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[登山] 長野県 伊勢山と飯盛山 [登山]

  今回は、午後から天気が下り坂の予報なので、予定を変更して長野県の木曽にある「伊勢山」と近くの低山「飯盛山」を別々に登ってきました。 「伊勢山」は、思ったよりも険しい道ですが山頂付近からは前々回登った「南木曽岳」が近くに望めます。 また、「飯盛山」は山頂付近では鬱蒼と茂る木曽らしい山で、それなりに楽しむことが出来ました。

伊勢山から南木曽岳

南木曽山(左奥に中央アルプス)

恋路峠から中央アルプス(下山時)
下山時の中央アルプス(展望台から)

長野県 伊勢山と飯盛山
日付
2020年09月26日(日)
天気 晴れ
山域 木曽山地
場所 長野県木曽郡南木曽町読書
距離 伊勢山: 6.7km
飯盛山: 3.5km
累積標高
伊勢山: +749 -749m
飯盛山: +452 -452m
時間
伊勢山: 3時間10分
飯盛山: 2時間10分
人数 単独
撮影枚数
0000枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0731枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0118枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
伊勢山: C(スリップ・岩場注意)
飯盛山: B(道迷い注意)
展望
(A:良い~E:なし)
伊勢山: C
飯盛山: E
見どころ 伊勢山: 柿其峠
飯盛山: 恋路峠
時刻・標高・距離・行程(標高の赤字はGPSから推測)
伊勢山
05:45 820m 0.0km
林道ゲート 出発
07:20 (00:35)
1109m 1.7km
柿其峠
07:50 (00:30) 1255m 2.6km 岩場ハシゴ
08:35 (00:45) 1373.3m 3.4km 伊勢山 散策
08:45 (00:10)
1373.3m
3.5km 伊勢山 出発
09:30 (00:45) 1109m 5.0km 柿其峠
09:55 (00:25) 820m 6.7km 林道ゲート 到着
飯盛山
10:25 675m 0.0km 恋路峠 出発
11:15 (00:50) 1002m 1.3km 手前ピーク
11:30 (00:15) 1074.3m 1.8km 飯盛山 昼食休憩
11:55 (00:25) 1074.3m 1.8km 飯盛山 出発
12:10 (00:15) 1002m 2.3km 手前ピーク
12:35 (00:25) 675m 3.5km 恋路峠 到着

Garmin Connect[伊勢山]

Garmin Connect[飯盛山]

実績コース(緑色は予定、赤色は実績、空色は車移動)[伊勢山]
20200927a_map.jpg

実績コース(緑色は予定、赤色は実績、空色は車移動)[飯盛山]
20200927b_map.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/R5WcAwuVHR1thhAB6

 以前、田立の滝から天然公園を経由し柿其渓谷を歩いたときから、近くにある「伊勢山」が気になっていました。 その時から調べていましたが、短めの登山となるので後回しとなっていました。 そこで、今回は近くの山も絡めて登ることにします。

【伊勢山】

 いつもの様に高速道で向かいますが、前々回登った「南木曽岳」の登山口から更に北上し、読書(よみかき)を通過し柿其渓谷の標識で左に曲がると「柿其橋」を渡り集落を抜けていきます。 暫くは道沿いに進んでいきますが、標高が上がり展望のよい道を抜けると、左に「柿其峠」と書かれた標識があるので、ここを左折し登っていきました。 すこし進むとカーブミラーがある先で車ゲートが現れたので、カーブミラー前の駐車余地に停めていきます。

カーブミラーのあるところに駐車
カーブミラーのあるところに駐車

 朝方までの雨で道路は濡れていますが、大したことはありません。 準備を整えて、早速出発しました。

車ゲートからスタート
車ゲートからスタート

 ゲートの脇を抜けると、左カーブとなりその先にプレハブ小屋が見えてきます。

左に曲がるとプレハブ小屋
左に曲がるとプレハブ小屋

 ここから暫くは未舗装の林道ですが、最近も奥まで入られている形跡があり、道路はしっかりしていました。

暫くは林道歩き
暫くは林道歩き

 出発から15分ほどで、右手に標識が見えてきました。 「柿其峠入口」と書かれており、ここから本格的な登山道となりました。

柿其峠入口
柿其峠入口

 踏み跡はありますが、思っていたよりも人が入っている感じではなく、所々でテープを探して進みます。

踏み跡とテープを追う
踏み跡とテープを追う

 途中、3箇所ほど峠道を横切るように伐採されており、これを利用すれば峠の北側にある三角点(点名:笹屋根)も比較的楽に行けそうです。

伐採跡(防火帯?)
伐採跡(防火帯?)

