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[登山] 鈴鹿 釈迦ヶ岳西部の源頭巡り(2023年春のオフ会) [登山]

 今回は、鈴鹿 根の平峠西の神崎川で行われる春のオフ会に参加するため、石榑トンネル西口から「釈迦ヶ岳」の西に広がる源頭部を歩いてきました。 以外にも古い作業道が残っており歩きやすい道が続いたため、予定よりも早くオフ会場に到着しました。 稜線に到着後は、台風一過の晴れ間に恵まれ展望を楽しむことが出来ました。

白滝谷源頭の気持ちの良い平地
開けたところに出る

釈迦ヶ岳下山途中の展望(東方面)
晴れてきた

鈴鹿 釈迦ヶ岳西部の源頭巡り(2023年春のオフ会)
日付 2023年06月04日(日)
天気 晴れ時々曇り
山域
鈴鹿
場所 滋賀県東近江市黄和田町
距離 24.2km(内林道7.5km)
累積標高 +1720 -1720m
時間
12時間00分(内オフ会 2時間55分)
人数 単独
撮影枚数
0000枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0805枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0000枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
D(距離長い、ルートファインディング)
展望
(A:良い~E:なし)
B
見どころ なし
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値)
06:05 486m 0.0km 石榑トンネル西口 出発
07:05 (01:00)
780m
4.3km 八風林道終点
08:55 (01:50)
842m
7.6km 白滝谷分岐
09:05 (00:10) 808m 8.0km 羽鳥峰峠
09:45 (00:40) 840m 9.5km 中峠
10:05 (00:20) 953.8m 10.2km 水晶岳
10:35 (00:30) 718m 11.3km タテ谷出合
10:40 (00:05) 725m 11.5km オフ会場 休憩
13:35 (02:55) 725m 11.5km オフ会場 出発
14:00 (00:25) 803m 12.6km 根の平峠
14:20 (00:20) 838m 13.7km 中峠
14:50 (00:30) 808m 15.2km 羽鳥峰峠
15:45 (00:55) 1058m 17.0km 猫岳
16:10 (00:25) 1091.9m 18.2km 釈迦ヶ岳(三角点)
16:50 (00:40) 983m 20.0km 仙香山(下山尾根へ)
17:25 (00:35) 780m 20.9km 中峠登山口(林道出合)
18:05 (00:40) 486m 24.2km 石榑トンネル西口 到着

Garmin Connectt

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)
20230604_map.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/iqcgUavdz4P7aNdq5

※一般登山道は何度も歩いたところなので、写真中心で掲載します。

 やぶこぎネット恒例のオフ会が鈴鹿の上高地こと神崎川の辺りで開催されます。 今回はどこから歩こうかと計画を練っていましたが、以前から気になっていた「釈迦ヶ岳」の西部を八風谷から経由して向かうことにしました。

 出発地点は石榑トンネルの西口とし、オフ会場まで4~5時間掛かると想定し6時の出発に間に合うよう自宅を5時に出発しました。(オフ会は11時半から) 走り慣れた道で石榑トンネルへ向かい、6時前に西口にある駐車余地に到着しました。

石榑トンネル西口に駐車
石榑トンネル西口に駐車

 ここで準備し、八風林道の入り口から林道を歩いていきます。

右の林道へ
右の林道へ

 車ゲートを左から通ると「釈迦ヶ岳」登山口の標識がありますが、ここから「釈迦ヶ岳」まで向かう人は少ないでしょう…。

登山口
登山口

 暫くは林道を歩いていきます。 途中、左手に八風峠への登山口がありますが、ここは無視して林道をひたすら進んでいきました。

陽が射す
陽が射す

八風峠入口
八風峠入口

堰堤を横目に
堰堤を横目に

 スマイバ谷沿いの堰堤を見ながら登っていくと、乗越となり何度か利用した「水木野(割山)」との分岐に到着しました。

林道分岐(直進する)
林道分岐(直進する)

