[登山] 岐阜県山県市 舟伏山・釜ヶ谷山・相戸岳登山 [登山]
今回は、前日までの雨が山にどう影響しているのか読めないのと、当日も朝方は曇りがちとの予想から、近場の山を幾つか登ることにしました。 以前から岐阜県の「舟伏山(ふなふせやま)」へ登ってみたいと思っていましたが、山県(やまがた)市の広報(HPリンク)を見ると、それ以外にも「釜ヶ谷山(かまがたにやま)」と「相戸岳(あいどだけ)」が紹介されていたので、三山とも登る事にしました。
→ 舟伏山の山行記へジャンプ
→ 釜ヶ谷山の山行記へジャンプ
→ 相戸岳の山行記へジャンプ
日付 | 2013年06月22日(土) | ||
天気 | 曇りのち晴れ | ||
場所 | 岐阜県山県市神崎 | ||
距離 | 6.3Km | ||
累積標高 | +754m -754m | ||
時間 | 02時間30分 | ||
人数 | 1名 | ||
撮影枚数 | 145枚(FinePix XP200) 026枚(DSC-TX300V) | ||
登山難度(A:安易~E:高度) | B(落石・スリップ注意) | ||
概略 | あいの森からの周回コースとする。山頂 台地までは急登を上るが、上部は傾斜も 緩み広い山頂に到着する。 天気はあまり良くないが遠望は効いて 遠くまで見渡すことは出来た。 下山コースも急斜面を下って行き、みの わ平からは傾斜も緩むが、濡れた道を下 るので最後まで気が抜けない。 |
||
行程・標高・距離・時刻(赤字はGPSの実績) | |||
06:30 | 368m | 0.0Km | あいの森駐車場 出発 |
07:10 (00:40) | 689m | 1.6Km | 阿弥陀仏 |
07:20 (00:10) | 807m | 1.9Km | 展望台 |
07:40 (00:20) | 973m | 2.5Km | 小舟伏山 |
07:50 (00:10) | 1040m | 2.9Km | 舟伏山 10分滞在 |
08:30 (00:40) | 775m | 4.4Km | みのわ平 |
08:45 (00:15) | 608m | 5.2Km | さくら峠 |
09:00 (00:15) | 368m | 6.3Km | あいの森駐車場到着 |
ルートラボ
今回は久しぶりに近場なのと交通の便が比較的良いので、5時過ぎに出発します。 16時から用事があったので「もう少し早く出たほうが良かったかな?」と思いつつ、東海北陸自動車道を走り「美濃関JCT」から新しく出来た「関広見IC」へと向かいました。
国道418号線へと降りると、朝霧の立つ道を根尾(ねお)方面へと走りました。 広い川沿いの道を走っていきますが、山間部へ入ると次第に細い道となりました。 県道200号線を右折して、本格的な山道を走りますが思ったよりも広い道となっていました。 しかし、はじめの集落を通り過ぎるとトラック一台がやっと通れるかという細い道となり、すれ違いに注意しながら走って行きました。 このまま細い道が続くかとも思いましたが、奥の集落(北山)でまた良い道となり、そのまま登山口のある「夏坂林道」への分岐に到着しました。
ここで左折して左折して、細い沢沿いの道を奥へと進んでいきます。 幸いまだ朝早くなので対向車もなく奥へと入っていけましたが、帰路が不安となります。 また、この日は休止中でしたが道路工事も行われているようです。
林道を置くまで入ると、伐採中と書かれた看板と道路上に散乱した樹の枝などがありました。 そこを過ぎると分岐となりますが、その右手奥が駐車場(あいの森)となっていました。(下写真)
早速着替えて出発しますが、今回の山域はヤマヒルが多いことで有名?なようです。 その為、靴とその周辺に入念にヒルの忌避剤(きひざい)を掛けて行きます。
広い駐車場の奥に登山口らしきものがみえるので、そちらを偵察していきます。 沢からの水が引かれていて、登山口となっています。 こちらが東ルートからの登山口みたいで、当初こちらから登る予定でしたが何となく下山に利用したほうがよさそうだと思い、先ほどの分岐に下って行きました。(下写真)