 左に向かう道となり、小川(沢)を越えると植林のトラバース道となります。

小川を渡る(ここから左にトラバース)
小川を渡る(ここから左にトラバース)

植林帯をトラバース
植林帯をトラバース

丸太橋
丸太橋

 苔むした道となりますが、右から林道が上がってきています。

廃林道
廃林道

 次第に傾斜が強まり、笹の中の急登となりました。

次第に傾斜が増し
次第に傾斜が増し

 程なくすると上部が明るくなり、入り口から20分ほどで「柿其峠」「に到着しました。

上部に峠
上部に峠

柿其峠
柿其峠

 峠の周りは刈られていますが、笹に覆われ圧迫感があります。

北側の様子
北側の様子

西側は笹薮
西側は笹薮

 ここから南東尾根を登りますが、そちらは笹が刈られ植林との境を進む道となっていました。

南側は植林との境(笹は刈られている)
南側は植林との境(笹は刈られている)

尾根沿いを進む
尾根沿いを進む

 初めのピークまでは傾斜も大したこと無く到着すると、ガスの先に山頂台地の手前ピークが見えてきます。

前方に手前のピーク
前方に手前のピーク

 右に獣避けの柵跡が見られますが、古いもので金網などは撤去されていました。

右に柵の跡
右に柵の跡

初めのピーク
初めのピーク

 2つ目のピークからは一旦下りとなりますが、その先から険しい道となります。

一旦下る
一旦下る

ここから本格的な上りに
ここから本格的な上りに

 笹の中のつづら折れの道となりますが、笹は広く刈られており問題とはなりません。

急斜面だがつづら折れの道に
急斜面だがつづら折れの道に

 その後も整備された道が続き、岩場も出ますがそれを避けるように上手く道が付けられています。

危険なところは橋
危険なところは橋

岩場は避けて登る
岩場は避けて登る

 100mの標高差を登ると、傾斜が緩み始めます。

傾斜が緩む
傾斜が緩む

段差に木のハシゴ
段差に木のハシゴ

 ピーク手前で、左手にこの日初めて展望が得られました。

中央アルプスの展望
中央アルプスの展望

中央アルプスアップ
中央アルプスアップ

 中央アルプスが近くに見えていますが、この時間は雲もなくハッキリと望めました。 笹が多くなりますが、道はハッキリしているので、そこを登っていくと2つ目のピークとなります。

笹の量が増す
笹の量が増す

2つ目のピークに到着
2つ目のピークに到着

よい天気
よい天気

 その先が岩場となっており3mほどの垂直の下りですが、ロープと階段が付けられているので、気をつけて通過すれば大したことはありませんでした。

上から岩場(よく分からない・・・)
上から岩場(よく分からない・・・)

岩場を下から
岩場を下から

 下に到着しても、右側は切れているので注意が必要です。

右に注意
右に注意

 次のピークも岩尾根となっていますが、ここは左斜面をトラバースし迂回していきます。

次のピークも岩峰(左から巻く)
次のピークも岩峰(左から巻く)

左側をトラバース
左側をトラバース

 その先もつづら折れに登っていきますが、尾根沿いになると整備された木の階段があります。

木の階段を登る
木の階段を登る

 暫く登ると傾斜が緩みますが、その代わり笹の勢いが増して来ました。

笹の丈が高く・・・
笹の丈が高く・・・

傾斜が緩むが笹薮に
傾斜が緩むが笹薮に

 ここまでスパッツで十分と思い雨具は履いていません。 前日の雨など葉についた露で濡れ始め、このままではびしょ濡れとなりそうなので、笹の薄いところで雨具を着ていきました。

後方の展望
後方の展望

雨具を着て進む
雨具を着て進む

 濡れる心配が無くなり、強引に笹を掻き分けながら登っていくと、山頂手前のピークに到着しました。

伊勢山手前のピーク
伊勢山手前のピーク

ここから下りに
ここから下りに

 ここからは気持ち左に折れ鞍部を経由し、山頂へと向かいました。

鞍部
鞍部

 前方に山頂と思われる南北に続く稜線が見えてきますが、山頂は左の方で道もそちらへ登っていきます。

前方に山頂稜線
前方に山頂稜線

山頂へ最後の登り
山頂へ最後の登り

 稜線上に到着すると左へ折れ、木の根の間を進んでいくと大きな標識の立つ山頂に到着しました。

山頂稜線で左に折れる
山頂稜線で左に折れる

山頂へ
山頂へ

 残念ながら山頂は木々に覆われ展望はありません。

伊勢山
伊勢山

 しかし、山頂から北方向に踏み跡が続いていたので、そちらの様子を確認すると、絶壁の岩から「南木曽岳」とすぐ下に南木曽の集落が見えていました。

御料局三角点
御料局三角点

奥の展望地へ
奥の展望地へ

展望地
展望地

南木曽山(左奥に中央アルプス)
南木曽山(左奥に中央アルプス)

岩の絶壁
岩の絶壁

 更に奥にも踏み跡が続いているようですが、林業作業用のものでしょうか? ここで小休止し、一気に下山を開始します。 何度か登り返しがありますが大したことは無く、濡れた地面に気をつけながら足早に下りていきます。

