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[登山] 高島トレイル 水坂峠から二ノ谷山・行者山・駒ヶ岳・千石山縦走 [登山]

 今回は、2年前に歩いた高島トレイルの続きとして、水坂峠(みさかとうげ)から「二ノ谷山」「行者山」「若狭駒ヶ岳」と縦走し、「千石山」を経由して上中(かみなか)駅のバス停へと下山しました。
 この日も朝から良い天気となり、目的となる新緑のブナ林の中を気持よく歩くことが出来ました。

関連リンク
 2013年06月16日 [登山] 滋賀県 武奈ヶ嶽・三重嶽・三十三間山・轆轤山周回縦走
 2009年12月13日 高島トレイル 池原山~駒ヶ岳~百里ヶ岳周回縦走

駒ケ岳からパノラマ

高島トレイル
水坂峠から
二ノ谷山・行者山・駒ヶ岳・千石山縦走
日付2015年05月01日(金)
天気快晴(気温高、霞あり)
山域高島トレイル(若江国境)
場所滋賀県高島市今津町保坂
距離25.7Km (バス移動除く)
累積標高+1834 -1999m
時間8時間25分 (バス待ち・移動+40分)
人数1名
撮影枚数1105枚 (FUJIFILM FinePix XP200)
0126枚 (Panasonic DMC-GM1
※SONY DSC-TX300Vは故障しました...
登山難度
(A:安易~E:高度)

B(下山時、急斜面注意)

概略
行程・標高・距離・時刻(赤字はGPSの実績)
05:50269m0.0Km水坂峠駐車地 出発
06:45 (00:55)608.2m2.5Km二の谷山
07:25 (00:40)330m5.2Km桜峠
07:35 (00:10)272m6.4Km搦谷越(からみだにごえ)
08:45 (01:10)586.8m9.7Km行者山
09:25 (00:40)454m12.1Km横谷峠
10:35 (01:10)671m15.1Km駒ヶ池 昼食休憩
11:00 (00:25)671m15.2Km駒ヶ池 出発
11:35 (00:35)780m17.1Km駒ヶ岳(15分休憩)
13:05 (01:30)682.4m21.3Km千石山
13:50 (00:45)70m23.7Km市場下山(上中体育館)
14:00 (00:10)42m24.3Km上中駅 到着(バス待ち)
14:18 (00:18)42m24.3Km上中駅バス停 出発
14:39 (00:21)198m36.4Km保坂バス停 到着
14:55 (00:16)269m37.8Km水坂峠駐車地 到着

ルートラボ

実績コース(緑色は予定、赤色が実績、空色はバス移動)
20150501_map.jpg

 5月の大型連休は道路や観光地は混むため、その前に新緑の山へ行こうと計画します。 いくつかの候補の中から、以前は秋の紅葉後に登った「若狭駒ヶ岳」付近のブナ林を見るのを目的として、2年前に登山口として利用した「水坂峠(みさかとうげ)」から高島トレイルを縦走することにしました。

 登山口の水坂峠までは、高速利用で2時間弱と見て4時過ぎに出発しました。 平日でトラックの多い道路を、名神高速道から北陸自動車道へと走り木之本ICを降ります。 ここからは何度も走っている国道303号線を南下して、ほぼ予定通り旧道の「水坂峠」手前の駐車地に到着しました。(下写真)

水坂峠手前に駐車

 早速準備して水坂峠の登山口へと向かいます。 以前登った東の「武奈ヶ嶽」とは逆に、西の「二ノ谷山」の登山道へと入って行きました。(下写真)

水坂峠 二ノ谷山登山口

二ノ谷山登山口

 水の流れる登山口を、道路に平行して歩いていきます。 すぐに尾根の末端となり、そこからは樹林帯の登りとなりました。(下写真)

右の尾根に取り付く

 すぐ上で高圧鉄塔と出合い、以前登った「武奈ヶ嶽」などの展望が広がります。(下写真)

すぐに高圧鉄塔

鉄塔から赤岩岳(右)・武奈ヶ嶽(左)

 尾根沿いはシャクナゲの灌木となり、ひと登りで西に向かう尾根と合流しました。(下写真)

シャクナゲが多い

尾根末端に

 ここからは小石や砂利の多い急登となりました。(下写真)

