[登山] 大雪の鈴鹿へ(御池岳を目指して) [登山]
今回は、大雪となった鈴鹿の山へ行こうと思い、御池岳へ向いました。 しかし、大雪の後の平日ということもあり渋滞に巻き込まれ、到着が遅れた事などにより、予定通りのコースを巡ることは出来ませんでした。 それでも雪山を堪能することが出来、満足出来ました。
雪のコグルミ谷
日付 | 2017年01月17日(火) | ||
天気 | 晴れ・曇り・雪の繰り返し | ||
山域 | 鈴鹿 | ||
場所 | 三重県 | ||
距離 | 13.0Km | ||
累積標高 | +801 -801m | ||
時間 | 5時間45分 | ||
人数 | 1名 | ||
撮影枚数 | 0128枚 (FUJIFILM FinePix XP200) 0000枚 (Panasonic DMC-GM1) | ||
登山難度 (A:安易~E:高度) | B | ||
展望 (A:良い~E:なし) | E | ||
見どころ | 雪 | ||
行程・標高・距離・時刻(赤字はGPSの実績) | |||
09:20 | 195m | 0.0Km | 国道306号車ゲート 出発 |
11:20 (02:00) | 529m | 4.9Km | コグルミ谷入口 |
12:30 (01:10) | 801m | 5.8Km | 801mピーク |
12:55 (00:25) | 903m | 6.2Km | カタクリ峠手前 昼食休憩 |
13:10 (00:15) | 903m | 6.2Km | カタクリ峠手前 出発 |
13:15 (00:05) | 931m | 6.5Km | カタクリ峠 |
13:45 (00:30) | 529m | 7.8Km | コグルミ谷入口 |
15:05 (01:20) | 195m | 13.0Km | 国道306号車ゲート 到着 |
ルートラボ(出発後30分は計測忘れ)
御池岳へはいつもの藤原簡易パークからの予定とします。 自宅からは1時間半と掛からないので、6時過ぎに出発しました。
しかし、この考えは甘すぎました。 凍結の心配もあるので、いつもの土日の感覚で遅めの出発としましたが、この日は大雪後の平日です・・・。
名古屋方面から向かうには、普通?多度山の麓の多度大社を経由して行きますが、多度大社手前にある坂道が凍結で坂の途中で車両が立ち往生しています。 迂回するしか無く、カーナビと周りの車の動きを見て迂回路へと入りますが、細い道は雪は除雪されておらず、凍結しノロノロ運転の車が連なっていました。
やっと幹線路へ出てきますが、既に7時過ぎで朝の渋滞も追加されてしまいます。 ここからは渋滞に巻き込まれ超低速運転となってしまいました。
結局、流れが良くなった頃には、陽がかなり高くなっていました。 藤原に9時頃に到着しますが、簡易パークも雪がそのままで普通車での停車は無理そうです・・・。 仕方がないので、予定を変更し車道歩きを先行して鞍掛峠の県道306号線に入っていきました。 ここも雪に覆われていますが、何とかゲート手前まで無理やり進み適当に止めていきました。(下写真)
出発時はよい天気
ゲートを越える
急いで支度し出発しますが、9時20分と予定を2時間ほどオーバーしています。 元々今回は雪の状態しだいでは、山頂はおろか手前の尾根に取り付くのも無理だろうと思っていたので、取り敢えずスノーシューを履き県道を歩いて行けるところまで進むことにしました。
雪はゲート付近で10~20cm程度でしたが、標高が上がるのに連れ20~30cmと増えますが、思っていたよりは少なめでした。 また、平日にも係わらずゲート手前から先行者の足跡(スノーシューとワカン跡)が続いており、非常に楽できました。(下写真)
祠も雪で潰れそう・・・
先行者の足跡を辿り
車道とは言え、数十センチの新雪で先行者の方の労力は大変なものでしょう。 また、この大雪の影響で至るところで倒木や折れた枝が見られました。 歩いている時にも、バキッ・ボキッと木の折れる音が聞こえてきますし、谷の奥からはドーンと雪の重みで何か(岩か雪庇?)が落ちる音も聞こえていました。(当分の間は落雪や倒木に注意ですね)
