SSブログ

[登山] 静岡県 秋葉山登山 [登山]

 今回は、静岡県の秋葉山(あきはやま)に登ってきました。 僅か標高800mほどの山ですが、山頂には秋葉神社があり麓から山頂まで神社仏閣が多く、展望も余りなく短い登山ですが楽しむ事ができました。

鉄塔からの展望(富士山は見えず)

静岡県
秋葉山登山
日付2016年07月03日(日)
天気曇り時々晴れ
山域静岡西部
場所静岡県浜松市天竜区春野町領家~龍山町戸倉
距離12.1Km
累積標高+860 -833m
時間04時間05分
人数単独
撮影枚数0579枚 (FUJIFILM FinePix XP200)
0027枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
登山難度
(A:安易~E:高度)
B
展望
(A:良い~E:なし)
D
見どころ秋葉神社、秋葉寺、秋葉ダム
行程・標高・距離・時刻(赤字はGPSの実績)
06:55115m0.0Km秋葉神社下社駐車場 出発
07:00 (00:05)135m0.1Km秋葉神社下社(参拝)
07:15 (00:15)140m1.1Kmあずま屋
08:00 (00:50)592m3.0Km高圧鉄塔[子安地蔵](5分休憩)
08:20 (00:20)718m3.9Km秋葉寺(参拝)
08:45 (00:25)866m5.0Km秋葉神社[本殿](参拝)
09:00 (00:15)866m5.4Km秋葉神社 出発
09:15 (00:15)795m6.0Km秋葉神社第一駐車場
09:25 (00:10)650m6.9Km白尾稲荷大明神
10:15 (00:50)152m9.7Km東福寺(5分休憩)
10:50 (00:35)90m11.4Km吊橋
11:00 (00:25)115m12.1Km秋葉ダム 到着

ルートラボ

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)
20160703_map.jpg

 土曜日は仕事で、日曜日にしか山へ行くことが出来ません。 その為、次の日に影響が出ないよう短めの登山としますが、それに加え梅雨空で、高い山や午後の遅い時間は雷雨に注意が必要です。
 そこで距離も短く低い山ですが、見るものの多い「秋葉山(あきはやま)」へ登る計画を立てました。 以前から計画していましたが、今回は東海自然歩道を辿るメインコースを歩くことにし、登山口を秋葉山神社の下社(しもしゃ)としました。

 今回の目的を、
  ① 新しく開通した新東名の「豊田JCT」から「浜松いなさJCT」間を走る。
  ② 秋葉神社で防火の御札を購入。
 と定めました。

 まずは①を実現するため、東名高速の豊田JCTから、新東名の標識に従い岡崎東IC方面へと真新しい道へと入ります。 道は広くて走りやすく、従来の60Km制限の東名を走る気にはなりません・・・。
 順調に走り、いなさJCTを越えて浜松浜北ICに到着しますが、従来より10分以上早く辿り着いたように感じます。 ICからは、何度か走った道(国道152号線)を走り、途中の分岐で国道362号線へと入り、春野方面を目指します。

 今回は4時間ほどの山行となる予定なので、いつもより遅く7時から登り始めとしています。 暫く進むと秋葉神社の看板が目立ち始め、左に曲がるよう書かれた看板を目印に左折して橋を渡りました。 左に曲がり少し進むと、右手に鳥居が見えて来ました。 予定していた駐車場はまだ先ですが、神社前(左)に駐車場があるので、そこに止めていきました。(下写真)

秋葉神社下社駐車場から下社入口

下社の駐車場

 今回は久しぶりに同乗者と一緒に来ており、最終的には秋葉ダムで合流とします。 準備出来た所で、折角なので下社に一緒に参拝して行きました。(下写真)

下社に参拝

石段を登る

下社本殿

境内の様子

 境内は朝早くでまだ人の気配はありません。 参拝した所で、本来のコース(東海自然歩道)をめぐって山頂へと向かいます。(下写真)

東海自然歩道案内図

 神社前の道を左手に進むと、程なく当初予定していた登山者用の駐車場が左に見えてきました。 既に5台ほど止まっており、登山者(参拝者)の姿も見えます。(下写真)

左手の道を進む

 そこから200mほど進むと分岐となり、右手に参道が続いていました。(下写真)

ここで右へ

 九里橋と書かれた赤い橋を渡り、石畳となり急な坂道を登っていきます。(下写真)

九里橋を渡る

石畳となる

 前方に登山者の姿が見えてきます。 坂の上部にあずま屋があり、ここで左に曲がっていきます。(下写真)

東屋で左へ

 傾斜が緩み、紫陽花など咲く石畳の小道を歩いて行きました。(下写真)

暫くは石畳が続く

ヒメヒオウギズイセン(外来種)

 左から車道と合流し、常夜燈や鳥居跡のある広場へと辿り着きました。 右の民家のある広場を抜けると、本格的な山道となりました。(下写真)

常夜燈

三の鳥居跡説明

石畳はここまで

 植林帯の急登となりますが、低山ということもあり蒸し暑さに喘ぎながら登っていきます・・・。(下写真)

