SSブログ

[登山] 岐阜県 納古山(遠見山から小牧谷を挟んで周回) [登山]

 今回は、近場の山ということで、以前も西尾根からのぼったことのある岐阜県の「納古山(のこやま)」へ登ってきました。 コースは気になっていた「遠見山」を経由して山頂へ登り、下山は小牧谷の左岸尾根(東尾根)を辿り、最後は鉄塔からの巡視路で安全に降りていきました。

納古山からパノラマ
山頂からパノラマ

岐阜県
納古山
(遠見山から小牧谷を挟んで周回)
日付 2020年12月26日(土)
天気 曇り時々晴れ(無風)
山域 美濃
場所 岐阜県加茂郡川辺町下麻生
距離 8.5km
累積標高 +861 -861m
時間 3時間30分
人数 単独
撮影枚数 0444枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0046枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
C(岩場、道迷い注意)
展望
(A:良い~E:なし)
A
見どころ なし
時刻・標高・距離・行程(標高の赤字はGPSから推測)
07:35 105m 0.0km 川辺町北部公民館 出発
07:55 (00:20) 248m 0.5km 見晴らし岩
08:00 (00:05) 265m 0.7km 遠見山
08:10 (00:10)
292m
1.1km No.66鉄塔
08:45 (00:35) 425m 2.6km 稜線合流
09:25 (00:40) 573m 4.1km 納古口コース分岐
09:35 (00:10) 633m 4.4km
納古山 休憩
09:40 (00:05) 633m 4.5km 納古山 出発
09:45 (00:05) 600m 4.6km 木和谷コース分岐
09:55 (00:10) 541m 4.8km 小牧谷東尾根分岐
10:30 (00:35) 349m 6.2km 349mピーク
10:45 (00:15) 252m 6.9km No.64鉄塔
10:50 (00:05) 146m 7.1km 林道出合
11:00 (00:10) 107m 8.0km 国道41合出合
11:05 (00:05) 105m 8.5km 川辺町北部公民館 到着

Garmin Connect

実績コース(緑色は予定、赤色は実績)
20201226_map.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/8x4QdfxaYDq2qnL57

 土曜日の天気は問題ないとの予報で、近場の低山と言うことで岐阜の「納古山」に登ることにします。 以前は、西側の納古口から周回で巡りましたが、今回は南の「下麻生」から登ることを計画しました。

 7時過ぎの登山開始で計画しますが、自宅は6時過ぎに出発しました。 高速利用であれば1時間ほどで到着予定ですが、ここは国道41号線で向かいました。 朝の渋滞がありますが、小牧を抜けるとバイパス道となり、車も少なくなりました。 そのまま高山方面へ向かい、美濃加茂を越えると前方に山が見えてきます。 暫く進むと予定していた「下麻生」に到着し、信号のある分岐で右の公民館に入っていきました。

 公民館下にも駐車場がありますが、まだ一台も止まっていないので外へ駐車します。 ここで出発の準備を整え、信号が青となったので急いで渡りまずは「遠見山」へと向かいました。

遠見山登山道入口(左へ)
遠見山登山道入口(左へ)

