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[登山] 北アルプス前衛 東又から僧ヶ岳・駒ヶ岳ピストン [登山]

 今回は、以前「毛勝山(けかちやま)」に登ったときから気になっていた「僧ヶ岳(そうがたけ)」と「駒ケ岳」に登ってきました。 9月に入り涼しくなったろうと向かいましたが、当日は台風前の快晴となり後半は暑さでバテて大変でした。 その変わり景色は素晴らしく、北アルプス北部の山々や、遠く白山を見ながら歩くことが出来ました。

関連リンク
 2016年05月21日 毛勝山 残雪期に夏道ピストン

左から五龍岳・鹿島槍ヶ岳・爺ヶ岳・針ノ木岳・剱岳・毛勝山など

北アルプス後立山・剱岳・毛勝山など


北アルプス前衛
東又から僧ヶ岳・駒ヶ岳ピストン

日付
2019年09月07日(土)
天気 晴れ
山域 北アルプス
場所 富山県魚津市三ケ
距離
14.1km
累積標高 +1762m -1762m
時間
07時間50分
人数 単独
撮影枚数
0000枚 (FUJIFILM FinePix XP200)
0569枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0253枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
C(標高差大)
展望
(A:良い~E:なし)
A
見どころ
北アルプスの展望
行程・標高・距離・時刻(標高の赤字はGPSから推測)
06:00 710m 0.0km 東又谷登山口 出発
07:10 (01:10) 1350m 1.3km 伊折山
07:45 (00:35)
1600.1m
2.6km 成谷山 (5分休憩)
08:40 (00:55) 1855.5m 4.6km 僧ヶ岳 (5分休憩)
09:30 (00:50) 1914m 6.3km 北駒ヶ岳
10:00 (00:30) 2002.5m 7.1km 駒ヶ岳 昼食休憩
10:40 (00:40) 2002.5m 7.1km 駒ヶ岳 出発
11:00 (00:20) 1914m 7.9km 北駒ヶ岳
11:45 (00:45) 1855.5m 9.5km 僧ヶ岳 (5分休憩)
12:30 (00:45) 1600.1m 11.5km 成谷山 (10分休憩)
13:00 (00:30) 1350m 12.8km 伊折山
13:50 (00:50) 710m 14.1km 東又谷登山口 到着

Garmin Connect

実績コース(緑色は予定、赤色は実績)
20190907_map.jpg

写真リンク

 登山口となる富山県魚津市までは自宅からは4時間ほど掛かります…。 そこで何時ものように高山市で前泊し、翌日の朝4時前に出発しました。
 東海北陸自動車道で富山県へと入り、小矢部JCTで北陸自動車道へ移り「魚津IC」で県道132号線へと降りて南下して行きました。 片貝ダムを横目に細い道へと入り、発電所から未舗装路となると小石に注意して進んでいきます。 右手に片貝山荘が見えてくると、その先の登山口の駐車場に到着しました。

 車は手前も含め6台ほど止まっており、奥には止められそうもありません。 仕方なく登山口の手前の路肩に停めて、出発の準備をして行きました。

登山口前に駐車
登山口前に駐車

 登山者の姿が見えますが、全員「毛勝山」へ向かうようです。 準備が整った所で出発しますが、暑くなりそうなので水は多めに持っていきました。
 登山口には立派な標識が立っていますが、そこからの道は草に覆われ判然としません…。

僧ヶ岳登山口
僧ヶ岳登山口

出発
出発

 まずは650mほど上の「伊折山(いおれやま)」を目指します。 登山口から奥へ入るとすぐに右に折れますが、そこからは道がハッキリと見えていました。

まずは尾根の末端に
まずは尾根の末端に

 まずは尾根の末端へ向けトラバースしていきます。 下には毛勝山への登山口(林道への橋)や駐車所の車が見えていました。

アジサイ
アジサイ

下に駐車場

下に駐車場

 尾根の末端に到着すると、地図の通りの急な尾根の上りとなりました。

ここから長い急登に
ここから長い急登に

 石が多く落石注意で登っていきました。 傾斜角が50度ほどはある急な斜面は続きますが、それがずっと続くわけではなく、所々で緩みます。

傾斜が緩む
傾斜が緩む

大明神山(中央)
大明神山(中央)

