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[登山] 南伊勢 牛草山~鶴路山~龍仙山登山 [登山]

 今回は、この所は雪山ばかりなのと天候の関係から、久しぶりに南伊勢の山に登ってきました。 「牛草山」からスタートし「鶴路山(かくろやま)」と「龍仙山(りゅうせんざん)」を通しで登ってきました。
 朝方はハッキリしない天気でしたが、次第に雲も薄くなり五ヶ所湾(ごかしょわん)を眺めながら楽しく歩くことが出来ました。

牛草山からの眺め

山頂からの展望1

鶴路山からの眺め
下に五ヶ所湾

龍仙山からパノラマ
龍仙山からのパノラマ

南伊勢
牛草山~鶴路山~龍仙山登山
日付 2018年02月11日(日)
天気
曇りのち晴れ
山域 南伊勢
場所
三重県度会郡南伊勢町伊勢路~船越
距離 23.2km
累積標高 +1681m -1833m
時間 07時間35分
人数 単独
撮影枚数 0875枚 (FUJIFILM FinePix XP200)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0302枚 (Panasonic DMC-GM1)
登山難度
(A:安易~E:高度)
C(道迷い注意、長距離)
展望
(A:良い~E:なし)
B
見どころ 五ヶ所湾、龍仙山列石
行程・標高・距離・時刻(標高の赤字はGPSから)
07:10 142m 0.0km 本谷駐車地 出発
07:25 (00:15) 244m 0.9km 車道終点
08:00 (00:35) 466m 2.6km 尾根合流(神岳分岐)
08:20 (00:20) 550m 3.6km 牛草山 (10分休憩)
09:05 (00:45) 473m 5.8km 温坊山
10:00 (01:05) 170m 8.8km 露岩展望地 (5分休憩)
10:20 (00:20) 6m 9.7km 斎田口(尾根末端)
10:25 (00:05) 13m 10.4km 廃棄物処理場
11:00 (00:35) 291.7m 11.5km 鶴路山 昼食休憩
11:25 (00:25) 291.7m 11.5km 鶴路山 出発
11:55 (00:30) 5m 13.4km 内瀬浜登山口
12:30 (00:35) 42m 17.0km 内瀬車道分岐
12:50 (00:20) 216m 17.5km 登山道合流
13:00 (00:10) 273m 18.0km 273mピーク
13:25 (00:25) 300m 18.9km 龍仙山鉄塔
13:45 (00:20) 402.1m 19.7km 龍仙山 (10分休憩)
14:15 (00:30) 198m 20.6km 列石下部林道出合
14:25 (00:10) 169m 21.4km 龍仙山登山口
14:45 (00:25) 12m 23.2km 船越バス停 到着

ルートラボ

実績コース(緑色は予定、赤色は実績、水色は車)
20180211_map.jpg

写真リンク

※今回は、写真多めで長いです。

 今年の日本海側は雪が多く、行きたいのですが積りすぎた雪を敬遠したり交通の関係で中々行くことが出来ません。 久しぶりに冷え込みも緩むようなので、温かいことが期待できる南伊勢の山へ向うことにします。

 当初は一人で走らせ、帰路はバス利用を考えていましたが、同乗者が行けると言うので一緒に向かいます。 登山口までは自宅から2時間弱と見て5時過ぎに出発しました。
 日曜ということで高速道路のトラックは少なめですが、世間的には三連休の中日なので乗用車が多めでした。 1時間半ほどで伊勢自動車道の玉置ICに到着しました。 ここで降りてコンビニに寄り、サニーロードを鍛冶屋トンネルに向かい南下していきました。
 この日さ前日の雨の影響で久しぶりに気温が高く、朝の時点でも3度以上はありました。 凍結の心配もなく走らせていくと、10分ほどで鍛冶屋トンネルを通過しました。 カーブを曲がった先で右折しますが、鋭角過ぎて一度では曲がりきれません・・・。 川沿いの道を降りていくと、すぐに駐車余地があるのでここに停めていきました。(下写真)

