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[登山] 滋賀県 余呉トレイル 新谷山・妙理山縦走 [登山]

 今回も、高い山は諦めて比較的近場の滋賀県の「新谷山」から「妙理山」を縦走してきました。 当日は、朝から気温が高く最高気温も30度超えの予報だったので、「妙理山」到着後は当初予定していた「大黒山」は諦め椿坂へ下山しました。 展望は林道からしかありませんでしたが、「妙理山」付近のブナ林が素晴らしく、それらを眺めながら気持ちよく歩くことが出来ました。

林道から数少ない展望(琵琶湖方面)

妙理山東のブナ林

滋賀県
余呉トレイル 新谷山・妙理山縦走
日付 2023年07月16日(日)
天気 曇のち晴れ
山域 余呉
場所 滋賀県長浜市余呉町柳ケ瀬
距離 11.6km
累積標高 +869 -869m
時間
5時間15分
人数 単独
撮影枚数
0308枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0000枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
D(一部倒木による藪)
展望
(A:良い~E:なし)
D
見どころ ブナ林
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値)
05:35 210m 0.0km 柳ヶ瀬駐車地 出発
05:45 (00:10)
215m
0.5km 八幡神社(新谷山登山口)
06:50 (01:05)
662.0m
1.8km 新谷山
07:20 (00:30) 750m 3.1km 林道稜線分岐
07:40 (00:20) 710.3m 3.8km 四等三角点(点名:椿坂)
08:05 (00:25) 670m 4.6km
671m付近
09:00 (00:55) 901.5m 5.8km 妙理山 休憩
09:15 (00:15) 901.5m 5.8km 妙理山 出発
10:15 (01:00) 304m 8.0km 椿坂 妙理山登山口
10:50 (00:35) 98m 11.6km 柳ヶ瀬駐車地 到着

Garmin Connectt

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)
20230716map.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/3np99fV4orGymeDa8

 当初は高い山を計画していましたが、週末の天気が悪い方向に変わったため、以前から計画していた余呉トレイルの「新谷山」へ登ることにしました。 登山口は、以前歩いた柳ヶ瀬山の登山口にある柳ヶ瀬集落なので、そこにある駐車地へ向かうことにします。

 自宅からは高速利用で1時間半弱で到着するので、4時過ぎに出発しました。 世間は3連休の長日ということもあり、いつもよりは車が多めですが朝早いので渋滞もなく木之本インターで降りると5時半頃には柳ヶ瀬に到着しましたが、ここで問題発生です。
 予定していた柳ヶ瀬登山口の駐車場が除雪車の駐車場となっています・・・。 幸い、裏手に回ると駐車できそうなのでここに停めていきましたが、ここに停めて良いものか確認していません。

除雪車の横に祠(裏手に駐車)

ここは柳ヶ瀬

 早速準備を整えて出発しますが、前回同様朝から暑いので水を多めに持っていきました。(ザックが重たいです) まずは国道を南へ少し戻り、バスの停留場の南にある高速道路の高架下をくぐります。

バス停へ

道路を渡る

柳ヶ瀬バス停

高速道の下をくぐる

 くぐり抜けると正面に階段があるのでここを登ると八幡神社があり、ここが新谷山の登山口です。

八幡神社入り口

奥にも祠

上に本堂

 本堂で安全を祈願し登っていきますが、明確な登山道の入口が見当たらず、裏手へ回り込み斜面に取り付きました。

ここで参拝

 巡視路入口などの標識はありますが、踏み跡は無く適当に登っていきます。

巡視路?

適当に斜面を登る

 前方が藪っぽく成っているので、右へ続く獣道?をトラバースして植林の中を登っていきました。

植林帯を上へ

 急斜面をつづらおれで登っていくと明確な踏み跡があらわれ、幹にテープが巻きつけられここが登山道で間違いなさそうです。

テープがあらわれる

 ここからは直登する踏み跡を辿っていきますが、灌木が多くなります。

藪の間に踏み跡(テープは下に落ち)

 右からの尾根と合流しました。 湿度が高くすで汗だくとなっており、当分急斜面が続きそうなので、ここで羽織っている空調服を稼働させます。

尾根沿いの道に

 尾根沿いには掘れた古い作業道も残っています。

昔の作業道?

