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[登山] 滋賀県 山本山から賤ヶ岳経由で余呉湖縦走 [登山]

 今回も花見登山を行うので、以前から計画していた琵琶湖の近くにある「賤ヶ岳」に「山本山」から縦走しました。 今回も満開の桜のタイミングで、花を愛でながら楽しく歩くことができました。

山本山から琵琶湖を望む
琵琶湖を望む(奥に高島市)

賤ヶ岳から北方面を望む(行市山・余呉湖など)
中央に行市山

滋賀県
山本山から賤ヶ岳経由で余呉湖縦走
日付 2023年04月01日(土)
天気 快晴(春霞濃く)
山域
湖北
場所 滋賀県長浜市余呉町
距離 17.2km(電車移動除く)
累積標高 +876 -837m
時間
04時間45分(内電車移動11分)
人数 単独
撮影枚数
0000枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0731枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0198枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
B(全区間遊歩道整備)
展望
(A:良い~E:なし)
B(山本山と賤ヶ岳以外は展望なし)
見どころ  
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値)
05:45 134m 0.0km 余呉駐車場 出発
05:56 (00:11)
134m
0.3km 余呉駅(電車移動)
06:03 (00:12) 107m ------ 高月駅
06:50 (00:47) 96m 4.9km 朝日山神社(山本山登山口)
07:15 (00:25) 324.4m 5.9km 山本山
07:40 (00:25) 196m 7.3km 熊野越
08:25 (00:45) 331m 10.1km 西野山
08:45 (00:20) 360.4m 11.3km 湖北丸山
09:15 (00:30) 421.1m 13.0km 賤ヶ岳 休憩
09:30 (00:15) 421.1m 13.1km 賤ヶ岳 出発
10:00 (00:30) 283m 15.5km 大岩山
10:15 (00:15) 132m 16.4km 余呉湖登山口(下山)
10:30 (00:25) 134m 17.2km 余呉駐車場 到着

Garmin Connectt

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)
20230401_map.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/ccnJ1XTSPPQkdrdy8

※前半は変化のない道が続くので、写真中心でお伝えします。

 今回のコース自体は大したことありませんが、周回の為には置き自転車や車を利用するか電車を利用するしかありません。(トレランなら走っても良いでしょうが) それらの選択肢から電車利用を考え、朝早い段階で登山口となる「山本山」方面へ向かうことにしました。

 乗車予定の余呉駅の時刻表を確認すると、朝イチの電車は5時42分と5時56分と間隔が短めとなっているので、この2本のどちらかに乗れるように自宅を4時半に出発しました。(6時13分にもあるので最悪こちらに乗る予定で)

 1時間ほどで木之本インターに到着し、そこから下道を北へ走らせます。 そこから10分と掛からずに余呉駅手前の観光用駐車場に到着しますが、準備中に始発電車が到着しますが14分後に次が来るので急ぐ必要はありません。

余呉駅近くの駐車場からスタート
余呉駅近くの駐車場からスタート

 準備が整ったところで出発しますが、余呉駅までは3分と掛からず到着します。

奥に賤ヶ岳
奥に賤ヶ岳

余呉駅で電車に乗る
余呉駅で電車に乗る

余呉駅構内
余呉駅構内

 程なくして到着した電車に乗り込みますが、この駅から乗るのは学生1名のみでした…。 その後15分ほど乗車し、当初予定していた「高月駅」で降ります。

高月駅
高月駅

 次の「河毛駅」で降りた方が若干距離が短めでしたが、誤差の範囲なので問題ありません。 高速の下をくぐると、前方に「山本山」が見えてきました。

右の山本山へ向かう
右の山本山へ向かう

右奥に伊吹山
右奥に伊吹山

 一面田んぼが広がり気持ちのよいところです。 途中に「父塚古墳」がありますがここの桜も満開でした。

父塚古墳
父塚古墳

 その後も道路から外れあぜ道などを歩きながら山本山の右手へと向かいました。

一面の菜の花
一面の菜の花

 そして駅から50分ほどで、朝日山神社の参道入口に到着します。

朝日山神社へ
朝日山神社へ

 まずは境内の様子を見て、本殿に安全を祈願していきました。

境内に入る
境内に入る

境内の様子
境内の様子

 少し戻り神社左手の階段に向かうと、ここが山本山の登山口でした。

山本山登山口
山本山登山口

山本山周辺マップ
山本山周辺マップ

 階段を登ると常楽寺に到着します。

階段を登る
階段を登る

常楽寺
常楽寺

朝日山の由来
朝日山の由来

 ここの裏手に登山道が続いており、暫くは登りが続きました。

山本山を登る
山本山を登る

柵を開けて
柵を開けて

長い上りに
長い上りに

ここからも桜を見ながら
ここからも桜を見ながら

展望地からの眺め(鈴鹿山脈)
展望地からの眺め(鈴鹿山脈)

