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[登山] 岐阜県 明神湖から三角点と明神山・菩提山周回 [登山]

 今回は、天気が思わしくない予報なので近場の山と言うことで、岐阜県の「菩提山」へ明神湖から周回で登ってきました。 ダム湖から三角点を巡りましたが、明神神社やさかさ杉などの見どころもあり、里山を堪能できました。

菩提山からの展望

杖立明神逆杉御神木


岐阜県
明神湖から三角点と明神山・菩提山周回
日付 2023年06月24日(土)
天気 晴れ時々曇
山域
伊吹
場所 岐阜県不破郡垂井町岩手
距離 11.6km
累積標高 +986 -986m
時間
4時間40分
人数 単独
撮影枚数
0000枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0687枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0141枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
C(菩提山まで登山道ないが林道多く里山)
展望
(A:良い~E:なし)
C(展望は林道の一部からと菩提山のみ)
見どころ 明神湖、明神神社、さかさ杉
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値)
05:55 145m 0.0km 山の神入口 出発
06:10 (00:15)
155m
1.2km 巡視路口
07:10 (01:00)
550m
3.3km 池田林道合流
07:20 (00:10) 610.1m 3.7km 三角点(点名:谷奥)
07:55 (00:35) 726.1m 4.9km 三角点(点名:五字谷)
08:30 (00:35) 681.4m 6.2km 三角点(点名:岩手)
08:45 (00:15) 570m 7.1km 岩手峠
09:05 (00:20) 658.7m 7.9km 明神山(三角点:明神)
09:20 (00:15) 540m 8.4km さかさ杉
10:00 (00:40) 401.0m 10.4km 菩提山 (10分 城跡散策)
10:35 (00:35) 145m 11.6km 山の神入口 到着

Garmin Connectt

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)
20230624map.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/8SKhLS21xN1rjY4f8

 前回の無理が悪かったのか疲れが溜まっています…。 梅雨空ではっきりしない天気が続きますが、土曜日の朝方は良さそうなので、早い時間から里山を周回することにしました。
 登山口となる「明神湖」は自宅から近いのですが、そこまでの工程は市街地が多いので時間がかかります。 そこで往路は高速道路で関ケ原インターまで行き、そこから少し戻る道で計画します。

 上記のコースであれば自宅から50分ほどと見て、5時過ぎに出発しました。 予定通り高速で関ケ原インターで降りると、国道21号線を東へ向かいます。 途中でカーナビに従い左に入り暫く進んだ信号で左折し住宅の中を進んでいきました。 次第に細い道となりますが、Y字路で左の橋を渡ると2車線となり程なくして予定していた「山の神入口」に到着しました。