急登となる

 今回は距離も長いので、何時もよりはハイペースで向かうことにします。 後ろに展望を見ながら登って行くと、486mピークに到着します。(下写真)

尾根の486mピークに到着

 ここで右から主稜線と合流し、左のビニールテープを巻かれた植林帯との境目を歩いて行きました。(下写真)

植林帯との境を歩く

 緩やかな尾根が続き、前方に「二ノ谷山」が見えてきます。(下写真)

前方に二ノ谷山が見えてきた

 今回のコースは余り展望が無いかと思っていましたが、以外にも稜線沿いの随所で展望が得られました。(下写真)

琵琶湖方面の展望

 この日も雲ひとつ無い晴天となり、朝から太陽の日差しを浴びて気持ちのよい歩きです。(下写真)

明るい尾根道を進む

 二ノ谷山との鞍部手前に「板戸の鎧岩」と書かれて標識が立っています。 少し前から二の谷山の斜面にある白い岩場が気になっていましたが、これの事かと西斜面から様子を見ていきました。(下写真)

板戸の鎧岩を見る

板戸の鎧岩

 標識まで戻り、ここからは二ノ谷山への急登を一気に登ることになりました。 少し道を外して左寄りに登ってしまいましたが、何れににしても結構な急斜面で手も使って登る事になります。(下写真)

二ノ谷山へは急斜面を登る

 ゆっくりと滑らないように登って行くと、右からの尾根と合流しました。 ここにも道標で右手の尾根下に「板戸の鎧岩」と書かれていた形跡がありますが、危険な所なのかノコギリで両端が切られています…。 ここからは傾斜も緩み左方面の山頂へと向かいます。(下写真)

稜線に到着

 その「板戸の鎧岩」へは向かわずに、山頂方面に歩いて行くと東方面の展望が望めるところがありました。(下写真)

山頂手前から琵琶湖の眺め(左に伊吹山)

 そして山頂と下山路(桜峠)の分岐に到着します。 ここで右手100mほど離れたところにある三角点峰へと向かいます。(下写真)

山頂分岐

100mほどで山頂へ

 植林帯との間を歩いて行くと、程なく樹林に覆われた三角点峰に到着しました。(下写真)

二の谷山

二の谷山標識

 展望は無くこの先に最高点峰や北峰などもありますが、先ほどの分岐へとすぐに戻ります。 分岐からは「桜峠」に一旦下山することになりました。(下写真)

桜峠に下山

 概ね植林帯となり、尾根筋に付けられた作業道跡を歩くことになります。(下写真)

植林帯の作業道を歩く

 ここで日本語と英語、それにハングル語で書かれた道標を見かけました。(下写真)

高島トレイル道標

 何箇所か尾根が複雑に分岐していますが、テープや道標が立っており、見逃さないように進めば迷うことは無いでしょう。(下写真)

道標はよく整備されている(545mピーク)

比良山地の蛇谷ヶ峰(左)と武奈ヶ岳(右)

 左側の展望が望めるところからは、近くに煙が見えてきました。 この時間(7時頃)から煙を出しているとなると、ゴミの処分場でしょうか?(下写真)

近くに西峰山(煙はゴミ処分場)

 545mピーク付近は自然林となり、ここをを通過すると次第に標高を落としていきました。(下写真)

自然林が多く

 尾根は南橋の道路まで落ち込んでいますが、登山道はその手前で左(東)に直角に曲がっていきます。 直進は踏み跡も薄いのでここで間違えることは少ないでしょう。(下写真)

ここで左に曲がり下りに

 左に曲がると、その先の右斜面が切れ落ちています。 山が削られ土砂や石を採掘した跡のようですが、調べてみると今は最終処分場として使われているようです。 また、道路を隔てた向こう側には先ほど見えた煙を吐くゴミの焼却場も見えています。(下写真)

ゴミ焼却施設と奥に西峰山

ゴミ処分場上から展望

 そのゴミ焼却施設に向かって、急斜面を降りて行きました。 ここも砂地の急斜面なのでスリップには注意が必要です。(下写真)

下山尾根の急斜面(上を見返す)

 尾根沿いに下りていくと、傾斜が緩み右下の植林帯へと降りていきます。 そして桜峠のある国道367号線に出合いました。(下写真)