駐車地付近の様子
駐車地付近の様子

横にドコモの施設
横にドコモの施設

 まだ奥まで行けそうですが、車はすぐに出る予定なのと普通車なので無理することもありません。 ここで準備をして出発しますが、同乗者には8時間後に到着ということで場所を伝えておきます。 早速出発し、渓谷状の沢の脇の舗装路を奥へと入っていきました。(下写真)

舗装路を奥へ
舗装路を奥へ

 小滝などを見ながら歩いていくと、15分ほどで車道の終点に到着しました。(下写真)

渓谷沿いを進む
渓谷沿いを進む

二段の滝
二段の滝

車道終点
車道終点

ここから本格的な登山道
ここから本格的な登山道

立派な説明板
立派な説明板

 ここまで車で来られますが、ここに駐車すると他の車が転回不能なので止めたほうがよいでしょう。 ここからは本谷沿いの道を最上流まで登る事にします。 しっかりした道ですが、岩が多くなり右岸へと渡り返します。(下写真)

歩きやすい道
歩きやすい道

 と言っても、大きな石が多くそこを飛んで渡れます。(スリップ注意)(下写真)

ここを渡る
ここを渡る

 その先は沢の上を進むトラバース道が続いていました。(下写真)

対岸に滝

対岸に滝

暫くは流れの横を進む
暫くは流れの横を進む

 上流に向かうのに従い次第に水量が減っていきます。 途中3箇所に直登コースの分岐がありますが、ここは全て水の流れに沿って直進していきました。(下写真)

初めの分岐(本谷コースへ)

初めの分岐(本谷コースへ)

二つ目の分岐
二つ目の分岐

 一部地図と違い右岸を上り詰め、そのまま急斜面をトラバースするところがありますが、テープが多く迷うことはありません。 その先で立派な木が見えてくると、それが「霊ノ木(たまのき)」と呼ばれる大木でした。(下写真)

この辺り道迷い注意

この辺り道迷い注意

三つ目の分岐
三つ目の分岐

朝日が差し込む
朝日が差し込む

 丁度、陽が差し込み始め朝日が大木に当たって幻想的です。 ここを通過すると谷が広がり、踏み跡もまばらとなります。 テープを負いますが、時々見失いコースを修正しながら進んでいきました。(下写真)

霊ノ木

霊ノ木

次第に広くなる
次第に広くなる

迷いながら進む
迷いながら進む

 ここまで凍った水たまりなどは見かけましたが、この辺りから所々に雪が見られ始めました。(下写真)

この辺りから残雪
この辺りから残雪

 テープを追って行くと、樹林が薄くなり雰囲気のよいところに出てきました。(下写真)

テープを追って
テープを追って

広い場所に
広い場所に

 しかし登山道は左の流れ沿いにあるので、そちらを進むと尾根の末端をつづら折れに登り、その先は左斜面をトラバース気味に進んでいきます。(下写真)

ここに来て登り
ここに来て登り

斜面をトラバース
斜面をトラバース

 よく踏まれた道を進むと、前方が明るくなり神岳との分岐に到着しました。(下写真)

尾根(神岳)分岐
尾根(神岳)分岐

 北西側が切り開かれており、その神岳と度会町(わたらいちょう)の集落が見えていました。(下写真)

右に神岳(奥は度会町)
右に神岳(奥は度会町)

 ここで左の南方面へと変えて行きます。(下写真)

左へ進む
左へ進む

 尾根の左に良い道があり、そこを歩いていくと50mほどで左に分岐が現れました。(下写真)

ここも広い道
ここも広い道

すぐに左へ降りる
すぐに左へ降りる

 ここが山頂への尾根分岐ですが、そうとは分からず標識がないとそのまま直進していきそうでした。(下写真)

180度戻る
180度戻る

 東に進路を変え、向きとしては来た谷を戻ることになります。(下写真)

ところどころに残雪
ところどころに残雪

 左下に先程登ってきた谷を見ながら進んでいきますが、その気になれば谷から直登できそうです。(下写真)

