SSブログ

[登山] 鈴鹿 上谷尻谷周辺散策 [登山]

 今回は、いつもとは趣向を変えて、鈴鹿の上谷尻谷の散策と、以前から気になっていた「瀬戸峠」と「庭戸山」への登山道を確認して行きました。
 今回訪れたところは、鈴鹿の中でも最も山深いところですが、随所に踏み跡や生活跡なども残っており、鈴鹿の山と谷を楽しむことが出来ました。

コリカキ場

鈴鹿
上谷尻谷周辺散策
日付2016年04月02日(土)
天気曇り時々晴れ
山域鈴鹿
場所滋賀県東近江市杠葉尾町
距離20.2Km(内車道・林道5.2Km)
累積標高+1952 -1952m
時間09時間50分
人数単独
撮影枚数0733枚 (FUJIFILM FinePix XP200)
0011枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0076枚 (Panasonic DMC-GM1)
登山難度
(A:安易~E:高度)

C(キレット多数注意、道迷い注意)

展望
(A:良い~E:なし)
B
見どころ峠多数、コリカキ場、谷尻谷
行程・標高・距離・時刻(赤字はGPSの実績)
06:00345m0.0Km銚子ヶ口杠葉尾登山口 出発
06:35 (00:35)517m3.1Km瀬戸峠入口
07:00 (00:25)680m3.7Km瀬戸峠
07:30 (00:30)871m4.5Km風越山
07:40 (00:10)818m4.7Kmシダ原峠
07:50 (00:10)855m5.0Km向峠
08:15 (00:25)840m5.4Kmウズ原峠
09:05 (00:50)731m6.6Kmコリカキ場
09:40 (00:35)790m7.8Km上谷尻谷(上部尾根末端)
10:20 (00:40)1039m8.5Km舟窪
11:15 (00:55)956m9.7Km水舟丿池
11:50 (00:35)1067m10.7Km銚子ヶ口(西峰)
12:10 (00:20)1083m11.4Km銚子ヶ口(南峰)
13:45 (01:35)948.7m14.5Km黒尾山
14:40 (00:55)687m16.1Km庭戸山
15:30 (00:50)300m18.1Km国道出合
15:50 (00:20)345m20.2Km銚子ヶ口杠葉尾登山口 到着

ルートラボ

実績コース(緑色と青色は予定、赤色が実績)
20160402_map.jpg

※今までも歩いたところがあるので、その部分についての詳細は割愛します。

 週末は元々、高山市に前泊して「乗鞍岳」方面に向かう予定でした。 しかし、午後の天気が微妙となったのと、週末も記録的な高温となり、登りは兎も角 下山時刻には雪が腐っているのが予想できたので直前に諦めました。
 そこで候補の中から行き先を決めますが、急なことと民舞の天気が期待できないので、以前から懸案事項となっていた鈴鹿の山に向かうことにしました。

 今回の山行には明確な目的を設けます。

 1つ目に、以前も歩いた事のある「瀬戸峠」の道を明確に辿ること、
 2つ目に、以前は登山道から外れてしまった「黒尾山」と「庭戸山」間を歩くこと、
 そして最後に、地図に記載されている「天狗岩」を確認する事です。(これらの優先順位は、上げた順とします。)

 上記の目的に合うよう急遽山行計画を練りますが、その際に気になっていた「コリカキ場」と「上谷尻谷」を訪れることにしました。 どちらも最深部と行っても良いので、訪れるのは初めてです。

 登山口は通い慣れた「杠葉尾(ゆずりお)」の「銚子ヶ口(ちょうしがぐち)」とします。 自宅から1時間半弱と見て、4時半には出発しました。 すっかり日の出も早くなり、5時には明るくなりますが、雲が多く天気が思ったより悪くなりそうです・・・。

 登山口に6時前に到着すると、早速準備をしてまずは「瀬戸峠」へと向かいました。(下写真)

銚子ヶ口登山口に駐車(帰路撮影)

銚子ヶ口登山駐車場(追加分?)