 それでも暫くは急登で、息が上がらないよう急がず焦らず進みました。

樹林帯を進む
樹林帯を進む

 標高が上がると、後方の稜線から日が差し込み始めました。

稜線から朝日
稜線から朝日

朝日が差し込む
朝日が差し込む

 すると体感気温も上がり、日陰で無いところでは暑く感じます。

後方に毛勝山
後方に毛勝山

倒木の脇を通る
倒木の脇を通る

 右前方に稜線が近づいてくると、傾斜も弱くなってきました。

主尾根に合流か
主尾根に合流か

 また、右を見ると小枝の上に目指す「駒ケ岳」と思われる山容も見えてきました。

右手に北駒ヶ岳(左)と駒ヶ岳(右)
右手に北駒ヶ岳(左)と駒ヶ岳(右)

北駒ヶ岳アップ
北駒ヶ岳アップ

 稜線に到着すると尾根が広がり、緩斜面の道となりました。

尾根が広がる
尾根が広がる

 後方には毛勝山が大きく見え、山頂がハッキリと望めました。

毛勝山
毛勝山

毛勝山アップ
毛勝山アップ

 急斜面が無くなり、普通の道となると花などを愛でる余裕がうまれます。

急登が終わり普通?の道に
急登が終わり普通?の道に

アキノキリンソウ
アキノキリンソウ

毛勝山が次第に遠くに
毛勝山が次第に遠くに

 緩い上下動を繰り返しながら進んでいくと、はじめの目的地となる「伊折山(いおれやま)」に到着しました。

平坦な道となる
平坦な道となる

伊折山(周囲は刈り払われている)
伊折山

 周囲は広く刈り払われていますが、展望はほとんどありません。

標識アップ
標識アップ

 手前の木陰で少し休憩していたので、ここは写真だけ撮ってすぐに通過していきました。

更に先へ
更に先へ

 ここまでくれば標高差も少なくなり、なだらかな尾根道となるのでこの先に急登はありません。

傾斜は緩く
傾斜は緩く

整備された登山道を進む
整備された登山道を進む

 暫く進むと前方に「僧ヶ岳」と思われる山が見えてきました。

前方に僧ヶ岳
前方に僧ヶ岳

 黙々と歩いていくと緩やかな上りとなり、程なく前方が明るくなってきました。

緩やかな上りに
緩やかな上りに

前方が明るく
前方が明るく

 そして伊折山から35分ほどで、「成谷山」に到着しました。

成谷山(ここも周囲は刈り払われている)
成谷山

 ここも広く刈り払われており、周囲の山々が見廻せました。 また、北西方面が切り開かれており、富山市街地や富山湾などが見えていました。

駒ヶ岳(左)と中央奥に唐松岳

駒ヶ岳(左)と中央奥に唐松岳

向かう僧ヶ岳(左)、駒ヶ岳(右)
向かう僧ヶ岳(左)、駒ヶ岳(右)

刈払いから富山湾(奥に能登半島、手前は富山)
刈払いから富山湾(奥に能登半島、手前は富山)

 「伊折山」からここまでが標高差250mですが、ここから「僧ヶ岳」までも同じく250mですが、距離は長く傾斜は緩そうです。 この辺りは豪雪地帯なので、森林限界が低めです。 その為か周囲の木々は灌木となり、強い日差しを受けながら進むこととなりました。

この辺りから灌木に
この辺りから灌木に

 「僧ヶ岳」との尾根が近づいてくると、標高も上がり周囲に邪魔するものがなくなります。

僧ヶ岳への上りに
僧ヶ岳への上りに

1658mピーク付近から南西方面
1658mピーク付近から南西方面

 1658mピーク付近に到着すると、西に遠く白山がハッキリと望めました。 また、北側は日本海がすぐ下に見え、素晴らしい展望です。

白山アップ
白山アップ

魚津市方面(奥は日本海)
魚津市方面(奥は日本海)

