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[登山] 2023年 晩夏の白山 [登山]

 今回は、毎年登っている白山に行ってきました。 岐阜県側の平瀬道からピストンし、室堂からは山頂へは向かわずに南竜ヶ馬場を周回で歩いてきました。 当日は高曇りで遠望が良く効き、日差しも弱めで歩きやすい天気でした。 山頂周辺は涼しく夏も終わりと行った感じで、花は少なめでしたが景色を見ながら楽しく歩くことが出来ました。

アルプス展望台からパノラマ

エコーラインから南竜ヶ馬場を望む

2023年
晩夏の白山
日付 2023年09月02日(土)
天気 晴れ(高曇り)
山域
白山
場所 岐阜県大野郡白川村大字平瀬
距離 17.4km
累積標高 +1709 -1709m
時間
7時間20分
人数 単独
撮影枚数
0454枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0155枚 (Panasonic DMC-GM1)
0000枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
B
展望
(A:良い~E:なし)
A
見どころ 展望
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値)
05:10 1266m 0.0km 平瀬道登山口 出発
06:35 (01:25)
2029m
3.6km 大倉山避難小屋
07:50 (01:15)
2451m
6.3km 白山室堂 (10分休憩)
08:45 (00:55) 2068m 8.8km 南竜ヶ馬場 周辺散策
09:05 (00:20) 2068m 9.6km 南竜ヶ馬場 出発
09:25 (00:20) 2170m
10.4km
展望歩道 水場休憩 (10分)
09:55 (00:30) 2290m 10.9km アルプス展望台 昼食休憩
10:25 (00:30) 2290m 10.9km アルプス展望台 出発
10:55 (00:30) 2450m 11.8km 展望歩道分岐
11:30 (00:35) 2029m 13.9km 大倉山避難小屋
12:30 (01:00) 1266m 17.4km 平瀬道登山口 到着

Garmin Connectt

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)
20230902map.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/MejdXHjQbhuogR278

※お馴染みのコースなので、写真中心で記載します。

 昨年は市ノ瀬から「別山」へ登り別当出合へ下山しましたが、今回は平瀬道で室堂まで登り、歩いていないエコーラインで南竜ヶ馬場を周回することにしました。
 いつものように高山市に前泊し、翌朝4時すぎに出発します。 白水の登山口までの林道で2台ほど雲間を見かけましたが、ほぼ予定通りに5時頃に到着した登山口手前の駐車場は空いており余裕で停めていけました。

 早速準備を整えて出発しますが、ここ数日体調が思わしくなく息苦しいです…。

日の出直前にスタート

 日の出前の出発でしたがライトがいるほどではなく、登っていると鮮やかな朝焼けが見えていました。

朝焼け

 体調が悪いと思っていた割には足は動き、日の出とともにはじめの展望地に到着しました。

朝日

 その後も順調に標高を上げていきますが無理は禁物です。

奥に北アルプス・乗鞍岳・木曽御嶽山など

 1時間ほど登った大倉山手前で始めて山頂を確認しますが、この時期雪渓などは融けてありません。

山頂を望む

 大倉山を過ぎたところで日差しも指し始めていたので、休憩がてら帽子やサングラスを掛けていきました。

別山方面

恵那山を望む

 大倉山避難小屋を過ぎると長い急登が始まりますが、急ぐ必要も無いので少し速度を落として登っていきます。

大倉山避難小屋

斜面にサラシナショウマ

 この時期ともなると夏の花は終わっており、草木の色もあせて来ていました。 また、カンクラ雪渓などの残雪も完全に溶けており、歩きやすい道が続きます。

カンクラ雪渓(この時期雪はなし)

 灌木が見られだすと傾斜が緩み、森林限界を越えた展望のよい道となります。

ナナカマドの実

シナノキンバイ

森林限界を超える

 ここで雲が湧き出す前に東側の景色を見ていきます。 幸い日差しはありませんが、高曇りの空で遠望がよく効きます。

恵那山アップ

木曽御嶽山アップ(噴気が見える)

中央アルプスなど

南アルプス方面

平瀬道上部から北アルプスの展望

槍ヶ岳、手前に笠ヶ岳など

剱岳など

 ハイマツ帯を歩いていくと、左に別山が見られだし室堂の赤い屋根も見えてきました。

別山方面

室堂が見えてくる

 そして出発から2時40分ほどで室堂に到着しますが、まだ8時前なので登山者は少なめでした。

この時間はまだ空いている

ビジターセンター

 ここのベンチに座り、おにぎりを一つ頬張りながら今後のコースを確認します。

山頂方面

 予定通り「南竜ヶ馬場」へ降りていきますが、以前通ることが出来た室堂の東側の様子が変わり、古いトイレは閉鎖され替わりに綺麗なトイレが新設されていました。

新しいトイレ(綺麗)

