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[登山] 福井県 鬼ヶ岳・若須岳・矢良巣岳登山 [登山]

 今回は、天気予報で昼過ぎまで晴れ間の期待できる、福井県の低山に登ってきました。 それぞれ単独で「鬼ヶ岳(おにがだけ)」「若須岳(わかすだけ)」「矢良巣岳(やらすだけ)」と登りましたが、久しぶりに天気に恵まれ、遠く白山や若狭湾・敦賀湾なども望め、楽しむことが出来ました。

鬼ヶ岳からの展望(奥に白山など)
鬼ヶ岳山頂からの展望1

若須岳から鬼ヶ岳(左)と日野山(右)
鬼ヶ岳(左)と日野山(右)アップ

矢良巣岳の東屋からパノラマ
東屋からパノラマ

福井県
鬼ヶ岳・若須岳・矢良巣岳
登山
日付 2018年10月13日(土)
天気 晴れ(次第に雲が多く)
山域 福井県越前
場所
鬼ヶ岳 : 福井県越前市大虫町
若須岳 : 福井県越前市二階堂町
矢良巣岳: 福井県越前市下別所町
距離
鬼ヶ岳 : 4.4km
若須岳 : 6.6km
矢良巣岳: 3.3km
累積標高 鬼ヶ岳 : +526m -526m
若須岳 : +557m -557m
矢良巣岳: +304m -304m
時間 鬼ヶ岳 : 1時間45分
若須岳 : 2時間26分
矢良巣岳: 1時間22分
人数 単独
撮影枚数
0456枚 (FUJIFILM FinePix XP200)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0217枚 (Panasonic DMC-GM1)
0000枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
A
展望
(A:良い~E:なし)
A
見どころ 大虫神社奥宮、若狭湾などの展望
行程・標高・距離・時刻(標高の赤字はGPSから)
鬼ヶ岳
06:50 107m 0.0km 鬼ヶ岳駐車場 出発
06:54 (00:04) 102m 0.2km 鬼ヶ岳登山口
07:40 (00:46) 532.5m 1.8km 鬼ヶ岳山頂 休憩
07:50 (00:10) 532.5m 1.9km 鬼ヶ岳山頂 出発
08:00 (00:10) 490m 2.3km 周回コース分岐
08:15 (00:15) 366m 3.2km 368mピーク付近
08:35 (00:20) 107m 4.4km 鬼ヶ岳駐車場 到着
若須岳
08:57 179m 0.0km 駐車地 出発
09:00 (00:03) 178m 0.3km 若須岳登山口
09:06 (00:06) 228.3m 0.6km 228.3m三角点
09:45 (00:39) 343m 2.3km 343mピーク
10:00 (00:30) 457m 2.9km 林道出合
10:10 (00:10) 563.9m 3.2km 若須岳山頂 昼食休憩
10:40 (00:30) 563.9m 3.4km 若須岳山頂 出発
10:45 (00:05) 457m 3.7km 林道出合
11:17 (00:32) 228.3m 6.1km 228.3m三角点
11:20 (00:03) 178m 6.3km 若須岳登山口
11:23 (00:03) 179m 6.6km 駐車地 到着
矢良巣岳
11:42 182m 0.0km 八幡神社駐車場 出発
11:45 (00:03) 202m 0.2km 矢良巣岳登山口
12:07 (00:22) 409m 1.0km 林道出合
12:10 (00:03) 417m 1.2km 林道登山口
12:18 (00:08) 472.6m 1.5km 矢良巣岳山頂 休憩
12:42 (00:24) 472.6m 1.7km 矢良巣岳山頂 出発
12:48 (00:06) 417m 2.1km 林道登山口
12:50 (00:02) 409m 2.3km 林道出合
13:04 (00:14) 182m 3.3km 八幡神社駐車場 到着

ルートラボ[鬼ヶ岳]

ルートラボ[若須岳]

ルートラボ[矢良巣岳]