下に成谷山、大明神山(左)その右奥に大日岳、鍬崎山など
下に成谷山、大明神山(左)その右奥に大日岳、鍬崎山など

 尾根沿いに東に折れると高い木は無くなり、右に毛勝山など北アルプスの山々を見ながら歩いていきます。

僧ヶ岳が近くに
僧ヶ岳が近くに

鹿島槍ヶ岳(左奥)、爺ヶ岳(右奥)アップ
鹿島槍ヶ岳(左奥)、爺ヶ岳(右奥)アップ

毛勝山と左奥に爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳など
毛勝山と左奥に爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳など

 途中で唐突に池塘が現れます。 時期が遅いのでイワショウブぐらいしか見る花はありませんでしたが、初夏であれば色々な花が見られそうです。

登山道の脇に池塘
登山道の脇に池塘

イワショウブ(帰路撮影)
イワショウブ

 その後も尾根沿いに湿地帯が点在しており、ヒンヤリと涼しく感じます。

湿地を進む
湿地を進む

左に魚津を見ながら進む
左に魚津を見ながら進む

遠くまでハッキリと(富山市街地)
遠くまでハッキリと(富山市街地)

 左右の景色を見ながら緩斜面の尾根を進んでいきます。 すると両脇の斜面が草地となり、良い雰囲気となりました。

草原となる
草原となる

高い木が無くなり
高い木が無くなり

 近くからキーキーと泣く声が聞こえてくるので何だろうと思いましたが、ニホンザル数頭がこちらの様子を伺いながら逃げていきます。

ニホンザル
ニホンザル

 ここを越えると前方奥に山頂と思われるピークが見えてきました。

奥に山頂
奥に山頂

 山頂まで周りは草地で眺めは抜群ですが、刈り払われてはおらず踏み跡を辿りながら進みます。

草が生い茂る道(帰路撮影)

草が生い茂る道

 展望に気を取られながら歩いていたため、気がつくと山頂は目の前でした。

手前に仏の平
手前に仏の平

山頂へ

山頂へ

 そして出発から2時間40分ほどで、「僧ヶ岳」の山頂に到着しました。

僧ヶ岳に到着

僧ヶ岳に到着

 ここまで登山者の姿は見られませんでしたが、以外にも山頂にも人影はありません。 山頂は広く刈り払われ、北アルプス方面の笹は下まで入念に刈られています。

立派な山頂標識

立派な山頂標識

二等三角点
二等三角点

 ここまで来て、ようやく白馬岳など後立山が見えていました。 また、向かう「駒ヶ岳」が稜線の奥に見えていました。

駒ヶ岳(奥)への稜線
駒ヶ岳(奥)への稜線

富山市方面

富山市方面

 一通り見た所で、標識に従い「駒ヶ岳」へと向かいます。

駒ヶ岳へ
駒ヶ岳へ

 道はよく整備されており、笹の間の道を降りていきました。

駒ヶ岳アップ
駒ヶ岳アップ

毛勝山(右)
毛勝山(右)

 少し降りると、道沿いに池塘が見えてきました。

山頂直下に池塘
山頂直下に池塘

 池塘から流れた水跡を辿るように降りていきます。 暫くは変化のない道ですが、大岩を右にトラバースするところがあり注意が必要です。

山頂を見返す(左にロープのあるトラバース)
山頂を見返す(左にロープのあるトラバース)

 右下が切れていますが、お陰で歩いた北尾根が近くに見えていました。

歩いてきた尾根(手前)
歩いてきた尾根(手前)

 その先には登る途中からも見えていた北又谷上部の崩壊地に到着しました。

下に北又谷
下に北又谷

 その崩壊地は登山道まで侵食しており、ロープが張られています。

崩壊地の脇を通る
崩壊地の脇を通る

崩壊地から下を覗く(最低鞍部付近)
崩壊地から下を覗く(最低鞍部付近)