山の神入口

 ここは地図でU字路となっているところで、カーブに祠があります。

下山予定コースは通行止め

大山祇神

 今回は短めなので最低限の装備で向かいます。 大山祇神が祀られている祠を見て、ダムへの車道を登っていきます。

右にダム

 ダムが見えて来ますが、農業用ダムということもあり水量は少なめでした。

湖の奥の鉄塔を目指す

ダムからの眺め

 ダムの上を通り対岸の車道をダム沿いに歩いていくと、尾根の末端に予定していた巡視路口がありました。

明神湖の石碑

晴れ間が覗く

カーブに巡視路口

 巡視路の標識を確認すると、急斜面を登っていきます。

掘られた道を登る

 古い作業道を利用したもののようで、深く掘られた道が続きます。

巡視路の階段

 ここが今回一番の急登で、蒸し暑さで汗が吹き出します。 程なくして明るい鉄塔下に到着しますが、展望はほとんどありません。

入り口から10分ほどで鉄塔に到着

 奥に巡視路が続いているのでそこを進むと、伐採地となり今から歩く予定の稜線などが見えてきました。

奥へ進む

電線沿いに伐採

周回予定の尾根

 植林の脇を通ると再度切り開きとなり、2つ目の鉄塔に到着しました。

掘れた道の脇を進む

次の鉄塔に到着

 ここから東側が望めますが、まだ標高は低いため遠望は効きません。

東側の眺め

 ここからは巡視路はありませんが、先程までの掘られた道が続いており、生い茂ったシダに薄く踏み跡が続いていました。

奥は灌木の藪

尾根沿いに踏み跡

 シダのヤブを抜けると、下草のない植林となります。

植林になり下草無く

 ここからは掘られた道を進んでいきますが歩く人も少なく、倒木や枝などを避けながら歩きやすいところを進んでいきました。

掘れた道が続く

 右下から植林が迫ると、明確な作業道となり歩きやすくなりました。

次第に歩きやすい道に

水たまり

 その後も504m付近までは高低差の少ない良い道が続きました。

荒れているが良い道が続く

現役の作業道か

 504mピーク手前から急登となります。 道が不鮮明となったので、右の尾根沿いを登っていきました。

ここから504mピークへの登り

 しかし尾根沿いに灌木が多いので、右の古い作業道を進んでいきました。

右の尾根に

 灌木が茂っているため屈みながら進んでいきますが、道自体ははっきりしており問題はありません。

尾根の右斜面の古い道を進む

 前方に右からの尾根が見えてくると、地図に破線で書かれた道と合流しました。

右の尾根に出る

下から破線の道と合流

 ここからも掘れた道が続いており、そこを歩いて504mピークへ向かいます。

ここからも掘れた道を進む

広い尾根に

 504m付近は植林となっていますが、その先は二次林となり踏み跡を確認して進んでいきます。

明るい二次林に

灌木が茂る

 途中にポツンと石が置かれており、表面に何か文字が(”山”の字にみえました)掘られていました。

何かいわれのある石か?

 左に踏み跡が続いていたのでそこを進むと、程なくして林道に出会いました。

左に踏み跡が続く

傾斜が緩む

林道分岐に出る

 分岐となっており「ふるさと沙羅林道」と書かれた看板が立っていました。 ここからは西に向かって林道が通っていますが、尾根沿いに三角点があるので寄っていきます。

ふるさと沙羅林道

 分岐から未舗装の林道へ入ると、少し奥で左の尾根に取り付きます。

未舗装林道へ入る

尾根に取り付く

 出だしは急登ですがすぐに傾斜は弱まり、植林の中を登っていきました。

結局林道沿いに

 林道もそれと並行して続いていますが、そのまま尾根を登っていくと四等三角点のあるピークに到着ましした。

四等三角点(奥谷)

 展望は無く、すぐに西尾根を降りていきました。

西尾根を下る

植林の中を進む

 急斜面を降りていくと左下に林道が見えるので、そちらへ向かって降りていきました。

尾根の末端で林道

 林道に降り立つと、この時間はよく晴れていますが風があるのでそれほど暑くは感じません。

ここから暫く林道歩き

天気はまずまず

機会があれば春に

 暫く林道を歩いていくと、予定していた合流地点で林道の右斜面を登り復帰します。

ここで尾根に戻る

 尾根沿いに薄い踏み跡が残っていますが、灌木が茂り始めて邪魔でした。

踏み跡あり

低木が多い

 傾斜が強まりますが、右を見ると下から植林となっておりそちらのほうが歩きやすそうです。 右にトラバースすると作業用の道が現れたのでそれを登っていきました。

右の植林の斜面を登る

 東の尾根と合流すると踏み跡があるので、それをピークに向かって登っていきます。

東尾根からは直登

 植林との間を登っていくと傾斜が弱まり、展望のない三角点ピークに到着しました。

傾斜が緩む

三等三角点(五字谷)

 ここが今回の最高地点で周囲は植林と二次林の混合林で展望はありませんが、ブナなども見られて良い雰囲気でした。 休憩がてら水分補給したところで、尾根沿いを降りていきます。 巡視路の標識があるのでこれを辿っていきますが、これは間違いでした…。

