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[登山] 桂小場から木曽駒ケ岳のお花巡り [登山]

 今回は、週末が暑くなる予定なので高い山へ行くことにしました。 そこで以前残雪の時期に登った桂小場(かつらこば)から木曽駒ケ岳へ避暑を兼ねて登ってきました。 午前中は天気もよく、木曽御嶽山を始めとして遠くの山なども望めました。 また、様々な花も咲き誇り、楽しんで巡ることが出来ました。

右から木曽駒ケ岳・中岳・宝剣岳
左から駒ケ岳・中岳・宝剣岳

桂小場から木曽駒ケ岳のお花巡り
日付 2018年07月14日(土)
天気 晴れ時々曇り
山域 中央アルプス
場所 長野県伊那市伊那
距離 22.4km
累積標高 +2061m -2061m
時間 10時間05分
人数 単独
撮影枚数 0000枚 (FUJIFILM FinePix XP200)
0806枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0072枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
B(距離長い)
展望
(A:良い~E:なし)
A
見どころ 森林限界からの展望、沢山の花々
行程・標高・距離・時刻(標高の赤字はGPSから)
05:40 1280m 0.0km 桂小場登山口 出発
06:30 (00:50) 1778m 2.7km 野田場
06:50 (00:20) 1926m 3.7km 馬返し
07:10 (00:20) 2075m 4.6km 大樽避難小屋
08:25 (01:15) 2598m 6.5km 胸突ノ頭
08:50 (00:25) 2682m 7.4km 西駒山荘(水場)
09:25 (00:35) 2678m 8.7km 八合目
10:40 (01:15) 2956.3m 10.6km 木曽駒ヶ岳 昼食休憩
11:15 (00:35) 2956.3m 10.7km 木曽駒ヶ岳 出発
11:40 (00:25) 2878m 11.6km 宝剣山荘(濃ヶ池分岐)
12:40 (01:00) 2670m 13.3km 濃ヶ池 10分散策
13:00 (00:20) 2678m 14.0km 八合目
13:35 (00:35)
2682m
15.4km 西駒山荘(水場)
13:55 (00:20) 2598m 16.2km 胸突ノ頭 5分休憩
14:40 (00:45) 2075m 18.1km 大樽避難小屋
15:45 (01:05) 1280m 22.4km 桂小場登山口 到着

ルートラボ

実績コース(緑色は予定、赤色は実績)
20180714_map.jpg

写真リンク

 先週は豪雨の影響も考慮し、登山は自制し中止としました。 その後は梅雨明けし安定した晴天となりますが、週末に掛けて猛暑の予報で、こうなると高い山へ行くしかありません。
 世間では三連休となりますが、月曜日は普通に仕事があるため、いつものように日帰りで向かうことにしました。 いくつかの候補から、以前残雪期に登った「桂小場」から「将棊頭山(しょうぎがしらやま)」を経由して「木曽駒ケ岳」へのピストンを計画します。

 自宅から登山口までは2時間ほどで到着しますが、久しぶりの長距離となりトータル10時間は掛かるだろうと、朝3時に起きて出発しました。 中央高速を走らせ、予定通り1時間40分ほどで小黒川PAのスマートICに到着しました。 以前は更に先の伊那ICで降りていましたが、このICが出来て便利になりました。 カーナビの誘導に従い、小黒川の橋手間で左に折れると、右折しその下を潜り抜け集落を抜けていきました。 小黒川キャンプ場を抜けると、山道となりますが暫く進むと桂小場の登山口に到着しました。
 しかし、予想を超える多数の車で近くに止める所はありません、そのまま奥へ進み適当な所でUターンし、適当な所で路肩に止めていきました。(下写真)

取水設備の横に駐車
取水設備?

 早速準備していきますが、今回のコースを選んだもう一つの理由は水場が豊富で水分補給が楽なことです。 その為、予備の水を500ccだけもって行きますが、これもすぐに交換することになるでしょう。
 準備が整った所で、舗装路を降りて先程の登山口まで戻ります。 到着時も複数の登山者で賑わっていましたが、その方たちは出発したようです。(下写真)

登山口前はバスの転回場(駐車不可)

登山口前はバスの転回場

桂小場登山口

桂小場登山口

 早速登山口から山道へと進みますが、すぐの所でモノレールの軌道を跨いで渡るところに出てきました。(下写真)

導水管沿いにモノレール軌道
導水管沿いにモノレール軌道

 ここを越えると本格的な山道となりますが、以前も感じた通りよく整備された歩きやすい道が上部まで続いています。(下写真)

登山道を進む
登山道を進む

トリアシショウマ?
トリアシショウマ?

