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[登山] 福井県 池河内から千石山・駒ヶ岳・桜谷山・小栗山周回 [登山]

 今回は、天気が持ちそうな福井県の「千石山」から滋賀県の県境にある「若狭駒ヶ岳」と「桜谷山」を周回で歩いてきました。 朝方は晴れてはいますが水蒸気が多く雲が多めでしたが、10時以降は晴れ渡りブナ林の中を気持ちの良く歩くことが出来ました。

桜谷山から東側のパノラマ

福井県
池河内から千石山・駒ケ岳・桜谷山・小栗山周回
日付 2023年09月10日(日)
天気 晴れ(曇多く)
山域
丹波高地
場所 福井県小浜市池河内
距離 15.9km
累積標高 +1366 -1366m
時間
6時間40分
人数 単独
撮影枚数
0707枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0156枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
D(落合橋に降りる尾根の末端注意)
展望
(A:良い~E:なし)
B
見どころ ブナ林
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値)
06:10 115m 0.0km 落合橋 出発
06:50 (00:40)
435m
0.9km 主尾根合流
07:35 (00:45)
682.4m
2.3km 千石山 (5分休憩)
09:10 (01:35) 780.1m 6.4km 駒ヶ岳 (5分休憩)
09:55 (00:45) 751m 8.7km 与助谷山
10:35 (00:40) 825m
10.5km
桜谷山 (10分休憩)
11:15 (00:40) 723m 12.3km 小栗山
11:30 (00:15) 683m 13.2km 683m分岐
12:05 (00:35) 557m 14.7km 557m地点
12:50 (00:45) 115m 15.9km 落合橋 到着

Garmin Connectt

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)
20230910map.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/UCzgBEqd4p8yHbB48

 台風は影響もなく通り過ぎましたが、台風一過とはならず湿った空気の影響で午後から雨が降り出す予定です。 そこで、その影響が少なそうな日本海側の山から「若狭駒ヶ岳」に登ることにしました。 「駒ヶ岳」へは今までも数回登っていますが、今回は小浜方面の「池河内」から周回で登ることにします。

 自宅から2時間は掛からないので、4時半前に出発しました。 東北自動車道と舞鶴若狭自動車道で小浜ICに6時前に到着します。 そこから国道27号線を東へ戻り、東市場の交差点で池河内の標識を見て右折します。
 明通寺を通り過ぎ池河内の集落を奥へ進むと山道となりますが、舗装されており問題はありません。 集落から細い道を1kmほど入ると前方に橋が見えて来たので、その手前の路肩が広くなった部分に停めていきました。

