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[登山] 鈴鹿 北西尾根からイハイガ岳・綿向山周回 [登山]

 今回は、疲れが溜まっているため近場の鈴鹿の「イハイガ岳」に登ってきました。 イハイガ岳へは北西尾根から向かいましたが、手前の崩壊地では安全を見て迂回路を選択しました。 当日は湿気が多く雲が多めでしたが、琵琶湖や鈴鹿の山など景色も見られ、楽しむことが出来ました。

イハイガ岳北の崩壊地
イハイガ岳北の崩壊地(通過は不可)

イハイガ岳と綿向山の間からパノラマ
後ろのパノラマ

鈴鹿
北西尾根からイハイガ岳・綿向山周回
日付 2022年09月25日(日)
天気 曇り時々晴れ
山域 鈴鹿
場所 滋賀県東近江市甲津畑町
距離 11.2km (内車道0.9km)
累積標高 +1198 -1198m
時間
05時間30分
人数 単独
撮影枚数
0650枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0024枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
D(向山前から藪多い、崩壊地通過危険)
展望
(A:良い~E:なし)
B
見どころ
崩壊地
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値)
06:05 330m 0.0km 割谷橋駐車地 出発
06:15 (00:10) 405m 0.9km 尾根末端
06:55 (00:40) 670m 1.9km 鉄塔出合
07:50 (00:55) 888m 4.0km 888m
08:40 (00:50) 883m 5.1km
崩壊地出合(迂回へ)
08:55 (00:15) 855m 5.5km 登山道合流
09:10 (00:15) 964.1m 5.7km イハイガ岳
09:50 (00:40) 1077m 7.0km 竜王山分岐
09:55 (00:05) 1110m 7.3km 綿向山
10:00 (00:05) 1077m 7.7km 竜王山分岐
10:35 (00:35) 913m 9.1km 913m分岐
10:50 (00:15) 841m 9.7km 841mピーク
11:35 (00:45) 330m 11.2km 割谷橋駐車地 到着

Garmin Connect

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)
20220925_map.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/au5UrSZDQdttzsrbA

 今回は以前から計画していた鈴鹿の「イハイガ岳」に、尾根の末端から周回で向かうことにしました。 登山開始を甲津畑の和南川に掛かる橋(割谷橋)とし、自宅から1時間半ほどで到着するので、4時半頃に出発しました。 石榑トンネルを通り抜け、暫くは良い道を進んでいきますが、ダム周辺はまだ工事中で狭い道なので、対向車に注意しながら走らせます。

 信号のある十字路で左折し甲津畑へ向かいますが、集落の手前で左の川沿いを走ります。 集落を過ぎて少し奥に入ったところで、左カーブで橋をわたるところが駐車予定地です。
 橋の右手に林道がありますが、走る車もなく草が生えているので適当に駐車していきます。 奥に林道が二手に分かれていますが、帰路は右上から降りてくる予定です。

駐車地から下山予定の道を確認(右)
駐車地から下山予定の道を確認(右)

