[登山] 2018年 早春の藤原岳(孫太尾根から) [登山]
今回は、久しぶりに早春の鈴鹿「藤原岳」にいつもの孫太尾根で登ってきました。 花を見に行ったのですが、往路はなぜか見つからず山頂付近の霧氷を眺めることになりました。 しかし、帰路はゆっくりと花を見つけながら降りていき、今年も目的の花など見ることが出来ました。
藤原岳の青空に映える霧氷
草木付近の満開の福寿草
日付 | 2018年03月10日(土) | ||
天気 | 快晴(帰路は風強く) | ||
山域 | 鈴鹿 | ||
場所 | 三重県いなべ市北勢町新町 | ||
距離 | 10.4km | ||
累積標高 | +1240m -1240m | ||
時間 | 5時間25分 | ||
人数 | 単独 | ||
撮影枚数 | 0000枚 (FUJIFILM FinePix XP200) 0245枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4) 0350枚 (Panasonic DMC-GM1) |
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登山難度 (A:安易~E:高度) |
B(泥スリップ注意) | ||
展望 (A:良い~E:なし) |
A | ||
見どころ | 花、霧氷、展望 | ||
行程・標高・距離・時刻(標高の赤字はGPSから) | |||
07:30 | 220m | 0.0km | 孫太尾根登山口 出発 |
08:25 (00:55) | 651m | 1.9km | 丸山 |
09:05 (00:40) | 832m | 3.2km | 草木(巻道) |
09:35 (00:30) | 965m | 4.6km | 多志田山(5分休憩) |
10:10 (00:45) | 1140m | 5.1km | 藤原岳(展望山頂) |
10:25 (00:15) | 1140m | 5.3km | 藤原岳 出発 |
10:45 (00:20) | 965m | 5.9km | 多志田山 |
11:05 (00:20) | 834m | 7.0km | 草木 |
12:05 (01:00) | 651m | 8.5km | 丸山 昼食休憩 |
12:30 (00:25) | 651m | 8.6km | 丸山 出発 |
12:55 (00:25) | 220m | 10.4km | 孫太尾根登山口 到着 |
ルートラボ
※いつものコースなので、登山道の様子と花を中心に掲載します。
翌日の日曜日は、前々回「鉢盛山」に一緒に登った方と、飛騨の「火山」に楽々登山?を計画しています。 とは言え、土曜日の天気が変わりよい予報となったので、どうしようかと迷っていました。 そろそろ花も見頃かなと思いたち、いつものコースで藤原岳へ向かうことにしました。
自宅からは1時間強で到着しますが、昼ごはんを食べていきたいので、いつもより遅めの6時過ぎに出発しました。 予定通り孫太尾根登山口に到着しますが、ここは何度来ても道が分かりづらく少し迷いました…。
既に6台ほど車が止まっていて人の姿はありませんが、お花見登山なので急ぐ必要もありません。 準備して念のために軽アイゼンを持ち7時半には出発しました。(下写真)
天気は最高
孫太尾根もこれで何度目か分かりませんが、来る度に道は濃くなりすっかりメインコースとなっています。(下写真)
なじみの孫太尾根で向う
標高を上げていき、急いでいるわけではありませんが、途中で登山者の方達を抜いていきます。(下写真)
初めの展望地から
西方面は雲が多く
朝から快晴の天気ですが、放射冷却なのか冷え込んでいて、車で来る途中に見えた「釈迦ヶ岳」などはアルプスの様に真っ白に見えていました。 また、風が強く手の先や耳などが痛くなります。(下写真)
陽射しはあるが気温は低く
白い静ヶ岳と銚子岳
石灰岩の急登となると、この辺りから花があるので、足元に目を凝らしながらゆっくりと歩いていきました。(下写真)
石灰岩の滑りやすい道
気持ちのよい空
丸山
花を探しながら進むが…
しかし、参考にしたブログなどでは数日前にセツブンソウが見られだしたとありますが、中々見つかりません…。 丸山を越えて暫く進むと、前方から見覚えのある格好の方が降りてきましす。 ひと目でやぶこぎネットでご一緒する機会の多いNさんと分かり挨拶して行きました。
花はどのへんで見られたか聞きますが、先程通過した「丸山付近に一杯ありますよ」と言われますが、どうも目が花を拒絶していたようです。 今回は軽登山でピストン予定なので、帰路に注意して見ていくことにして、右に白く見えてきた藤原岳の山頂へ向かうことにしました。(下写真)
雪が見られ出す
夜に雪が降ったのか?