 この様な崩壊地横の道は二箇所あり、2つ目は登山道のハイマツ下が空洞となっていて非常に危険です。 最低鞍部の1754m地点を越え上りに転じると、後方には「僧ヶ岳」が遠くに見えていました。

後ろを振り向く
後ろを振り向く

ここから上りに
ここから上りに

 稜線沿いの道を黙々と登っていきますが、遮るものが無く次第に体力が削られていきます。 帰宅後、GPS連動の温度計を確認すると、この辺りから日向では30度近くの気温となっていました。

稜線を進む
稜線を進む

 上部に見えるピークを右から巻くように登っていくと、小さな標識が見えてきました。

ピークを右から巻いて
ピークを右から巻いて

 ここが「尾の沼コース」と呼ばれる宇奈月温泉のとちの湯へと続く道ですが、すでに廃道となっていました…。

尾の沼コース(とちの湯)は廃道
尾の沼コース(とちの湯)は廃道

廃道なので笹に覆われている
廃道なので笹に覆われている

 その後も黙々と登っていきますが、暑さで足が鈍ってきました。 ここまで来れば急ぐ必要も無いので、日陰で休憩しながら景色を眺めつつ進みます。

気がつくと僧ヶ岳より高くに
気がつくと僧ヶ岳より高くに

ここまで来ると標高差無く
ここまで来ると標高差無く

 駒ヶ岳手前のピークには「北駒ヶ岳」の標識が立っていました。

北駒ヶ岳(刈り払われている)
北駒ヶ岳(刈り払われている)

 ここまで来ると標高差はほとんどありませんが、前方にこのコースの核心部となる岩が見えてきました。

険しい駒ヶ岳への道
険しい駒ヶ岳への道

マツムシソウ
マツムシソウ

 その岩に向かって進みますが、手前にも奇岩があり変化があり楽しませてくれます。

登山道に奇岩
登山道に奇岩

前方に岩
前方に岩

 前方に大きな岩が見えてくると、登山道はその右手へと回り込んでいきました。 岩の横を通り過ぎると、その岩へ向かって体を持ち上げます。

岩場を登る
岩場を登る

 ロープもありそれほど怖くはありませんが、5mほどの高さがあるので油断は禁物です。 三点支持で上まで登ると、山頂まではすぐでした。

山頂が近くに
山頂が近くに

下は笠谷
下は笠谷

 そして「僧ヶ岳」から1時間強で「駒ヶ岳」に到着しました。 山頂は、今まで見た中でも一番多くのトンボの群れが飛んでおり、展望を遮るほどでした。

駒ヶ岳山頂にトンボの群れ
駒ヶ岳山頂にトンボの群れ

駒ヶ岳山頂標識
駒ヶ岳山頂標識

 山頂からは一部見えづらい方角もありますが概ね360度の展望で、後立山の山々から剱岳、それに白山や日本海などが一望できました。

左から唐松岳・五龍岳・鹿島槍ヶ岳・爺ヶ岳・針ノ木岳・剱岳など(手前はサンナビキ山)
左から唐松岳・五龍岳・鹿島槍ヶ岳・爺ヶ岳・針ノ木岳・剱岳など(手前はサンナビキ山)

五龍岳アップ(左)、その左に五竜山荘
五龍岳アップ(左)、その左に五竜山荘

五龍岳(左)から鹿島槍ヶ岳(右)アップ
五龍岳(左)から鹿島槍ヶ岳(右)アップ

左から鳴沢岳・蓮華岳・赤沢岳・スバリ岳・針ノ木岳アップ
左から鳴沢岳・蓮華岳・赤沢岳・スバリ岳・針ノ木岳アップ

白山アップ(手前に金剛堂山や白木峰)
白山アップ(手前に金剛堂山や白木峰)

尾根中央のピークが成谷山
尾根中央のピークが成谷山

 山頂の先に道があるので、様子を伺います。

先に道
先に道

 すると東側に刈り払われた休憩適地があり、ここで昼食休憩としていきます。 贅沢な悩みですが、周りは笹に覆われ日陰は全くありません…。 こんな時の為にと持ってきている折りたたみ傘を出し、傘の日陰で展望を眺めながら食事を摂っていきました。