橋の手前に駐車

 駐車した左斜面が往路に登る予定の尾根ですが、まずは準備を整えていきます。

林道 大滝線の起点

 前方に掛かる橋の銘板を確認し、ここが落合橋で間違いありません。

大滝川

落合橋

 準備が整ったところで、大滝林道へ入るとすぐ左手に黄色テープがありそこが登山口でした。

林道入り口の左斜面へ

黄色テープの目印を追う

 黄色テープは、尾根に向かって転々と続いており、尾根の右手には作業道と思われる広い道が続いていました。

右斜面に古い作業道

 作業道は右に折れていくので、そこからは尾根沿いを進んでいきます。

作業道から外れて尾根沿いに登る

 次第に傾斜が強まり、かなりの斜度を登っていきます。

急登に

 問題は急登だけであればまだ良いのですが、蜘蛛が多いのか至るところに大きな蜘蛛の巣があり、それらに尽く引っかかって行きます…。

左手に植林

 蜘蛛の巣をストックで払いながら登っていきますが、急登に加えて体力を消耗していきます。

随所にテープ

稜線への登り

 出発から40分ほどで稜線に到着しました。 稜線にも黄色テープがあり「落合橋FW」と書かれています。

稜線から下山口のテープを見る

 ここで右に折れると、高低差の少ない稜線歩きで「千石山」へ向かいます。

右に折れて踏み跡を辿る

 尾根沿いに明確な踏み跡が付いており、それを追って歩いていきます。 途中からは北の谷から作業道と合流し、掘れた道を進んでいきます。

ここにも作業道

 歩きやすい尾根を進んでいくと、左に植林があらわれその中をトラバースしていきました。

歩きやすい尾根に

斜面をトラバース

 地図の屈曲点に到着すると、左斜面が急登となっておりそちらにテープが続いています。 

左斜面を登る

 斜面はザレて登りづらく、テープも左に誘導しています。

ザレて登りづらく

 左へトラバースしていきますが、倒木などがありそれらを避けて進んでいきました。

左へトラバース

 若干傾斜が緩んだところで、上部に向かって登っていきます。

若干緩んだところを登る

 傾斜が緩むと東に向かって稜線を進んでいきます。 一旦下る形となり複雑な尾根を歩くことになりました。

一旦降りる

 平坦な尾根となると山頂まではすぐです。

平坦な尾根に

 左に折れて斜面を登ると、程なくして千石山の山頂に到着しました。

千石山最後の登り

傾斜が緩む

 三角点のある山頂に到着するとここで休憩していきます。

千石山山頂

二等三角点

 休憩していると雲が流れて日が差してきました。

陽が差してきた

 休憩後は南の「駒ヶ岳」へ向かいます。

駒ケ岳へ

 暫くは広く平坦な疎林を歩いていきます。

暫くは疎林

 左手に植林があらわれると尾根沿いに灌木があらわれますが、植林にある作業道を歩いていきました。

左に植林と灌木

左へ

 暫くすると前方が明るくなり、東側が開けた展望地に到着します。 ここから若狭湾などを見ようとしますが、この時間は雲が多く近くの山が見える程度でした。

展望地に到着

図根点

東方面は雲が多い

 ここからは自然林の明るく気持ちの良い尾根が続きます。

明るい尾根を進む

小浜方面

良い雰囲気に

 次第に低い雲も取れて青空が覗いてきます。

青空を望む

シダの中を進む

 シダの斜面を登ると尾根は疎林となり、前方に「駒ヶ岳」が見えてきました。

展望を見ながらの道

山頂が見えてくる

 この辺りから終始東西方面が望め、少しだけ登り返すと「駒ヶ岳」の山頂に到着しました。

山頂手前から東側の展望

左に桜谷山、右に多田ヶ岳

750m付近から緩斜面に

標識

駒ヶ岳に到着

 誰かいるかと思っていましたが、人の気配はなく休憩がてら山々を見ていきました。

駒ヶ岳からの眺め

 幸い陽射しがありますがこの時間は風が強く、それほど暑くは感じません。 軽い休憩後は予定通り西尾根を縦走し、「桜谷山」へ向かいます。

西尾根を進む

 ここまでの様子とは違い、西側の天気はよく今年5月に登った「多田ヶ岳」などが見えていました。

多田ヶ岳を望む

千石山を望む

 暫くはブナ林が多く見られ、その中の木陰を進むので涼しく歩くことができました。

駒ケ岳西のブナ林

 程なくして左に麻生との分岐があらわれます。

分岐は右へ

 この辺りから左右に展望が得られるところが多くなり、景色を眺めながら歩いていきます。

多田ヶ岳方面

北側の展望

奇形ブナ

明るい尾根に

 ブナの明るい尾根を右へ左へと蛇行しながら歩いていくと、「与助谷山」に到着しました。

ブナ林が続く

与助谷山

与助谷山の標識

 ここからも稜線を西に向かって進んでいきます。

更に西へ

 765mピークへと次第に広い尾根となり、ピーク付近は二重山稜でどこでも歩けそうでした。

広い尾根に

池河内越

高低差のない道が続く

次第に疎林に

シダも枯れだし

湿気が多いのか苔むしている

二重山稜に

 765mピークを過ぎると、南側に展望が広がる草地となりました。

桜谷山手前からの眺め(左に百里ヶ岳)

 ここから「桜谷山」までは終始景色が見られるので、速度を落として眺めていきます。

南側の展望

西側の展望(奥に比良山地)

縦走路からパノラマ

花は終わり綿毛に

大木

 「桜谷山」の手前から登りとなりますが、ザレた斜面で登りづらいところです。

ザレた登りに

 山頂付近からは東から南に向けてこの日一番の展望が広がっており、休憩がてら暫く眺めていきました。

桜谷山から西側を望む(中央奥に駒ケ岳)