 国道を渡り右に曲がると、すぐの左折路に遠見山の青い看板が立っていました。

目の前に崖
目の前に崖

 左に曲がると上に崖が見えており、民家の奥へと進みます。

登山道マップ
登山道マップ

 登山道マップがあり、鉄道下に人一人が通れるトンネルがあるのでくぐっていきました。

鉄道下のトンネルをくぐる
鉄道下のトンネルをくぐる

 トンネルを抜けると山の斜面となり、ここからが本格的な登山の開始となります。

ここから山道に
ここから山道に

 樹林に入ると右に折れ、沢の手前で左斜面を登っていきます。

沢沿いに進む
沢沿いに進む

整備された道
整備された道

 遊歩道となっており、木製の階段や岩場にもステップが掘られており、快適に登っていけます。

上に稜線
上に稜線

急斜面だがつづら折れの道で楽に
急斜面だがつづら折れの道で楽に

 後半は急斜面ですが、つづら折れに付けられた道を登っていくと、稜線分岐に到着しました。

稜線出合
稜線出合

 ここで左の「見晴らし岩」に向かいます。

見晴らし岩に
見晴らし岩に

 40mほど先で崖縁に出ると、左下にベンチの置かれた展望地がありました。

左下に見晴らし岩
左下に見晴らし岩

見晴らし岩
見晴らし岩

 ここが「見晴らし岩」で、崖下には駐車地の公民館などが見えていました。

権現山
権現山

朝は霞が多く
朝は霞が多く

下に駐車した公民館(中央)
下に駐車した公民館

左手前が遠見山
左手前が遠見山

 先程の分岐まで戻り、更に先へと進みます。 前方に東屋が見えてくると、そこが「遠見山」のようです。

遠見山付近

遠見山付近

 「ため池」の横を通ると、左に「遠見岩」と書かれた標識があるので、そちらへ向かいました。

ため池(沼と化して)
ため池(沼と化して)

遠見岩へ
遠見岩へ

 前方に大きな岩が見えており、周辺からは美濃加茂方面が見えています。

遠見岩
遠見岩

遠見岩からの眺め
遠見岩からの眺め

 東屋の近くまで戻ると「鉄塔展望台」の標識があるので、それに従い奥へ向かいますが、東屋の奥には展望のある神社があったようで、そこを訪れることを忘れていました…。

鉄塔展望台へ
鉄塔展望台へ

山頂の東屋(奥に神社があったのだが)
山頂の東屋(奥に神社があったのだが)

 細尾根の道となりますが、ここも道はよく整備されていました。

尾根沿いを進む
尾根沿いを進む

納古山方面(山頂は右の木に隠れ)
納古山方面(山頂は右の木に隠れ)

 右手に納古山と見られる山陽が見えていますが、木々の間からでよく見えません。

シダの多い道に
シダの多い道に

 暫く進むと前方に鉄塔が見えてきました。

鉄塔が見えてきた
鉄塔が見えてきた

66番鉄塔
66番鉄塔

 鉄塔の下に到着すると南西方面が開けており、ここから林道歩きで周回できる道がありました。

南天の滝方面下山路
南天の滝方面下山路

66番鉄塔からの眺め
66番鉄塔からの眺め

 ここからは一般の登山道ではありませんが、巡視路を更に尾根沿いに北へと向かいます。

巡視路を進む
巡視路を進む

 巡視路は作業道を利用したもので、この辺りは歩く人も多いのか、はっきりとした道が続いていました。

山腹を通る道
山腹を通る道

歩きやすい道
歩きやすい道

暫く進む
暫く進む

 しかし、良い道も巡視路分岐までです。

巡視路分岐(左へ)
巡視路分岐(左へ)

 巡視路は右下の鉄塔へ向かっていますが、ここで左の尾根を進みます。

踏み跡は薄くなるが
踏み跡は薄くなるが

 ここまでよりは薄い道ですが、踏み跡は鮮明でテープなども出てきて迷うことはありません。

しっかりとした道が続く
しっかりとした道が続く

 軽い登りを抜け、右にトラバース気味に進むと、登り手前でピンクのリボンが垂れ下がっています。

ここで左上へ
ここで左上へ

 地図で確認し、ここが予定の分岐なので左の薄い踏み跡を辿り西尾根を歩きます。

枝を避けながら進む
枝を避けながら進む

 テープは付いていますが、細枝などが邪魔でした。 ピークで右に折れると鞍部へと降りていきました。

左下に降りる
左下に降りる

 下は植林となっており、次第に踏み跡もはっきりしたものとなっていきました。

植林の中へ
植林の中へ

鞍部から登り返し
鞍部から登り返し

 鞍部を通過すると、主尾根への登り返しとなりますが、斜面には掘られた道が現れ昔からの作業道のようです。

掘れた道に
掘れた道に

掘れた道沿いを進む
掘れた道沿いを進む

 暫くは掘れた道を登っていきますが、それが北東へと向かい始めると、斜面を横切るよい道となりました。

右へ斜面を登る
右へ斜面を登る

 南斜面の日当たりの良い道となり、右手に景色を眺めながら徐々に標高を上げていきます。

日差しの中を進む
日差しの中を進む

景色を見ながら標高を上げ
景色を見ながら標高を上げ

快適な道
快適な道

 鞍部から100mほど登ると傾斜が緩み、主稜線沿いの道と合流しました。

傾斜が緩む
傾斜が緩む

主稜線に合流(左から登ってきた)
主稜線に合流(左から登ってきた)

