[登山] 滋賀県 横山岳 白谷本流コース [登山]
今回は、滋賀県の「横山岳」に白谷本流コースで登ってきました。 登山口で標高250m余りしかなく、早朝からの登山でしたが蒸し暑くて大変でした。 それでも白谷コースでは、滝から降り下ろされる涼しい風が心地よく、気持ちよく歩くことが出来ました。 また、当日は想像以上の快晴となり、白山などを望むことが出来ました。
東峰から白山方面のパノラマ
五銚子の滝
日付 | 2023年08月20日(日) | ||
天気 | 快晴 | ||
山域 |
両白山地
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場所 | 滋賀県 | ||
距離 | 8.4km (内林道 2.7km) | ||
累積標高 | +984 -984m | ||
時間 |
4時間30分
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人数 | 単独 | ||
撮影枚数 |
0462枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4) 0000枚 (Panasonic DMC-GM1) 0280枚 (Panasonic DC-TX2) |
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登山難度 (A:安易~E:高度) |
C(五銚子の滝から急登)
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展望 (A:良い~E:なし) |
B(東尾根) | ||
見どころ | 五銚子の滝 | ||
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値) | |||
05:50 | 261m | 0.0km | 白谷登山口(駐車場) 出発 |
06:25 (00:35) |
480m
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1.3km | 林道出合 |
07:05 (00:40) |
695m
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2.1km | 五銚子の滝 |
08:10 (01:05) | 1131.7m | 2.9km | 横山岳 休憩 |
08:25 (00:15) | 1131.7m | 2.9km | 横山岳 出発 |
08:50 (00:25) | 1130m | 3.7km | 横山岳 東峰 |
09:15 (00:25) | 900m | 4.9km | 下山分岐 (5分休憩) |
09:50 (00:35) | 477m | 6.3km | 東尾根登山口 |
10:20 (00:30) | 261m | 8.4km | 白谷登山口(駐車場) 到着 |
Garmin Connectt
写真リンク: https://photos.app.goo.gl/PW4zDkVGo9GMmKQm9
滋賀県の「横山岳」へは2010年に始めて登っており、その時の登山口は今回と同じく「白谷登山口」でした。 しかし、その時は「白谷本流コース」ではなく、東尾根からの周回コースとし、墓谷山経由で大回りしています。 その後は2018年3月の雪の時期に、「横山岳」から「左千方」まで周回で縦走しています。 今回は、以前から歩いてみたいと思っていた白谷本流コースを、暑さを凌ぐ目的で歩くことにしました。
登山口までは、高速利用で1時間半程度なので、自宅を4時すぎに出発しました。 北陸自動車道を木之本へと向かいますが、その手前に出来た小谷城スマートインターチェンジで降り、国道365号線を北上していきました。
木之本手前の国道303号線で右折すると、岐阜方面へと向かい杉野の集落で左の「横山岳」の標識を見て集落の中へ入っていきました。 道沿いに進み、再度の標識で左に曲がると細い山道を奥へと走っていきます。 暫く進むと広い駐車場が見えてきて、白谷の登山口に到着しました。
白谷小屋
山岳信仰の霊場 横山岳
横山岳について
この時間の駐車場にはまだ車は止まっていません。 準備を整えたところで、小屋の右手にある白谷本流コースの標識を確認し林道を歩いていきました。
林道は草は多めですが踏み跡も明確で、沢の流れを見ながら奥へ歩いていきました。
暫くは林道歩き
堰堤横を通る
程なくして林道終点に到着しました。
林道終点
ここからは登山道となり、沢沿いの道を何度か小川をまたいで進みます。
小川をまたいで
小さな滝が連続しますが、登山道はそれらの横を高巻いています。
高巻いて
左岸に渡渉
踏み跡を進む
その先も登山道は明確で迷うことはありません。 暫く進むと左上に林道と思われるコンクリートの側壁が見えてきて、そちらに向かって標高を上げていきました。
左手に林道
林道に向かって登る
途中に道が削られたところもありますが、ロープなどもあり難なく通過していけました。
へつる
ここからつづら折れに