千石山方面

桜谷山からパノラマ

桜谷山の標識

眺めの良い山頂

 ここから「小栗山」までは以前雪の季節に歩いたところです。 北西に連なる尾根に入ると、左に木地山峠と分けて踏み跡のある道を直進していきます。

北西に向かう

木地山峠分岐(直進する)

 「小栗山」までは立派なブナが多いところで、木陰の中を歩いていきます。

ブナ林を進む

気持ちの良い尾根

 桜谷山から標高差100m以上降りた鞍部付近で左に上根来(かみねごり)との分岐が現れます。

小栗山との鞍部付近

上根来分岐

 この辺りで尾根は北に進路を変え、「小栗山」へと緩やかに登り返していきます。

高低差のない尾根が続く

ブナが多く

 そして「桜谷山」から30分ほどで「小栗山」に到着しました。

小栗山

三等三角点

 ここからは雪の時期に歩いている北のピークへ歩いていきます。

向かう北のピークを望む

少しずつ標高を落として

歩きやすい尾根が続く

登りになると尾根幅が狭くなる

 途中、細尾根がありますが枝を避けながら歩き、登り返したところが目的のピークでした。

枝などを避けながら進む

 ピーク手前は南の展望が広がり、桜谷山からここまでの稜線が一望できます。

右から小栗山・百里ヶ岳・桜谷山

ピーク付近のようす

 以前はこのピークで西へ降りていきましたが、今回は逆の東へ進んでいきます。

白石神社分岐

東尾根へ

 ピークの東側へ向かうと白いテープがあらわれ、そこからは向かう下山尾根や北方面の展望が見られました。

下山する尾根と千石山を見る(奥に三重岳な

北側の展望

 ここからの東尾根は灌木の藪が濃く、その間に細い踏み跡があるので辿っていきます。 灌木を避けて右側へ向かい、左に目的の尾根が見えたところで斜面を通り尾根に合流しました。

東尾根へは藪を通る

 ここからも灌木を避け尾根の左斜面を進んでいきます。

左へ

 北東方面の尾根に入ると踏み跡や境界標識があらわれました。

踏み跡が現れる

境界見出標

境界沿いに進む

 ここからは尾根沿いに一気に標高を落としていきました。

標高を落としていく

567mピークと左奥に多田ヶ岳

 557mピークへと何度か上下を繰り返して行きますが、ここまでは危険箇所などはありません。

雑木林を進む

557mピーク

 広い557mピークに到着すると、ここで東へ向かいます。 ここから予定コースには赤テープが続いており、迷うことは少なくなりました。

下山尾根に赤テープ

 赤テープを頼りに尾根の途中で左に折れると、シャクナゲの間を北東斜面を降りていきます。

シャクナゲの中を左に

 傾斜が強まるので、つづら折れに降りていきました。

テープを目印に進む

450m付近

 暫く慎重に降りていくと、450m付近でようやく傾斜が緩みました。

傾斜が緩む

 ここから地図は広い尾根に書かれていますが、実際は岩尾根となり右側が切れていました。

岩場に出る

 ここにもテープがあり道であることがわかります。

赤テープあり

 脆い岩を注意しながら降りていくと、唐突に広い作業道があらわれました。

350m前後は岩場が続く

作業道跡に出る

 作業道は150mほど続いておりこのまま降りられるかと思いましたが、最後の尾根分岐で左に降りていました。

作業道は左へ(直進するが)

 作業道を降りれば安全に下山できるのでしょうが、テープはそのまま直進しているのでそちらへ進みました。

黄色テープを追う

 最後は急斜面となっていそうなので、右斜面を降りていきました。

右斜面に向かう

 テープを見失いますが、すぐ下に林道が見えてきたのでそのまま急斜面を降りていきました。

ここを降りてくる

 最後は左へ降りるのが正解でしたが、無事に林道に降り立ちます。

橋の手前に出る

 すぐ下に流れる沢で汗を洗い流しさっぱりしたところで、橋を渡り車に戻りました。

橋の先に駐車地

【反省点】
 特にありません。

【次回】
 土曜日に三重県の低山に登ったので、その時の記録を掲載します。


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