 早速準備し、橋を渡ると尾根の末端へ向けて車道を歩いていきます。

割谷橋を渡り尾根の末端へ
割谷橋を渡り尾根の末端へ

 この道の先は千種街道と合流し、雨乞岳などの登山口を経由し杉峠や根の平峠へと向かっています。

ヤマホトトギス
ヤマホトトギス

 暫くすると右に大きくカーブするところに到着しますが、ここが千種街道との合流点で尾根の末端部にあたります。

カーブが見えてくる
カーブが見えてくる

千種街道
千種街道

 右斜面に踏み跡があるのでそこから尾根に取り付きますが、作業道と思われる掘られた道が上部に向かって続いていました。

中央の斜面から登る
中央の斜面から登る

植林の登りに
植林の登りに

掘れた道が続く
掘れた道が続く

 掘れた道は倒木などが邪魔なので、その脇を適当に登っていきます。

藪は無いので適当に進む
藪は無いので適当に進む

尾根沿いに進む
尾根沿いに進む

 右に折り返すところから先は結構な急登ですが、道はつづら折れにつけられており、そこを辿り難なく登っていけました。

急登に
急登に

 程なくして傾斜が緩むと二次林から植林に替わり、広い台地状の尾根を進むと左から巡視路と合流しました。

傾斜が緩む
傾斜が緩む

巡視路合流
巡視路合流

 ここからは踏み跡も濃くなり、程なくして右手に鉄塔が見えてきました。

右上に鉄塔
右上に鉄塔

鉄塔出合
鉄塔出合

 はじめの鉄塔からはまだ標高も低くあまり展望はありませんが、西に下山予定の尾根や鉄塔が近くに見えていました。

下山予定の鉄塔群
下山予定の鉄塔群

 すぐ南に次の鉄塔があるので、そこまでは巡視路を歩いていきます。

今の鉄塔はL158
今の鉄塔はL158

左斜面に広い道
左斜面に広い道

 程なくして次の鉄塔に到着しますが、ここからは琵琶湖や周囲の山が見えていました。

次の鉄塔に到着
次の鉄塔に到着

左に入道ヶ原
左に入道ヶ原

琵琶湖方面
琵琶湖方面

 ここから先の尾根には巡視路はありませんが、山腹にあるのでそこへと巡視路が続いていました。

ここからも巡視路
ここからも巡視路

良い道
良い道

 暫くは良い道を進みますが、左下に巡視路は降りていきます。 しかし、その先も植林の作業道が続いており、広い道が続いていました。

植林の作業道に
植林の作業道に

尾根沿いは灌木
尾根沿いは灌木

 作業道は尾根の左下を降りているようで、その先は植林はありますが、灌木が茂りだし踏み跡も薄くなります。 途中で左に崩壊地を見てその脇を通りますが、ここも灌木の間を進んでいきます。

崩壊地上からの展望(カクレグラなど)
崩壊地上からの展望(カクレグラなど)

崩壊地のようす
崩壊地のようす

植林の灌木の中に踏み跡
灌木の中に踏み跡

 次第に尾根が広がると、右手からの上がってきた尾根に登ります。

間伐帯を右上へ
間伐帯を右上へ

 一時的に細尾根となりますが、その分踏み跡は鮮明となりました。

細い尾根に
細い尾根に

次第に灌木が多く
次第に灌木が多く

 左斜面が急となりますが、その先で尾根が広がりどこでも歩ける感じになります。

左斜面が急に
左斜面が急に

尾根が広くなるが踏み跡薄く
尾根が広くなるが踏み跡薄く

 歩きやすいところを進んでいきますが、888mピーク付近は藪となっていました。

888mピーク付近は藪
888mピーク付近は藪

888mピーク
888mピーク

 そこからも明確な踏み跡は無く、古い作業道と思われる跡や獣道を辿っていきました。 傾斜が強まると「向山」への登りとなりますが、ここも踏み跡はほとんどなく木々を分けながら進んでいきます。

灌木の隙間を進む
灌木の隙間を進む

向山

向山

 この先で踏み跡やテープなどはほとんど見られなくなりました。 現在位置を確認し、右のイハイガ岳方面の尾根へ向かいます。

右へ向かう
右へ向かう

 途中までは灌木が茂っていますが、それを抜けるとヌタ場などのあるところへ出てきました。

ヌタ場
ヌタ場

 その右側に藪の薄いところがあるので向かいますが、次第に灌木が生い茂り行く手を阻みます。

南尾根へ
南尾根へ

900m鞍部付近
900m鞍部付近

綿向山が近くに
綿向山が近くに

 尾根の先を見ると一面灌木で覆われています…。 右斜面の下が植林となっているので、そちらへ降りていきますが、それも僅かな間だけでした。

藪を進む
藪を進む

灌木に遮られ
灌木に遮られ

 灌木に覆われていますが、見通しは利きます。 ここは獣道はありますが、それほど明確なものではありません。

右奥に崩壊地が見えてくる
右奥に崩壊地が見えてくる

 何とか進んでいくと前方に崩壊地が見えてきました。

崩壊地手前から左を進む
崩壊地手前から左を進む

崩壊地合流
崩壊地合流

 途中からは左斜面に踏み跡が現れるので、そこを進むと手前の崩壊地に出てきました。 ここからは尾根沿いを進まずに、最短距離となる崩壊地に見える獣道の筋を辿っていきました。

