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[登山] 滋賀県 三国峠・三国岳周回 [登山]

 今回は、滋賀県と京都府との県境にある「三国岳」に登ってきました。 古屋登山口に駐車し、若走路ルートの登山口から「三国峠(三国岳)」「地蔵峠」「岩谷峠」「三国岳」と高島トレイルを縦走しました。 下山は沢沿いとなる岩谷峠からとし、暑さを抑えながらの登山としました。

三国岳手前からの展望(琵琶湖方面)

滋賀県
三国峠・三国岳周回
日付 2023年08月26日(土)
天気 晴れ
山域
京都北山
場所 滋賀県高島市朽木古屋
距離 17.7km (内車道・林道 6.7km)
累積標高 +1134 -1134m
時間
6時間15分
人数 単独
撮影枚数
0397枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0000枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
B
展望
(A:良い~E:なし)
D(三国岳手前の岩場から僅かに)
見どころ ブナ林
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値)
06:40 416m 0.0km 三国岳登山口(古屋) 出発
07:25 (00:45)
485m
4.3km 三国峠登山口(若走路ルート)
07:50 (00:25)
626m
5.4km ナベクボ峠
08:10 (00:20) 776.1m 5.9km 三国峠
08:55 (00:45) 677m 7.5km 地蔵峠
09:45 (00:50) 818m 9.5km カベヨシ
10:15 (00:30) 800m 10.4km 800m付近 昼食休憩
10:30 (00:15) 800m 10.4km 800m付近 出発
10:40 (00:10) 780m 11.0km 岩谷峠 (5分休憩)
11:20 (00:40) 959.1m 12.5km 三国岳 (15分休憩)
12:00 (00:40) 780m 14.1km 岩谷峠
12:15 (00:15) 527m 14.9km 保谷出合 (5分休憩)
12:55 (00:40) 416m 17.7km 三国岳登山口(古屋) 到着

Garmin Connectt

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)
20230826map.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/RYhK9TvpPgoQyF6t9

 標高のある北・南・中央のアルプスや白山方面に行きたいところですが、午後はどこも雷雨予定なので安定しそうな琵琶湖西部の山へ行くことにします。
 いくつかの候補から、高島トレイルで唯一歩いていない「三国峠」から「三国岳」を歩くことにしました。 コースは色々と考えられますが、下山時に涼しく歩けるように、朝の早い時間に車道で三国峠の登山口まで歩き、下山を「岩谷峠」からの沢沿いで計画しました。

※計画が前日の遅い時間だったので、バスの運行時間が分からないので、車道は歩いて移動することにしました。

 登山口に6時半頃で計画し、自宅を4時半前に出発しました。 今回も北陸自動車道の木之本ICで降りて、琵琶湖西岸の国道367号を南下していきます。 県道781号線で右に折れ端を渡っていきますが、ここからの道は細くて何度来ても好きになれません・・・。 とは言えまだ朝早いので2台ほどの車とすれ違いますが、幸い道幅の広いところで問題はありません。 キャンプ場や集落などを通り過ぎ、30分ほど走らせると田畑の広がる古屋に到着しました。 橋を渡った左手に駐車余地があるので、ここに停めていきます。

 停めたところから続く林道が下山予定の三国岳登山口で、標識や登山届などがありますが、どれも倒れており無惨なものです。 

橋の横に駐車

古屋の三国岳登山口

 準備を整えると車道を三国峠の登山口へと向かいます。 この時間は、朝霧が立ち込め日が差し込んでいないので涼しく感じられました。

朝霧の中スタート

 車の通りもほとんど無く、20分ほどで大宮神社の横を通り炊けると、百里ヶ岳方面との分岐に到着しました。

前方が福井との県境の山

小学校の横を通る

大宮神社

橋を渡り左へ

 ここを直進すれば百里ヶ岳方面ですが、橋を渡ったところで左に折れます。 その先には周辺マップがあるので見ていきました。

観光マップ

周辺説明

 ここから奥に見える三国峠へ向かいますが、田んぼが広がり暫くは日陰はありませんでした。

ここから日陰なし・・・

 途中にバス停がありすれ違いで古屋方面に出発したので、もう少し早く来ていれば古屋からここまでバスで来られたようです…。
 集落を抜けると植林の林となり、また涼しくなりました。 左手に沢山の車が止まっているのでなんだろうと思っていたら、どうもコンサートが行われており参加者はキャンプで寝泊まりしているようでした。