 主稜線には明確な踏み跡があり、途中からは巡視路と合流していました。

ここからは北へ稜線を進む
ここからは北へ稜線を進む

ここから巡視路
ここから巡視路

 途中に鉄塔がありますが、その手前で道は左斜面へ向かい、鋭角に右に曲がったかと思うと、踏み跡が怪しくなります。 リボンを見落とさないように確認しながら、木々の間を歩いていくと、鉄塔が見えてきます。

右の尾根沿いへ
右の尾根沿いへ

鉄塔出合(右奥へ進む)
鉄塔出合(右奥へ進む)

 鉄塔からは展望は無く、右手の踏み跡へと向かいました。 するとここからも山腹を歩く道があり、それを辿り徐々に標高を上げていきます。

ここからも山腹道
ここからも山腹道

 尾根に復帰しますが、下りとなると道が怪しくなっていきます。

尾根沿いに復帰
尾根沿いに復帰

枝がうるさいが
枝がうるさいが

 周囲を見渡すと案の定左下にリボンが巻かれ、そちらに進み歩いていきます。

ここで左下へ向かう
ここで左下へ向かう

 ここからは変化の少ない道となり、黙々と歩いていきました。 途中で単独登山者の方とすれ違いますが、逆周りで歩かれているのでしょう。

変化の無い道が続く
変化の無い道が続く

倒木
倒木

 鞍部を経由し登り返しとなると、踏み跡が薄くなり次第に急斜面となっていきます。 急斜面を上り詰めると、前方にビニールテープが現れ、そこをくぐり抜けると納古口コースとの分岐に到着しました。

納古口方面分岐(奥から来た)
納古口方面分岐(奥から来た)

 ここは以前歩いたことがある筈ですが、記憶にありません…。 今しがた登った急斜面が最後の登りとなっていたようで、前方には山頂が近くに見えてきました。

前方に山頂
前方に山頂

 灌木の茂る尾根沿いを進むと、岩があらわれはじめました。

岩が現れ
岩が現れ

 岩の上を歩いていきますが、先程の分岐以降は整備されているので問題とはなりません。

岩の上を歩く
岩の上を歩く

 岩場からは東側が開けており、遠くに「笠置山」見えていました。(恵那山かと思っていましたが、雲に隠れていたようです)

中央奥に笠置山
中央奥に笠置山

笠置山アップ(右に恵那山が薄く)
笠置山アップ(右に恵那山が薄く)

 くぐり松を通り岩場を左から迂回すると、木和谷コースとの分岐に到着しました。

くぐり松
くぐり松

岩を左から迂回

岩を左から迂回

右に木和谷コース分岐
右に木和谷コース分岐

 下山はここで右に向かう予定なので、覚えておきます。 尾根沿いに進み次の分岐で右上の岩の道を登っていくと、呆気なく山頂に到着しました。

分岐
分岐

右上に向かう
右上に向かう

納古山山頂

納古山山頂

山頂三角点
山頂三角点

 先程の岩場の展望地からも大きな声が聞こえていましたが、山頂には休憩中の方が食事をされています。 また、それ以外にも4名ほどの方が登られており、一通り周囲を見渡した後はそそくさと下山を開始しました。

山頂からの展望(北方面)

山頂からの展望(北方面)

山頂からの展望(北東方面)
山頂からの展望(北東方面)

山頂からパノラマ
山頂からパノラマ1

中央に本宮山と尾張富士、その右奥に名古屋のビル群
中央に本宮山と尾張富士、その右奥に名古屋のビル群

山頂からの展望(南方面)
山頂からの展望(南方面)

中央に川浦、右に御殿山・平木山
中央に川浦、右に御殿山・平木山

中央に本宮山と尾張富士、その右奥に名古屋のビル群
中央に本宮山と尾張富士、その右奥に名古屋のビル群

 大和谷コースとの分岐まで戻り、右下のトラバース道を降りていきました。

山頂下をトラバース
山頂下をトラバース

 左手に大きや岩が見えてきますが、この上が山頂のようです。

この上が山頂?
この上が山頂?

