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[登山] 2022年鈴鹿 春のオフ会(ダイラ ) [登山]

 今回は、鈴鹿のダイラで開催されるヤブコギネットのオフ会に出席してきました。 開催時間が11時半と比較的遅いので、以前から歩いてみたいと思っていた「国見岳」の東にある、国見川まで下り尾根を登ってきました。
 春の花はほとんど終わっていましたが、青空に新緑が映え気持ちよく歩くことが出来ました。

焼尾山から霊仙山(中央奥)と三国岳(右)を望む

焼尾山付近から霊仙山を望む(右に三国岳)

焼尾山の北東平坦地の様子
休憩適地

2022年鈴鹿
春のオフ会(ダイラ )
日付 2022年05月29日(日)
天気 晴れ
山域 鈴鹿
場所 滋賀県犬上郡多賀町大字大君ケ畑
距離 13.9km (内林道2.2km)
累積標高 +1601 -1601m
時間
09時間10分 (内オフ会 2時間30分)
人数 単独
撮影枚数
0000枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0608枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0000枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
B(道迷い注意)
展望
(A:良い~E:なし)
B
見どころ
新緑
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値)
06:15 333m 0.0km ドドメキ橋 出発
07:35 (01:20) 782m 2.0km 奥山
08:15 (00:40) 890m 3.1km 県境稜線
08:30 (00:15) 922m 3.5km 焼尾山
08:45 (00:15) 786m 4.4km 786m鉄塔
09:15 (00:30) 396m 5.6km 南谷出合
10:40 (01:25) 911m 7.1km 三国岳最高点
11:25 (00:45) 575m 8.8km ダイラ(オフ会場) 休憩
13:55 (02:30) 575m 8.8km ダイラ(オフ会場) 出発
14:25 (00:30) 803m 9.4km ダイラの頭
14:50 (00:25) 810m 10.1km 815m付近分岐
15:20 (00:30) 440m 11.7km 鳴川林道終点
15:50 (00:30) 333m 13.9km ドドメキ橋 到着

Garmin Connect

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)
20220529_map.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/jPjAyxW1MvavRag6A

 鈴鹿北部の「ダイラ」へ半年ぶりとなるオフ会が開催されるので参加します。 ダイラへは東西南北といろいろなコースで歩いているので、今回は趣向を変えて「三国岳」の東尾根から向かうことにしました。
 岐阜県側や標高差の少ない「鞍掛峠」からのコースでは面白みに掛けるので、滋賀県側のまだ歩いていない尾根で「焼尾山」まで歩くことにしました。

 出発は上記の通り国道306号線の滋賀側にある「ドドメキ橋」からとし、尾根の末端から登ることにしました。 朝6時頃の到着で計画し鞍掛峠を6時前に通過しますが、すでにトンネル東の駐車場は満車です…。 鞍掛トンネルを越え暫く降りていくと、予定の橋が見えてきたので、広い路肩に駐車していきました。

左に取り付き地点の階段
左に取り付き地点の階段

 目の前に予定の尾根があり、コンクリート製の階段が見えていました。 準備を整えるとドドメキ橋の脇から先程の階段へ向かいますが、草が多く歩く人はいないようです…。

ドドメキ橋の脇から
ドドメキ橋の脇から

草地を進む
草地を進む

階段を登る
階段を登る

 階段も右斜面の落成防止網の点検用のものと見え、草や苔に覆われていました。 階段を上部まで登ると、岩場の細尾根となりますが、手がかりはあるので登っていきます。

細尾根の急登を進む
細尾根の急登を進む

 踏み跡が現れますが、人間のものではなく縦横に通っています。 尾根筋に登っていくと植林帯となり、作業道もついていて一安心でした。

植林に(岩場を直登)
植林に(岩場を直登)

植林の作業道が現れる
植林の作業道が現れる

 右下に植林が広がっており、そちらからなら楽に来られそうです。

黙々と登る
黙々と登る

 黙々と登っていくと、地図にはないピークに到着します。

地図にないピークに
地図にないピークに

 ここからは緩い上りとなり踏み跡も明確となりました。

緩い登りに
緩い登りに

 569mピークをすぎるとまた植林があらわれ、暫くは歩きやすい道が続きます。

569mピーク
569mピーク

暫くは歩きやすい尾根に
暫くは歩きやすい尾根に

登る
登る

 出発から30分ほどで、鉄塔に出合いました。

鉄塔出合
鉄塔出合

 ここがこの尾根コース唯一の展望地となっており、目指す「三国岳」や「ダイラの頭」が見えていました。

左にダイラの頭、右に三国岳(三角は815mピーク)
左にダイラの頭、右に三国岳(三角は815mピーク)

左にヨコネ
左にヨコネ

近江盆地
近江盆地

 鉄塔をすぎると670mピークへは植林を進み、ピークに気が付かずいつの間にか通過していました。

670mへの登り
670mへの登り

670mを越えて
670mを越えて

 一旦鞍部に降りると作業道と思われる踏み跡があらわれ、769mへと登っていきます。

鞍部に
鞍部に

古い作業道?
古い作業道?