先ほどの分岐を左下に向かい橋を渡ると西ルートの登山口がありました。(下写真)
ここからスタートしますが、いきなり分岐がありどちらへ向かうか悩みます。 駐車所との分岐にあった地図をカメラで再生し、直進方向の沢沿いの道を奥へと進んで行きました。(下写真)
前日の雨で登山道の一部は水が流れていますが、その様なところを避けて登って行きました。 沢の上部で対岸に飛び移り、そこからは長いつづら折れの急登が続きました。(下写真)
急登ですがうまい具合に道は付けられているので、それほど苦にはなりません。 また前回同様、朝方は厚い雲に覆われていたので、日差しも無く涼しく登ることが出来ました。 歩いてきた経路をGPSで確認すると、当初予定していたコースとは大きくズレています。 以前は尾根を登った後にトラバース気味についていた道を、沢伝いに一気に尾根に登る直線コースとしたようです。 境界尾根が近づいてくると、ブナ林が見られ出し風も若干吹いて来ました。(下写真)
境界尾根に合流しますが、ここからも若干傾斜が緩んだ程度で、相変わらず急な斜面を蛇行して登っていきます。(下写真)
途中、展望台と書かれた標識が立っていたので左手に向かいます。 展望台まで距離があるかと思いましたが、すぐ目の前に岩場があり、その前方の木々が切り倒されて遠望が望めました。(下写真)
相変わらず厚い雲に覆われていますが、水平方向の視界はそれほど悪くはなく、遠くの山なども見えていました。
ここまで登ると、台地状となった山頂付近まではもう一息です。 大きく何度か蛇行して登って行くと、上部が明るくなりほどなく広い山頂部へ到着しました。(下写真)
ここから山頂まではまだ遠いのですが、標高差はあまりありません。 手前のピークとなる「小舟伏山」へとゆるやかに登っていきますが、山頂標識らしきものは見当たりませんでした。(下写真)
そこから一旦下りとなり、再度緩やかな登りとなると山頂への最後の登りとなります。 そしてひと登りで「舟伏山」の山頂に到着しました。(下写真)
山頂は、木が伐採されて出来た異常に広い空き地があり、南斜面方向の展望が広がっていました。 ここで景色を眺めていきますが、近場の山は兎も角なんとか「恵那山」などの山が見えています。(下写真)
舟伏山山頂標識10分ほど休憩がてら眺めを楽しんだ所で、次の山もあることなので下山することにしました。 下山コースは、登り始めに確認した東ルートを利用します。(下写真)
暫くは、ゆるやかに下っていきますが、台地の端からは地図通りの急激な下りとなり、スリップしないよう気をつけて降りていきます。 しかし、湿った砂利混じりの道などを歩くのでそれも難しくなり、ゆっくりと降りていくことになりました。
こちらの道もつづら折れの道となり、途中「水たまり場」と書かれた標識があるのでそちらへ向かいました。 しかし、奥へ行くと土砂が崩れその先は踏み跡も薄くなっていました。 無理に向かう必要もないので、先ほどの分岐へ戻り、下へとつづら折れの道を降りて行きました。(下写真)
相変わらずの急斜面で、石を落とすとどこまでも下に落ちていきます・・・。 幸い登山者はいなかったので良かったのですが、下までつづら折れに歩く道は落石に注意が必要です。 次第に傾斜が緩くなり、左の尾根をトラバースしていくと、平な所に到着しました。 ここが「みのわ平」と呼ばれると所らしく、標識が立っていて休憩にはよさそうです。(下写真)
ここから先も尾根沿いの道が続くかと思っていましたが、右斜面をトラバースしながら下っていきます。 そちらにも支尾根があり、「さくら峠」へと蛇行しながら降りて行きました。(下写真)
前方が明るくなったかと思うと、「さくら峠」の標識があるところに到着しました。 そこには俳句?が読まれた看板や古い石仏なども置かれて、昔からの峠道であったことが伺えます。(下写真)