緩斜面をトラバース
緩斜面をトラバース

 明確な道を進むと、古くからの道なのか掘られた道となりました。(下写真)

掘れた道となる
掘れた道となる

 雪も凍って滑りやすいので、土が見える所に足を置きながら登っていくと、右手の稜線が近づいてきました。(下写真)

暫く登ると稜線沿いに
暫く登ると稜線沿いに

 そして尾根沿いの道と合流すると、ここからは細尾根を進むことになります。(下写真)

ここからは尾根道に
ここからは尾根道に

 前方に山頂と思われるピークが見えてきます。 程なく、山頂との分岐に到着しました。(下写真)

山頂直下で左に
山頂直下で左に

 左折して登っていくと、切り開かれた山頂に到着しました。 山頂にはベンチなども設置されており、東側は切り開かれ展望が広がります。(下写真)

山頂からの展望1
山頂からの展望1

山頂からの展望2
山頂からの展望2

 この時間、まだ雨上がりの湿気の多い状態で、モヤが掛かって遠望は効きません。 しかし、近くに五ヶ所湾が見えていますし、この後登る予定の「龍仙山」も目の前に見えていました。 また東以外にも、北西と西側が見えており近くの山などが見えています。(下写真)

山頂からの展望3
山頂からの展望3

獅子ヶ岳(右)と七洞岳(左)
獅子ヶ岳(右)と七洞岳(左)

 近くに風力発電の風車が見えていますが、以前近くの山に登った時に見た記憶はありません。 調べると去年発電開始した設備が獅子ヶ岳の南東にできており、今年中にはその獅子ヶ岳も風車と工事・点検用の車道で埋め尽くされるようです…。(下写真)

近くに風力発電所
近くに風力発電所

 暫く眺めょ楽しんだ所で、予定通り南稜線を「温坊(おんぼ)」へと向かいました。(下写真)

山頂から南の稜線を下る
山頂から南の稜線を下る

 稜線を下っていくと大きな岩が見えてきて、そこに「石割ウバメガシ」と標識が立っていました。 言われて見ると、確かに岩の上には中央から幹が真上に立っていて、下の岩は真っ二つに割れています。(下写真)

石割ウバメガシ
石割ウバメガシ

 ここで迂回路の登山道と合流し、傾斜も緩み尾根道となりました。(下写真)

山頂迂回路と合流

山頂迂回路と合流

 ここから温坊までは高低差はあまりなく、尾根沿いに穏やかな道が続いていました。(下写真)

石仏(首は無い)
石仏(首は無い)

快適な道が続く
快適な道が続く

 程なく見晴台との分岐に到着しました。(下写真)

初めの見晴台へ
初めの見晴台へ

 ここは見晴台へと奥へ入っていきます。 すると大きな岩が見えてきて、その上から周囲を見渡すことが出来ました。(下写真)

岩場の見晴台(左上に)
岩場の見晴台(左上に)

牛草山より靄が薄くなり
牛草山より靄が薄くなり

 霞も次第に取れてきており、海も先程よりハッキリと見えてきていました。 先程のぶん機へ戻り、更に尾根を南下していきます。 途中、2箇所ほど分岐がありますがここは尾根を外さず直進していきます。(下写真)

神路谷分岐
神路谷分岐

ここの分岐は注意(前方の尾根沿いに進む)
ここの分岐は注意(前方の尾根沿いに進む)

 温坊が近づくと再度 展望台が現れました。(下写真)

ここにも展望台
ここにも展望台

 展望台はピークとなっていて、少し先には風が避けられそうな広場(休憩場)が見えています。(下写真)

少し先に休憩適地
少し先に休憩適地

伊勢方面を望む
伊勢方面を望む

五ヶ所湾に陽があたり
五ヶ所湾に陽があたり

 近くには温坊山も見えており、展望台を後に向かいました。(下写真)

目の前が温坊山
目の前が温坊山

 一旦、鞍部へと降りていき登りに転じると、呆気なく温坊の山頂に到着しました。(下写真)