霧氷か?
朝のガスと冷え込みで、山頂付近では霧氷が発達しているようです、車から見えた、鈴鹿の白い山並みもこれで理由が付きます。 途中から登山道脇にも雪が見られだし、日陰などにはまだたっぷりと残っていました。
多志田山に到着しますが、ここは例年も遅くまで雪に覆われています。(下写真)
多志田山は雪に覆われ
藤原岳の霧氷に木を取られていましたが、頭上を仰ぐといつの間にか周囲の樹林にも霧氷が付いていました。(下写真)
気がつくと頭上に霧氷
多志田山の北から藤原岳との鞍部へ降りる必要がありますが、ここからの藤原岳が一番きれいでしょう。(下写真)
多志田山付近から藤原岳を望む
藤原岳霧氷アップ
恵那山が微かに見える
一旦鞍部へ降りて登り返しとなると、周りは霧氷で覆われていました。(下写真)
霧氷が良い感じになる
霧氷が咲き乱れる
ここからは右の岩ガレを登っていきます。 この辺りは雪解け直後の為か、落石のゴロゴロという音が何度も響いていました。(下写真)
岩場を登り
後ろを振り返ると、今回も鈴鹿南部が遠くまで見えていました。(下写真)
随分と登ってきた
竜ヶ岳アップ(後ろは御在所岳)
更に登り東方面の展望も広がります。(下写真)
木曽御嶽山
乗鞍岳(下界は岐阜市?)
そして山頂台地の横に到着すると、後は山頂まで緩やかな道を展望を眺めながら進んでいきます。(下写真)
頂上台地と展望
伊勢湾を望む
鈴鹿南部の様子
山頂付近はこの時間になっても溶けずに霧氷が残っており、畦あたりのよいところでは立派なエビの尻尾が見られました。(下写真)
快晴に映える霧氷
エビの尻尾が育つ
取り敢えず山頂に向う
西方面を望むと、良い感じに霧氷で覆われています。 隣の御池岳も山頂台地は白くなっており、この日はスノーハイクを楽しめたことでしょう。(下写真)
御池岳も良い感じに
展望丘を望む(左奥は御池岳)
西側を望む
山頂に到着し、更に奥で北方面を見ていきます。 白山を初め奥美濃など白い山を一通り眺めた所で、下山を開始しました。(下写真)
能郷白山(左)と白山(右)
伊吹山方面(左に天狗岩)
伊吹山(左に金糞岳など)
能郷白山アップ
白い山々
山頂の霧氷が一番か
木曽御嶽山・乗鞍岳・北アルプスなど
中央アルプスも薄っすらと
下山も往路を戻りますが、岩ガレを避け右寄りに降りていきます。 先程追い越した方達と再度すれ違い、花のありそうなところまで降りていきました。
中々見つからないので、登ってこられた方に確認し、ようやくセツブンソウを見ることが出来ました。(下写真)
セツブンソウ1
その後も足元に目を凝らしながら歩いて行くと、セリバオウレンやミスミソウも見られラッキーです。(下写真)
セリバオウレン
?1
ミスミソウ1
ミスミソウ2
ネコノメソウ
セツブンソウ2
結局、丸山周辺で大輪のフクジュソウも見た所で、往路に予定していた丸山東斜面の休憩適地で昼食休憩として行きました。(下写真)
福寿草
眺めを見ながら昼食
ゆっくりと景色を眺めながらの休憩後は、身軽になり車道まで一気に降りていきました。(下写真)
気持ちのよい一日
今回の反省点は、
・特にありません。
次回ですが、翌日に去年も登った「火山」「傘山」へ登ってきたので、その時の山行を掲載します。
関東以外では、数少ない名前も
登ったことがある山でもあります。
花の山ですよね。
霧氷、綺麗ですね。
これから花も続々と。
そんないい時に登ってみたいですが・・・。
by nousagi (2018-03-15 11:21)
霧氷が、すばらしいですね。
今季、どこかで、霧氷を撮影したかったのですが、残念ながら、ミスりました。
by テリー (2018-03-18 10:14)
nousagiさん、コメントありがとうございます。
藤原岳は花の名山だけに、いろいろな花に巡り会えます。 いづれにしても春本番で、これからが見頃ですね。
テリーさん、コメントありがとうございます。
このところ週末は冷え込んでいて、先日行った山でも素晴らしい霧氷が見られましたよ。
by おど (2018-03-18 14:27)