SSブログ

[登山] 岐阜県 大谷からゴンニャク・宮ノ谷周回 [登山]

 今回は、岐阜県の「ゴンニャク」と「宮の谷」に大谷方面から周回で登ってきました。 大ゴンニャク前後の笹薮が濃く大変でしたが、それ以外は比較的歩きやすい道となっており、展望は少なめですが気持ちの良い歩きが出来ました。

852mピーク手前からパノラマ852m手前からパノラマ

最終鉄塔から高賀山方面
奥に高賀山

 岐阜県
大谷からゴンニャク・宮ノ谷周回
日付 2022年11月27日(日)
天気 晴れ
山域 奥美濃
場所 岐阜県関市板取
距離 11.3km (内林道1.0km)
累積標高 +1149 -1149m
時間
5時間55分
人数 単独
撮影枚数
0556枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0000枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
C(道迷い注意、一部濃い笹藪)
展望
(A:良い~E:なし)
C
見どころ なし
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値)
06:50 442m 0.0km 大谷隧道先T字路 出発
07:20 (00:30) 610m 0.9km はじめの鉄塔
08:10 (00:50) 852m 2.2km 852m
08:55 (00:45) 1007m 4.0km 1007m
09:35 (00:40) 1110m 5.1km 大ゴンニャク
10:05 (00:30) 1095.2m 5.9km ゴンニャク
10:30 (00:25) 1086m 6.6km 大ゴンニャク手前鞍部下山
10:55 (00:25) 948m 7.2km 林道出合
11:05 (00:10) 906m 7.8km 林道尾根分岐 昼食休憩
11:20 (00:15) 906m 7.8km 林道尾根分岐 出発
11:30 (00:10) 964m 8.2km 964m
12:00 (00:30) 906.3m 9.5km 三等三角点(点名:宮ノ谷)
12:25 (00:25) 660m 10.7km
下山鉄塔
12:45 (00:20) 442m 11.3km 大谷隧道先T字路 到着

Garmin Connect

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)
20221127_map.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/QyWc2N2VwY5NEwGx9

 そろそろヒルやダニの心配もなくなったので、奥美濃のヤブ山の中から「ゴンニャク」に登ることにしました。 よく登られるコースとしては、岩本洞からワサ谷の北尾根を辿るコースがあるようですが、南西の三等三角点「宮ノ谷」にも向かいたいので、一つ南の尾根を大谷の奥の木セトから時計回りで巡回することにしました。

 7時頃の到着で計画し、自宅を5時半前に出発しました。 美濃ICまでは高速で向かい、ここからは最短距離で国道256号線で洞戸へと向かいました。 右に高賀山の登山口やタラがトンネルを過ぎると、役所の先で右折していきました。

 ここから大谷の林道に入りますが、暫くはの良い道が続きます。 奥に向かうのに連れて道が細くなり、橋を渡ったところで唐突に地道となりました。 今回も普通車ですが、幸い轍の中央に生えた草などが車体下を多少こする程度で、大きく凹んだところや荒れたところは無く、トンネルをくぐると予定地点手前のT字路に到着しました。

大谷隧道(帰路撮影)
大谷隧道

おおいおばし?
おおいおばし?

 予定ではこのT字路を左折し少し行ったところの広場に停車するつもりでしたが、そちらに向かっている車が少ないようなのでここに駐車していきました。

トンネルと橋
トンネルと橋

 ここまで予定通りなので早速準備を整えて、左の木セト林道を歩いていきます。

木セト林道
木セト林道

林道歩き
林道歩き

 こちらの林道も轍がついていますが、先程よりも少しだけ荒れています。 途中、右斜面に長い階段があり鉄塔の巡視路があるようでした。

巡視路階段
巡視路階段

 右斜面に下山する予定なので、その後も様子を確認しながら歩いていきました。 橋から300mほど北に進むと、当初予定していた広場が見えてきました。

まずは前方のピークへ登る
まずは前方のピークへ登る

 地図にはここから破線が書かれていますが、古い作業道のようでその面影はありません…。 とは言え一旦沢に降りる必要があるので、獣道などの踏み跡を利用して沢へ降り立ちます。

ここから降りる
ここから降りる

 ここで渡渉しますが岩で滑り危うくずぶ濡れになりかけます…。 右奥がわたりやすいのでそちらから渡ると、予定斜面に標識が立っていました。

ここを渡渉した
ここを渡渉した

 ここからは地図通りの急登となります。

保安林
保安林

ここから急斜面
ここから急斜面

  鹿の足跡が斜面を横切っているので、それらを利用しながら登っていきます。 程なくして傾斜が緩むと植林となり、大きな岩なども現れます。

傾斜が緩む
傾斜が緩む

 その間も獣道を辿って登っていくと、右手から巡視路があらわれました。

巡視路に合流
巡視路に合流

 巡視路の良い道を辿りつづら折れに登っていくと、鉄塔下に到着します。

暫くは歩きやすい道に
暫くは歩きやすい道に

鉄塔に到着
鉄塔に到着

 鉄塔からの展望はなく、尾根を奥へと進む道に入っていきます。 すると巡視路は、左斜面をトラバースするように次の鉄塔へ向かっているので、印のあるところで右上の尾根沿いの道に入っていきました。