ここで向かう道は2方向に分岐していますが、左の山腹を巻くコースは夏坂林道の始点へと降りていくコースのようです。 尾根を登る道には、古い標識があり「夏坂林道へ」と書いてあります。 こちらで間違いなさそうなので右の尾根を登って行きました。(下写真)
暫く尾根沿いのピークを上下に歩く道となりますが、奥まで来ると右斜面をつづら折れに下っていく道となりました。(下写真)
上部で、遠くからエンジン音が聞こえてきたのでバイクかと思っていましたが、斜面を降りて行くと下から木を伐採するチェーンソーの音が聞こえて来ました。 思ったよりも歩きやすい道を降りていきますが、途中2箇所沢を渡る丸太橋が設置されていました。 しかし、この橋が曲者で苔むした丸太が程良く湿って、滑るなと言う方が無理な相談です・・・。 ここは発想を変えて、はじめから丸太の間を滑らせながら通過していきましたが、沢に降りて渡った方が安全かも知れません。(下写真)
そして出発時に確認した東ルートの登山口が見えてきて、駐車場に無事到着しました。 駐車場には登山者とおもわれる雲間が一台と、先ほどのチェーンソーで伐採中の作業者のものと思われる車が2台止まっていました。
伐採作業ですが、駐車場の出口付近で伐採した木を重機で片付けています。 こちらに気が付き一時的に作業を中断していたので、ザックを下ろして急いで出発しようと車に乗り込みます。 しかし、この時左膝付近の雨具の上にヒルが付着して、今まさに噛み付こうとしています・・・。 急いで車外に出て振り払いますが、先ほど車のトランクを開けた時に後ろの草むらで取り付かれたようで、足元を確認しますが、その一匹だけでした・・・。
気を落ち着けて出発しますが、この後すぐに登山を再開するので、スパッツや登山口は履いたままなので、靴の中に潜んてでいないかと気が気ではありません。(苦笑)
日付 | 2013年06月22日(土) | ||
天気 | 曇りのち晴れ | ||
場所 | 岐阜県山県市長滝 | ||
距離 | 5.7Km | ||
累積標高 | +664m -664m | ||
時間 | 02時間45分 | ||
人数 | 1名 | ||
撮影枚数 | 144枚(FinePix XP200) 000枚(DSC-TX300V) | ||
登山難度(A:安易~E:高度) | A(スリップ注意、コース間違え注意) | ||
概略 | ヒルが多く難儀する。 登りの奥の院 コースは石仏や見るものが沢山あり飽き させない。 山頂には小屋がありくつろげ るが、下山の道を間違え危うく遭難する ところだった。 石畳の道は、この時期は スリップり危険が多いので注意が必要。 |
||
行程・標高・距離・時刻(赤字はGPSの実績) | |||
09:35 | 126m | 0.0Km | 伊自良キャンプ場 出発 |
09:40 (00:05) | 144m | 0.4Km | 奥ノ院登山口 |
10:00 (00:20) | 342m | 1.1Km | 展望台 |
10:15 (00:15) | 444m | 1.5Km | 奥ノ院 |
10:30 (00:15) | 628m | 1.9Km | 龍神コース分岐 |
10:40 (00:40) | 696m | 2.2Km | 釜ヶ谷山 昼食休憩 |
11:05 (00:25) | 696m | 2.5Km | 釜ヶ谷山 出発 |
11:50 (00:45) | 828m | 3.4Km | 登山道合流 |
12:00 (00:10) | 250m | 3.9Km | 雨乞の森(林道出合) |
12:20 (00:20) | 126m | 5.7Km | 伊自良キャンプ場 到着 |
ルートラボ
次に向かう予定なのは「釜ヶ谷山」となります。 朝走って来た国道418号線へと戻り、対岸へと渡り県道91号線へと入っていきます。 この道路は5年前(2008年)に開通した平井坂トンネルが出来て、次の登山口となる伊自良湖(いじらこ)方面へ短時間でいけるようになっています。 真新しい広い道を通ってトンネルをくぐって行きますが、この辺りの山も面白そうです。
