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[登山] 2023年 梅雨の晴れ間に木曽御嶽山(日和田) [登山]

 今回は、久しぶりに天気がよくなりそうなので、「木曽御嶽山」に登ってきました。 当日は期待通りの快晴となり、景色を眺めながら楽しく歩くことができました。

見晴岩付近から乗鞍岳

雪渓と三ノ池

2023年
梅雨の晴れ間に木曽御嶽山(日和田)
日付 2023年06月17日(土)
天気 終日快晴
山域
木曽
場所 岐阜県高山市高根町日和田
距離 14.4km
累積標高 +1500 -1500m
時間
8時間30分
人数 単独
撮影枚数
0000枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0604枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0158枚 (Panasonic DMC-GM1)
0000枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
C(雪渓注意)
展望
(A:良い~E:なし)
A
見どころ 展望、三ノ池
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値)
06:05 1802m 0.0km チャオ御岳リゾート跡 出発
06:40 (00:35)
1905m
2.5km 日和田登山道合流
07:45 (01:05)
2300m
4.3km ゴンドラ駅分岐
09:20 (01:35) 2859.1m 5.4km 継子岳
09:55 (00:35) 2801m 6.5km 飛騨頂上(五ノ池小屋)
10:15 (00:20) 2930m 7.1km 摩利支天乗越 (5分休憩)
10:30 (00:15) 2872m 7.3km 三ノ池分岐 昼食休憩
10:55 (00:25) 2872m 7.3km 三ノ池分岐 出発
11:15 (00:20) 2721m 7.9km 開田頂上(三ノ池横)
11:40 (00:25) 2686m 8.7km 四ノ池
12:25 (00:45) 2859.1m 9.6km 継子岳 (10分休憩)
13:25 (01:00) 2300m 10.8km ゴンドラ駅分岐
14:00 (00:35) 2179m 11.9km ゴンドラ山頂駅跡
14:35 (00:35) 1802m 14.4km チャオ御岳リゾート跡 到着

Garmin Connectt

実績コース(緑色は予定、赤色が実績、水色は車移動)
20230617map.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/bkiaqwN8AkMV7AjeA

※何度か歩いたコースなので、写真中心で説明します。

 前日はいつものように高山市に泊まっていきますが、数日前からの体調不良で深夜に熱が出て登山できるか不安となります。 幸い4時半前に目が覚めると大量の汗をかいたおかげか熱は下がり、体調が回復し予定通り出発出来ました。

 とは言え、体力が奪われ筋肉も疲労しているので無理は出来ません。 県道361号線を長峰峠方面へ向かい、日和田で右の県道463号線に入ると6時前には旧チャオ御岳リゾートに到着しました。

旧スキー場へ

 2台ほど車が駐車しており登山者の方でしょうか? 準備を整え出発しますが、以前も歩いたことのある林道で登山道へ向かいました。

ゲーレンでの奥に木曽御嶽山(快晴・

ここから林道歩き

 4年前にも同じコースで歩いていますが、その時は秋で小雨の中を登っています。 今回は初夏ということもあり草花が多く、林道脇にはベニバナイチヤクソウの群生やマイズルソウなどが見られました。

ベニバナイチヤクソウ

 沢を渡りカーブを通り過ぎると、右に分岐が現れます。 以前もここで右に入っていきましたが、この4年間で荒れてきたのと、貼るということもあり草に勢いがありました。

ここで右へ

前方に御嶽山

 林道終点間近で以前は右に折れて進んでいきましたが、今回はここで登山道方面へ入っていきます。

林道終点で左から登山道へ

 笹の間の踏み跡を確認しながら奥へ進みますが、テープがないと迷いそうな笹の勢いでした。

テープを追って

 何とか登山道に合流しますが、暫くは笹の中の踏み跡を確認しながら進んでいきました。

笹が茂り登山道が不鮮明に

苔むす登山道

 笹原帯を通り過ぎると、苔むしてよい雰囲気となります。

火口から1km圏内に

 ここまで傾斜は緩めでしたが次第に傾斜が増していきます。

あと2170m

次第にしっかりした踏み跡に

ふかふかの苔

 終わりかけのバイカオウレンの花が見られだすと、ゴンドラ山頂駅分岐に到着しました。

バイカオウレン

ゴントラ山頂駅分岐

 ここまで出発から1時間40分ですが、体調が悪いのでこんなものでしょう。

急登に

 分岐を通り過ぎて暫くすると、植生が変わり始め後方に乗鞍岳が見え始めました。

後方の展望が見られ出す

 この辺りでトレランの方に抜かれますが、焦る必要もないので一定速度で登っていきます。 標高が上がり残雪なども見られだしますが、気温は体感的にちょうどよい感じでした。

