[行楽] 紅葉のしらびそ峠から御池山と下栗の里 [行楽]
今回は足(左膝)がまだ本調子ではないため、登山はあきらめて南アルプスの展望と紅葉が見られる「しらびそ峠」から「御池山」と、すぐ近くにある「下栗の里」へ行って来ました。
この日も天気がよく、しらびそ峠や「御池山」からは南アルプスなどの山々が望めました。 また、下栗の里は、想像以上に混雑しており紅葉にはまだ早かったのですが、急斜面に立つ集落が見られました。
関連リンク
2010年11月07日 [登山] 紅葉終盤の南アルプス西部 奥茶臼山登山
御池山からパノラマ(南アルプスの聖岳から光岳、それに深南部の山々)
日付 | 2012年10月27日(土) | ||
天気 | 晴れ | ||
場所 | 長野県飯田市上村 | ||
距離 | 7.1Km | ||
累積標高 | +441m -537m | ||
時間 | 2時間30分 | ||
人数 | 2名(後半は単独) | ||
撮影枚数 | 485枚(NEX-5) | ||
登山難度 (A:安易~E:高度) | A(ハイキングコース) | ||
概略 | 紅葉を見にしらびそ峠へと向かい、前回負傷した 左膝のリハビリに「御池山」へと登る。 ハイキングコースとしてよく整備された道だが一部 岩場がありスリップ注意。 御池山山頂からは南アルプス南部がよく見えた。 また、中郷の御池はこの時期水が少なかったが、 幻想的な雰囲気で佇んでいてよい。 | ||
行程・標高・距離・時刻(赤字は地図から、GPSの標高は信頼低) | |||
08:40 | 1904m | 0.0Km | ハイランドしらびそ 出発 |
09:15 (00:35) | 1976.2m | 1.6Km | 焼山 |
09:40 (00:25) | 1877m | 2.8Km | クレーター展望台 |
10:10 (00:30) | 1905.3m | 4.4Km | 御池山 |
10:30 (00:20) | 1779m | 5.2Km | 中郷の御池 |
11:10 (00:40) | 1809m | 登山口駐車場 到着 |
ルートラボ
前回負傷した膝ですが、外傷は大したことはないのですが、内部で腫れているのか、大きく曲げようとすると痛みを感じます。 その為、今回は以前も行ったことのある「しらびそ峠」へ家族でハイキングに行く事にしました。
何時もより遅く朝6時前に出発して中央高速を走っていきますが、この時間ともなると車の台数が多くなります・・・。 飯田ICで降りて矢筈トンネルを経由してしらびそ峠の道を登って行きました。
途中からは、しらびそ高原にある施設「ハイランドしらびそ」の社用車と一緒に登っていきます。 暫く登ると、綺麗な高洋が見られ出しますが、標高はまだ高い位置(1700m前後)が見頃のようでした。
しらびそ峠に到着すると、登山者の車と思われるものが4台ほど止まっており、準備をされている方もいました。(奥茶臼山方面だと思います)
この日は朝から天気が良く、綺麗な青空と展望が広がりますが、霞んで遠くはよく見えないのが残念です。 しかし、思ったよりも暖かく終日寒いと感じたことはありませんでした。
この日は飛行機雲がよく見えました(外の写真にも写り込んでいます)
峠から「ハイランドしらびそ」までは500mもありませんが、車に戻って向かうことにします。 程なくハイランドしらびその前の駐車上に到着しました。(下写真)
この辺りにも遊歩道があるので、そこを歩きながら展望を見ていきました。(下写真)
夏に歩いた「鬼面山」なども見えていましたが、残念ながら中央アルプスや北アルプスの山は雲の中でした。 ひと通り歩いた所で、車に戻ります。 御池山へと向かいますが、当初は1.5Kmほどの遊歩道だけ歩く予定でした。 しかし、足の調子が思ったよりも良いので、ここから直接向かうことにしました。
まずは、丘の上に向かう急な階段を登っていきます。(下写真)
上に登ると緩やかな下りとなり遊歩道が「御池山」まで続いていました。(下写真)
残りの距離から前方に見える山が目的の「御池山」では無いのは分かっていましたが、思ったよりも高低差があるようです・・・。 急ぐ必要はないので、ゆっくりと笹の間を歩いて登って行くと「焼山」と山頂標識のあるところへ到着しました。
ここからの展望はあまり無いので、先へと進みますがこの先には日本で初めて認定を受けた隕石クレーターがあります。 御池山の北東斜面がそれに該当し、今回の遊歩道はそれと分かる前から出来ていたようです。
そのクレーターを見下ろせる展望台へ到着しました。(下写真)
クレーターと言っても数万年前に出来たこともあって、ほとんどの部分は浸食で抉られているため、今では山が弧の字に削れているのが分かる程度でした。(上写真)