 ここを直進すると地道となりますが、最近走ったと思われる車の轍が残っていました。

車が走った轍が残る
車が走った轍が残る

 暫く奥へ進むと次第に道が荒れてきて、カシラコ谷の沢で中峠の登山口と出合います。

カシラコ谷の沢の横に中峠登山口
カシラコ谷の沢の横に中峠登山口

 ここから更に荒れた道となり、土砂などが流出し林道がえぐれているので車やバイクで進むのは無理そうです。

次第に荒れた道に
次第に荒れた道に

 林道の終点に近づくと道は尾根沿いに大きく蛇行しますが、花崗質の脆い斜面で何箇所か崩れていました。

開けてきた
開けてきた

土砂流出(下の道へ)
土砂流出(下の道へ)

ザレ場を慎重に進む
ザレ場を慎重に進む

 出発から1時間で林道終点に到着します。 ここからは予定通り尾根を乗越し赤坂谷へ向かいます。 幸い周囲は植林で、作業道などが縦横に付いています。 序盤は急登ですが上部に到達すると、先程の林道方面から作業道が尾根沿いに続いていました。

林道終点
林道終点

尾根沿いに登る
尾根沿いに登る

 赤テープなどが続いており、指示に従い斜面をトラバースしていきます。

テープに従いトラバース
テープに従いトラバース

 尾根を乗り越すと植林の斜面があらわれ、ここを方角を確認しながら適当に降りていきます。

適当に下へ
適当に下へ

左斜面を下る
左斜面を下る

 沢を渡渉すると前方の植林斜面に取り付きます。

沢を渡渉
沢を渡渉

尾根を右から迂回
尾根を右から迂回

 右斜面をトラバースで通り過ぎると、再度沢を渡渉します。

赤坂谷の支流を渡渉
赤坂谷の支流を渡渉

 渡り終えるとどこからともなく作業道があらわれました。

ここから植林の中を歩く
ここから植林の中を歩く

 進行方向には等間隔にテープが続いており、それを辿って歩いていきました。

846mピークを廻り込むように進む
846mピークを廻り込むように進む

テープが現れる
テープが現れる

テープを追ってトラバース
テープを追ってトラバース

 この作業道はほぼ計画通りに続いており、突き出した小尾根などは標高差が最低となるように、うまく付けられていました。

明確に道に
明確に道に

尾根を迂回し進む
尾根を迂回し進む

右へ
右へ

 標高840m付近で尾根に乗ると、ここで道が分岐していました。 一方は尾根を下っていたので、ここは南へ登っていきます。

ここから尾根沿いを進む
ここから尾根沿いを進む

一旦標高を上げる
一旦標高を上げる

 870m付近で南東へ向かう尾根から外れ、南にトラバースして行きますがこの辺りから二次林となりました。

尾根を乗り越える(二次林に)
尾根を乗り越える(二次林に)

 それでもテープが続いているので、迷うことはありませんでした。

点々とテープが続く
点々とテープが続く

 朴ノ木谷に下るとどこからともなく作業道があらわれます。

テープを追って(朴ノ木谷付近)
テープを追って(朴ノ木谷付近)

作業道跡?
作業道跡?

 平坦となり印がなければ迷いそうなところですが、明確な道とテープでその心配もありません。

ツメカリ谷の北側を通過
ツメカリ谷の北側を通過

広い作業道が続く
広い作業道が続く

 ツメカリ谷を渡渉ますが、途中に広場などもあり過去の人の営みが感じられました。

ツメカリ谷の本流
ツメカリ谷の本流

古い休憩地?
古い休憩地?