 尾根をトラバースするように緩斜面の道が直線的に続いており、一定スピードで歩けます。 程なく初めの水場である「ぶどうの泉」に到着しました。(下写真)

右に沢音を聞きながら進む
右に沢音を聞きながら進む

ぶどうの泉に到着
ぶどうの泉に到着

 ここで持ってきた水道水を捨て、冷たい水に詰め替えます。 その後も変化のないトラバース道が続きました。(下写真)

ウツボグサ
ウツボグサ

 横山からの稜線と合流し、その左下を一定ペースで歩いていきました。 登山道脇の邪魔な笹や草などは刈られ、歩きやすい道が続きます。(下写真)

道の笹は刈られたばかり
道の笹は刈られたばかり

 崩壊地を高巻いて下っていくと、ベンチと水場のある「野田場」に到着しました。(下写真)

野田場(水場)
野田場(水場)

 細い水ですが、先週までの大雨の影響かそれなりに水は出ていて、喉を潤ませます。 ここまで谷間を歩く道で、日差しは届きません。 しかし、徐々に稜線が近づき明るくなってきました。(下写真)

日差しが注ぎだす
日差しが注ぎだす

キバナノヤマオダマキ
キバナノヤマオダマキ

 すると右から横山コースと合流します。(下写真)

右手から横山コースと合流
右手から横山コースと合流

 ここを越えると尾根沿いの道となり、程なく馬返しと呼ばれる権兵衛峠からの道と合流しました。 この道も以前から気になっているので、涼しくなった秋にでも横山コースも含めた周回を計画するかもしれません。(下写真)

馬返し(右から権兵衛峠コースと合流)
馬返し(右から権兵衛峠コースと合流)

 馬返しからは苔むした尾根沿いの道となり、気持ちよく歩くことが出来ました。(下写真)

尾根沿いの道に
尾根沿いの道に

 暫く進むと白川分岐に到着します。 ここはすぐ下に林道が通っており、林道歩きは長くなりますが奈良井宿からの古道のようです。(下写真)

白川分岐
白川分岐

 この辺りから植生が変わり、標高も2000m近くとなりました。(下写真)

植生が変わる
植生が変わる

 ここまでは比較的緩斜面の上りでしたが、ここからは徐々に標高を上げていきます。(下写真)

展望なし
展望なし

 信大ルートの分岐に到着しますが、ここからは胸突八丁と呼ばれる急斜面となります。(下写真)

信大ルート分岐(胸突八丁)
信大ルート分岐(胸突八丁)

 標高も2000mを越え、高山植物が見られ始めました。(下写真)

ゴゼンタチバナ
ゴゼンタチバナ

ここからは急登
ここからは急登

暫くは急登が続く
暫くは急登が続く

 長い急行が続き、途中「大樽避難小屋」をスルーしますが、そろそろ疲れが出てきます。 六合目に到着したところで、ベンチにザックを下ろし汗だくとなった体を冷やしていきました。(下写真)

六合目(ここで小休止)
六合目(ここで小休止)

マイズルソウ
マイズルソウ

 周りは針葉樹林帯となり、時折展望も望めます。(下写真)

巨石の脇を通る
巨石の脇を通る

北アルプス(左に笠ヶ岳・右に槍ヶ岳など)
北アルプス(左に笠ヶ岳・右に槍ヶ岳など)

オサバグサ
オサバグサ

 標高が2300mを越えると久しぶりの高い山で、高山病独特の息苦しさとダルさが出始めました。(下写真)

津島様
津島様

 ここまで十分に速いペースで来ているので、ペースを落とし体を高さに慣れさせながら進みます。 西の北アルプス方面は良い天気でしたが、東の南アルプスや八ヶ岳方面は雲海となっていて湿気が残っているようです。(下写真)

南アルプス方面が僅かに
南アルプス方面が僅かに

 木々が疎らとなり始め、前方に向かう稜線が見えてきました。(下写真)

前方に稜線数見えてきた
前方に稜線数見えてきた

モミジカラマツ
モミジカラマツ

 岩が多い急斜面の道を登っていくと、後方に展望が見られ始めました。(下写真)

後方に展望(八ヶ岳)
後方に展望(八ヶ岳)