ここからは一旦広い駐車場となった所へ降りていきます。 ここまで二人で来ていましたが、思ったよりも遠いのでここからは単独で向かうことにして、ここまで車を持ってきて貰うことにしました。 予定していた登山口を通過して、御池山へと向かいます。(下写真)
ここからの道は登山道といった雰囲気となり、多くの人が行き交うのと急斜面となるからか、道が荒れていました。(歩きにくいわけではないのですが、あまり面白みのない道でした) また、途中岩場があり本来の道は崩れたのか、左側から回り込むように道が付いていました。(下写真)
古い手すりが残っているので、危険ではありませんが、雨上がりや朝方の梅雨がついている時にはスリップ注意でしょう。 山頂手前のピークへ登ると、登山者が3名休憩していました。(山頂へは来なかったので、帰路だったのだと思います) そこから鞍部へ降りると、右手に「中郷御池」への分岐がありました。(下写真)
ここを通過してすぐのピークが「御池山」の山頂でした。 山頂は想像していたのと違い、岩場のピークとなっていて東から南方面が見渡せます。(トップのパノラマと下写真)
ここまで出発から1時間半ですが、急いで来れば1時間は切れそうです。(笑) それでも、思ったよりも時間が掛からなかったので、500mほど離れた御池へ向かうことにしました。(下写真)
先ほどの分岐へ戻り、西の尾根へと下っていきます。 尾根の先にあるのかと思いましたが、そこから更に北西へと落差100m以上降りて行きます。 笹原を通り抜け、樹林の間にキラキラと光る池が見えてくると、シンと静まり返った御池へ到着しました。(下写真)
名前の由来にもなっている「中郷御池」ですが、確かに神秘的な感じのするところです。 しかし、この辺りも紅葉はまだ早かったので、これで綺麗に色づいていたらと思うと残念でした。
御池を見た後は帰ることにします。 しかし、ここに来る途中、笹原の感じの良い斜面があり、そこから登山道へショートカットできそうだったので、道を外れて向かうことにしました。(下写真)
鹿の踏み跡を頼りに笹原を歩いていきますが、所々深くなっているので慎重に歩いて行きました。 また、尾根筋には花崗岩と思われる岩がゴロゴロと転がっているので、足場に気をつけながら登っていきます。(下写真)
前方に登山道の尾根が見えているので、そちらに向かう獣道を選んで斜面を登っていきます。 所々に倒木があるので、それらに躓かないように木をつけながら歩いて行くと、無事に登山道に合流しました。 後は来た道を何時もよりゆっくり歩いて行くと、広い駐車場へ到着しました。
予定通り車で迎えに来ていたので、靴を変えて広く均された駐車場?からクレーターの中を覗いていきます。(下写真)
こうして、今回のリハビリ?を兼ねたハイキングは終わりましたが、この後「南アルプスエコーライン」(しらびそから下栗へ向かう林道)を通って、下栗の里を見学して行きました。
【おまけ】
20分ほど南アルプスエコーラインの細い林道を南下すると、下栗へ到着しました。 ここに下栗の里のビューポイントがあるので、そちらに向かうことにします。
この日は、紅葉の時期で一番の賑わいとなっていたらしく、数百人単位の観光客が来ていたようです・・・。 混雑していましたが、折角来たので「そば処なんば亭」の上にある駐車場へ車を止めて、ビューポイントまで歩いて行きました。(下写真)
ビューポイントは道のすぐ横にあるものと思っていましたが、実際にはこの入口から700mほど入った急斜面にギリギリ二人がすれ違える程度の展望所があるだけでした・・・。(下写真)
写真には写っていませんが、沢山の人が行き交うため細い通路のすれ違いには、片方の人が停まって通過しないと大変危険な状態です。(東斜面が急傾斜です)
15分ほどで、展望所に到着しました。(下写真)
下栗の里(後ろの稜線は池口山への登山道、右端奥は熊伏山と青崩峠)
ここから見える左上奥の山は、今度登ろうと思っている「池口山」でした。 その為、登山道の通っている尾根などの状況が見られて好都合でしたが、そういう目で見ている人はいないでしょうね。(苦笑)
この後、昼時となり「そば処なんば亭」で食事を取りましたが、10組待ちで1時間半もズーッと待つ羽目となり、これが今回一番疲れた原因となりました・・・。(店員の対応も最悪で、肝心の蕎麦も不味いので、二度と入りたくありません。 怒)
次回ですが、足はほぼ完治しているので、1500m前後の紅葉が見頃となっている山へ行く予定ですが、場所はまだ未定です。(今週末は冷えそうですね)
おはようございます。
毎年春の山菜採りで訪れている蕎麦屋さん
同じ人がやって居るのに凄く不味くなったのは
何故?!