 緩やかな上りとなり859m東の尾根に登ります。 尾根沿いは明るく開けた感じで、木々の上部に山なども見えていました。

フナ峠付近
フナ峠付近

 ここでテープを見失いますが、方角を確認して南に続く斜面をトラバース気味に歩いていきました。 白滝谷が近づいたところで、再度テープがあらわれます。

白滝谷へ降りていく
白滝谷へ降りていく

 支流のアマゴ谷を渡渉し、広い谷間を通り抜けます。

白滝谷の支流(アマゴ谷)
白滝谷の支流(アマゴ谷)

 この辺りは湿地帯となっておりそのせいか低木が多く比較的見通しが利きました。

低木が多く
低木が多く

白滝谷の本流

白滝谷の本流

 白滝谷を通り過ぎると、前方が明るくなり開けたところに出てきました。

開けたところに出る
開けたところに出る

 周囲は下草もなく良い雰囲気に包まれていました。 ベニドウダンツツジなども咲いており、暫し日陰で休憩していきました。

ベニドウダンツツジ
ベニドウダンツツジ

 ここまで来れば登山道とは400mと離れていません。 休憩後は前方に見える稜線に向かって標高を上げ、出発から2時間50分で登山道と出合いました。

トラバースする
トラバースする

908mへの尾根でテープ
908mへの尾根でテープ

小尾根で前方の明るいところへ
小尾根で前方の明るいところへ

登山道に合流(県境稜線)
登山道に合流(県境稜線)

 予定より随分早く到着しましたが、これも作業道やテープがあったからです。 ここからは一般登山道で羽鳥峰へ向かいました。

白滝谷分岐
白滝谷分岐

羽鳥峰へ
羽鳥峰へ

 程なくして前方に羽鳥峰が見えてくると、よい天気のもとピークから御在所岳などを眺めていきました。

羽鳥峰手前で展望
羽鳥峰手前で展望

羽鳥峰から御在所岳とハライド
羽鳥峰から御在所岳とハライド

 ここからは何度も歩いたコースで「水晶岳」へ向かいます。(「水晶岳」まで詳細は割愛)

羽鳥峰峠
羽鳥峰峠

羽鳥峰を振り返る
羽鳥峰を振り返る

御池岳
御池岳

金山への登り
金山への登り

ヤマツツジ
ヤマツツジ

草地の登り
草地の登り

金山から釈迦ヶ岳
金山から釈迦ヶ岳

水晶岳へ
水晶岳へ

伊勢湾を望む
伊勢湾を望む

釈迦ヶ岳と伊勢湾
釈迦ヶ岳と伊勢湾

中峠
中峠

 羽鳥峰峠から1時間で「水晶岳」に到着すると、ここで前半最後の休憩をしオフ会場に最短距離で降りていきました。

水晶岳
水晶岳

途中までは以前と同じ
途中までは以前と同じ

 尾根にテープなどはありませんが、稀に歩く人もようで薄い踏み跡が続きます。 以前は途中で南下しましたが、今回はタケ谷出合いへと直進していきました。

以前は左だったが直進する
以前は左だったが直進する

 すると途中から明確な作業道が現れそれを辿って降りていきました。

作業道が現れる
作業道が現れる

植林を降りる
植林を降りる

尾根を進む
尾根を進む

 尾根の末端は西に向かうため、下に沢が見えたところで南斜面を降りていきました。

最後は左斜面を降りる
最後は左斜面を降りる

 ここからタケ谷を渡渉して、オフ会場に無事たどり着きました。 オフ開始まで50分ほどありますが、それなりの人が集まり食事などしている人もいました。 その後オフ会が何時もの調子で催されあっという間の2時間でした。

