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[登山] 滋賀県 鈴鹿 鞍掛橋から鈴ヶ岳・御池岳散策 [登山]

 今回は、急遽予定を変更して鈴鹿の「御池岳」へ鞍掛橋から登ってきました。 期待した通り、テーブルランドでは秋の気持ちの良い青空を眺められ、楽しみながら歩くことができました。

鈴北岳からパノラマ

御池岳のテーブルランドを望む

滋賀県 鈴鹿
鞍掛橋から鈴ヶ岳・御池岳散策
日付 2023年09月30日(土)
天気 晴れ
山域
鈴鹿
場所 滋賀県犬上郡多賀町大字大君ケ畑
距離 13.3km
累積標高 +1236 -1236m
時間
5時間25分
人数 単独
撮影枚数
0556枚 (FUJIFILM FinePix XP140)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0127枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
B(急斜面注意)
展望
(A:良い~E:なし)
B
見どころ 御池岳の山頂台地
時刻・標高・距離・行程(時刻以外は推定値)
06:00 423m 0.0km 鞍掛橋駐車地 出発
06:30 (00:30)
699m
0.8km
2つ目の鉄塔(西屈曲点)
07:10 (00:40)
916m
1.8km 境界尾根(稜線鉄塔出合)
07:45 (00:35)
1130m
2.8km 鈴ヶ岳
08:15 (00:30)
1182m
3.8km 鈴北岳
08:45 (00:30) 1247m 5.4km 御池岳(丸山)
09:00 (00:15) 1207m 6.0km ボタンブチ
09:30 (00:30) 1150m
7.1km
土倉岳分岐
10:00 (00:30) 1241m
8.5km
奥の平
10:10 (00:10) 1247m 8.9km 御池岳(丸山)
10:30 (00:20) 1130m 10.4km 鈴北岳
10:45 (00:15) 989m 11.5km 巡視路分岐
11:15 (00:15) 480m 12.7km 御池谷出合(林道出合)
11:25 (00:10) 423m 13.3km 鞍掛橋駐車地 到着

Garmin Connectt

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)
20230930map.jpg

写真リンク: https://photos.app.goo.gl/1ZYU9U952kdZW4bU8

※御池岳付近は何度も歩いたところなので、詳細は割愛します。

 当初、週末は良い天気予報でしたが直前に変わり、午後から不安定な予報に変わります。 そのため、急遽予定していた山を延期し近場の山に変更します。
 鈴鹿の「御池岳」に登る計画を立てますが、は毎年一度は訪れているのでそろそろバリエーションも少なくなってきました…。 とは言え、まだ歩いていない鞍掛橋から「鈴ヶ岳」へ登り、鈴北岳経由で御池岳に向かうプランで実施しました。

 登山口は前記したように「鞍掛橋」となります。 自宅から下道で1時間半ほどと見て、4時半に出発しました。 当初予定していた最短コースで向かいますが、Web上に掲載されている情報と裏腹に分岐の入り口には通行止めの表示があります…。 仕方が無いので大回りで向かいますが、朝早いので大した違いはなかったかも知れません。

 鞍掛峠に差し掛かるとまだ日の出直後にも関わらず、駐車場が埋まり始めていました。 峠を通過し一気に標高を落としていきます。 大きなカーブを曲がると鞍掛橋が見えてきたので、その先の広い路肩に駐車していきました。

 今回も午前中には戻ってくる予定なので、前回のミスを考慮し水を多めに持ち出発しました。 鞍掛橋方面に戻ると、林道分岐手前にある巡視路に入っていきました。

巡視路入り口(右奥の路肩に駐車)