トンネルの先を走り集落が見えてくると、Y字路となりますがここは右折して県道174号線を伊自良湖方面へと向かいます。 次第に道幅は狭くなりますが、ここは夏季だけですがバスも通るようなのでまったく問題とはなりません。 そのまま道なりに奥へと進むと伊自良キャンプ場の看板などが見えてきて、駐車場が見えて来ました。
まだ奥まで入れるかと思いましたが、通行止めとなっていたのでここに駐車して出発します。 前を走っていた車もここに停車して、登山の準備をしています。(下写真)
すでに準備は整っているので、ザックを担いで早速出発しました。(下写真)
暫くはキャンプ場の間を抜ける車道を歩くことになります。 何箇所か分岐がありますが、登山道の標識もあり迷うことはありません。(すべての分岐は直進)
橋を渡って奥へと進むと、遊水プールと書かれた標識と「奥の院」「行者岩」と掘られた石標が立っています。 その標識どおり、左手の坂を登って行くと、遊水プールがありますが、時期的にまだ営業していないようです。(下写真)
遊水プールの右側の道に立入禁止のチェーンが掛かっていますが、登山道の標識はその奥を指しています。 脇から通り抜け奥へと進むと本格的な登山道となってきました。
しかし、ここからがこの山の特徴とも言える所となります。 湿った地面を見ると、至る所にヒルが頭?をもたげでユラユラと獲物が来るのを待ち構えています・・・。(下写真)
ヤマヒルが多いところだとは知っていたので、出かけにまた振りかけてきていますが、これだけ多いと効果があるのか・・・。 ここからは登山に集中できなくなり、足元を確認しながら登ることになりました。 とは言え、ずっとうつ向いたままでは話しにならないので、問題無さそうなところは通常通りに歩いていきます。
登山道じたいはよく整備されており、遊歩道ともいってもよい道です。 また、ここも古い道なのか道端に何体もの石仏が設置されていました。(下写真)
すぐ上で展望台?が見えて来ましたが、木々に覆われいかにも展望がなさそうなので先を急ぎます。(下写真)
道は急登と言うわけではなく緩やかに登っていきます。 途中、鉄塔の下を通りますが、この辺りから暫くはえぐれた岩の間を歩く道となります。(下写真)
ここで獅子にまたがった石仏像を見かけますが、あまり見たことが無い格好です。(下写真)
岩場を通り過ぎると、尾根沿いの道となり歩きやすくなりました。(下写真)
支尾根の上部に到着すると、そこには「奥の院」が鎮座していました。(下写真)
今回は寄れませんでしたが、麓の伊自良湖近くに「甘南美寺(かんなみじ)(Wikipedia)」があり、その奥の宮がここにあるようです。 道標に従って、奥の宮の左奥から尾根を登って行くと、巨大な岩が立ちふさがるように見えて来ました。 「行者岩」と標識が建っており、いかにも行者が修行のために篭っていそうな岩場となっていました。(下写真)
行者岩は左側から簡単に回り込め、その上部からは展望が広がっています。(下写真)
ここからは本格的な登りとなり、一気に標高を上げて行きました。(下写真)
ここからは急登が続く途中「龍神コース」との分岐がありますが、ここは真っ直ぐに山頂を目指します。(下写真)
次第に傾斜が緩みますが、上下動が多いので疲れが溜まります。 鞍部を通り最後ののぼりとなりますが、ここも階段があり登り易くなっていました。(下写真)
そして出発から1時間とすこしで「釜ヶ谷山」の山頂に到着しました。(下写真)
山頂は東方面の樹木が伐採されており、そちらの展望が広がっていました。(下写真)
到着は10時40分頃で少し早めですが、ここで昼食休憩としていきます。 幸い立派な小屋が建っているので、そこで食べていくことにしました。(下写真)