 標高400m付近で地図通り傾斜が緩むと、暫くは歩きやすい道を歩いていきました。

明確な道に

 標高500mを過ぎると、西尾根への上りとなり傾斜が強まります。

急登が続く

 尾根との合流が近づくと、藪や倒木などが多くなり難儀します。

西尾根手前から藪

 左手の藪が薄いのでそちらの踏み跡を進んでいくと、尾根の北に当たる植林の斜面に出てきました。

左から廻り込む

 周囲は枯れ木などが多く、木々の間からは栃ノ木峠へと続く街道などが見えていました。

西尾根から北方面を望む

 ここからは尾根沿いに東へ向かいます。 尾根の左側に踏み跡がついており、藪などもないのでそこを登っていきました。

山頂へ登る

 山頂へ登っていくと植林となり、下草も少なく歩きやすい斜面となります。

最後は下草の無い林に

 前方にテープが見えたのでそちらへ登っていくと、三角点のある「新谷山」の山頂に到着しました。

新谷山三角点

 山頂も植林の中で展望はなく、予定通り「妙理山」へ向かいます。 まずはすぐ近くの林道に出て、これを稜線分岐まで歩いていきました。

山頂近くに林道

林道を進む

 ここまで景色が眺められるところは少なかったですが、林道を進んでいくと南東側が開け、琵琶湖などを見ることが出来ました。

七々頭ヶ岳

琵琶湖を望む

 林道は日差しの届くところでは草の勢いがあり、草の露でズボンが濡れていきます…。

草が生い茂る

 北へ向かってつづら折れに登っていくと、平坦な道となります。

林道を登る

 緩斜面を高みを目指して進んでいくと、左カーブの先で稜線分岐に到着しました。 と言っても何か目印があるわけではなく、古い林道が左に分岐しているだけでした。

ここで左奥へ

 廃林道となっており、倒木や草が邪魔します。

廃林道を進む

 北西方面の尾根に向かって林道も伸びており、獣の足跡なども林道を辿っていました。

林道は尾根の左を通る

林道は獣道に

 林道は木々などが生え始めていますが、なんとか通れる道が続き710.3mの三角点へと続いていました。

林道は下へ

下へショートカット

 三角点手前は藪の斜面を降りていきます。 三角点のすぐ横に林道が通っていますが、肝心の三角点は藪の中で見つかりませんでした…。

三角点付近は藪・・・

 林道から外れると下の尾根へ急斜面を降りていきました。

林道から外れ尾根を下る

ブナ林

 次第に細尾根となり枝などが張り出し歩きづらくなって来ました。

細尾根は藪

妙理山の東尾根

 671m地点手前で妙理山との間の最低鞍部に到着します。 左下は沢の源頭といった感じとなっており、尾根沿いに細い踏み跡が続いていました。

鞍部付近

細い踏み跡を進む

 程なくして671m付近を通過しますが、ここから尾根沿いに灌木が生い茂り、更に倒木などで進みづらくなってきました。

671m付近(ここから藪)