 入口から右に曲がると植林斜面に取り付きます。

植林の斜面へ

 はじめは急登ですがすぐに一定の傾斜となり、尾根沿いに続く道を一直線で登っていきました。

上へ

まずは鉄塔へ

 少し進むと前方が明るくなり、広く刈られた鉄塔に到着しました。

鉄塔出合

 鉄塔の周りは西から北にかけて伐採されており、この時点ですでに遠くまで見えていました。

霊仙山

 ここからは傾斜も緩み、近くに見える鉄塔へ植林の中を歩いていきます。

上の鉄塔へ

テンニンソウが多く

 次の鉄塔までは数分で到着します。

すぐに次の鉄塔に到着

 ここから巡視路は不明瞭となり、電線沿いに直登する踏み跡と、右斜面を西に向かう踏み跡に別れます。

不明瞭な巡視路に

上へ行くが

 テープを信用して上部に行くと、右手の幹に巻かれたテープがあらわれます。

右手にテープと踏み跡あり

 そちらまでは倒木などがあり踏み跡も薄めですが、テープまで来ると斜面をトラバースする明確な踏み跡があらわれました。

気持ち下りに

トラバース道となる

 等間隔でテープが続いており、古い地図にもこちらがコースとして記載されています。

荒れているが危険なし

 道は多少荒れていますが明確な踏み跡が続いており、テープや「火の用心」と書かれた標識もあり迷うことはありません。

この標識が目印

長いトラバース

 長いトラバースを進んでいくと、植林の疎林となります。 ここでトラバースは途切れており、左手の折り返したところににテープが続いています。

ここでようやく切り返す

 ここも倒木などで踏み跡が不鮮明な部分がありますが、「火の用心」の標識などもありこの道で間違いありません。

標識は倒れて

 左へ登りながら進んでいくと、前方が明るくなり稜線の鉄塔に難なく到着しました。

前方に鉄塔が見えてくる

 ここですでに標高900mを超えていますが、出発地点で400mを超えているので、それほど登った感じはありません。

尾根の標識

 鉄塔から再度北側の展望を眺めていきます。

鉄塔からの眺め(下に出発地点の谷)

 ここで小休止し、稜線を東にある「鈴ヶ岳」方面へと向かいました。

鈴ヶ岳へ向かう

 少し進むと月の鉄塔に到着し、ここまで来ると奥に伊吹山がはっきりと望めました。

次の鉄塔に

奥に伊吹山

 ここから「御池岳」までは何度か歩いているので気は楽です。 広い尾根のしだの生い茂る斜面を登って行くと30分ほとで「鈴ヶ岳」に到着しました。

シダの中を進む

所々に石灰石

広い鈴ヶ岳山頂

鈴ヶ岳

 周囲には石灰岩がゴロゴロと転がっており、その上に立つと北西の山がよく見えます。

まだ雲が多い

 ここからは急な坂を降りて「ヒルコバ」と呼ばれる峠へと降りていきます。

下りに

 踏み跡やテープを辿り降りていくと、よい雰囲気の「ヒルコバ」に到着します。 ここから御池岳の南へダイレクトに行けるようですが、調査不足なので今回は諦めます。

ヒルコバ

 尾根沿いの通常コースで登り返していくと「鈴北岳」手前から展望が広がり始めました。

登りに

南西方面の展望

緩やかな登り

前方が開けて

 西側に180度の展望が開け、先程まで居た「鈴ヶ岳」も見えています。

鈴北岳手前からパノラマ

鈴ヶ岳と琵琶湖

前方に鈴北岳ピーク

 そして出発から2時間15分ほどで「鈴北岳」に到着しました。 ここは鞍掛峠からのコースとの合流点でもあり、今回の予定コースの下山分岐でもあります。

霊仙山と伊吹山

霊仙山アップ

鈴北岳標識

 ここからは右に折れで御池岳の山頂(丸山)まで向かいます。

御池岳へ

名古屋方面

 分岐で右に折れると、前方に日本庭園と呼ばれると雰囲気のよいところが見えてきました。

日本庭園方面へ

 「元池」との分岐で左に折れると、暫くは登山道の踏み跡を辿っていきますが、左に曲がっていくので適当なところで直進していきます。

左側から適当に進む

 ここは旧道で以前は踏み跡もありましたが、今は鹿が駆除されているのか下草に明確な獣道がありません。 それでもシダなど低い植物が中心なので、適当に歩いていけます。


山頂方面

 時々登山道の名残なのか踏み跡があらわれますが、長続きはしませんでした。

踏み跡あり

振り返る

 山頂が近づいたところで、左の斜面を登っていきます。

山頂方面へ

 すると左から登山道と合流すると、山頂まではすぐでした。

登山道合流

御池岳(丸山)

 山頂で休憩中の人もいますが、展望は限られるのですぐにボタンブチへ向かいます。

適当にボタンブチへ

 こちらも登山道があるので歩いていくと、途中カレンフェルトの石灰岩でシマリスを見かけます。 人懐っこくチョロチョロと逃げていきますが、人から大きく離れようとはしませんでした。

シマリス

 そのまま登山道を進みますが、道が付け変わっていたので最短距離をショートカットで進むと「天狗の鼻」に到着しました。

 

いつものコースに(天狗の鼻)