車道に合流する

桜峠に到着

 ここまで出発から1時間半ほどと順調に来ています。 ここから暫くは車道を次の取り付き点となる「搦谷越(からみだにごえ)」(よめません…)まで歩いて行きました。(下写真)

右の搦谷越へ

 十字路手前で旧道の道に入り、北方面へと向かいます。 暫く歩くと、前方にそれらしき山が見えてきました。(下写真)

奥の山へ

 牛舎の脇を通り過ぎ、その山の斜面に取り付きます。(下写真)

搦谷越の登山口

 当面は、ここから「行者山」まで向かうことになります。(下写真)

行者山へ

 登山口からは、まず右手の尾根末端へと登って行きました。 そこから暫くは登りが続きました。(下写真)

暫くは登りに

 傾斜が緩み植林帯の道となりました。 そこを抜けると下からも見えていた高圧鉄塔に到着しました。(下写真)

尾根沿いの道に

また鉄塔に

 鉄塔下からは遠くの展望が望め、先ほど登った二ノ谷山も見えていました。 また、向かう行者山も大きな山容で、尾根の先に見えてきました。(下写真)

中央奥に二の谷山

向かう行者山

駒ケ岳方面(中央の山向こう)

 先ほどみた展望から推測するに、ここから行者山までは植林が多そうです。 鹿よけのテープが巻かれた樹林帯を歩いていきますが、そろそろ陽射しが強くなって来たので日陰になって調度よい感じです。(下写真)

植林帯に入る

 378mピークで主稜線と合流すると、ここからは急登も無くジリジリと標高を上げていきました。(下写真)

378mピークからは稜線歩き

 この辺りでは日陰の樹林帯の床にイワカガミが見られだしました。(下写真)

イワカガミが多く

 ここまで朝早いこともあり、人に出会うことはありませんでした。 しかし、ここで重装備(テント装備?)の登山者が休んでいる所に出くわします。 テント泊で高島トレイルを縦走しているのでしょうが、この時間に人が来るとは思っていなかったようで、軽く挨拶をした程度で通り過ぎました。 その後も要所要所で展望が開き飽きさせません。(下写真)

 

416mピーク付近からの展望(中央奥に鈴鹿)

 前方近くに行者山が見えてくると、次第に登りとなって行きます。(下写真)

行者山が近くに

 すると良い雰囲気の自然林となり、緑の木漏れ日の中を歩いて行きました。(下写真)

良い雰囲気に

テレビアンテナ

 尾根を登り切った所で行者山との分岐に到着しました。(下写真)

行者山分岐

 行者山は南に150mほど進んだ所にあるため、ここからピストンしていきました。(下写真)

行者山へ

 程なく「行者山」に到着しますが、展望は無く写真だけ撮った所で先ほどの分岐へと戻りました。(下写真)

行者山山頂(展望なし)

行者山標識

 分岐からは西方面の尾根に入り、徐々に北方面に向かって「横谷峠」へと降りていきます。(下写真)

北西方面に

536mピークで北方向に

 536mピークから先は、伐採された植林帯となり間伐材や倒木が行く手を邪魔しています。 また、右斜面を中心にシャクナゲも多くなり、歩きづらい道が続きました。(下写真)

シャクナゲの多い広い尾根

左手は伐採木が多く歩きづらい

倒木

樹間から琵琶湖が見える

 532mピークで西に方向転換し、横谷峠に降りていきました。 この辺りもシャクナゲが多く、時には掻き分けながら進むことになります。(下写真)

532mピーク(横谷峠に降る)

シャクナゲを掻き分けて

 前方に628mピークから693mピークまでの稜線が迫ってきます。 急斜面を下りていくと林道の上部に到着しました。(下写真)

693mピークへの稜線が近くに

峠はすぐ

林道出合

 峠へは直接降りられないので、少し戻って右手の斜面に付けられた道を降りて行きました。(下写真)

右から降りる

横谷峠標識

 峠からは南の展望が広がっています。(下写真)

峠から白倉岳

 ここからは再度対岸の山腹に取付き、693mピークから「駒ヶ岳」へと向かいます。 林道を西に少し行くと、右斜面に登山口が付いています。(下写真)

駒ケ岳登山口

 登山口からは、湧き水の滴る階段状の細い道を登って行きます。(下写真)

