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[登山] 鈴鹿 梓河内から霊仙山周回 [登山]

 今回は、毎年恒例となった鈴鹿の「霊仙山」へ梓河内から周回で登ってきました。 廃止された登山コースを歩いて登りましたが、大きな危険箇所など無く歩けることが確認できました。 霊仙山に到着後は周遊し、カレンフェルトの台地を楽しみながら歩くことが出来ました。

霊仙山のカレンフェルト
無数のカレンフェルト

鈴鹿
梓河内から霊仙山周回
日付 2023年05月27日(土)
天気 曇時々晴れ
山域
鈴鹿
場所 滋賀県米原市梓河内
距離 18.9km(内車道1.0km)
累積標高 +1806 -1806m
時間
08時間00分
人数 単独
撮影枚数
0000枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0724枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0000枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
C(距離長い、一部登山道なし)
展望
(A:良い~E:なし)
B
見どころ カレンフェルト
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値)
05:45 182m 0.0km 梓河内駐車地 出発
05:55 (00:10)
200m
0.8km 梓河内コース登山口
06:55 (01:00)
612m
3.3km 若森神社
07:25 (00:30) 800m 4.3km 阿弥陀ヶ峰稜線分岐
07:40 (00:15) 882m 4.9km 柏原道分岐(旧七合目)
08:10 (00:30) 1017m 6.3km 霊仙避難小屋
08:30 (00:20) 1083.5m 7.1km 霊仙山
08:55 (00:25) 1011m 8.2km 南霊岳付近合流
09:15 (00:20) 1094m 9.1km 霊仙山最高点
09:50 (00:35) 1005m 10.3km 霊仙避難小屋付近
10:10 (00:20) 887m 11.6km 柏原道分岐(旧七合目) 昼食休憩
10:25 (00:15) 887m 11.6km 柏原道分岐(旧七合目) 出発
10:40 (00:15) 800m 12.3km 阿弥陀ヶ峰稜線分岐
11:05 (00:25) 876m 13.4km 阿弥陀ヶ峰 (10分休憩)
11:55 (00:50) 330m 15.1km 林道終点出合
12:25 (00:30) 501m 15.9km 小屋山
13:15 (00:50) 497.2m 17.6km 梓山
13:45 (00:30) 182m 18.9km 梓河内駐車地 到着

Garmin Connectt

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)
20230527_map.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/EG2rukpbLqrGWq2b6

※「小屋山」手前までは何度か歩いたコースなので、写真中心で掲載します。

 当初は北アルプスの残雪を歩く予定でしたが、直前に微妙な天気予報となり急遽以前から予定していた霊仙山の周回を実施することにしました。
 登山口は4年前にも利用した梓河内の廃道化した登山道とし、下山は周回で西にある「梓山」を予定します。 登山口までは高速利用で1時間と掛からないので、自宅を4時半過ぎに出発しました。
 予定通り関ケ原インターで降りると、国道21号線を西へ向かいます。 程なくし梓河内の集落へと繋がる信号分岐に到着しますが、ここから100mほど先の橋の横にある小道から入るべく左折しようとしますが、東から来た場合は鋭角なカーブとなり切り返しが必要です…。 左折中に奥を見るとゲートがあり閉まっているので、急遽予定を変更しUターンして集落へ向かいました。

 結局、予定の場所には行けそうもないので、事前に調べていた林道の橋を渡った先にある駐車余地に停めて出発の準備を始めます。

林道駐車地(土砂置き場?)
林道駐車地

 準備が整った所で橋を渡り返すと、川沿いに奥へと進んでいきました。

集落を奥へ
集落を奥へ

 取り付く尾根の末端が見えてくると右の橋を渡り、ゲートの先にある鉄製の橋を渡って廃道となった登山道を登っていきます。

左の橋を渡る
左の橋を渡る

ゲート脇を通り左の橋を渡る
ゲート脇を通り左の橋を渡る

今だに通行止できないことに
今だに通行止できないことに

 踏み跡はありますが、以前歩いたときと比べて薄くなっているような気がします。

踏み跡を進む(年々薄く)
踏み跡を進む(年々薄く)