 帰路も長いので終了した13時半過ぎには会場を後にします。

オフ会場のシリボルツリー
シリボルツリー

 帰りは急ぐので基本的には登山道を歩いていきます。 しかし、オフ会場から根の平峠までは最短距離の尾根を辿って向かっていきました。

807mの尾根に乗る
807mの尾根に乗る

 以前も歩いた記憶がありますが、思ったよりも人が歩いた形跡がありません・・・。 807mで登山道と合流すると、花などを眺めながら根の平峠へと標高を上げていきます。

807m付近で登山道と合流
807m付近で登山道と合流

登山道で根の平峠へ
登山道で根の平峠へ

?1
?1

 出発から25分ほどで根の平峠に到着すると、ここから水晶岳まで登り返し、白滝谷出合いまで戻っていきます。

根の平峠
根の平峠

ここから県境を登り返す
ここから県境を登り返す

 午後は雲が多くなり、思ったほど気温が上がらず幸いでした。

午後は雲が多く
午後は雲が多く

 白滝谷出合いを通り過ぎ、908mピークへ登ります。

908m付近から四日市を望む

908m付近から四日市を望む

 ここからは前方に見える「釈迦ヶ岳」へと何度か上下を繰り返しながら登っていきます。

長い登りに
長い登りに

眺めの良い道
眺めの良い道

 途中で大勢の登山者とすれ違いますが、その後は登山者の姿を見ることは無く静かな山を歩いていきました。

ベニドウダンツツジアップ
ベニドウダンツツジアップ

山頂が近づく
山頂が近づく

猫岳への登りに
猫岳への登りに

左に琵琶湖が見える
左に琵琶湖が見える

ベニドウダンツツジとサラサドウダン
ベニドウダンツツジとサラサドウダン

猫岳山頂
猫岳山頂

山頂へ最後の登り
山頂へ最後の登り

掘れた道を進む
掘れた道を進む

 オフ会で休憩しているとは言え、流石に疲れが出てきたので途中何度か休憩していきますが、出発して2時間半ほどで「釈迦ヶ岳」に到着しました。

稜線合流
稜線合流

最高点に到着
最高点に到着

最高点からの眺め
最高点からの眺め

三角点へ
三角点へ

釈迦ヶ岳三角点
釈迦ヶ岳三角点

 ここで景色を眺めながら長めの休憩を取っていきます。 16時過ぎとなり静まり返った山頂を後にすると、一気に八風峠方面へ下山していきました。

下山開始
下山開始

 段木分岐あたりまで降りると雲が切れて晴れ間が見えていました。

晴れてきた
晴れてきた

名古屋ビル群
名古屋ビル群

段木分岐付近
段木分岐付近

 ガレ縁からは前方に目指す「仙香山」が見えてくると、崖に注意しながら歩いていきました。

仙香山が見えてくる
仙香山が見えてくる

 南峠を通り過ぎ少し登ると「仙香山」に到着します。

南峠
南峠

仙香山
仙香山

 ここからは計画通り北西に向かいとこから西尾ねを降りていきました。

北西に
北西に

南西尾根を降りる
南西尾根を降りる

 しかし、途中からシャクナゲの藪となり尾根沿いは歩けません。 右斜面に獣道があるので無理やり越えると灌木となり、その先でザレ場の展望地に到着しました。

低木の尾根
低木の尾根

ザレ場に
ザレ場に

 眺めは最高ですがここも尾根沿いは藪が濃く斜面の薄いところをトラバースして降りていきました。

尾根の斜面を進む
尾根の斜面を進む

 それでも途中から通る余地が無くなり、仕方なく右斜面を沢へと降りていきました。

沢に逃げ込む
沢に逃げ込む

 その結果、予定していた尾根から外れてしまいます。 GPSで現在位置を確認すると、中峠からの登山道の近くまで来ているようでした。 途中で尾根に合流しますが、最後が急斜面と判断し右斜面を降りていきます。

中峠登山道に向かい右へ
中峠登山道に向かい右へ

 中峠からのカシラコ谷と合流すると、上流から点々とテープの付いた登山道と出合いました。

登山道に出る
登山道に出る

 沢を渡渉し左岸を降りていくと、最後まで明確な踏み跡が付いており危険箇所なく無事に中峠登山口に到着しました。

沢を渡渉(左へ)
沢を渡渉(左へ)

細いところにも踏み跡あり(見返す)
細いところにも踏み跡あり(見返す)

右へ
右へ

無事下山
無事下山

 ここは往路に確認していた登山口ですが、素直に中峠から降りたほうが早かったかもしれません・・・。

 最後は長い林道歩きとなりますが、まだ陽は高く明るい中をトボトボと歩いて戻っていきました。

【反省点】

 特にありませんでした。

【次回】
 週末に福井県の「越知山」と「六所山」を歩いてきたので、その時の記録を掲載します。


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