水が滴る道を登る

 暫くはつづら折れの急登となりました。(下写真)

ここから急登

 尾根上に到着すると少しだけ傾斜が少し緩くなります。(下写真)

尾根に乗る

 南斜面なので陽当りの良い自然林となります。 ここまで花をつけた木が少ない尾根でしたが、ここでミツバツツジが見られました。(下写真)

自然林となる

今回はじめてのツツジ(ミツバツツジ)

 斜面は続きますが、新緑の気持ちのよい歩きが続き疲れは余りありません。(下写真)

気持ちのよい道が続く

 693mピーク手前まで登ると、後方に琵琶湖が見えてきました。(下写真)

693mピーク手前からの展望(琵琶湖)

 傾斜が緩み693mひー句に到着すると、ここからは稜線沿いに西方面へと進んでいきます。(下写真)

693mピーク

稜線に合流

 稜線からは北に以前登った「三十三間山」や「武奈ヶ嶽」などが見えていました。(下写真)

北に三十三間山(中央)と三重嶽と武奈ヶ嶽(右)

 暫くすると植林が多くなり、左斜面が伐採された展望尾根となりました。 ここからは南方面の展望が広がっているので、眺めながら歩いていきます。(下写真)

植林が多い

ここから展望の良い尾根歩き

展望尾根からパノラマ

近江今津方面(琵琶湖)

比良山地

 そして744mピークに到着します。 ここへは南尾根の「池原山」から登ってきています。 ピークには白い露岩があり、その上から展望を眺めていきました。(下写真)

744mピーク白岩からの展望

ここから以前と同じコース

 ここからはブナ林が続く楽しみにしていた道となります。 地図には無い古い林道跡があり、それらを辿りながら北の「駒ヶ岳」へと向かいました。(下写真)

広い尾根道に

林道跡に合流

 林道は前方のピークを巻くように左へトラバースしています。 この先に池があった記憶があるので、ピークは巻いてその林道を進むことにします。 ここでこの日二人目となる登山者と、遠目にスレ違いました。(下写真)

ピークを巻いて

 林道を歩いて行くとすぐに終点となり、そこからは斜面を適当に歩いていきます。 程なく鞍部へと出て来ると、記憶通りに右下に池が見えてきました。 その池に降りて行くと以前は無かった「駒ヶ岳」の標識が立っていました。(下写真)

駒ヶ池

 ここまで行動食をこま目に食べてキていますが、そろそろお腹も空いてきたので少し早いですが昼食休憩としていきます。(下写真)

池の脇で休憩

 新緑のブナ林に鳥のさえずりが聞こえてきて、休憩するには最高の場所でした。 コンビニ弁当を食べた所で、「駒ヶ岳」に向かって登って行きました。(下写真)

広い尾根が続く

 急斜面を登り暫く進むと、ろくろ橋と書かれた分岐標識に出合いました。(下写真)

ろくろ橋分岐

 ここからブナの密度が濃くなり、立派なブナの間を歩く道となりました。(下写真)

ブナ林となる

気持ちのよいブナ林が続く

 682mピークから登り返しとなり、「駒ヶ越」の標識が見えてくると山頂まではひと登りです。(下写真)

駒ヶ越標識

緩やかな登りとなる

 緩やかな登りを登りつめると、右から「森林公園広場」 方面の尾根と合流しました。 ここは左奥の山頂に向かって、最後の登りを歩いていきます。(下写真)

森林公園広場分岐

山頂への道

 山頂手前で木地山峠との分岐となります。(下写真)

木地山峠分岐

 分岐から20m程北に向かうと、岩場の上に三角点と山頂標識の立つ駒ヶ岳に到着しました。(下写真)

駒ケ岳標識

駒ケ岳山頂

駒ヶ岳からパノラマ

駒ヶ岳からの展望1(武奈ヶ嶽方面)

駒ヶ岳からの展望2(琵琶湖方面、右手前に行者山)

 この時間、山頂には誰もいません。 近くの木陰でデザートの果物ゼリーを食べて、最後の休憩としていきます。 休憩中、人の声が聞こえてきて、山頂直下に姿が見えてきました。 短めの休憩をしたところで、予定通り高島トレイルからは外れて「千石山」に縦走することにします。(下写真)