テープを追って山頂へ(左下へ)
テープを追って山頂へ(左下へ)

温坊山山頂
温坊山山頂

 期待していた展望はほとんどありませんが、手前の展望台で十分でしょう。(下写真)

展望は僅か
展望は僅か

 ここからの道はよく分かりませんでしたが、南にテープと踏み跡が続いているので、そこを辿っていきます。(下写真)

尾根沿いに降りていく
尾根沿いに降りていく

 古いテープはありますが、尾根沿いに続いた道を降りていきます。(下写真)

テープが少なくなるが
テープが少なくなるが

 途中、岩場の絶壁がありその上からも展望が見られました。(下写真)

途中の展望所から北西方面
途中の展望所から北西方面

 テープは尾根沿いに下っていますが、左手のにある登山道からはどんどん離れていきます。 きせとで現在位置を確認し、左の斜面をトラバースして復帰します。(下写真)

この尾根では無い(左へ)
この尾根では無い(左へ)

トラバースして本来の尾根に
トラバースして本来の尾根に

登山道に復帰し分岐に
登山道に復帰し分岐に

 無事に復帰すると再度展望地に出て、この後巡る予定の尾根が見えていました。(下写真)

ここにも展望地
ここにも展望地

尾根の先(左下)が見える
尾根の先(左下)が見える

 鞍部へ降りていくと、二箇所ほど東の集落へ降りる分岐がありました。(下写真)

寺前堂分岐
寺前堂分岐

メインルートだけにテープが多い
メインルートだけにテープが多い

林道方面分岐(斎田へ)
林道方面分岐(斎田へ)

 通常であればこれらを理由して降りていきますが、このまま尾根を下り続けます。(下写真)

植林帯となる
植林帯となる

 相変わらずテープは付いていますが、少なくなっていきます。 また踏み跡も古いものとなり、尾根筋に進むと藪に突入するような事もありました。(下写真)

テープは疎らだが踏み跡は濃く
テープは疎らだが踏み跡は濃く

 しかし、道はしっかりと付いており、下まで木の階段などで整備されていました。(下写真)

こんな所に木の階段が
こんな所に木の階段が

立派な木も見られる
立派な木も見られる

 標高差がほとんどなくなり、車や生活音などが聞こえだします。 樹林も植林となり、作業道は最近も利用されているようです。(下写真)

標高が低くなりどこからでも降りられそう
標高が低くなりどこからでも降りられそう

明確な作業道に
明確な作業道に

秋葉山?
秋葉山?

ここにも階段
ここにも階段

 ピークで右に折れて寒暖を降りていくと、植林が目立ち始め変化のない道を進んでいきます。(下写真)

面白みのない道に
面白みのない道に

ピークは右から巻いて
ピークは右から巻いて

 ピークを巻いたり直登して進むと、岩場が見えてきました。 ここは岩の上をよじ登ると、尾根末端最後の展望地となっていました。(下写真)

このピークは直登(ただし階段あり)
このピークは直登(ただし階段あり)

岩を登る
岩を登る

 展望地は、脆い岩で覆われていて、180度の景色が望めます。(下写真)

尾根末端の展望地の様子
尾根末端の展望地の様子

尾根末端の展望地1
尾根末端の展望地1

尾根末端の展望地2(右が龍仙山)
尾根末端の展望地2(右が龍仙山)

 ここを過ぎると広い道となり、その先で尾根を横切る鉄塔に出合いました。(下写真)

尾根を進む

尾根を進む

高圧鉄塔を越えて
高圧鉄塔を越えて

 鉄塔で左下の車道へ巡視路で降りていっても良かったのかも知れませんが、ここは予定通り直進していきます。(下写真)

ひたすら進んで(前方が明るく)
ひたすら進んで(前方が明るく)

 末端に向かって一気に降りていくと、前方が明るくなり車の音が聞こえてきました。 そのまま進むと竹林となり、踏み跡も途絶えます。(下写真)

尾根末端は竹林(右へ逃げる)
尾根末端は竹林(右へ逃げる)

 ここは手前で右方面へ向かい、回り込みながら末端にある津波避難用の階段で降りて行きます。(下写真)

下に津波避難用の階段
下に津波避難用の階段

ここに出る
ここに出る

 車道を渡り、右にある次の予定地となる「鶴路山」へ向かっていきます。(下写真)

白鶴伝説の里?
白鶴伝説の里?