 道路を少し戻り神崎川沿いの林道を右折して行きます。 ここに車止めのゲートがありいつもは締まっていますが、この日は(少なくとも朝は)珍しく開いていました。(釣りの解禁が4月1日からとなっていたので、開いていたのかもしれません)

林道ゲートは開いている

 ここからは林道を2Kmほど歩き、瀬戸峠の入り口へと向かいました。(下写真)

ここで右の風越林道へ

後ろに岳

 30分ほど歩くと、以前大変な目にあって下山した沢が見えてきました。 その奥に瀬戸峠の入り口がありますが、道標は倒れています。(下写真)

左に登山口

瀬戸峠へ

 朽ちた階段を登って行くと、最近伐採された跡があり、それなりに整備はされているようです。 植林帯を登っていきますが、所々土砂が崩れていました。(下写真)

植林を登る

 尾根に向かうのかと思っていましたが、中腹からは左斜面をトラバースする道となります。(下写真)

トラバースとなる

 そのまま左下の谷沿いに進み、程なく沢と合流しました。(下写真)

谷沿いの道に

道標はあるが・・・

 古い道標がありますが、道は不鮮明なもので相変わらず歩く人は少ないようです。 ここからは以前も見覚えがある沢の中を歩く道となりました。 と言うことは、先ほどの尾根の斜面をトラバースする分岐を、以前は見逃したようです・・・。(下写真)

荒れた道となる(テープは付いている)

 踏み跡がハッキリとしてきて、つづら折れに峠に登ります。(下写真)

峠が見えてきた

 急登を進むと、峠の広場に出てきました。 しかし、以前見かけた標識などは見当たらず、知らない人はここが峠とは気が付かないでしょう。(下写真)

最後は急登を登り

瀬戸峠(標識が無くなり)

 反対斜面に峠から下る道が続いていますが、今回はここから南の尾根を歩くことになります。(下写真)

峠の南斜面に取り付く

 踏み跡もあり、木々も伐採されているので歩きやすい道となりました。 暫く登ると石が多くなり、傾斜も緩み始めました。(下写真)

尾根の上部で傾斜が緩む

 初めのピークからは、後ろに天狗堂の突き出した山容が木々の間から見えていました。(下写真)

後方に天狗堂方面

 暫くはなだらかな道となり、上下動を繰り返しながら快適に歩いていきます。(下写真)

一旦下り「風越山」へ

途中までは良い道で

 しかし、風越山の登りとなると、大きな岩が行手を邪魔し始めました。(下写真)

ここから岩場

 岩場自体は大したことありませんが、前日の雨で幹や根は滑りやすく、斜面も水分を含んで余り安定していません。 更に倒木が行く手を阻んでいたので、それを迂回してやり過ごします。(下写真)

倒木が邪魔・・・

 岩場を越えると普通の登りとなり、イワカガミの多い細尾根を進んでいきました。(下写真)

普通の登りに(イワカガミが多い)

 程なく風越山の山頂に到着しました。(下写真)

風越山山頂

 山頂には小さな山頂票がぶら下がっていますが、特に見るものは無いのでそのまま尾根を下って行きました。(下写真)

シダ原峠へ下る

 少し下ると右から谷が迫った来ました。 谷と行っても緩やかな斜面で、濃い踏み跡が付いているのが遠目でも分かります。 その谷との合流地点がハダ原峠の様です。(下写真)

シダ原峠付近(右下から風越谷からの道)

 右下の道は、瀬戸峠入口から更に奥へと風腰林道を歩き、そのまま風越谷沿いに登ってくる道のようで、よく歩かれているように見えました。 ここからはその道と合流し、濃い踏み跡を進んでいきます。(下写真)

明確な踏み跡を進む

 作業道を利用した道なのか、うまい具合に左斜面をトラバースする道を歩いて行くと、先で涸れ沢と合流しました。(下写真)

涸れ沢の中に降りる

 道は沢の中に降りており、その手前が広場となっており、ここで初めての休憩としていきました。 目の前には幹周りが数メートルはありそうな大木が、今にも崩れそうな沢の際(きわ)に立っていました。(下写真)

巨木が目印(奥の斜面を登る)

 短い休憩を挟んで、ここからが前半の核心部となります。 まずは前方に見える斜面を登り、その後もなるべく直線的に南方面へと進む予定です。(下写真)

巨木を振り返り見る

 斜面はそれなりに急ですが、薄い踏み跡が残っており、それを辿って難なく登っていけました。 登り切るとテープなどもあり、ここが「向峠」で間違い無さそうです。(下写真)

向峠?