千石山へ

 とは言え、標識にも手書きで「千石山」と書いてあり、向かう北尾根にはテープが沢山付いていました。 少し進むと、左側から日本海の景色が見えていました。(下写真)

小浜湾

向かう千石山

 また、下山予定の小浜市(おばまし)の市街地も見えています。(下写真)

久須夜ヶ岳と小浜市街

 更に下りていくと尾根沿いに山頂よりも開けた展望地があり、再度眺めを見ていきました。(下写真)

尾根の展望地

再度、武奈ヶ嶽方面

シャク

駒ヶ岳を振り返り見る

 この辺りは灌木が多いため、展望の良い尾根が続いていました。(下写真)

またまた展望地

 尾根のY字分岐では、右下の尾根へと降りていきます。 再度樹林帯となりますが、よく踏まれた道でここも迷うことはありません。(下写真)

オオカメノキ

よく踏まれた道を進む

 前方に650mピークが見えてきました。 その後も展望の効く場所があり、展望を眺めながら歩いていきます。(下写真)

向かう650mピーク:右(奥に若狭湾)

647mピークから小浜市街地の展望

 幾つかのピークを越えていきますが、それほど高低差はないので快適に歩いていけました。(下写真)

枝を潜りながら進む

650mピークから駒ヶ岳

650mピーク

高低差の少ない縦走路が続く

 650mピークで北西方面へと向かいます。 途中、境界杭に混じって図根点の標識が立っていました。(下写真)

図根点標識

696m(図根点裏)

 右から植林帯と合流し、道が不鮮明となります。 基本的に尾根沿いに進むので迷うことはありませんが、注意が必要でしょう。 一部密度が濃くなり歩きづらくなります。(下写真)

右に植林帯

次第に歩きづらくなる

 樹間の右前方に、下山予定の上中(かみなか)の集落が近くに見えてきました。(下写真)

下山予定の上中の集落(左)

青空にツツジが映える

また雰囲気の良い道に

 千石山が近づくと平坦な道となり、山頂が何処なのか分かりません…。(下写真)

千石山付近は平坦に

 そして二等三角点のある千石山に到着しました。 ここに古い看板が転がっており、昔はここに櫓(やぐら)が立っていたようですが、今は樹林に覆われその形跡すらありません。(下写真)

千石山

二等三角点

 ここまで駒ヶ岳から1時間半ほどで到着しました。 後は上中駅のバス停に向けて下山するだけですが、そのバスは毎時15分(2015年時点)に出発となっています。 現時刻が13時5分となっているので、14時15分に間に合うかは微妙な所です。

 ここで主尾根は西へと下っていきますが、北の尾根を降りて行きます。(下写真)

北尾根で下山

 暫くは傾斜の緩い尾根でした。(下写真)

尾根を降る

 しかし尾根が東に急斜面を降りるところとなると、古い道なのか穿かれた道を降りて行きました。(下写真)

穿かれた道となる

 このコースも歩く人は多いのか、テープが随所についており踏跡もしっかりと付いています。(下写真)

三宅分岐(214m尾根か?)

 327m手前で急斜面となり慎重に降りて行きました。(下写真)

急斜面を下ってきた

所々にテープの標識

 327m付近からは平坦な尾根が続きます。 左に「よもん平」と呼ばれる林道と合流する平坦地がありますが、遠回りとなるため今回はこの尾根を下ることにします。(下写真)

緩やかな尾根に

 ここで迷彩色に身を包んだ登山者?の方を追い越します。 人と合うとは思っていなかったので、軽く会釈して先を急ぎます。 最後の下りとなると倒木が多くなり、木々を飛び越えながら下って行きました。(下写真)

最後の下りに

すぐ下に集落が

倒木帯を通る

 テープに導かれて尾根伝いに下って行くと、降りた所で獣防止柵に阻まれました・・・。(下写真)

獣防止柵に阻まれる

 扉はあるのですが、頑丈に針金が巻かれていたので苦労して抜けて行きます。 何とか柵の向こうに抜けると、体育館の横に出てきました。(下写真)

上中体育館の横に出る

ここに出る

 ここからは授業中の中学校の横を通り、商店街を抜けて綺麗な上中駅の建物に到着しました。(下写真)