実績コース[鬼ヶ岳](緑色は予定、赤色は実績)
20181013A_map.jpg

実績コース[若須岳](緑色は予定、赤色は実績)
20181013B_map.jpg

実績コース[矢良巣岳](緑色は予定、赤色は実績)
20181013C_map.jpg

写真リンク

 このところ涼しくなってきて、荒れた天気も落ち着いて麓でも秋の雰囲気が漂っています。 とは言え、週末の天気も微妙で少しでも天気の良い山域へ行こうかと、日本海側の低山に向かうことにしました。
 今回は福井県の山から、以前登った「ホノケ山」から更に奥(海岸沿い)に向かった山域へ向かいます。 その中から、最初の山は一般登山の対象となる「鬼ヶ岳」としました。

【鬼ヶ岳】

 越前市にある山で、山の北側に登山口があります。 7時には登山開始となるように、自宅を5時前には出発しました。 北陸自動車道を通りほぼ予定通りの時刻に「武生(たけふ)IC」で降りました。 カーナビを頼りに武生駅の南を通過し、大虫町(おおむしちょう)へと入ります。

 大虫神社を通り越し山の谷間へと入っていくと、左手に大きな貯蔵施設が見えてきました。 ここが今回の登山口となるJAの穀物貯蔵施設でカントリーエレベーターとなります。 左に折れる分岐に木製で「鬼ヶ岳登山口」の標識があるので、そこを左折し施設へと向かいます。(下写真)

カントリーエレベーター(穀物庫)
カントリーエレベーター(穀物庫)

 施設の入口はロープで進入禁止となっていて、その右手に登山口がありますが、登山者用の駐車場は貯蔵設備の裏手(南側)にあります。 施設横の道へ右折し入ると、広い駐車場に到着しました。(下写真)

広い駐車場
広い駐車場

 駐車場には既に3台の車が止まっていますが、人気のコースだけにこの後もっと増えるようです。 奥に詰めて停車し、出発の準備をしますが、コース時間は短めなので必要最低限(弁当や余分な水は置いていきます)持って向かいました。(下写真)

久しぶりに朝から良い天気
久しぶりに朝から良い天気

 天気予報通り、朝から良い天気で久しぶりに太陽が眩しく感じます。 駐車場へと向かう林道の先は獣避け柵で区切られていますが、下山はこちらから出てくる予定なので確認していきます。(下写真)

帰路の出口(予定)
帰路の出口(予定)

 駐車場脇には登山口と書かれた標識があり、こちらからも登れるようですが、折角なので本来の登山口へと回り込みました。 車で通った道を戻り、シセツ入り口個にある登山口へと向かいます。(下写真)

登山口へ

登山口へ

 登山口には説明の看板とこれも獣避けなのか柵と扉が設置されていました。(下写真)

鬼ヶ岳登山口
鬼ヶ岳登山口

 扉を開けて入っていくと、薄暗い植林の道となりました。(下写真)

登山道を進む

登山道を進む

 しかし、ストックを車に忘れたことに気が付き、結局先程のショートカットを通り駐車場へと戻ります…。(下写真)

ストックを忘れ取りに
ストックを忘れ取りに

 駐車場までは数十メートルしかなく、途中に水路がありますが工事用の足場で橋がかけられているので問題とはなりません。(下写真)

水路を越えて
水路を越えて

ストックを取り戻る(駐車場脇の登山口)
ストックを取り戻る(駐車場脇の登山口)

 車からストックを取り出し、先程の道を戻ります。(下写真)

登山道に合流

登山道に合流

 暫くはゆるい道ですが、往来が多いので全体的に掘られ木の根がむき出しとなっていました。(下写真)

緩やかな登りに
緩やかな登りに

 次第に傾斜が強まり、ザレた感じの花崗岩の登りとなりました。(下写真)

ここから急登の始まり
ここから急登の始まり

 岩は削れやすく、人の足型が刻まれその跡をステップに登っていきます。 急登ということもあり程なく後方が開け、展望が望めました。(下写真)

日野山が見えて
日野山が見えて

 更に登るとはじめの休憩地となる「小鬼展望台」に到着します。 ベンチが設けられ休憩できますが、展望だけ眺め通過します。(下写真)