小屋は湿気対策の為か、四方の扉が開け放たれた状態でした。 中には小学生の登頂記念の写真などが、いっぱいぶら下がっていました。 簡単に食事を済ませて下山に入りますが、こちらかと思った登山道は先程登ってきた道です・・・。 途中で気が付きすぐにもどりますが、もう一方の登山道は北方面に降りて行ってます。 地図で確認すると、予定コース(やまびこコースだと思っていた)は山頂から東の尾根を降りて行っています。
事前に山県市のHPで確認した簡易地図(これがクセモノですが)も、東方向にやまびこコースが書かれています。 念のために小屋の裏を見ると薄い踏み跡が続いていました。(下写真)
これかなと思いつつ、半信半疑で踏み跡を辿りますが、傾斜もキツくなり次第に怪しくなってきました。 地図には破線ルートで書かれているので、道がないわけでは無さそうですし、それなりに踏み跡はあります。(下写真)
急斜面を降りていく しかし、相当下まで降りてきた所の岩場の先で、急斜面となって降りるのが困難となって来ました。 今までも何回かこのような急斜面を降りてきたことはありますが、今回はそれに加えて雨に濡れて足場が最悪でした。
ロープを出そうかとも思いましたが、南斜面方向に沢がありそちらからなんとかおりられそうです。(GPSでその下に滝などの急斜面がないのは確認済みですし、大きな水音がしないかなども確認して降りていきます)
嫌らしく岩場がありますが、濡れて滑りやすくグリップの効かない斜面よりはましでした。 岩場を三点確保でゆっくり慎重に降りていきますが、ここで予想外の体力と気力を使って行きます。
なんとか無事に沢に降り立ちますが、ここからは大きな石が転がる所を降りていきます。 沢を降りて行くと、下に登山道の手すりが見えてきて一安心です。(下写真)
龍神コースと合流しますが、ここまで時間が掛かっています。 緊張と疲れで足が震えていましたが、予定通りのコースに復帰したので先を急ぎます。 帰宅後、このコースについて調べると、やはり正規のコースと勘違いして降りている人がいるようなので、ロープなどで通れないようにした方が良さそうです。 また、この辺りで落石が多いようで、まさに降りてきた沢から石が落ちていくようで危険でした。(下写真)
暫く沢沿いの道を降りて行くと、やまびこコースとの分岐に到着しました。 帰宅後確認すると、やまびこコースは北尾根を進み大きく迂回したこの沢沿いに合流する道となっていました。(下写真)
正規のコースは道は良いのですが、この先で石畳となりました。 ただでさえ沢沿いの石の上は滑りやすいのですが、まだ前日の雨が乾ききっていない状態ではスリップし必至です。 石畳の脇や落ち葉の上を滑らないように降りて行くと、無事に林道終点に到着しました。(下写真)
林道終点には、小屋(かじか小屋)がありますが、そこへの橋が一部壊れています。 ここからも沢沿いに登山道が続いているようですが、見た限りではその痕跡はありません。 ここまで思いの外時間が掛かっているので、林道を歩いて戻ることにします。(下写真)
林道を快適に歩いていきますが、違和感があったので右手を見るとまたまたヤマヒルが手の上に乗っています・・・。 急いで振り払いますが、噛み付こうとしているのか中々取れませんが、最後まで気は抜けません。(幸い吸われませんでした)
そして林道を15分ほど歩くと、行きに歩いたキャンプ場の道と合流し、そこから駐車場へはすぐでした。
日付 | 2013年06月22日(土) | ||
天気 | 曇りのち晴れ | ||
場所 | 岐阜県山県市相戸 | ||
距離 | 4.1Km | ||
累積標高 | +568m -568m | ||
時間 | 01時間50分 | ||
人数 | 1名 | ||
撮影枚数 | 131枚(FinePix XP200) 052枚(DSC-TX300V) | ||
登山難度(A:安易~E:高度) | A(切れた斜面通過注意) | ||