 登山者が登ってくる主要道を「弥陀ヶ原」へと降りていきます。

南竜ヶ馬場へ下る

弥陀ヶ原を望む(右:砂防新道、左:エコーライン)

 沢山の登山者が登って来ていましたが、皆さん登りが続き息を切らしていました…。 暫く降りていくと左にエコーラインへの分岐があらわれるので、ここで左折していきました。

エコーライン分岐(左へ)

 気持ちの良い木道となり、周囲はハイマツで遮るものはありません。

エコーラインの木道を進む

クモマニガナ

尾根沿いの道に

 左に谷が近づいてくると、谷越しに北アルプス方面の展望が見られでします。

左に乗鞍岳や木曽御嶽山などを見ながら歩く

左下に万才谷

 万才谷の源頭を過ぎると、谷間からチョロチョロと流れる水音が聞こえます。

万才谷の源頭

 前方には向かう南竜ヶ馬場が見えてきますが、素晴らしい眺めでした。

エコーラインから南竜ヶ馬場を望む

 尾根の末端が近づくと、「別山」を近くに見ながらつづら折れに降りていきます。

前方に別山を見ながら降りていく

 南斜面ということもあり、斜面の花を見ながら下っていきます。

ヤマハハコ

アザミ

南竜ヶ馬場が一望

大長山・赤兎山など

別山

南竜ヶ馬場へ標高を落とす

ハクサンフウロ

アキノキリンソウ

オトギリソウ

カライトソウ

 程なくして別当出合からのコースと合流すると、左に折れて南竜ヶ馬場へ歩いていきました。

別当出合方面と合流

 万才谷を木橋で渡ると左上に南竜ヶ馬場の小屋が見えてきます。

万才谷

油坂の頭と別山

ゴマナ

アオノツガザクラ

南竜ヶ馬場に到着

 この辺りは川の流れがあるので、他と少し植生が違います。

ハクサントリカブト

?1

 ここで一旦寄り道をしていきました。 分岐で右の橋を渡り別山方面へ向かいます。

別山方面へ進む

エコーラインの登山道(中央)

 暫く進むと右手に目的の湿地があらわれますが、ほとんどの花は終わってしまったようです・・・。

湿地に到着


 かろうじて数輪だけイワイチョウが咲いていました。

イワイチョウ

花の時期は終わり・・・

池塘

クロマメノキ

 気持ちの良い木道を先程の分岐まで戻ると、展望歩道で下山を開始しました。

展望歩道へ進む

 ここも木道が続くところで、暫くは平坦な道が続きます。

暫くは木道

 小川を右に見ながら谷の奥へ進んでいくと、水源辺りで木の橋を渡り急登がはじまります。

小川沿いに進む

南竜ヶ馬場が遠くに

 その手前の沢の近くの岩の上に座り込み、休憩をしていきます。

ここで休憩

湧き水

ここは柳谷

 休憩後は左岸の尾根を登っていきます。

尾根沿いの道に

 松や笹に覆われた尾根を登っていくと、右側が切れて展望が見られ始めました。

右に展望

 日当たりも良くマツムシソウが見られます。

マツムシソウ

 更に登っていくと、唐突に「アルプス展望台」に到着しました。

アルプス展望台

 ここは以前来たときにも休憩をしていきましたが、今回もここで昼食休憩としていきます。

南竜ヶ馬場野営場(右に先程歩いた湿原)

別山アップ

アルプス展望台から別山方面を望む

アルプス展望台から北アルプス

カヌー?で遊ぶ人

右に別山山頂

アルプス展望台からパノラマ

 景色を見ながら休憩したところで、残りの登りを再開しました。

稜線へ向かう

 ハイマツにつけられた道をつづら折れで登っていくと、傾斜が緩み稜線に到着しました。

ハイマツの稜線沿いに

大倉山

ハイマツの平坦な道に

 いくつかの花を見ながら進んでいくと、往路の平瀬道と合流しました。

イワギキョウ

イワギキョウ(白花変種)

ミヤマリンドウ

室堂分岐に到着

 ここからはいつものように平瀬道を一気に降りていきます。

最後の展望(ここからは一気に下る)

 往路はまだ薄暗く写真を撮らなかった花などを見ながら降りていくと、1時間35分ほどで無事登山口に到着しました。

ミヤマキンポウゲ

カワラナデシコ

往路・復路ともここで休憩

リンドウ

?2

長い階段を駆け下りる

無事に下山

【反省点】
 特にありません。

【次回】
 若狭方面の低山に登る予定です。


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