 北尾根へと進みかけますが、次の小ピークで下麻生大牧谷分岐の標識が現れ、ここで右下へと降りていきます。

下麻生大牧谷分岐(右下へ)
下麻生大牧谷分岐(右下へ)

 すぐに岩場の下りとなりますが、ステップにペンキで赤丸が書かれており、その指示通りに降りていけば楽に降りられました。

岩場の下りに
岩場の下りに

岩場を下から見る
岩場を下から見る

 ここが今回のコース唯一の危険箇所です。 ピークへ登り返し再度降りると、左に木和谷へと降りる道となります。 しかし、ここで一般道から外れ予定していた355mピークの尾根へと向かいました。

ここで中央の薄い踏み跡に(本来の道は左へ)
ここで中央の薄い踏み跡に(本来の道は左へ)

 暫くは軽いヤブとなりますが、明確な尾根となると踏み跡がはっきりとして来ました。

尾根沿いに進む
尾根沿いに進む

左に展望
左に展望

 南斜面を降りていきますが、尾根が不鮮明なので先を確認しながら向かいます。

ここから下りに
ここから下りに

尾根沿いに下る
尾根沿いに下る

一旦傾斜が緩む
一旦傾斜が緩む

 途中から境界標識があるので、それを見つけながら降りていくと、下に植林が見えてきました。

境界杭を目印に
境界杭を目印に

 するとテープが現れ、植林手前には合流を示すリボンがたくさん付いていました。

植林手前でたくさんの印
植林手前でたくさんの印

 作業道と思われる踏み跡が現れ、それを辿り降りていきます。

赤紐の目印を追って
赤紐の目印を追って

次第にはっきりした道に
次第にはっきりした道に

 傾斜が緩むと明確な作業道となり、そのまま355mピークは西からトラバースで通過していきました。

明確な作業道となり
明確な作業道となり

355mピークは右からトラバース
355mピークは右からトラバース

所々に倒木
所々に倒木

 そのまま明確な道を進んでいくと植林となり、349mピーク手前の鉄塔に到着しました。

植林に
植林に

鉄塔から349mピーク
鉄塔から349mピーク

 鉄塔からの展望はありませんが、目の前に高く349mピークが見えています。 右手に巡視路があり、このまま林道へと下山できそうですが、予定では更に先の鉄塔まで歩くつもりです。

右に巡視路(下山可能)
右に巡視路(下山可能)

 この先に道らしいものはありませんが、ヤブっぽい斜面に取り付くとピークへと登り返していきました。

ヤブっぽい斜面に取り付く
ヤブっぽい斜面に取り付く

 ヤブを抜けると植林となり、急斜面をつづら折れで登っていきました。

ヤブを抜けると急斜面
ヤブを抜けると急斜面

急斜面を登る
急斜面を登る

 このままピークへ登っることも出来ますが、右斜面が植林帯となっており、そちらにトラバースする作業道がついていました。

適当なところで右斜面をトラバース(作業道あり)
適当なところで右斜面をトラバース(作業道あり)

ピークは迂回
ピークは迂回

 トラバースでピークを迂回すると、西の尾根へ進みます。

右の尾根へ
右の尾根へ

 踏み跡が無くなりますが、予定の尾根に向かいトラバース気味で歩いていきます。

左へ下る
左へ下る

 南尾根に合流すると、巡視路の黄色い標識が見えて来ました。

No.64へ
No.64へ

 ここで巡視路と合流し、ここからは明確な道を歩いていけました。

巡視路を進む
巡視路を進む

歩きやすい道
歩きやすい道

 緩やかな下りを降りていくと、鉄塔が見えてきました。

前方に鉄塔
前方に鉄塔

 ここが最後の鉄塔となっており、標識に従い南斜面を降りていきました。

64番鉄塔
64番鉄塔

No.65鉄塔への踏み跡へ
No.65鉄塔への踏み跡へ

シダが多く
シダが多く

 巡視路なので歩きやすい道となっており、快適に標高を落としていけます。

植林の中の道に
植林の中の道に

 植林の中の道となると、下に林道が見えてきました。

下に林道
下に林道

 つづら折れに降りていくと、巡視路口で林道と合流します。

林道出合
林道出合

 ここからは沢沿いの林道を駐車地へと戻ると、途中に水路橋があります。

林道を進み駐車地へ
林道を進み駐車地へ

小牧谷水路橋
小牧谷水路橋

 集落が見えてきますが、線路があり遠回りで国道と出合い、公民館へと戻っていきました。

遠見山
遠見山

【反省点】

 特にありませんでした。

【次回予定】
 今年はこれで最後の予定で、年始に近場の山へ登る予定です。


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 2

コメント 0

コメントの受付は締め切りました