巡視路標識を頼りに降りるが

 明確な道が尾根の下へと続き、巡視路の階段も現れます。

巡視路の階段

 少し降りたところで方角を確認すると、90度違っており西の林道へ降りています…。 ミスに気が付き少し登り返したところで、右に見える本来の尾根に斜面を横断し向かいます。

ミスに気が付き左斜面をトラバース

 尾根に合流すると平坦となり、右手の尾根を進んでいきました。

平坦な尾根に

南尾根を進む

 右下に林道が見えてくるとどこからか巡視路があらわれ、プラスチック製の階段を登ります。

登り返しに階段

 この辺りは気持ちのよい二次林となっており、程なくして地図にない林道と出合いました。

二次林となる

下に林道が見えてくる

林道出合

 林道が尾根とほぼ同じ高さで続きます。 尾根の左側は斜面下に林道があり、東側の景色が望めます。

林道上からの眺め

名古屋ビル群

 程なくして林道合流に到着しました。 ここで林道とクロスし、681.4mの三角点ピークへ向かいました。

元の林道に出る

ここから尾根沿いに

 カーブミラーの裏手から尾根に取り付くと、ピークに向かって登っていきます。

三角点ピークへ

 5分と掛からず三角点に到着すると、そこから岩手峠までは緩斜面の尾根を進んでいきました。

四等三角点(岩手)

岩手峠へ

歩きやすい尾根が続く

 前方下が明るく見えてきますが、右の林道に降りたいのでそちらへ下っていきました。

前方が明るくなる(右に)

水源林造成事業の看板(後ろから降繧

 峠手前の新しく造成された林道入口に出てきます。 ここからは車道を峠に向かって歩いていきます。

池田山から9.5km

左下に林道

岩手峠

 あまり峠という感じはありませんし、岩手峠の西側の車道は災害のため通行止めとなっているので静かでした。

岩手峠からの眺め

 峠から再度尾根沿いに進みますが、前方に取り付きによい斜面が見えたのでそこから登ることにします。

ここから尾根へ

 斜面を登っていきますが、踏み跡などもありここを歩く人はいるようです。

緩斜面を登る

 尾根に合流すると作業道があらわれます。

尾根に合流(右へ)

 尾根を南下していきますが、古い掘られた道が残っていました。

掘れた道がある

 植林となると、右から地図の破線の遊歩道と合流します。

ここも植林

右手に遊歩道が

 よく整備された遊歩道を歩いていくと、三角点手前で「明神山」の山頂に到着しました。

明神山

 ピークにはベンチなどがあり「眺望の丘」と看板が立っていますが、展望はまったくありません…。

眺望の丘(展望なし)

 ピークから先に更に遊歩道が続いているので、そちらへ向かうと右手に三角点がありました。

南へ

三等三角点(明神)

 更に遊歩道を降りていくと前方に建物が見えてきて、明神神社に裏手から到着します。

前方に建物が見えてくる

明神神社の祠

 ここで安全を祈願し鳥居から降りていくと、東屋のある広い駐車場に出てきました。

明神神社

駐車場と東屋

 左に「さかさ杉」の標識が立っているので、そちらへ向かいます。

こちらへ

 すぐにまた標識があらわれ、左上に「杖立明神」と書かれていたのでそちらへ登っていきました。

杖立明神へ登り返す

 枝立明神の祠に到着しますが、先程の明神神社のすぐ横でした…。

枝立明神(左奥に明神神社の祠…)

