内に行けると思います。

ひろたんさん、
 足の爪、お陰さまで痛みは引きました。 前回の山行時も痛くならずに済んだので一安心です。

テリーさん、
 どの山も富士山が綺麗に見えていました。 天気がよいと気持ちが良いですね。

山子路爺さん、
 忍野八海、いった事がなかったので計画しました。 この辺りは関東からだと、近いイメージでしょうね。

by おど (2016-01-23 12:32) 

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