植林帯を登る

陽射しが注ぐ

 暫くは変化の少ない杉林の暗い道となりますが、古くからの参道なのか神社までの距離を示す石の道標や常夜燈などが道沿いに続いていました。(下写真)

神社まで30丁

常夜燈の説明文

 道沿いには電柱が立っており、電線が延びています。(下写真)

奥まで電線が通っている

 所々に海抜を示す標識が立っており、50m置きのものと近くに史跡がある場所に置かれていました。(下写真)

海抜400m

 山頂の神社が約800mほどなので、まだ先は長いです・・・。(下写真)

ひたすら登る道が続く

海抜500m

 数名の先行する登山者を抜きながら登って行くと、次第に傾斜が緩んできました。 右奥に建物が見えてくると、そこが茶屋跡でした。(下写真)

富士見茶屋跡

富士見茶屋跡説明文

 名前の通り、昔は富士山が見えたのかもしれませんが、今は植林が育ち展望はまったくありません・・・。 ここまで登ると急登はなくなり、後は緩やか?な登りをゆっくりと歩いて行きました。(下写真)

大日山方面

傾斜が緩む

四の鳥居跡

 更に進むと前方が明るくなり、鉄塔が見えてきました。 その手前に祠が建っており、子安地蔵尊が祀られていました。(下写真)

子安地蔵尊

 名前の通り、子供を授かるよう祈願されており、験担ぎのそこを抜いた柄杓が奉納されています。(下写真)

底を抜いた柄杓

 ここを過ぎると右が明るくなり、高圧鉄塔の横を通ります。 右に少し寄ると、富士山方面(東)の展望が広がります。 しかし、この日は天気は思ったより良いのですが、雲が出ており富士山は確認出来ませんでした。(下写真)

鉄塔からの展望(中央付近の富士山は見えず)

 ここで休憩の予定だったので、東海自然歩道のベンチにザックを下ろし、水分補給を兼ねて少し休憩していきます。(下写真)

鉄塔横のベンチ

 休憩後は、山頂へ向かって登り続けますが、ここから先地図ではそれほど急登は無いはずです。 海抜600mの標識を過ぎると、左にピークへと突き上げる急な坂道(土佐坂)が見えてきますが、幸いお殿様用の巻道が右斜面についています。(下写真)

海抜600m

左に土佐坂(右の巻道を進む)

巻道は緩やかな登り

 その後も緩やかに登る道で距離を一気に縮めます。 10丁の石標を見て暫く歩くと、道が左右に分岐したところへと到着しました。(下写真)

あと10丁

左に秋葉寺の山門

 ここで左の道の奥に山門が見えています。 奥に秋葉寺があるので、そちらへと進みます。(下写真)

秋葉寺説明

山門を抜けて

 立派な山門を抜けて境内へ入りますが、人の気配はなく鳥のさえずりだけが聞こえます。(下写真)

境内の様子

 本殿は正面が開いていますが、中には人の気配はありませんが、ここでも参拝していきます。(下写真)

参拝していく

 先ほどの道に戻るよう右手に進むと、細い道に合流しました。(下写真)

開運大黒天

 お寺の裏手に差し掛かると、東海自然歩道の看板やテーブルがあり、立派な公衆トイレが建っていました。(下写真)

秋葉寺の立派な公衆便所

 道幅が広がり、山頂からは数名の登山者が早くも下山してきています。(下写真)

再度上りとなり山頂へ

 秋葉山の説明文を読んで、最後の上りに差し掛かりますが、よく手入れされた道でした。(下写真)

秋葉山の説明

 大木の脇を左右から回り込むように通り過ぎると、階段状の道となります。(下写真)

大木を通り過ぎると山頂間近

海抜800m

 急斜面ですが、階段のお陰でそれほどきつくはありません。(下写真)

急な階段を登る

 階段を登り詰めると、前方に大きな山門が見えてきました。(下写真)

火防秋葉神社の神門

 神門と書かれた門を彫刻を見ながらくぐって行きます。 境内へ入ると砂利道となり、とても山頂にあるとは思えない近代的な建物が見えてきました。(下写真)

神門説明

神門の彫刻

 手水鉢の手前を右に曲がり、石の階段を登ると本殿に到着しました。(下写真)

本殿へと向う

本殿への階段

黄金の幸福の鳥居

幸福の鳥居説明

ジュビロの巨大祈願絵馬

 本殿で再々度参拝し、横にある展望台で景色を眺めていきました。(下写真)

本殿で参拝

展望台

展望台からの眺め

光明山

 ここで同乗者と待ち合わせしていたので、周りを探しますがまだいないようです。 暫くすると到着し、予定通り次はダムで待ち合わせとしました。
 到着は9時前でまだ神社は開いていませんでしたが、待つ間に9時となり無事に防火の御札も購入出来ました。

天狗の皿投げ

下に的

 同乗者と一緒に駐車場へと下り、そこで別れて東海自然歩道の続きを歩きます。(下写真)

静岡市方面

階段を降りて駐車場へ

こちらにも立派な彫り物が

駐車場の鳥居が見えてきた

広い第一駐車場

大きな鳥居

境内案内図

 道路を降りていきますが、先ほどの駐車場の奥から石の階段も降りており、こちらが正式な道のようです。(下写真)