 すぐ上に「胸突ノ頭」が見えていますが、道はここを迂回しトラバースしていきます。(下写真)

胸突ノ頭をトラバース
胸突ノ頭をトラバース

前方に将棊頭山
前方に将棊頭山

 この辺りは日差しも当たり暖かなのか、ハクサンフウロやウサギギクなどが見られました。(下写真)

ハクサンフウロ
ハクサンフウロ

ハクサンチドリ
ハクサンチドリ

ハクサンボウフウ
ハクサンボウフウ

ウサギギク
ウサギギク

満開のモミジカラマツ
満開のモミジカラマツ

 稜線に向かってトラバス気味に登っていくと、以前歩いた行者岩との分岐に到着しました。(下写真)

行者岩分岐
行者岩分岐

 ここまで来ると傾斜も弱まり、ひと上りで森林限界を越えて展望の良い稜線上に到着しました。(下写真)

後ろに行者岩
後ろに行者岩

 北から西方面は晴れ渡っており、木曽御嶽山とその奥に白山なども見えていました。(下写真)

珍しく雲のない木曽御嶽山
珍しく雲のない木曽御嶽山

 一方の東方面は朝から雲が多く、次第に湧き出していました。(下写真)

八ヶ岳方面は雲が多く
八ヶ岳方面は雲が多く

 ここから冬道で「将棊頭山」間を歩いていますが、今回は先も長いのでそちらはパスし、トラバース道で小屋近くの水場へ向かいました。 その間は良い雰囲気のトラバース道で、花も豊富です。(下写真)

ハクサンイチゲ
ハクサンイチゲ

キバナコマノツメ
キバナコマノツメ

アオノツガザクラ
アオノツガザクラ

 暫く進むと視界が開け、西駒山荘が見えてきました。 その左手前に水場があるので、こちらで再度冷たい水に変えていきます。(下写真)

水場から西駒山荘
水場から西駒山荘

将棊ノ頭
将棊ノ頭

北アルプス方面(左に乗鞍岳)
北アルプス方面(左に乗鞍岳)

 西駒山荘は4年前に改修し、今は綺麗な山小屋となっています。(下写真)

綺麗な西駒山荘
綺麗な西駒山荘

 帰路調べてみると、この日が今年の営業開始日の様で、それもあって更に混んでいたのかも知れません。(下写真)

西駒山荘石室の説明文
西駒山荘石室の説明文

西駒山荘石室
西駒山荘石室

 ここでコマクサを見ていきますが、終盤のようで状態の良いものが見られません…。 小屋の脇を通り過ぎ、駒ケ岳の山頂へと稜線を進みます。(下写真)

稜線沿いに駒ケ岳山頂へ
稜線沿いに駒ケ岳山頂へ

イワツメクサ
イワツメクサ

 暫く進み後ろを振り返ると、南アルプスが見えてきました。 しかし雲が湧き始めており、見られるのは今のうちでしょう。(下写真)

南アルプス方面
南アルプス方面

 稜線沿いは、チングルマやアオノツガザクラなどの群生が多く見られだし、ペースを落として歩いていきました。(下写真)

チングルマ群生
チングルマ群生

小屋を振り返る
小屋を振り返る

南アルプスに雲が湧き始める
南アルプスに雲が湧き始める

暫くは高低差の少ない稜線歩き
暫くは高低差の少ない稜線歩き

花を眺めながら進む
花を眺めながら進む

山頂が見えてくる(奥に宝剣岳も)
山頂が見えてくる(奥に宝剣岳も)

乗鞍岳
乗鞍岳

 遭難記念碑を越えて、暫く進むと濃ヶ池との分岐に到着しました。(下写真)

遭難記念碑
遭難記念碑

ツマトリソウ
ツマトリソウ

ウラジロナナカマド
ウラジロナナカマド

イワカガミ
イワカガミ

山頂方面アップ
山頂方面アップ

木曽御嶽山と乗鞍岳
木曽御嶽山と乗鞍岳

濃ヶ池分岐
濃ヶ池分岐

 ここまでは何度か歩いていますが、ここから「馬の背」経由で山頂へ登るのは初めてです。 次第に傾斜が強くなり、一気に標高を上げていきます。(下写真)

ここから上りに
ここから上りに

左に茶臼山(手前は行者岩)
左に茶臼山(手前は行者岩)