 要所要所で景色が見られるので、その都度立ち止まり眺めていきます。

下山時の展望(右奥に奥三界岳)
下山時の展望(右奥に奥三界岳)

奥に美濃の山々
奥に美濃の山々

二ツ森山
二ツ森山

下山時、中央アルプスは雲の中・・・
下山時、中央アルプスは雲の中・・・

 岩場の登り返しも、しっかりした階段で楽に登れ、その後は次第に道もよくなるので45分ほどで柿其峠に到着しました。 そして来た道を忠実に戻ると呆気なく林道出会いに到着し、柿其峠から25分ほどで駐車地に無事到着しました。

【飯盛山】

 「伊勢山」だけでは味気ないので、続けて近くの「飯盛山」へ登ります。 舗装路を下の集落まで戻ると、T字路を左に折れ「柿其渓谷」方面へ向かいました。 程なくすると「柿其温泉」の前を通過し、その先の分岐で「恋路峠」の標識を見て右へ曲がっていきました。 つづら折れの道を登っていくと、トイレと駐車場のある「恋路峠」に到着しました。

恋路峠(駐車場とトイレ)
恋路峠(駐車場とトイレ)

 駐車場に止めると、早々に準備し出発します。 「恋路峠」の上には展望台があり、その左横が登山口となります。

恋路峠の様子1
恋路峠の様子1

恋路峠の碑
恋路峠の碑

 狭い展望台は観光客で一杯なので、後で寄ることにします。 展望台の左の踏み跡から入っていくと、右手が開け中央アルプスが見えていました。

展望台への階段
展望台へ

登山口
登山口

中央アルプスの展望
中央アルプスの展望

 ここは正式な登山道ではありませんが、踏み跡はしっかりしており、藪などは皆無でした。

踏み跡を進む
踏み跡を進む

よい道に
よい道に

 尾根沿いに歩いていくと次第に傾斜が強まりますが、つづら折れの道となっており比較的登りやすいコースでした。

尾根沿いに進む
尾根沿いに進む

ここから上りに
ここから上りに

 つづら折れに登っていると、前方から鈴の音が近づいてきてす。 登山者かなと思っていましたが、腰にカゴを付けきのこを採取しているようです。 暫くは急斜面ですが急ぐ必要も無いので、黙々と登っていきます。 すると前方から今度は登山者と思われる方も下りてこられ、以外にも歩く人が多いようです…。

一旦傾斜が緩む
一旦傾斜が緩む

 左にトラバースする道となり徐々に登って行きますが、次に傾斜が強まったところで岩場が現れました。

左に進む
左に進む

伊勢山からも見えた電波反射板
伊勢山からも見えた電波反射板

伊勢山
伊勢山

左を進む
左を進む

 直進する道と左にトラバースする道に別れ、左に進みますが先で道が不明瞭となりました。 ここは少しもどり、上に見える赤テープを目指し登っていくと、尾根沿いのよい道と合流しそこを登れば危険ではありません。

ここから急登に
ここから急登に

左の踏み跡を進むが・・・
左の踏み跡を進むが・・・

岩の多い道に
岩の多い道に

 途中、ロープなども現れますが利用することもなく、傾斜が緩むと大岩も見られなくなり、山頂手前のピークを登っていきます。

傾斜が緩む
傾斜が緩む

手前のピークへ登る
手前のピークへ登る

手前のピーク
手前のピーク

 ピークから一旦降りると前方に急斜面が現れますが、ここは左から廻り込むように登っていきました。

上りに転じ
上りに転じ

ここも左に進む
ここも左に進む

 登り詰めると1000mピークに到着し、ここからは高低差の少ない藪っぽい道となりました。

藪っぽく
藪っぽく

山頂は近く
山頂は近く

 「奥三界岳」へと続く稜線に到着すると、ここで右の山頂へと向かいます。

右に折れる
右に折れる

 最後は深山の雰囲気の漂う稜線を歩いていき、山頂手前で岩場の間を抜けていきました。

山頂稜線を進む
山頂稜線を進む

岩の間を抜けて
岩の間を抜けて

 そして出発から1時間と少しで狭い山頂に到着しました。

飯盛山山頂
飯盛山山頂

何かが祀られ
何かが祀られ

 ここも展望は皆無ですが、昼も近いので昼食休憩としていきます。 朝方は肌寒く感じましたが、この時間ともなると風が気持ちよく日陰で丁度よい感じでした。 昼食後は、急斜面に気をつけながら一気に降りていき、40分ほどで恋路峠に無事戻ってきました。

下山時の中央アルプス(展望台から)
下山時の中央アルプス(展望台から)

 もう一座予定していましたが、移動時間も考えると微妙な時刻なので、ここまでとし帰路に付きました。

【反省点】
 特にありませんでした。

【次回予定】
 週末に今回パスした鈴鹿に登って来たので、その時の記録を掲載します。


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