 以前登ったときは途中から右斜面を登り尾根を進んでいきましたが、今回は正規ルート?で左斜面を歩いていきました。

今回はトラバース道を進む
今回はトラバース道を進む

 途中土砂などが被り若干傾斜がきついところもありますが、作業道や獣道などの踏み跡が付いているので危険箇所はありませんでした。

多少荒れているが通行に支障なし
多少荒れているが通行に支障なし

 北斜面を進んでいくと前方が明るく見えてきて、登山道の標識のある所で以前も歩いた林道に出合いました。

ここまで登山道(林道合流)
ここまで登山道(林道合流)

 ここから林道歩きですが200mほどで右の尾根に取り付きます。

ここから暫く林道歩き
ここから暫く林道歩き

ここから尾根歩き(右へ)
ここから尾根歩き(右へ)

 ここも前回は尾根を直登しましたが、今回はつづら折れの道があるのでそこを歩いていくと、左にトラバースしたところに登山標識が立っていました。

ここも登山道
ここも登山道

 そこを進むと唐突に真新しい林道と出合いました。 ここを左に折れて道沿いにつづら折れで登っていくと、地図に記載されている林道に出合いました。

新しい林道(左へ)
新しい林道(左へ)

地図の林道に出る
地図の林道に出る

 再度林道歩きとなりますが、前方に見える右の尾根に取り付きます。

この先で右の尾根へ
この先で右の尾根へ

 ここからは以前は右斜面のトラバース道を進んでいきましたが、今回は尾根沿いを進んでいきます。 途中で石灰岩の岩尾根を通過しますが、右斜面に獣道があるのでそこを通って通過していきました。

石灰岩を越える
石灰岩を越える

 566mピーク手前で伐採地に到着しました。 ここは以前トラバースした時は、土砂崩れを迂回するため苦労して尾根に登り返しましたが、尾根沿いに来たので問題にはなりません。

伐採地から阿弥陀ヶ峰など
伐採地から阿弥陀ヶ峰など

琵琶湖を望む
琵琶湖を望む

 そのまま尾根を進みピークを通過すると、鞍部付近で林道と出合います。

鞍部に林道終点
鞍部に林道終点

 ここからは以前と同じに尾根を直登していきます。

伊吹山方面の眺め
伊吹山方面の眺め

 暫く登ると「若森神社」に到着しました。

若森神社1
若森神社1

若森神社2

若森神社2

 ここで休憩し少し先から尾根の左斜面(北側)のトラバース道を歩いていきました。(以前はそのまま直登し、下山でこのコースを利用しています)