中学校の横を通り上中駅に

JR上中駅に到着

 これで登山は終了となります。 結局、駅への到着は14時となり、急いだこともあり山頂から1時間と掛かっていません。 自販機で冷たいジュースを購入し、15分後に出発予定の近江今津方面のバス(二番線)を待ち「保坂(610円)」に戻って行きました。
 15分ほどで、保坂のバス停に到着すると、朝出発した水坂峠に向けて登り返しとなりますが、無事車に戻ることが出来ました。

今回の反省点は、
・特にありません。 後半、気温の上昇で暑くなりましたが(25度ほど)、海も近く風が吹いていたので、最後まで歩くことが出来ました。

 次回ですが、連休中は高速道路が混むので登山は敬遠して家でゴロゴロとしていましたが、いい加減休み過ぎで体調不良なので、連休最終日の6日にいざとなれば下道でも帰ってこられる近場?の山に行く予定です。


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コメントの受付は締め切りました
mimimomo

こんばんは^^
言うことなしの登山ですね^^
お天気良し、道標もしっかりしていて道もしっかりついていて、
藪漕ぎもなし^^
展望も良いですしね~♪
by mimimomo (2015-05-05 18:06) 

g_g

今回も長丁場でしたね。私なら2~3回に分けて
by g_g (2015-05-06 10:02) 

OJJ

今回はこの時期に40キロ近い長丁場ですか・・絶句)
8時間余でこの距離なら常人は平地でもばてますね~ビックリ。
by OJJ (2015-05-06 18:36) 

tochimochi

日本語と英語、それにハングル語の道標とはさすがに高島トレイルですね。
それにしてもいつもながらのロングコース&ハイペースです。
展望が開けてよかったですね。
by tochimochi (2015-05-06 18:41) 

joyclimb

駒ケ岳からパノラマ、新緑がとてもきれいな風景です!
37.8Km、さすがです!!!
by joyclimb (2015-05-06 21:02) 

tina

こんばんは
標高はあまりないけど、距離が凄いですね。
トレイルランなみでは、速足で歩いてるのですか?
僕が知らないだけかもしれませんが、
いろんな山を良く知っていますよね
どの様に行く山を選んでいるのですか?
質問攻めですみません。

by tina (2015-05-06 21:16) 

nousagi

新緑のシャワーを浴びると
疲れが癒される気がしますが
きっとそんな効果ありますよね。
GW中、どこへ行っても混みますよね。
私も安近短です。(^^)
by nousagi (2015-05-06 21:16) 

おど

皆さん、NICE!とコメントありがとうございます。

mimimomoさん、
 天気よくて気持ちよかったです。 道標は、下山に利用した上中へのコースはまったくないので、ある程度の経験は必要だと思います。

g_gさん、
 今回のコースは、通常は2回に分けるようですね。

OJJさん、
40Kmはバス移動も含めてですね。 実際には25Kmほどなので、8時間は時速3Kmなので、それほど速くはありませんよ。

tochimochiさん、
 ハングル語があるのは意外ですね。 中国よりも韓国の登山者の方が多いのでしょうか?

joyclimbさん、
 ブナ林の新緑が綺麗でした。 これを見たかったというのもありますが、以前は冬枯れした時でしたからね。

tinaさん、
 登りはゆっくりですが、なるべく休まずに登ってます。 平地や行ではそれなりのスピードで歩いていますが、走るのは直線の下りだけですね。 山の選定ですが、主に買いまくったガイドブックと登った山から見えた山を対象に決めています。 それ以外には、最新の情報や地図に載っていない登山道を確認するために、ネットを見ます。 山域はなるべく偏らないようにしていますが、最後は当日の天気予報から決めています。

nousagiさん、
 GWは、結局近場の山で済ませました。 それと連日登るのは疲れるので、4日以上は間をあけています。(笑)

by おど (2015-05-08 20:43) 

山子路爺

連休はどこも混雑した事でしょう。
私は例年通り仕事付けで5日だけ休みでした。
もう少しの我慢です。
by 山子路爺 (2015-05-09 23:09) 

ひろたん

お天気が良くて何よりですね^^
新緑が綺麗で素敵です。
いつも健脚ですね。
連休は渋滞、その他でごろごろがいいような。
けど休みがないので困ります。
やはり皆さんと同じ行動をしないと辛いです。
by ひろたん (2015-05-10 13:23) 

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