歩いてきた稜線
歩いてきた稜線

 木曽御嶽山も近くに見えだし、その右には乗鞍岳と北アルプスもよく見えてきました。(下写真)

木曽御嶽山アップ
木曽御嶽山アップ

稜線沿いを進む
稜線沿いを進む

下に駒飼ノ池方面
下に駒飼ノ池方面

ミヤマダイコンソウ
ミヤマダイコンソウ

右に麦草岳(左に牙岩)、奥に小秀山など
右に麦草岳(左に牙岩)、奥に小秀山など

 先程から見えていた岩場の急登となり、そこを黙々と登っていきました。(下写真)

岩場の登りに
岩場の登りに

 先程の分岐からは山頂から将棊頭山へと向かう多くの登山者とすれ違います。 暫くは我慢の上りですが、傾斜が緩むと奥に山頂とその上にいる沢山の登山者が見えてきました。(下写真)

山頂まで最後の稜線
山頂まで最後の稜線

オヤマノエンドウ
オヤマノエンドウ

 その左手を見ると鞍部に色とりどりのテントが見えていました。(下写真)

右から駒ケ岳・中岳・宝剣岳
右から駒ケ岳・中岳・宝剣岳

キャンプ場は大賑わい
キャンプ場は大賑わい

 程なくトラバース道との分岐となりますが、ここは山頂へ向かって更に登ります。(下写真)

トラバース道分岐
トラバース道分岐

このまま山頂へ
このまま山頂へ

 山頂までの間は岩場が多くありますが、ロープで仕切られ登山道は明確なので、危険箇所はありません。(下写真)

岩場を抜けると山頂に
岩場を抜けると山頂に

岩場を超えて
岩場を超えて

 岩場を越えると登山者の姿が多く見られ始めました。 そして出発から5時間ほどで、木曽駒ケ岳の山頂に到着しました。(下写真)

山頂に到着(沢山の人が…)
山頂に到着(沢山の人が…)

 山頂からは先程より雲が多めとなっていますが良い景色が広がり、三沢山なども近くに見えていました。(下写真)

木曽前岳方面
木曽前岳方面

三沢岳
三沢岳

南部に雲が湧いて
南部に雲が湧いて

宝剣岳アップ
宝剣岳アップ

左に南木曽山、その奥に恵那山が僅かに
左に南木曽山、その奥に恵那山が僅かに

イワツメクサ2
イワツメクサ2

ミヤマキンバイ
ミヤマキンバイ

 当初は混み合った山頂と日なたを避けて休憩する予定でしたが、思ったよりも空いていて薄雲で日差しも弱り始めていたので、山頂北側の展望地で昼食休憩としていきました。 とは言え、疲れと暑さで食欲が湧きません。

 30分ほどの休憩後は、完全にガスの中となる前に周囲を再度眺めてから、中岳へと向かいました。(下写真)

中岳へ向かう
中岳へ向かう

 中岳へはトラバース道で迂回する機会が多いのですが、久しぶりに登ることにしました。 沢山の登山者とすれ違いますが、15分ほどで登り返すと、その奥に宝剣岳が見えてきました。(下写真)

山頂を振り返り
山頂を振り返り

宝剣岳方面へ
宝剣岳方面へ

 宝剣山荘の前を通り越し、すぐ裏手で左へ折れて濃ヶ池へと向かいます。(下写真)

濃ヶ池へ向かう
濃ヶ池へ向かう

 緩斜面の下りとなりますが、少し前からガスが出てきており、下までは見通せません。(下写真)

暫くは下りに
暫くは下りに

 雲のガスは高速に移動しており、気がつくと晴れていました。 下に池が見えていますが、まだ距離はあります。(下写真)

下に駒飼ノ池
下に駒飼ノ池

 途中からは水の流れと合流し、その中を一緒に降りていきました。(下写真)

傾斜が緩む
傾斜が緩む

ヨツバシオガマ
ヨツバシオガマ

 暫く降りると、先程の水の流れの先に駒飼ノ池が見えてきました。(下写真)

駒飼ノ池
駒飼ノ池

 池から流れる沢はすぐ下で滝となり、急斜面を落ちていきます。 そのすぐ脇に登山道が伸びており、木のはしごなどを利用しながら一気に降りていきました。(下写真)

沢沿いを進む
沢沿いを進む

木のハシゴが数箇所
木のハシゴが数箇所

 伊勢滝分岐を見送り、左に折れると長いトラバス道となりました。(下写真)