前方に橋(太鼓橋)が見えてくると、つづら折れの道となり林道のガードレール手前でアルミ製のハシゴを登り合流しました。
橋が見えてくる
林道に出る
最後はアルミハシゴ
先程見えた橋に向かって左に進むと、橋の横に登山道の続きがあらわれます。
左へ
太鼓橋の手前に登山道の続き
ここからも沢沿いの道を進んでいきます。
?1
良い天気
沢の中を進む
何度か渡渉して行くと、前方に大きな滝が見えてきます。
奥に経の滝が見えてくる
それが「経の滝」で、滝からは涼しい風が吹いてきていました。
経の滝
左斜面に道が続いているので、それを登っていきます。
左に巻き道
急斜面でロープが付けられていますが、それを使わないと登れないと言うほどではありません。
上へ
滝の上部へ
滝の上部に出ますが、更に沢沿いの道は続きます。
細い流れを辿る
後ろを振り向く
途中、左の沢から流されてきたと思われる石を含んだ土砂の上を歩いていきました。
土砂跡
倒木が流れて
谷幅が広くなると左へ沢が蛇行していました。
広くなる
ここも沢の中を進む
流れの脇を登っていくと、右手に小さな滝があらわれその先に「五銚子の滝」がありました。
小滝の横を通過
大きな滝で登山道にも水しぶきが飛んできます。 涼しげな滝の流れを見て体の熱も収まったところで、山頂までの急登を登っていきます。
後方の眺め
ここも左斜面の巻き道が付けられており、それをつづら折れで登っていきました。
滝の横を巻く
上部で谷に向かってトラバースしますが、ここはスリップ注意で通過します。
スリップ注意で
大きな岩の横を通過すると左の尾根に向かって登っていきました。
岩の横を進む
急登に
陽が差し始める
ここからは尾根沿いを進みますが、地図通りの狭い等高線で手足を使いながらの上りが続きます。
岩場あり
先程の滝から山頂まで450mほどの標高差があるので滝の涼しさはすぐに飛び、文字通り滝のような汗をかきながら登っていきます…。
階段状の道
急登が続きますが少しずつですが傾斜が弱まっていきました。
あと100m(実際には170mほど)
山頂まで20mほど近づくとようやく手を使わなくても進んでいけるようになりました。
普通に歩けるように
そして東尾根コースと合流すると、広い山頂に到着しました。
東尾根コースと合流
山頂に到着
二等三角点
山頂には相変わらず展望台代わりのプレハブの物置が置かれています…。
展望台代わりの物置
山頂から琵琶湖方面
ここで長めの休憩としていきますが、流石にまだ登山者は登ってきません。(遠くの声は聞こえました) 汗も収まったところで、東尾根経由で下山します。
東尾根へ
ブナ林の多い尾根沿いを進んでいくと、前方が明るく開けた東尾根の展望地に到着しました。
ブナ林が多く
前方が明るく
灌木帯
左右に展望
展望地からは、少し霞んでいますが琵琶湖や金糞岳が見えています。
琵琶湖方面
奥に伊吹山
東尾根からの展望(琵琶湖方面)
更に先へ進むと北側の展望も望め、白山などもハッキリと見ることが出来ました。
南方面
奥に白山(左)と別山(右)、手前は烏帽子
山頂方面
上谷山・三周ヶ岳方面
下に墓谷山
余呉湖
展望を眺めながら進んでいくと一旦樹林の中となりますが、そこを抜けると再度開け「東峰」に到着しました。
木陰は涼しく
東峰に到着
ここまで来ると西方面の展望が望めます。 岩の上などから奥美濃の山々を眺めていきました。
東峰からパノラマ
蕎麦粒山
左から黒津山・天狗山・花房山・小津権現山
奥に鍋倉山や貝月山
金糞岳
東峰から奥美濃の山々や白山など
岩の上から最後の展望を眺めたところで、一気に降りていきます。
下山再開
岩に登る
岩の上からの景色
ブナなども混じった雑木林を降りていくと、25分ほどで東尾根から南に分岐する地点に到着しました。
樹林帯に
ブナを見ながら降りていく
少し登り返し
倒木を避けて
分岐には大きな標識があるので見逃す恐れはありません。 ここで最後の休憩をし、急斜面を降りていきます。
右の東尾根登山口へ
ホツツジ
ここから下りに
黙々と降りていく
つづらおれの道を黙々と降りていくと、分岐から10分ほどで開けた草原に出てきます。
分岐から10分ほどで開ける
金糞岳が大きく
ここで唯一の登山者と出合い、挨拶を交わします。 植林に入ると右下に誘導され、急斜面を慎重に降りていきます。
ここで右下へ
ロープに沿って降りていく
急斜面を降りて林道へ
程なくして林道に到着します。
林道出合
ここが東尾根の登山口で、以前歩いていますがここまでの登山道の記憶がありません・・・。
登山口に下山
登山口のようす
ここからは林道を歩いて駐車場まで降りていきます。
左の林道を降りていく
林道には湧き水が流れているので、スリップ注意です・・・。
水が流れて滑りやすく
沢沿いの道となると木陰となり、沢からの風が涼しく感じられます。
沢沿いの道で涼しい
林道を30分ほど降りていくと駐車場が見えてきて、水場で顔を洗いスッキリしたところで帰路に付きました。
無事に駐車場に到着
白谷の水で顔を洗う
【反省点】
特にありません。
【次回】
週末に滋賀県と京都府の県境の山へ登ってきたので、その時の記録を掲載します。
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