 ここから先を見ると、その先にも沢があり、この先に幾十にも連なっているようです・・・。 斜面を下りガレた沢沿いに出ますが、その先の斜面は急で簡単に登れそうもありません。(下写真)

ガレを降りる

 少し下流方面に降りると、傾斜がゆるいところがあるので、そこから再度登ります。 途中にテープなども付いており、この判断で間違ってはいないようでした。(下写真)

こんなところにもテープ…

小尾根を越える(ここにもテープ)

 その先も何回か小尾根を上下して通過していきますが、体力がないとここだけでもバテそうです。 この辺りでサラサラと雨が降ってきました。 幸い霧雨状のもので、長くは続かなかったので雨具などは着ませんが、天気がここまで悪くなるとは想定外でした。(下写真)

沢の上部はこんな感じ

ここにもテープ

ここは大きく迂回する

 ウズ原峠付近まで来ると、近くに903mピークからの尾根が見えてきます。 傾斜がゆるく歩き易いところを探しながら、越えて行くと次第に傾斜が緩み、903mピークからの尾根へと、薄い踏み跡を辿りつづら折れに登って行きました。(下写真)

少し下が登りやすそうな斜面(ウズ原峠付近)

傾斜が緩む

稜線に向かって緩やかな登り

前方に903mへの稜線(右から登る)

 尾根の鞍部に到着するとテープも見られます。 先ほどの雨雲も通り雨だったようで、雲間から青空も見え陽が差し込んできました。(下写真)

稜線鞍部に到着(陽射しが)

 ここから通常は北谷尻谷へと下るようですが、尾根沿いに903mピークへと向かい、そこからコリカキ場と呼ばれる淵へと直接降りて行きました。(下写真)

903mピークへ

903mピーク手前の鞍部

 手前の鞍部を通り過ぎて903mピークへの登りとなると、傾斜が強まり急登となりました。(下写真)

903mピークへの急登

 我慢して登っていきますが、しっかりした踏み跡も付いており、左へとトラバースしていきます。(下写真)

青空が見えて

 ピークから左へズレた所で北側の尾根に合流しますが、こちらは別途777mピークへの道が続いている様です。 少し登り返し903mピークに戻ると、ここからは予定していた南東方面の尾根を降りていきます。(下写真)

903mピーク(何もなし)

東方面へ下りていく

 踏み跡はありませんが藪も濃いと言うわけではありません。 右の尾根沿いに降りて行き、途中から派生した左の尾根に乗り換えると、地図通りに最後は緩やかな道となりました。(下写真)

左の小尾根に乗り換える

下から沢の水音が大きく

 最後は淵に直接降りないよう右へ調整しながら降りて行くと、北谷尻谷へと降りてきました。(下写真)

北谷尻谷に合流

 飛び石で対岸へ渡り、更に上谷尻谷を渡るとコリカキ場に到着しました。(下写真)

コリカキ場1(北谷尻谷方面)

コリカキ場2(上谷尻谷方面)

コリカキ場3(下谷尻谷方面)

標識1

標識2

 ここで暫く休憩していきますが、いつまでも居たい雰囲気です。 まだ9時で、いくらなんでも食事というわけにも行かないので、出発することにしました。(下写真)

上谷尻谷を上流へ

 ここからは上谷尻谷を上流へと向かい、途中からは尾根を登り「舟窪(ふなくぼ)」辺りに出る予定です。 沢沿いに歩いて行くと、枝に標識が掛けてあり左にお金明神へと向かう峠道の分岐となっています。(下写真)

お金峠方面(左の涸れ沢沿いに)

 そのまま直進して行くと次第に沢巾が広がり、気持ちの良い桃源郷となってきました。(下写真)

陽射しもあり気持ちのよい歩き

沢を渡る

 何度か沢を渡りますが水は少なく問題とはなりません。 藪はなく、坑道からの搬送用のトロッコ軌道跡と思われる帯鉄が所々で見割れました。(下写真)

どこでも歩ける

再度渡る

この辺りが一番雰囲気良く

 ゆっくりと歩いて行きますが、次第に谷の幅が狭くなってきました。(下写真)

谷が次第に狭くなってきた

 トロッコの車輪が落ちているところの先で沢を渡ると、この辺だろうと右斜面に取り付き登っていきます。(下写真)

転がるトロッコの車輪

ここで右斜面に取り付く

 急登となりますが、我慢してジリジリと標高を上げていきました。(下写真)

初めは急登

 おネ申に合流しますが、シャクナゲなどが多く、人の踏み跡はありませんでした・・・。(下写真)

シャクナゲの尾根…

シャクナゲの枝を避けて進む

 南斜面となるからか、この辺りのイワカガミは大きな蕾を付けて、いまにも咲きそうです。(下写真)