フタリシズカ
フタリシズカ

左斜面を進む
左斜面を進む

 水平に延びるトラバース道は歩きやすいのですが、途中の706m付近の平坦とから不鮮明となります。

平坦となり作業道が不明瞭に
平坦となり作業道が不明瞭に

 それでも何となく道跡が続いているので、そこを歩いていくと古い標識がありました。

作業道跡(左斜面)を進む
作業道跡(左斜面)を進む

何となく道
何となく道

 平坦な道を進むと次第に傾斜が強まります。 トラバース道は続きますが、一部箇所が急斜面となりそのようなところは高巻いて越えていきました。

上へ
上へ

急斜面に
急斜面に

 2箇所ほど不安定なところを通り過ぎると、掘れた道となり程なくして稜線出合いに到着しました。

次第に標高を上げて
次第に標高を上げて

稜線出合いに
稜線出合いに

 ここで右から阿弥陀ヶ峰からの道と合流しますが、そちらは下山で向かう予定です。

広い作業道
広い作業道

 ここからは以前も歩いた右斜面のトラバース道を歩いていきました。

以前も歩いた右斜面へ
以前も歩いた右斜面へ

 こちらも危険箇所などはありませんが、倒木などが多いのでそれらをくぐり抜けながら進むことになります。

倒木や枝が邪魔に
倒木や枝が邪魔に

 そのまま除々に標高を上げて行くと、柏原道との分岐に到着しました。

河内分岐
河内分岐

 ここからは何時もの整備された登山道を歩いていきます。

緑が濃い
緑が濃い

琵琶湖方面は雲多め
琵琶湖方面は雲多め

 8合目を通り過ぎると、前方に山頂が見えてきます。

ここから登りに
ここから登りに

 急斜面を登ると前方に小屋が見えてきますが、この時間 人の姿はありません。

一時的にガスが
一時的にガスが

 ここまでゆっくり?来ているので疲れはありません。 「経塚山」を登り鞍部を経由し、出発から3時間弱で「霊仙山」に到着しました。

経塚山
経塚山

山頂へ
山頂へ

霊仙山山頂
霊仙山山頂

 薄雲が出ており一時的に霧も出ていましたがまずまずの天気です。

霊仙山から琵琶湖を望む
霊仙山から琵琶湖を望む

 登山者の姿はありますが、時間的に早いのでまだ数人といったところです。 時間に余裕があるので、以前から歩いてみたいと思っていた霊仙山の周遊を行います。 まずは山頂の西にあるピークへ向かい、そこから南西へ降りていきます。

西のピークへ
西のピークへ

西のピークからの眺め
西のピークからの眺め

南霊岳方面へ向かう(一旦下りに)
南霊岳方面へ向かう(一旦下りに)

 下に降りていくと鹿の群れが一斉に逃げていきますが、30頭ほどいたでしょうか・・・。

逃げる鹿の群れ
逃げる鹿の群れ

こちらの様子を伺い
こちらの様子を伺い

 100m以上降りたところで平坦地となり、南に向かい登り返していきます。

無数のカレンフェルト
無数のカレンフェルト

岩の間を進む
岩の間を進む

 カレンフェルトのゴツゴツとした石灰岩が邪魔ですが、鹿などの獣道が縦横についているのでその跡を登っていきました。

後ろを振り返り
後ろを振り返り

獣道を進む
獣道を進む

 程なくして南西尾根の登山道と合流しました。

稜線に
稜線に

稜線登山道に合流
稜線登山道に合流

 ここまで来ると数名の登山者が山頂を目指しているのに遭遇します。

最高点ピークに
最高点ピークに

藤原岳方面
藤原岳方面

 岩尾根をテンポよく歩いていくと、最高点ピークに到着しました。

最高点ピーク
最高点ピーク

 ここからは以前から気になっていた北尾根経由で下山していきました。

右の尾根沿いに下山
右の尾根沿いに下山

 最高点の北東尾根を降りていきますが、ここは白谷の右岸尾根からの登りで利用したことがあります。 少し降りると境界杭のある石灰岩に到着します。

境界杭
境界杭

 眺めのよいところで暫く休憩していきます。 岩尾根を降りていきますが、傾斜は大したこと無くいわばは迂回し降りていきました。

バイケイソウが多い
バイケイソウが多い

カレンフェルトを下る
カレンフェルトを下る

 前方に登り返す尾根が見えてくると、木々のある左斜面を降りていきました。

尾根の末端へ
尾根の末端へ

ここで左斜面へ
ここで左斜面へ

 下に沢が見えてきると、水の無い谷を渡り対岸の尾根に取り付きました。(獣道があるので楽でした)

沢に到着
沢に到着

登り返す
登り返す

 左斜面を進んでいくと傾斜が緩み、よい雰囲気となってきました。

よい雰囲気に
よい雰囲気に

 ここから右斜面をトラバースすれば最短距離で下山できますが、再度展望を眺めたいので避難小屋へ向かって登っていきます。

広い尾根を登る
広い尾根を登る

木々のない尾根に
木々のない尾根に

 避難小屋手前まで登り琵琶湖方面を眺めますが、この時間はまた雲が多くなりはっきりした景色は見られませんでした・・・。

避難小屋手前まで登る
避難小屋手前まで登る

登山道に合流
登山道に合流

 ここから下山となりますが、この時間になり柏原からと思われる別々の登山者2名とすれ違います。 7合目まで戻ったところでお腹が空いてきたので、景色を眺めながら昼食休憩としていきました。