 急斜面はありませんが、つづら折れの道となり山頂まで続きます。

つづら折れに
つづら折れに

あと15分
あと15分

右上が山頂
右上が山頂

念性岩分岐(無視)
念性岩分岐(無視)

 途中何箇所か展望所があります。

右が開ける
右が開ける

 登山口から20分ほどで傾斜が緩むと、広い山頂に到着しました。

傾斜が緩み山頂へ
傾斜が緩み山頂へ

山頂に到着
山頂に到着

 山頂の西側が開けており、琵琶湖とその奥に高島市が微かに望めます。

山本山から琵琶湖を望む
山本山から琵琶湖を望む

琵琶湖を望む(奥に高島市)
琵琶湖を望む(奥に高島市)

 小休止後は、北に伸びる踏み跡を辿り「近江湖の辺の道」の遊歩道を歩いていきました。

近江湖の辺の道
近江湖の辺の道

縦走開始
縦走開始

 急斜面などは階段が設置されており、歩きやすい道が続きます。

階段を降りて進む
階段を降りて進む

馬の蹴跡
馬の蹴跡

 縦走路にはところどころに倒木がありますが、何れも迂回路の踏み跡があり問題とはなりません。

よく整備された道
よく整備された道

 ここからの縦走路は、「山本山」が324mと突出して高くその後は徐々に低くなっていきます。

暫くは下り
暫くは下り

 尾根沿いは雑木林となっており、何箇所かで山桜が綺麗に咲き初めていました。

山桜もよい感じ
山桜もよい感じ

 この辺りは地図にも掲載されている通り「古保利古墳群」が続いていました。 遊歩道の至るところに古墳の説明文が掲示されていますが、素人目にはどこに古墳があるのか分かりません…。

古墳群の説明
古墳群の説明

ところどころに倒木あり
ところどころに倒木あり

 尾根沿いに進んでいくため、時折東側の展望が開けすぐ下に集落や遠くに「横山岳」などが望めました。

奥に横山岳など
奥に横山岳など

古墳群の左斜面を進む
古墳群の左斜面を進む

あと6km
あと6km

 片山トンネル上部に差し掛かると、右から林道と合流しますがこれは作業用の道路のようです。

林道合流
林道合流

熊野・片山集落分岐
熊野・片山集落分岐

 その後も変化のない道が続き、黙々と古墳群を通過していきました。

相変わらず変わらない景色
相変わらず変わらない景色

木々の間から琵琶湖
木々の間から琵琶湖

古墳群も続く
古墳群も続く

古墳?
古墳?

左へ
左へ

 程なくして「西野水道」の分岐に出合います。

西野水道分岐
西野水道分岐

古保利古墳群説明文
古保利古墳群説明文

 199mピークは右からトラバースして通過していきます。

尾根の右下を進む
尾根の右下を進む

綺麗な桜
綺麗な桜

 再度林道と出合うと、ここから本格的な登り返しとなりました。

林道出合
林道出合

あと3.9km
あと3.9km

次第に登りに
次第に登りに

 幸い急登などは無く、気がつくと右後方に「山本山」が特徴的な形で見えていました。

山本山が見える
山本山が見える

 そして標高250m付近まで登ると傾斜が緩みます。

標高250m付近
標高250m付近

緩やかな登りに
緩やかな登りに

あと3km
あと3km

 「賤ヶ岳」まで3kmの標識が現れると、その先が「西野山」の山頂ですがピークという感じではありません…。

西野山
西野山

 ここで気持ち左に折れると、高低差の少ない尾根が続きます。

有漏神社分岐(廃道?)
有漏神社分岐(廃道?)

階段がある
階段がある

 途中トレランの二人とすれ違いますが、その後は「賤ヶ岳」まで誰とも合うことはありませんでした。 階段があらわれて登っていくと、大きな桜の木のある広場に到着します。

ここにだけ階段
ここにだけ階段

満開の桜
満開の桜

 周囲は明るく桜も多く見られるので休憩適地ですが、スピードを落としてそのまま歩いていきました。

明るくて気持ちの良い道が続く
明るくて気持ちの良い道が続く

右側が開けて
右側が開けて

下に湧出山
下に湧出山

 尾根の通過点という感じで、三角点のある「湖北丸山」に到着しました。

湖北丸山
湖北丸山

 ここを通過すると緩い下りとなり、鉄塔伐採地が現れて前方に「賤ヶ岳」が見えてきました。

ここにも倒木
ここにも倒木

鉄塔伐採地(前方に賤ヶ岳)
鉄塔伐採地(前方に賤ヶ岳)