天狗の鼻からの眺め

山頂方面

 その後は予定通りボタンブチを経由し、T字尾根下山分岐まで向かいます。

御在所岳方面

ボタンブチ

周回コースへ

 台地の南端を進んでいきますが、こちらには登山道があります。

南縁を進む

 ボタン岩に寄り、暫く休憩がてら展望を眺めていきました。

ボタン岩からT字尾根

 日差しが強く風はありますが、次第に暑くなっていきます。 木陰で休んだところで、更に東へ歩いていきます。

平坦地へ

登山道を進む

 この辺りから高低差の少ない台地が広がり、どこでも歩け気持ちの良いところです。

平坦地に到着

気持ちの良い草原

 カレンフェルトの中の踏み跡を少し降りていくと、T字尾根分岐に到着しました。

カレンフェルトを進む

T字尾根分岐

 当初はここからT字尾根に降りて、再度「鈴ヶ岳」に登り返す予定でしたが時間が思ったよりもおしていたのと、天気が下り坂だったのでテーブルランドの奥まで周回して戻ることにしました。

鹿は見かけず

?1

?2

 すくに「土倉岳分岐」に到着しますが、ここで周回する登山道の踏み跡は北東方面へ向かっています。

土倉岳分岐

 なるべく展望が得られる台地の縁を周回したいので、右の獣道などを辿って周回します。

縁を進む

フカフカの苔

 テーブルランドの最も東側を通過しますが、この辺りもカレンフェルトで石灰岩が露出しているところです。

藤原岳が近くに

ここにもカレンフェルト

北東方面

 「藤原岳」や雲に覆われた「養老山地」を見ながら周回し、1194mピークの東に到達します。

山頂方面に廻り込む

1194mピーク

 ここからはピークの左を巻いて歩いていくと、ピークを過ぎた所で登山道と合流しました。

登山道に復帰(踏み跡は薄い)

 登山道といってもここまで来る人は少なく踏み跡は薄いものでした。 前方に「奥ノ平」が見えてきますが、その奥に見える雲は灰色がかっており雨雲のようです。

奥ノ平へ

奥ノ平

雲が湧き始める

 ここからは登山道もハッキリしたものとなり、丸山を経由して「鈴北岳」へ戻りました。

登山道で鈴北岳へ

コグルミ谷からの道と合流

鈴北岳が見えてくる

 鈴北岳に到着した時点で雲が湧き出し周囲を覆い始めています。

山頂方面(雲が多くなる)

 ここからは予定通り鞍掛峠方面に降りていきますが、こちらにもガスが湧き始めていました。

鈴北岳から下山尾根を確認

リンドウ

 花崗岩質のザレた道を一気に降りると10分ほどで1056mピークに到着します。

ザレた道に

1056mピーク

 ここから暫くは緩い下りとなり、5分ほど進んだ北西尾根との分岐で左の林に降りていきました。

登山道から左に入る

 少し降りると枝にテープで目印が現れます。 踏み跡もありますが、余り使用する人がいないのか薄いものでした。

西の尾根沿いに

踏み跡薄く

 次第に明確な尾根となり、程なくして植林の作業道と合流します。

植林となる

 急な坂道となりますが、道はつづら折れで作られており、岩などもうまく迂回していきます。

岩場を通過(通過後に振り返る)

 そして尾根の分岐から15分ほどで、上の鉄塔に出合います。

鉄塔に到着

 ここまで来ると、右下から国道を走るバイクや車のエンジン音が大きく聞こえてきました。

朝通った鉄塔が見える

 ここからは巡視路となりますが、お陸地が見当たらないので適当に降りて巡視路と合流します。

適当に下る

明確な道に(巡視路)

 明確な道を降りていくと5分ほどで下の鉄塔の横を通過していきました。

道を進む

鉄塔横を通る

埋まる階段

 ここからは更に広くなり歩きやすい道を降りていきます。

明確な道を進む

また火の用心の標識

分岐注意(下山時は問題なし)

 そして何度か折り返して降りていくと、右下に林道が見えてきて林道の登山口に到着しました。

下に林道

破損した標識(鈴北岳急登)

入り口の様子

 後は林道を500mほど降りると、朝確認した林道入口となります。

ここからは林道歩き

橋を渡る

登山口?

 途中に重機が3台止まっているところを通過しますが、その様子から最近まで土砂崩れて通行止めのようでした。

土砂の撤去工事?

綺麗に土砂が取り除かれている

 そして「鈴北岳」を下山してから55分ほどで、無事に駐車地に到着しました。

林道入口に到着

【反省点】
 特にありません。

【次回】
 天気のよい土曜日に岐阜県の低山に登ってきたので、その時の記録を掲載します。


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