ここで休憩
ここで休憩

 休憩後は、分岐を右に折れて柏原方面へ向かいます。

下山は尾根道(右)で
下山は尾根道(右)で

 ピークを2つ過ぎたところで、左の梓河内方面の尾根を降りていきます。

ここで左尾根へ
ここで左尾根へ

植林帯を降りる
植林帯を降りる

 植林帯を降りていくと作業道と合流し、往路の分岐に到着しました。

作業道に合流
作業道に合流

梓河内分岐(右)は直進
梓河内分岐(右)は直進

 ここは直進し阿弥陀ヶ峰へ向かいます。 こちらの道は去年も歩いており、古い作業道が山頂直下まで続いています。

阿弥陀ヶ峰へ向かう
阿弥陀ヶ峰へ向かう

 山頂が近づくと登山道はつづら折れに登っていますが、木々が生い茂り始めており不鮮明でした。 適当に登って行くと「阿弥陀ヶ峰」に到着します。

歩きやすいところを進む
歩きやすいところを進む

阿弥陀ヶ峰
阿弥陀ヶ峰

 昼近くとなり「伊吹山」に掛かっていた雲なども晴れています。

阿弥陀ヶ峰から伊吹山
阿弥陀ヶ峰から伊吹山

 休憩してから以前歩いた西の林道ヘ向かい降りていきました。

最後の展望(伊吹山)
最後の展望(伊吹山)

暫くは急斜面の下り
暫くは急斜面の下り

傾斜が緩む
傾斜が緩む

 林道まで降りると沢を渡り、西の「小屋山」へ登り返します。

鞍部付近に
鞍部付近に

沢を飛び越え
沢を飛び越え

峠道?
峠道?

 こちら側は全面植林でどこでも歩いていけます。

左へ
左へ

 急斜面の登りが続きますが、程なくして傾斜が緩むと「小屋山」山頂まではすぐでした。

小屋山へ
小屋山へ

傾斜が緩み始め
傾斜が緩み始め

山頂は少し奥
山頂は少し奥

 小屋山の山頂は植林の展望のないところで、標識なども見当たりません・・・。

小屋山
小屋山

 ここからは稜線伝いで三角点のある「梓山」へ向かいます。 北西尾根を降りていくと、鞍部付近で下に林道が見えてきました。

北西に下る
北西に下る

細い鞍部
細い鞍部

 鞍部は2度ほど通過しますが、どちらも里山の峠道といった趣です。

上へ
上へ

 2つ目の鞍部からは「梓山」の登りとなります。

ここから梓山へ登り
ここから梓山へ登り

 途中から林道があらわれるので、これを歩いていきました。

廃林道に出会う
廃林道に出会う

林道沿いに右へ
林道沿いに右へ

 山頂の西に林道分岐がありここを右の山頂に折れて行きますが、そのまま林道は山腹を巻いているので尾根を進んでいきました。

立ち木の間から琵琶湖
立ち木の間から琵琶湖

ここからは林道から外れて尾根沿いに
ここからは林道から外れて尾根沿いに

 30mほどは急登となりますが、その後は傾斜が緩み平坦な山頂部を歩いていきました。

序盤だけ急登
序盤だけ急登

平坦な山頂部
平坦な山頂部

 明確なピークなどはありませんが、山頂の三角点が見えてきます。

梓山(三角点)に到着
梓山(三角点)に到着

 ここも植林に覆われており展望はありません。 また、林道が縦横についているので下山予定の北尾根は適当に降りていきました。

尾根沿いは藪なので左を進む
尾根沿いは藪なので左を進む

縦横に林道
縦横に林道

 取りあえずは410m地点へ降りていきますが、そこからはGPSで駐車地方面を確認しながら最短距離で降りていきました。

410mへ向かう
410mへ向かう

410m付近
410m付近

尾根を降りていく

尾根を降りていく

 地図の林道へ出るとそこからは谷を降りていきます。 ここで一部急斜面がありましたが、そこを慎重に降りると緩斜面となり駐車した林道が見えてきました。

一部急斜面だが最後は緩やかな下り
一部急斜面だが最後は緩やかな下り

林道が見えて
林道が見えて

 無事に林道に出ると駐車地から50mほどのところです。

駐車地手前の林道に降りる
駐車地手前の林道に降りる

おまけ(霊仙山からの下山途中にエビネ群生を発見)

エビネ群生
エビネ群生

エビネ
エビネ

【反省点】

 特にありませんでした。

【次回】
 週末は恒例のやぶこぎネットのオフ会に参加する予定です。


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