県境が近づくのに従い、雲が多くなってきました。 時折雪が舞う中を、黙々と歩いていきます。(下写真)
雲が多めに
この道は約5Kmの登りで、無雪時でも1時間半ほど掛かります。 また、先行者は何故か犬帰谷の西尾根から取り付いており(登っている姿を見ています)、その先は誰も歩いた跡のないヴァージンスノーとなっていました。(下写真)
ここからはバージンスノー
結局、この日の雪の量では2時間近く掛かりコグルミ谷出合に到着しました。(下写真)
コグルミ谷登山口
ここからは何度か歩いていて、積雪期はいつも左の尾根にすぐ取り付きます。 しかし、細かい雪で登るのが大変なので谷を801mピークへと詰めることにしました。 イノシシのものと思われる踏み跡を辿り谷の奥を目指し、途中の分岐で一般登山道から離れ左の谷へ入っていきます。(下写真)
動物の踏み跡を辿り
谷間を進む
急登が続きますが、程よい雪の硬さと量でスノーシューで十分に登っていけます。 801mピーク手前で傾斜が増すので、それを嫌って左尾根へ向いました。(下写真)
右の樹林帯からも登れそう
無事尾根沿いの道に合流しますが、ここには先行者の足跡はありません。(帰路も無かったので、途中で帰ったのでしょう)
前方に尾根の上部
尾根に合流
藤原岳方面
ここからは比較的なだらかな尾根道をカタクリ峠へと向いますが、既に12時を廻っており自分の中で帰還限界時間を13時としていたので、ひと登りした平坦地で休憩することにしました。(下写真)
雪の尾根道を堪能
麓が見えて
結局、30分で400mを進みカタクリ峠手前のピーク付近で昼食休憩として行きます。(下写真)
陽が差し込む
天気は回復?
短い休憩後は、身軽になったところでカタクリ峠へと向います。 5分ほどでカタクリ峠に到着しますが、ここにも人の歩いた形跡はありません。 ここから、当初は丸尾で下山し周回コースとする予定でしたが諦めて、素直に来た道を戻ることにしました。(下写真)
カタクリ峠
御池岳山頂は真っ白
雪と戯れ一気に駆け下り、尾根の末端から下に見える林道へ急斜面を降りて行くと、30分ほどでコグルミ谷出合に到着しました。(下写真)
雪が降り出す
下に車道が見えてきた
ここからは自分の足跡を辿って戻っていきますが、前方からヘルメット姿の方が歩いてこられます。 見ると中部電力と書かれたヘルメットを被り、スノーシューを履いていますが、下には作業着を着ているようです。 後ろからもう一名来られたので、「点検ですか?」と尋ねると「そうです」と疲れた様子・・・。
大雪の影響で、上空からはヘリで高圧鉄塔を点検していますが、この方達は道路脇の電柱を巡回して点検しているようです。(下写真)
晴れ間が覗く(中央付近に鉄塔巡視のヘリ)
養老山脈(左に養老山)
すっかり晴れて
麓も雪が多い
この方達のお陰?もあり、帰路は一筋の細い道が完成しており1時間20分ほどでゲートに到着しました。
急いで戻った理由の一つには、帰りにまた渋滞に巻き込まれない様にと考えてのことですが、幸い帰路はスムーズに流れ、いつもの道を走り1時間半弱で明るいうちに帰宅することが出来ました。
今回の反省点は、
・渋滞で計画が遅れたのは、長野県方面に高速で向かって事故渋滞に巻き込まれた時依頼です。 こればかりは仕方がありませんが、今回は関ヶ原(北)側から向かえばと思いました。
次回ですが、雪は堪能したので本来行く予定だった静岡の山へ向かう予定です。(週末の雪の状態と道の状況次第です)
登山口まで遠かったですね。(^^;)
お正月に多度神社に行きましたが
まったく雪も凍結もなし。
もちろん、渋滞はしていましたが・・・
この辺り、新年にドカッと降ったんですね。
by nousagi (2017-01-21 17:45)
nousagiさん、コメントありがとうございます。 返信遅くなりました。
1月上旬までは全く雪がなかった分、一気に降った感じですね。
ニュースでも連日のように雪で渋滞と報道されていて、雪の多い地方では大変そうです。
by おど (2017-01-26 12:19)