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[登山] 鈴鹿 綿向山へ霧氷見学 [登山]

 今回は、同行者の方達と鈴鹿の「綿向山」へ霧氷を見に出かけました。 10年前に登ったときのコースと反対廻りで巡りましたが、当時は夏で雰囲気が異なります。 目当ての霧氷は朝から気温が高く山頂に少しだけ見られましたが、風が吹くたびにポロポロと落ちていき、午後にはほとんど残っていませんでした。 また、生憎の曇り空でガスの中でしたが、休憩中には回復してきて何とか鈴鹿の山々を望むことができました。

関連リンク
 2009年8月30日 綿向山周回縦走登山

イハイガ岳付近から雨乞岳と清水の頭(霧氷で白く)
清水の頭が白く

鈴鹿
綿向山へ霧氷見学

日付
2019年12月08日(日)
天気 曇り
山域 鈴鹿
場所 滋賀県蒲生郡日野町大字西明寺
距離
13.5km (内車道1.8km)
累積標高 +1380m -1380m
時間
07時間35分
人数 4名
撮影枚数
0368枚 (FUJIFILM FinePix XP200)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
0000枚 (Panasonic DC-TX2)
登山難度
(A:安易~E:高度)
B(滑落注意)
展望
(A:良い~E:なし)
B
見どころ
霧氷、笹原
行程・標高・距離・時刻(標高の赤字はGPSから推測)
06:55 355m 0.0km 御幸橋駐車場 出発
07:15 (00:20) 460m 1.0km ヒミズ谷出合小屋 休憩
07:25 (00:10) 460m 1.0km ヒミズ谷出合小屋 出発
08:45 (01:20) 990m 3.7km 水無山 (5分休憩)
09:35 (00:50) 1110m 5.1km 綿向山 休憩
09:40 (00:05) 1110m 5.1km 綿向山 出発
09:50 (00:10) 1080m 5.5km イハイガ岳分岐 休憩
10:00 (00:10) 1080m 5.5km イハイガ岳分岐 出発
10:30 (00:30) 964.1m 6.8km イハイガ岳(10分休憩)
10:55 (00:25) 960m 7.2km 960m付近 昼食休憩
11:50 (00:55) 960m 7.2km 960m付近 出発
12:15 (00:25) 1080m 8.1km イハイガ岳分岐
13:30 (01:15) 842m 10.3km 高圧鉄塔(842m)
13:40 (00:10) 825.8m
10.9km
竜王山
14:00 (00:20) 490m 11.7km 林道出合
14:30 (00:30) 355m 13.5km 御幸橋駐車場 到着

Garmin Connect

実績コース(緑色は予定、赤色は実績)
20191208_map.jpg20191214A_map.jpg

写真リンク

※10年前の逆コースと同じなので、詳細は割愛します。

 12月に入り一気に冷え込み、自宅から見える「伊吹山」も一日で真っ白になりました。 同行者の方が以前から「綿向山」に行きたいと言っておられたのと、「綿向山」へは10年前に一度だけ登っていて記憶が薄れていたので、霧氷目当てで向かうことにしました。

 土曜日は終日厚い雲に覆われており、霧氷が見られるだろうと朝7時の出発で計画します。 集合を「道の駅あいとう」に6時半とし自宅を4時半過ぎに出発しますが、滋賀県に入ると雨が降ってきました…。 雨は止む気配もなく道の駅に到着しますが、シトシトと降り続いていました。 その後、同行者の方達も予定通り集まり、登山口へ向かいました。 20分ほど南下すると「綿向山」が大きく見えてきますが、山頂部は雲に覆われていました…。

 御幸橋駐車場に到着するとすでに4台ほどの車が止まっており、出発する登山者の方も見られました。

御幸橋駐車場
御幸橋駐車場

駐車場の紅葉
駐車場の紅葉

 出発の準備をしていきますが、小雨がパラパラと降っておりテンションは下がり気味です。 それでも歩き始めると、雨は止み若干明るくなってきました。 ヒミズ谷出合小屋へと川沿いの車道を歩いて行きますが、周りにはまだ紅葉が残っています。