藪っぽくなる
藪っぽくなる

植林の中を進む
植林の中を進む

 一部藪っぽいところがありますが、大したことは無く769mに到着します。

769m付近
769m付近

 問題はここからで、尾根筋は灌木の藪となっており歩くことは困難でした。

藪を嫌い右斜面を進む
藪を嫌い右斜面を進む

 また「奥山」が近づくのに従いシャクナゲも多くなり、山頂付近は踏み跡とテープを頼りにトラバースしていきました。

シャクナゲの間を抜ける
シャクナゲの間を抜ける

奥山付近はやぶ
奥山付近はやぶ

 ピークを過ぎてもシャクナゲが多く、踏み跡も不鮮明となりシャクナゲの薄いところを進んでいきます。

踏み跡も薄く尾根沿いを適当に
踏み跡も薄く尾根沿いを適当に

テープを追う
テープを追う

 シャクナゲ部分は150mほどで、そこを過ぎるとまた植林となり歩きやすい作業道があらわれました。

作業道の踏み跡を進む
作業道の踏み跡を進む

 794m付近までは植林が続きますが、ここを過ぎると気持ちの良い二次林となりました。

794m付近
794m付近

切り開きから御池岳
切り開きから御池岳

 県境への上りとなり傾斜が強まりますが、程なくして県境の登山道に合流しました。

県境への登りに
県境への登りに

県境の登山道に合流
県境の登山道に合流

 ここまで出発から2時間で予定より時間は掛かっていますが、まだ余裕はあるので予定通り「焼尾山」へ向かいます。 南の右に折れると鞍掛峠方面へ歩いて、少し登り返すと「焼尾山」との分岐に到着します。

焼尾山分岐
焼尾山分岐

 左の細尾根に入り少し進むと、ガレ斜面の展望地に出ます。 ここで向かう三国岳が望めますが、まだ遠くに見えていました。

焼尾山付近から霊仙山を望む(右に三国岳)
焼尾山付近から霊仙山を望む(右に三国岳)

 そのまま「焼尾山」の山頂を経由して、更に登山道を東へと向かいます。

焼尾山から藤原岳を望む
焼尾山から藤原岳を望む

 小石の多い登り返しとなりますが、ここで北尾根へトラバースしていきました。

ここで左へ
ここで左へ

 北尾根に合流し暫く尾根沿いに降りていくとヌタ場が見えてきました。

ヌタ場

ヌタ場

 ここで右に折れて平坦な尾根を暫く進み、テープがあらわれたところで左下へ降りていくと、鞍部付近で巡視路の標識があらわれます。 ここで右下から巡視路と合流すると、明確な踏み跡を進んでいきました。

平らな尾根を進む(石灰岩が多い)
平らな尾根を進む(石灰岩が多い)

左のテープを追って786mへ
左のテープを追って786mへ

右下から巡視路と合流
右下から巡視路と合流

 唐突に前方が開けると鉄塔に出合います。

鉄塔に到着
鉄塔に到着

 東に明確な道が続いているのでそちらへ向かうと、鉄塔下の伐採地となっており東方面の展望が望めました。

踏み跡を進む
踏み跡を進む

前方が明るく
前方が明るく

伐採斜面
伐採斜面

伐採地からの眺め
伐採地からの眺め

 ここから先は一旦 三国川の支流となる南谷まで下ります。 藪を覚悟していた予定コースの斜面には、踏み跡とテープが点々と付いており、これは期待できそうです。

北斜面を下る(テープあり)
北斜面を下る(テープあり)

 テープを追って急斜面を降りていくと、下に緩斜面が見えてきました。

下に緩斜面が見えてくる
下に緩斜面が見えてくる

 ここはコース設定時に気になっていたところで、気持ちの良い二次林の平坦地となっており期待以上でした。

気持ちの良い平坦地に
気持ちの良い平坦地

 休憩適地ですが、時間が限られるので適当に歩いて様子だけ見ていきます。

休憩適地
休憩適地

 テープを追って尾根に復帰すると、少し下から植林があらわれました。

尾根に復帰し更に下へ
尾根に復帰し更に下へ

植林となる
植林となる

 特に危険箇所なども無くテープを負いつつ降りていくと、尾根は左右に分岐しており、テープは直進していきます。

明確な道(テープあり)が続く
明確な道(テープあり)が続く

 ここで左の尾根に向かい、沢音が大きくなったところで左斜面を降りていきました。

沢が見えてくる
沢が見えてくる

 予定通り南谷に降りてきましたが、幸い水量も大したこと無く普通に渡れます。

南谷を飛び石で渡る
南谷を飛び石で渡る

 ここから三国岳の東尾根に取り付きます。 序盤は尾根筋に向かって急斜面となりますが、何となくある獣道で傾斜に沿って登っていきました。

 