概略 | 白山神社からスタートする。 西ルートを 通り山頂へ向かうが、急登が続き蒸し暑さ もあり足が鈍る。 山頂からは360度の景 色が望め最後を締めくくるにはよい。 下山は南尾根を一気に降下し、25分で 集落まで降りる。 その後、白山神社の上へ185段の階段 を登り、締めくくりとする。 |
||
行程・標高・距離・時刻(赤字はGPSの実績) | |||
12:45 | 185m | 0.0Km | 白山神社 出発 |
12:55 (00:10) | 239m | 0.9Km | 西ルート登山口 |
13:30 (00:35) | 568m | 2.0Km | 大岩 |
13:40 (00:10) | 671.7m | 2.3Km | 相戸岳 休憩 |
14:00 (00:20) | 671.7m | 2.3Km | 相戸岳 出発 |
14:25 (00:25) | 253m | 3.5Km | 東ルート登山口 |
14:35 (00:10) | 185m | 16.1Km | 白山神社 到着 |
ルートラボ
入念に付かれていないか確認してから、乗車します。 ここからは再度国道418号線へ戻るべく、来る時に通った道を戻っていきました。 国道に出た所で右折して、Y字路で狭い左の道(県道196号線)へ入って行きました。
山の中の道となりますが、走る車も少なく国道256号線との十字路へはすぐに到着しました。 ここで左折して集落の細い道へと入っていきます。 道路沿いに奥へと進むと、左手に大きな杉の木が目印となる、白山神社に到着しました。(下写真)
すでに一台駐車していますが、人の姿はありません。 ザックを背負って神社の境内を軽く眺めてから、手前の道を左方向に歩いていきます。(下写真)
民家の間を暫く歩いてて行くとT字路となりますが、ここは右折してさらに奥へと進んで行きます。(下写真)
舗装路が続き、別荘地付近で二箇所Y字路となりますが、すべて真っ直ぐに進んで行きます。(下写真)
別荘地を過ぎると山道となり、下草が茂ってきました。 しかし、踏み跡はしっかりしているのでそのまま奥へと入って行きます。(下写真)
沢沿いの道となり例のやつがいないかと不安が募りますが、幸いこの辺りには少ないのか見かけることはありませんでした。 沢の途中から左の斜面を登る道となり、一気に標高を上げていきます。(下写真)
尾根沿いとなりますが、ここからも暫くは登り道でした。 しかし、このコースも意外とよく整備されていて、至る所に階段が設置されていて、その固定に使われている赤い杭が目印なっていて迷うことはありません。(下写真)
上部まで来ると傾斜は緩み、左前方に岩場やガレ場が目立つ山頂部の斜面が見えて来ました。(下写真)
幸いこのコースは、右手(南西)の尾根から登っていくので問題とはなりませんが、北尾根からのコース(あるかは知りませんが)は険しそうです。 傾斜が緩み細尾根の道となりますが、何箇所かピークを越えて行きました。 その途中、男女の登山者の方が休憩していました。 駐車場で見かけた車の方でしょうが、女性の方がつらそうにしていました。 挨拶をして先へと進んでいきますが、こちらも3山目なので疲れが出てきています。(下写真)
前方を塞ぐように岩がありますが、ここは右横を通る道があるのでそこを通過していきますが、ロープが設置されているので危険は少なめです。(下写真)
その後も急登が続きましたが、すべての急登に階段がついているので、今回の様に濡れた道の場合は助かります。 とは言え、この急登と陽が差し込み気温も上がってきた事で、蒸れて汗だく状態となっていました。(下写真)
山頂手前まで来ると北尾根からと思われる薄い踏み跡の道と合流し、傾斜も緩みます。(下写真)
ここまで来れば山頂もすぐで、程なく切り開かれた山頂に到着しました。(下写真)
今回の山の中で、ここを最後にしたのは標高が低く距離も短めということもありますが、360度の展望が得られると聞いて、天気の回復する最後に持ってきたことが一番の理由です。
しかし、到着時は雲は晴れて日差しはありますが、きつねの嫁入りかポツポツと雨が降ってきていました。 幸い通り雨で、すぐに晴れ間が覗き素晴らしい展望が見られました。(下写真)
