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[登山] 三重県 摺鉢山・稲子山・経ヶ峰周回 [登山]

 今回は、以前も登った三重県津市の「経ヶ峰」に東にある「摺鉢山」から周回で歩いてきました。 距離も短く標高差も大したことありませんが、体調不良とこの時期としては気温が高くなり辛い歩きとなりました。
 当日は雲が多い日でしたが、「経ヶ峰」山頂からは360度の展望が広がり、それなりに楽しむことが出来ました。

経ヶ峰からパノラマ

三重県
摺鉢山・稲子山・経ヶ峰周回
日付 2023年09月16日(土)
天気 晴れ(曇多く)
山域
布引山地
場所 三重県津市芸濃町小野平
距離 10.4km
累積標高 +1068 -1068m
時間
5時間00分
人数 単独
撮影枚数
0449枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0042枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
C(分岐多数あり道迷い注意)
展望
(A:良い~E:なし)
B
見どころ 展望
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値)
06:00 140m 0.0km 小野平駐車地 出発
06:55 (00:55)
464.2m
1.7km 摺鉢山
08:15 (01:20)
574.3m
4.0km 稲子山
09:05 (00:50) 760m 5.3km 経ヶ峰 北峰 (5分休憩)
09:30 (00:25) 818.8m 6.0km 経ヶ峰 休憩
09:40 (00:10) 818.8m
6.0km
経ヶ峰 出発
10:20 (00:40) 520m 8.1km 小野平の滝稜線分岐
10:45 (00:25) 230m 9.4km 小野平の滝
11:00 (00:15) 140m 10.4km 小野平駐車地 到着

Garmin Connectt

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)
20230916map.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/8ycB49BNAmmLsRMM6

関連リンク
  2010年02月13日 三重県の『経ヶ峰』と『錫杖ヶ岳』周回登山

 「経ヶ峰」へは2010年の2月にも「錫杖ヶ岳」との周回で登っています。 今回は前日からの体調不良もあり近場の短めで計画し、久しぶりに歩いていない「摺鉢山」方面から歩くことにしました。

 登山口までは自宅からは高速利用で1時間ほどで到着するので、日の出前の5時前に出発します。 世間は3連休の初日ということもあり、車の多い高速道を芸濃ICへと向かいました。
 ほぼ予定通り芸濃ICで降りますが、ここから登山口までカーナビは旧街道となる県道28号線の狭い道を誘導していきます…。(帰路は広い道を選択しました)
 小野平集落に到着し、左に大きくカーブするところで右に入りますが、ここも狭い道で荒れていました。(帰路は手前の広い道を通ります) 右手からの広い道と合流したところで、道路脇に駐車して出発の準備を整えます。

手前に駐車

 6時前ですがすっかり日の出も遅くなり、丁度日が差し始めています。

朝日

 今回は昼前には下山できる予定なので、お弁当などもなく軽装で出発しました。 まずは駐車地から北側に続く細い道を進みます。

林道を北へ

 草が伸びた道を進みコンクリート製の橋を渡ると、取り付き予定の尾根の斜面に到着しました。

橋を渡る

 橋の左方面は植林で取り付きやすそうですが、地図から急登と思われたので林道を右に進んで行きますが、竹林や藪が続き水路もあるので良いところが見つかりません。

左は竹林

 結局、少し戻ったところから竹林へ取り付きます。

竹林の中を進む

 竹林の中は獣道が縦横に伸びており、どこへでも歩いていけそうです。

上へ登る

 適当に登り、左斜面を進む獣道をトラバースして行きました。 前方に尾根が見えてくると、そこからは植林の整備された作業道があらわれます。

尾根に合流する

植林の中を登る

 明確な踏み跡が尾根沿いに続いているので、それを辿り西へ向かいます。

踏み跡が続く

271mピークへ登る

 271mピークへは急登となりますが、つづら折れに踏み跡などもあるので大したことはありません。

271mピーク

 ピークからも踏み跡が続いており、右の鉄塔と分けて進んでいきました。

右下に鉄塔

 その先からはまた急斜面の登りとなりました。

登りが続く

つづら折れに登る

 ここもつづら折れに登り尾根上に到着すると、東から地図の破線路と思われる踏み跡と合流します。

破線路?に合流

 程なくして摺鉢山の南のピークに到着します。

摺鉢山南峰

 ここで北に進路を変えると、テープや踏み跡を辿る緩やかな登りとなりました。

尾根沿いに進む

倒木帯

 途中で尾根は西へ曲がりますが、そこから先の山頂までは急登となります。

山頂へは急登に

傾斜が増す

 中々の斜度で、幹などに掴まりながら登ります。 標高差50mほどを一気に登ると、三等三角点のある「摺鉢山」に到着しました。

三等三角点

摺鉢山

 「摺鉢山」からの展望は全くないので、少し休憩してから南西斜面を降りていきました。

南西斜面を降りる

 斜面は急でザレた部分もありますが、つづら折れに踏み跡が続いているのでそれを追って下っていきます。

ザレた斜面に注意

50mほどで傾斜が緩む

 傾斜が緩むと「稲子山」までは長い縦走の始まりです。

長い稜線歩きに

 高低差の少ないピークが連なっており、その都度登り返したり斜面をトラバースで通過していきました。

幾つもの小ピークを越えて(ここは左斜面を

 周辺は基本的には植林ですが、伐採をまぬがれた木も残っていました。

鞍部に巨木

最低鞍部

 工程中の最低鞍部を通過すると、長い登りが続きます。

長い登りに

 ここまで展望は全くありませんでしたが、右に伐採斜面があらわれ「錫杖ヶ岳」などを近くに見ることが出来ました。

右斜面が開ける

嘉嶺・北笠岳

錫杖ヶ岳(右に亀山方面)