駐車場と西明寺川の間を進む

駐車場と西明寺川の間を進む

 前方に堰堤が見えてくると、その横の階段を登って行きました。

奥に大きな堰堤

奥に大きな堰堤

階段を登る
階段を登る

 上で林道と出合い左折しそこを歩いていくと、程なくヒミズ谷出合小屋に到着しました。

林道出合

林道出合

竜王山の紅葉(上部はガス)
竜王山の紅葉(上部はガス)

ヒミズ谷出合小屋
写真:

 ここで小休止とし、この先の登りに備え温度調整をしていきました。 小屋の手前に「水無山」への分岐があるので、ここへ登っています。 植林帯の急登となりますが、それも暫くのことで尾根の左斜面をトラバースしながら登っていきます。

ヒミズ谷出合小屋(水無山分岐)
ヒミズ谷出合小屋(水無山分岐)

 左下が谷で急斜面なので気は抜けません。 それでも歩く人も多く道はしっかりとしているので、つまずきさえしなければ問題とはなりません。 30分ほど登ると右に急登となり、その上で林道に出合いました。

トラバースのロープ場

トラバースのロープ場

ここで右へ折れる
ここで右へ折れる

上にガードレール
上にガードレール

 ここから古い地図では林道を詰めていますが、林道の左に登山口が見えています。

林道を少し歩く(右に登山口)

林道を少し歩く(右に登山口)

 ここから再度尾根に取り付き登っていきますが、左下に林道が見えており並行にトラバースしていきます。

ここを登り植林帯へ
ここを登り植林帯へ

 暫く進むと林道へと降りていきますが、林道と出会うことはなく少しずつ登っていきました。 途中数箇所で道が崩れ、トラロープを補助に慎重に通っていきます。

下に林道(崩落している)
下に林道(崩落している)

ここにもロープ場
ここにもロープ場

 気は抜けませんが、これはこれで楽しんで歩いていけます。 そのまま「水無山」をトラバースしていくので、途中で山頂に向かって直登していきます。

トラバース道が続く

トラバース道が続く

 作業道の跡や獣道を辿り登っていくと、山頂手前のピークに到着します。 ピークの東側に登山道があるはずなので、そちらに向かいますが藪が出ており迂回しながら向かい無事登山道に出合いました。

水無山手前に出る

水無山手前に出る

 ここから目の前にガスをまとった「水無山」が見えており、急登となります。 岩場や石の上を登る道となりますが、山頂まではそれほどの距離ではありませんでした。

岩場を登る
岩場を登る

水無山山頂(雪が残る)
水無山山頂(雪が残る)

 山頂に到着しますが、ガスに覆われ展望はありません。 南水無山へは向かわずに、先程の道を戻り「綿向山」へと向かいます。

ガスが少しだけ晴れ
ガスが少しだけ晴れ

 先程パスした分岐に到着すると、ここからは表参道との合流点へと向かいます。

水無山・綿向山分岐
水無山・綿向山分岐

 まずは、文三ハゲと呼ばれる崩壊地を右に見ながら尾根を登ります。

崩壊地

崩壊地

崩壊地横を進む
崩壊地横を進む

 上部で左の急斜面へと入ると、ここから先では滑落注意です。

急斜面をトラバース
急斜面をトラバース

 危険箇所にはトラロープが付けられているので、それを握りながら通過していきました。

慎重に進む
慎重に進む

 危険地帯を通過すると傾斜も弱まり、前方に分岐標識が見えてきました。

表参道と合流(右へ)
表参道と合流(右へ)

 ここで表参道のメインルートと合流し、登山者も見かけるようになりました。 右に折れると山頂へのつづら俺を登っていきます。

山頂直下(ガスに覆われ)
山頂直下(ガスに覆われ)