左から朝日岳・雪倉岳・白馬岳・白馬鑓ヶ岳など

左から朝日岳・雪倉岳・白馬岳・白馬鑓ヶ岳など

左から杓子岳・白馬鑓ヶ岳など
左から杓子岳・白馬鑓ヶ岳など

白馬岳(右)と鉢ヶ岳(左)
白馬岳(右)と鉢ヶ岳(左)

中央に八峰キレット小屋が光って見える

中央に八峰キレット小屋が光って見える

北アルプス後立山・剱岳・毛勝山など
北アルプス後立山・剱岳・毛勝山など

毛勝山全景
毛勝山全景

毛勝山アップ(山頂に人の姿も)
毛勝山アップ(山頂に人の姿も)

奥に大日岳

奥に大日岳

 北東方面には黒部川も望めますが、すぐ下には宇奈月ダムもハッキリと見えていました。

下に日本海に流れる黒部川
下に日本海に流れる黒部川

黒部川を望む(音沢付近)
黒部川を望む(音沢付近)

宇奈月ダムアップ
宇奈月ダムアップ

中央右に初雪山と犬ヶ岳

中央右に初雪山と犬ヶ岳

 40分ほど食事と展望で十分に満足した所で、来た道をもどり下山することにします。 下山を開始するとここまで登山者はいませんでしたが、岩場の先で3名の登山者の方とすれ違います。

下山開始

下山開始

 復路は往路より標高差が150mほど少ないので楽できます。 しかし、昼食休憩中に傘で影の下だったとは言え、日陰とならない下半身は焼けるような炎天下で熱を持っています。 また正午に掛けてますます日差しが強くなり、熱射病の軽い症状が出始めていました。 「僧ヶ岳」の上りに転じた辺りでようやく木陰が出来たので、何度か座り込み体の熱を逃していきました。

 そして往路と同じく一時間強で「僧ヶ岳」へ戻ってきました。

僧ヶ岳まで戻り駒ヶ岳を望む(良い天気)
僧ヶ岳まで戻り駒ヶ岳を望む(良い天気)

 陽が高くなったため、遠くの景色がよりハッキリと見えていました。

まだ白山が見えている
まだ白山が見えている

 途中までは景色を見ながら降りていきますが、容赦なく照りつける日差しで思うように進めません。 それでも飲水や行動食は十分に持ってきていたので、脱水症状などは無く日差しで休憩を摂りながらゆっくりと降りていきました。
 「成谷山」まで戻った所で、長めの休憩としていきました。 するとガスが南側から湧いてきて、一時的に日差しが弱まり快適でした。

炎天下の中を成谷山まで戻る

炎天下の中を成谷山まで戻る

僧ヶ岳と駒ヶ岳、最後の展望
僧ヶ岳と駒ヶ岳、最後の展望

陽が陰る
雲が陰る

 その先は日差しを遮る樹林も多く助かります。

伊折山に到着
伊折山に到着

 しかし、最後のピークとなる「伊折山」から下では、標高が下がる事で湿度が上がり蒸し暑くなってきました。 その為、ここでも何度か木の根に腰をおろし、涼しい風で体を冷やしていきました。

ここから最後の急斜面
ここから最後の急斜面

 そして「僧ヶ岳」から2時間強、「伊折山」から50分ほどで片貝の登山口に無事到着しました。

 車に乗りクーラーで体を冷やしていきますが、頭痛などもして軽い熱中症のようです…。 高山への帰路に温泉に入り、涼しい所で1時間ほど休んでいくと、ようやく頭痛も収まりました。

【反省点】

 遮熱対策が甘かった事でしょうか? 暑いくなる見込みがあるときは、冷えピタなどを携帯するのですが、今回は持っていきませんでした…。

【次回予定】
 長野県の「鉢伏山」へ周回コースで登る予定です。


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