小鬼展望台
小鬼展望台

小鬼展望台からの展望
小鬼展望台からの展望

 ここから暫く水平動となりますが、このような所には登山道保護のためか木道となっていました。(下写真)

水平道には木道
水平道には木道

 再度傾斜が強まり、小石の多いガレた道を登っていきました。(下写真)

再度急登に
再度急登に

 このコースは全部で4ヶ所、休憩所兼展望所がありますが、次の第二ベンチへは5分ほどで到着しました。(下写真)

第二ベンチ
第二ベンチ

 どの展望地も景色自体は変わり映えしませんが、次第に高く奥の山などもハッキリと望めます。(下写真)

第二ベンチからの展望
第二ベンチからの展望

中央右奥に荒島岳
中央右奥に荒島岳

急登は続く
急登は続く

ロープがついているが登りには不要
ロープがついているが登りには不要

 黙々と登っていくと、「大鬼展望台」に到着します。 ここにも東屋やベンチなどがありますが、名前の由来となった大鬼に関する謂れが掲示されていました。(下写真)

大鬼展望台
大鬼展望台

大鬼展望台の説明
大鬼展望台の説明

下に武生市街地と奥に荒島岳が高く
下に武生市街地と奥に荒島岳が高く

左奥に白山が大きく
左奥に白山が大きく

大鬼展望台からの展望(ずいぶん高くに)
大鬼展望台からの展望(ずいぶん高くに)

まだまだ続く
まだまだ続く

 更に上りは続きますが、次の白鬼展望台へはすぐに到着します。(下写真)

白鬼展望台
白鬼展望台

白鬼展望台の説明
白鬼展望台の説明

白鬼展望台からの展望(鯖江市方面)
白鬼展望台からの展望(鯖江市方面)

大日山方面(手前に文珠山)
大日山方面(手前に文珠山)

 ここまで先行する登山者の方などには会いませんでしたが、この後で下山される4名の登山者と続けてすれ違います。(下写真)

また木道(あと300m)
また木道(あと300m)

 山頂まで100m置きに距離が掲示されていますが、ここが一番長く感じられます…。(下写真)

あと200m
あと200m

 最後の急登を登っていくと、上部が明るくなり広い山頂に到着しました。(下写真)

最後の急登

最後の急登

山頂部に到着
山頂部に到着

 広い山頂には、大きな山小屋や祠にベンチ、それにコンクリート製の展望台などが建っています。(下写真)

山頂小屋(数十人は泊まれそう)
山頂小屋(数十人は泊まれそう)

大虫神社 社跡
大虫神社 社跡

大虫神社のいわれ
大虫神社のいわれ

大きな小屋
大きな小屋

展望台へ
展望台へ

 山頂からの展望は素晴らしく、この時間は白山なども見えていました。(下写真)

鬼ヶ岳山頂からの展望1
鬼ヶ岳山頂からの展望1

鬼ヶ岳山頂からの展望2(飛んでいるのはツバメ)
鬼ヶ岳山頂からの展望2(飛んでいるのはツバメ)

山名方位盤はカスれ・・・

山名方位盤はカスれ・・・

 また展望台から南西に日本海が見え、敦賀湾の奥には以前登った野坂岳や西方ヶ岳なども見えていました。(下写真)

敦賀港(左に矢良巣岳、その右奥に西方ヶ岳、左奥に野坂岳)
敦賀港(左に矢良巣岳、その右奥に西方ヶ岳、左奥に野坂岳)

六所山方面
六所山方面

若須岳(中央)と城山(右奥)
若須岳(中央)と城山(右奥)

鬼ヶ岳山頂標識と三角点
鬼ヶ岳山頂標識と三角点

 展望を楽しんだ所で、後もあるので下山を開始します。 南東側に標識が立っているので、その先の道へと入っていきます。(下写真)

駐車場へ周回コースで下山
駐車場へ周回コースで下山

ここから下山
ここから下山

 今までの道と比べると細い道となりますが、これで普通の登山道という感じでした。(下写真)

暫くは緩斜面を進む
暫くは剣斜面を進む

 緩斜面を降りていき、小ピークを2つ越えていきます。(下写真)