暫くは道路を進む(西へ)
暫くは道路を進む(西へ)

 車道をテクテクと歩くと、5分ほどで左に橋が見えてきました。(下写真)

この橋を渡り左へ
この橋を渡り左へ

 この橋を渡り、T字路は左の廃棄物処理場方面へ折れていきます。(下写真)

廃棄物処理場へ
廃棄物処理場へ

 車道を登り廃棄物処理場の横を通り過ぎると、奥はロープで通行止めとなっていました。(下写真)

奥へ進む
奥へ進む

林道はロープで通行止め
林道はロープで通行止め

 脇に鶴路と書かれた標識は書かれています。 このまま林道終点まで行き、そこから取り付くのでしょうが、すぐ横の尾根沿いに踏み跡とテープが付いているので、ここを直登することにします。(下写真)

取付き場所が分からないので、ここから登る
取付き場所が分からないので、ここから登る

 いきなりの直登で、ジグを切りながら登っていきました。(下写真)

尾根の末端から直登
尾根の末端から直登

 左側は最近伐採し植林したばかりのようで、獣避け柵で区切られています。(下写真)

左は真新しい植林
左は真新しい植林

伐採林跡から下を眺め
伐採林跡から下を眺め

 植林帯をひたすら登ると、傾斜が緩みピークに到着しました。(下写真)

急登を登る
急登を登る

初めのピーク(ここまでテープあり)
初めのピーク(ここまでテープあり)

 ここから暫くは緩い尾根となりますが、間に2箇所掘られた道が横切っており、行く手を阻みます・・・。(下写真)

尾根を掘れた道が横切る
尾根を掘れた道が横切る

 再度植林帯となり、その作業道を登っていくと、唐突に林道に出合いました。(下写真)

先程よりは傾斜は緩く
先程よりは傾斜は緩く

 林道が尾根沿いにあるとは思っていなかったので驚きますが、先程も見た標識があり、ここで登山道と合流したようです。(下写真)

林道出合
林道出合

 すぐに林道終点となりますが、ここも左斜面は伐採林の植林帯となっていて、真新しい作業道を巡ります。(下写真)

林道末端

林道末端

更に尾根沿いに進む
更に尾根沿いに進む

 次第に傾斜がキツくなり、ロープも見られました。(下写真)

所々にロープ場
所々にロープ場

急登にはロープ
急登にはロープ

 ここも一旦傾斜が緩み、尾根の右に別の林道が登ってきていました。(下写真)

傾斜が緩み標識が
傾斜が緩み標識が

右下から林道が登る
右下から林道が登る

 林道はそのままトラバースし西へと向かっていきますが、登山道は直登していきました。(下写真)

稜線への最後は急登
稜線への最後は急登

 ここは我慢のしどころで、黙々と登っていくと西からの稜線と合流しました。(下写真)

黙々と登る
黙々と登る

稜線分岐に到着
稜線分岐に到着

 ここまで来ると山頂までは近くです。 左に折れて緩やかな登りを進むと、3分ほどで山頂に到着しました。(下写真)

なだらかな稜線を山頂へ
なだらかな稜線を山頂へ

眺めの良い鶴路山山頂
眺めの良い鶴路山山頂

 鶴路山の山頂は南側を中心に伐採されており、すぐ下に五ヶ所湾が見えていました。(下写真)

下に五ヶ所湾
下に五ヶ所湾

岬方面
岬方面

南西方面
南西方面

山頂からも朝見た風車
山頂からも朝見た風車

 北側の木々も薄く、牛草山が遠くに見えていました。(下写真)