山水人会場入口

 その先にも大きな駐車場があり、朝からけたたましい音で音楽を流していました。(クマ避けなのでしょうが…) そして大きくカーブを曲がると、その先に三国峠の若走路ルートの入口がありました。

若走路ルート入口

 ここから登山道となりますが、踏み跡は薄くテープも疎らです。

踏み跡を奥へ

 土砂などの流出で登山道は不鮮明と成っていますが、人の歩いた様子はあるので奥へ進んでいきます。

土砂で荒れている

テープを追って

 差のまま沢沿いに奥へ進むと、大きくえぐられた急登があらわれます。

ここは左から高巻く

 ここは左に巻き道があるので、少し戻って踏み跡を登っていきました。 左斜面に付けられた道はしっかりしたもので、峠までは明確な道が続いていました。

良い道が続く

 登山口から峠までは、わずか150mほどの標高差が無いため、程なくして前方に稜線が見えてきました。

峠が近づく

 峠手前から植林となり、最後は沢から離れ右に折れるとナベクボ峠に到着しました。

峠付近は植林

最後は右上に進み峠に

ナベクボ峠

 ここで水分補給をしながら汗を拭っていきます。 ここからは歩いたことのある道ですが、昔の話で記憶があいまいです。 三国峠へ急な斜面を登っていきますが、左から広い尾根と合流すると若干傾斜が緩みます。

三国峠へ

登りが続く

広い尾根と合流

 ここまで来れば山頂まではすぐでした。

山頂へ伸びる尾根

 傾斜が緩み二重山稜となると、左のピークに向かって急登をつづら折れで登っていきます。

左に山頂

左斜面を登る

 急登を登ると見覚えのある「三国峠」の山頂に到着しました。

三国峠山頂

高島トレイルの標識

 山頂は周辺の木々が育ち展望はあまりありません。 ここからは予定通り「地蔵峠」へ向かいます。

地蔵峠へ

 先程の二重山稜を降りて登り返すと、右に県境尾根が続きます。

登り返して右の尾根へ

尾根沿いを進む

 ここも以前歩いていますが、記憶していたよりも起伏が激しく、途中の林道分岐から先では藪っぽい箇所(シャクナゲ)もありました。

右の地蔵峠まで1.4km(登山道分岐)

比良方面

明るい尾根を進む

複雑な尾根を進む

灌木の中に踏み跡

シャクナゲのに道に

灌木の急登

 地蔵峠から40分ほどで727m付近まで来ると植林となり、標識に従い左斜面をつづら折れで降りていくと林道に出合います。

727m付近

ここから東斜面を下る

つづら折れで斜面を降りる

林道出合

 林道は未舗装路ですが地蔵峠に一台の車が停車していました。

この斜面を登る

地蔵峠

 ここから先は初めて歩くコースとなります。 標識の後ろの尾根に踏み跡が続いているので、急斜面を登っていきました。

取り付きは急斜面

 尾根沿いにはテープが少なく踏み跡も先程より薄めです。

尾根沿いの登りに

 この道であっているか不安になりますが、踏み跡はあるのでそのまま直進していきました。 急斜面を登ると稜線手前で標識があらわれます。

稜線合流

シロバナツルリンドウ

 ここからは左(東)に折れて、県境稜線を進んでいきます。

ここからのコースも鋭角な曲がりが多い

 県境稜線もここまで同様、ピーク付近で右へ左へと90度向きを変えて進むところが多くありました。 幸いその都度標識が立っているので、迷うようなことはありません。

右へ

左へ

 カベヨシのピーク(818m)までは雑木林が多めですが、手前からブナが多くなります。

カベヨシ手前(ブナ林が多い)

カベヨシ

左に

 南の峠に向かうのに従い、杉の大木が多く見られました。

大木の横を通る

この辺りは立派な杉の木が多い

 シャクナゲのあるところも通過しますが、踏み跡に沿って刈られています。

シャクナゲの間を進む

 811mピークとの分岐にも、左へ向かうよう標識が立っています。 昼食休憩は峠でとも考えていましたが、お腹が空いてきたのと東からの風が心地よいので、ここの苔むした木の上に座り昼食休憩としていきました。