残雪が見られ出す

 木無しに到着すると、雪渓があらわれます。

木無しに到着

 木無しからは登山道は右の灌木の中を通過していきます。 しかしも雪の状態が中途半端だったので、登山道を外れ雪渓沿いに岩場を登ります。

後ろに乗鞍岳を見ながら

 久しぶりの高い山ということもありますが、森林限界を超えて息苦しくなってきます。 上部で再度登山道と合流すると、そこからは登山道を歩いていきます。

新芽が出始め

下に出発地点のスキー場跡

 見晴岩まで来るとハイマツ帯の登りとなり、程なくして北の稜線に到着しました。

白山

 ここからは傾斜も緩み、継子岳の山頂に人の姿も見えていました。

山頂まであと少し

 そして出発から3時間15分ほどで、継子岳に到着しました。 この日は天気もよく、周囲には五の池小屋や濁河温泉からの登山者が10名ほどいました。

継子岳山頂

継子岳から剣ヶ峰方面

継子岳から乗鞍岳と北アルプス

穂高連峰と槍ヶ岳(左に乗鞍岳の剣繝

左から薬師岳・黒部五郎岳・笠ヶ岳繝

鉢盛山・八ヶ岳など

中央アルプス・南アルプスなど

白山方面

高山方面

白山アップ

 暫く景色を眺めてから、予定通り飛騨頂上経由で摩利支天乗越へと向かいました。(ここからは写真のみで)

針の山

下に濁河温泉

キバナシャクナゲ

イワキンバイ

濁河分岐

五ノ池

三ノ池と奥に中央アルプス

摩利支天方面へ

 50分ほどで摩利支天乗越に到着しました。 今回はここからの富士山を眺めるのが目的です。

摩利支天乗越

継子岳が遠くに

三ノ池と開田高原

摩利支天乗越から富士山(右に塩見蟯

 目的通り中央アルプスと南アルプス越しの富士山が見られました。 ここからは三ノ池へ降りるため、賽ノ河原方面へ降りていきました。

三ノ池へ向かう

左に継母岳

 三ノ池方面への分岐に到着すると、ここで景色を見ながら昼食休憩としていきました。 じっとしていると風が冷たいですが、それも日差しも強く相殺されます。

サイの河原越しに剣ヶ峰など

 休憩後は、雪渓の横の階段を降りていきますが、その下の雪渓はシリセードで降りていきました。

雪渓の横を降りていく

 ガレ場を慎重に横切り、三ノ池への分岐で岩場の間を降りていきました。

ガレ場を越えて

分岐から三ノ池へ降りる

 最後は雪渓の上を歩いていくと、休憩地から20分ほどで三ノ池に到着しました。

雪渓を歩く

三ノ池

三ノ池2

 次は四の池を目指して三ノ池の縁を登って越えていきます。 ここは最近人気のあるところで、多くの登山者(特に女性が多かったです)で賑わっていました。

雪渓と三ノ池

南アルプス方面は雲が多い

 ピークを越えて四の池へと降りていきます。

四の池と継子岳

右側は崖

 鞍部で小川を渡りますが、雪解け水の割には水は思ったよりも冷たくありません…。

四の池の小川

 ここから登り返しとなりますが、急ぐ必要も無いので休み休み登っていきました。

継子二峰の登り

継子二峰から剣ヶ峰方面

継子二峰の祠

 夏にはコマクサが咲き誇っている斜面も、この時期にはその面影もありませんでした。

継子岳までは緩斜面

イワキンバイ2

祠に到着

 そして三ノ池から1時間10分ほどで、継子岳に戻ってきました。

継子岳の三角点

 ここで最後の展望を眺めていきますが、高い山を中心に雲が湧き出していました。

この時間の乗鞍岳は雲を被り

 10分ほど休憩したところで、ゴンドラ山頂駅経由で戻ることにします。 先行して登山者の方が降りていきますが、途中で抜いて行きました。 途中の残雪に注意して降りていきますが、朝硬かった雪も柔らかくなっており、キックステップで降りていきます。

下山は慎重に

イワカガミ

 継子岳から50分降りるとゴンドラ山頂駅分岐に到着します。 ここで左に折れ、微妙な上下を繰り返しながら山頂駅へと歩いていきました。

50分ほどでゴンドラ山頂駅分岐に到着

コヨウラクツツジ?

バイカオウレン2

 ここを歩くのは2回めですが、前回はなったと思われる倒木帯が途中現れました。 上部から下流に向かって、木々が倒れており、強い風でも吹いたのでしょうか?

倒木帯(上部を見る)

倒木帯から乗鞍岳

苔むした道を進む

休憩所

沢を渡る

前方が明るく

 途中休憩を入れ、分岐から35分ほどでゴンドラ山頂駅に到着しました。

ゴンドラ山頂駅に到着

 ここから下山となりますが、日差しが強く日陰がないので本日一番の危険箇所かも知れません。

歩道で下山

終日良い天気

 以前降りたときは途中から林道を離れて直進して降りていきましたが、今回は下まで歩道を歩いていきました。(距離は対して変わりません)

最後まで歩道(林道)を歩く

無事下山

 そして「継子岳」山頂から2時間で無事に下山しました。

戻ってきた

左の雪渓付近を降りてきた

【反省点】
 特にありませんでした。

【次回】
 週末に岐阜県の低山に登ってきたので、そのときの記録を掲載します。


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