イワカガミの蕾

 暫くはシャクナゲの茂る細尾根が続きますが、中腹辺りまで来ると次第に広くなり、前方に稜線と思われる植林帯も見えてきました。(下写真)

細尾根が続く

尾根が広がり歩きやすく

 ピークへの登りは急斜面となっていたので、(ケモノの?)踏み跡のある左方面へトラバース気味に登って行きます。(下写真)

ピークまであと少し

 程なく稜線に出ると、舟窪のある登山道と合流し一安心です。(下写真)

稜線合流のピーク

舟窪(奥に銚子)

 ここからはキレットがありますが、何度か歩いた道で状況は把握しています。 銚子ヶ口へと北の稜線を歩いて行きました。(下写真)

左にタイジョウと奥に綿向山と竜王山

 キレットは右から巻いていきますが、手がかりが乏しく何度通過しても緊張します…。(下写真)

キレットは右から巻く

 キレットを無事通過すると、大峠へはすぐです。(下写真)

銚子と奥の雲の中は雨乞岳

北斜面には雪が残る

大峠の手前

 大峠に到着しましたが、風が強く展望を見ながら休憩しようと思っていましたが、それもままなりません。 仕方がないので、峠の東斜面で風を避けて昼食休憩としていきました。(下写真)

大峠(ここで昼食休憩)

カクレグラ(左)と日本コバ(右)、奥は近江

 峠には沢山のアセビが自生?しており、白い花をいっぱいつけています。(下写真)

アセビの花

 休憩後は、予定通り「水舟ノ池」を経由して、地図にある天狗岩を目指します。 道標に従って、斜面を下り植林帯を降りて行くと風で波たつ大きな池に到着しました。(下写真)

水舟ノ池

 ここからは適当?に北方面に斜面を歩いていきます。 それとなく踏み跡はあるのでそれを追っていきますが、鹿の踏跡でしょうか? 手前のガレ場に出た所で、安全に渡れる場所を探し通過していきました。(下写真)

ガレ場を横断する

ガレ場

 植林帯をトラバースする道となり、そこを歩いてここからは正確な位置をGPSで確認しながら、目的地へと近づいていきました。(下写真)

植林帯をトラバース

 しかし、誤差数十メートルのGPSで目的地と思われる周辺に出ても、それらしい岩はありません・・・。(下写真)

目的地周辺だが天狗岩は無い?

 奥にガレ場がありますが、それらしい大きな岩は見当たりません。 周辺をウロウロして探しますが、見つからないので、またの機会に出直すことにします。 植林は尾根の上部まで続いているので、急登ですがここを登ることにしました。(下写真)

尾根を登る

 左手にガレ場の苔むした石を見て登って行くと、上部に岩場がありました。 ここで右の鞍部へと獣道が付いていたので、これを利用してトラバースしていきました。 途中、下で通過したザレ場の上部を通過しますが、そこからの展望は中々のものでした。(下写真)

上部に岩場

ザレ場の上部から望む

登山道へ向かう

 程なく登山道に出合うと、銚子ヶ口の西峰に向かって登って行きました。(下写真)

西峰に到着

 西峰から来た方面を望むと、この後で歩くことになる北尾根と、奥に黒尾山が見えていました。(下写真)

目指す黒尾山(左)を望む

 西峰からは登山道を歩き、鞍部へと降り、黒尾山への尾根分岐に到着します。 しかし、折角なので南峰へと足を伸ばし展望を眺めていきました。(下写真)

南峰からイブネ方面(雲に隠れて)

 向かう途中、この日初めての2名の登山者とスレ違いました。 分岐手前で直接尾根へと向かうと、見覚えのある植林の尾根に合流しました。(下写真)

北尾根を黒尾山へ

相変わらず天気が悪い(左に不老堂と水木野)

永源寺ダムが見えて(桜が咲いている?)

 1016mピークを通り過ぎると細尾根となり、ここだけに白い花が沢山見られました。(下写真)

アズマイチゲ?