尾根へ登る
尾根へ登る

 15分ほどで尾根筋に到着しました。 ここは思った通り踏み跡などもあり、藪などの心配はありません。

尾根上に合流
尾根上に合流

ここにもテープ

ここにもテープ

 テープもあらわれ三国岳までは問題なく行けそうです。 暫くは傾斜のゆるい尾根ですが、標高600m付近から藪があらわれ傾斜も強まります。

暫くは緩斜面
暫くは緩斜面

藪の薄いところを進む

藪の薄いところを進む

灌木が多く

灌木が多く

 灌木などの濃いところを避けながら登っていくと、尾根の屈曲地点に到着します。

烏帽子岳

烏帽子岳

 右手に「烏帽子岳」が見えており、左に折れて暫く登ると広い尾根となりました。

尾根を左に

尾根を左に

広い尾根に
広い尾根に

 この辺りは二次林の気持ちの良い林となっています。

西へ
西へ

新緑の中を進む

新緑の中を進む

 作業道らしき踏み跡があらわれますが、次第に灌木が多くなりシャクナゲがあらわれます。

踏み跡を辿る

踏み跡を辿る

 しかし、踏み跡はシャクナゲの間を通る道となっており、道を外さなければ問題ありません。

灌木の藪は左から
灌木の藪は左から

左に伊吹山、右に烏帽子岳

左に伊吹山、右に烏帽子岳

 シャクナゲを抜けると唐突に切り開きとなり、久しぶりに展望が得られます。

850m付近で展望地

850m付近で展望地

焼尾山方面

焼尾山方面

 暫く眺めを見ながら休憩していきます。 休憩後は緩斜面となった尾根をピークへと向かいますが、ここからが大変でした。 またシャクナゲの藪があらわれ、テープも付いた通り道がありますが、枝が伸びたのか簡単には通れません・・・。

ここからシャクナゲの藪に
ここからシャクナゲの藪に

踏み跡はあるが難儀する・・・
踏み跡はあるが難儀する・・・

 暫くは藪と格闘しながら通過します。 何とか通り抜けると踏み跡が濃くなり、三国岳の最高点に到着しました。

三国岳(最高点)

三国岳(最高点)

 山頂には人影もなく展望も無いので、北の稜線を歩いていきます。

よい天気
よい天気

 少し下り軽く登り返すと三国山に到着しました。 ここで丁度すれ違いで登山者の方たちとすれ違います。

三国岳(三角点)

三国岳(三角点)

山頂から御池岳を望む

山頂から御池岳を望む

三国岳から烏帽子岳

三国岳から烏帽子岳

 ここからは815mピーク横を経由しダイラへと降りていきます。 途中の展望地からは下にダイラが見えており、途中でオフ会を目指す方とお合いしました。

目指すダイラ(右下)と奥に霊仙山
目指すダイラ(右下)と奥に霊仙山

 谷沿いに向かわれようとしていたので、途中までご一緒します。

左に見える尾根を下る
左に見える尾根を下る

 鉄塔を通り過ぎると、以前も利用したことのある右の尾根を降りていきました。 急斜面となり動向の方が先に行ってくださいとのことで、谷へ降りるとトラバースして一気に会場へと向かいました。

沢の左斜面をトラバース
沢の左斜面をトラバース

 そして開催時間の5分前に無事到着します。

オフ会場に到着
オフ会場に到着

 ここからは何時ものように楽しい時間が過ぎ、気がつくと2時間半ほど経っていました…。 帰路は最短コースで降りていくだけなので時間の心配はほとんどありません。
 同じ方向を目指す知り合いの方が「ダイラの頭」へ行きたいと言われたので、こちらも余裕があるので向かいました。 最短コースで直登すると、30分ほどでダイラの頭に到着します。

ダイラの頭
ダイラの頭

 この時期訪れた記憶は無く、新緑が綺麗で風も吹いていて気持ちのよいところでした。 ここからは、往路にも寄った鉄塔まで戻り、少し行き過ぎましたが815mピーク横でお別れし、南斜面をトラバースして西尾根へ向かいます。

鉄塔から下山尾根を望む
鉄塔から下山尾根を望む

815mピークを南から巻く
815mピークを南から巻く

 無事に西尾根と合流すると、鉄塔を経由し下山分岐へと歩いていきます。

尾根に出る
尾根に出る

西尾根の鉄塔からダイラの頭(左)と先ほどの鉄塔(右)
ダイラの頭(左)と先ほどの鉄塔(右)

 林道分岐の看板があるので、ここで右下の以前も利用した植林の作業道を降りていきました。

林道分岐(右の作業道へ)
林道分岐(右の作業道へ)

 歩きやすい作業道ですが、倒木などで一部不明瞭となっていました。

歩きやすい道を一気に下る
歩きやすい道を一気に下る

 分岐から20分ほどで林道終点に出合います。

林道終点に下山
林道終点に下山

 ここまで降りれば後は林道歩きですが、日差しが強いのでなるべく日陰を歩いて戻っていきました。

林道歩き
林道歩き

車道手前
車道手前

どどめきはし
どどめきはし

【反省点】

 特にありませんでした。

【次回】
 先週末に台高山脈の「ウグイ谷高」と「国見山」を周回で歩いてきたので、その時の記録を掲載します。


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