道路を下る

 道路を歩いて行くと、右手に歩道が続いているのでそこを歩いて行きました。(下写真)

ここから東海自然歩道へ

 歩道は車道を横切るように続き、最短距離でショートカットしていきます。(下写真)

何度か道を渡る(右に常夜燈)

左右に石積みの跡

 途中で左に赤い鳥居が見えて来たのでそちらへ向かうと、白尾稲荷大明神の祠がヒッソリと佇んでいました。(下写真)

右手に赤い鳥居

白尾稲荷大明神

 その後も登山道を下って行くと、前方にテーブルとベンチの休憩場所が見えてきました。(下写真)

道路脇にベンチ

東海自然歩道案内図2

 ここで車道から外れ、西のダムへと一気に降りる道となりました。(下写真)

急な下り道に

 今回のコースとしては、初めて山道と行った趣となります。 暫くつづら折れの急斜面を下りていくと、細い林道に出合いました。(下写真)

天気は下り坂?

林道に出る(左奥に登山道の続き)

 ここは右に戻るよう進み、林道をショートカットして下りて行きました。(下写真)

ショートカットして更に下へ

 その後も山道は続きますが、下から沢の水音が聞こえてきます。(下写真)

沢の音を聞きながら下りていく

 その沢沿いに下っていくと途中で登りの登山者の方(2名)とスレ違います。 そして暫く下りていくと、車の通った形跡のある林道に出てきました。(下写真)

沢の横を通り

古い道は通行止め(手前を左へ)

 沢はコンクリート製の橋で渡りますが、ここで汗で汚れた顔を洗っていきました。(下写真)

ここで顔を洗う

 林道歩きとなり、奥に集落も見えてきました。 しかし、民家は古いもので今は人が住んでいる気配はありません。(下写真)

林道歩きに

集落近くに

古い民家の軒先を進み

 民家の先で左へ折れると、舗装路に出てきました。(下写真)

ここで左へ

車道に出合う

 ここから先は車道歩きとなりました。 東海自然歩道の標識を見て、舗装路を歩いて行くと、右手に東福寺と思われるお寺が見えてきました。(下写真)

ここからは車道に

東福寺

 お寺と行っても、遠目には民家にしか見えません・・・。 お寺前で同乗者と電話をし、そろそろダムへ向かいに来てもらえるよう頼みます。
 緩やかに降りる道を歩いて行くと、左下に天竜川が見え隠れしてきました。(下写真)

苔むした斜面の横を歩く

対岸にカシ山

下に天竜川

 気が付くと標高は150mを切り蒸し暑くなってきました。 道路脇に沢からの水が滝となって落ちている所がありました。 その前では滝からの涼しい風が吹いて来ており、暫く立ち止まって涼んでいきました。(下写真)

滝から涼しい風

 今回のコースは古くからの道で、人の手が入っており見られた花はどれも帰化植物のようです。(下写真)

ムラサキカタバミ

ヒメヒオウギズイセン2

?1

戸倉区民館

?2

ヒメツルソバ

?3

 花を眺めながら進むと、天竜川沿の道に降りる階段となり、そこを下ると目的地まではすぐでした。(下写真)

県道を渡ると最後の階段に

ここを降りて天竜川沿いに

 集落の細い路地に出て、跡はそこを進むだけとなります。(下写真)

集落の間を抜ける

 右に神社の鳥居をみて暫く進むと、左手に赤い吊橋が見えてきました。 これが今回の最終目的地となる竜山橋です。(下写真)

竜山橋を渡る

東海自然歩道案内図3

 長い吊橋を渡ると、予定していたダムの駐車場へ登って行きました。(下写真)

竜山橋

橋から秋葉ダムを望む

竜山橋を見下ろす

ダムを渡り駐車場へ

 駐車場で無事に同乗者と合流し、今回の短めの登山が終了しました。

秋葉ダムの駐車場に到着

今回の反省点は、
・梅雨時の蒸し暑い中の登山なので、長距離(20Km以上)は体力的に難しいと感じました。 今回ぐらいの距離と時間が、体には優しい感じです。

 次回ですが、まだ梅雨は続き週末は余りよい予報ではないので、雨の予報次第ですが、北陸方面に向う予定です。


nice!(11)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 11

コメント 3

コメントの受付は締め切りました
g_g

こんばんは
今回のコースは山野草が少なかったようですね。
?1,2は自信ないですがイヌサフランでしょうか?
by g_g (2016-07-09 18:53) 

山子路爺

読み方は濁らないんですねぇ。

by 山子路爺 (2016-07-10 12:55) 

おど

g_gさん、コメントありがとうございます。
 典型的な里山なので、草花はほとんど見られませんでした。 イヌサフランですが、似ていますが開花時期が違うので近種の別の花のようですね?

山子路爺さん、コメントありがとうございます。
 これよく勘違いしますが、秋葉原をアキバと短縮しますが、「あきはばら」なので、頭2文字は「あきは」ですよね。

by おど (2016-07-11 22:29) 

トラックバック 0