 この辺りでは細尾根を登るところもあり飽きさせません。

細尾根の急登に

 この尾根道は正式な登山道ではありませんが、人の手が入っており危険箇所などはありません。

下草の無い尾根

伊勢湾方面

 暫くは面白みのない植林が続きますが、尾根の幅が広がると赤ペンキの矢印があらわれ、よく歩かれた道を進んでいきます。

変化のない林が続く

赤ペンキの矢印が

明確な作業道が続く

 稲子山への上りとなると、左斜面に「経ヶ峰」方面への巻き道があらわれました。 ここは直進し、急な斜面を登っていきます。

稲子山巻き道分岐(右へ直登)

右の尾根へ

稲子山への急登

 黙々と登っていくと、立派な山頂標識のある「稲子山」に到着しました。

稲子山

四等三角点

 東側に展望が少しだけ開けており、伊勢湾なども望めました。 ここからは正式な登山道となり、踏み跡も濃くなります。

ここからは明確な登山道に

 平坦な植林をテープを頼りに進み、「経ヶ峰」へと続く尾根に復帰します。

尾根に復帰

 ここからは以前も歩いているはずですが、全く記憶にありません・・・。 踏み跡を辿っていきますが、ピークなどは斜面をトラバースする道が付けられており、最小の労力で歩いていけました。

尾根沿いを進む

右にトラバース

 ピークを2つほど越えると明るい尾根となり、気持ちよく歩くことが出来ました。

木の根の道

また右へ

ここから急登

細尾根

気持ちの良い尾根に

 前方が明るくなりカヤトの茂るピークに到着します。

伐採されカヤトの原に

 ここは「経ヶ峰」の北峰に当たるところで、目の前に「経ヶ峰」の山頂が見えていました。 山頂には人の姿や近くを歩く人の話し声も聞こえてきます。

経ヶ峰山頂

 少し休憩をとり左手にある山頂へ向けて歩いていきました。

北峰

 

 平坦な植林に入ると、右手から「嘉嶺」方面からの道と合流しました。

左へ進む

登山道分岐(左へ)

 少し進むと登山道に水が流れこんで来ています。 「どこから?」と思いながら進んでいくと、左手に避難小屋が見えてきたのでそちらに向かいました。

水の流れの先に小屋

 小屋の手前にドボドボと音を立てながら水が出ています。 すごい水量ですが、山中から湧き出しているのでしょうか? 汗で濡れた顔を洗い、タオルを水で冷やしていきました。

水場と小屋

飲料注意

小屋の前はキャンプ場

 ここから山頂へは、小屋の前を通り階段を登っていきます。

小屋

階段のある登山道

 急斜面に階段が左手に続いており、山頂直下まで登っていきます。

左上へ

 山腹の巻き道を左に見て、右に折れて山頂へ向かいます。

右に折れて山頂に

 アセビの林を抜けると、左に下山分岐と分けて広い山頂に到着しました。

山頂に到着

 山頂からは360度の展望が得られます。 残念ながら東側に低い雲が立ち込めており、名古屋や四日市などは見えません。

展望台

南西方面のパノラマ

経ヶ峰山頂標識

山頂から霊山方面

左に摺鉢山、中央が下山尾根

笠取山方面

霊山方面

東屋

展望図

 10分ほど景色を眺めたところで、下山を開始します。 下山は東尾根からなので、先程の分岐を降りていきました。

分岐を右へ

 踏み跡が縦横についていますが、歩きやすい道で降りていきました。

尾根沿いに下る

 程なくして小屋からの巻き道と合流します。

左から巻き道と合流

標識が多い

 ここまでも数人の登山者がいましたが、ここから良い道となりトレランの人や登山者などとすれ違います。 

よい道に

電波反射板

 電波反射板を過ぎると2箇所ほど右に分岐を通過します。

高座原分岐

石の多い道に

広尾分岐(左へ)

 広尾分岐にはベンチがあり、ここで一息つけてから踏み跡の薄い尾根沿いに入っていきました。

踏み跡が薄くなる

 ここも登山道ですが利用する人が少ないのか、先程までとは雰囲気が違います。

植林の作業道を進む

岩の左端を進む

 尾根沿いに植林が続いており、572mピークの先でテープが複数つけられた地点に到着しました。

植林が続く

標識

テープが多いところに到着(左へ)

バイク禁止

 当初はここから510.1m三角点を通過し「野口」の尾根末端まで向かう予定でしたが、残りの水が少ないのと体調が本調子でないので、予備コースとして考えていた「小野平の滝」へ向かう尾根道を降りることにします。

白テープを追う

 小野平の滝へと降りる尾根は572mからの主尾根で、破線で道が書かれており明確な踏み跡が続いていました。

広い尾根に

 テープを追って降りていくと、下山分岐から10分ほどで右下から水音が聞こえてきました。

ここにも白テープ

沢の水音が近づく

 そのまま尾根沿いを降りて沢へ寄り、また顔を洗って熱を取り除きます。

沢に合流

 谷沿いに合流すると、草に覆われた林道と合流しました。

谷沿いの林道と合流

 荒れた林道かと思っていましたが、そのようなことはなく「小野平の滝」を見て駐車地へと戻っていきます。

安西神社林?

林道歩きに

樹間から小野平の滝

小野平の滝の説明文(今の滝は6mとのこと)

前方が明るく

 前方が明るくなると水道設備と思われるタンクの横を通過し墓地に到着しました。

水道設備

墓地にあるトイレと東屋

 ここのトイレを借り、ひと歩きすると駐車地に無事到着しました。

駐車地に到着

【反省点】
 特にありません。

【次回】
 日曜日に長野県の山に登る予定です。


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