手前の崩壊地は右にトラバース

手前の崩壊地は右にトラバース

 手前の崩壊地は見た目ほど危険ではなく、長年削られ傾斜は大したことありません。

ここは滑っても問題なし
ここは滑っても問題なし

崩壊地から綿向方面
崩壊地から綿向方面

獣道を進む
獣道を進む

イハイガ岳北の崩壊地
イハイガ岳北の崩壊地1

崩壊地下は意外と問題なし(奥に下山尾根)
崩壊地下は意外と問題なし(奥に下山尾根)

 核心部の崩壊地に到着しますが、先日の雨の影響なのか、左斜面からは水が流れており危険な感じです。 何れにしても、風雨で左右に削られ とても安全に通過できそうもありません…。

イハイガ岳北の崩壊地(通過は不可)
イハイガ岳北の崩壊地(通過は不可)

 ここは安全を見て予定通り、左斜面から迂回していきます。

予定通り左斜面をトラバース
予定通り左斜面をトラバース

 そちらを確認すると獣の踏み跡もあり、疎林で問題は少なさそうです。

ヤマトリカブト
ヤマトリカブト

 難なく崩壊地の東尾根に到着しますが、ここからの下りは灌木が邪魔でした。

前方中央左付近へ向かう
前方中央左付近へ向かう

右に崩壊地
右に崩壊地

 灌木の薄いところがあるのでそこを選びながら降りていくと、水音が聞こえてきて沢に到着します。

灌木の薄いところを降りる
灌木の薄いところを降りる

沢に出合う
沢に出合う

 そのすぐ上に登山道が通っているので、急斜面ですが登っていきます。

ここを上へ
ここを上へ

 上部に出ると左手から登山等と合流しました。

登山道に合流
登山道に合流

 ここからは以前も歩いた道ですが、ここも南の崩壊地との間を進むので油断は禁物です。

南東斜面の崩壊地
南東斜面の崩壊地

イハイガ岳を登る
イハイガ岳を登る

 右を意識しながら急登を登っていくと、10分ほどで「イハイガ岳」に到着しました。

踏み跡薄く
踏み跡薄く

上空が明るく
上空が明るく

イハイガ岳山頂
イハイガ岳山頂

 山頂の展望は悪いので、綿向山へ向かって降りていきます。

綿向山へ
綿向山へ

 少し降りると樹林帯となり、ここで初めて単独登山者の方とすれ違いました。

暫くは樹林帯
暫くは樹林帯

 程なくして開けた草原となり、シダの多い斜面を進んでいきます。

草原に
草原に

 この辺りから綿向山までは鈴鹿でも好きなところです。

イハイガ岳を振り返る
イハイガ岳を振り返る

 景色を眺めながらゆっくりと歩いていき、途中の展望地では座り込んで小休止としていきました。

草原の登りに
草原の登りに


池

後ろのパノラマ
後ろのパノラマ

歩いてきた尾根
歩いてきた尾根

イハイガ岳(左)と雨乞岳(右奥)を望む
イハイガ岳(左)と雨乞岳(右奥)を望む

雨乞岳の雲が晴れる
雨乞岳の雲が晴れる

 斜面の遮られた綿向山の山頂方面が見えてくると、山頂まではすぐでした。

左に山頂
左に山頂

琵琶湖方面
琵琶湖方面

崩壊地ズーム
崩壊地ズーム

 下山予定の北斜面の「竜王山」との分岐を通過すると、登山者の姿が目立つようになりました。

竜王山分岐
竜王山分岐

 山頂への尾根を登っていくと、イハイガ岳から45分ほどで山頂に到着しました。

山頂へ
山頂へ

綿向山山頂
綿向山山頂

 つい先日来たばかりですが、その時はガスで展望はありませんでしたが、今回はそれなりに見えていました。

山頂から鈴鹿南部
山頂から鈴鹿南部

 人も多いのですぐに下山を開始します。 先程の分岐まで戻ると、下山予定の尾根を確認してから降りていきました。

向かう尾根を確認

向かう尾根を確認

 序盤は急斜面が続きますが、踏み跡ははっきりしているので問題とはなりません。

急斜面を降りる
急斜面を降りる

よく踏まれた道を進む
よく踏まれた道を進む

 下山とは言え上下動を繰り返しながら進んでいくと、綿向山から40分ほどで竜王山方面から北尾根への分岐に到着しました。

イハイガ岳より低く
イハイガ岳より低く

ここで右へ
ここで右へ