 分岐へ戻ると「さかさ杉」へ掘れた道を降りていきました。

さかさ杉へ降りていく

 さかさ杉までは標識もあり迷うことはありません。

あと120m

ここでさかさ杉へは左

 左下の尾根に降りていくと、下に大きな杉が見えてきました。

左へトラバース

 そちらへ降りていくと、しめ縄が廻された巨木に到着しました。

杖立明神逆杉御神木の説明

杖立明神逆杉御神木

 ここから先程の分岐まで登り返し、530m地点経由で尾根を降りていきますが、さかさ杉の尾根下に林道が見えていたので、そちらからでも問題なさそうです。

尾根沿いに降りていく

掘れた道を進む

 枝や倒木などで荒れはじめていますが、それらを回避しながら降りていくと、左下に林道があらわれ道沿いに進んでいきます。

古い道は荒れている

左下の林道沿いに

大垣市街地

 左右を林道で挟まれた細尾根を進んで行きますが、結局末端で林道に出ます。

尾根を進む

 真新しい林道と合流します。

林道に降り立つ(ここから真新しい道)

 ここで地図に無い左の林道を歩いていきました。

林道 明神線

 最後の目的地となる「菩提山」へ向かいますが、尾根にのるタイミングを見定めて歩いていきます。

菩提山へ

前方に菩提山が見えてくる

3年前にできた道

 末端以外の林道の右斜面は急斜面で登れそうもありません。 左に広場が見えてくると、林道の左カーブで尾根と合流しており「菩提山」の登山口がありました。

歩いた稜線が一望

ここから菩提山へ

 「菩提山」と書かれた標識があるので、そこから踏み跡を進んでいきました。

テープと踏み跡が続く

 藪っぽいところを通過しますが、枝などは払われておりそこを進んでいきます。

藪の間に道

 暫く進むと植林となりも全方が明るく見えてきました。

伐採された林に到着

 縦横に踏み跡があり、お城の説明が書かれた標識が随所に立っていました。

ここから城跡

畝状竪堀

 ここからは城跡歩きとなりました。

堀から右上に

 適当に歩いて山頂方面へ向かいます。

ここは土塁

 土塁跡に登ると展望が開けています。

土塁からの展望

名古屋ビル群

 更に奥へ進み廻り込むように山頂に登っていきました。

ここから上がる

竹中半兵衛の旗

 三角点を確認すると、広く開かれた展望地に到着しました。

四等三角点(菩提)

山頂展望地

 ここが山頂で東側が切り開かれており、

菩提山城説明図

奥に池田山

山城跡の旗

展望1

展望2

ベンチがある

 時間には余裕があるので、暫く休憩しながら景色を眺めていきました。

菩提山からの眺め

 さて下山ですが当初の予定では山の神へ登山道を降りるつもりでしたが、登山道の橋が通行止めとなっていたので、サブ案として考えていた巡視路で降りることにします。 北方面の鉄塔へ降りていきますが、そちらへ下る道は見当たりません。

北斜面を降りる

下の尾根沿いに

 尾根沿いを降りていきますが、伐採された気などが放置されていました。 それらを避けながら林に入りますが、尾根には古い作業道の跡がある程度どでした。

尾根に古い道

 歩けないほどではないのでそこを降りていくと、前方に鉄塔が見えてきました。 鉄塔手前で灌木の藪となりますが、そこを過ぎると鉄塔に出合います。

鉄塔出合い

 ここまで来れば後は巡視路を降りていくだけでした。

下の巡視路へ

 下の鉄塔へ通じる巡視路を降りていき、少し登り返すと2つ目の鉄塔に到着しました。

下の鉄塔へ進む

植林に

登り返すと鉄塔

更に鉄塔の下へ

 鉄塔付近は広く刈られています。 更に246mへ尾根を降りていくと、246mの少し下で90度右に折れて谷沿いに降りていきました。

境界沿いに進む(明確な巡視路あり・

ここで右へ降りる

踏み跡を降りていく

谷へ

 最後に倒木がありますが、それをくぐると林道に難なく降りてきました。

木橋があるが…

巡視路の入り口

 到着地点は駐車地から200mと離れていません…。

林道を少し歩いて駐車地へ

 2分ほど降りると、無事に車に到着しました。

2分ほどで車が見えてくる

【反省点】
 特にありませんでした。

【次回】
 梅雨の合間の晴れ間で、前日までの雨量により行くところが変わるので、直前まで不明です。(幾つかの案はありますが)


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