伊勢滝分岐
伊勢滝分岐

 その先に雪渓がありますが端は今にも崩れそうで、踏み抜かないよう足元に気をつけ歩いていきました。(下写真)

雪渓を横切る1
雪渓を横切る1

 この辺りは残雪の影響で花が多く、シナノキンバイやミヤマキンバイなどが見られました。(下写真)

シナノキンバイ
シナノキンバイ

雪渓を渡る2
雪渓を渡る2

クロトウヒレン
クロトウヒレン

トラバース道が続く
トラバース道が続く

周辺はお花畑
周辺はお花畑

 ゴーロ帯を抜けると傾斜が緩み、周りがお花畑となります。(下写真)

ゴーロ帯を抜ける
ゴーロ帯を抜ける

チングルマ群生
チングルマ群生

ムカゴトラノオ
ムカゴトラノオ

コバイケイソウ
コバイケイソウ

 周りは湿地帯となっており、見たいと思っていたクロユリが咲いていました。(下写真)

ミヤマクロユリ1
ミヤマクロユリ1

ミヤマクロユリ2
ミヤマクロユリ2

ヨツバシオガマ2
ヨツバシオガマ2

水場周辺はお花畑に
水場周辺はお花畑に

 そして「濃ヶ池」に到着しました。(下写真)

濃ヶ池
濃ヶ池

 以前(2010年9月)にも来ていますが、花の綺麗な時期は初めてです。 折角なので花や景色を眺めながら、長めの休憩としていきました。(下写真)

ここで小休止
ここで小休止

濃ヶ池2
濃ヶ池2

チングルマの種
チングルマの種

ハクサンイチゲ
ハクサンイチゲ

 休憩後は、上り気味のトラバース道を辿り、馬の背との分岐へと向かいます。(下写真)

山頂方面はガスに包まれ
山頂方面はガスに包まれ

 そして20分ほど歩いたところで分岐に合流しました。(下写真)

分岐に合流
分岐に合流

 ここまで来れば後は来た道を戻るだけとなり、気が楽になりました。 往路で見逃していたミツバオウレンや、山荘近くのコマクサを見ながら歩いていきました。(下写真)

ミツバオウレン
ミツバオウレン

ミネズオウ
ミネズオウ

北側は良い天気
北側は良い天気

ガスとの境を進む
ガスとの境を進む

コマクサ
コマクサ

 帰路は将棊頭山経由で下山とも思っていましたが、雲に覆われ展望はあまり期待できません。 結局、帰路も水場に寄りトラバース道で降りていきました。

 稜線最後の展望地に到着すると、ここで行者岩や御嶽山を眺めながら、最後の休憩(おやつ休憩)としていきました。(下写真)

ここで最後の休憩に
ここで最後の休憩に

 休憩後は、休むこと無く一気に駆け下りていきます。 往路で写真撮影していなかった大樽小屋を見ていき、その先の岩の多い下りもテンポよく降りていきました。(下写真)

大樽小屋
大樽小屋

 馬返しまで降りると道が良くなり、トレランなら走って下るところでしょう。 そこまで出来ないので、足に負担が掛からない程度にスピードを上げ、登山道を歩いていきます。(下写真)

落雷事故現場1
落雷事故現場1

落雷事故現場2
落雷事故現場2

 そして西駒山荘の水場から2時間ほどで、登山口に到着しました。 ここから少し登り返すと、車に無事戻る事ができました。

【反省点】
・特にありません。 水場が多く、その面での心配はありませんでした。

【次回予定】
・久しぶりに南アルプス方面に向かう予定です。(天気次第です)→次点として、木曽御嶽山・八ヶ岳・中央アルプスも考えています。


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コメントの受付は締め切りました
テリー

沢山、お花が咲いていて、良かったですね。
天気が良く、眺望もよかったでしょうね。
by テリー (2018-07-20 14:27) 

おど

テリーさん、コメントありがとうございます。
 午前中は天気もよく、暑かったです。(苦笑) 今年は少しぐらい雲があったほうが、涼しくてよいですね。 幸い、このコースの半分は樹林帯ですが、これが出発からずっと稜線沿いだと、とても体が持ちません。 それでも花が多くみられて、満足できました。
by おど (2018-07-22 21:24) 

joyclimb

青空、雲海に浮かぶ八ヶ岳、夏山の風景ですね^^
by joyclimb (2018-07-24 00:04)