時間も気になりますが、折角の展望なので14時に出発することにして、暫く遠くの景色を眺めていきました。 暫くすると、先ほどの登山者が登ってこられますが、相当お疲れのようです。
入れ違いに下山を開始しますが、下山は東ルートと呼ばれる南尾根を麓まで一気に降りていきます。(下写真)
山頂直下で、山頂からは全部が見えていなかった高賀三山が見えるところがあり、暫く眺めていきます。(下写真)
初めの内はそれなりに傾斜がある道を降りていきますが、次第に傾斜は緩み尾根筋を快適に辿る道となりました。(下写真)
山頂から15分ほどで、下から犬の鳴き声や生活音が聞こえて麓が近いことが分かります。 そして道らしきものが見えてくると、集落近くの林道に到着しました。(下写真)
ここからは右手に車道を歩いていきました。 ササユリが一輪だけ咲いた車道を歩いて暫く進むと、右手の斜面上に向かう階段とその奥に道が見えています。 ここから神社に行けるのではと、そちらを登って行くとすぐに下りとなり、神社の境内に降りて行きました。(下写真)
これで登山は終了ですが、白山神社の長い階段の上が気になったので、もうひと登りすることにします。 下りに数えた所では、185段ある石段を登っていきますが、流石に息が切れます・・・。(下写真)
最上段まで上り詰め賽銭箱ぐらいはあるかと思っていましたが、残念ながら扉が閉まり参拝はできませんでした。(下写真)
こうして今回も無事に、すべての山を登り切ることが出来ました。
今回の反省点は、
・調査不足で「釜ヶ谷山」からの下山コースを間違えたことでしょう。 危うく遭難しかけましたが、この場合無難に山頂まで戻るのが正解でしょう。
次回ですが、まだまだ梅雨空は続きそうなので直前まで未定です。 今回同様、複数の山を登るのがよさそうですが、ヒルのいない山域が希望です。(笑)
こんばんは^^
今日は今からベッドに潜りこんでサスペンスを読みます。明日また時間のある時にお伺いします<(__)>
by mimimomo (2013-06-24 21:31)
岐阜県に山県市ってあるんですか・・知らなかった~
おどさんは山ヒル避けに何をお使いですか?
播州北部は特に雨後3~4日は居るワ居るわ・・家内のヤマヒルに噛まれた腫れ具合は医者が写真を撮らせてくれ・・と云った程でした。
どうやら鹿が行動する範囲がヤマヒル密集地と一致するみたいで・・
by OJJ (2013-06-24 23:01)
おはようございます。
一日三山とはすごいですね^^。
梅雨の合間ですが最後は晴れてきれいですね^^。
by 海を渡る (2013-06-25 06:59)
今回は距離が短いなと思ったら、移動しながら3つも登ったのですね。
ヒルや迷いやすい道などで相当苦労されたようで,お疲れさまでした。
by tochimochi (2013-06-25 07:10)
ヒルの忌避剤があったんですね、知りませんでした
昨年はヒルで酷い目に遭ったので思っただけで鳥肌物です。
by g_g (2013-06-25 07:48)
おはようございます^^
三つのお山をいっぺんに制覇・・・お疲れ様でした。
雨後の登山道のくだりは特に神経をつかいますよね。先日もお仲間が何度か滑っていました。
特にこう言う丸太の橋は嫌ですね~(><;
頂上には三箇所とも『名山めぐり~』と出ていますね。面白いです。
幾つあるのか知りませんが、そう言うのを制覇するのも良いかも^^
ヒルにはまだ刺された(?咬まれた?)ことはないですが、聞く所によると
塩を持っていっていて、ヒルを体に見つけたら塩で揉み擦ると良いとか・・・
by mimimomo (2013-06-25 09:27)
OJJさん、コメントありがとうございます。
山県市は10年前まで山県郡だったので、今もあまり馴染みがありませんね。 ヤマヒル避けですが、環境にあまりよく無いとおもいますが「ヤマビルファイター」を使っています。 別に虫除けスプレー(これもディート配合)も携帯しています。