牛草山方面
牛草山方面

 ここで予定通り昼食として行きました。 ここまで登山者には誰も合わず来ていますが、休憩中も山頂では一人きりで過ごしました。 切り開きで風が吹くと寒そうですが、この日は天気も良く風も弱くポカポカ日和で暖かい休憩となりました。

 まだ中間地点と行ったところなので、食事が終わると早々に出発の準備を整えます。 東に続く稜線を降りて、下山とします。(下写真)

東に向かって下山
東に向かって下山

 暫くは緩やかな下りが続き、落ち葉を踏みしめながら歩いていきました。(下写真)

良い道が続く
良い道が続く

 標識に従い、尾根の屈曲点を左に向うと、次第に下りの傾斜がキツくなっていきます。(下写真)

ここで左の尾根へ
ここで左の尾根へ

広い道を進む
広い道を進む

尾根を降りて
尾根を降りて

 暫く降りると分岐標識が見えてきて、左に戻るように道が付いていました。(下写真)

ここで左手前の道に
ここで左手前の道に

 トラバース道となり、谷に向かって降りていきますが、滑りやすいのでゆっくりと降りていきます。(下写真)

暫くはトラバース
暫くはトラバース

スリップ注意で
スリップ注意で

 谷沿いの僅かな流れを丸太で渡ると、右折して沢の横を降りていきます。(下写真)

沢を越えて(振り返って撮影)
沢を越えて(振り返って撮影)

下に見える古い堰堤に
下に見える古い堰堤に

 程なく下が明るくなり、古い堰堤を見ながら降りていきました。(下写真)

土砂防止の石造りの堰堤
土砂防止の石造りの堰堤

水呑休憩所
水呑休憩所

休憩所からの展望
休憩所からの展望

石の堰堤の間から生えて
石の堰堤の間から生えて

 先程の沢は荒れており、それを渡ると宦官に向かって一気に降りていきました。(下写真)

最後は沢沿いに降りる
最後は沢沿いに降りる

左下に廃車道
左下に廃車道

 左に建物と廃道が見えてきました。 登山道は緩やかにその廃道と合流し、海岸線へと降り立ちます。(下写真)

コンクリート道に出る
コンクリート道に出る

海岸に出る
海岸に出る

 目の前に次の目的地となる「龍仙山」が見えていますが、船でもない限りここを渡ることは出来ません。(下写真)

ここをグルっと廻り込む
ここをグルっと廻り込む

対岸に次の目的地の龍仙山
対岸に次の目的地の龍仙山

 時計回りでグルリと湾を廻り込み、取付き予定の尾根まで向かいました。 静かな湾内や水路には、カモなどの鳥がいっぱいいました。 それらを見ながら歩いていくと、車道と出合いました。(下写真)

カモ
カモ

渡り鳥が多く
渡り鳥が多く

中間点(対岸に)
中間点(対岸に)

ここは内瀬(ないぜ)
ここは内瀬(ないぜ)

取り付き予定点まで車道を歩く
取り付き予定点まで車道を歩く

 陽射しも強く暖かで、ここに来て日焼けしないように日焼け止めや防止を被ります。 鶴路山の登山口から3kmほど歩いてところで、ようやく予定していた尾根の取付き横の車道を左折していきました。(下写真)

ここを左に
ここを左に

 車道を250mほど登ると、左に尾根に登れそうな斜面が現れました。(下写真)

高みからの眺め
高みからの眺め

カープ手前で左に取り付く
カープ手前で左に取り付く

斜面を上に
斜面を上に

 この急騰の斜面をつづら折れで登り、尾根の上に到着しました。(下写真)

みかん畑の上部に出る
みかん畑の上部に出る

 丁度みかん畑の上に出て、尾根沿いには古い踏み跡や獣道などが付いていました。(下写真)

尾根は急登
尾根は急登

 暫くは我慢の登りとなりました。 流石に人の気配は無く、人の気配に逃げる猪と思われる音が聞こえてきます。(下写真)

獣道か
獣道か

 更に傾斜が強くなり、上部が明るくなるとこの尾根の終盤でした。(下写真)

前方が明るく

前方が明るく

 右からの登山道で合流しピークに辿り着くと、先程登った鶴路山が湾越しに見えていました。(下写真)

登山道と合流し展望が
登山道と合流し展望が

鶴路山
鶴路山

丸石から登ったことになるのか?
丸石から登ったことになるのか?