 ここまで枝には水滴がついているだけで、霧氷や樹氷は見られません。 しかし、山頂が近づき風が強くなってくると、枝の先に白いものが見られ始めました。

霧氷が見られだすが…
霧氷が見られだすが…

 しかし、やはり気温が高いようで、風が吹くたびポロポロと落ちていきます…。 そして最後の味気ない階段を上ると、大きなケルンの立つ山頂に到着しました。

綿向山
綿向山

 しかし、相変わらずのガスで周囲は真っ白で何も見えません。

ガスガス…
ガスガス…

 山頂標識をバックに写真を撮り周囲の霧氷を見たところで、次の目的地となるイハイガ岳方面へと向かいます。

山頂の祠
山頂の祠

今季初めてのエビのしっぽ
今季初めてのエビのしっぽ

イハイガ岳へ
イハイガ岳へ

 イハイガ岳への分岐までは緩い下りの僚船となりますが、ここは風も強く冷え込んでいるので一番の霧氷地帯でした。

この稜線が一番の見所か
この稜線が一番の見所か

 今期初めてのエビのしっぽを眺めながら歩いていくと、イハイガ岳との分岐に到着しました。 この辺りからガスで展望かないため、珍しく写真撮影していません…。
 分岐の下で風を避けて休憩し、相談の上でイハイガ岳までピストンとします。 ガスで尾根の先が見えませんが、シカなどの足跡を辿り下りていくと、イハイガ岳への登りとなりました。 ここからは急登となりますが、尾根沿いの藪を進みこれで三回目となるイハイガ岳山頂に到着しました。

イハイガ岳
イハイガ岳

 ここで暫く休憩しますがガスが晴れる様子はありませんでした。 諦めて途中の草地で昼食休憩としていきます。 急斜面を降りていくと、その先は分岐まで緩やかな登りが続きます。

イハイガ岳直下の急斜面
イハイガ岳直下の急斜面

 暫く歩いていくと、休憩適地の草地に到着します。 ここで昼食休憩とし、天気の回復を待ちました。 すると、こちらの方が標高が低いこともあり、谷間から次第にガスが消えていきます。

ガスが晴れてきた
ガスが晴れてきた

仙ヶ岳方面が次第に明るく
仙ヶ岳方面が次第に明るく

山頂方面はまだガス
山頂方面はまだガス

 風も強くなり雲が流され西から南にかけて晴れ間が除きはじめます。

青空が覗く
青空が覗く

清水の頭が白く
清水の頭が白く

奥に仙ヶ岳
奥に仙ヶ岳

イハイガ岳
イハイガ岳

琵琶湖方面がわずかに
琵琶湖方面がわずかに

 結局、晴れそうで晴れない天気で、この日はこれが精いっぱいの様です。 一時間近く休憩を取り、予定通り分岐から竜王山へ縦走コースで向かいます。

鎌ヶ岳
鎌ヶ岳

分岐に到着
分岐に到着

 結局雲は高いところにあり、雲の下はそれなりに見えていました。

展望地から雨乞岳方面
展望地から雨乞岳方面

絶壁からの展望
絶壁からの展望

オンバノフトコロ
オンバノフトコロ

 そして分岐から一時間半程かけ鉄塔を経由して、竜王山の山頂に到着しました。

鉄塔からの展望1
鉄塔からの展望1

鉄塔からの展望2(山頂方面)
鉄塔からの展望2(山頂方面)

鉄塔からの展望3
鉄塔からの展望3

琵琶湖を望む
琵琶湖を望む

竜王山山頂
竜王山山頂

竜王山からの展望(南側)
竜王山からの展望(南側)

 琵琶湖の上は良い天気のようで、下界は晴れていました。 山頂から南の巡視路のプラスチック階段を下りていきますが、結構な急斜面でつまづき注意です。

巡視路の階段を下る
巡視路の階段を下る

 千畳平まで来ると名前の通り平坦となり、その先も植林の中を大きく蛇行しながら降りていきます。 

千畳平
千畳平

紅葉が残り
紅葉が残り

最後は植林帯をつづら折れ
最後は植林帯をつづら折れ

 竜王山山頂から僅か20分ほどで、林道に出会いました。

竜王山登山口
竜王山登山口

ここからは林道を下る
ここからは林道を下る

 ここからは2kmほど林道歩きですが、人数も多いのでお喋りしながら降りていくと、駐車場へはすぐ着きました。

集落の車道を進む
集落の車道を進む

中央奥に水無山
中央奥に水無山

中央奥に綿向山
中央奥に綿向山

【反省点】
 特にありませんでした。

【次回予定】
 前回予定していた滋賀南部の低山に登る予定です。


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