ピークを越える
ピークを越える

シャクナゲが出てくるが良い道が続く
シャクナゲが出てくるが良い道が続く

 その先で反時計回りの周回コース(蛇ヶ岳・大虫の滝方面)の分岐が、右手に現れました。(下写真)

右に蛇ヶ岳・大虫の滝コース分岐
右に蛇ヶ岳・大虫の滝コース分岐

 今回は、このまま北尾根を駐車場へと降りるため、そのまま直進していきました。(下写真)

直進する
直進する

 ここからようやく368mピークとの鞍部へと降りていきます。(下写真)

鞍部への下りに
鞍部への下りに

 と言っても下りは大したこと無く、すぐに鞍部に到着しました。(下写真)

鞍部に到着
鞍部に到着

 ここからは登り返しとなりますが、ここも急斜面という程ではなく、黙々と登っていきました。(下写真)

上りだが大したこと無く
上りだが大したこと無く

 程なく傾斜が緩みピーク手前に到達します。 この付近は良い雰囲気で、木も疎らです。 ピークはすぐそこに見えていますが、その手前で左に折れ下山尾根へと向かいます。(下写真)

傾斜が緩む
傾斜が緩む

この赤布あたりで左へ折れる
この赤布あたりで左へ折れる

登山道は北向きに
登山道は北向きに

 すると下り道となり、左手に鬼ヶ岳が大きく見えてきました。(下写真)

左手に鬼ヶ岳
左手に鬼ヶ岳

 よい道が続きますが、シャクナゲや笹など生い茂り、展望はなくなります。(下写真)

シャクナゲと笹の道
シャクナゲと笹の道

 この辺りは粘土質の滑りやすい道で、朝露などで濡れた地面に何度か足を取られます。(下写真)

粘土質で滑りやすい道
粘土質で滑りやすい道

 途中までは直進で降りていきますが、標高250m辺りで右の尾根に向かいます。(下写真)

250m辺りで右の尾根へ
250m辺りで右の尾根へ

 急な下り斜面となり、足元に注意して降りていきました。(下写真)

急斜面に
急斜面に

 傾斜が緩むと前方に植林帯が見えてきて、その中へと入っていきます。(下写真)

植林帯へ
植林帯へ

 しばらく降りていくと、下のほうが明るくなり、駐車場が見えてきました。(下写真)

下に駐車場が見えてきた
下に駐車場が見えてきた

 そして山頂から45分ほどで、無事に駐車場へ戻ってきました。

獣避け柵を開けて駐車場へ
獣避け柵を開けて駐車場へ

 駐車場には、先程の車に加え8台ほどの車が駐車していました。 しかし、下山コースでは人の姿はありませんでしたし蜘蛛の巣が掛かっており、少なくともこの日のこの時間まで歩かれた気配はありませんでした。

【若須岳】

 車にザックを下ろし、登山靴を履き替えた所で、予定通り次は「若須岳」へ向かうことにしました。 登山口は南東にある二階堂町の尾根の末端となります。
 県道190号線へと戻り、カーナビに従って西へと向かいトンネルを潜っていきました。 その先は最短距離となるよう、町道?へと左折し県道3号線と合流してすぐの県道19号線を右折していきます。 程なく予定の右折路が見えてきたので、ここで細い道に入ります。(下写真)

看板跡が目印(左に入る)
看板跡が目印(左に入る)

 民家の間を抜けて奥へ入っていきますが、そのさきの登山口の辺りに軽トラックが道を塞ぐように二台止まっていました。(下写真)

登山口には軽トラが二台と登山者の車が
登山口には軽トラが二台と登山者の車が

 軽なら脇を通り駐車できないことはありませんが、あいにく自分の車では無理です。 仕方なく県道まで戻り、邪魔にならないような路肩に駐車していきました。
 手早く準備していきますが、山頂で昼食の予定なのでお弁当とお茶を持っていきます。 先程の場所まで歩いて戻ると、登山口に到着しました。(下写真)

若須岳遊歩道入口
若須岳遊歩道入口

 登山口では、軽トラックで来られた方たちが獣避け柵を新たに設置中でした…。 作業の横を通り、登山道(遊歩道)へと入ります。(下写真)