 通行止めの標識が立っていますが、古い登山道を進むと、ピーク付近に「三峯山」の標識があります。

北尾根へ
北尾根へ

三峯山
三峯山

 ここを越えて北尾根の作業道を進みますが、次第に踏み跡が薄くなっていきました。

踏み跡を追い
踏み跡を追い

 841mピークの手前で尾根の分岐となります。 左に鉄塔があるためそちらに進みかけますが、間違えに気が付き戻ります。

藪の中を前方の崩壊地へ
藪の中を前方の崩壊地へ

 テープがついていますが、完全に藪の中となり無理やり進むと前方に崩壊地が見えてきました。 その脇に出ると明確な踏み跡があらわれ、崩壊地とは反対側の左斜面を進んでいきました。

崩壊地脇の道
崩壊地脇の道

崩壊地の様子
崩壊地の様子

振り返る
振り返る

 無事に崩壊地を通過すると広い巡視路と出合いました。 道の先は先程の分岐の先の鉄塔へ向かっているようなので、鉄塔まで降りてからこちらに分岐したほうが楽に来られそうです…。

巡視路出合
巡視路出合

標識
標識

 ここからは巡視路となり、次の鉄塔までは良い道が続いていました。

左へトラバース
左へトラバース

きのこ
きのこ

前方が明るく
前方が明るく

鉄塔出合
鉄塔出合

 程なくして鉄塔に到着すると、朝歩いた尾根の鉄塔が確認できます。

鉄塔から東方面
鉄塔から東方面

 ここから先も鉄塔巡視路が続いています。

巡視路を下へ
巡視路を下へ

入る
入る

 少し降りると左右の鉄塔との分岐となりますが、ここは右下に向かいました。

ここはR156の右下へ
ここはR156の右下へ

 こちらの巡視路は踏み跡も薄くテープも少ないですが、尾根沿いなので迷うことはありません。

灌木のトンネル
灌木のトンネル

 程なくして鉄塔に出合うと、すぐ下に甲津畑の集落が見えてきます。

R156鉄塔
R156鉄塔

R156鉄塔からの眺め(右下に甲津畑)
R156鉄塔からの眺め(右下に甲津畑)

下に標識
下に標識

 ここからも巡視路ですが、先程までとは異なり踏み跡はほとんどありません。

次はR157へ
次はR157へ

左へ

左へ

 標識はありますがどこか道なのか見失いかけたので、迷わないように方角を確認しながら降りていきます。

巡視路だが踏み跡が薄くなる
巡視路だが踏み跡が薄くなる

左へ
左へ

道は不鮮明(適当に)
道は不鮮明(適当に)

 前方にチラリと鉄塔が見えたのでそちらへ向かいますが、鉄塔は急斜面に作られ降りるのも一苦労でした。

鉄塔出合(急斜面注意)
鉄塔出合(急斜面注意)

更に巡視路へ
更に巡視路へ

標識はあるが踏み跡は薄く
標識はあるが踏み跡は薄く

 ここから下には鉄塔はなく、巡視路が林道へと向かっています。

右へ
右へ

 巡視路と思われも踏み跡はありますが、倒木や斜面の崩れなどでハッキリとしません。

最後は尾根沿いに降りる
最後は尾根沿いに降りる

 予定していた尾根に出ると伐採地を経由して、最後は植林の中を尾根沿いに降りていきました。

左は緩やかな斜面
左は緩やかな斜面

 尾根の末端は緩斜面となっており、難なく降りていけました。 すると細い水路と、その横に点検用の道と思われるところに出て来ます。

水路沿いの道に合流(左へ)
水路沿いの道に合流(左へ)

 ここまで来れば後はこの道を駐車地方面へ向かうだけです。 左に折れて進んで行き、途中の巡視路標識のあるところで右下に分岐があったのでそこを降りると、駐車地の上に出てきます。

沢を越えて
沢を越えて

多くの鉄塔標識
多くの鉄塔標識

左からホース沿いに降りてきた
左からホース沿いに降りてきた

すぐ下に駐車地
すぐ下に駐車地

【反省点】
 疲れが溜まっていたのが原因か分かりませんが、膝を痛めてしまいました。

【次回】
 上記の通り膝を痛めておりまだ完治していないので、軽めの山へ向かう予定です。(痛みが増すようなら、途中で引き返す予定です)


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