左へ

 涼しい風は下山予定の「保谷」から吹き上げています。 

涼しいのでここで休憩

 短めの食事を済ませて出発しますが、荷物も軽くなり10分ほどで「岩谷峠」に到着しました。 ここの標識は左に向かうように指示されているので、倒木をまたいで踏み跡をおていきます。

少し降りる

トンネルのような道に

岩谷峠手前

 休憩地点からは、ひとつピークを越えて降りたところに「岩谷峠」がありました。

下に岩谷峠

 ここで下山予定の登山道を確認していきますが、歩いてきた尾根の右斜面に薄い踏み跡が続いていました。 

岩谷峠

 ここからは「三国岳」へ長い登り返しとなります。

ここから三国岳への登り返しに

 暫くは急斜面というわけでは無く、細い尾根を進んでいきます。

山頂付近

細尾根に

 標高800m付近から給湯となり、岩場があらわれました。 しかし、岩の横に道が付いており問題とはなりません。

岩の横を登る

傾斜が緩む

 一度傾斜が緩みますが、その後また急斜面があらわれます。 その途中の岩の上に展望地があり、琵琶湖方面や伊吹方面が見えていました。

岩場の展望地から1

岩場の展望地から2

 ひとしきり登り傾斜が緩むと、941mピークとの分岐に出てきました。 ここで左に折れると、山頂まではすぐでした。

左へ

 尾根沿いにも道があるようですが、左斜面にトラバース道があり、これを進むと桑原分岐に出合います。

最後は左のトラバース道へ

桑原分岐

 ここで右に折れると、以前歩いた「経ヶ岳」方面の分岐がありました。

山頂手前の稜線分岐

 標識に従い右のシダの中の踏み跡を登って行き、急登を上りつめると「三国岳」の山頂に到着します。

三国岳山頂

標識

 山頂の展望はありませんが、日陰は風が吹いて涼しいので暫く休憩していきました。

展望悪し

 休憩後は来た道を戻り「岩谷峠」へ降りていきます。

三国岳手前から展望(琵琶湖方面)

帰路に三国岳手前から展望(琵琶湖方面)

 途中の岩場で最後の景色を眺めながら降りていくと、山頂から25分ほどで「岩谷峠」に到着しました。

岩谷峠から右斜面を進む

 峠からは往路に確認した東斜面の踏み跡を歩いていきました。

明確な踏み跡あり

 右の尾根に到着すると、そちらに向かって降りていきます。

右に折れて尾根沿いに降りていく

 登山道はよく踏まれており、明確な道が続いていました。

よく歩かれている

 所々にシャクナゲはありますが、その間には古い道が続いており峠道の名残でしょうか?

ところどころにシャクナゲ

 地図通り標高600m付近まで降りると、右斜面をつづら折れで降りていきました。

右に折れると斜面をつづら折れ

 下から沢の水音が近づいてきて、程なくして沢沿いの道に到着しました。

沢の水音が近づく

沢沿いに到着

 沢の水量はそこそこあり、ここで汗を洗い流していきます。

顔を洗う

 ここからの道は一部豪雨などで洗い流されていましたが、沢沿いに踏み跡があり迷うことはありませんでした。

沢沿いの道を下山

荒れているが踏み跡はある

 程なくして沢を渡るコンクリート製の道があらわれます。

コンクリートの橋を渡り林道へ

 これが林道で、水が流れるところはコンクリートで洗い越しとなっていました。

飛び越える(左奥に水道設備)

 これらを飛び越えながら歩いていくと左手に水道設備があらわれ、その先で広い林道と合流しました。

林道合流(右へ)

 ここで右に折れると駐車場まで長い歩きとなります。

谷沿いの道を歩く

分岐は右へ

 暫くは谷幅も狭く日陰が多めでしたが、分岐の先で河原が広がると炎天下となります・・・。

河原が広がり日差しが暑く

林道 細谷線

 針畑川と合流すると左に折れますが、ここから水たまりが多く厄介でした。

水たまりが多く

 そして沢に降りたところから35分ほどで、無事に駐車地に到着しました。

駐車地に到着

登山口の標識は倒れて

登山届けのポストも倒れて・・・

【反省点】
 特にありません。

【次回】
 週末に白山に登ってきたので、その時の記録を掲載します。


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