倒木に苦労する

 尾根沿いに踏み跡が続いていますが、それらの上に倒木が連なり藪の中の迂回を強いられます。

いたるところに倒木

 左斜面に踏み跡がある場合もありますが、それらは獣道のようで人が進むには狭すぎます…。 仕方なく倒木の上を乗り越えていきますが、体力の消耗が激しいです。

標高750m付近は倒木帯

 標高800mほどまでこのような道が続き難儀しますが、稜線が近づくのに従い左斜面が歩きやすくなっていきました。

もう少しで主稜線に

 最後は左から巻いていくと藪も無くなり、ブナ林となりました。

最後は左から巻いて

稜線はブナ林

 右奥に赤テープが見えてきますが、そちらは東尾根の洞寿院からのコースでしょう。

右に洞寿院からのコース

 稜線と合流すると明確な踏み跡となり、北の山頂へと続いていました。

妙理山まで後少し

ブナ林の快適な道

 この辺りは気持ちの良いブナ林で、標高も800mを越えて山頂までは涼しく歩いていけました。

ブナ林が続く

 ブナを眺めながら緩斜面を登っていくと、程なくして妙理山の山頂に到着しました。

山頂手前で登りに

妙理山

 ここも展望などはありませんが、風も吹いて涼しいので暫く休憩していきました。

三等三角点

 予定では、ここから更に北へ向かって「大黒山」まで縦走する予定でしたが、最近の暑さで寝不足なのと、この陽の最高気温が35度前後まで上がりそうなので、体力には余裕がありますが大事を取って椿坂へ下山することにしました。 何れにしても途中までは同じ道なので、西尾根に向かってテープを辿っていきました。

西尾根へ

 こちらにも明確な踏み跡が続いており、道を確認しながら降りていきました。

明確な踏み跡に

 途中、標高860m付近で右に分岐があるはずですが、気が付かずに通過していました…。

テープをたどる

 尾根沿いに踏み跡は続いており、テープも多めで迷うことはありません。

850m付近

 標高800mから750m付近までは緩斜面の尾根となりますが、右斜面に踏み跡が続いていました。

尾根の右を進む

緩斜面となる

 尾根は次第に南へと降りていますが、750付近で西の小尾根へ降りていくので注意が必要です。

750m付近で西尾根に移る

 この分岐もテープが多く踏み跡などを見逃さなければ問題ありません。 次第に急斜面となりスリップに注意が必要です。

急斜面に

 急斜面の途中からは左前方に琵琶湖が見えており、これが最後の眺めとなります。

急斜面から琵琶湖を望む

 広い尾根となり傾斜が緩むと灌木も多くなり、木々の間を分けた道が続きました。

傾斜が緩むと灌木が多くなる

 踏み跡を外さなければ藪などはありませんが、所々でテープが外れ落ちているので注意が必要でした。

550m付近

尾根を外さずに進む

 標高460m付近でアンテナ施設があらわれます。

アンテナ設備

 ここからは更に明確な道となり、周囲も植林となっていきました。

450m付近で植林に

 先程のアンテナ設備に繋がっていたのかスチール製の支柱があらわれます。

アンテナ施設の続き?(この先で右縺

 この少し先でテープが右下に見えており、ここが下山最後の分岐となっています。

斜面下にテープ(右斜面を下る)

 テープに従い右の斜面を降りていくと、北へ小さな尾根があらわれます。

小尾根

 踏み跡やテープなども付いており、ここが登山道で間違いありませんが少し荒れていました。

踏み跡薄く

 尾根を降りると踏み跡は不鮮明となり、西に向かって適当に進んでいきました。

適当に進む

 左から沢と合流し、水の流れの中を進むと道があらわれお墓が並んでいました。

お墓?

 すぐ下に民家がありますが、そちらではなさそうなので民家の手前を右へ進み堰堤手前に出てきました。

下に民家

堰堤手前に出る

 ここに「妙理山登山口」の標識が立っています。

登山口の標識

 林道に出ると左に折れ、国道へと降りていきます。

ここは下谷川

国道に出る

 国道に出ると後は車道を3kmほど先にある駐車地まで歩いていくだけです。 とは言え予報通りの晴れとなっており、気温も28度を超えています…。

良い天気に

 車の往来は北側が通行止めなので多くはありませんが、気をつけながら歩いていきました。 また懸念していた暑さも、強い風が吹いていたのでそれほど暑くは感じません。

左に高速道

 ジリジリと照りつける日差しに耐えながら35分ほどで、柳ヶ瀬集落の駐車地へ無事戻ってきました。

柳ヶ瀬集落に戻る(右に駐車地)

【反省点】
 気温の高い日が続くので、特に低い山の場合は短めの距離(15km以下)で計画しようと思います。

【次回】
 週末の土曜日に、中央アルプスに登ろうかと計画しています。


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