登山口の様子(帰路撮影)
登山口の様子(帰路撮影)

 序盤は竹林となっていて、ここでも台風の影響なのか、竹が登山道へと倒れていました。(下写真)

序盤は竹林
序盤は竹林

竹が倒れて
竹が倒れて

 しかし、遊歩道ということもあり、ちょっとした登りには階段が付けられています。(下写真)

階段があるが度重なる台風の影響か荒れている
階段があるが度重なる台風の影響か荒れている

 竹林を通り抜け植林帯となると道は荒れた感じもなく、広く歩きやすくなりました。(下写真)

道が良くなる
道が良くなる

広い道
広い道

 この先暫くは緩やかな道が続きます。(下写真)

快適な道を進む
快適な道を進む

 所々に倒木はありますが、様子から以前から倒れていた感じです。(下写真)

倒木1
倒木1

 登りとなると親切?に階段が付けられているので、確かに登山道というよりは遊歩道といった感じでした。(下写真)

急な登りには階段
急な登りには階段

倒木2
倒木2

それなりに急登も
それなりに急登も

 急登の階段を上り詰めると、女ゔ付にベンチが設置されています。(下写真)

第一ベンチ
第一ベンチ

 ベンチにザックを下ろし、水分補給をしながら進みました。 ここを過ぎると右手の木々が無くなり、幼木体となりました。(下写真)

右に幼木
右に幼木

 すると前方には目指す「若須岳」が見られ出します。(下写真)

若須岳が見えてくる
若須岳が見えてくる

 また、右手の幼木の間から、北方面の景色が見られ、先程登った「鬼ヶ岳」も見えていました。(下写真)

展望地から北方面
展望地から北方面

展望地から東方面(右に鬼ヶ岳)
展望地から東方面(右に鬼ヶ岳)

 この辺りは気持ちの良い下りとなりますが、その先で再度登るとまたベンチが現れます。(下写真)

第三ベンチ
第三ベンチ

 ここを越えると次第に傾斜が強まり、急登となっていきます。(下写真)

ここから登りに
ここから登りに

 登る途中で、真新しいタオルが落ちています。 実は登山口に作業者のものとは別に車が止まっていました。 もしかするとと思っていましたが、先行者の方が落としていったようです。 このさきで会えるかわからないので、適当な所で目立つように、登山道の真ん中においておきます。

 急登は暫く続きますが、ここも階段となっているので、一歩一歩登っていきました。(下写真)

急登に
急登に

 途中2箇所ほど倒木がありますが、ここは迂回し通り過ぎます。(下写真)

2箇所倒木がある
2箇所倒木がある

 登り詰めるとベンチがありますが、その右側は林道へと降りる道となっています。(下写真)

ベンチと右に林道への道

ベンチと右に林道への道

 林道と出合いますが、車でここまで来られるようです。 しかし、林道は枝などが散乱しており、最近走られた形跡はありません。(下写真)

ここに降りてくる
ここに降りてくる

林道の右に続き
林道の右に続き

 林道の先を見ると、右手に標識があり登山道の続きがありました。(下写真)

ここから超急登(左上に折れる)
ここから超急登(左上に折れる)

 ここで左上に急な道が続いていますが、階段などは崩落しロープが付けられていました。(下写真)

手摺は土台から崩落
手摺は土台から崩落

急斜面をロープを手がかりに登る

急斜面をロープを手がかりに登る

 階段に土砂が流れ込み、ステップが消えかけています。 倒木もあり歩き辛いので、ロープを握り慎重に登っていきました。(下写真)

林道手前の急斜面は危険(上から見下ろす)
林道手前の急斜面は危険

 ここで先行者の方が降りてこられ、先程のタオルの件を伝えます。 ここが今回では一番の危険箇所ですが、登りきると山頂部まではすぐでした。(下写真)

山頂への道

山頂への道

 傾斜が緩み、前方が明るく見えてきます。(下写真)

傾斜が緩み始める
傾斜が緩み始める

 切り開きとなり、右に東方面の展望所が、左に山頂の広場が見えています。(下写真)