 ここからは一般登山道となるので気は楽です。 よく踏まれ標識やテープの目印も多いので、それらを追って進みます。(下写真)

登山道は歩きやすく
登山道は歩きやすく

尾根を進む
尾根を進む

 しかし、この辺りまで来れば登山者も多いかと思いましたが、周りに人気はありません。 273mピークの登りも急登で、上部の階段も壊れて歩き辛くなっています。(下写真)

ここも急登
ここも急登

 ピークに到着するとベンチが置いてあり、南に開けた景色を眺めて行きました。(下写真)

鶴路山方面
鶴路山方面

五ヶ所湾
五ヶ所湾

南伊勢の集落(下山予定地)
南伊勢の集落(下山予定地)

 この時間になり、ようやく霞は取れてて遠くの方も見えていました。 ここで右に折れ、鞍部に向かって降りていきます。(下写真)

右に折れ尾根沿いに進む
右に折れ尾根沿いに進む

 途中、南東方面に開けた展望台があったので、少し寄っていきました。(下写真)

展望台へ
展望台へ

展望台からの眺め
展望台からの眺め

 一旦は鞍部に降りていきますが、思ったほどの落差はありません。(下写真)

あと1.1km
あと1.1km

鞍部を越えて
鞍部を越えて

 麓からの道と合流し、巡視路兼用となっている登山道を登っていきます。(下写真)

一部は巡視路に
一部は巡視路に

 道は尾根の左を登っており、前方が明るくなると尾根の左に出てきました。(下写真)

ピークの左へ出る
ピークの左へ出る

 右手に高圧鉄塔が見えており、上空に電線が通っていました。 その先を見ると出発地となる牛草山方面が見えていました。(下写真)

右奥に牛草山
右奥に牛草山

鉄塔出合
鉄塔出合

 道は一旦鉄塔へと向かい、その先で左の尾根沿いに登っていきます。 暫く登ると石が多くなり、大岩なども見られ始めました。(下写真)

石の多い道となる
石の多い道となる

濃い踏み跡に
濃い踏み跡に

 傾斜の緩い尾根を進んでいくと、唐突に明るい場所に到着しました。(下写真)

展望所
展望所

 ここが山頂?とも思いましたが、まだ200mほど先にあります。 ここには「行者さん(役行者)」と「不動尊」が祀られています。 また南側は開かれており、眺めもよい所でした。(下写真)

行者さん
行者さん

不動尊
不動尊

展望所からの眺め1
展望所からの眺め1

展望所からの眺め2
展望所からの眺め2

 展望を見たところで、山頂へと向かいますが標高差はほとんどありません。 鳥居をくぐり尾根を進むと、右から車道からの最短コースと合流しました。(下写真)

鳥居をくぐり山頂へ
鳥居をくぐり山頂へ

ここで車道からの最短路と合流
ここで車道からの最短路と合流

 緩やかな登りを進むと、山頂に到着しました。(下写真)

程なく前方が明るく
程なく前方が明るく

龍仙山展望台(山頂)
龍仙山展望台(山頂)

大日如来
大日如来

 山頂には展望標識や大日如来、それとベンチなどがあり、周囲は切り開かれ展望を眺めながら休憩していきます。(下写真)

牛草山(中央)が近くに
牛草山(中央)が近くに

志摩方面
志摩方面

山頂からの五ヶ所湾
山頂からの五ヶ所湾

北側に雪雲
北側に雪雲

龍仙山からのパノラマ
龍仙山からのパノラマ

 ここまで登山者は一人も見られませんでしたが、ここで初めて軽装の方がいました。 聞くと伊勢からすぐ下の車道から登ってきているとの事でした。
 上空はよい天気出すが、風が強くなってきています。 また、北側に怪しい雲が見え始め、風に乗った雪が舞っていました。 予定よりも早く到着しましたが、デザート代わりのみかんを食べた所で下山を開始しました。(下写真)