ここから尾根沿いを進む
ここから尾根沿いを進む

巡視路から尾根沿いの道(右)へ
巡視路から尾根沿いの道(右)へ

 ここからは尾根沿いを進んでいきますが、明確な道があるわけでも無く、かと言って藪と言うわけでもありません。

切り開き
切り開き

尾根沿いを進む
尾根沿いを進む

 暫くは変化のない尾根を進んでいきますが、ブナなども見られる雑木林が続きました。

ブナがチラホラ
ブナがチラホラ

 暫くは変化の少ない雑木林が続きますが、標高700mあたりから左に植林があらわれました。

植林に
植林に

 斜面を登って750mまで登ると、右斜面が低木の植林となりました。

右側は低木
右側は低木

 ここからはこれから歩く予定の尾根と前方に825mピークが見えています。

前方に852mピーク
前方に852mピーク

 植林との間には作業道が残っているのでこれを歩いていきます。

作業道を進む
作業道を進む

 しかし、一旦下り登り返しとなると、灌木の多い斜面を登っていきました。

ここから登りに
ここから登りに

灌木の藪を進む
灌木の藪を進む

 灌木の間に道がありますが、倒木などもあり避けながら登っていきます。 傾斜が緩むと上部も植林となっており、この日初めての展望が望めました。

傾斜が緩み植林帯に
傾斜が緩み植林帯に

伐採跡地
伐採跡地

後方に展望(高賀山)
後方に展望(高賀山)

852m手前からパノラマ

852m手前からパノラマ

中央に大洞と三尾山
中央に大洞と三尾山

 景色を眺めながら歩いていきますが、852mピークを越えると藪が目立ちはじめます。

灌木が濃く左に逃げる
灌木が濃く左に逃げる

 ここは左斜面に逃げ暫く降りたところで、再度尾根沿いに復帰します。

左斜面の自然林を進む
左斜面の自然林を進む

左から高賀山・松葉洞・大洞など
左から高賀山・松葉洞・大洞など

 なんとか通過すると植林があらわれ、作業道などもあり暫くは歩きやすい道が続きました。

植林に
植林に

疎林に
疎林に

落ち葉の上を進む
落ち葉の上を進む

922mへの登りに

922mへの登りに

922mを越えて
922mを越えて

 922mを越えても踏み跡は続いており、1007mの登りで韓服の茂る尾根沿いを進みますが、上り詰めたところで北側から踏み跡と合流したのでどこかで繋がっているのでしょう。

踏み跡あり
踏み跡あり

1007mの登りに
1007mの登りに

1007m付近
1007m付近

 1007mを過ぎ少し下ると笹が出てきました。

少し下りに
少し下りに

笹が出てきた
笹が出てきた

 この辺りで右斜面が植林となりますが、すぐ下に林道が通っているはずです。 ここが帰路の下山予定地点なので、様子を見ながら通過していきました。

右に林道下山予定地点
右に林道下山予定地点

 次第に傾斜が強まり標高に応じてその高さも高くなっていきますが、暫くは腰より低く踏み跡もあるので問題とはなりません。

大ゴンニャクの登り
大ゴンニャクの登り

笹が濃くなるが踏み跡あり
笹が濃くなるが踏み跡あり

 しかし、標高1050m付近まで登ると笹は背丈を越えて全身を阻み始めます。 幸い?右斜面に踏み跡が続いていたので、そちらにトラバースして行きますが、獣道なのか笹が高く難儀しました。

右斜面を進む
右斜面を進む

 20mほど進むと右下から水音が聞こえてきて、更に進むと沢沿いに到着しました。

沢に降りる
沢に降りる

 さらに踏み跡は沢の下へ続いていますが、上部の植林の中にも鹿などの足跡が登っていました。

沢からの登りは藪なし
沢からの登りは藪なし

 ここから上部に向かうと大ゴンニャクの肩に当たります。 藪が無く急登というだけで、難なく稜線に到着しました。

東の稜線鞍部に出る
東の稜線鞍部に出る

 こちら側の笹は大したこと無く、灌木の枝などを避けながら西へ向かうと、大ゴンニャクに到着しました。

大ゴンニャク
大ゴンニャク

 山頂からの展望は無く、次は少し標高は落ちますが西の「ゴンニャク」に向かいます。

ゴンニャクへ向かう
ゴンニャクへ向かう

 西斜面は少し濃い笹ですが、下りなのですぐに鞍部に到着しました。 先にピークがありますが、ここは北斜面を巻いていきます。

最短経路で進む
最短経路で進む

 幾つかのピークを通過しますが標高差は大したこと無く、笹も密度は低いので踏み跡を辿れば問題はありません。

藪はこの程度
藪はこの程度

手前のピークを登る
手前のピークを登る

鞍部へ
鞍部へ

 程なくしてゴンニャク手前に到着すると、大きな岩が目立ち始めました。

山頂手前は岩が多く
山頂手前は岩が多く

 それらを避けながら進んでいくと、ゴンニャクに到着しました。

山頂付近
山頂付近

ゴンニャク(展望なし)
ゴンニャク(展望なし)