膝お気を付けて下さい!!
by シラネアオイ (2012-10-30 08:26)
おはようございます^^
ハイキングと言っても、それなりに山道ですね^^
お天気がよく遠望が聞いて気持ちよかったでしょうね~w
あの丘陵《かなり急》地帯にあるのは下栗の里?
日本のチロルって宣伝していたのここかしら~
by mimimomo (2012-10-30 08:40)
下栗の里?凄く魅力的なところの集落ですね
膝、大事にならなくて良かったですね。
by g_g (2012-10-30 10:03)
隕石クレーターというのを、一度見たいものですね。
膝、大事にならずに良かったですね。
by テリー (2012-10-30 14:29)
膝、よほど調子がいいんですね。
さらに、さらにと、
どんどん歩きたくなってしまうようですね。(^^)
回復も速そうですね。
by nousagi (2012-10-30 17:21)
シラネアオイさん、コメントありがとうございます。
蕎麦じたいの出来にも影響するのでしょうね。 美味しい蕎麦は最近食べていないです・・・。
mimimomoさん、コメントありがとうございます。
ハイキングと言うか、途中までは遊歩道でしたが、いつの間にか登山になってました・・・。 左斜面は展望がよいので、木々の間から南アルプスを眺めながら歩いていました。 標高も高いので、真夏に歩くのがよさそうなところです。 下栗の里は、日本のチロルと呼ばれていますね。(本場のチロル見たことありませんが 笑)
g_gさん、コメントありがとうございます。
つい最近までは山奥だったのですが、矢筈トンネルやバイパス道などが出来てすっかり観光地と化していますね。
テリーさん、コメントありがとうございます。
この目で隕石孔を見たのは初めてでした。 外国では砂漠など乾燥地帯に多くありますが、国内では少ないと思いますよ。
nousagiさん、コメントありがとうございます。
膝はまだ完治はしていませんね。 時々痛みますが、気のせいか?と言う程度です。(あまり無理場できませんが)
あまり動かないと鈍るので、悪くならない程度に動かしていますよ。
by おど (2012-10-30 20:38)
膝が比較的早く回復して良かったですね~
こちらでは来週はまだ紅葉していないので近場で軽く足馴らしをします。11日の六甲全山縦走のリタイヤ組を見に行くために・・・15キロ位から沢山落ちこぼれていまっせ~
by OJJ (2012-10-30 20:40)
下栗の里(後ろの稜線は池口山への登山道、右端奥は熊伏山と青崩峠)
この景色は見とれてしまいました
素敵です^^
膝を大切にしてくださいね
by ひろたん (2012-11-01 21:35)
OJJさん、コメントありがとうございます。
うちみは一週間ほどで治るというので、ほぼ予定通りみたいですね。 しかし、まだ深く曲げると違和感があるのでしばらくは無理しないほうが良さそうです・・・。
紅葉も随分下まで降りてきたようなので、そろそろ近場の山でも綺麗に見られそうですね。
ひろたんさん、コメントありがとうございます。
絶景と言うわけでもありませんが、あまり見られない景色であることは間違いありませんね。 下栗の下を通っている林道を通って光山や聖岳の登山口まで行っていたので、感動はあまりありませんでしたが。(苦笑)
by おど (2012-11-02 20:34)
クレーターちょっと見てみたいですね、晴れた日の紅葉も綺麗ですね。来年にでも行ってみたいです。
by ゆうくん (2012-11-03 20:02)
膝を痛めて11kmを2時間半は私にはいかにハイキンぐ道でもあり得ないあ早足です。
これだけ歩けるなら大抵の山は計画通り行けますね。
処で蕎麦屋で1時間半も待たされればそりゃあ疲れます美味しい蕎麦でもまずく感じる事でしょう(本当に不味かったか)
by takaki-i (2012-11-05 21:08)