東ルートから下山
東ルートから下山

 東側に尾根沿いの道をテープを頼りに降りていきますが、どこでも歩け迷いそうです。(下写真)

テープが多く迷わずに降りる
テープが多く迷わずに降りる

 明確な尾根となり、踏み跡もハッキリとしてきます。(下写真)

踏まれた道を下りていく
踏まれた道を下りていく

 暫く降りると分岐標識が現れ、予定していた神籠石方面へと降りていきました。(下写真)

神籠石へ向う
神籠石へ向う

 すると大きな岩がゴロゴロとみられだし、登山道のテープもその岩を縫うように付いています。(下写真)

大きな岩が
大きな岩が

 岩の上を登りながら越えていくと、目的の列石が見えてきました。(下写真)

ここから列石が続く
ここから列石が続く

列石2
列石2

 写真だけでは分かりづらいと思いますが、名前の通り石が尾根沿いに直線で並んでいました。(下写真)

列石3
列石3

 それらを追いながら尾根を下ると、みかん畑の作業道と出合います。(下写真)

列石3
列石3

下まで続く
下まで続く

右に舗装作業道
右に舗装作業道

 舗装された作業道に降り立ちますが、予定のコースは少し左へ戻ることになります。 登り返して、左の分岐に入ると先程の列石の説明文がありました。(下写真)

右に少し登り返し分岐に出る
右に少し登り返し分岐に出る

ここに列石の説明文
ここに列石の説明文

 ここまで来れば下山したも同然です。 みかん畑を見ながらテクテクと作業道を歩いていくと、広い車道に出合います。(下写真)

下はみかん畑
下はみかん畑

 途中に(最短コースの)登山口があり、その横に駐車地もありました。(下写真)

龍仙山の駐車地・登り口
龍仙山の駐車地・登り口

 その後は、道沿いをまっすぐにキープしながら降りていきました。(下写真)

車道からみかん畑の作業道へ
車道からみかん畑の作業道へ

 みかん畑の横をあるいていきますが、ここまで関心の実は見ませんでした。 しかし、途中一ヶ所だけありましたが、大きなものでした。(下写真)

みかんは終盤
みかんは終盤

標識は多い
標識は多い

 車道は迂回する道も、有るきでは直進していきます。 左下に中学校の校舎と運動場が見えてくると、集落まではすぐでした。(下写真)

左下に中学校
左下に中学校

電波塔の脇を通り
電波塔の脇を通り

 電波塔の脇を通り過ぎ、その先に細い道が分岐していますが、先の様子が分からないので、ここは車道を降りていきました。(実際には、直進が正解でした) そして山頂から50分ほどで、船越バス停に到着しました。(下写真)

船越バス停に到着
船越バス停に到着

ここが本来の登山口
ここが本来の登山口

龍仙山ハイク案内図
龍仙山ハイク案内図

 本来であれば、ここでバスに乗り牛草山の登山口方面へ戻る予定でしたが、向かえが近くに来ているのでそちらへ向かい、今回の山行も無事に終わりました。

今回の反省点は、
・特にありません。 この所は体調がよいので、もっと長距離でもよい感じでした。

 次回ですが、スノー衆の集まりで今年は豪雪となっている雪山へ向う予定です。(あまりの雪で、途中で引き返すかも…)


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joyclimb

牛草山の山頂は五ヶ所湾のよい展望場所ですね^^
by joyclimb (2018-02-19 21:27) 

おど

joyclimbさん、コメントありがとうございます。
 牛草山・鶴路山・龍仙山、どれを取っても展望がよく五ヶ所湾を眺めることが出来ました。 ポカポカ日和で、ベンチの上でのんびりしたいですね。
by おど (2018-02-20 22:45)