前方が開け
前方が開け

 まずは、東側の展望を眺めていきますが、近くに鬼ヶ岳が見えていました。(下写真)

左から鬼ヶ岳(奥に部子山)・日野山・越美山地の山・杣山など
左から鬼ヶ岳(奥に部子山)・日野山・越美山地の山・杣山など

 景色を眺め終わると、後ろの山頂へ向かいます。(下写真)

山頂へ
山頂へ

 山頂には東屋があり、山名標識と周辺図が設置されていました。(下写真)

若須岳標識
若須岳標識

東屋
東屋で昼食

 山頂からは270度ほどの展望が望め、敦賀湾も近くに見えていました。(下写真)

福井市方面(右の白山は雲の中に)
福井市方面(右の白山は雲の中に)

敦賀港(右に西方ヶ岳)

敦賀港(右に西方ヶ岳)

六所山
六所山

鬼ヶ岳(左)と日野山(右)アップ
鬼ヶ岳(左)と日野山(右)アップ

若須岳からパノラマ

若須岳からパノラマ

 展望を楽しんだ所で、予定通り東屋で昼食休憩としていきました。 東屋の下は日陰ですが、風も弱く日差しもあるので丁度よい気温です。

 休憩後は、再度景色を眺め下山を開始しました。 先程の林道へと降り立つ手前の急斜面の階段をゆっくりと降りた後は、来た道を忠実に戻っていきます。
 先程置いておいたタオルの落とし物は無くなっており、無事回収できたようです。 途中の幼木の展望所で、このコース最後の景色を眺めてからは一気に降りていきました。(下写真)

右に343mピーク

右に343mピーク

 次第に集落からの生活音が大きくなってきます。 往路に気が付かなかった、道沿いの三角点も見られ、ここを過ぎると登山口はすぐでした。(下写真)

228.3m三角点
228.3m三角点

 竹林を通り抜けると、登山口が見えてきますが、この時間には車は一台も止まっていませんでした。(下写真)

下山時は車なし
下山時は車なし

 そして県道沿いに置いた車へ戻ると、詐欺に予定している「矢良巣岳」へと向かいます。

【矢良巣岳】

 「矢良巣岳」へは、この山と同様に山頂直下まで林道が通っています。 しかし、次も麓から登るため、登山口となる下別所町の八幡神社へと向かいました。
 県道19号を東へ向かいますが、途中で206号線へと入ります。 その分岐が最近の工事で道が付け替えられ、分かりづらくなっていました。 206号線を南下し、205号線との分岐で左折し坂を登っていきます。 すぐに右手に学校が見えてきますが、ここで右折し校舎と運動場の間の道へ入っていきました。
 暫く進むと次第に道が細くなり分岐もありますが、直進していきます。 すると右手に神社の鳥居が見えてくるので、そちらの駐車場に停めていきました。(下写真)

八幡神社前に駐車

八幡神社前に駐車

 駐車場には車が一台停まっていましたが、登山者などでは無さそうです。 静まり返った神社前で、すぐに準備を整え出発しました。(下写真)

八幡神社(改修中)
八幡神社(改修中)

 神社の左に道標が立っていて、左に「矢良巣岳」と記されています。 左に鯉が放された池をみて、林道を奥へと進みます。(下写真)

神社の左の林道を進む
神社の左の林道を進む

池に鯉?
池に鯉?

 程なく左の斜面に登山口が見えてきました。 林道はそのまま山方面へと続いていますが、どこまで入れるのでしょうか?(下写真)

林道の左に登山口
林道の左に登山口

 先程の神社にもありましたが、ここは最近トレランコースとして整備されており、登山口にも大きな看板が立っています。 ここも斜面には階段が付けられていて、それを登って取り付きます。(下写真)

よく整備された道に
よく整備された道に

 古くからの峠道となっており、広い道が続きます。(下写真)

広い道
広い道

 よく整備された快適な道で、掘られた道などもあり昔は馬なども通った街道だったようです。(下写真)