 大きく伐採地された尾根からは、西に琵琶湖がすぐ下に見えています。

伐採地からの展望(西側)
伐採地からの展望(西側)

 そのまま伐採地を降りていくと、山梨子との分岐(峠)に到着します。

山梨子分岐
山梨子分岐

 ここから歩く人が多いのか、遊歩道の雰囲気が変わります。

賤ヶ岳への登り
賤ヶ岳への登り

 登り返しとなりますが、階段が整備されており一歩一歩進んでいきます。

階段を登る
階段を登る

 程なくして368mピークを右から巻くと、その先に観光用のリフトが現れました。

368m付近
368m付近

リフトは休止中(4月から稼働)
リフトは休止中(4月から稼働)

 リフトはこの時期すでに稼働しているものと思っていましたが、4月中旬頃から稼働するらしく停止しています。 ここまで登ると賤ヶ岳の山頂はすぐそこです。

山頂へ
山頂へ

 遊歩道周辺は明るく開けたところとなり、周囲の景色が望めました。

リスト付近から琵琶湖を望む
リスト付近から琵琶湖を望む

山頂が見えてきた
山頂が見えてきた

賤ヶ岳合戦戦死者霊地
賤ヶ岳合戦戦死者霊地

 最後は階段を登っていくと、山頂にある「七本槍古戦場賤ヶ岳」の展望地に到着しました。

七本槍古戦場賤ヶ岳
七本槍古戦場賤ヶ岳

 この日も天気は良いのですが、残念ながら春霞で遠望は望めません…。

奥に高島の山々
奥に高島の山々

奥に山本山
奥に山本山

 周囲を眺めながら山頂へ向かい、その先にある三角点を確認していきます。(山頂には5名ほどの登山者が休憩中でした)

伊吹山は微かに
伊吹山は微かに

中央に行市山
中央に行市山

余呉湖(右に横山岳)
余呉湖(右に横山岳)

山頂の様子
山頂の様子

三角点
三角点

トイレは冬季閉鎖中
トイレは冬季閉鎖中

 三角点を確認したところで、早々に下山を開始します。

余呉湖へ下山開始
余呉湖へ下山開始

 余呉湖方面にはいくつかのルートが考えられますが、今回は初めてなのでメジャーな「大岩山」経由で向かいました。

植林に
植林に

 この時間になり、余呉方面から登ってくる登山者の方が多くいました。 こちらも全体的に歩きやすい道が続きますが、植林が多いため面白みにかけます…。

掘れた道
掘れた道

変化のない道が続く
変化のない道が続く

何かが祀られている?

何かが祀られている?

 349m地点を通過すると北向きに折れて降りていきますが、暫く進むと登りへと転じます。

登りに
登りに

 左手に林道があらわれ、その先で分岐に到着しました。 ここで直進すると「大岩山」の山頂で中川清秀の墓が祀られているようです。

中川清秀の墓分岐(右へ)
中川清秀の墓分岐(右へ)

中川清秀の墓説明
中川清秀の墓説明

 少し進むとお墓に到着します。

中川清秀の墓
中川清秀の墓

 ここから先に道は無いので先程の分岐まで戻り、左に続く道を歩いていきました。

下に林道
下に林道

 すぐ先で左下に並行する林道と出合うとそのまま林道を歩いて行きます。

林道に合流
林道に合流

 程なくして林道は右にカーブしていきますが、ここは直進していきました。

林道から外れ直進
林道から外れ直進

 246m地点を通過し暫く進むと、余呉湖へと降りる道との分岐に到着しました。

尾根道との分岐(左の余呉湖経由で)
尾根道との分岐(左の余呉湖経由で)

 ここは予定を変更し、左の余呉湖へ降りるコースを進んでいきます。

尾根沿いに下る
尾根沿いに下る

 ここまで来ると余呉湖までは70mほどしか標高差がありません。 暫くすると下に車道が見えてきて、分岐から5分ほどで余呉湖に到着しました。

右下に車道が見える
右下に車道が見える

登山口に到着
登山口に到着

余呉湖
余呉湖

 ここからは余呉湖を眺めながら車道脇の桜並木を歩いて戻りました。

花見を楽しみながら帰る
花見を楽しみながら帰る

 余呉湖の駐車場には満開の桜が咲いており、多くの観光客で賑わっています。

余呉湖駐車場の桜
余呉湖駐車場の桜

満開
満開

 最後は余呉導水路の横を歩いて行くと、「賤ヶ岳」から1時間ほどで無事駐車場に到着しました。

花見1
花見1

花見2
花見2

【反省点】
 特にありませんでした。

【次回】
 週末に鈴鹿の永源寺ダムから周回で歩いてきたので、そのときの記録を掲載します。


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