ゴンニャク(三角点)
ゴンニャク(三角点)

 三角点が無いと山頂という気がしませんが、ザックをおろして少し休憩していきました。 休憩後は来た道を戻りますが、大ゴンニャク手前の鞍部に到着したところで、右下へ降りていきました。

大ゴンニャク手前で右へ
大ゴンニャク手前で右へ

 笹を嫌ってのことで谷沿いは想像通り笹はありませんが、そちらから南尾根の間に笹が多くあまり意味はなかったかもしれません…。

沢沿いは笹無し
沢沿いは笹無し

笹薮をトラバース
笹薮をトラバース

 笹を漕いで稜線沿いの道に合流すると、一気に下り下山予定の植林タイに到着しました。

ここで左の林道へ
ここで左の林道へ

 ここで適当に斜面を降りていきますが、林道との間に古い作業道があらわれました。 しかし、下に見える林道までの間が藪となっているので、それらを掻い潜りながら林道に降り立ちました。

林道が見えるが藪が濃く
林道が見えるが藪が濃く

林道合流
林道合流

暫くは林道歩き
暫くは林道歩き

 斜面を降りる時から下からバイクのエンジン音が聞こえていました。 カープを曲がるとそのバイクのライダーの方が休憩中でした…。

大谷・大栃線
大谷・大栃線

 郡上から歩いてきたのかと聞かれますが、バイクで林道を抜ける予定なのでしょう。 500mほど歩いたところで、予定の尾根が見えてきました。

ここから尾根沿いに進む
ここから尾根沿いに進む

 笹に覆われていますが、踏み跡が登っておりそれを辿ると植林の中へ入っていけました。

踏み跡あり
踏み跡あり

 陽射しが良い具合に陰ったところがあったので、ここで昼食休憩としていきました。

尾根に乗る
尾根に乗る

 今年は11月に入っても気温が高く、風も弱く日陰ですが寒くはありません。 休憩後は、尾根を登っていきますが、緩斜面ですぐに964mピークに到着しました。

歩きやすい道に
歩きやすい道に

964m付近
964m付近

 ここまでは植林という事もあり作業道で歩きやすい道でしたが、南に向かうと笹が現れ踏み跡が薄くなります。

ここで右へ
ここで右へ

 笹の丈はくるぶし程度で、獣と思われる踏み跡も続いています。

短い笹となる
短い笹となる

 目的の「宮ノ谷」までは下りですが標高差はそれほど変わりません。 892m地点に向かい930m付近で右の尾根へ向かいます。

更に右(西)へ
更に右(西)へ

紅葉1
紅葉1

 892m前後は複雑な尾根となっており、尾根を外さないように進んでいきます。

複雑な尾根に(右へ)
複雑な尾根に(右へ)

892m付近
892m付近

 ここから登りとなると右斜面が植林となります。

三角点峰へ登り返す
三角点峰へ登り返す

植林との境を進む
植林との境を進む

 暗い植林との間を登っていくと、「宮ノ谷」の三角点に到着しました。

宮ノ谷(三角点)
宮ノ谷(三角点)

 西へ下る尾根は踏み跡などもありますが、予定していた南尾根は灌木や倒木などで踏み跡が不明瞭でした。

南尾根を降りる
南尾根を降りる

 左斜面の少ししたに作業道が通っているので、それを利用しながら降りていきます。

左斜面を進む
左斜面を進む

 傾斜が緩むと明確な作業道となり、左手が二次林の明るい尾根となりました。

踏み跡が現れる
踏み跡が現れる

右斜面は植林
右斜面は植林

 標高800mより下で緩斜面の広い尾根となり、どこでも歩けそうです。

広い斜面に
広い斜面に

紅葉2
紅葉2

 紅葉を見ながら進んでいくと、程なくして鉄塔が見えてきました。

鉄塔出合
鉄塔出合

 鉄塔下に到着すると、ここで最後の展望を眺めて行きます。

左に蕪山
左に蕪山

奥に高賀山
奥に高賀山

 ここから林道へと下山しますが、往路に確認した階段が気になります。

下山
下山

 適当に斜面を降りていきますが、踏み跡はありますが巡視路らしき道は見当たりません。 仕方がないので、予備として考えていた沢の横へ降りることにしました。

緩斜面を降りる
緩斜面を降りる

尾根沿いに降りていく
尾根沿いに降りていく

 鉄塔の西尾根を降りていきますが、標高500m付近から倒木やシダが邪魔しだします。

最後は沢の横を降りる
最後は沢の横を降りる

 下に林道が見えてきたので、そちらに向かって降りていくと、予定の沢の横に到着しました。

下山地点
下山地点

 200mほど先の車に戻ると、林道を慎重に走って帰っていきました。
 

【反省点】
 特にありませんでした。

【次回】
 12月に入りようやく冷え込んできましたが、この週末に初雪が降った鈴鹿の山へ登って来たのでその時の記録を掲載します。


nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 4

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。