少し藪っぽく

 その先の971mピーク手前のガレのキレットが、この尾根前半の核心部となります。 尾根沿いは危険なので、右斜面をトラバースしますが、フカフカの土でグリップが効きません・・・。(下写真)

ここからが核心部

ここをトラバースしてきた

 慎重に通過しすると971mピークに到着し、その後は歩きやすい道が黒尾山の手前まで続きます。(下写真)

971mピークまで来ると良い道に

 黒尾山の手前のは急登となり、右から廻り込んでいきました。 少し戻って三角点のある山頂に到着しました。(下写真)

黒尾山に到着

 ここからは以前迷った所です。 北の尾根を辿りますが、右の主尾根に入らず、その左下斜面の植林帯を下りて行きました。(下写真)

以前は右の尾根を直進したが

 すると少し降りた所から小尾根が派生しており、これが本来の道となっています。(下写真)

下に小尾根が派生している

 尾根は次第に細くなり、木を掴みながら下る急な下りとなります。(下写真)

次第に細尾根に

急な下りに

  その先で再度キレットとなっていますが、ここは右下の沢沿いか、左の斜面をトラバースして楽に通過できそうです。 しかし、どちらも面倒となったので、そのまますぐ下の斜面を通過しますが、ここも緊張しながら通過していきました。(下写真)

キレット状となる

右斜面(急)を巻いて

ここを降りてきた

 無事通過すると681mピークに到着しました。 ここのキャウ斜面を降りると、その先は穏やかな尾根歩きとなりました。(下写真)

681mピークを降りると跡は穏やかな尾根に

 前方に鉄塔が見えてくると、尾根にスミレが目立ち始めました。(下写真)

鉄塔へ向かって登る

スミレ

 鉄塔へ登ると、その脇にも沢山のスミレが咲いています。 次の鉄塔へと向かうと、程なく鉄塔のある庭戸山の山頂に到着しました。(下写真)

鉄塔からの眺め(西方面)

ようやく天気が回復(不老堂、左に竜ヶ岳、右に釈迦ヶ岳)

庭戸山山頂

庭戸山からの展望(左に岳、中央奥に御池岳)

下の白いのはコブシ

 ここまで標高が下がるとコブシの白い花が目立ち始めます。(下写真)

コブシ

 以前は、ここから巡視路を辿り下山しましたが、今回はこの尾根の末端まで歩くことも目的の一つなので、そのまま尾根沿いを進みます。 丸山の登りとなると、岩尾根となりますが、それほど急登と言うわけではありませんでした。(下写真)

丸山への登りに

丸山山頂

 ここからは尾根の末端へと向いますが、ここも尾根の下りが複雑でした。 右方面に向かって下りて行きますが、途中から左斜面から派生した尾根へと乗り換えます。(下写真)

右の尾根から左の尾根へ

 踏み跡は薄めですが、それも途中まででした。 次第にハッキリした道となり、最終的には掘られた古くからの道となりました。(下写真)

しっかりした踏み跡となり緩やかに下っていく

掘られた道となる

 最後は地図通り広い尾根となり、どこでも降りていける斜面となりました。 適当に下りていくと、国道に通じる道があったのでそこから合流しました。(下写真)

ゲートボール場で国道に合流

 ここまで来ると後は舗装路を歩いて駐車地へと戻りますが、交通量が多いので車に注意してトボトボと戻って行きました。(下写真)

ここからは車に注意して車道

今回の反省点は、
・特にありません。 帰宅後、この時期の強い紫外線と花粉症で、体調が悪化してしまいました。(かと言って、マスクしながら歩くわけにもいかないのが難点ですが・・・)

 次回は、久しぶりに週末の天気が期待できるので、岐阜の雪山(2000m以上の山)へ向かう予定です。


nice!(10)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 10

コメント 4

コメントの受付は締め切りました
g_g

相変わらずの健脚と体力で付近の山で新しく歩く場所も
無い位でしょうね。
by g_g (2016-04-08 08:31) 

ちぃ

コリカキ場の水がとてもきれいですね(*^-^*)
お金峠、お金明神、、どんな峠なのかな、、って思っちゃいました♪
by ちぃ (2016-04-08 19:11) 

joyclimb

コリカキ場1付近、きれいな水があり休憩にはよい場所ですね^^
by joyclimb (2016-04-11 23:53) 

おど

皆さん、NICE!とコメントありがとうございます。

g_gさん、
 いやいや近くの山でも、すべての尾根と谷を考えると無数にありますし、実際新しい発見や景色が見られますからね。

ちぃさん、
 水は独特の色で綺麗でした。(飲む気にはなりませんが) お金明神への峠でお金峠ですね。(笑) 鉱山があったので、昔は金でも取れたのでしょうかね?

joyclimbさん、
 ここで休憩したかったのですが、時間が早すぎました。 かと言って遠回りで入ると、出るのも大変なところですが・・・。

by おど (2016-04-15 12:26) 

トラックバック 0