ここも急斜面には階段
ここも急斜面には階段

序盤は旧道を進む
序盤は旧道を進む

 これだけ良い道ですが、この日は人影もなく蜘蛛の巣も張り放題です。(下写真)

蜘蛛の巣が多い
蜘蛛の巣が多い

 途中からはその街道横に新たに付けられた良い道となり、右手に掘れた道を見ながら登っていきました。(下写真)

右に旧道(掘れた道)
右に旧道(掘れた道)

 基本的に良い道ですが、ここにも二箇所ほど倒木があり行く手を塞いでいました。 登山口から20分ほどで、ピークに到着します。 ここで右に折れると、その先に林道が見えてきました。(下写真)

ピークを降りると林道
ピークを降りると林道

合流地点を振り返る
合流地点を振り返る

 舗装された林道に合流しますが、ここも枝などが散乱し荒れた感じとなっていました。(下写真)

林道出合いに標識
林道出合いに標識

 林道を200mほど西に進むと、右に登山道の続きが現れます。(下写真)

200mほどで林道登山口

200mほどで林道登山口

 ここまで車で来られるようですが、この日は人の姿を見ることはありませんでした。 右に折れ尾根沿いを進んでいきますが、すぐ先に倒木があり、大きく迂回します。(下写真)

尾根沿いに進むが
尾根沿いに進むが

倒木が立ちふさがる
倒木が立ちふさがる

 次第に傾斜が強まりますが、入り口から10分と掛からず山頂部に到着しました。(下写真)

次第に急登となる
次第に急登となる

前方が明るく
前方が明るく

山頂部に到着
山頂部に到着

 右にトレランコースで道が続いていますが、すぐ上に山頂が見えていてそこまで踏み跡があるのでそこを登ります。 すると山頂に到着しますが、倒木が山頂標識や三角点にもたれ掛かっていました。(下写真)

山頂に到着(倒木が…)
山頂に到着(倒木が…)

 広い山頂部ですが北側に三角点があり、こちらが山頂の扱いでしょう。 伐採され今日登った山々などの展望が望めました。(下写真)

矢良巣岳からの展望1
矢良巣岳からの展望1

眼の前に鬼ヶ岳
眼の前に鬼ヶ岳

矢良巣岳からの展望2
矢良巣岳からの展望2

一等三角点
一等三角点

矢良巣岳からパノラマ(北方面)
矢良巣岳からパノラマ(北方面)

 ここで小休止としていきますが、その後は南側へと向かいました。(下写真)

南方面へ向かう
南方面へ向かう

 稜線沿いに進むと、50mほどで東屋のある南の展望地に到着します。(下写真)

東屋に到着
東屋に到着

 こちらの展望も素晴らしく、東屋にザックを置いて景色を楽しんでいきました。(下写真)

東屋からの眺め1
東屋からの眺め1

東屋からの眺め2
東屋からの眺め2

ホノケ山
ホノケ山

西方ヶ岳(手前は敦賀湾)
西方ヶ岳(手前は敦賀湾)

展望図
展望図

日本海が間近に
日本海が間近に

アマゴゼ山・鉢伏山など
アマゴゼ山・鉢伏山など

東屋からパノラマ
東屋からパノラマ

敦賀港
敦賀港

 山頂部に20分以上滞在した所で、元来た道で下山を開始します。 すぐ下に林道が通ってきていて、そちらに降りていくと木の株を模したトイレが設置されていました。(下写真)

変わった形のトイレ
変わった形のトイレ

 先程の道を降りていき、林道に合流しその先の分岐で北尾根を降りていきました。(下写真)

左が旧街道
左が旧街道

倒木を越えて帰路へ
倒木を越えて帰路へ

 歩きやすい道ということもあり、急いだわけではありませんが、20分ほどで下の林道に到着しました。(下写真)

神社に到着
神社に到着

 そして神社に停めてある車に無事到着しました。 この後、もう一座「日野山」も予定していましたが、時間切れで帰路へと着きました。

【反省点】
 特にありませんでした。 ようやく暑くも寒くもなく、気持ちの良い季節となりました。

【次回予定】
 久しぶりに山梨県の山に向かう予定です。


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