海を渡るさん、コメントありがとうございます。
3山登りましたが、標高差も距離もないので、前回よりは楽でしたよ。 天気に関しては、梅雨の時期は仕方ないですね。
tochimochiさん、コメントありがとうございます。
距離は平均5Kmていどだったので、全部で16Km程度でしたね。 移動が大変ですが、比較的近いのと道路も良いので案外楽でした。 ヒルは、見るのも嫌ですねぇ。(笑)
g_gさん、コメントありがとうございます。
周辺の山域が、国内でもヒルの多い所(西濃と鈴鹿)なので大変です・・・。 逆にこの時期にヒルは付き物?なので諦めていますが。(鳥肌なのは同意です)
mimimomoさん、コメントありがとうございます。
濡れた下りの斜面は嫌ですね。 今回はそれと石畳があったので、尚のこと神経使いました。 名山めぐりは、今年になって山県市が売り込み中?の「山形さくら」のイラストが入った山名標識が、今回登った山にありますね。 ヒルは噛み付かれたらアルコールか火(タバコか線香)でないと落ちませんね。(噛み付く前は振り払えますが)
by おど (2013-06-25 12:47)
ヒルも、山で会いたくない一つですね。
いつものことながら、
ちょうど近くにあるから、3山まとめて登っちゃおう、
な~んて歩けたらいいな~。(^^)
by nousagi (2013-06-25 15:55)
山ヒルにも負けないで・・・
3山を歩けるのですよね^^
凄いです!
もうヒルがと思うとどんなに遠くに行っても
すぐに自宅に向かってしまいます。
こわがりなんです。ものヒルがでる季節になりました。
ヒルはお腹いっぱいにならないと離れなのでしょうね。
ぶるぶるです。
by ひろたん (2013-06-26 06:45)
併し山好き爺にこんなに沢山山を見せられてはウズウズして来ます。
獣道みたいな所も多いけど、熊に6回も出会ってる爺はもうあの頃の気合いが失せました、今では怖いです。
by 旅爺さん (2013-06-26 08:15)
nousagiさん、コメントありがとうございます。
ヒル嫌ですよね。(好きなひとはいないでしょうが・・・) 今回は低山ばかりですから、何れにしても午前と午後で2山は最低登っておきたいですよね。(三山はやり過ぎだとは思っています)
ひろたんさん、コメントありがとうございます。
いやいや、ヒルに負けそうでしたよ。 怖い急斜面よりも、ヒルの方が嫌かも知れません。(笑) ヒルは怖いというより、不快感を煽りますからねぇ。
旅爺さん、コメントありがとうございます。
クマは余程のことが無い限り襲って来ませんが、会いたくは無いですね。 獣道はクマよりヒルに遭う可能性のほうが高いですしねぇ。
by おど (2013-06-26 12:26)
梅雨時、山ビルの活動が活発になってきましたね。
吸血される寸前で気が付いてよかったですね。
丹沢の沢筋でも多くなってきたと思います。秋までその方面は遠慮しようと思っています。
by 山子路爺 (2013-06-30 13:48)
ヤマヒル、苦手です。聞くところによると、ヤマヒルは、地面だけでなく、木の上にもいて、人間が近づいてくると、その体温を感じで、落ちてくるといいますが、今回は、大丈夫だったのですね。
by テリー (2013-06-30 23:40)
山子路爺さん、コメントありがとうございます。
丹沢も多いと聞きますが、沢筋の道などでは大量発生とかもあるのでしょうね。 同じ理由で鈴鹿の山へは、初夏から秋までは自制しています。(苦笑)
テリーさん、コメントありがとうございます。
ヒルが好きな人はいないと思いますが、一度でも吸われるとますますいやになりますよね。 今まで二回ほどストックを伝って手に上がってきたことはありますが、(よく聞きますが)木の上から落ちてきたのは経験ありません。
by おど (2013-07-01 12:24)